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学校行事

10.18Wed.テーマタイム オリエンテーション

 1年生は、19日(木)に行われる「テーマタイム」のオリエンテーションを行いました。テーマタイムは、1年生のキャリ教育の目玉で、実際に社会で働いている人たちに来ていただき、「その職業の内容や仕事のやりがい、その職業に就くには・・」等々、説明や質問の対話的なやり取りの中から、職業観や将来のキャリア選択について学びを深めてほしいというねらいがあります。今日の集会では、日程や内容、テーマタイムの実施方法の確認などを行い、学年の先生からは、「職業、働くことについての学びを深め、自分の将来について視野を広げるきっかけにしてほしい」という話がありました。

 

10.17Tue.2年生職場体験前日集会

 10月17日(火)6時間目に2年生の職場体験前日集会を実施しました。コロナの影響で職場体験が実施できていませんでしたが、今年度は明日からの2日間、各事業所において職場体験を行います。なかなか経験の出来ない貴重なキャリア教育となるため事故や怪我のない有意義な職場体験になることを期待しています。そして、自分の職業選択において今回の職場体験での経験や感じたことが活かされるとさらに良いですね。

   

  

10.17Tue.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業25

 3年生国語の研究授業「聞き手の工夫」。インタビューの場面で、話し手・聴き手の動画を視聴し、「聴き手の工夫」に着目しながら授業が進んでいきました。〇「話し手の内容に共感・肯定している」 〇「話し手の話しに自分の意見や考え、エピソードを交えてまた聴いている」 〇詳しい説明を促す(だんだん具体的に) 〇聴衆も巻き込んでいる ・・さすが3年生、様々なことを指摘します。いい言語活動に感心します。このあと、自己アピール文の作成にあたって、班員の良さ・強みを他己評価してジャムボードに「いいとこみつけ」をしていました。みんなが捉えてくれている「自分の良さ」も参考にしながら、自己アピール文づくりに励んでいました。「自分のことをしっかりと他者に伝える表現力、話し手の良さ、表現を引き出す聞き手の工夫」、素晴らしい言語活動です。

10.16Mon.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業24

1、社会

 1年生社会科では、西アジア・中央アジアの輸出品の帯グラフから、特徴的な点、考えられることを書き出し、ジャムボードで、資料の読み取りについて、「思考・考え」を共有していました。こうした思考の練り合いから、「社会科特有の見方・考え方を働かせ、思考を練り合うことで、より理解や考えを広げ、深めることができるんだなぁ・・」と感じました。 

  

 3年生社会では、「マスメディアと政治」の単元でしょうか・・数社の新聞を読み、記事内容の取り上げ方や特徴等について、グループで協力しながら整理していました。対話から「気づき」が生まれ、思考を共有しあうことで、「より深い理解や学び」が生まれます。

2、数学

 3年生数学は、「二次方程式の文章題」、数学的な見方・考え方を働かせて、『式を立てる』ことさえできれば、解が得られるのですが、そこが苦労する、難しさもある分野です。おそらく、『図や表やグラフに表してみて、求められていることを整理することが重要なのでは・・』。2次方程式の文章題を解く(読み解く)ポイントは・・、

①「求められているものを X とおく」 ②「=で結べる式を見つける」 等と、よく言われます。最近の入試問題など(裁量問題等もなくなり)、いわゆる「思考力を問う問題」、「しっかり問題を読み解いて、わかっていることと、求めるべきことを整理しなければ解けない問題」が、必ず出題されます。皆さんが培った「数学的な見方・考え方」で、「整理し、気づき、ひらめくように・・・」粘り強く日常に取り組んでください。

 実際、点が移動することによってできる二つの図形の重なりが、「三角形から台形に変わった・・」ときらりと光る気づきが、授業の中で聞こえてきます。3年生の益々の頑張りに期待します。

10.14Sat.管内新人バスケットボール大会【予選】

 10月14日(土)バスケットボール管内新人戦の予選が行われました。どの部活動も、1,2年生の新チームが市内大会の成果と課題を次につなげ、種目ごとの管内や全道の大会、さらには、令和6年度への成長を目指して、目標を持って頑張っています。更なる、成長と活躍に期待しています。

男子 花川南69-58千歳   千歳54-43大麻東 【予選1勝1敗】

女子 千歳 66-23江別第一 野幌18-78千歳  【予選2勝】

10.10Tue.後期始業式実施

 

後期始業式 「自己実現に向かう後期」 

                 校長 金 森 直 人

  後期がスタートします。後期は、どの学年にとっても「自己実現に向かう学期」です。3年生は、進路選択・進路実現に向けた取り組み、2年生は、次代を担い、学校・生徒会・部活動等を動かし、キャリア学習・職業体験等充実させていかなければなりません。1年生は、後輩ができ、中堅学年として、学校の教育活動を充実させるために、背中で見せる学年にならなければなりません。

 高校入試や面接等では、例えば、「あなたにとって学ぶって何ですか」とか、「あなたはどう考えますか」「将来、どんな職業に就きたいですか」等というように、「自分はどう考える、自分はどうしたい・・」等といったこと、答えがひとつで問いに、「納得解・最適解」を表現していくとこが問われます。変化の激しい時代に対応できる「思考力・判断力・表現力」が重視される世の中、自己の可能性や強みを活かし、自分はどう生きるか、ウェルビーイングな生き方・・」といったことが、特に大切にされる時代に差しかかってきます。

 どの業界でも、「若い世代の人材不足」は深刻です。「選ばなければ仕事はある時代」になるのかもしれません。しかしながら、「自分の強みを活かし、生きがい、やりがいを持って生きる」ためには、「自己の可能性を信じ、強みを活かし、主体的に学び続けること・・しかも、他者とのコミュニケーションや協働を大切にして・・」というのが、社会の創り手になるための最適解だと考えています。

自己実現に向かう後期、学習、委員会活動、スポーツ、音楽、芸術活動等での皆さんの活躍に期待します。

 

 10月10日(火)1時間目に後期始業式を実施しました。いよいよ後期がスタートします。後期は、3年生にとっては自己実現に向かって頑張る時期。1・2年生にとっては、千歳中学校の中心となって本格的にいろいろな場面で活躍する時期です。全校生徒がそれぞれの目標に向かって精一杯の努力をしてウェルビーイングな学校生活になることを期待しています。

 また、各学年を代表する生徒の作文発表もありました。どの代表生徒たちも、前期の反省と後期に向けての意気込みを力強く発表していました。

 最後に全国大会等で活躍した水泳の表彰も行いました。今後より一層の活躍、世界を見据えた競技生活になることを全校生徒で応援することで後期始業式を終了しました。

 

   

   

  

 

10.8Sun.「夢の書展」

 秋休みの見事な秋晴れとなった日曜日。「書展」を見せてもらいました。コロナ禍にも、継続して活動し毎年「書展」を開催している「隆光書道会」さんの「夢の書展」です。千歳市民ギャラリー展示ホールで開催され、本校の生徒も多く書を出展しており、小中学生の書もたくさん展示されていました。代表の山口紫蘭先生ともお話しさせていただきましたが、「一枚一枚がチャレンジ、前に一歩進んだり、下がったり・・それでもチャレンジ・・夢を持って・・」という考えにとても共感します。小学校から、ベテランの書家まで、書の美しさだけでなく、書に込められた「想い」まで伝わってくる、まさに「夢の書展」に感銘しました。小学校低学年でもしっかりと意志を持って書に想いを込める・・。創作活動の素晴らしさを実感しました。

 

10.8Sun.石狩管内中体連軟式野球新人大会

 軟式野球の管内新人戦が千歳・恵庭の4球場で開催されました。7日(土)に恵庭中に勝利した北広島広葉中学校との2回戦が、8日(日)千歳市民球場で行われました。序盤1-1の拮抗したゲームでしたが、6回、7回に得点を許し惜敗。エラーも絡んでの失点があり、切り替えを上手につけつること、コミュニケーションを絶やさず、自分たちの流れに引き込むこと・・等々、課題も見えた大会となりました。更なる努力と向上に期待します。

10.6Fri.前期終業式

 10月6日(金)5時間目に前期終業式を実施しました。前期を振り返りとコロナの影響で今まで活動できなかったことが復活し、コロナ禍前の日常が数多く取り戻せました。各学年代表生徒の前期を振り返っての作文発表の中でも学校行事に対する反省が数多く述べられていました。

 来週からは、いよいよ後期がスタートします。前期に身につけたことを土台にして、より一層成長していくことを期待しています。

  

10.5Thu.千歳市中学校音楽発表会

 千歳市中学校音楽発表会が千歳市民文化センター北ガス文化ホールで開催され、本校からは、3年2組の学級合唱、青葉中・向陽台中・千歳中の合同による合唱部が出演し、表現力豊かな合唱を披露しました。市内各校のそれぞれの学級の特色を活かした美しいハーモニーは、観客を魅了し、素晴らしい発表・交流会となりました。

 合唱がなぜ、人の心を揺さぶるのか・・、表情、目線、息づかい、指揮者を中心とした一体感・・そうしたものが、美しいハーモニーとともに伝わってきて、心に響くのでは・・そんなことを感じながら、各校の発表・合唱部の発表を聴かせてもらいました。

(以下、閉会式での講評を掲載します)

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第57回千歳市中学校音楽発表会 講評

 千歳市中学校音楽発表会はコロナ禍の3年の空白を経て、今回で57回目になります。実に半世紀以上も続く歴史と伝統のある発表会ですが、4年ぶりの開催に、皆さんが新たな伝統を創ってくれました。佐々木教育長から、開会式の挨拶でもありましたが、「音楽を通した人づくり、まちづくり」といった面でも、この発表会は、市の大切な行事と位置づけられています。

「心と心の通い合い、豊かなコミュニケーション」から、美しいハーモニーの調和が生まれ、一人一人の良さ、美しさが響き合い、素晴らしい歌声がホールいっぱいに響きました。心に響く合唱をありがとうございました。

 今回、合唱部で発表してくれた青葉中学校は、NHK学校音楽コンクールで札幌地区金賞を受賞し、北海道大会に出場しています。その青葉中学校が、「市内合同」というかたちでNコンの課題曲を披露してくれました。部活動地域移行も議論される中、とても意味のある合唱だったと思います。 

