学校行事
1.22Mon.「受験は団体戦」
3年生は、「受験は団体戦」を合言葉にしています。みんなで、自己実現に向かう「絆の強さ」と「自治力の高さ」について、折に触れて話してきました。6時間目の学年集会では、面接試験のポイントや注意事項、姿勢や礼法、言葉遣い、実際にどんなことをきかれるのか等、とても分かりやすいプレゼンテーションでした。今回、中心となって、集会の企画運営を行ったのが学年生活委員会、昨年末には、学習委員会から「勉強の仕方」のプレゼンも行っています。「自らの力で・・」現3年生の、主体的、創造的な生徒会・委員会活動と学びに向かう姿勢に、いつも驚かされます。がんばれ、受験生!「みんなの力で・・!」
■授業では「難解な課題にも、みんなで考えを練り合い、ねばり強くチャレンジします」
■面接試験の受け方、ポイントを自分たちのことばで伝え、集団も自分事として受け止めています。こうした進路学習を生徒主導で、できるなんて、(道内には類を見ない)先進的な取組です。
1.22Mon.はまなす学級に和楽器「筝」の響き
はまなす学級では、和楽器「筝」の演奏に挑戦。講師の先生に演奏の仕方を教えていただきながら、授業の終わりには、「さくら」をみんなで演奏するまでに・・。講師の先生も、「やっぱりのみこみがはやい」と感心していました。和楽器特有の心を落ち着かせるような素敵な音色が響いていました。
1.22Mon.ねばり強く挑戦する
3年生の応援絵馬に「自己実現~志高く、未来へ」と願い事を書きました。能登半島地震で被災した中学生百数十人は、親元を離れ、学びの場を被害の少ない地域に移してのチャレンジ。不自由も多い中での挑戦となりますが、「がんばってほしい」と心から感じます。様々な不安や悩みも少なくない進路期を迎えた本校の3年生ですが、「教え合い学び合いから共に高め合う姿」や、「今日、下見行って明日の試験頑張ってきます」「今日午後からの試験、頑張ります」・・と挨拶してくれる笑顔に心洗われます。
3年生の学級通信から、「ねばり強く挑戦する」とは、どんなことなのか、目標、信じる、努力・・・そういったことをあらためて教えられたので掲載します。
1、信じて努力を続ければ・・
3年生の学級通信に「君たちには、夢を叶える力があります。そして、その夢を叶える力を持っています。だから、自分自身で立てた目標は達成可能だし、全員にチャンスがあるのです。実現できるかは、それを自分が信じられるかどうかです。・・・略」
通信には、「できる!やれる!」そうやって自分を信じられたらあとは行動!「できるまでやる自分」になるよう、限られた時間にも行動あるのみ!・・・と。自己実現に向かうみなさんにエールを送る内容にとても共感します。
2、強く願うこと、ひたむきな努力
こんな格言があります。If you can dream it, you can do it.(願えば、叶う) Where there is a will, there is a way.(意志のあるところに、道がある) Ask, and you'll get it.(求めなさい、そうしたら手に入れることができます)
「夢や目標を持ち、強く願えば、それは必ず叶う」といった格言です。しかしながら、この全ての言葉には、ものすごく大きな「大前提」があります。それは、「ひたむきな努力さえ怠らなければ・・」ということ・・・。結局、自分自身の夢や大きな目標設定をすると、その達成のための具体的「努力の仕方」が変わってきます。この「努力することの大切さ」を知っている人は、夢を叶えたり、大きな偉業を成し遂げたり、時に「天才」と呼ばれたりもします。「強く願うこと」はとても大切ですが、「願い事に対してしっかり努力を継続すること」は、もっと大切なのです。
3、こんな質問に何て答えますか・・
3年生の推進入試や面接の際に「一問一答ではなく、あえて抽象的な、あなたはどう考えます?」をたずねてくる学校があります。答えは、ひとつではないので、「その人の生き方やものの考え方が、どんなもので、未来の創り手となる可能性をもったものなのか」を知るには、実に高校にとっては、興味深い設問なのです。「あなたにとって、学ぶって何ですか?」 「みなさんが社会に出る頃には、どんな社会になっていると思いますか」「今ある多くの職業がAIに取って代わられると言われていますが・・」
そんな、問いにも「自分の思いや姿勢を豊かに表現していける」それが、学びに向かう力であり、人間性であり、「生きる力」なのではないでしょうか。少なくとも、「努力とは?」の問いに、『目標を定め、継続して力を尽くすこと』『困難になり諦めそうになっても前向きに取り組むこと』といった答えが、コロナ禍に耐え、新たな伝統を求め続けた3年生には、出てくるもの・・と先生たちは、確信しています。がんばれ受験生!!
1.18Thu.いじめ撲滅集会実施
1月18日(木)6時間目にいじめ撲滅集会を実施しました。自分たちの生活する学校をより良くするために自主的に取り組む素晴らしい活動となりました。具体的には、生徒会が中心となって集会までの流れを進めていき、代表委員から各学級に下ろす中で『ほんわかの木』の作成など本当に素晴らしい取り組みを行っています。今後この取り組みを更にレベルアップしていくには、各自が普段の生活を見直し改善していくことが大切です。
今後更に良い学校になることを期待しています。
1.17Wed.シェイクアウト訓練
令和6年は多くの犠牲者と甚大な被害を及ぼした能登半島地震ではじまりました。北海道胆振東部地震以来となる震度7が観測され、被害は広範囲に・・。余震、津波、火災、孤立する集落、困難を要する救助活動・・。大地震の恐ろしさを感じました。ある程度の予知は研究されていますが、いつ起こるか、その規模や回数が分からない地震。私たちも、もしもの時に、まずは自分と自分の大切な命を守る、「自助・共助」についても、訓練をしておく必要性を感じます。担任の先生から地震発生時と訓練の意義、諸注意を行い、その場で「3つの安全行動(まず低く、頭を守り、動かない)」を体験するシェイクアウト訓練を行いました。
1.17Wed.「もちつき」
はまなす学級では、「もちつき」授業を行いました。先生、学校職員、多くの人の協力をもらい貴重な体験となりました。もち米を炊き、持ちを練り、つき、つきたてをちぎって丸めて・・・。中にあんこを入れた「あんころもち」や「きな粉もち」、自分たちでついたお餅を、楽しそうに食べていました。生徒のみなさんには、季節感や日本の古くからの風習、つきたてのおもちのおいしさや柔らかさ・・いろんなことを五感で感じ、体験的に学んでほしいと願っています。
日本には稲作信仰があり、稲は「稲魂」や「穀霊」が宿った神聖なものだと考え、崇められてきたそうです。稲から採れる米は人々の生命力を強める神聖な食べ物であり、米をついて固める餅等は、とりわけ神聖なものとされてきました。(米から醸造されるお酒も・・)
そのようなことから、祝い事や特別な日、年の初め等に、餅つきをするようになったそうです。餅つきは一人ではできないため、『人々の連帯感を高め、喜びを分かち合う』という社会的な意義もあったそうです。貴重な体験になりましたね・・
1.13Sat.全道中スキー大会アルペン競技の結果
朝里川温泉スキー場で開催された第56回北海道中学校スキー大会の結果をお知らせします。
12日(金)GSL
千歳中 佐竹隼正 第37位 ① 39.31 ②40.84 合計タイム 1:20.15
13日(土) SL
千歳中 佐竹隼正 ①1:03.65 ② ー 合計タイム ー
2日間に渡るチャレンジ、お疲れ様でした。
1.11Thu.北海道中学校スキー大会参加
令和5年度(令和6年開催)第56回北海道中学校スキー大会アルペン競技 が、1月11日(木)〜13日(土)小樽市【朝里川温泉スキー場】で開催され、管内大会で出場権を得た、本校の佐竹隼正さんが参加します。11日(木)には公開練習、12日(金)GSL(ジャイアント・スラローム)、13日(土)SL(スラローム)と、北海道内から集まった約120名が競い合う2本のタイムレースです。GSLは15名、SLは11名の選手に令和6年2月6日(火)~ 2月9日(金)長野県野沢温泉スキー場で開催される、全国大会の出場権が与えられます。中学校での競技生活の集大成、健闘を祈ります。
【写真は、10日朝里川温泉スキー場での練習の様子】
1.11Thu.祝 全中スケート大会参加
1.6Sat.第55回アンサンブルコンテスト札幌地区大会「金賞」
第55回アンサンブルコンテスト札幌地区大会が1月6日(土)Kitaraで開催され、本校は金管三重奏(2年和田さん、日登さん、徳永さん)で参加し、「金賞」を受賞しました。55校の出場校の中で金賞を受賞した学校が26校。さらにその中から7校のみ、北海道大会への出場権を得ることから、期待がかかりましたが、僅かの差で全道大会進出とはなりませんでした。
しかしながら、「3人ともにレベルの高い演奏でした」「金管3人でここまでよく演奏できたと感心しています」など、審査員からの講評では、お褒めの言葉をいただくことができました。
顧問の斎藤先生によると、この2ヶ月半での3人の成長には目を見張るものがあるようです。セガサミーゴルフ大会での地域に出向いての演奏やエスコンでの演奏、日々の努力・・すべての吹奏楽部員の目標を明確にした着実な努力と取り組みが、個人として部として、着実な成長につながっています。半年後の吹奏楽コンクール、念願の全道大会進出をめざして、個もバンドも「音、音の調和、曲づくり、表現・・」にさらに磨きをかけて欲しいと願っています。「金賞」おめでとうございます。
曲名:金管三重奏曲
作曲者:ネリベル
区民センターを借用しての練習やKitaraでのリハーサル風景とロビーにて
1.7Sun.第54回北海道中学校体育大会スピードスケート競技
スピードスケートの第54回北海道中学校大会が6日、 釧路市柳町スピードスケート場で開幕しました。 7日までの2日日程で、延べ202人が全道一を目指します。 本校の廣瀬友哉さんは、6日男子500m、7日1000mにエン トリー。2月3日(土)~2月6日(火)長野県のエムウェーブ( 長野市オリンピック記念アリーナ) で開催される令和5年度全国中学校体育大会 第 44 回全国中学校スケート大会への出場権をかけた、氷上の熱戦です。 男子500m決勝は第7位、男子1000m決勝は第12位で全中出場を果たしました。おめでとうございます。決勝ではバランスを崩したり、本来の滑りとはいかなかった部分もあると聞いています。2月の全国大会までに再調整し、中学生としての競技生活最後の全中に、思いっきりチャレンジを・・。
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第54回北海道中学校スケート大会 スピードスケート競技(2024.1.6-7 釧路市 柳町スピードスケート場)
男子 500m 第 7位 廣瀬 友哉 千歳中学校 41.27 (全中出場)
男子1000m 第12位 廣瀬 友哉 千歳中学校 1:26.57 (全中出場)
1.6Sat.石狩管内中体連スキー大会の結果
石狩・空知の中体連スキーアルペン競技大会が、歌志内のかもい岳国際スキー場で合同開催され、本校3年生の佐竹さんが参加しました。SLスラローム・GSLジャイアントスラロームともに3位の佐竹さんは、令和5年度(令和6年開催)第56回北海道中学校スキー大会アルペン競技 1月11日(木)〜13日(土)小樽市【朝里川温泉スキー場】に参加します。中学校最後の大会です。健闘を祈ります。
SL 佐竹 Best Time 38.55 第3位
GSL 佐竹 Best Time 58.94 第3位
1.5Fri.2024年のスタートにあたって
令和6年能登半島地震へのお見舞い
このたび石川県能登地方を震源とする大規模な地震により、お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災されました皆様に心からお見舞い申し上げます。
また、千歳市には自衛官として、被災者救済や被災地の復興支援にご尽力されている方々も多いのではないでしょうか。災害復興支援にあたるあたる皆さんも健康安全に留意され、がんばってください。被災地では余震が続き、多くの方が不自由な生活を強いられ、寒さや衣食住、ライフライン復旧等、不安な日々を過ごされていることに胸を締めつけられる思いです。皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
2024年のスタートにあたって
令和6年、2024年がスタートしました。辰(たつ)は、動物にあてはめると竜(龍)ですが、竜は十二支で唯一の想像上の動物です。辰年は陽の気が動いて万物が振動するので、活力旺盛になって大きく成長し、形がととのう年だといわれているそうです。
子どもたちの限りない可能性が開花し、個性が輝き、チームが躍動する2024年となり、新しい年が、皆様にとって、笑顔あふれる一年となることを願っています。
千歳中学校教職員一同
12.27Wed.卓球教室 石川佳純さん千歳へ!
卓球女子のオリンピック3大会連続メダリストの石川佳純さんが、12月27日(水)、千歳市北ガスアリーナで、卓球教室やトークショーなどを行いました。卓球やスポーツの魅力を伝える「47都道府県サンクスツアー」として昨年4月から全国各地を訪問しているもので、北海道が15か所目。
千歳市と近郊から小・中学生51人が参加しました。一般のギャラリーも400人程集まった中で、エキシビションマッチや実技指導など、参加した本校卓球部の生徒にとっても貴重な経験となりました。トークショーでは、2021年東京五輪等、世界での戦いを振り返りながら、「勝負は最後まで絶対に諦めないこと」、「強くなるには心・技・体の三つをバランス良く高めることが大事」等々、参加した子ども達にとっても、心に響くお話しでした。
12.24Sun.みんなのXmas音楽祭
クリスマスイブの日にエスコンフィールド北海道で開かれた音楽祭。北海道ゆかりのプロのアーティスト、様々なジャンルの小・中・高校生を集めた音楽を楽しむクリスマスイベント。セカンドベースに設けられたFIELDステージでは北海道にゆかりのあるアーティスト5組によるクリスマスコンサートが開催され、オープニングとフィナーレでは、道内高校吹奏楽部がクリスマスソングを演奏しました。Fビレッジの夜空に花火も打ち上がる音楽祭となりました。本校吹奏楽部も、10名限定での演奏となりましたが、エスコンフィールドHOKKAIDO FIELD LEVEL として、ライト側のコンコースで参加。多くの人に演奏を楽しんでもらうことができました。素晴らしい球場でのストリート演奏、とてもいい経験になったようです。
12.23Sat.北海道新聞掲載記事「さあ冬休み楽しもう」
12月22日(金)の冬休み前集会の中尾生徒会長の呼びかけや3年1組の学活の様子等、千歳恵庭版の「千歳、恵庭の小中 年内最後の登校」という記事で掲載されました。著作物利用許可を申請し、紹介します。
「北海道新聞12月23日掲載」北海道新聞社許諾D2312-2412-00027556
12.22Fri.冬休み前集会
冬休み前集会が行われ、冬休みの生活や学習の注意事項やポイントについて、生徒会役員・各委員長から、プレゼン形式での説明がありました。今日、教育に求められているものは、児童生徒自らの「主体性」、自分事として自ら考え、主体的に行動し、多くの他者と協働して、新たなアイディア、新たな未来を・・。
【12月の学校だより 巻頭言より】
Well-being「なりたい自分・就きたい職業」キャリアデザイン力 校長 金森 直人
2023年の世相を表す「今年の漢字:税」。一年を通じて増税議論が活発だった一方、定額減税、インボイス制度導入等、「税」にまつわるテーマに関心が高かったことが理由のようです。イスラエルのガザ攻撃や先が見えないウクライナ情勢、2022年「戦」の漢字が未だに影を落とす世相ですが、来る2024年は、「未来に希望が広がる一年に」と願うばかりです。
「税」の発端は、教育界でいうと、(少子)超高齢化社会の到来。「異次元の少子化対策」も具体が見えてきませんが、本年4月には「子ども基本法」が施行されました。「すべての子どもが将来に渡って幸福な生活を送ることができる社会を目指す」ため、①差別の禁止➁生命及び発達の権利③意見の尊重④子どもの最善の利益等といった基本理念を示し、「全てのこどもの健やかな成長、Well-beingの向上」が言及され、教育にも大きく関わってくる部分です。義務教育段階においても、年々低下傾向にある子どもの幸福度や自己肯定感をどう向上させるか、子どもたちを取り巻く様々な問題が深刻化している今だからこそ、学びの場でのウェルビーイング向上、環境づくりにも取り組んでいかなければなりません。
「主体的に学び 心豊かに行動し ねばり強く挑戦する」を重点に、「夢や志を持ち、未来をたくましく生きる」生徒の育成に「チーム千歳中」で取り組んできました。4年ぶりの全校実施・保護者公開となった「個が輝き、集団が躍動する体育大会や文化祭」、「仲間と共に心と技を磨き努力の大切さを学んだ部活動等での活躍」、「日常活動の充実と新たな伝統づくりを見事にやり切った生徒会・委員会活動」と、2023年の躍進に子どもたちの主体的な、ウェルビーイング向上、ねばり強いチャレンジ精神の獲得に成果を実感しています。
新しい年を迎えると、いよいよ3年生の自己実現への「挑戦」です。「10年後の職業はAIに取って代わられる・・」という話題と共に、少子高齢化による様々な業界の「成り手不足」も深刻です。教育や福祉の分野、航空業界、交通・運輸、IT関連やエンジニア、一次産業、グローバル人材・・等々、「働き手が引く手あまたの時代」、(選ばなければ)何らかの職はあるかもしれませんが、色々な業界が、国外からの人材を採用している現状もあります。それこそ、Well-beingに生きるには、将来、「なりたい自分や就きたい職業」へのキャリアデザインを面接でプレゼンできるような人材が、変化の激しい社会をたくましく切り拓き、自己実現していくはず。公立高校も、私立高校も第一志望です。「それぞれのルートへ進んだその先をどう考えているか」を語れるだけの確かな学力の獲得と自己表現力が大切。3年生の自己実現に向けた努力を全校生徒も先生も、家族も、心から応援しています。3年生のみならず、進級し後輩を迎え入れる1,2年生にとっても、有意義な冬季休業としてください。
この一年の保護者・地域の皆様の学校へのご理解・ご協力に対し、心より感謝申し上げます。来たるべき新しい年が、明るく希望に満ちた年となることを願い、師走を迎えてのご挨拶といたします。この一年、ありがとうございました。
12.23Fri.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業39
3年生の社会科は、経済の領域、家計・企業・政府等について学び、「経済の三つの主体はどのような役割と責任があるのか」について、学習を深めていました。食品や商品にはどんなルールがあるのかを調べ共有する学習からスタートし、企業・家計・政府の立場で、商品表示違反など、私たちの安心安全を脅かす問題やトラブルの解決のために何ができるのか・・グループの中で、対話的に、考えを出し合っていました。他のグループの考えを共有したり、班内で自分の考えをアウトプットし、考えを練り合うことで、難しい課題にも自分事として向き合っていました。学習のまとめでは、社会科特有の「ことば・用語」を使って、1時間の学習を振り返っていました。
12.21Thu.合唱部クリスマスコンサート実施!!
