生活の様子

学校のブログ

4月6日の学校再開にむけて~緑小学校の計画~

いよいよ4月6日から、学校再開です。

2月27日から臨時休校となり、あっという間に1か月以上が過ぎてしまいました。

子どもたち全員と会える喜びは勿論ですが、再開に向けてはただならぬ緊張感が漂い、4月1日に異動してきた先生方も含めて職員会議にてたくさんのことを話し合いました。

 

【登校前のお願い】
 
 ①毎朝の家庭での検温は必須! ここが重要です。
 ②発熱、風邪症状(長びいているなど)の場合、無理させず欠席を。

  *「検温は学校でしてくれるだろう」という考えはおやめください。
  *学校へ来てからでは遅い…と、お考えください。
  *但し、朝、ご家庭では平熱でも、学校へ来て具合が悪くなることもあります。その場合の検温はいたしますのでご安心ください。(あくまでも朝の検温をご家庭でしてきていることが前提です。)

 

【登校時】
 ①マスクの着用は必須

 ②見守り隊やご近所の方に挨拶するよう声かけを(大声や至近距離でなければ、マスクをして普通に挨拶をしてい   いんだよ…と)  *日常を取り戻すきっかけに!

 

【学校到着後】
 ①各学年指定の場所で手洗い

 ②教室前で担任が健康チェック

 ③通常の通りに学習のための準備等を行う

 ④静かに読書

 

【授業中・その他の時間の約束】
 ①大声で話すのではなく、適度に聞こえる声で。

 ②マスクは着用したまま。

 ③歌う時は広めの教室または換気を十分にして

 ④机は前を向けたままで

 ⑤両脇は通路の状態で

 ⑥グループでの話し合いは机をつけず 距離を保って体向けあう

 ⑦授業の合間の準備時間 トイレのあとは しっかり手洗い

 ⑧屋外・体育館・図書室・特別教室などでの活動から戻ったら手洗い

 ⑨ものの貸し借りは避ける

 ⑩常に換気をするので 脱ぎ着できる(室温に合わせて調節しやすい)服装で

 

 

【給食】*一部まだ検討を重ねている部分あり。現時点での確認事項のみ記載。
  ◎手洗いはていねいに
 ①マスク着用(食べる直前まで全員はずしません)
 ②エプロン・三角巾着用
 ③ナフキン・箸持参
 ④配らず、自分の分は自分で取りに来る方式で
 ⑤盛りつけ当番最低限の人数で
 ⑥机はつけない・マスクはずしているので話さず食べることに集中
 ⑦盛りつけられた量が多いからといって戻しにくることはせず、多ければ残す(今回はやむを得ずこのように決めました)
 ⑧片付けの際も自分の分は自分で
 ⑨食べ終えたらマスク着用

 

【休み時間】
 ①体育館使用割り当て:1回に使用する学年を1つに
  図書室の閲覧・貸し出し割り当て:同上
  (例:月曜日の中休みは●年生のみというようにする)
   *不特定多数が密集するのを避ける
   *換気は常に


 ②グラウンドでの遊びを奨励
  ・複数学年が使用してよい
  ・遊具は点検が済むまで使用しない(表示済み)
  ・天候、グラウンド状態によって先生方が判断し、使用できない日もある
  

【水筒の持参】
 ①手洗いの回数などが増えることなどが予想され、水分補給を十分に行う時間の確保が難しいと考える。そのため、各自水筒を持参。水飲み場で水を飲む代わりなので、中身は「水」のみ。
 ②夏場の「熱中症対策」時は、屋外活動の際や登下校時に限っており、教室で飲むことは許可していないが、今回は水飲み場の混雑を避けた水分補給が目的のため、休み時間に教室で飲むことを許可する。
 ③毎日持ち帰る。忘れて置いて帰った場合、次の日に飲んだり使用したりしない。その場合は水飲み場で飲む。

 

【児童下校後の消毒作業】
 ①毎日
 ②教室(机・ドア・棚・共有部分)
 ③体育館ほか特別教室・階段手すり・トイレ・水飲み場など

 

【マスク】
 ①新1年生全員に1つ 手芸部さん(所属していない方のお手伝いも含む)のとてもかわいい手作りマスクを入学祝としてプレゼント(例年は紅白餅だが、今回は食べ物をお渡しすることができないため)
 ②2~6年生のマスク希望者把握:7日、PTA事務局よりアンケート配付 ➤需要があれば手芸部さんに作成を依頼 ➤PTA特別会計にて材料等購入 ➤作成後学校を通じて必要としている児童(家庭)へ無償配付(一人一つに限る)
 ③大き目のハンカチなどでも「手作りマスク」ができる ➤関連サイトの紹介(文科省より奨励あり)
  
 *苦労をおかけすることは十分承知しておりますが、保護者の方の工夫でマスク代わりのものでも、必ず着用させて登校させてください。

 