 また、各校を代表して、素晴らしい合唱を響かせたみなさん。これまでの努力と苦労に心から敬意を表します。数学の1+1には、=2という、ただ一つの答えがあります。しかし、合唱という、表現活動には「ただひとつの答えはありません」。しかも、指揮者、伴奏者、PRのリーダーシップ、コミュニケーションや仲間との協働がなければ、「いいものは生まれてきません」。

 変化の激しい時代に生きるみなさんには、「自ら思考・判断し・表現する力、しかも協働の学びの中で、答えのない問いにも最適解を導き出したり、新たな表現や発想を創造する」ということが、求められる時代です。みなさんの豊かな感性や表現力、仲間との協働で、自分達らしく創り上げた経験を、今後の進路選択や「学び続ける姿勢」に活かしていってくれることを、大いに期待しています。 

 終わりになりますが、

本日の発表会を開催するにあたり、佐々木教育長様をはじめ、千歳市教育委員会の皆様、並びに実行委員の皆様に多大なるご支援をいただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。また、各校でご指導いただいた、音楽科や担任の先生、部活動指導の先生達にも、日頃の「音楽を通した心通うご指導」をいただいていることに、心より感謝とお礼を申し上げ、主催者を代表しての挨拶といたします。

10.4Wed.1年生学年集会実施

 10月4日(水)6時間目に1年生の学年集会を実施しました。中学校生活前期の活動を振り返って、各委員会の活動反省を各委員会の学年代表が話していました。どの委員会も成果と課題をまとめていて、後期の各委員会の活動につなげてほしいと思います。また、最後には『せっかく前期の活動を一生懸命に頑張ってきたのだから日常生活を考えて行動することで頑張りを認められるようにしましょう』という学年チーフの話もありました。今年度もいよいよ後半に入ります。更に一回り成長した姿になることを期待しています。

  

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10.3Tue.全校避難訓練実施

 10月3日(火)5時間目に全校避難訓練を実施しました。久しぶりの全校生徒による避難訓練をグラウンドに集合する形式で実施しました。秋空の元、全校生徒が素早く避難することが出来ました。災害等はいつ起きるかわかりません。いつ災害が起きても本日の避難訓練を思い出し、命を守る行動をとることが大切です。

  

9.27Wed.第76回文化祭

 第76回千歳中学校文化祭は、北ガス文化ホールで、生徒会企画の開祭式でスタート。その後合唱発表会が行われました。大ホールでの演奏とあって緊張感も高まる中、トップバッターの1年1組「大切なもの」が1年生とは思えない素晴らしいハーモニーを披露。続く1年生各クラスも明るく元気よく、美しいハーモニーを響かせました。プレッシャーの高まる2年生は、さらに中堅学年としての威厳を見せ、クラスの特徴を活かした素晴らしい合唱。男子パートの美しさも際立っていたので、ソプラノ・アルトの透明感ある歌声とともに、さらなる期待の感じられる合唱でした。

 そして、3年生、「一人一人の想いを音符に」のせます。美しく響くソプラノ・アルト、アルトは地声になりやすいのですが、発声のすばらしさが際立ちます。そして、力強い低音で曲を支えるバス、テノールの伸びやかな高音の響き・・個性的な歌声がパートごとに集約され、各パートが、美しく響き合うことで、ドラマチックな曲想を表現する圧巻のハーモニー・・合唱の歌声やハーモニーからも感動は伝わるのですが、息遣い、指揮者を中心にした一体感、表情、まなざし・・歌声とともにそうした合唱にかける想いやみんなと創ってきたこれまでの努力みたいなものが聴く人の心を打ちます。

 Bravo感動的な合唱発表会をありがとう。

9.26Tue.第76回千歳中学校文化祭 開幕(展示鑑賞)

第76回千歳中文化祭の開催にあたって   校長 金森 直人

 『輝想』~ひとりひとりの思いを輝かせて~を生徒会テーマとし、日々の委員会活動から学校行事の企画運営まで、主体性、行動力、そして、自治力のある生徒会活動を展開しています。「一人一人の個性とその想いを紡ぎあい、誰もが輝く学校を創ろう」という決意が、全校生徒に伝わり、「夢や志をもち、未来をたくましく生き抜く力」を育む姿に感動と勇気をもらっています。

 Withコロナの時代に立ち向かい「新たな伝統を築く」。文化・芸術面での集大成が、この文化祭です。「自分たちらしいハーモニーを・・」と、心ひとつに、曲づくり、学級づくりに励んできたクラス合唱。「文化センターの大ホールで響かせてほしい」という願いから、(9.27Wed.)文化祭のメイン会場を北ガス文化ホールでの開催としました。また、生徒会主催の開閉祭式、各教科展示、文化部のステージバックやスライド編集、部活動展示等々、そのすべてが、学校文化の「発信」です。文化祭を通して学級・学年の連帯感を深め、千歳中学校の新たな伝統を築いてくれるものと確信しています。

 保護者・地域のみなさんも是非、お楽しみください。

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 前日の今日、9月26日は、展示鑑賞の日。学年ごとに割り当てられた時間で、日常の教科の中で成果となる教科展示、教科横断的に学んだ総合的な学習の時間のプレゼン発表、はまなす学級のものづくりの数々・・。美術部作成のステージバックが掲げられた体育館、3階特別教室を活用した、文化部の作品展示の数々・・。日々の学びの中の文化的な活動、作品等を展示・鑑賞する素晴らしい機会となりました。修学旅行のテーマ学習のプレゼン画面に見入る1,2年生、美術部の素晴らしいイラスト絵画にくぎ付けの生徒、はまなすのバリエーション豊富なものづくり・・全校生徒一人一人の良さや強みが、作品や展示にあふれ、豊かな表現力を感じると同時に、そうした製作物を鑑賞し、楽しむ生徒達の感性にも、こころの豊かさを感じます。

 中間交流を経て、クラス合唱も益々完成度が上がり、そのクラスらしさに磨きがかかっています。ばらばらだった個がパートごとにひとつになり、それぞれのパートが調和して、ひとつの合唱曲をみんなで表現する。1+1=2のように、表現活動には、ひとつの決まった『解』、『正解』はありません。みんなで協力しあい、自分たちらしい『納得解・最適解』を探していくのが、芸術や音楽の表現力・・。ひとりひとりの想いを輝かせ、学級・学年、全校が笑顔と感動を共有し合う、文化祭でのパフォーマンスに期待しています。

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9.25Mon.2年生合唱中間交流会実施

 9月25日(月)5時間目の時間に先週行う予定であった2年生の合唱中間交流会を実施しました。どのクラスも真剣なまなざし、パート毎のバランスや今まで練習で確認してきた強弱、姿勢や表情などを注意しながらステージ上で表現していました。本番はいよいよ明後日となりました。最後の最後までクラスで話し合いを重ねて、より良い合唱を作り上げるために、クラス全員の気持ちを一つにして感動する合唱にしてほしいと思います。

   

  

9.23Sat.第41回吹奏楽部定期演奏会

 千歳中学校第41回定期演奏会が北ガス文化ホールで開催されました。本校生徒、教職員、保護者、地域の方々、多くの人たちが、演奏を楽しみにして来場してくれました。

 一人一人の楽器・音色が折り重なり、優しさや力強さ、美しさ、繊細さ・・、このバンドメンバーにしか創れないsound、曲づくり・・。一人一人が輝きながら、その織りなすハーモニーは、観衆の心に響き、感動を呼ぶ・・音楽のすばらしさを教えてもらいました。

 顧問の齊藤先生の「この3年生は、素直でまじめで・・」、式典のための行進曲「栄光をたたえて」の作曲者である内藤淳一先生の「自分の作曲者としての原点は中学校2年生の時、ピアノを弾かせてもらったことから・・」というお話にも、曲づくりや演奏等音楽の力には、人としての成長や将来のキャリア形成、コミュニケーション、社会性・・・机上だけでは身につかない、逞しく未来を切り拓く「生きる力」を培うことにも、心動かされました。

 これまでバンドをけん引してきた3年生たち、本当にお疲れ様でした。次のステージを見据えてください。1,2年生含め千歳中学校吹奏楽部の新たな伝統を創った吹奏楽部のみなさん、さらなる成長と輝きに期待しています。来場していただいた多くの方々、子ども達の心のこもった演奏を楽しんでいただけたと思います。今後とも、子ども達の成長と躍動に応援をよろしくお願いいたします。

9.21Thu.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業23

1、思考を共有し、みんなで読み解く(一人一台端末の利活用)

 中3国語の『故郷』魯迅は、昔からよく教科書の題材となっていますが、「短編小説とはいえ、読解が難しい」等とよく言われます。「帰郷の時、なぜ ” 寂寥の感 ”を抱いた?」「ルントウを” 神秘の宝庫 ”といった意味は?」「ヤンおばさんの物語での存在意味は?」「再開時の、私とルントウの感情は?」「故郷を後にする、私の希望とは何?」・・・そうした深く読み解くことの楽しみを味わってほしいと思います。(千歳市の国語科の重点は、読解力と書く力になっています)

 この単元では、タブレットのジャムボードを使って、「読み解いた一人一人の思考を端末上で共有」しながら、思考を交流し、「また新たな考えや発想、深い読み取りに・・」というねらいがあるように見えました。国語科でのICT機器の活用は、教科の特性上、なかなか難しい面もあるのですが、「思考・判断・表現力」を高める授業に感じます。

2、数学的見方・考え方を働かせて・・ 「あやまちは、やすき所になりて必ず仕る」

 3年生数学はますます難しさを増しますが、ここが正念場です。二次方程式、関数、図形・・・「問われていることは、何か」「問題文に示されていることを図・表・グラフ等で整理する」「与えられていることから丁寧に式を立てる」・・・といった数学的な見方・考え方が身につくことがとても大切。「人に教えてもらったり、人に教えることでより確かな力をつけたり・・」『何ができて、どこがわかっていないのか、どこでつまずているのか』を自分が把握することが大切・・。意外と「式を立てる」ことは、できているのに、「移項や分数の処理、正負の間違い」等、『何でこんなところで・・ケアレスミスか・・惜しい・・」なんてことが多いものです。吉田兼好の徒然草に「高名の木登り」というお話があります。知っていますか?