12月21日(木)放課後に合唱部のクリスマスコンサートを実施しました。本当であれば、先週に予定されていたクリスマスコンサートですが、約1週間延期となりました。クリスマス時期にふさわしい曲の選曲など、こころが和むひと時となりました。冬休みまで残すところあと1日。良い年末年始になるように体調管理をしっかりと心掛けましょう。
12.20Wed.いじめのない学校づくりを自らの手で・・
「ほんわかの木」を作成し、各学級掲示した道徳に続く第二弾、いじめ撲滅学活。
いじめのない学級(学年・学校)を目指すために、いじめゼロに向けた学級決意文を考えます。はじめに、いじめがない学級をつくるために「大切にすべきキーワード」を考えます。班で共有し合ったキーワード(心情面・行動面)を黒板に書き出し、全体で交流します。「いじめをなくすために集団がする約束=学級決意文」を班から、そして学級全体の決意文として一本化していきます。
前回の道徳、今回の学活と、委員自らが、司会進行を務め、意見を焦点化し、学級決意文の完成にリーダーシップを発揮します。しっかりとリーダーの指示を聞き、班での話し合いでは、役割分担して、意見発表⇒共有⇒班として焦点化⇒発表と実にスムーズ。
学習(授業のあり方を含め)のみならず、『主体的に考え、他者と思考を共有し練り合い、新たな考えや発想を生み出していく』、こうした過程を通して、学びが深まっていきます。
生徒自身の「自己選択・自己決定・自己表現」が、学びにも社会性の獲得にも重要だと言われています。いじめのない親和的な仲間づくり、自ら安心安全で心地よい空間づくり等、生徒「自ら」が進める、自治力の高い授業に感心します。
12.20Wed.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業38
1、授業は「受ける」のではなく、「取り組む」~自分から学びに向かおう
3年生の電子黒板の学年連絡にこう書かれていました。受け身で「教わる授業」から、「自ら学び取る学習」への転換が、求められています。あまりにも時代の変化が激しく、解決困難な課題も山積する中で、多くの他者と協働して、自己決定、自己表現を大切にしながら、その「変化や困難」に対応していく力、未来を創造する力が求められ、「思考力・判断力・表現力」や「学びに向かう力」の育成がカギとなっています。学習の主体となるみなさんの目線で言うと①学んでいる頭の中が、五感を働かせ、アクティブに働いているか。➁見通しを持ち、自分の学びを振り返りながら、次の学習や生活に活かそうとしているか。③周囲と共に考え、新しい発見や豊かな発想が生まれる。といったことが、「学びの質の向上」につながります。「先ずは、自分から学びに向かう」、その主体性が大切です。
2.コミュニケーション活動からアクティブに学び取る
Don't speak Japanese now. 英語のすごろくが始まりました。出た目の数で、様々な「質問」が出され、All English で答えていきます。日本語を使ってしまい、Startに戻ってしまう生徒も、実に活動的な学習で、英語を使ったコミュニケーション活動が楽しみながら行われていました。
3.テーマに沿った作文を書くには・・・
1年生は、千歳市の「市民憲章作文」に取り組んでいました。ふるさと千歳の良さをどの視点からアピールするのか、「自然・文化・・?テーマは絞って書いた方が・・・」等々、アドバイスも受け、卒業生の市民憲章作文の表現法なども学びながら、チャレンジしていました。
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世界をつなぐ 北の大空。千歳川の 清い流れ。開拓 ここに一世紀。私たちは、誇りある千歳市民です。郷土の発展と、お互いのしあわせを願い、この憲章をかかげて、力強く前進をつづけます。
1 心身をきたえ、仕事にはげみ、
明るく 若々しい まちにしましょう。
1 自然を愛し、季節に親しみ、
快く 楽しい まちにしましょう。
1 きまりを守り、力を合わせて、
美しく 住みよい まちにしましょう。
1 年寄りを敬い、子どもの夢をはぐくみ、
温かく 平和な まちにしましょう。
1 文化を育て、希望にみちた、
豊かな おちついた まちにしましょう。
12.19Tue.第44回千歳市生徒会交流会
第44回千歳市生徒会交流会が北ガスホールで行われ、中尾会長・坪田事務局長・稲垣事務局次長・佐々木副会長が参加しました。会議の口火を切るアイスブレイクを担当した千歳中、ちょっとした座席替えや自己紹介、クイズ等で、すっかり打ち解けた雰囲気に・・。各校の特色ある行事や生徒会企画の授業やイベント、委員会活動等々、他校の取り組みも共有でき、活発な意見交換から有意義な交流会となりました。いじめ防止の取り組みに主体的に取り組む学校、レクを通して人間関係を好ましく保つことで、いじめをなくそうとする取組、動画・プレゼン・生徒会企画などを駆使した学校祭等々・・、学校を代表する生徒会役員が集まった会議は、実にビジョンや責任感、実行力、企画運営力、コミュニケーション能力の豊かさが感じられ、「学校をつくる」という熱意が感じられる交流会でした。今後の各校での頑張りとさらなる交流の広がりにも期待します。
12.17Sun.千歳市民フットサル大会
千歳サッカー協会主催、R5年度千歳市民フットサル大会【中学校の部】が、千歳市スポーツセンター【ダイナックスアリーナ】で開催され、プレミアリーグで千歳中学校Aが準優勝、チャレンジリーグで千歳中学校Bが優勝を収めました。
12.15Fri.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業37
5時間目に日本大学の山崎先生が、2年3組をモデルとして、「提案授業」というかたちで2年生数学「証明」の授業を行ってもらいました。千歳市内、石狩管内からも20名弱の数学科の先生方が来校し、研究授業と研究協議を行いました。山崎先生の授業は、図形の性質を生徒の口から引き出してまとめたり、ピンと来ていないところを周囲で話し合ってみたり・・、学び合い教え合いや対話、協働的な学びを通して理解を深める授業で、次々に生徒から考えを引き出しながら、「なぜ、証明するのか・・」等、真理に迫っていく授業に感心します。生徒のみなさんの真剣なまなざし、にこやかに対話する表情がとても印象的な授業となりました。「生徒一人一人が、考え、表現し、練り合い、みんなで学び取っていく・・」という、学校だからこそできる、今、「大切にしなければならない授業観」を感じ取ることができました。
12.15Fri.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業36
2年生数学の「証明」の校内研究授業が行われました。数学の中でも、この証明が苦手な人もいるのでは・・。「いいたい結論は示されているのに、結論にいたる道筋がひらめかない∠ABCなのか∠CBAなのか、対応するアルファベットがいつもごちゃごちゃになる」等々、学生の時に苦労した記憶があります。証明問題は、演繹法という手法で、「ある一般的な原理や性質等から、一定の(あるいは特殊な)結論を導き出す手法」で「三段論法」といった手法は聞いたことがありませんか?
例 大前提:AはBである ⇒ 小前提:BはCである ⇒ 結論 :従って、AはCである といった手法。
平行四辺形の性質を証明するために、「どこの三角形の合同を証明すれば結論に至る。平行線の性質が使えるとひらめく・・」等々、図形や照明分野での「数学的な見方・考え方、ひらめき、気づき」がこうした授業の中から伸びてほしいと感じながら授業参観しました。もっと自分でチャレンジして、もっと失敗して、もっと仲間と対話して、「図形や証明問題」を得意分野にしてほしいと思います。
12.11Mon.家庭学習強調習慣
2年生の学習委員会の取り組みなのでしょうか、毎朝、家庭学習の提出状況を学習委員が調べています。おそらく学級でも家庭学習を呼びかけながら、こうした取り組みを通して、『家庭での学習習慣を身につける』というのが大きなねらいだと考えられます。『委員や係の仕事』で大切なことは、「ただ回数をグラフ化するだけでなく、その活動のねらい(家庭学習習慣を身につけるため)を説明し、呼びかけることでねらいを達成する」ことです。自覚と責任を持ち、点検活動に取り組んでいる姿に期待します。(「自律的学習者」が一番伸びる)家庭での勉強や家庭学習の習慣化によるメリットにはどんなものがあるでしょう?
1. 学校の授業の中で「わかった」ことを、「自分でできる」段階まで高める(復習)「わかるからできるへ」
2. 得意を伸ばしたり、より高レベルな問題に挑戦する「自学自習の力で、強みを伸ばす」
3. 家庭学習の習慣を身につける 「継続は力なり、家庭学習の習慣化(ルーティン)でレベルアップ」
4. 自分の得意・苦手を理解する 「何ができて、何ができないか」をまずはっきりさせる(メタ認知)
5. 計画を立てやり遂げるまで努力する習慣 「努力の大切さを理解する人は伸びる」
他にもいろんなメリットがあると思いますが、習慣にすること、ねばり強さ、継続、そういったくせをつけることが、伸びにつながります。委員会活動の呼びかけに呼応して、学び方、学ぶ習慣を見直してみましょう。
12.11Mon.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業35
1年4組の社会科研究授業が行われました。課題は、「アマゾン地域の森林減少を通して、今後の社会を考えよう。プリント資料を読み取りながら、アマゾンの木の伐採や森林減少がなぜ進むのかについて意見を交流していました。「アマゾン横断道路や農地・畑等の開発、材木需要・・」と、書き出し、ペアで交流しながら考えを出し合います。ブラジルの開発に関わって、先住民の声、生活や起きている問題等の映像視聴も踏まえ、さらにグループで①森林減少の原因、②開発と森林減少の影響を班で出し合い、メリット・デメリットをjamボードに書き出して議論を深めます。開発による大きなメリットもあれば、単に森林減少にとどまらない地球温暖化や不法伐採、先住民の生活が脅かされる等々、多面的な視点で意見・考えが交流されていました。
「開発優先なのか、自然保護なのか・・? 立場によっても変わるし・・ (国・地球レベルで)バランスを保って・・、開発と先住民の生活を半分こする・・」・・いろいろな見方・考え方で意見が出されます。開発と森林減少・自然保護、どちらも、メリット、デメリットがあり、「持続可能な開発にするには・・」という答えは、ひとつではないし、そう簡単に答えの出せるものではありません。しかし、変化の激しい現代には、このような二者択一とはいかない、答えがひとつとは限らない問題にも、(多様な他者と協働し)納得解・最適解を生み出していくことが求められる時代です。様々な統計資料や映像資料を活用する力、多角的な視点で物事を考察し考える力、他者との協働から深める力、新たな発想やアイディアを生み出す力・・等々、一層身につけたい力です。
12.7Thu.いじめを考える 道徳
「いじめを考える」道徳が、代表委員が、学級会をリードする形で行われました。「ことば」が引き起こす感情に気づいてほしいと「ほんわか言葉」と「チクチク言葉」について、班で協力して出し合っていきます。ことばの持つプラス面での力、心に傷をつける可能性もある言葉の怖さ・・・肯定的な人間関係が育つために必要な「ことばつかい」について話し合いを深めていきます。
『仲間がいて、心地よい居場所がある、支持的・親和的な風土(学級)』ができていると、「いじめを生み出しづらい、失敗や過ちが許される(心理的安全性が高い)ので学びが深まる」等といわれています。生徒会、代表委員会等が主体的に授業を進めるかたちの道徳・学級会・集会・いじめ撲滅宣言等、子ども達が自分事として考えるとても意味ある授業となりました。「ほんわか宣言」をカードに書きこの授業を振り返っていました。このメッセージは、後日、文化委員の協力のもと、「みんなのほんわかの木」として掲示されるそうです。生徒会、各委員会のリーダーシップにもエールを送ります。
12.6Wed.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業34
1年生の社会では、「アマゾンの森林減少の問題をどう解決したらよいのだろう」という課題に協働的に学んでいました。「森林伐採が進むとどうなるのかな?」「アマゾンの森林って二酸化炭素を酸素に変える・・・」「地盤も緩むのでは・・川の氾濫や洪水が起きやすい・・」多様な考え方、色々な意見・考えが共有され、真実に近づいていきます。
SDGs(「持続可能な開発目標」。 簡単に言うと「世界中にある環境問題・差別・貧困・人権問題といった課題を、世界のみんなで2030年までに解決していこう」という計画・目標)やESD(Education for Sustainable Development持続可能な社会の創り手を育む教育)が、世界規模で重要視され、未来の創り手となる若者に、多様な人々と協働して、簡単には答えの出ない課題にも向き合い、納得解・最適解を生み出して行かなければ、持続可能な社会が実現しないという危機感があります。「地球規模で考え、行動は足もとから・・」対話を大切にして、「自ら考え、判断し、表現できる力」を培う授業に感心します。
6日(水)のテレビ番組で、アフリカガーナに送られた「古着」が、どうなっているか・・、電子部品を焼却して金属を取り出して生計を立てている人々の生活や「電子ごみの墓場」をなくすための芸術や雇用の創出・・といった内容を放映していました。若者が、ガーナの人々の生活や自然環境を守り、再生させるために、様々なことに取り組んでいる姿に感銘を受けました。広い視野を持ち、地球規模で考えられる力、自分事として捉えられる力、小さな一歩から(行動力)・・身につけてほしい力です。
12.6Wed.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業33
「(未来社会で)生きて働く知識・技能の習得」はもちろん、あまりにも変化の激しい時代の到来を背景に、「未知の状況にも対応できる思考力・判断力・表現力」等の育成が、未来の創り手となる小・中学生に求められています。教科特有の見方・考え方を働かせて課題解決や自己決定、自己表現したり、他者との学び合い、思考の練り合いの中からよりよい最適解や新たな発想を生み出していく(学びに向かう力や人間性をも豊かに・・)といった「学びの質の向上」が、子ども達にも、学校にも求められています。「すぐに検索をかければ、数秒で解決する一問一答的な記憶再生型の知識ではなく、課題を読み解き、わかっていることと導き出すことを整理し、自己をコントロールしたり、他者と協働し合いながら、根拠を持って解を導き出すような、いわゆる活用する力」を身につけることが、『生涯にわたって学び続ける人を育てる』ことになり『生きる力の獲得』だと考えられています。
「何ができるようになったか」が、重視される学習指導要領なので、「(思考力・判断力・)表現力」の育成をあらゆる教育活動の中でねらっています。それは、学校行事や生徒会活動、部活動でも・・。教科特有の表現力といえば、実技教科の表現活動やパフォーマンスも得意・不得意が生まれがちな「表現力」です。自分の得意な分野を出発点に、豊かな表現力を身につけてほしいと願っています。
12.6Wed.インフルエンザ警報発令中
11月末頃より、北海道全域、千歳保健所管内、共に「定点観測の数値がうなぎ上り」です。インフルエンザ警報が発令中です。師走を迎え、ウイルスが活動しやすい気候であること、人混みや混雑する場所への外出が増える時期であること等から、予防のための措置をワンランク上げる必要があると考えています。北海道教育委員会からも注意喚起のリーフが来てますので掲載します。各ご家庭での、予防、健康管理にもご留意ください。
【予防方法】
・できるだけ人混みをさける
・咳、くしゃみ、鼻水等症状がある場合は、マスクの着用や咳エチケットを行う
・石けんを使った手洗い、消毒の実施
・十分な休養とバランスのとれた栄養の摂取
・適切な湿度の保持(50%~60%)
・インフルエンザワクチンの接種
■北海道
■千歳保健所管内の推移
■北海道教育委員会 注意喚起
12.5Tue.人権作文表彰式
12月5日(火)サッポロファクトリーで、第42回全国中学生人権作文コンテスト札幌地方大会表彰式が行われました。表彰式は、コンサドーレ札幌の高木駿選手が出演したり、質問コーナーもあったようです。サッポロファクトリーのアトリウムにあるクリスマスツリーもとっても素敵だったのでは・・。受賞おめでとうございます。
優秀賞(北海道新聞社賞) 平間 安晃さん 「未来へつながる希望のために」
優秀賞(レバンガ北海道賞)佐々木麻晴さん 「僕の卒業式」
12.2Sat.土曜授業と人権教室
12月2日(土)、土曜授業が行われ、3時間目には人権擁護委員さんが来校し、人権教室を開催しました。人権擁護委員として来校した中島さん、温井さんのお二人は、第21代・第25代の千歳中学校の校長先生です。懐かしそうに校舎を回りながら、真剣にビデオ視聴し、人権教室の感想やネット使用で気をつけようと思うことをワークシートにまとめるみなさんの姿に感心していました。
放送では、「第42回全国中学生人権作文コンテスト札幌地方大会」で優秀な成績を収めた千歳中の2名の生徒も紹介されました。表彰式は、12月5日(火)にサッポロファクトリーアトリウムで開催され、コンサドーレ札幌の高木駿選手が出演したり、サッポロファクトリー内のクリスマスツリー点灯式にも参加する予定となっています。