【万が一の場合】
 ①どんなに気をつけても、避けきれない場合もあります。
 ②万が一の場合には、速やかに保健所に連絡し、指示を仰いでください。学校も迅速に対応したいと考えます。
 ③濃厚接触者は2週間自宅待機が必要になるため、保健所等から学校へ連絡または保護者から連絡があった場合、必要に応じて個別に連絡し対応にあたっていただきます。
 ④対応の必要が生じた場合、必ず保健所等から学校へ連絡と指示があります。「噂」の出どころや拡散の原因となる行動はおやめください。
 ⑤匿名の電話には対応いたしません。問い合わせ、相談、報告の際は必ず名乗ってからにしてください。
 ⑥なりたくてなる人は一人もいません。このことによる「いじめ」「誹謗中傷」などは許さない姿勢を全員でもちましょう。「明日は我が身」とお考えいただき、お子様へのご家庭でのご指導もお願いします。

 

【最後に】
 
 いろいろな対応を迫られます。
 
 でも、緑小の先生方は知恵を出し合って考えています。

 PTA役員会やおやじの会、グリーンマザーズ、手芸部、今後決定するグリーンセール実行委員、そしてお一人お一人の保護者の皆さん、「こんな時だからこそ」何ができるか、どのようにすればよいか、これまでの経験や学びを生かして新しい何かを生み出せないか…と考えて行動していけたらと思います。

 それは、取りも直さず、「これからの子どもたちに身につけさせたい力」そのものです。

 私たち大人の姿、行動を通して、子どもたちに伝えられることを精一杯しながら、一人一人の命を大事に守っていけたら…と考えます。

 学校再開からが、本当の勝負のように思います。

 どうぞ、今後もご理解とご協力をお願いします。

 

Ⅳをとばして記載してしまいました 改めまして 卒業証書授与式Ⅳ

外で待っていて下さったたくさんの保護者の皆様。

卒業式を終え、下校する児童を待っていてくださった保護者の皆様。

お仕事のご都合で、この場には来られなかった保護者の皆様。

皆様の思いが伝わって、「晴れの日」にふさわしいお天気となりました。

 

卒業証書授与式Ⅴ

担任の先生へ花束を・・・

そして、前に先生がお休みしていたとき、みんなで作りかけていた千羽鶴。

千羽には達していないけれど、せっかくみんなで作っていたから渡したい。

相談を受けて、こちらもサプライズとすることに。

前日に持ってきていただいたものを受け取り、こっそり音楽室後ろの戸棚の中へK先生が隠しておいてくれました。

千羽鶴を渡す児童は、感極まって涙がぽろり…。

子どもたちの優しい気持ちに、先生は「ありがとう。」と言って受け取っていました。

ほかにも自主的に作ってきたプレゼントを渡す児童も。

気持ちを何か形で表したいという、子どもたちがかわいくて、そしてせつなくて。

短い時間の中で最大限に心を伝えてくれた子どもたち。

本当に、本当に、卒業おめでとう!

本日、78名全員がそろって卒業を迎えられたことに、心から感謝します。

保護者の皆様ありがとうございました。そして、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。

 

卒業証書授与式Ⅲ

保護者の方が相談し用意してくれた先生方への花束

担任の先生方には内緒で用意してくださった花束を渡す児童。

本当は、一人一輪ずつ渡すはずでした。

時間がないことや今のおかれている状況を考え、代表者が渡すのみとしました。

どちらの学級担任も、サプライズの感謝状と花束を喜んでいました。

ちなみに裏話ですが、朝、玄関で花束を託されたT先生は、今回の事情(サプライズ)を知らされていませんでしたので、花束の入った紙袋をもって、意気揚々と?音楽室へ向かってきました。

サプライズを知っていた私は、「あれ?その花…。」とT先生に尋ねると「〇〇さんからなので、担任の先生に」と音楽室に入っていくところでした。

「いや、それは違う!」

ぎりぎりのところで待ったをかけ、機械室に花束を隠しました。

本当は、玄関で花を受け取る役目を引き受けていた私は「危なかった~。偶然音楽室から出てきてT先生を止められてよかった~。ふぅ。」と冷や汗をかきました。

保護者の皆さん、ごめんなさい。危ないところでした…笑

会場に同席できなくても、こうして子どもたちが担任の先生に感謝の思いを伝える場面をつくりあげていただいたことで、とても短い最後の時間も、温かく彩られました。

本当に、ありがとうございました。

卒業証書受書式Ⅱ

先生方しか拍手する人がなく、静かな卒業式。

でも、2組の子どもたちが入場する間、先に座った1組の子たちの拍手が自然と加わって・・・。

自分たちでつくり上げる意識。

優しい心づかい。

卒業の名にふさわしいふるまいのできる子どもたちがいることを誇りに思います。