概要は

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 昔、「木登りの名人」と呼ばれる人がいました。その名人が、自分の弟子に、高い木に登らせて、木の枝を切らせていたときのことです。その弟子が、とても高くて危ない場所で木の枝を切っているとき、その名人は何も言わずに黙って見ているだけでした。しかし、弟子が枝を切り終わって高い場所から低い場所まで降りてきたとき、その名人は初めて「気を付けて降りなさい」と声をかけたのです。

 不思議に思った弟子は「あれくらいの高さになったら飛び降りることだってできますよ。なんで、ここまで安全な場所に降りてから、そんなことをいうのですか。」と聞いたところ、その名人はこう答えました。「失敗は、もう大丈夫だと思ったときに、必ずしてしまうのです。」

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「あやまちは、やすき所になりて必ず仕る」と名人は言っていますが、結構、こういうことって、色々な場面であると思いませんか・・・

3、社会科 公民 「自己決定権」

 「自己決定権」は、新しい人権のひとつ。「自分の生き方を決める権利」です。授業では、この「自己決定権」に含まれるインフォームドコンセント(自分で治療法が決められるように医師の十分な説明が認められていること)等、実際のニュース報道等も視聴しながら学習していました。「知る権利」や「プライバシーの権利」等々も新しい人権といわれるもの・・。未来を生きるみなさんには、こうした学習を自分事として、深く学び、社会で生きて働く力として身につけてほしいと考えています。

4、家庭科

 1年生が、裁縫 「ポケットティッシュカバーづくり」に取り組んでいました。本校の生徒の「ものづくり」や「作業」の際の集中力は、とても高いものがあります。丁寧な作業、集中度、作業工程のや作業方法の理解、進捗状況のチェックや確認等、社会に出てから大いに役立つものも多く、実技を伴った教科の充実、パフォーマンスとして表れるその教科特有の表現力・想像力に期待しています。

 

 

9.21Thu.文化祭に向けて

 千歳ペレットの丘のひまわり畑にまだ夏の暑さを感じていた今週の初めから一変、朝夕の冷え込み、日没時刻の早さと朝の暗さはいよいよ秋を感じさせます。千歳川のインディアン水車付近にも多くのサケが遡上しています。秋の到来とともに、新型コロナウイルスやインフルエンザといった感染症が増えてきたのは、高温多湿の真夏から、少しからっと涼しくなったことによるウイルスの活動、社会経済活動がますます活発になってきたこと等、関連があるのかもしれません。「自分と自分の大切な人を守るための予防的な行動」が大切なことには変わりはありません。健康で、安全に、秋の学び、スポーツ・文化を深めましょう。

 美術部の共同制作で、ステージバックが掲げられたり、パソコン部のポスターで来る27日の文化祭を盛り上げたり、校内装飾、開閉会祭の生徒会の準備、等々、学校総がかりで、学校文化の発信に取り組む姿は、若いエネルギーに満ちています。文化ホールで「合唱を交流し合おう」という千歳中、初の企画の成功に向けても、実に「その学級らしい」合唱づくりが、心に響きます。指揮・伴奏・パートリーダーを中心に、ハーモニーが美しさを増してきたクラス、曲に豊かな表情(表現)がついてきたクラス、難しい音取りに苦労しているクラス、ブレスまで一体感を感じるクラス・・・やはり、「合唱づくり」は学級づくりであり、曲づくり、表現の工夫を通して、こんなにも仲間が対話し、心ひとつに表現を楽しむ経験は、高校や大学でもなかなか経験できることのない中学生期ならではの、素晴らしい経験と感じます。コロナ禍のPTAの保護者の方が、「合唱コンクールみたいにみんなが心ひとつに頑張れる学校行事を万度に経験できないこの子たちは、本当にかわいそう・・」という話をしていたことを思い出します。マスクをしたり、練習時間をごく短くしたり、無観客だったり・・・工夫しながらの実施でつないできた合唱交流を、今年こそ、千歳中学校の「新たな伝統」に高めてほしいと考えています。

 

9.20Wed.合唱中間交流会

  9月20日(水)学年合唱交流会を行いました。今までの練習の成果を発揮し、どのクラスも真剣なまなざしで歌い上げていました。今年の文化祭当日は、北ガス文化ホールでの実施となります。本番はいつもと違う環境でより一層緊張するはずです。クラス全員が一つの目標に向かって取り組む合唱は、まさに学級つくりの根幹です。

 第76回千歳市立千歳中学校文化祭が最高のものになることを期待しています。

 

  

9.16Sat.卓球新人戦・全道新人陸上

 全道卓球参加の関係で、9月16日(土)開催となった千歳市中体連秋季新人戦卓球大会が富丘中学校で開催されました。男子は、団体戦と個人戦、女子は東千歳中と合同チームで団体戦オープン参加と個人戦が行われました。試合、審判、応援・・と自分たちの代で臨む公式戦。選手同士でもアドバイスしあう等、チーム感の感じられる試合でした。女子は、部員も少なく、体調不良による不参加もあり残念な思いもあるかもしれません。新人戦のねらい、「成果と課題をしっかり把握し、次につなげる・・」、合同チームでの経験も貴重なものです。更なる、がんばりに期待します。

 第30回北海道中学校新人陸上競技大会が、札幌厚別陸上競技場で開催されました。全道各地から陸上競技協会のランキングを持っているような選手が集っての新人大会なので、1,2年生の大会ながら、とてもハイレベルな大会でした。本校からは、四種競技、共通男子200m、共通男子4×100mRにエントリー。16日(土)~17日(日)に記録更新に挑みます。

9.15Fri.立ち会い演説会

 9月15日(金)5時間目に生徒会役員立ち会い演説会を体育館で実施しました。どの候補者も今後の千歳中学校をどのように良くしていこうとするのかを自分の言葉で演説していました。今までの生徒会が残してくれた伝統と今後より良い方向へ向かうために変化し、より発展させていってほしいと思います。特徴ある生徒会活動・より良い千歳中学校になるように頑張ってくれることを期待しています。

   

9.13Wed.前期集大成から後期へ

1、昨日のゲリラ豪雨や感染症予防等について

 ほんの数十分間でのゲリラ豪雨。手稲・小樽・江別等では、冠水被害もあり、JRのダイヤも大きく乱れました。夏休み明けの猛暑、線状降水帯やゲリラ豪雨・・経験したことのない・・が、頻繁に発生する昨今、何らかの気候変動に対する対応や危機管理をアンテナを高くして対応する必要性を感じます。

 新型コロナウイルスやインフルエンザのまん延による学級閉鎖措置が出ている学校も増えています。気持ち的に緩くなってしまっている手指消毒や常時換気、体調変化に対する慎重な対応等、「子どもの学びの充実」や「学校・家庭・地域での安全安心」といった観点から、季節の変わり目に十分注意が必要です。

 ↑ 3年生廊下に掲示している一次関数や平面図形のポイント

2、前期集大成と後期に向け

 9月も半ば、3年生にとっては、いよいよ進路先決定期となり今日は、9.10.11月と進路選択の資料となる学力テストAが実施されています。様々な高等学校の学校説明会への参加も秋がピーク。「将来なりたい自分」を見据えて、どんな進路先を選択するのか、夢や現実としっかりと向き合う時。自己の強みを活かし、漠然としてでも「将来の職業選択」につながるような進路選択をすることが大切です。R6年3月の「15の春」を応援しています。

 高校入試の面接で、「中学校時代の一番の思い出は?」の問いに、「修学旅行です。自分たちで計画し、協力しながら研修計画に沿って体験的に学ぶことができたのが一番の思い出です・・」等と答える人も多いのですが、「生徒会活動(委員会活動・部活動)です。」と答える人も多いようです。「共通の目的を持って集まったメンバーが、目標達成のための様々な活動を企画・運営し、メンバーの協力性・協働性を高め、目標達成する。物事をみんなでやりきった充実感や達成感、活動により企画したことが成果につながったことへの、全校生徒からの感謝やありがとうのことば、信頼・・培った責任感・リーダーシップ・・」。生徒会活動や部活動には、将来のキャリアスキルにつながるような人と心の成長、パーソナリティの確立に大きく役立っています。

 1.2年生の生徒会役員選挙への立候補も出そろい。役職によっては競争選挙となります。「ネット投票」という国政より一歩先んじた選挙。どんな人が、どんな役職に、どういった決意と選挙公約を持って挑んでいるか。全校生徒で、生徒会役員選挙・後期学級役員選挙へ展望を持ち、応援もしていきましょう。現3年生の強みは、「自治力の高さ」であり、それは千歳中学校の(新たな)伝統であると考えています。

 

9.12Tue.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業22

1、1年生数学

 「計算ドリル」を反復すれば、式の計算力はつきますが、数学で大切な力の一つに、『何か(未知数x)を求めるために「式を立てる」』ということがあります。1年生の「方程式の立て方」の勉強でしょうか、数学的な見方・考え方を働かせて、式を立てる学習を「対話的に・・」取り組んでいました。自分や班で「立てた式」をみんなに説明する、みんなからも意見やフォローをもらうことで、自分自身やみんなの「見方・考え方」も、より鋭さを増します。一人一台端末を使ってドリル的な学習は、「個にあった」、「個別最適な学び」を提供しますが、一台端末のジャムボードや「みんなで学ぶ」、「対話的、協働的学び」から、「より深い理解や教科特有の見方考え方を身につ行けていく」。そうした、「思考力・判断力・表現力」を育てることが、変化の激しい時代に大切と言われています。「わからなかったら、何度でも分からないと声を上げ、ヒントをもらって、ああだこうだ議論しながら、正解に近づいていく・・・」そうした授業ができることが、学校という学びの場の強みです。がんばれ、1年生。

2.『合唱づくりは、学級づくり』

 指揮・伴奏、パートリーダー・・・、それぞれの役割を持った人が、集団をリードし、ばらばらだった歌声をひとつのハーモニーにまとめ上げていく。しかも、一人一人の良さを活かしながら、クラス合唱のそのクラスの強みを発揮できるように・・・。「合唱づくり」は、「学級づくり」に本当に似ています。練習風景を見ると、合唱のリーダーたちが、しっかりと指示を出しながら、集団がそれに協力的に取り組む。笑い合いながら、「心が解放されているなあ」という印象と、「自分たちで、創る」「自治力の高さ」を感じます。時間と思いを共有し創り上げた合唱をお互いに披露し、鑑賞し合う・・。合唱発表会が楽しみです。