優秀賞(北海道新聞社賞) 平間 安晃さん 「未来へつながる希望のために」
優秀賞(レバンガ北海道賞)佐々木麻晴さん 「僕の卒業式」
「SNSに潜む危機」というDVDを視聴し、ネットコミュニケーション、画像や動画の投稿、犯罪につながる危険性等々、みなさんの生活に切っても切り離せないSNSを使う上で注意しなければいけないこと、そこに潜む危険性など、考えることができました。最後に中尾生徒会長から人権教室のお礼の言葉がありました。
12.1Fri.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業32
「一斉教授型」の授業から「生徒が、主体的に学びとる授業」への転換が求められています。2年生英語の授業では、「アダムスファミリーの7人の子どもの情報を集め、年齢や職業を推理・特定する」という、謎解きのような、わくわくする授業に目を輝かせていました。班内のコミュニケーション活動を駆使して、探偵のように集めた情報・ヒントから、リーダーが情報を集約し、班で推理していきます。Ues English!で班活動も悪戦苦闘。「五感を働かせながら、為すことによって学ぶ」というイメージの強い授業に感心しました。
11.30Thu.横田千歳市長来校
千歳市の横田市長、佐々木教育長、教育委員会の方々が、学校視察に来校されました。「おはようございます」「こんにちは」とのみなさんの笑顔の挨拶、とても気持ちよく、校内や授業の様子を見て回ることができました。授業参観後は、校長室で、中体連や吹奏楽コンクール、アラスカ州ミアーズ中学校との国際交流の写真等も興味深く見ていただきながら、千歳中学校の教育実践や教育の動向等についてもお話ができました。変化の激しい時代に求められる教育について、タブレットやICT活用といった教育のDX化、「ラピダスも参入し、空の玄関口として国際化の進む、千歳の子ども達の英語力を高めたい・・」等々交流でき、貴重な機会となりました。
音楽の授業では、2年生が童謡「浜辺の歌」を合唱していました。数学の授業では、タブレットを使ったり、問題の解き方について対話的に「教え合い学び合い」があったり・・、「いつも通り相談しながら解いていっていいんだよ・・」という数学の先生。3年生理科では、タブレットを使って、千歳市の何月何日、何時何分の星空をプラネタリュームのように観察していました。「おどろきやわくわく」を感じます。好奇心や探究心を出発点に「自ら学び取る・・」主体的な学習に期待します。
11.22Wed.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業31
1、1年生英語科
空の玄関口千歳、ラピダス誘致による一層の国際化、千歳市に住む私たちにとって、語学力・英語力やコミュニケーション能力の向上は、未来の自分やキャリアに直接役立ってきます。You must study English hard for your future!
1年生の英語では、アラスカ州ミアーズ中学校から留学生が来た経験をイメージし、留学生が来た時に、安全で、充実した日本の学校生活を送るために、学校生活の約束事やきまりをアドバイスする場面設定で、英作文、話すことを学習していました。「廊下は走ってはいけません」「学校では名札をつけなければなりません」「学校に遅刻してはいけません」「授業の2分前には着席していなけばなりません」等々、英文をつくりながら、ペアでチェックしたりアドバイスし合ったりしながら、意欲的に表現していました。「多少単語が抜けていたり、スペルや発音違い・・失敗も貴重な勉強」なので、確認し合ったり、修正し合ったりする対話で、共に高め合って・学び取っていく授業にしていきましょう。友達の力もかりて、自分で考え出した英文を自分のものにするためにも、練習問題や復習を大切にし、「できる!」力にしてほしいと思います。
2、2年生理科
課題「なぜ山の上ではお菓子の袋が膨らむのだろう?」
なぜお菓子の袋が膨らんだのか気体の粒子を用いて説明してみよう・・という実験・考察・まとめに取り組んでいました。「目の前で、起きている科学現象を(理科特有の見方・考え方を働かせて考え)理科・科学的なことばを用いて説明できることが大切。「空気を抜くことで、粒子が減り・・」「容器内の気圧が低くなるので・・」「風船内の気圧の方が高くなるので・・」グループごとに、起こっている現象を、図や言葉の表現で、発表していました。主体的に学び合う姿勢が立派です。「起きている現象の説明」には、最適解もあると思うので、「対話的に学び合うことで、みんなが最適解に達して、自分の言葉で表現・説明できるようになってほしいなぁ」と感じる授業でした。
11.20Mon.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業30
1年生の国語の授業、つながりの中で「星の花が降るころに」では、登場人物の行動や発言から、その心情の変化や心の動きを読み取る授業をしていました。単元の目標である「文章を、場面の展開や登場人物の描写などに着目して読み取る。(文章のつながりを読む)」「登場人物のものの見方や考え方について、自分の考えをもつ。(自分の考えとつなげる)」という目標にあるように、『戸部君の視点で物語を書いてみよう』という課題に、生徒達は、登場人物の描写から、その心の動き、こころの言葉を読み取って、物語に加筆していきます。
フォームを利用して、教科書の記述に、戸部君の心の言葉を加えた文章は、クラスの人数通りの解釈が・・。班の仲間との対話から、ヒントをもらったり、他者の考えも取捨選択しながら、自分なりの「戸部君視点の物語」にねばり強く取組んでいました。登場人物の行動、情景描写から登場人物の心情とその変化を読み取り、それを根拠にして作品を深く「読み解く」・・。「読み解いて、ひたすら自分なりに書いてみる・・」結構な文字数で、ねばり強く書き表し、生き生きとした表情で、意見交換する生徒達が印象的です。
11.19Sun.ちとせ青少年育成市民会議顕彰セレモニー
令和5年度のちとせ青少年育成市民会議顕彰セレモニーが北ガス文化ホールで開催されました。昭和55年(1980年)から、次代を担う青少年の健全育成を図ることを目的として千歳市青少年市民会議が設立され、変化の激しい社会の中で、明日を担う子ども達が安全・安心に暮らし、心身共に健やかに育つ環境の大切さを市民ひとりひとりが再認識し、みんなでより良い地域づくりをすすめようという趣旨で開催されています。(「北海道教育の日」協賛事業)
本校からは、令和5年度「少年の主張」全道大会奨励賞受賞の矢部優実さんが「読書を『楽しむ』ことの大切さ」を発表、R5年度全国中学校体育大会第63回全国中学校水泳競技大会において、200m背泳ぎ第8位・100m背泳ぎ18位の森本将太さん、R4年度全国中学校体育大会第43回全国中学校スケート大会において1000m26位・500m11位の廣瀬友哉さんが、その功績を認められ、表彰されました。(顕彰)
「心技体」に益々磨きをかけ、それぞれの秀でた力をさらに伸ばしながら、一層の活躍に期待しています。
11.16Thu.生徒大会
生徒大会が行われ、2023年度後期~2024年度前期の生徒会テーマ「日華~太陽のように思いを照らせ〜」と事務局・代表、各委員会の活動計画が承認されました。「目指す学校像」を、一人ひとりが自分の能力を太陽のように輝かせることができる学校とした生徒会は、『自分の意見や想いを太陽のように眩しく、堂々と照らし、輝かせる』という意味合いでこの「日華~太陽のように思いを照らせ〜」としたそうです。
IT化の影響で、今ある職業の49%が機械に代替される可能性、若手の人材不足、グローバル化による外国人留学生の採用増等、変化の激しい社会は加速度を増します。
こうした時代背景から、社会や企業、教育においても、(変化の激しい社会の中で子どもたちが生きぬくために)『主体性』を育むことが、重要視されています。社会で求められている主体性は、「自分で考え、判断し、責任をもって行動する」力。身につけている知識・理解にとどまらず、『得た知識を生かして何ができるのか、世界や社会とどのように関わっていくのか』のほうが重視されます。
教育の面でも、主体性(自己表現、積極的な行動、自己決定力)を育む教育がキーワードであり、「教わる学習」から「児童生徒自らが学び取る学習」への転換が叫ばれています。
点検活動の先にある委員会活動の真の目標・ねらいを明らかにし、クリエイティブな委員会活動を展開することで、「責任感、企画力、目的遂行能力、コミュニケーション能力、リーダーシップ・・・」等々、将来、人生を主体的に切り拓(ひら)くために必要な力が育ちます。後期も、生徒会・委員会活動への主体的、積極的、チャレンジに期待しています。
11.16Thu.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業29
1年生の英語では、「靴を履いたままあなたの家に入ろうとする留学生に何というか? 」と課題を対話的に課題解決し、「have to (has to)を使って ~しなければならない」という表現について学んでいました。「~しなければならない」いわゆるマストな表現(have to = must)なので、「ちょっと強い口調じゃなきゃ通じないよね・・」と先生からも・・" You have to take off your shoes "、国際都市千歳、(極端な言い方かもしれませんが・・)現代の英語は、単語量や文法の勉強もさることながら、やはりコミュニケーションツールとして使えるか、話して、聴いて、伝えられるか・・が大切なのではないでしょうか・・「テレビの出川イングリッシュ」ではないですが、英語でコミュニケーションできることの喜びや英会話による世界の人々とつながりが持てる可能性等、「〇〇できる」英語力をつけてほしいと思います。1年生のコミュニケーション活動では、「実際にこんな場面で何というか?どう表現、伝えていくか・・」を大切にして、対話場面・自己解決の時間を持つように工夫しているそうです。
11.16Thu.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業28
1、研究授業・公開授業
15日(火)北海道教育庁石狩教育局の方が来校し、本校の研究課題「進んで考え、ねばり強く学びに向かう生徒の育成」について研修を深めました。変化の激しい時代に対応できる「思考力・判断力・表現力」の育成が不可欠な昨今。授業においても「自己選択、自己決定、自己表現」のある主体的な学習、他者と協働して「思考を共有、練り合ったり、教え合い学び合いから共に高まったり」・・そうした授業観への転換が重要となっています。その過程で、ツールとしてタブレット端末をどう有効活用していくか、教職員も日々研修を深めています。
各学級の授業を見てもらった主査からは、生徒達の学びに向かう意欲、「生徒主体の活動や話合い活動」の中で見えてくる「良好な人間関係に裏付けられた学級集団の意欲的な雰囲気」にも、「いいですねー」という言葉をもらい先生たちもうれしくなりました。「自ら学び取る・自律的学習者として・・」「子どもが主語になる授業」ということが教育現場では叫ばれています。「教えてもらう」から「学び取る」へ、「わかったところでとどまらず、できるようになるまで」主体的にチャレンジしていきましょう。
2、対話場面のある授業
「話合い活動」だけが対話ではありませんが、「思考を共有したり、練り合ったり、協働で正解・新たな発想を導き出したり・・」言語活動、言語以外の主体的課題解決場面も含め、対話のある授業を各教科で工夫しています。
理科3クラスでは、協力し合って実験を進めたり、自己選択自己決定した太陽系の惑星について協働でプレゼンを作成したり・・といった主体的活動場面が印象的です。
3年生国語では、短歌を分担しながら、表現技法や解釈についてスライドを作成してプレゼンしていました。個々で調べた内容を共有し合い深めます。アウトプットすることで、より確実な定着も・・。
特設の1年生美術では、「クラスみんなで町づくり」に意欲的に取り組んでいました。個として「理想の家づくり」に取り組みながら、住所を割り当てられているので、町内や通り、町が町らしく見えるポイントアイテム等について、対話しながらイメージ化を図っていきます。「素敵な街灯をどの家にもおきたい・・」、「看板や標識・・」、町内や通り、創りたい町の雰囲気をより表現できるような工夫が話し合われます。また、個の「理想の家づくり」の作業の中でも、町全体をイメージを意識しながら制作に集中していました。
3、読解力・記述力
国語科の先生が、「読解力や記述力をつけるには、説明的文章を読み解く学習が効果的」・・という内容のことを教えてもらいました。2年生の国語「モアイは語る」の単元では、文の構造が、序本論(序論・本論・結論)となっていること、「序論のでテーマ設定→本論で(いくつかの)課題提示とそれぞれのまとめ→結論で総まとめ」といった文の構造になっていることを学習。「〇〇字で要約・要旨は?・根拠となる記述は?」と、学習を深めていました。「モアイは明日の未来がどうなると語っているのか?」、「森の破壊」「地球」「イースター島のように」「飢餓地獄」「崩壊」などといったキーワードを用いながら、「自分はどう考えるか!!」についても学びを深めていました。
4、合格祈願
3年生の廊下には、「落語」の芸術鑑賞教室の時、寄席文字で色紙をお願いした「合格祈願」の文字。また、修学旅行で、訪れた学問の神様「菅原道真公」を祀る、全国天満宮の総本社である北野天満宮の学業成就の御守りが飾られています。3年生数学の「理解できていない問題の再チャレンジ」の場面では、わかっている人にレクチャーを受けながら「自律解決」を図る姿に、受験生として学びに対して、いいチャレンジ、いい協力ができていることに感心させられます。「わかっている段階から、自分でできる段階まで」、ねばり強いチャレンジに期待します。
11.14Tue.「わかる」≠「できる」
1、「わかる ≠ できる」からの脱却
『授業中、「わかった!」と生き生きと解答しているのに、いざテスト等で出してみると「できていない」・・』多くいの教科担当の先生方が、実は、真剣に悩んでいます。こうした事態に陥らないように、「わかるとできるは違う」ということを研究したり、*メタ認知能力やメタ認知を高めるための方法について調べたり、わかったという知識や理解を確実にするための授業の振り返りや*マインドマップづくりに力を入れる先生、等々・・、*は、ちょっと専門的で難しい話ですが、それぞれ工夫しています。
「わかる≠できる」、つまり、「わかる(認知)」から「できる(活動)」ようになるには、みなさんの工夫、ステップアップが必要なようです。「わかったような気になっていて何もしなければ、忘却曲線で忘れ去るので、できる段階まで『(ドリル的に)反復・繰り返し』したり、授業や家庭学習の中で、「この学習で理解できたことは〇〇〇で、理解できなかった今後の課題は△△△」等といった『振り返り・自己評価』を継続する等、『わかる から確実に できる』へ、自分に合った調整、学び方のコントロールが必要なです。
3年生の学級通信を紹介します。
2、「学び続ける人」になるために・・・ 「メタ認知」の大切さ
哲学の父といわれるソクラテスは、「彼らは何も知らないのに知っていると思い込んでいるが、私は何も知らないということを知っている。」(無知の知)と言っています。「自分が認知している内容(自分は何もわかっていないということ)を認知している」、つまり、「自分は無知であるが、最低限、無知であると言うことは自覚している・・」といった意味合いで「無知の知」の大切さを説いています。
常に学ぶためには「知らないことを自覚する」ことから始まる・・・「何も知らない自分だからこそ学ぼう」という姿勢を大切にし、「自分がいかにわかっていないかを自覚せよ、そこから学ぶ姿勢が生じる」ということを「無知の知」という言葉に込めているのです。
小学校高学年くらいから、自分を徐々に客観視できる、「もう一人の自分」が現れます。イメージとしては自分が何かをしている時、「もう一人の自分が上から冷静に見ているような感覚」です。メタ認知能力が高まってくると、様々な面で自分を客観視して、対策を講じ続けることができるようになっていきます。メタ認知能力を高めるための学習方法や反省振り返りの仕方等、様々な書籍等も出されていますが、一般的に①課題解決能力が高まる(課題の本質を見抜き、どうすればよいか適切に考える)➁感情に振り回されない(自分自身を客観視して、冷静に感情を認知しコントロールできる)③円滑な人間関係を築ける(相手と自分の違いや、置かれている状況を俯瞰(ふかん)的にとらえ適切な配慮をしながらコミュニケーションをとる)④成績向上にも効果を発揮する(学習意欲が高く、主体的に学習する力があり、解き方・考え方の工夫をよく行うことができる)等、と言われています。
学習を振り返って、自分は「何ができるようになったか」「何ができていないのか」客観的に認識し、新たな学習計画を立てたり、調整したり・・他者と協働したり、次の学びにつなげたり・・(学びに向かう力)」といった過程のすべてを「メタ認知能力」と捉えることができます。「生涯にわたって学び続ける人に・・」なるためにメタ認知の力を高めましょう。
3、振り返り、反省、自己(他己)評価、まとめ・・・何のため??
