おはなし できるかな
本校では、今年度の研究主題を「『伝えることができる』を目指した授業の研究~発達段階に応じた支援のあり方~」とし、2年計画で研究を進めています。
一斉指導の中で、さまざまな実態の子どもたちの状況を把握し、一人一人にあった対応をしていく、つまり、誰もが参加できる授業づくりをめざしています。
そのために、挨拶、2つの言語指示、コミュニケーションによる有用な言葉、自己紹介、応答、身振りを使った表現、場に応じた話し方(挨拶)、自分の意思を伝えることなどについて、9年間を系統立てた指導に取り組んでいます。
明後日は、石狩教育局の指導主事をお招きしての授業研究を行います。
そのうちの一つ、国語の授業を行う教室で行った今日の授業を紹介します。
今日の題材は「おはなし できるかな」(10時間扱いの5時間目)で、
①どんな料理を作ったことがあるか思い出す。
②どんな料理を作ったことがあるか伝える。
ことをねらいに授業を展開しました。
言葉が表す事柄を想起したり、受け止めたりする力を養い、日常生活における人との関わりの中で伝え合うことが一定程度できていた授業でした。
今後、表現の順番や方法を入れ替えるなどして、少しでも多様な表現方法を身に付けさせ、自分の思いをもつことができるように高めていきたいと思います。