 

9.8Fri.学びの秋・・矢部さん「少年の主張」北海道大会へ

 朝夕は、やっと秋らしい涼しさが感じられる季節となりました。しかりながら、日中の気温は、まだ25度前後の日が続いており、この気温差に体調を崩しやすい季節です。新型コロナ感染もちらほら・・。市内の小中学校でも、学級閉鎖等も出ていますので、季節の変わり目の体調管理が重要です。

 学びの・・、スポーツの・・、読書の・・、音楽の秋。勉強にも部活動にも、「打ち込んでいるものに没頭する」には、本当にいい季節。暑さでなかなか集中しきれなかった、一人一人の学習や打ち込み事に、集中的にがんばれる季節。文化祭の合唱発表会に向けてこころひとつに練習するとともに、自己のスキルアップに努めましょう。

1、9月6日(水)前期期末テスト

 教室のカーテンは、窓から風が入りやすいように業務主事さんが、全教室を一工夫してくれました。結構、手間がかかる作業をあっという間に終わらせてくれたので、ちょっとした工夫ですが、風の入りが全然違います。みなさんの「学びの充実」をみんなが応援しています。

2、9月8日(金)矢部優美さん「少年の主張」北海道大会へ

 石狩地区代表として、矢部さんが、北海道大会へ。16名の地区代表の中学生が、道民活動センター(かでる2.7)のホールで、「主張」を展開しました。姉妹が経験した事故の教訓から、胆振東部地震という恐ろしい経験から、LGBTQ、フードロス、曽祖父の戦争体験を語り継ぐ、当たり前って、表現力・・・。自分の身近な経験や思いを出発点に、テーマ設定し、豊かな感性と優れた表現力に圧倒される主張の数々。この後、大会集録等も出るでしょうが、「ことば」による表現力をぜひ、実感してほしいと思っています。また、石狩地区大会・全道大会を見て、「ことば」に依らない表現力、コミュニケーション、表情や身振り手振りなどのしぐさ、声のトーン等々、ノンバーバル・コミュニケーションと呼ばれますが、そういった表現力も、「伝える力」にはとても重要だと感じました。そうしたことを主張している地区代表者もいました。ぜひ、主張や弁論等、ライブで見ることも、「いいたいことが良く伝わってきて」おすすめです。生活体験発表や英語のスピーチコンテスト等、自分らしい表現力を身につけられると、将来、自分の強みになるものです・・。

 「読書を楽しむことの大切さ」、矢部さんの「かでる」での発表も、笑顔あふれる優しい語り口の中に、理路整然としていて、力強い、伝える力あふれる素晴らしい発表でした。矢部さん、お疲れ様でした。

9.4Mon.前期期末テスト間近 個別最適な学び

 熱戦の新人戦を終え、6日(水)は前期期末テスト。家庭学習の提出も増え、習った事項の再確認を授業、家庭学習等で進めています。

 理科の授業では、前回のテストの実施結果から、「(今回の試験範囲で)理解が十分でない単元」から、教科担任の先生が、『課題』として、AIドリルに出題。教室の生徒は、タブレットに届いた『課題』をAIドリルで解き直し、「(理解しているか否かを)確認していきます。そこに、個人差が出てくるので、「AI判定により、個別最適な学び」が提供されます。解答するとポイントが獲得でき、楽しみながら、各自の課題に取り組んでいました。AIドリル等、ICT・AI機能の可能性を感じます。

 千歳市では、市民から集めた貴重な税金を、子ども達の『生活・学習習慣確立』、『基礎学力向上』に役立てようと、未来投資の意味で、AIドリルの全市小中学校導入が実現しています。行政の世界では、「費用対効果」ということが重要視されます。皆さんが、有効に活用して成果が上がることにより、個の未来投資が意味あるものになり、税金を納めている市民にとっても何より納得のいく、うれしい税金の使い道にもなるのです。ICT.IT.IoT.AI・・といったものと無関係ではいられない社会が到来しています。利活用・有効活用・情報リテラシー(情報通信機器を使うにあたっての基礎・基本)・情報モラル(情報モラルやネットリテラシー等、やってはいけないことや危険・リスク管理)等々、しっかり身につけていきましょう。

9.2Sat.中体連秋季新人戦2日目の結果

 2日間にわたる公式戦、お疲れ様でした。自分たちがステージ上がる、緊張感、喜び、怖さ、色々なものを感じたのではないでしょうか。どの種目も、いい顔をして試合に集中し、ねばり強くチャレンジする姿勢に、気迫が感じられました。「成果と課題を整理し、次につなげる・・・」が、新人戦の大きなねらいです。個人として、チームとして、更なる飛躍に期待します。 

9.1Fri.中体連秋季新人戦1日目の結果

  1日目は、昼前後から雨脚が強くなり大変でしたが、テニスの個人戦、順位決定戦を明日2日(土)に勇舞中学校で開催することになり、その他の種目は、予定通りの2日目となります。

 新チーム初の公式戦なので「成果と課題をはっきりさせ、次への指針となる大会に・・」と壮行会でも話していましたが、どの種目も、ねばり強く、チーム一丸となって、競技の打ち込んでいました。

 サッカーは、何年ぶりの決勝進出でしょうか・・2-0から後半追いつき2-2で延長。決着がもつれた、PK戦は実に9名。6-5でPK戦を制し、決勝進出。

 野球は、大会間近、幾通りもの走塁練習に励む姿が見れましたが、足で対戦相手を翻弄。守る、攻めるはまだまだ新人ですが、走れることに今後の期待が膨らみます。

 バスケットボールは、男女ともに、練習してきたことが、少しずつ身についてきたのではないでしょうか。「少年団でバリバリ・・」という選手ばかりではないので、夢と高い志を持ち、愚直にディフェンスを頑張り、走り勝つ!!女子は、1年生の力を借りても、本当に選手が少ない中で、一から練習してきた技術、チーム力が着実についてきています。

 バレーボールは、「笑顔でプレーする」ことが徹底されていて、ベンチを含め、自分たちの流れを引き寄せている感じがしました。バレーボールは、「流れ・・」のスポーツなので、連続ミスを断ち切る、切り替え良く、声を絶やさないコミュニケーション、声をかけカバーしあう・・笑顔を大切にしながら、ねばり強くそうしたことが確実にできるチームは強くなります・・。

 2日目の『個の輝きと集団の躍動』に期待します。

8.29Tue.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業21

 やっと朝夕の気温が下がり、秋めいてきましたが、日中の気温は残暑が続いています。高温多湿が続く疲れや、朝晩と日中の寒暖差、祭典や人込みでの罹患等、季節の変わり目に、いつも以上に体調管理の重要性が高くなっていると思います。3年生は進路選択や定期・学力テスト、1,2年生は、新人戦に、定期テストと、学びの秋、スポーツ・文化の秋に入ってきます。諸活動と自らの主体的な学びを充実させましょう。

(写真は、左から、花壇ボランティアのがんばりできれいに咲いた円形花壇、1年生棟の風を教室に送り込む工夫、前期期末テストに向け、増えてきた家庭学習ノートの提出とタブレット充電庫)

 1年生の英語では、「私は〇〇です」という、自分のことを自己表現するスピーチ練習やスピーチテストを行っていました。同じく1年生の国語では、「魅力的なスピーチをするために」という単元で、短いながらも、工夫ある自己紹介スピーチの授業を行っていました。「スピーチの目的と自分の伝えたいこと、聞き手を想定する、自分の体験や具体を入れる、声の大きさはもちろん、視線や表情、聞き手を巻き込む呼びかけ」等々、確かに授業でそうしたことを学習した後に行っているショートスピーチは、どれも魅力的で、何に興味をもっていて、どんなふうに打ち込んでいるかが、とてもよく伝わって魅力的なスピーチになっていました。

 やはり、国語でも、英語でも、まずは、自分の事や、自分の考え、意見等を、アウトプットする習慣づけが、「自ら考え、判断し、豊かに表現する、思考力・判断力・表現力の育成」につながっていると感じます。さらに、個からアウトプットされた表現が、集団での対話、キャッチボールから、集団の中で練り合い、また新たな発想やアイディア、最適解の創造につながっていくような学びが、「生徒達が主人公」の授業であり、「自立的学習者として、自ら学び取っていく」姿なのでは・・と、『変化の激しい時代に対応できる思考力・判断力・表現力の育成』が重要と言われる昨今の「新たな学びの姿」であり、こうした単元の授業スタイルを大切にしてほしいと感じます。

 堂々と自分の考えを声に抑揚をつけて表現する姿は、立派な表現者でした。「こうしたスピーチは、周囲にも内容が入りやすいんだな・・」と感心させられました。

8.25Fri.経験したことのない暑さの中で・・

 新人戦延期に伴い、今週の締めくくりは、午前授業(給食なし)。3年生は、当初、予定されていなかった登校日でしたが、この酷暑の中、よくがんばっていました。屋外の授業や体育時の激しい運動が特に心配されるのですが、実は、熱中症の多くは、室内で起きることも少なくありません。教科担任の先生が、クーリングタイムを設けながら、廊下や水飲みタイムをとったりといった工夫、健康観察、等々、暑さの中でも、笑顔で、「大丈夫です」とほほ笑む様子に癒されます。教室内が、オレンジの「厳重警戒」から赤の「危険な暑さ」になる時間帯が、25日、今日で言うと10:30位でした。教室の温度は、一時、35度前後。明らかに、北海道の今までの残暑とは違うこと、長く継続すること、が今年だけのものとは思えないため、夏季休業の日程や教室の暑さ対策(高額になるのでそう簡単にはいかないものの)、エアコン設置等々、気候変動についても対策を講じつつ、地球温暖化対策やSDGs、脱炭素社会、等にも向き合っていかなければと考えています。

 以下のような、暑さ指数の算出をもとに、道や市町村から通知が出て、各校でも対処していくというかたちなので、以下の環境省の暑さ指数について参考にしてください。

1.日常生活に関する指針

2.運動に関する指針

3、「熱中症」の恐ろしさ

  熱中症は、わかりやすく言うと、『体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かくなったりして、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす病気』のこと。水分だけでなく、塩分やミネラルが(体温を下げるために使われ)欠乏することによって、起こる危険な状況です。意識的に水分や塩分を接種しておかないと、自覚症状なく、突然、からだの不調が起こることも多いので、こうした暑さ・湿度に慣れていない、北海道民にとっては、これから、もっと気をつけていく必要があると思われます。