メタ認知の大切さを考えると、何のために授業を振り返ったり、まとめたり、テストで理解度を確認したり、自己評価したりするのかがわかってくると思います。「”わかった気になって”いないか、”できる”ところまで到達しているか、その認知度を図り次のステップにつなげるための評価やテスト」が学び続けるためにとても重要です。理科の授業では、その単元で習った事柄をアウトプットすることで、「自分が何を理解していて、どこの部分の理解が不十分なのか」を知る「マインドマップ」づくりをしているそうです。「わかる から できる」へ、「より生きて働く知識・理解」にするために、そして、メタ認知能力を高める上で、とても効果的な学習なのではないでしょうか・・・ぜひ、自分に合った振り返り方を見つける上でも参考にしてみてください。
11.11Sat.千歳市中学校バスケットボール1年生大会
1年生にとっては、中学校で初の市内公式戦。女子は、フルエントリーでも5人に満たないため、部員以外の生徒にも手伝ってもらっての大会出場となりました。いわゆる「助っ人」として出場した選手もしっかりボール、ゴールに向かい、ひたむきにデフェンス、リバウンドに頑張っていました。「素直に・・一生懸命・・」な姿が、見る側の心に響き、声援が送られていました。男子は、まだまだ発展途上ですが、色々な強みや可能性(ボールコントロールができる、ドライブのキレ、一生懸命脚で守る、リバウンドにとびつく・・)を持った選手も多く、試合経験から得られるものは、今後の伸びにつながっていきます。「継続は力なり」、日々の練習の積み重ねと試合経験で得られる成果と課題を個とチームの強みにかえて、ステップアップしていってほしいと思います。
「知(学びやクレバーさ)、徳(こころの豊かさ思いやり)、体(心身のたくましさ)」ともにバランス良く成長していくことが大切で、文武両道等といった言葉で表現されます。勉強やスポーツ、音楽・・ジュニア期の様々な活動に自ら主体的に取り組み、心豊かに協働し、ねばり強く挑戦する・・そうしたみなさんの日々の「一生懸命」を応援しています。
11.10Fri. My ゴールサポート講座実施
11月10日(金)の放課後にMy ゴールサポート講座を実施しました。今回は、PTAおやじの会委員長の粟野さんに『ドローンの仕事』というテーマで講座を開いてもらいました。講座の中では、ドローンの飛ばせる領域の説明であったり、実際にドローンがどんな場面において活用されているのか等々普段はなかなか聞くことのできないお話を聞くことができました。
変化の激しい社会の中で生き抜くためには、キャリア教育で身につけることができる職業観が必ず必要になってきます。今日の経験が職業選択につながることを期待しています。
11.8Wed.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業27
1、五感を働かせ、協働の中で学ぶ
はまなす学級では、英語の授業で、目標1「動作をあらわす英語をおぼえよう」という授業を行っていました。目標課題2として、「英語すごろくをつくろう」という学習内容で、「動作を表す英語」のカードや問題をつくったり、スゴロク上に、カードを配置したりしながら、学習を進めていました。書いたり、読んだり、確認し合ったり・・動作を伴った作業を伴って英単語や動作を表す英語表現を理解できるよう、「主体的に学び取る学習」の工夫がされています。
2、11月8日は、1,2年生、3年生共に学力テスト。これまでの学習の積み重ね、理解度を知り、成果と今後の課題設定に活かして行きましょう。真剣な姿勢で取り組んでいました。
11.8Wed.インフルエンザ注意報・警報
2023年第43週(10月23日~10月29日)までのやや古いデータですが、札幌圏、千歳保健所管内のインフルエンザの報告数が急増しています。石狩管内においても、主に小学校で、学級閉鎖、あるいは学年閉鎖等の報告や児童生徒・教職員の感染が11月の連休明けに急増。十分な警戒といつも以上の予防の対応が必要です。千歳中学校区の小学校にも、学級閉鎖が出ていますので、各ご家庭でもご留意ください。新型コロナ感染も一定数の報告があり、予防措置としては大きな違いがないので、乾燥する季節、季節の変わり目、特に注意が必要です。北海道の注意喚起のリーフを掲載します。
11.6Mon.凡事徹底
3年生にとっては、「毎週のテスト、進路決定期を迎えての志望校選択、悩んだり、苦しんだり・・」大変な時期を迎えています。季節の変わり目、感染症の流行にも注意し、「心・技・体」を充実させましょう。3年生の学級通信には、『やはり日常がすべての基本です』ということが、強調されていました。スポーツや音楽でも、大会でのパフォーマンスや結果は、それまでの日常の積み重ねの集大成であり、日常以上の力は、なかなか発揮できないもの・・。「あたり前のことを当り前に徹底的にやること」=『凡事徹底』が、大きなことを成し遂げるための必要不可欠な条件なのです。
様々な企業のトップが会社経営者として、この「凡事徹底」を座右の銘としています。(パナソニック創業者松下幸之助さん等)「特別なことではなく、ごく平凡なことを徹底してやり抜く」という意味であり、「物事を成し遂げるには、当たり前のことを当たり前にできるか、徹底してできるかにかかっている」というが、「凡事徹底」。
野球界では、故・野村克也さんが阪神の(優勝)監督時代に「凡事徹底。当たり前のことを当たり前にやるのがプロ」とコメントしていた話が有名です。(阪神35年ぶりに日本一になりましたね)
3年生の通信に掲載された、『あたり前のこと10カ条』は、すべての小中学生に身につけてほしい力であり、「社会に出て、最も必要となる基本的な能力」だと感じます。ぜひ、1,2年生も参考にしてみてください。
11.2Thu.後期中間テスト
昨日の落雷で、本校でも「電話の故障」が発生。市内的には、ネット環境に問題も出ている学校もあるようです。1ヶ月ほど前にも、落雷被害が、PCやネット環境に影響を与えたりもしているので、「安全安心」を確保するために、暴風雪や降雨、落雷と、気象現象による危機管理にも十分注意を払う必要性を感じます。
今日は、後期中間テスト。翌週8日(水)は、すべての学年で学力テストが予定されています。「どんな力が身について、今後の課題は何なのか」を明らかにするという意味で、学習の達成度、レディネスを見る大切な機会です。実施、振り返り、学び直しまで含めて、学習の深まりに期待します。
10.31Tue.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業26
朝夕はめっきり気温も低くなり、1日の寒暖差も大きくなっています。雪虫もちら舞っていますから、初雪も近いのかもしれません。石狩管内各市町村では、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症等により、学級閉鎖やかぜ罹患者の増加も見られます。季節の変わり目の温度変化、高温多湿から、乾燥した空気となる季節には、体調管理に十分気をつけなければなりません。
1、「対話を重視した授業へ」
会話やコミュニケーションだけが「対話」ではありませんが、「ノンバーバル(言葉を使わない・非言語)なものも含めて、個々の考えや意見、思考そのものを共有し合ったり、意見交換したりすること」が、『確かな理解や新たな考えの創出』といった意味で重視されています。授業の中で、「ある課題」についてペアで学習したり、教え合い学び合いが生まれたり、様々な意見や考えを共有し合ったり、ある人の考えをプレゼンしてそれをもとにさらにセッションが深まったり、他者の作品やパフォーマンスを見て聞いて感じることから自分の表現物・製作物・パフォーマンス等をさらに良いものにする(実技・技能系の教科)等ということも、ノンバーバル「対話」だと考えることができます。「対話」をきっかけに、子ども達がより主体的に考え、表現し、その思考や判断や自分なりの表現と共に他者と練り合う(共有する・比較する・新たに生み出す)ことで、確かな理解やより良い納得解・最適解、新たな考えが協働的な学びの中から生まれる・・ICTも有効活用した「子どもを主語にした授業、子どもが主役の授業」(子どもたちが自ら、主体的に、学び取っていくという意味合い)の実現が令和時代の学習指導要領には示されています。
2、国語科
様々な「学力テストや諸検査等から千歳市の子ども達の「読解力と記述力」には課題があります。国語科では、文章を読み解く力、読解力を高めようと要点・要旨・要約を記述したり、根拠となる記述を探したり、文の構成を考えさせたり・・。あるいは、記述力を高めるため「書く」ということ、ある一定の文字数で記述することにも力を入れています。
3年生の国語では、「いくつかのポスターから、ひとつ選択し、そのポスターの良さや特徴について、講評を400字程度でまとめる」という授業をしていました。近くの人と、意見交換したり、友達がどう感じているか等、対話もまじえ、自分なりの講評をつくっていました。
3、社会科
1年生社会科では、ヨーロッパ連合(EU)が、なぜ統合に向かったか・・・様々な資料や統計グラフ等(資料活用)をもとに、グループで考えを出し合い、対話の中から深め合っていました。「1ユーロって何円ぐらいだったっけ?150円くらいじゃない・・、1ドルと1ユーロを円に換算すると同じくらいかな・・、この収入のグラフは円に換算すると・・。」そんな会話がとびかいます。資料活用の力とともに、様々な資料をもとに、地理・歴史・公民的な視点で、「なぜこうした動きになったのか」社会を読む、自ら考える力がついてくるなあと感じる授業でした。
3、技術
技術科では、ラジオを作成していました。LEDライトつきなので、LEDライトの特性や使われている用途等についても説明され、基盤のはんだごての手順や注意事項等について、熱心に学んでいました。「ものづくり」の分野では、周囲の人と協力したり、できばえを比べ合ったり、近くの人とポイントを確認し合ったり・・そこで生まれる対話も学びを深める協働です。
10.28Sat.石狩管内バスケットボール新人大会
10月28日~29日と石狩管内新人戦バスケットボール大会が開催されました。予選リーグを突破した女子バスケットボール部が、ベスト4以上の南北海道大会出場を目指して決勝トーナメントに挑みました。1回戦緑陽中学校に勝利し、2回戦は、第1シードの恵み野中学校との対戦。1年生の上達も見られ、ねばり強くチャレンジしましたが、現段階での力の差も痛感する結果となり惜敗。結果、管内新人戦はベスト8という結果に・・。ミニバス経験が、チーム力を大きく左右する中学校の女子バスケチームの中で、1,2年生で目標を持ちながらねばり強く練習を続けてきた成果が、チームで守るディフェンス力、1年生のファンダメンタルの向上、2年生のスピードあるプレーやキレのあるステップワーク、シュート力向上につながっています。次のステージへ、新たな目標設定をし、ステップアップしていきましょう。
10.25Wed.合唱部引退式
10月25日(水)放課後の時間帯に合唱部引退式を行いました。最後は、合唱部全員で心のこもった合唱を披露してくれました。3年生にとっては、合唱部のメンバーと歌う最後の合唱となるため、みんなの気持ちが一つになり本当に素晴らしい引退式となりました。
10.24Tue.石狩管内中学校文化連盟 生活体験・英語暗唱発表会
10月24日(火)江別市民文化ホール(えぽあホール)で、石狩管内中学校文化連盟の「生活体験発表会」・「英語暗唱発表会」が開催されました。石狩管内7市町村から生活体験発表32名、英語暗唱発表に32名が参加し、管内的な交流を行いました。生活体験発表には、本校から大畑優月さんが「争いとどう向き合うか」という演題で発表、英語暗唱発表には、木村明日香さんが「Audrey Hepburn」を発表。二人とも日頃の学習の成果をステージで堂々と表現していました。管内規模でのこの中文連の発表会も、アフターコロナの貴重な表現活動の機会となりました。
10.24Tue.後期生徒会役員・生徒会委員認証式
後期の生徒会役員・生徒会委員の認証式が行われました。後期の中尾生徒会長が認証され、後期生徒会活動への決意を述べるまでは、前期77代生徒会の仕切りで、認証式がスタートしました。緊張感に満ちた中で、生徒会役員・生徒会委員が認証され、代表の生徒会長、委員長が認証状を授与され、決意のことばを述べました。校長からは、次のような言葉を送っています。
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まずもって、「輝想~ひとりひとりの想いを輝かせて~」を生徒会テーマにWith コロナの新たな伝統を創造した第77期生徒会・委員会のリーダーシップに敬意を表します。日常活動、体育大会、文化祭等の学校行事にひとり一人の想いを大切にして、学級、学年、学校がひとつになって、集団が輝く主体的で、創造的な、生徒会活動を見せてくれました。
もう5年ほど経ちますが、「新しい学習指導要領のキーワードは「主体性」です。学習においても、「教えてもらう」よりも「自ら学ぶ」、主体的、自立的に学習に取り組む姿が求められ、検索ですぐ答えが出てくる単純な記憶再生型の「知識・理解」よりも、「自ら考え、思考を広げ深め、豊かに表現する力」それも他者との協力、協働の中で・・・といったことが、「変化の激しい時代に未来の創り手として生きる」ために必要な力であるといわれています。
この「自らの力で・・」「主体性を持って・・」「自治力の高い集団」をつくっているの教科の勉強だけでなく、この生徒会活動(自治的活動)やスポーツ・音楽・芸術活動等です。3年生が後ろ姿で見せてくれた主体的、創造的な生徒会活動を後期1.2年生を中心とした第78期の生徒会役員・生徒会委員がけん引してくれることに期待を寄せています。新たな伝統づくりを目指して・・。
10.24Tue.お弁当の日
今日は、21日(土)の食育授業を受けてお弁当をつくってくる日。給食前の会話も弾んで、楽しそうです。「自分でつくりました」「おかずが一部自分です」・・・等々、栄養素など考えたお弁当計画にそって、「自分で・・」という生徒が多かったようです。今日は、給食もありませんから、日頃の学校給食のありがたみや、お弁当が必要な時に家族がつくってくれることへの感謝を実感しながら、お弁当づくりに励んでくれたら、とても貴重な学習だと思います・・。
10.21Sat.フリー参観日
今日は、土曜授業で、来校人数も時間も制限のないフリー参観日でした。生徒の授業の様子を多くの保護者に見ていただくことができ、「学校での授業や取組、日常の様子」等について、理解していただき、一層の協力や家庭での教育や養育に活かしてもらえると、とてもうれしいと思っています。
1、求められる「授業観」の改革
「ICTをツールとして使いこなし、子どもが主体的に学び取るような授業」への変革が、学校現場では求められています。PCやnetで検索すれば、「知りたい知識・技能は得られやすい時代」。「多様性を認め合いながら協働し、子ども達が、自ら主体的に考え、思考判断し、自分らしく表現していく、その学びの中から、新たな考えや発想、納得解・最適解を創造して行く・・」そういった、「思考力・判断力・表現力」といった活用する力と「協働的な学び」が、変化の激しい時代に未来の創り手となる人材を育てるKey wordと千歳中学校では考えています。
2、学び意欲の向上とわかる楽しい授業
右上の2コマ:2年生英語 英語の質問に英単語カルタで答えます
上の3コマと下の2コマ:1年生理科では、「ドライアイスの状態変化」について、予想を立てたり、結果をまとめたり、そのことについてさらに考察したり、「自ら追及すること」を大切に授業が進みます。
下の3コマ:英語では、1年生が original questionづくり " Which 〇〇 do you like ? "に熱心に取り組んでいました。Tabletを活用し、検索した画像等も使いながら、工夫して、質問内容や表現を繰り返すことで、活用する力を身につけ、英会話でのコミュニケーション力アップに期待しています。
下の3コマ:2時間目の食育授業は全校一斉のテレビ放送を活用。生活習慣を振り返ったり、食事や栄養、食育に関わる学習を深めながら、10月24日(火)の自分で弁当をつくる日(給食なし)の計画づくり。小中学校では、学校給食が多いですが、高校や休日の部活動等、自分の親に「弁当をつくってもらう」ということも多々あります。そうした苦労を理解したり、自分でも栄養バランス等も考え、自分でお弁当をつくれるように・・・食育について多くの事を考える機会としてください。(フードロスが問題となっている先進国に対し、世界では、貧困や食糧不足で、食べるものがない、栄養失調や飢餓等といった世界規模の課題もあります・・)
10.20Fri.漢字検定
20日(金)の放課後、28名が実用漢字検定に挑戦しました。漢検のホームページには、『漢検へのチャレンジが「勉強が苦手&キライ」というイメージを取り除いて、やる気を引き出してくれるはずです。おまけに毎日学ぶ習慣が身について、基礎学力のトレーニングもでき、目前にひかえた高校入試、そして将来に向けてもしっかり役立ちます。』等と書かれていました。漢検や英検等、「資格を得る」だけでなく、語彙力を身につけることは、「読む、書く、理解する、表現する」といった力を高める効果もあります。ぜひ、自分の今のレベルから、少しずつレベルアップし、合格していく楽しみ(努力が成果につながる実感)を味わえる漢検や英検(実は数検もある)にチャレンジしましょう!
