学校長挨拶

 

令和7年度スタートにあたって

                                                                                                千歳市立緑小学校 校長 佐藤一希

 

緑小学校は、清流千歳川と緑豊かな青葉公園に隣接し、豊かな教育環境・自然環境に恵まれています。その豊かな自然や文化、地域人材等を活用し「地域の自然を再発見し、命の大切さを学ぶ千歳川カヌー体験(水の安全学習)」「連携したアイヌ文化と人権の学習」「千歳科学技術大学による出前講座」など体験的な教育活動に積極的に取り組んでいます。

 本校は今年で開校68年目を迎えます。これまで歴史と伝統を積み重ねてきた緑小学校を支えていただいた、多くの保護者、地域の皆様をはじめ、関係していただいたすべての方々に感謝とお礼を申しあげます。

 今年度は14学級(特別支援学級2)381人と、ことばの教室54人の子どもたち(4/11現在)が緑小学校で学びます。学びを充実させ、子どもたちの資質・能力を育んでいけるよう、教職員42名で教育活動の創造に取り組んで参ります。

 

 本校の令和7年度の教育目標(短期)は、
「目標に向かって最後までやり切り、自分の成長を実感できる子ども」です。
                                
 「目標」は、一人一人が自ら立てたり、あるいは支援を受けて設定したりする活動の目指すべき到達点です。しっかりとした目標をもち、その達成に向けて粘り強くやり切ることが、本校の子どもたちに求められる姿です。1時間の学習や単元全体を通じて、あるいは諸活動において、一人一人がその活動で「何を学んだのか」「何ができるようになったのか」を目標と共にふりかえり、「自分の成長を実感できる」ことが、資質・能力を伸ばすことにつながると考えます。

 この目標の具現化に向けて、日々の教育活動がより充実したものになるように教職員一丸となって取り組んでまいります。

何より学校は、子どもたちにとって安心・安全な場所でなければありません。そのためには、危機管理を徹底することはもちろん、学校・保護者・地域の方々が同じ方向を向いて子どもたちに接することが重要であると考えます。そうすることで、子どもたちの心理的安全性を保つことができます。これまで同様「オール緑小」の仲間として、ともに歩んでいただけるようお願いいたします。