 スポーツ中、「足がつった!!」と転げまわるような痛みを感じることが経験上あるかもしれません。これも、水分、塩分、クエン酸の欠乏による、熱中症に近い症状といえます。

4、予防

 長時間気温の高い環境にいることにより、体温調節の機能が乱れ、体内の水分やナトリウム(塩分)のバランスが崩れてしまう現象が熱中症なので。それらを、意識的に補給することが一番。水分・水分と水の事ばかり気が行きがちですが、そうではなく。

①クエン酸は、熱中症対策に不可欠なナトリウムなどのミネラルの吸収をサポートする効果があるので、脱水症状の予防にはクエン酸を含む飲料水で水分補給をすると効果てきめん。

➁クエン酸を含む食べ物は、梅干し・レモン・グレープフルーツ・キウイ・パイナップル・酢等。一昔前は、ビタミンの補給も疲労回復につながるので、スポーツ時、「はちみつレモン」等を良く食べていました(レモンをスライスしてはちみつにつける)。

⓷塩分補給や疲労回復に効果的な食べ物

 例えば、塩分ミネラルが豊富なのは塩昆布、塩分ミネラルが豊富で疲労回復にもなると言われる梅干し、酢は健康飲料として良く市販されていますが、疲労回復効果もあるそうです。浅漬けは野菜の水分と適度な塩分を補給するのに効果的。

スポーツ選手や日常生活の中で、危険な暑さに負けないために、参考にしてみてください。

5.25日(金)の授業の様子から・・

①集中して美術の「レタリング」に取り組んでいました。

➁理科 「せきつい動物・無せきつい動物」この暑さで実験も大変。さかなの解剖には、生ものでない「にぼし」を解剖していました。

 

8.24Thu.新人戦壮行会

 熱中症対策もあり、3年生は教室でのリモート配信、1,2年生と出場選手は体育館での壮行会としました。吹奏楽部の力強い演奏に緊張感を持って行進する新人チーム。初々しさの中にも、力強い決意と、周囲への感謝の気持ちを述べる主将たちのキャプテンシーに、秋季大会での大いなる活躍が期待されました。壮行会では、校長より次のような挨拶とともに、熱中症警戒の関係から、緊急的な新人戦日程の変更について選手たちにも知らせ、「今こそ!といったん燃え上がった闘志を、一旦クールダウンして、心と身体を再調整し、新人戦に臨んんでほしい」と話しました。

新人戦を前に 校長 金森 直人

 まず、テレビ越しに応援してくれている3年生。この夏のチャレンジ、スポーツ・音楽・文化、自分の専門・得意分野での全道・全国での活躍に敬意を表し、心から拍手を贈ります。森本さんの全中水泳での第8位、矢部さんの「少年の主張」石狩大会での最優秀賞受賞と9月の全道大会参加、壮行会の入場行進で力強い演奏を披露してくれた吹奏楽部の北海道吹奏楽コンクールにおける金賞受賞、その一部を生徒玄関のパネルで紹介しましたが、体育系・文科系の部や個人が、大きな舞台で表現力を発揮する姿に学校・家庭・地域が感動と勇気をもらいました。

  さて、いよいよ、新人戦。そんな3年生に引っ張ってもらっていた1.2年が、主役の公式戦です。チームとしての大会への参加の仕方、準備、試合、クーリングダウン・・・そのすべてが、主将を中心としたチーム力にゆだねられています。新人戦の目的は、これまでの成果と課題を明らかにし、次につなげること。3年生も皆さんの活躍を心から応援しています。(以下、新人戦延期と心と身体の再調整について話しています)

 

8.23Wed.「自分を大切にする教室」

 全校生徒で、「自分の命を大切にすること」や「自分の気持ちに気づき、いやな気持ちに対処すること」について、考えを深め、学級内で意見交流しました。マインド・プロファイリングについて学んだり、「気持ち、感情」やその変化、それを表す「ことば、表現」、「気持ちの変化・切りかえの仕方」等について考え、話し合うことができました。

8.22Tue.「読書を楽しむことの大切さ」

 「少年の主張」北海道大会9月8日(金)でも「自分らしく・・」、発表がんばってきてください。「少年の主張」石狩大会で最優秀賞を受賞した矢部さんの主張を(新聞報道もされていることから)皆さんにもご紹介いたします。

①石狩大会の好評では、次のように評価されました。

 小さい頃から母に連れられ図書館に行き、読書好きになった経験から、読書習慣と読解力について様々な視点から論を展開しています。PISA調査の結果や江戸時代の娯楽である読書が近代化に与えた影響等、根拠となる考察が発表に説得力を持たせています。さらにAIの進展にも、言葉の豊かな世界や言葉に現れる複雑な感情の読み取り等、人間にしかできないことがあると、とても印象的な表現となっています。「論語」を引用して「それを好むものはそれを楽しむものにはかなわない」と、「読書の喜び」を感じてくれる人を増やしたいという熱意が伝わる発表でした。

➁主張内容

 読書を通じて視野を広げ、教養や知識、読解力を身に付ける重要性を主張しました。読書と読解力の相関関係に触れながら、多くの人が読書を楽しむことが大切であると実感。「読書の喜びを感じてくれる人が一人でも増えることを願っている」と訴えています。【北海道通信社 記事より】

⓷主張「読書を『楽しむ』ことの大切さ」 千歳市立千歳中学校 矢部優実

 『へいわのうた』。これは私が生まれてから初めて好きになった本の名前です。私の母は、私が小さな頃からよく図書館に連れて行ってくれました。そのおかげで、私は今も本を読むことが大好きです。読書は視野を広げたり、教養や知識を身に付けたりすることができるとても素晴らしいものです。

 しかし、最近、読書をしない人が増えていることが社会で問題になっています。日本を含む72の国で行われている国際学力到達度調査(PISA)によると、文章を正確に読み取る力である読解力について、日本は低下傾向にあるそうです。また、PISAでは、読書が習慣になっている人の方が、得点は高い傾向にありました。このことから、読書と読解力には、深い関わりがあることが分かります。

 私は、読解力は人間にとって最も必要な力だと思っています。なぜなら、読解力を身に付けることができるのは人間だけであり、読解力のすごさを知っているのも、人間だけだからです。実は、今から300年ほど前の日本人はとても読解力が高かったと言われています。その理由は、当時の日本人は非常に読書好きだったからです。江戸時代の日本人にとって、読書は一番の娯楽でした。たくさんの本を読んでいれば、当然読解力や思考力は高まっていきます。そして、読書によって培われた力が「明治維新」で発揮されます。日本人が身に付けた読解力や思考力のおかげで、日本は奇跡と呼ばれるスピードで近代化に成功しました。

 このような歴史から、読解力は人間にとってとても大切な働きをしてくれることが分かります。さらに、読解力が役立つのは江戸時代だけではありません。AI時代と呼ばれている現代にも、読解力はとても重要な力です。AIの発達によって、今後、人間の職業がAIに代替されることが懸念されています。しかし、AIは読解力という力を身に付けることができません。言葉が生み出す豊かな世界や、言葉に表れる複雑な感情を読み取ることなどは、人間にしかできないことです。AIの発達がどれだけ進んでも、人間にしか担うことのできない仕事が必ずあります。つまり、読解力はどんな時でも、私たちにとって必要な力なのです。

 そして、その読解力を付けるためには、読書が一番の方法です。私は、読書をする人が増えれば読解力が高い人を増やすこともできると考えています。そのためには、読書をする人を増やすことが必要です。では、読書をする人を増やすには、どうすれば良いのでしょうか?

 「之を知る者は、之を好む者に如かず。之を好む者は、之を楽しむ者に如かず」。中国の有名な書物「論語」に出てくる言葉です。ある物事に対して、それを知る者は、それを好む者にはかなわない。それを好む者は、それを楽しむ者にはかなわないという意味です。私は、これは読書に向かう時の姿勢にも言えることだと思います。読書を楽しむことができれば、読書量が増え、読解力や思考力などの力は身に付いていきます。私は、読書をする人を増やすには、読書を「楽しい」と思う人を増やすことが大切だと思っています。

 長い文章を読むことに抵抗がある人は、漫画や雑誌など、読みやすいものから入るのも一つの方法です。まずは、写真や絵が多くても楽しいと思えるものを手に取るべきです。読書は何歳から始めても遅いということはありません。これから、私が幼い時に感じた本からの感動を多くの人に伝えたい。そして、読書の喜びを感じてくれる人が一人でも増えることを願っています。

8.22Tue.前期後半のスタート

 立秋を過ぎ、暦の上では秋というのに、連日の高温多湿。登下校時のハーフパンツ、短パンでの登下校や水筒持参での常時水分補給、教室気温の上昇を抑える手立てと、様々、先生たちも工夫しているのですが、「経験したことのない・・」が連日続いています。そんな暑い夏に、北海道吹奏楽コンクールでの金賞受賞、全道・全国中体連での活躍、全中水泳での200m背泳ぎ8位、「少年の主張」石狩大会での最優秀賞等、自己の可能性が開花し、夢や目標を持って努力してきたことが、大きな成果となって出始めていることに、私たち大人まで勇気や感動をもらっています。

1、「ともに学び合い、自分たちで問題解決を行う力」を育む 

 30度越えの学校生活にも、体調を崩したり、弱音を吐くことなく、諸活動に意欲的に(自分事として)取り組む姿に前期後半の学びと成長に大いに期待しています。「変化の激しい社会に、生涯にわたって自ら学び続ける人」を育てる学習指導要領の求める「生きる力」の育成の柱は、「主体性」。不易と流行ではないですが、昔も今も、「主体的に・・、心豊かに・・、ねばり強く挑戦」という人材育成の柱には大きな違いはありません。自ら考え、行動することで、自己決定力や自己責任感が育まれ、学校や地域社会が協力して、子どもの主体的な学びを支援することで、より教育効果は上がるはず。子どもたちが、自分の学びについて考え、自己評価したり、子ども同士で意見を交換し合う場を設けることで、ともに学び合い、自分たちで問題解決を行う力を育むことができると考えています。