10.20Fri.第50回石狩管内中学校音楽発表会歌唱部門
第50回石狩管内中学校音楽発表会【歌唱部門】が、北広島市芸術文化ホール(花ホール)で、開催され、本校合唱部が参加しました。虹、証の2曲を発表し、青葉中学校合唱部15名に本校の8名、向陽台中学校の7名が千歳市中学校合唱部合同で、Nコンの課題曲Chessboardを合唱。会場からもあたたかな拍手をもらっていました。美しいホールで、緊張感の中披露した2曲、みんなで歌った声と心を合わせた合同合唱・・、美しく響くハーモニーと豊かな表現に、「みんなで響き合うって気持ちよさそうだなぁー」とこころが熱くなりました。管内のいろいろな学校が集まった中で、貴重な経験となりました。
10.19Thu.テーマタイム
1年生は、「テーマタイム」。警察・自衛隊・郵便局・歯科クリニック・美容室・飲食店・お菓子・情報ゲーム関係・保育園等、10の事業所の方々に絶大なご協力をいただき、働くこと、職種のことについて、将来のキャリア選択について、社会に出て必要になってくること等々、業種、仕事内容の特徴をわかりやすく説明していただきながら、質問や体験もまじえ、キャリア学習を進めていただきました。生徒達の真剣な表情や、「自分の強み、興味の持てることを追究する、あるいは探すことがすごく大切」、「人間性、コミュニケーションといったことが最も問われる」・・・等々、講師の方々の社会で活躍し、第一線でやりがいを持って働く方々の「生のことば」が心に響く講義に、感銘を受けました。
コロナ禍、なかなか学校に地域の方や職業人の方々が、授業協力や講演で来ていただくことができませんでした。今回は、PTAおやじの会の協力もあり、地域で働く地元の職業人の方も多く講義を引き受けていただきました。千歳中学校もコミュ二ティー・スクール「地域と共にある学校」に指定されています。地域・保護者の力も借りながら、みなさんの成長・発達や学びを地域で支えていく・・そんなCS(コミュニティー・スクール)の良さを実感するキャリア教育となりました。「自分の良さや強み」「職業観」「将来のキャリアデザイン」「社会で求められる基礎的・汎用的(どんなときにも生かすことがきる)能力」、つまり身につけなければならない社会性や働く上での磨くべき能力について、考えるきっかけになったのではないでしょうか。
この場を借りて、ご協力いただいた地域の方々、事業所の皆様に心より感謝とお礼を申し上げます。ありがとうございました。
10.18Wed.テーマタイム オリエンテーション
1年生は、19日(木)に行われる「テーマタイム」のオリエンテーションを行いました。テーマタイムは、1年生のキャリ教育の目玉で、実際に社会で働いている人たちに来ていただき、「その職業の内容や仕事のやりがい、その職業に就くには・・」等々、説明や質問の対話的なやり取りの中から、職業観や将来のキャリア選択について学びを深めてほしいというねらいがあります。今日の集会では、日程や内容、テーマタイムの実施方法の確認などを行い、学年の先生からは、「職業、働くことについての学びを深め、自分の将来について視野を広げるきっかけにしてほしい」という話がありました。
10.17Tue.2年生職場体験前日集会
10月17日(火)6時間目に2年生の職場体験前日集会を実施しました。コロナの影響で職場体験が実施できていませんでしたが、今年度は明日からの2日間、各事業所において職場体験を行います。なかなか経験の出来ない貴重なキャリア教育となるため事故や怪我のない有意義な職場体験になることを期待しています。そして、自分の職業選択において今回の職場体験での経験や感じたことが活かされるとさらに良いですね。
10.17Tue.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業25
3年生国語の研究授業「聞き手の工夫」。インタビューの場面で、話し手・聴き手の動画を視聴し、「聴き手の工夫」に着目しながら授業が進んでいきました。〇「話し手の内容に共感・肯定している」 〇「話し手の話しに自分の意見や考え、エピソードを交えてまた聴いている」 〇詳しい説明を促す(だんだん具体的に) 〇聴衆も巻き込んでいる ・・さすが3年生、様々なことを指摘します。いい言語活動に感心します。このあと、自己アピール文の作成にあたって、班員の良さ・強みを他己評価してジャムボードに「いいとこみつけ」をしていました。みんなが捉えてくれている「自分の良さ」も参考にしながら、自己アピール文づくりに励んでいました。「自分のことをしっかりと他者に伝える表現力、話し手の良さ、表現を引き出す聞き手の工夫」、素晴らしい言語活動です。
10.16Mon.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業24
1、社会
1年生社会科では、西アジア・中央アジアの輸出品の帯グラフから、特徴的な点、考えられることを書き出し、ジャムボードで、資料の読み取りについて、「思考・考え」を共有していました。こうした思考の練り合いから、「社会科特有の見方・考え方を働かせ、思考を練り合うことで、より理解や考えを広げ、深めることができるんだなぁ・・」と感じました。
3年生社会では、「マスメディアと政治」の単元でしょうか・・数社の新聞を読み、記事内容の取り上げ方や特徴等について、グループで協力しながら整理していました。対話から「気づき」が生まれ、思考を共有しあうことで、「より深い理解や学び」が生まれます。
2、数学
3年生数学は、「二次方程式の文章題」、数学的な見方・考え方を働かせて、『式を立てる』ことさえできれば、解が得られるのですが、そこが苦労する、難しさもある分野です。おそらく、『図や表やグラフに表してみて、求められていることを整理することが重要なのでは・・』。2次方程式の文章題を解く(読み解く)ポイントは・・、
①「求められているものを X とおく」 ②「=で結べる式を見つける」 等と、よく言われます。最近の入試問題など(裁量問題等もなくなり)、いわゆる「思考力を問う問題」、「しっかり問題を読み解いて、わかっていることと、求めるべきことを整理しなければ解けない問題」が、必ず出題されます。皆さんが培った「数学的な見方・考え方」で、「整理し、気づき、ひらめくように・・・」粘り強く日常に取り組んでください。
実際、点が移動することによってできる二つの図形の重なりが、「三角形から台形に変わった・・」ときらりと光る気づきが、授業の中で聞こえてきます。3年生の益々の頑張りに期待します。
10.14Sat.管内新人バスケットボール大会【予選】
10月14日(土)バスケットボール管内新人戦の予選が行われました。どの部活動も、1,2年生の新チームが市内大会の成果と課題を次につなげ、種目ごとの管内や全道の大会、さらには、令和6年度への成長を目指して、目標を持って頑張っています。更なる、成長と活躍に期待しています。
男子 花川南69-58千歳 千歳54-43大麻東 【予選1勝1敗】
女子 千歳 66-23江別第一 野幌18-78千歳 【予選2勝】
10.10Tue.後期始業式実施
後期始業式 「自己実現に向かう後期」
校長 金 森 直 人
後期がスタートします。後期は、どの学年にとっても「自己実現に向かう学期」です。3年生は、進路選択・進路実現に向けた取り組み、2年生は、次代を担い、学校・生徒会・部活動等を動かし、キャリア学習・職業体験等充実させていかなければなりません。1年生は、後輩ができ、中堅学年として、学校の教育活動を充実させるために、背中で見せる学年にならなければなりません。
高校入試や面接等では、例えば、「あなたにとって学ぶって何ですか」とか、「あなたはどう考えますか」「将来、どんな職業に就きたいですか」等というように、「自分はどう考える、自分はどうしたい・・」等といったこと、答えがひとつで問いに、「納得解・最適解」を表現していくとこが問われます。変化の激しい時代に対応できる「思考力・判断力・表現力」が重視される世の中、自己の可能性や強みを活かし、自分はどう生きるか、ウェルビーイングな生き方・・」といったことが、特に大切にされる時代に差しかかってきます。
どの業界でも、「若い世代の人材不足」は深刻です。「選ばなければ仕事はある時代」になるのかもしれません。しかしながら、「自分の強みを活かし、生きがい、やりがいを持って生きる」ためには、「自己の可能性を信じ、強みを活かし、主体的に学び続けること・・しかも、他者とのコミュニケーションや協働を大切にして・・」というのが、社会の創り手になるための最適解だと考えています。
自己実現に向かう後期、学習、委員会活動、スポーツ、音楽、芸術活動等での皆さんの活躍に期待します。
10月10日(火)1時間目に後期始業式を実施しました。いよいよ後期がスタートします。後期は、3年生にとっては自己実現に向かって頑張る時期。1・2年生にとっては、千歳中学校の中心となって本格的にいろいろな場面で活躍する時期です。全校生徒がそれぞれの目標に向かって精一杯の努力をしてウェルビーイングな学校生活になることを期待しています。
また、各学年を代表する生徒の作文発表もありました。どの代表生徒たちも、前期の反省と後期に向けての意気込みを力強く発表していました。
最後に全国大会等で活躍した水泳の表彰も行いました。今後より一層の活躍、世界を見据えた競技生活になることを全校生徒で応援することで後期始業式を終了しました。
10.8Sun.「夢の書展」
秋休みの見事な秋晴れとなった日曜日。「書展」を見せてもらいました。コロナ禍にも、継続して活動し毎年「書展」を開催している「隆光書道会」さんの「夢の書展」です。千歳市民ギャラリー展示ホールで開催され、本校の生徒も多く書を出展しており、小中学生の書もたくさん展示されていました。代表の山口紫蘭先生ともお話しさせていただきましたが、「一枚一枚がチャレンジ、前に一歩進んだり、下がったり・・それでもチャレンジ・・夢を持って・・」という考えにとても共感します。小学校から、ベテランの書家まで、書の美しさだけでなく、書に込められた「想い」まで伝わってくる、まさに「夢の書展」に感銘しました。小学校低学年でもしっかりと意志を持って書に想いを込める・・。創作活動の素晴らしさを実感しました。
10.8Sun.石狩管内中体連軟式野球新人大会
軟式野球の管内新人戦が千歳・恵庭の4球場で開催されました。7日(土)に恵庭中に勝利した北広島広葉中学校との2回戦が、8日(日)千歳市民球場で行われました。序盤1-1の拮抗したゲームでしたが、6回、7回に得点を許し惜敗。エラーも絡んでの失点があり、切り替えを上手につけつること、コミュニケーションを絶やさず、自分たちの流れに引き込むこと・・等々、課題も見えた大会となりました。更なる努力と向上に期待します。
10.6Fri.前期終業式
10月6日(金)5時間目に前期終業式を実施しました。前期を振り返りとコロナの影響で今まで活動できなかったことが復活し、コロナ禍前の日常が数多く取り戻せました。各学年代表生徒の前期を振り返っての作文発表の中でも学校行事に対する反省が数多く述べられていました。
来週からは、いよいよ後期がスタートします。前期に身につけたことを土台にして、より一層成長していくことを期待しています。
10.5Thu.千歳市中学校音楽発表会
千歳市中学校音楽発表会が千歳市民文化センター北ガス文化ホールで開催され、本校からは、3年2組の学級合唱、青葉中・向陽台中・千歳中の合同による合唱部が出演し、表現力豊かな合唱を披露しました。市内各校のそれぞれの学級の特色を活かした美しいハーモニーは、観客を魅了し、素晴らしい発表・交流会となりました。
合唱がなぜ、人の心を揺さぶるのか・・、表情、目線、息づかい、指揮者を中心とした一体感・・そうしたものが、美しいハーモニーとともに伝わってきて、心に響くのでは・・そんなことを感じながら、各校の発表・合唱部の発表を聴かせてもらいました。
(以下、閉会式での講評を掲載します)
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第57回千歳市中学校音楽発表会 講評
千歳市中学校音楽発表会はコロナ禍の3年の空白を経て、今回で57回目になります。実に半世紀以上も続く歴史と伝統のある発表会ですが、4年ぶりの開催に、皆さんが新たな伝統を創ってくれました。佐々木教育長から、開会式の挨拶でもありましたが、「音楽を通した人づくり、まちづくり」といった面でも、この発表会は、市の大切な行事と位置づけられています。
「心と心の通い合い、豊かなコミュニケーション」から、美しいハーモニーの調和が生まれ、一人一人の良さ、美しさが響き合い、素晴らしい歌声がホールいっぱいに響きました。心に響く合唱をありがとうございました。
今回、合唱部で発表してくれた青葉中学校は、NHK学校音楽コンクールで札幌地区金賞を受賞し、北海道大会に出場しています。その青葉中学校が、「市内合同」というかたちでNコンの課題曲を披露してくれました。部活動地域移行も議論される中、とても意味のある合唱だったと思います。
また、各校を代表して、素晴らしい合唱を響かせたみなさん。これまでの努力と苦労に心から敬意を表します。数学の1+1には、=2という、ただ一つの答えがあります。しかし、合唱という、表現活動には「ただひとつの答えはありません」。しかも、指揮者、伴奏者、PRのリーダーシップ、コミュニケーションや仲間との協働がなければ、「いいものは生まれてきません」。
変化の激しい時代に生きるみなさんには、「自ら思考・判断し・表現する力、しかも協働の学びの中で、答えのない問いにも最適解を導き出したり、新たな表現や発想を創造する」ということが、求められる時代です。みなさんの豊かな感性や表現力、仲間との協働で、自分達らしく創り上げた経験を、今後の進路選択や「学び続ける姿勢」に活かしていってくれることを、大いに期待しています。
終わりになりますが、
本日の発表会を開催するにあたり、佐々木教育長様をはじめ、千歳市教育委員会の皆様、並びに実行委員の皆様に多大なるご支援をいただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。また、各校でご指導いただいた、音楽科や担任の先生、部活動指導の先生達にも、日頃の「音楽を通した心通うご指導」をいただいていることに、心より感謝とお礼を申し上げ、主催者を代表しての挨拶といたします。
10.4Wed.1年生学年集会実施
10月4日(水)6時間目に1年生の学年集会を実施しました。中学校生活前期の活動を振り返って、各委員会の活動反省を各委員会の学年代表が話していました。どの委員会も成果と課題をまとめていて、後期の各委員会の活動につなげてほしいと思います。また、最後には『せっかく前期の活動を一生懸命に頑張ってきたのだから日常生活を考えて行動することで頑張りを認められるようにしましょう』という学年チーフの話もありました。今年度もいよいよ後半に入ります。更に一回り成長した姿になることを期待しています。
10.3Tue.全校避難訓練実施
10月3日(火)5時間目に全校避難訓練を実施しました。久しぶりの全校生徒による避難訓練をグラウンドに集合する形式で実施しました。秋空の元、全校生徒が素早く避難することが出来ました。災害等はいつ起きるかわかりません。いつ災害が起きても本日の避難訓練を思い出し、命を守る行動をとることが大切です。
9.27Wed.第76回文化祭
第76回千歳中学校文化祭は、北ガス文化ホールで、生徒会企画の開祭式でスタート。その後合唱発表会が行われました。大ホールでの演奏とあって緊張感も高まる中、トップバッターの1年1組「大切なもの」が1年生とは思えない素晴らしいハーモニーを披露。続く1年生各クラスも明るく元気よく、美しいハーモニーを響かせました。プレッシャーの高まる2年生は、さらに中堅学年としての威厳を見せ、クラスの特徴を活かした素晴らしい合唱。男子パートの美しさも際立っていたので、ソプラノ・アルトの透明感ある歌声とともに、さらなる期待の感じられる合唱でした。
そして、3年生、「一人一人の想いを音符に」のせます。美しく響くソプラノ・アルト、アルトは地声になりやすいのですが、発声のすばらしさが際立ちます。そして、力強い低音で曲を支えるバス、テノールの伸びやかな高音の響き・・個性的な歌声がパートごとに集約され、各パートが、美しく響き合うことで、ドラマチックな曲想を表現する圧巻のハーモニー・・合唱の歌声やハーモニーからも感動は伝わるのですが、息遣い、指揮者を中心にした一体感、表情、まなざし・・歌声とともにそうした合唱にかける想いやみんなと創ってきたこれまでの努力みたいなものが聴く人の心を打ちます。
Bravo感動的な合唱発表会をありがとう。
9.26Tue.第76回千歳中学校文化祭 開幕(展示鑑賞)
第76回千歳中文化祭の開催にあたって 校長 金森 直人
『輝想』~ひとりひとりの思いを輝かせて~を生徒会テーマとし、日々の委員会活動から学校行事の企画運営まで、主体性、行動力、そして、自治力のある生徒会活動を展開しています。「一人一人の個性とその想いを紡ぎあい、誰もが輝く学校を創ろう」という決意が、全校生徒に伝わり、「夢や志をもち、未来をたくましく生き抜く力」を育む姿に感動と勇気をもらっています。
