2020年7月の記事一覧
おはなし できるかな
本校では、今年度の研究主題を「『伝えることができる』を目指した授業の研究~発達段階に応じた支援のあり方~」とし、2年計画で研究を進めています。
一斉指導の中で、さまざまな実態の子どもたちの状況を把握し、一人一人にあった対応をしていく、つまり、誰もが参加できる授業づくりをめざしています。
そのために、挨拶、2つの言語指示、コミュニケーションによる有用な言葉、自己紹介、応答、身振りを使った表現、場に応じた話し方(挨拶)、自分の意思を伝えることなどについて、9年間を系統立てた指導に取り組んでいます。
明後日は、石狩教育局の指導主事をお招きしての授業研究を行います。
そのうちの一つ、国語の授業を行う教室で行った今日の授業を紹介します。
今日の題材は「おはなし できるかな」(10時間扱いの5時間目)で、
①どんな料理を作ったことがあるか思い出す。
②どんな料理を作ったことがあるか伝える。
ことをねらいに授業を展開しました。
言葉が表す事柄を想起したり、受け止めたりする力を養い、日常生活における人との関わりの中で伝え合うことが一定程度できていた授業でした。
今後、表現の順番や方法を入れ替えるなどして、少しでも多様な表現方法を身に付けさせ、自分の思いをもつことができるように高めていきたいと思います。
今週の外国語の学習から
今週、小学校低学年では、市民講師の方をお招きして、英語の学習をしました。
色や数など、アクティビティを交えて、英語に親しみました。
中学校では、英語専科の教員による授業を行いました。
辞書を使いながら、自分の好きなものの表現の仕方を学んでいました。
菜園の草取り作業
小学校も中学校も菜園の草取りを行っています。
雨がちな天気だったこと、気温が上がってきたことから、作物も大きく育っていますが、雑草もたくましく育っています。
「50」がくっきりと
6月に3年生とPTAボランティアのお母さん方と植えた花壇。赤と白のベコニアの株が大きくなり、「50」がくっきりと目立つようになりました。
来年度本校が50周年を迎えるにあたって雰囲気を高めてくれています。
豆電球は光るかな
中学校理科の授業で電流の学習をしました。
アルミ缶、スチール缶が電流を通して豆電球が光るかどうか、
光らない場合、缶の塗装を削ったらつくかどうか、
など、試行錯誤していました。
実験や観察は何度失敗してもいい、繰り返してみようという教科担任の思いが反映され、子どもたちも応えるような授業になっていました。
途中、プルタブによっては、電流を通すもの、通さないものがあることがあり、
スチール缶のものは通すけれど、アルミ缶のものは通さないなど、子どもたちが予想を立てる場面もありました。
また、豆電球が光らなかったプルタブの表面を削ってみると、豆電球が光る場面などもあり、発見の連続でした。