2、キーワードは、「主体性」を育む

 「主体性を育む」ために、「自己表現、積極的な行動、自己決定力」の多様な場をつくっていくことが、学校教育においても大切な時代と考えています。そうした意味で、「教える授業」から「学び方を教える授業」へと先生たちも授業改革を進めていますし、子ども目線で言うと、「教わる学習」から(自立的学習者として)「学び方を学ぶ」学習への転換が必要になってきます。自己の持っている可能性を開花させ、学習にスポーツに音楽に、「目標を持って主体的に努力する(しかも協働の中で・・)」ことで、個性が輝き、集団が躍動する前期後半、後期へと子どもたちの学びと成長に大いに期待しています。

3、夏休み中の出来事から(全中水泳・吹奏楽コンクール結果等は掲載済)

 

 

8.19Sat.第63回全国中学校 水泳競技大会の結果

 第63回全国中学校 水泳競技大会(香川県立総合水泳プール)は最終日。森本将太さんは2種目目、男子100m背泳ぎに出場し、1:00.65という記録で、全国18位。全日程を終了しました。

      男子200m背泳ぎ 入賞  第  8 位  記録 2:09.34 (優勝者の記録 2:04.98)  

      男子100m背泳ぎ     第18 位     記録 1:00.65   (優勝者の記録    57.31)

 猛暑の続く四国、香川大会。全国の舞台で、この世代の日本のトップレースに参戦してきた経験は、自分の競技人生やスポーツ、学び、生き方にとても大きな刺激と影響を与えるものだったのではないでしょうか。トップへのチャレンジは、誰にでも与えられるものではありません。これまでの努力と練習の日々やサポートしてくれる家族やチームの支えがあってのこの貴重なチャレンジです。素晴らしい結果に拍手を送ると共に、これからの一層の活躍に期待しています。3日間、お疲れ様でした。

8.18Fri.第63回 全国中学校 水泳競技大会 速報

 香川県立総合水泳プールで開催されている、第63回全国中学校 水泳競技大会に、本校3年生、森本将太さんが参加しています。今日は、男子200m背泳ぎに出場し予選、2:09.25で決勝進出。決勝では、第8位という立派な成績を収めました。おそらく、明日は男子100m背泳ぎです。健闘に期待します。

8.4Fri.NHK全国学校音楽コンクール道央地区大会

 NHK全国学校音楽コンクール道央地区大会が、カナモトホール(札幌市民ホール)で開催され、本校合唱部が参加し、奨励賞を受賞しました。コロナ禍の3年間、コンクールには出場経験のない合唱部は、6名という少人数ながら、Nコンへの出場を決意。課題曲である「Chessboard」にも取り組み、千歳市内のコンクールや今回Nコンで金賞を受賞し全道大会に出場する青葉中学校とも、合同練習をさせてもらったりしました。その成果があり、緊張感のあるNコンのステージで、少人数とは言え、美しいハーモニーを響かせていました。合唱部のチャレンジにエールを送ると共に、さらなる向上に期待しています。

課題曲 Chessboard  自由曲 虹

8.3Thu.全日本吹奏楽コンクール北海道予選札幌地区大会「金賞」

 全日本吹奏楽コンクール北海道予選札幌地区大会【C編成】が8月3日(木)Kitaraで開催され、本校吹奏楽部が「金賞」を受賞しました。56校の出場校の中で金賞を受賞した学校が19校。さらにその中から6校のみ、北海道大会への出場権を得ることから、期待がかかりましたが、八軒中学校・北都中学校・米里中学校・清田中学校・山鼻中学校・屯田中央中学校が全道出場の代表権を得ました。

 しかしながら、日々の練習の継続や様々な演奏機会を通じて、着実に自分たちらしい曲作りと演奏を追究してきた吹奏楽部。指導スタッフや家庭・地域の協力も実に大きなものがあり、表情ある演奏ができるバンドに育ってきたことを実感します。そうした様々な人たちのちの支えも力に素晴らしい演奏ができ、思い切り千中サウンドを表現できたことを忘れないでください。

 演奏曲「呪文と踊り」。美しいフルートの音色から静かにスタートした演奏は、徐々に様々な楽器・パートの良さを活かしたキレとメリハリのある音が重なっていきます。それぞれのパートの出番・見せ所(聴かせ・響かせ所)を意識した音色の調和は、力強さと表情を持っていました。自信に満ちた魅力ある演奏がホールに響き、賞賛の大きな拍手を得ることができました。「ああ、観客を巻き込む、演奏をやりきったこの充実感や達成感・・・たまんないなー」という感覚を覚えました。さらなる発表会、演奏会で、個もバンドも「音、音の調和、曲づくり、表現・・」にさらに磨きをかけて欲しいと思います。「金賞」おめでとうございます。

 

7.31Mon.全道大会の結果【体操競技・剣道大会】

第54回北海道中学校体操競技・新体操大会【7月27日~30日札幌市南区体育館】

 3年生の武田伊馳さんが個人総合第14位という結果でした。器具や施設のこともあり、技能の習得や練習時間の確保、大会への参加・・様々な関係者や家族、仲間の支えがあっての全道14位、立派です。貴重な経験や克服的精神力を進路実現やこれからの競技生活に活かして下さい。お疲れ様でした。

ゆ か あん馬 跳  馬 鉄棒 個人総合
得点 順位 得点 順位 得点 順位 得点 順位 合計 順位

11.350

9 8.700 16 11.250 16 9.900 11 41.200 14

 

第44回北海道中学校剣道大会【7月29日~30日稚内市総合体育館】

 2年生の鈴木朱音さんが出場しました。3回戦では、延長戦25分を戦い、惜しくも敗退。ベスト16という結果に終わりました。2年生ながら2年連続で、全道大会に挑んだ経験は、とても大きなものがあります。まだまだ、先輩達に支えられ、大会でも成果を発揮しつつある2年生。今度は、団体戦でも、個人戦でも、みんなを引っ張っていく番です。「心・技・体」の更なる鍛錬と成長に期待しています。お疲れ様でした。

6.27Thu.第54回北海道中学校陸上競技大会

 7月25日~27日に釧路市民陸上競技場で開催された『第54回北海道中学校陸上競技大会』の結果をお知らせします。男子100m・200mに出場した上野・本間両選手は、惜しくも予選敗退。上野さんは、200mで自己新を出しています。男子4×100mRでは、予選でチーム新のタイムながらも予選敗退。ハイテクACアカデミーの久保さんは、女子1500mでは予選敗退となりましたが、女子800m決勝への進出。最終日27日のレースでは、

 1日目、2日目の競技場の気温は35度ときいています。そんな中、北海道大会の場で、自己新記録を出す等、持てる力を充分に発揮してチャレンジしたみなさんに敬意を表します。本当にお疲れ様でした。

写真は、左:釧路市民陸上競技場・中 右:管内中体連陸上リレー競技より

 

7.26Wed.暑い夏に「夢や目標を持って・・」

 夏のインターハイは北海道開催。様々な種目で、熱戦が繰り広げられています。高校野球の準決・決勝がエスコンフィールドで開催されたり、千歳の日本航空高校が、全国大会の大舞台で活躍したり・・・。中体連も真っ盛りで、水泳全中への出場権を得たことをお知らせしましたが、釧路では、陸上部が全道中体連に挑んでいます。30度を超える今年一番の猛暑の中、コンディショニングに十分注意し、持てる力を存分に発揮してほしいと思っています。

1、「夢や目標を持って・・」ひたむきな努力の美しさ・価値

 さて、スポーツや音楽の華々しい一面が、やはり見るものに感動を与えますが、私自身は、その華々しい活躍・躍動に至るまでの、「目標を持った、ねばり強い、継続的な努力」が、人の人生において最も価値あるものと考えています。おそらくは、そうした物事に打ち込むうえでの、目標設定・努力の継続・工夫や調整・メンタルといったものが、後々の個性や人柄、働き方や余暇の楽しみ方・・・といったものを ” かたちづくる ”とも思っています。

 美術部は、文化祭や卒業期に使用するステージバックづくりに取り組み始めました。もちろん、自分の興味のあるコンクールへの出品作品の制作にも取り組んでいるでしょう。ステージバックは、部員みんなで取り組む共同制作の意味合いがあるのではないでしょうか・・

 北海道吹奏楽コンクールを控えた吹奏楽部は、一音一音、部分部分の表現方法にまでこだわり、楽器パートごとに曲作りに余念がありません。あるパートは、部員が相互に、あるパートは大学生や社会人に講師をお願いして真剣そのもの・・その他に「合奏」の合わせで、曲想をつける訳ですから、運動部に負けづ劣らず、時間と努力も要するもの・・

2、部活動地域移行に想う・・

 上記の様な泥臭い努力があって初めて、「表現者として」、華のある作品・華のあるステージに立てること、その努力にこそ、美しさ、価値があるものと思えてなりません。令和7年には、部活動を地域へ移行・・ということで、千歳市でも徐々に協議会での協議がスタートしていますが、スポーツ・文化・音楽、未来の担い手となるジュニア期の子ども達の、個性にあった様々な「表現活動」の下支えをしている、学校教職員の「○ ○ を通して人を育てる」という思いも尊重され、スポーツ・文化活動に継続して携わりたいと考える指導者には、指導に対する最低限の対価や身分保障が得られるような地域移行であってほしいと願っています。

 

3、「個別・最適な学び」

 千歳市では、「子ども達の生活・学習習慣確立」と「学力向上」を目的に五教科のAIドリルを導入してくれました。夏季休業中持ち帰っている、クロームブックを家庭学習に有効活用し、紙ベースの勉強、デジタルドリル・・・(五感を働かせた)様々な方法で自分に合った学習習慣を確立してください。最近のデジタルドリルは、AI判定で、正誤採点やその判定結果から、苦手の類題の再提案、ペンを利用した手書き解答等々、「自分がどこがわかっていて、どこができていないか・・」自分のことを「知り」ながら、良さを伸ばし、弱点強化するには持って来いのドリルです。「得意な教科の苦手単元から・・」とか「苦手教科のよく分からない単元を重点的に・・」とか、是非、目的を持って活用してみてください。