Withコロナの時代に立ち向かい「新たな伝統を築く」。文化・芸術面での集大成が、この文化祭です。「自分たちらしいハーモニーを・・」と、心ひとつに、曲づくり、学級づくりに励んできたクラス合唱。「文化センターの大ホールで響かせてほしい」という願いから、(9.27Wed.)文化祭のメイン会場を北ガス文化ホールでの開催としました。また、生徒会主催の開閉祭式、各教科展示、文化部のステージバックやスライド編集、部活動展示等々、そのすべてが、学校文化の「発信」です。文化祭を通して学級・学年の連帯感を深め、千歳中学校の新たな伝統を築いてくれるものと確信しています。
保護者・地域のみなさんも是非、お楽しみください。
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前日の今日、9月26日は、展示鑑賞の日。学年ごとに割り当てられた時間で、日常の教科の中で成果となる教科展示、教科横断的に学んだ総合的な学習の時間のプレゼン発表、はまなす学級のものづくりの数々・・。美術部作成のステージバックが掲げられた体育館、3階特別教室を活用した、文化部の作品展示の数々・・。日々の学びの中の文化的な活動、作品等を展示・鑑賞する素晴らしい機会となりました。修学旅行のテーマ学習のプレゼン画面に見入る1,2年生、美術部の素晴らしいイラスト絵画にくぎ付けの生徒、はまなすのバリエーション豊富なものづくり・・全校生徒一人一人の良さや強みが、作品や展示にあふれ、豊かな表現力を感じると同時に、そうした製作物を鑑賞し、楽しむ生徒達の感性にも、こころの豊かさを感じます。
中間交流を経て、クラス合唱も益々完成度が上がり、そのクラスらしさに磨きがかかっています。ばらばらだった個がパートごとにひとつになり、それぞれのパートが調和して、ひとつの合唱曲をみんなで表現する。1+1=2のように、表現活動には、ひとつの決まった『解』、『正解』はありません。みんなで協力しあい、自分たちらしい『納得解・最適解』を探していくのが、芸術や音楽の表現力・・。ひとりひとりの想いを輝かせ、学級・学年、全校が笑顔と感動を共有し合う、文化祭でのパフォーマンスに期待しています。
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9.25Mon.2年生合唱中間交流会実施
9月25日(月)5時間目の時間に先週行う予定であった2年生の合唱中間交流会を実施しました。どのクラスも真剣なまなざし、パート毎のバランスや今まで練習で確認してきた強弱、姿勢や表情などを注意しながらステージ上で表現していました。本番はいよいよ明後日となりました。最後の最後までクラスで話し合いを重ねて、より良い合唱を作り上げるために、クラス全員の気持ちを一つにして感動する合唱にしてほしいと思います。
9.23Sat.第41回吹奏楽部定期演奏会
千歳中学校第41回定期演奏会が北ガス文化ホールで開催されました。本校生徒、教職員、保護者、地域の方々、多くの人たちが、演奏を楽しみにして来場してくれました。
一人一人の楽器・音色が折り重なり、優しさや力強さ、美しさ、繊細さ・・、このバンドメンバーにしか創れないsound、曲づくり・・。一人一人が輝きながら、その織りなすハーモニーは、観衆の心に響き、感動を呼ぶ・・音楽のすばらしさを教えてもらいました。
顧問の齊藤先生の「この3年生は、素直でまじめで・・」、式典のための行進曲「栄光をたたえて」の作曲者である内藤淳一先生の「自分の作曲者としての原点は中学校2年生の時、ピアノを弾かせてもらったことから・・」というお話にも、曲づくりや演奏等音楽の力には、人としての成長や将来のキャリア形成、コミュニケーション、社会性・・・机上だけでは身につかない、逞しく未来を切り拓く「生きる力」を培うことにも、心動かされました。
これまでバンドをけん引してきた3年生たち、本当にお疲れ様でした。次のステージを見据えてください。1,2年生含め千歳中学校吹奏楽部の新たな伝統を創った吹奏楽部のみなさん、さらなる成長と輝きに期待しています。来場していただいた多くの方々、子ども達の心のこもった演奏を楽しんでいただけたと思います。今後とも、子ども達の成長と躍動に応援をよろしくお願いいたします。
9.21Thu.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業23
1、思考を共有し、みんなで読み解く(一人一台端末の利活用)
中3国語の『故郷』魯迅は、昔からよく教科書の題材となっていますが、「短編小説とはいえ、読解が難しい」等とよく言われます。「帰郷の時、なぜ ” 寂寥の感 ”を抱いた?」「ルントウを” 神秘の宝庫 ”といった意味は?」「ヤンおばさんの物語での存在意味は?」「再開時の、私とルントウの感情は?」「故郷を後にする、私の希望とは何?」・・・そうした深く読み解くことの楽しみを味わってほしいと思います。(千歳市の国語科の重点は、読解力と書く力になっています)
この単元では、タブレットのジャムボードを使って、「読み解いた一人一人の思考を端末上で共有」しながら、思考を交流し、「また新たな考えや発想、深い読み取りに・・」というねらいがあるように見えました。国語科でのICT機器の活用は、教科の特性上、なかなか難しい面もあるのですが、「思考・判断・表現力」を高める授業に感じます。
2、数学的見方・考え方を働かせて・・ 「あやまちは、やすき所になりて必ず仕る」
3年生数学はますます難しさを増しますが、ここが正念場です。二次方程式、関数、図形・・・「問われていることは、何か」「問題文に示されていることを図・表・グラフ等で整理する」「与えられていることから丁寧に式を立てる」・・・といった数学的な見方・考え方が身につくことがとても大切。「人に教えてもらったり、人に教えることでより確かな力をつけたり・・」『何ができて、どこがわかっていないのか、どこでつまずているのか』を自分が把握することが大切・・。意外と「式を立てる」ことは、できているのに、「移項や分数の処理、正負の間違い」等、『何でこんなところで・・ケアレスミスか・・惜しい・・」なんてことが多いものです。吉田兼好の徒然草に「高名の木登り」というお話があります。知っていますか?
概要は
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昔、「木登りの名人」と呼ばれる人がいました。その名人が、自分の弟子に、高い木に登らせて、木の枝を切らせていたときのことです。その弟子が、とても高くて危ない場所で木の枝を切っているとき、その名人は何も言わずに黙って見ているだけでした。しかし、弟子が枝を切り終わって高い場所から低い場所まで降りてきたとき、その名人は初めて「気を付けて降りなさい」と声をかけたのです。
不思議に思った弟子は「あれくらいの高さになったら飛び降りることだってできますよ。なんで、ここまで安全な場所に降りてから、そんなことをいうのですか。」と聞いたところ、その名人はこう答えました。「失敗は、もう大丈夫だと思ったときに、必ずしてしまうのです。」
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「あやまちは、やすき所になりて必ず仕る」と名人は言っていますが、結構、こういうことって、色々な場面であると思いませんか・・・
3、社会科 公民 「自己決定権」
「自己決定権」は、新しい人権のひとつ。「自分の生き方を決める権利」です。授業では、この「自己決定権」に含まれるインフォームドコンセント(自分で治療法が決められるように医師の十分な説明が認められていること)等、実際のニュース報道等も視聴しながら学習していました。「知る権利」や「プライバシーの権利」等々も新しい人権といわれるもの・・。未来を生きるみなさんには、こうした学習を自分事として、深く学び、社会で生きて働く力として身につけてほしいと考えています。
4、家庭科
1年生が、裁縫 「ポケットティッシュカバーづくり」に取り組んでいました。本校の生徒の「ものづくり」や「作業」の際の集中力は、とても高いものがあります。丁寧な作業、集中度、作業工程のや作業方法の理解、進捗状況のチェックや確認等、社会に出てから大いに役立つものも多く、実技を伴った教科の充実、パフォーマンスとして表れるその教科特有の表現力・想像力に期待しています。
9.21Thu.文化祭に向けて
千歳ペレットの丘のひまわり畑にまだ夏の暑さを感じていた今週の初めから一変、朝夕の冷え込み、日没時刻の早さと朝の暗さはいよいよ秋を感じさせます。千歳川のインディアン水車付近にも多くのサケが遡上しています。秋の到来とともに、新型コロナウイルスやインフルエンザといった感染症が増えてきたのは、高温多湿の真夏から、少しからっと涼しくなったことによるウイルスの活動、社会経済活動がますます活発になってきたこと等、関連があるのかもしれません。「自分と自分の大切な人を守るための予防的な行動」が大切なことには変わりはありません。健康で、安全に、秋の学び、スポーツ・文化を深めましょう。
美術部の共同制作で、ステージバックが掲げられたり、パソコン部のポスターで来る27日の文化祭を盛り上げたり、校内装飾、開閉会祭の生徒会の準備、等々、学校総がかりで、学校文化の発信に取り組む姿は、若いエネルギーに満ちています。文化ホールで「合唱を交流し合おう」という千歳中、初の企画の成功に向けても、実に「その学級らしい」合唱づくりが、心に響きます。指揮・伴奏・パートリーダーを中心に、ハーモニーが美しさを増してきたクラス、曲に豊かな表情(表現)がついてきたクラス、難しい音取りに苦労しているクラス、ブレスまで一体感を感じるクラス・・・やはり、「合唱づくり」は学級づくりであり、曲づくり、表現の工夫を通して、こんなにも仲間が対話し、心ひとつに表現を楽しむ経験は、高校や大学でもなかなか経験できることのない中学生期ならではの、素晴らしい経験と感じます。コロナ禍のPTAの保護者の方が、「合唱コンクールみたいにみんなが心ひとつに頑張れる学校行事を万度に経験できないこの子たちは、本当にかわいそう・・」という話をしていたことを思い出します。マスクをしたり、練習時間をごく短くしたり、無観客だったり・・・工夫しながらの実施でつないできた合唱交流を、今年こそ、千歳中学校の「新たな伝統」に高めてほしいと考えています。
9.20Wed.合唱中間交流会
9月20日(水)学年合唱交流会を行いました。今までの練習の成果を発揮し、どのクラスも真剣なまなざしで歌い上げていました。今年の文化祭当日は、北ガス文化ホールでの実施となります。本番はいつもと違う環境でより一層緊張するはずです。クラス全員が一つの目標に向かって取り組む合唱は、まさに学級つくりの根幹です。
第76回千歳市立千歳中学校文化祭が最高のものになることを期待しています。
9.16Sat.卓球新人戦・全道新人陸上
全道卓球参加の関係で、9月16日(土)開催となった千歳市中体連秋季新人戦卓球大会が富丘中学校で開催されました。男子は、団体戦と個人戦、女子は東千歳中と合同チームで団体戦オープン参加と個人戦が行われました。試合、審判、応援・・と自分たちの代で臨む公式戦。選手同士でもアドバイスしあう等、チーム感の感じられる試合でした。女子は、部員も少なく、体調不良による不参加もあり残念な思いもあるかもしれません。新人戦のねらい、「成果と課題をしっかり把握し、次につなげる・・」、合同チームでの経験も貴重なものです。更なる、がんばりに期待します。
第30回北海道中学校新人陸上競技大会が、札幌厚別陸上競技場で開催されました。全道各地から陸上競技協会のランキングを持っているような選手が集っての新人大会なので、1,2年生の大会ながら、とてもハイレベルな大会でした。本校からは、四種競技、共通男子200m、共通男子4×100mRにエントリー。16日(土)~17日(日)に記録更新に挑みます。
9.15Fri.立ち会い演説会
9月15日(金)5時間目に生徒会役員立ち会い演説会を体育館で実施しました。どの候補者も今後の千歳中学校をどのように良くしていこうとするのかを自分の言葉で演説していました。今までの生徒会が残してくれた伝統と今後より良い方向へ向かうために変化し、より発展させていってほしいと思います。特徴ある生徒会活動・より良い千歳中学校になるように頑張ってくれることを期待しています。
9.13Wed.前期集大成から後期へ
1、昨日のゲリラ豪雨や感染症予防等について
ほんの数十分間でのゲリラ豪雨。手稲・小樽・江別等では、冠水被害もあり、JRのダイヤも大きく乱れました。夏休み明けの猛暑、線状降水帯やゲリラ豪雨・・経験したことのない・・が、頻繁に発生する昨今、何らかの気候変動に対する対応や危機管理をアンテナを高くして対応する必要性を感じます。
新型コロナウイルスやインフルエンザのまん延による学級閉鎖措置が出ている学校も増えています。気持ち的に緩くなってしまっている手指消毒や常時換気、体調変化に対する慎重な対応等、「子どもの学びの充実」や「学校・家庭・地域での安全安心」といった観点から、季節の変わり目に十分注意が必要です。
↑ 3年生廊下に掲示している一次関数や平面図形のポイント
2、前期集大成と後期に向け
9月も半ば、3年生にとっては、いよいよ進路先決定期となり今日は、9.10.11月と進路選択の資料となる学力テストAが実施されています。様々な高等学校の学校説明会への参加も秋がピーク。「将来なりたい自分」を見据えて、どんな進路先を選択するのか、夢や現実としっかりと向き合う時。自己の強みを活かし、漠然としてでも「将来の職業選択」につながるような進路選択をすることが大切です。R6年3月の「15の春」を応援しています。
高校入試の面接で、「中学校時代の一番の思い出は?」の問いに、「修学旅行です。自分たちで計画し、協力しながら研修計画に沿って体験的に学ぶことができたのが一番の思い出です・・」等と答える人も多いのですが、「生徒会活動(委員会活動・部活動)です。」と答える人も多いようです。「共通の目的を持って集まったメンバーが、目標達成のための様々な活動を企画・運営し、メンバーの協力性・協働性を高め、目標達成する。物事をみんなでやりきった充実感や達成感、活動により企画したことが成果につながったことへの、全校生徒からの感謝やありがとうのことば、信頼・・培った責任感・リーダーシップ・・」。生徒会活動や部活動には、将来のキャリアスキルにつながるような人と心の成長、パーソナリティの確立に大きく役立っています。
1.2年生の生徒会役員選挙への立候補も出そろい。役職によっては競争選挙となります。「ネット投票」という国政より一歩先んじた選挙。どんな人が、どんな役職に、どういった決意と選挙公約を持って挑んでいるか。全校生徒で、生徒会役員選挙・後期学級役員選挙へ展望を持ち、応援もしていきましょう。現3年生の強みは、「自治力の高さ」であり、それは千歳中学校の(新たな)伝統であると考えています。
9.12Tue.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業22
1、1年生数学
「計算ドリル」を反復すれば、式の計算力はつきますが、数学で大切な力の一つに、『何か(未知数x)を求めるために「式を立てる」』ということがあります。1年生の「方程式の立て方」の勉強でしょうか、数学的な見方・考え方を働かせて、式を立てる学習を「対話的に・・」取り組んでいました。自分や班で「立てた式」をみんなに説明する、みんなからも意見やフォローをもらうことで、自分自身やみんなの「見方・考え方」も、より鋭さを増します。一人一台端末を使ってドリル的な学習は、「個にあった」、「個別最適な学び」を提供しますが、一台端末のジャムボードや「みんなで学ぶ」、「対話的、協働的学び」から、「より深い理解や教科特有の見方考え方を身につ行けていく」。そうした、「思考力・判断力・表現力」を育てることが、変化の激しい時代に大切と言われています。「わからなかったら、何度でも分からないと声を上げ、ヒントをもらって、ああだこうだ議論しながら、正解に近づいていく・・・」そうした授業ができることが、学校という学びの場の強みです。がんばれ、1年生。
2.『合唱づくりは、学級づくり』
指揮・伴奏、パートリーダー・・・、それぞれの役割を持った人が、集団をリードし、ばらばらだった歌声をひとつのハーモニーにまとめ上げていく。しかも、一人一人の良さを活かしながら、クラス合唱のそのクラスの強みを発揮できるように・・・。「合唱づくり」は、「学級づくり」に本当に似ています。練習風景を見ると、合唱のリーダーたちが、しっかりと指示を出しながら、集団がそれに協力的に取り組む。笑い合いながら、「心が解放されているなあ」という印象と、「自分たちで、創る」「自治力の高さ」を感じます。時間と思いを共有し創り上げた合唱をお互いに披露し、鑑賞し合う・・。合唱発表会が楽しみです。
9.8Fri.学びの秋・・矢部さん「少年の主張」北海道大会へ
朝夕は、やっと秋らしい涼しさが感じられる季節となりました。しかりながら、日中の気温は、まだ25度前後の日が続いており、この気温差に体調を崩しやすい季節です。新型コロナ感染もちらほら・・。市内の小中学校でも、学級閉鎖等も出ていますので、季節の変わり目の体調管理が重要です。
学びの・・、スポーツの・・、読書の・・、音楽の秋。勉強にも部活動にも、「打ち込んでいるものに没頭する」には、本当にいい季節。暑さでなかなか集中しきれなかった、一人一人の学習や打ち込み事に、集中的にがんばれる季節。文化祭の合唱発表会に向けてこころひとつに練習するとともに、自己のスキルアップに努めましょう。