 先生用のアカウントから入ると皆さんのドリルにチャレンジして人数も分かるので、「〇〇%の生徒が使っていますよ」と、教えてくれました。水分補給、気分転換も上手にやりながら、暑い夏を乗り切ってください。

7.24Mon.北海道中学校水泳大会(函館)

 7月21日~23日函館市民プールで開催された『令和5年度北海道中学校体育大会 第44回 北海道中学校水泳大会』に出場した3年生森本将太さんが、下記のように二種目制覇、全国標準記録突破で、8月17日~19日香川県で行われる全国中体連への出場を決めました。おめでとうございます。また、女子50m・100m自由形に出場した3年生藍原さん、女子50m自由形に出場した吉成さんは、惜しくも予選敗退という結果でした。今大会の成果と課題を次のステージにつなげてください。お疲れ様でした。

男子200m背泳ぎ 優勝 2分12秒26(全国標準突破 香川全中へ)

男子100m背泳ぎ 優勝 1分01秒29(全国標準突破 香川全中へ)

  

7.23Sun.第21回キラキラコンサート

千歳ライオンズクラブ主催の第21回キラキラコンサートが北ガス文化ホールで開催されました。

「Liberty Intelligence Our Nation’s Safety」(自由を守り、知性を重んじ、われわれの国の安全をはかる)の頭文字を並べたライオンズクラブのスローガン。約100年の歴史がライオンズクラブ国際協会に登録され、45,000を越えるクラブで活躍する会員は130万人以上。世界最大の「奉仕」クラブ組織です。ウクライナ戦争の周辺支援やトルコ地震の被災地支援、その地域地域の社会貢献や子どもたちの健全育成に様々な活動を行なっているのがライオンズクラブです。千歳ライオンズクラブでは、小中高生の音楽を通じた健全育成、文化振興の目的にこのキラキラコンサートを開催していただきました。コロナ禍を乗り越え、観客を入れての第21回の開催となっています。

 北栄小の伝統あるスクールバンドや北陽、千歳のダイナミックな演奏、北斗中のリコーダーや富丘、勇舞の同じ中学生の特色ある演奏も見せていただきながら、千歳中学校の演奏にも磨きがかかってきました。

曲目 1、呪文と踊り 2、式典のための行進曲「栄光をたたえて」

 中文連、セガサミーゴルフ大会での演奏、夏の演奏会・・・様々なステージでの多くの経験が、「表情ある演奏」に仕上がってきた印象があります。フルートの澄んだ音色、重なっていく楽器の特徴を活かした切れがあり、迫力ある演奏・・演奏に「自信」とメリハリが感じられ、楽しい演奏会でした。北海道吹奏楽コンクールにも、何よりも自分たちの音楽を表現し、楽しみ、伝統ある千歳中サウンドを聴かせて下さい。「伝わる」のは、表現者の技術や曲づくり、演奏者の想いです。夏季休業、勉強にも音楽、仲間づくりにも全力で・・

7.21Fri.夏休み前集会

 7月21日(金)5時間目、夏休み前集会を体育館で実施しました。集会の前半では、生徒会を中心として各種の表彰を行いました。代表生徒が抱負を述べ、全校生徒の前で立派な発表を行うことが出来ました。その後は、委員長が夏休み中に気をつけてほしいこと等をスライドを使用して発表していました。

  

校長先生から(一部抜粋)

1、「自分なりの良さ・強み・個性を伸ばす」

=「目標であるゴールを設定し、計画的に努力する事が大切」

=「可能性という原石を努力という石」で磨くから光を放つ

 

2、安全安心、命を守る行動

 =みなさんの自己管理、危機管理、自主自律の力です。 

生徒の皆さん、休業中、「チャイムを鳴らすのは自分です」。

目標を持ち、ON/OFFをコントロールしながら、自律的な生活を送ってください。

「夢・目標を持ち、ねばり強く挑戦する」実り多い、長期休業となるとこを期待しています。

 

*1年生~3年生まで体育館に集まっての夏休み前集会。最後まで正しい姿勢で話を聞く姿が素晴らしかったです。

7.19Wed.「少年の主張」石狩地区大会

 7月19日(水)令和5年度「少年の主張」石狩地区大会に本校3年生の矢部優実さんが出場し、最優秀賞を受賞しました。矢部さんは、9月8日(金)に開催される「少年の主張」北海道大会に出場します。石狩管内7市町村の中学生が、将来の生き方やキャリアデザイン、多様性が認め合える社会、挑戦することの大切さ等々のテーマで、表現力豊かに主張。どの中学生も、身の回りの出来事や、日常の気づきを出発点に、「もっとも訴えたいこと」について、理由や根拠(エビデンス)を明確にしながら論を展開。論旨の内容はもちろん、自分の主張について、しっかり、わかりやすくアウトプットする力、表現力の豊かさに驚きと感動を覚えました。

 矢部さんの主張は、「読書を楽しむことの大切さ」。【講評から】小さい頃から母に連れられ図書館に行き、読書好きになった経験から、読書習慣と読解力について様々な視点から論を展開しています。PISA調査の結果や江戸時代の娯楽である読書が近代化に与えた影響等、根拠となる考察が発表に説得力を持たせています。さらにAIの進展にも、言葉の豊かな世界や言葉に現れる複雑な感情の読み取り等、人間にしかできないことがあると、とても印象的な表現となっています。「論語」を引用して「それを好むものはそれを楽しむものにはかなわない」と、「読書の喜び」を感じてくれる人を増やしたいという熱意が伝わる発表でした。

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 矢部さんの主張にもありましたが、チャットGPT等の生成AIの活用が世界で議論されています。「自ら考え、主体的に判断し、豊かに表現する」といった力の育成が叫ばれている昨今、自分事としての気づきや考えを出発点に、感性豊かに様々な根拠となる考えから、五感に訴えかける表現力。「それはやはりAIをも凌駕するのでは・・」と感じさせられた「少年の主張」でした。矢部さんの発表の日、クラスでも、発表練習を企画してくれたと聞いています。そうしたバックアップが、当日の素晴らしい発表になったことを紹介しておきます。矢部さんの北海道大会での活躍に期待しています。

 

7.17Mon.フレンドリーコンサート

 本校合唱部が、第36回千歳市合唱祭「フレンドリーコンサート」に出演しました。恵庭・千歳の中学校合唱部や一般の合唱団も参加してのコンサート。コロナ禍で、最も活動制限を受けた「歌う」という音楽芸術分野の活動も、5類移行に伴って、感染対策を講じながら、発表・交流の場が広がることは、本当に喜ばしいことです。

 本校の合唱部は、人数も少なくなってしまい、発表・交流の場が、なかなか持てないでいる中、学校での練習にコツコツ取り組んでいました。色んな団体の発表・表現を直に体感し、自分たちの曲づくりや歌づくりに貴重な経験となりました。

 現中学生が、まだ生まれたばかりの小さい頃、東日本を襲った未曽有の大災害。これまで想定されていた地震の規模を、大きく上回る巨大地震。 地震に伴い発生した大津波は、北海道から関東の太平洋沿岸へ押し寄せ、漁船、港湾施設、さらに住宅地や農地を呑み込み、大きな被害をもたらしました。 死者と行方不明者の合計は2万5,949人と言われています。12年の歳月が流れた今なお、復興は道半ば・・、原発の汚染処理水の問題も記憶に新しいところです。

 合唱部が歌った「群青」という歌を知っているでしょうか?

 この歌は、震災を体験した小高中学校の卒業生と当時の音楽の先生が、震災によって友人を失ってしまった悲しみや、原発事故によって(避難のため全国に・・)離ればなれになった仲間を想い、作った曲です。東日本大震災によって離ればなれになってしまった仲間を思って、つぶやいたり、書き留めた言葉を、音楽の先生が歌詞にまとめ、曲をつけた作品だそうです。

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「またね」と手を振るけど 明日も会えるのかな 遠ざかる 君の笑顔今でも忘れない

あの日見た夕日 あの日見た花火 いつでも君がいたね 当たり前が幸せと知った

 自転車をこいで 君と行った海 鮮やかな記憶が 目を閉じれば 群青に染まる

・・・・・・

 この歌が誕生した南相馬の小高中学校の校歌に「群青」という言葉があり、小高中の文化祭も「群青祭」名づけられていたそうで、小高中を象徴する言葉が題名となったようです。

きっとまた会おう あの街で会おう 僕らの約束は

消えはしない 群青の絆

心に響く合唱は、五感から心に伝わってきます。「音楽の力」ってすごいですね。

 

7.14Fri.1年生校外学習

 7月14日(金)天候にも恵まれ、1年生の校外学習がスタートしました。今まで多くの時間をかけて準備してきた校外学習、班員たちと普段では経験できない貴重な経験から多くのことを学び、成長してくれることを期待しています。とにかく、みんなとっても良い笑顔で楽しそうに校外学習を進めています。

  

  

  

  

7.13Thu.1学年校外学習・前日集会

 7月13日(木)6時間目に1学年校外学習の前日集会を行いました。集会の中では、各委員長が委員会の仕事内容を丁寧に説明していました。校外学習スローガン『全員で 決まりを守って さぁ、楽習』を掲げて全員が自分たちで計画した内容を自主・自律的に学ぶことを期待しています。さぁ、みんなで決まりを守って楽しい校外学習になるようにしていきましょう。

  

7.13Thu.2年生宿泊学習vol.4

 2年生は、楽しいラフティング体験を終え、ホテルに戻って「ポテトカレー」の昼食だそうです。おいしそう・・自主研修、ラフティングのアクティビティー、様々な体験を通して「為すことによって学ぶ」宿泊学習となったのではないでしょうか。出発前に、学年集団としてのまとまり、絆を深める・・・ということも2年生は話していました。こうした行事を通して、協力、リーダーフォロアーシップ、責任感、実行力、チーム力といったものを身につけ、ひと回り成長した姿を見せてくれることを期待しています。

16:00 学校帰着予定 となっており、大きな変更は来ていませんので、ほぼ定刻通りの到着予定です。

 

7.13Thu.小学校2年生「まちたんけん」

 北栄小の2年生が生活科(のちに社会科と理科につながっていく)の「まちたんけん」の授業で来校。授業の様子も見てもらいました。授業中にお邪魔した時に、「こんにちは」と声をかけてくれたり、やっていることを説明してくれたりした、1年生、3年生、はまなす学級、教科担当の先生方にも感謝します。ありがとうございました。小学二年生でも、「失礼します」とか「失礼しました」とけじめや礼儀を大切にしながら、学校の様子を見学し、兄弟・姉妹の勉強の様子を見たがっている姿は、本当にかわいいものです。成長と共に、学校や先生という職業、地域にある公共施設、仕事の事・・・自立と社会性を育んで行くのだと思います。小学2年生にとって、貴重な学習の機会となればいいですね。ご協力ありがとうございます。

質問された内容

①全校生徒数 ②中学校ではどんな勉強? ③理科の実験はどんなことをしてるんですか? ④部活は? ⑤バスケ部には何人いるんですか? ⑥野球部はどれくらい強いんですか?