1、9月6日(水)前期期末テスト
教室のカーテンは、窓から風が入りやすいように業務主事さんが、全教室を一工夫してくれました。結構、手間がかかる作業をあっという間に終わらせてくれたので、ちょっとした工夫ですが、風の入りが全然違います。みなさんの「学びの充実」をみんなが応援しています。
2、9月8日(金)矢部優美さん「少年の主張」北海道大会へ
石狩地区代表として、矢部さんが、北海道大会へ。16名の地区代表の中学生が、道民活動センター(かでる2.7)のホールで、「主張」を展開しました。姉妹が経験した事故の教訓から、胆振東部地震という恐ろしい経験から、LGBTQ、フードロス、曽祖父の戦争体験を語り継ぐ、当たり前って、表現力・・・。自分の身近な経験や思いを出発点に、テーマ設定し、豊かな感性と優れた表現力に圧倒される主張の数々。この後、大会集録等も出るでしょうが、「ことば」による表現力をぜひ、実感してほしいと思っています。また、石狩地区大会・全道大会を見て、「ことば」に依らない表現力、コミュニケーション、表情や身振り手振りなどのしぐさ、声のトーン等々、ノンバーバル・コミュニケーションと呼ばれますが、そういった表現力も、「伝える力」にはとても重要だと感じました。そうしたことを主張している地区代表者もいました。ぜひ、主張や弁論等、ライブで見ることも、「いいたいことが良く伝わってきて」おすすめです。生活体験発表や英語のスピーチコンテスト等、自分らしい表現力を身につけられると、将来、自分の強みになるものです・・。
「読書を楽しむことの大切さ」、矢部さんの「かでる」での発表も、笑顔あふれる優しい語り口の中に、理路整然としていて、力強い、伝える力あふれる素晴らしい発表でした。矢部さん、お疲れ様でした。
9.4Mon.前期期末テスト間近 個別最適な学び
熱戦の新人戦を終え、6日(水)は前期期末テスト。家庭学習の提出も増え、習った事項の再確認を授業、家庭学習等で進めています。
理科の授業では、前回のテストの実施結果から、「(今回の試験範囲で)理解が十分でない単元」から、教科担任の先生が、『課題』として、AIドリルに出題。教室の生徒は、タブレットに届いた『課題』をAIドリルで解き直し、「(理解しているか否かを)確認していきます。そこに、個人差が出てくるので、「AI判定により、個別最適な学び」が提供されます。解答するとポイントが獲得でき、楽しみながら、各自の課題に取り組んでいました。AIドリル等、ICT・AI機能の可能性を感じます。
千歳市では、市民から集めた貴重な税金を、子ども達の『生活・学習習慣確立』、『基礎学力向上』に役立てようと、未来投資の意味で、AIドリルの全市小中学校導入が実現しています。行政の世界では、「費用対効果」ということが重要視されます。皆さんが、有効に活用して成果が上がることにより、個の未来投資が意味あるものになり、税金を納めている市民にとっても何より納得のいく、うれしい税金の使い道にもなるのです。ICT.IT.IoT.AI・・といったものと無関係ではいられない社会が到来しています。利活用・有効活用・情報リテラシー(情報通信機器を使うにあたっての基礎・基本)・情報モラル(情報モラルやネットリテラシー等、やってはいけないことや危険・リスク管理)等々、しっかり身につけていきましょう。
9.2Sat.中体連秋季新人戦2日目の結果
2日間にわたる公式戦、お疲れ様でした。自分たちがステージ上がる、緊張感、喜び、怖さ、色々なものを感じたのではないでしょうか。どの種目も、いい顔をして試合に集中し、ねばり強くチャレンジする姿勢に、気迫が感じられました。「成果と課題を整理し、次につなげる・・・」が、新人戦の大きなねらいです。個人として、チームとして、更なる飛躍に期待します。
9.1Fri.中体連秋季新人戦1日目の結果
1日目は、昼前後から雨脚が強くなり大変でしたが、テニスの個人戦、順位決定戦を明日2日(土)に勇舞中学校で開催することになり、その他の種目は、予定通りの2日目となります。
新チーム初の公式戦なので「成果と課題をはっきりさせ、次への指針となる大会に・・」と壮行会でも話していましたが、どの種目も、ねばり強く、チーム一丸となって、競技の打ち込んでいました。
サッカーは、何年ぶりの決勝進出でしょうか・・2-0から後半追いつき2-2で延長。決着がもつれた、PK戦は実に9名。6-5でPK戦を制し、決勝進出。
野球は、大会間近、幾通りもの走塁練習に励む姿が見れましたが、足で対戦相手を翻弄。守る、攻めるはまだまだ新人ですが、走れることに今後の期待が膨らみます。
バスケットボールは、男女ともに、練習してきたことが、少しずつ身についてきたのではないでしょうか。「少年団でバリバリ・・」という選手ばかりではないので、夢と高い志を持ち、愚直にディフェンスを頑張り、走り勝つ!!女子は、1年生の力を借りても、本当に選手が少ない中で、一から練習してきた技術、チーム力が着実についてきています。
バレーボールは、「笑顔でプレーする」ことが徹底されていて、ベンチを含め、自分たちの流れを引き寄せている感じがしました。バレーボールは、「流れ・・」のスポーツなので、連続ミスを断ち切る、切り替え良く、声を絶やさないコミュニケーション、声をかけカバーしあう・・笑顔を大切にしながら、ねばり強くそうしたことが確実にできるチームは強くなります・・。
2日目の『個の輝きと集団の躍動』に期待します。
8.29Tue.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業21
やっと朝夕の気温が下がり、秋めいてきましたが、日中の気温は残暑が続いています。高温多湿が続く疲れや、朝晩と日中の寒暖差、祭典や人込みでの罹患等、季節の変わり目に、いつも以上に体調管理の重要性が高くなっていると思います。3年生は進路選択や定期・学力テスト、1,2年生は、新人戦に、定期テストと、学びの秋、スポーツ・文化の秋に入ってきます。諸活動と自らの主体的な学びを充実させましょう。
(写真は、左から、花壇ボランティアのがんばりできれいに咲いた円形花壇、1年生棟の風を教室に送り込む工夫、前期期末テストに向け、増えてきた家庭学習ノートの提出とタブレット充電庫)
1年生の英語では、「私は〇〇です」という、自分のことを自己表現するスピーチ練習やスピーチテストを行っていました。同じく1年生の国語では、「魅力的なスピーチをするために」という単元で、短いながらも、工夫ある自己紹介スピーチの授業を行っていました。「スピーチの目的と自分の伝えたいこと、聞き手を想定する、自分の体験や具体を入れる、声の大きさはもちろん、視線や表情、聞き手を巻き込む呼びかけ」等々、確かに授業でそうしたことを学習した後に行っているショートスピーチは、どれも魅力的で、何に興味をもっていて、どんなふうに打ち込んでいるかが、とてもよく伝わって魅力的なスピーチになっていました。
やはり、国語でも、英語でも、まずは、自分の事や、自分の考え、意見等を、アウトプットする習慣づけが、「自ら考え、判断し、豊かに表現する、思考力・判断力・表現力の育成」につながっていると感じます。さらに、個からアウトプットされた表現が、集団での対話、キャッチボールから、集団の中で練り合い、また新たな発想やアイディア、最適解の創造につながっていくような学びが、「生徒達が主人公」の授業であり、「自立的学習者として、自ら学び取っていく」姿なのでは・・と、『変化の激しい時代に対応できる思考力・判断力・表現力の育成』が重要と言われる昨今の「新たな学びの姿」であり、こうした単元の授業スタイルを大切にしてほしいと感じます。
堂々と自分の考えを声に抑揚をつけて表現する姿は、立派な表現者でした。「こうしたスピーチは、周囲にも内容が入りやすいんだな・・」と感心させられました。
8.25Fri.経験したことのない暑さの中で・・
新人戦延期に伴い、今週の締めくくりは、午前授業(給食なし)。3年生は、当初、予定されていなかった登校日でしたが、この酷暑の中、よくがんばっていました。屋外の授業や体育時の激しい運動が特に心配されるのですが、実は、熱中症の多くは、室内で起きることも少なくありません。教科担任の先生が、クーリングタイムを設けながら、廊下や水飲みタイムをとったりといった工夫、健康観察、等々、暑さの中でも、笑顔で、「大丈夫です」とほほ笑む様子に癒されます。教室内が、オレンジの「厳重警戒」から赤の「危険な暑さ」になる時間帯が、25日、今日で言うと10:30位でした。教室の温度は、一時、35度前後。明らかに、北海道の今までの残暑とは違うこと、長く継続すること、が今年だけのものとは思えないため、夏季休業の日程や教室の暑さ対策(高額になるのでそう簡単にはいかないものの)、エアコン設置等々、気候変動についても対策を講じつつ、地球温暖化対策やSDGs、脱炭素社会、等にも向き合っていかなければと考えています。
以下のような、暑さ指数の算出をもとに、道や市町村から通知が出て、各校でも対処していくというかたちなので、以下の環境省の暑さ指数について参考にしてください。
1.日常生活に関する指針
2.運動に関する指針
3、「熱中症」の恐ろしさ
熱中症は、わかりやすく言うと、『体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かくなったりして、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす病気』のこと。水分だけでなく、塩分やミネラルが(体温を下げるために使われ)欠乏することによって、起こる危険な状況です。意識的に水分や塩分を接種しておかないと、自覚症状なく、突然、からだの不調が起こることも多いので、こうした暑さ・湿度に慣れていない、北海道民にとっては、これから、もっと気をつけていく必要があると思われます。
スポーツ中、「足がつった!!」と転げまわるような痛みを感じることが経験上あるかもしれません。これも、水分、塩分、クエン酸の欠乏による、熱中症に近い症状といえます。
4、予防
長時間気温の高い環境にいることにより、体温調節の機能が乱れ、体内の水分やナトリウム(塩分)のバランスが崩れてしまう現象が熱中症なので。それらを、意識的に補給することが一番。水分・水分と水の事ばかり気が行きがちですが、そうではなく。
①クエン酸は、熱中症対策に不可欠なナトリウムなどのミネラルの吸収をサポートする効果があるので、脱水症状の予防にはクエン酸を含む飲料水で水分補給をすると効果てきめん。
➁クエン酸を含む食べ物は、梅干し・レモン・グレープフルーツ・キウイ・パイナップル・酢等。一昔前は、ビタミンの補給も疲労回復につながるので、スポーツ時、「はちみつレモン」等を良く食べていました(レモンをスライスしてはちみつにつける)。
⓷塩分補給や疲労回復に効果的な食べ物
例えば、塩分ミネラルが豊富なのは塩昆布、塩分ミネラルが豊富で疲労回復にもなると言われる梅干し、酢は健康飲料として良く市販されていますが、疲労回復効果もあるそうです。浅漬けは野菜の水分と適度な塩分を補給するのに効果的。
スポーツ選手や日常生活の中で、危険な暑さに負けないために、参考にしてみてください。
5.25日(金)の授業の様子から・・
①集中して美術の「レタリング」に取り組んでいました。
➁理科 「せきつい動物・無せきつい動物」この暑さで実験も大変。さかなの解剖には、生ものでない「にぼし」を解剖していました。
8.24Thu.新人戦壮行会
熱中症対策もあり、3年生は教室でのリモート配信、1,2年生と出場選手は体育館での壮行会としました。吹奏楽部の力強い演奏に緊張感を持って行進する新人チーム。初々しさの中にも、力強い決意と、周囲への感謝の気持ちを述べる主将たちのキャプテンシーに、秋季大会での大いなる活躍が期待されました。壮行会では、校長より次のような挨拶とともに、熱中症警戒の関係から、緊急的な新人戦日程の変更について選手たちにも知らせ、「今こそ!といったん燃え上がった闘志を、一旦クールダウンして、心と身体を再調整し、新人戦に臨んんでほしい」と話しました。
新人戦を前に 校長 金森 直人
まず、テレビ越しに応援してくれている3年生。この夏のチャレンジ、スポーツ・音楽・文化、自分の専門・得意分野での全道・全国での活躍に敬意を表し、心から拍手を贈ります。森本さんの全中水泳での第8位、矢部さんの「少年の主張」石狩大会での最優秀賞受賞と9月の全道大会参加、壮行会の入場行進で力強い演奏を披露してくれた吹奏楽部の北海道吹奏楽コンクールにおける金賞受賞、その一部を生徒玄関のパネルで紹介しましたが、体育系・文科系の部や個人が、大きな舞台で表現力を発揮する姿に学校・家庭・地域が感動と勇気をもらいました。
さて、いよいよ、新人戦。そんな3年生に引っ張ってもらっていた1.2年が、主役の公式戦です。チームとしての大会への参加の仕方、準備、試合、クーリングダウン・・・そのすべてが、主将を中心としたチーム力にゆだねられています。新人戦の目的は、これまでの成果と課題を明らかにし、次につなげること。3年生も皆さんの活躍を心から応援しています。(以下、新人戦延期と心と身体の再調整について話しています)
8.23Wed.「自分を大切にする教室」
全校生徒で、「自分の命を大切にすること」や「自分の気持ちに気づき、いやな気持ちに対処すること」について、考えを深め、学級内で意見交流しました。マインド・プロファイリングについて学んだり、「気持ち、感情」やその変化、それを表す「ことば、表現」、「気持ちの変化・切りかえの仕方」等について考え、話し合うことができました。
8.22Tue.「読書を楽しむことの大切さ」
「少年の主張」北海道大会9月8日(金)でも「自分らしく・・」、発表がんばってきてください。「少年の主張」石狩大会で最優秀賞を受賞した矢部さんの主張を(新聞報道もされていることから)皆さんにもご紹介いたします。
①石狩大会の好評では、次のように評価されました。
小さい頃から母に連れられ図書館に行き、読書好きになった経験から、読書習慣と読解力について様々な視点から論を展開しています。PISA調査の結果や江戸時代の娯楽である読書が近代化に与えた影響等、根拠となる考察が発表に説得力を持たせています。さらにAIの進展にも、言葉の豊かな世界や言葉に現れる複雑な感情の読み取り等、人間にしかできないことがあると、とても印象的な表現となっています。「論語」を引用して「それを好むものはそれを楽しむものにはかなわない」と、「読書の喜び」を感じてくれる人を増やしたいという熱意が伝わる発表でした。
➁主張内容
読書を通じて視野を広げ、教養や知識、読解力を身に付ける重要性を主張しました。読書と読解力の相関関係に触れながら、多くの人が読書を楽しむことが大切であると実感。「読書の喜びを感じてくれる人が一人でも増えることを願っている」と訴えています。【北海道通信社 記事より】
⓷主張「読書を『楽しむ』ことの大切さ」 千歳市立千歳中学校 矢部優実
『へいわのうた』。これは私が生まれてから初めて好きになった本の名前です。私の母は、私が小さな頃からよく図書館に連れて行ってくれました。そのおかげで、私は今も本を読むことが大好きです。読書は視野を広げたり、教養や知識を身に付けたりすることができるとても素晴らしいものです。
しかし、最近、読書をしない人が増えていることが社会で問題になっています。日本を含む72の国で行われている国際学力到達度調査(PISA)によると、文章を正確に読み取る力である読解力について、日本は低下傾向にあるそうです。また、PISAでは、読書が習慣になっている人の方が、得点は高い傾向にありました。このことから、読書と読解力には、深い関わりがあることが分かります。
私は、読解力は人間にとって最も必要な力だと思っています。なぜなら、読解力を身に付けることができるのは人間だけであり、読解力のすごさを知っているのも、人間だけだからです。実は、今から300年ほど前の日本人はとても読解力が高かったと言われています。その理由は、当時の日本人は非常に読書好きだったからです。江戸時代の日本人にとって、読書は一番の娯楽でした。たくさんの本を読んでいれば、当然読解力や思考力は高まっていきます。そして、読書によって培われた力が「明治維新」で発揮されます。日本人が身に付けた読解力や思考力のおかげで、日本は奇跡と呼ばれるスピードで近代化に成功しました。
このような歴史から、読解力は人間にとってとても大切な働きをしてくれることが分かります。さらに、読解力が役立つのは江戸時代だけではありません。AI時代と呼ばれている現代にも、読解力はとても重要な力です。AIの発達によって、今後、人間の職業がAIに代替されることが懸念されています。しかし、AIは読解力という力を身に付けることができません。言葉が生み出す豊かな世界や、言葉に表れる複雑な感情を読み取ることなどは、人間にしかできないことです。AIの発達がどれだけ進んでも、人間にしか担うことのできない仕事が必ずあります。つまり、読解力はどんな時でも、私たちにとって必要な力なのです。
そして、その読解力を付けるためには、読書が一番の方法です。私は、読書をする人が増えれば読解力が高い人を増やすこともできると考えています。そのためには、読書をする人を増やすことが必要です。では、読書をする人を増やすには、どうすれば良いのでしょうか?
「之を知る者は、之を好む者に如かず。之を好む者は、之を楽しむ者に如かず」。中国の有名な書物「論語」に出てくる言葉です。ある物事に対して、それを知る者は、それを好む者にはかなわない。それを好む者は、それを楽しむ者にはかなわないという意味です。私は、これは読書に向かう時の姿勢にも言えることだと思います。読書を楽しむことができれば、読書量が増え、読解力や思考力などの力は身に付いていきます。私は、読書をする人を増やすには、読書を「楽しい」と思う人を増やすことが大切だと思っています。
長い文章を読むことに抵抗がある人は、漫画や雑誌など、読みやすいものから入るのも一つの方法です。まずは、写真や絵が多くても楽しいと思えるものを手に取るべきです。読書は何歳から始めても遅いということはありません。これから、私が幼い時に感じた本からの感動を多くの人に伝えたい。そして、読書の喜びを感じてくれる人が一人でも増えることを願っています。
8.22Tue.前期後半のスタート
立秋を過ぎ、暦の上では秋というのに、連日の高温多湿。登下校時のハーフパンツ、短パンでの登下校や水筒持参での常時水分補給、教室気温の上昇を抑える手立てと、様々、先生たちも工夫しているのですが、「経験したことのない・・」が連日続いています。そんな暑い夏に、北海道吹奏楽コンクールでの金賞受賞、全道・全国中体連での活躍、全中水泳での200m背泳ぎ8位、「少年の主張」石狩大会での最優秀賞等、自己の可能性が開花し、夢や目標を持って努力してきたことが、大きな成果となって出始めていることに、私たち大人まで勇気や感動をもらっています。
1、「ともに学び合い、自分たちで問題解決を行う力」を育む
30度越えの学校生活にも、体調を崩したり、弱音を吐くことなく、諸活動に意欲的に(自分事として)取り組む姿に前期後半の学びと成長に大いに期待しています。「変化の激しい社会に、生涯にわたって自ら学び続ける人」を育てる学習指導要領の求める「生きる力」の育成の柱は、「主体性」。不易と流行ではないですが、昔も今も、「主体的に・・、心豊かに・・、ねばり強く挑戦」という人材育成の柱には大きな違いはありません。自ら考え、行動することで、自己決定力や自己責任感が育まれ、学校や地域社会が協力して、子どもの主体的な学びを支援することで、より教育効果は上がるはず。子どもたちが、自分の学びについて考え、自己評価したり、子ども同士で意見を交換し合う場を設けることで、ともに学び合い、自分たちで問題解決を行う力を育むことができると考えています。
2、キーワードは、「主体性」を育む
「主体性を育む」ために、「自己表現、積極的な行動、自己決定力」の多様な場をつくっていくことが、学校教育においても大切な時代と考えています。そうした意味で、「教える授業」から「学び方を教える授業」へと先生たちも授業改革を進めていますし、子ども目線で言うと、「教わる学習」から(自立的学習者として)「学び方を学ぶ」学習への転換が必要になってきます。自己の持っている可能性を開花させ、学習にスポーツに音楽に、「目標を持って主体的に努力する(しかも協働の中で・・)」ことで、個性が輝き、集団が躍動する前期後半、後期へと子どもたちの学びと成長に大いに期待しています。
3、夏休み中の出来事から(全中水泳・吹奏楽コンクール結果等は掲載済)
8.19Sat.全中水泳【北海道新聞掲載記事】
「北海道新聞8月19日掲載」 北海道新聞社許諾D2308-2408-00026982
(※写真は共同通信社提供)
8.19Sat.第63回全国中学校 水泳競技大会の結果
第63回全国中学校 水泳競技大会(香川県立総合水泳プール)は最終日。森本将太さんは2種目目、男子100m背泳ぎに出場し、1:00.65という記録で、全国18位。全日程を終了しました。
男子200m背泳ぎ 入賞 第 8 位 記録 2:09.34 (優勝者の記録 2:04.98)
男子100m背泳ぎ 第18 位 記録 1:00.65 (優勝者の記録 57.31)
猛暑の続く四国、香川大会。全国の舞台で、この世代の日本のトップレースに参戦してきた経験は、自分の競技人生やスポーツ、学び、生き方にとても大きな刺激と影響を与えるものだったのではないでしょうか。トップへのチャレンジは、誰にでも与えられるものではありません。これまでの努力と練習の日々やサポートしてくれる家族やチームの支えがあってのこの貴重なチャレンジです。素晴らしい結果に拍手を送ると共に、これからの一層の活躍に期待しています。3日間、お疲れ様でした。
8.18Fri.第63回 全国中学校 水泳競技大会 速報
香川県立総合水泳プールで開催されている、第63回全国中学校 水泳競技大会に、本校3年生、森本将太さんが参加しています。今日は、男子200m背泳ぎに出場し予選、2:09.25で決勝進出。決勝では、第8位という立派な成績を収めました。おそらく、明日は男子100m背泳ぎです。健闘に期待します。
8.4Fri.NHK全国学校音楽コンクール道央地区大会
NHK全国学校音楽コンクール道央地区大会が、カナモトホール(札幌市民ホール)で開催され、本校合唱部が参加し、奨励賞を受賞しました。コロナ禍の3年間、コンクールには出場経験のない合唱部は、6名という少人数ながら、Nコンへの出場を決意。課題曲である「Chessboard」にも取り組み、千歳市内のコンクールや今回Nコンで金賞を受賞し全道大会に出場する青葉中学校とも、合同練習をさせてもらったりしました。その成果があり、緊張感のあるNコンのステージで、少人数とは言え、美しいハーモニーを響かせていました。合唱部のチャレンジにエールを送ると共に、さらなる向上に期待しています。
課題曲 Chessboard 自由曲 虹
8.3Thu.全日本吹奏楽コンクール北海道予選札幌地区大会「金賞」
全日本吹奏楽コンクール北海道予選札幌地区大会【C編成】が8月3日(木)Kitaraで開催され、本校吹奏楽部が「金賞」を受賞しました。56校の出場校の中で金賞を受賞した学校が19校。さらにその中から6校のみ、北海道大会への出場権を得ることから、期待がかかりましたが、八軒中学校・北都中学校・米里中学校・清田中学校・山鼻中学校・屯田中央中学校が全道出場の代表権を得ました。
しかしながら、日々の練習の継続や様々な演奏機会を通じて、着実に自分たちらしい曲作りと演奏を追究してきた吹奏楽部。指導スタッフや家庭・地域の協力も実に大きなものがあり、表情ある演奏ができるバンドに育ってきたことを実感します。そうした様々な人たちのちの支えも力に素晴らしい演奏ができ、思い切り千中サウンドを表現できたことを忘れないでください。
演奏曲「呪文と踊り」。美しいフルートの音色から静かにスタートした演奏は、徐々に様々な楽器・パートの良さを活かしたキレとメリハリのある音が重なっていきます。それぞれのパートの出番・見せ所(聴かせ・響かせ所)を意識した音色の調和は、力強さと表情を持っていました。自信に満ちた魅力ある演奏がホールに響き、賞賛の大きな拍手を得ることができました。「ああ、観客を巻き込む、演奏をやりきったこの充実感や達成感・・・たまんないなー」という感覚を覚えました。さらなる発表会、演奏会で、個もバンドも「音、音の調和、曲づくり、表現・・」にさらに磨きをかけて欲しいと思います。「金賞」おめでとうございます。
7.31Mon.全道大会の結果【体操競技・剣道大会】
第54回北海道中学校体操競技・新体操大会【7月27日~30日札幌市南区体育館】
3年生の武田伊馳さんが個人総合第14位という結果でした。器具や施設のこともあり、技能の習得や練習時間の確保、大会への参加・・様々な関係者や家族、仲間の支えがあっての全道14位、立派です。貴重な経験や克服的精神力を進路実現やこれからの競技生活に活かして下さい。お疲れ様でした。
ゆ か | あん馬 | 跳 馬 | 鉄棒 | 個人総合 | |||||
得点 | 順位 | 得点 | 順位 | 得点 | 順位 | 得点 | 順位 | 合計 | 順位 |
11.350 |
9 | 8.700 | 16 | 11.250 | 16 | 9.900 | 11 | 41.200 | 14 |
第44回北海道中学校剣道大会【7月29日~30日稚内市総合体育館】
2年生の鈴木朱音さんが出場しました。3回戦では、延長戦25分を戦い、惜しくも敗退。ベスト16という結果に終わりました。2年生ながら2年連続で、全道大会に挑んだ経験は、とても大きなものがあります。まだまだ、先輩達に支えられ、大会でも成果を発揮しつつある2年生。今度は、団体戦でも、個人戦でも、みんなを引っ張っていく番です。「心・技・体」の更なる鍛錬と成長に期待しています。お疲れ様でした。
6.27Thu.第54回北海道中学校陸上競技大会
7月25日~27日に釧路市民陸上競技場で開催された『第54回北海道中学校陸上競技大会』の結果をお知らせします。男子100m・200mに出場した上野・本間両選手は、惜しくも予選敗退。上野さんは、200mで自己新を出しています。男子4×100mRでは、予選でチーム新のタイムながらも予選敗退。ハイテクACアカデミーの久保さんは、女子1500mでは予選敗退となりましたが、女子800m決勝への進出。最終日27日のレースでは、
1日目、2日目の競技場の気温は35度ときいています。そんな中、北海道大会の場で、自己新記録を出す等、持てる力を充分に発揮してチャレンジしたみなさんに敬意を表します。本当にお疲れ様でした。
写真は、左:釧路市民陸上競技場・中 右:管内中体連陸上リレー競技より
7.26Wed.暑い夏に「夢や目標を持って・・」
夏のインターハイは北海道開催。様々な種目で、熱戦が繰り広げられています。高校野球の準決・決勝がエスコンフィールドで開催されたり、千歳の日本航空高校が、全国大会の大舞台で活躍したり・・・。中体連も真っ盛りで、水泳全中への出場権を得たことをお知らせしましたが、釧路では、陸上部が全道中体連に挑んでいます。30度を超える今年一番の猛暑の中、コンディショニングに十分注意し、持てる力を存分に発揮してほしいと思っています。
1、「夢や目標を持って・・」ひたむきな努力の美しさ・価値
さて、スポーツや音楽の華々しい一面が、やはり見るものに感動を与えますが、私自身は、その華々しい活躍・躍動に至るまでの、「目標を持った、ねばり強い、継続的な努力」が、人の人生において最も価値あるものと考えています。おそらくは、そうした物事に打ち込むうえでの、目標設定・努力の継続・工夫や調整・メンタルといったものが、後々の個性や人柄、働き方や余暇の楽しみ方・・・といったものを ” かたちづくる ”とも思っています。
美術部は、文化祭や卒業期に使用するステージバックづくりに取り組み始めました。もちろん、自分の興味のあるコンクールへの出品作品の制作にも取り組んでいるでしょう。ステージバックは、部員みんなで取り組む共同制作の意味合いがあるのではないでしょうか・・
北海道吹奏楽コンクールを控えた吹奏楽部は、一音一音、部分部分の表現方法にまでこだわり、楽器パートごとに曲作りに余念がありません。あるパートは、部員が相互に、あるパートは大学生や社会人に講師をお願いして真剣そのもの・・その他に「合奏」の合わせで、曲想をつける訳ですから、運動部に負けづ劣らず、時間と努力も要するもの・・
2、部活動地域移行に想う・・
上記の様な泥臭い努力があって初めて、「表現者として」、華のある作品・華のあるステージに立てること、その努力にこそ、美しさ、価値があるものと思えてなりません。令和7年には、部活動を地域へ移行・・ということで、千歳市でも徐々に協議会での協議がスタートしていますが、スポーツ・文化・音楽、未来の担い手となるジュニア期の子ども達の、個性にあった様々な「表現活動」の下支えをしている、学校教職員の「○ ○ を通して人を育てる」という思いも尊重され、スポーツ・文化活動に継続して携わりたいと考える指導者には、指導に対する最低限の対価や身分保障が得られるような地域移行であってほしいと願っています。
3、「個別・最適な学び」
千歳市では、「子ども達の生活・学習習慣確立」と「学力向上」を目的に五教科のAIドリルを導入してくれました。夏季休業中持ち帰っている、クロームブックを家庭学習に有効活用し、紙ベースの勉強、デジタルドリル・・・(五感を働かせた)様々な方法で自分に合った学習習慣を確立してください。最近のデジタルドリルは、AI判定で、正誤採点やその判定結果から、苦手の類題の再提案、ペンを利用した手書き解答等々、「自分がどこがわかっていて、どこができていないか・・」自分のことを「知り」ながら、良さを伸ばし、弱点強化するには持って来いのドリルです。「得意な教科の苦手単元から・・」とか「苦手教科のよく分からない単元を重点的に・・」とか、是非、目的を持って活用してみてください。
先生用のアカウントから入ると皆さんのドリルにチャレンジして人数も分かるので、「〇〇%の生徒が使っていますよ」と、教えてくれました。水分補給、気分転換も上手にやりながら、暑い夏を乗り切ってください。