 

7.13Thu.2年生宿泊学習vol.3

 昨日夕方、全員元気にニセコのホテルについた2年生は、宿泊学習2日目。「ちょっとニセコは肌寒いかな・・」という天候らしいですが、生徒達は、元気に一日をスタートさせているようです。そろそろ、ラフティング体験が始まる9:00、充実した研修となるよう期待しています。

7.12Wed.はまなす学級の農園活動

 「はまなす学級」の農園活動は、多くの学校関係職員の農業指導もあり、早くも夏野菜の収穫期をむかえています。畑を耕し、肥料を入れ、土づくり、苗植えや雑草取り、温度管理や水やり、追肥、等々・・・、多くの学ぶべきものがあり、収穫や商品化、販売といった一連の取組は、まさにキャリア教育です。はまなす学級の生徒達は、通常級の生徒達よりも、ちょっと早めに社会的自立が求められ、「働くこと、仕事について社会的にも、経済的にも自立する」ための多様なかたちのキャリア学習が欠かせません。自分の良さ・強みを知り、苦手な部分を理解して、必要であれば支援を求められるようコミュニケーションを上手に取れることも大切な学習です。

 今日は、職員室に「ミニ販売実習」に来てくれました。こうした実習をともなった学習の積み重ねで、自立、社会性、コミュニケーション力を高めてほしいと思います。

7.12Wed.2年生宿泊学習vol.2

 9:40頃より行われた小樽市内の自主研修は順調なようです。千歳のように雨にあたっていないことを祈りますが・・。小樽水族館やオルゴール堂、北一硝子に博物館・・クルーズ体験の班もあるようです。とんぼ玉づくりやオルゴールづくりの班もあるのでしょうか・・15:45には、出発した小樽運河プラザに集合し、ニセコに向けてバス移動。みんな元気に自主研修を修了し、ホテルに向かっているとの連絡が入りました。明日の活動にも期待しています。

 

7.12Wed.2年生宿泊学習vol.1

 2年生が宿泊学習に出発しました。まずは、小樽運河プラザを目指し、昼食を含めた15:45までの自主研修に挑みます。計画段階から、一台端末を活用し、ルート、見学・体験地、交通手段や経費、昼食等々、協力し合って作成してきました。ルールを守りながら役割分担し、研修を充実させるんことが体験型の学びを深めます。熱中症等にも留意しながら頑張りに期待します。

7.11Tue.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業20

1、家庭科2年生「刺し子」

 2年生の家庭科では「刺し子」に取り組んでいました。「至適温度(を越える)」についてはもう学習したでしょうか?温度、湿度ともに、勉強するには適さない蒸し暑さの中、集中して作業に取り組む姿は実に立派です。美術、技術、家庭科等、作業をともなった、「創作、制作、ものづくり」の学習の中で、本校生徒の見せる集中力には感心します。もしかすると、制作・作業に見られる集中力や丁寧な作業は、将来のキャリアに生きる「強み」かもしれません。「体験をともなった学び」での集中力、大切にしていきましょう。

2、社会科 1年生「日本はどのように国ができていったのだろう」

 「日本という国がどのようにしてできていったか・・」大きな課題に対して、「争いごとが・・、食料が・・、稲作が始まって食料が安定し、争い事で大きくなり、支配し・・・・」生徒達は、実に社会科的な「見方・考え方」を働かせながら・・しかも「授業の中で、対話し、思考が少しずつ膨らんだり広がったり・・」、見ていて生徒達の発言に、「なるほど・・」とはっとさせられるものがありました。社会科は、知識として理解し、記憶再生しなければならない事項が多い教科のように思いがちですが、環境や時代背景、生活様式や文化等々、様々な視点から、出来事や歴史を「自らの思考」で広げていき、他者との情報共有から「思考を練り合い」、さらに最適解を生み出していくという「思考力・判断力・表現力」の育成が問われる時代です。いろいろな意見が、ぼつぼつ出る中から、それがつながっていき、デジタル教科書の動画等も視聴しながら、授業の終盤には、生徒の口から、「稲作が始まって食料が安定してきて土地や人も増えて、それから争い事で・・・」と文章になって表現していました。社会科的な表現力(資料活用の力を含め)の育成に期待します。

 

 

 

7.11Tue.宿泊学習前日集会

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「心に残る良い思い出を」 団長 折田 道啓

 今年度、体育大会に続いて大きな行事となる今回の宿泊学習は、日常とかけ離れた環境で、様々なことを学ぶ貴重な機会となります。小樽は、歴史、文化などたくさんの魅力にあふれています。また、ニセコは、北海道内でも有数の自然豊かな地域です。

 今回の宿泊学習では、何よりも、安全に過ごし、無事に千歳まで帰ってくることを第一に考えて行動してほしいと願っています。また、参加を認めて下さったご家庭の方々への感謝の気持ちを忘れず、心に残る良い思い出をたくさんつくってほしいとも思っています。

 昨年度の校外学習における札幌自主研修、さらには今回の宿泊学習と経験を積み重ね、来年度の修学旅行にも良いかたちでつなげてください。ひとりひとりが力を発揮できる、そして、それぞれの良いところがたくさん見られる宿泊学習になることを心から期待しています。

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実行委員長のことば  佐々木実行委員長

 いよいよ宿泊学習です。宿泊学習のスローガンは「一期一会~一度しかない出会いや経験を大切にしよう」に決定しました。

 この「出会い」には、三つの意味があります。一つ目は、クラスメイトとの出会い、二つ目は、宿泊学習先での人との出会い、そして、三つめは、他のクラスのひととの出会いです。他のクラスの人と積極的に関われば、学年全体の仲を深めることができます。

 宿泊学習では、楽しむとともに、千歳一仲の良い学年にしていきましょう。

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 実行委員会、各委員長からの大切な連絡事項の後、先生達からも宿泊学習、チーム2学年に期待する内容が話されました。飯田さんからは、宿泊学習のひとつの大きな目的が、「学校とは違った環境の中で、集団生活を向上させること」との発言があり、川井先生からは比較的自由度の高い2年生の宿泊学習の中で、「みなさんが、約束事をどれくらい守り、みんなが楽しめるように、安全で、気を使い、心配りし、自治力を高めていけるのか、試されている・・」というお話もありました。「一期一会」、出会いを大切にしながら、『為すことによって学ぶ』、自らの五感を働かせた体験から多くのことを学んでください。

7.11Tue.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業19

 千歳市内の体育教師の研究授業が行われ、2年生3.4組の「走高跳」の授業を公開してもらいました。切りかえがすばらしいきびきびとした行動、礼儀正しさ、学びに向かう姿勢や意欲、向上心、日常の取組の良さが光る授業でした。「どんなポイントに気をつけるといいだろうか?」「できていたこと・できていなかったこと、周囲の人と確認してみて・・」といった投げかけに、「意識すべきポイントや、どうやったらいい跳躍になるか、課題はどこか」等々、対話的にコミュニケーションを図りながら、グループ練習に取り組む姿が実に立派です。タイムシフト機能で、自分の跳躍を数秒後に確認したり、アドバイスをし合ったりしながら、三つのポイント「腕の振りでお尻を高く」「上体を起こし・抜き足をひきつける」「タン・タン・タターンのリズムで」の課題解決をみんなで目指していました。

 みんなでPOINTを押さえて、丁寧に練習する・・、教え合い学び合いがある授業で、「できたね・・わかったね」の喜びがあって拍手や励ましがある・・そんな体育の授業での2年生の頑張りに感心する授業でした。

 

7.8Sat.管内中体連の結果

 2日間にわたる管内中体連大会、選手のみなさんの気迫あふれるプレーと仲間との協力、躍動に感動しました。各自が打ち込む種目にねばり強く取組み、日々の練習を大切にして仲間と共に挑んだ管内大会。「悔いが残らない」といったらうそになりますが、頂点を極めるのは1チーム・1選手のみ。「どう挑んだか、仲間と協力し合えたか、次なる目標は・・」という次のステージへつながる経験にすることの方が大切なのかもしれません。「協会競技団体主催の秋冬の大会、高校へ進んだら、ひとまずは希望進路実現への勉強・・・・」、スポーツで学んだ、ひたむきで継続的努力の大切さ、仲間や支える人たちの協力、ねばり強さ、集中力・・・、人として、そうした力が身についているはずと部活動の指導者たちは考えています。次なる目標へ、次のステージでの輝きに期待します。

◇男子バスケットボール

千歳56-40恵明 千歳49-53江陽 ベスト8

◇女子バスケットボール

千歳44-40立命館 千歳32-68恵み野 ベスト8

◇軟式野球

千歳8-4江陽 千歳8-9広葉 ベスト8

◇女子バレーボール

千歳1-2東部 1回戦敗退

◇男子ソフトテニス

上岡・前田ペア2回戦敗退 今野・今野ペア1回戦敗退 筆吉・城地ペア1回戦敗退

奥田・関川ペア3回戦敗退 ベスト16

◇女子ソフトテニス

中嶋・藤谷ペア2回戦敗退 村上・小松ペア2回戦敗退

丹波・川島ペア3回戦敗退 ベスト16

◇卓球

女子個人戦 小野 1回戦敗退

男子個人戦 木浪 4回戦敗退

◇剣道

女子団体戦 第3位

女子個人戦 鈴木 準優勝(全道大会へ)

 

 

 

 

 

 

7.6Thu.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業18

 おしべ・めしべ・花弁・やく・花粉・・・図鑑でよく見るような、植物の構造を示した図は私たちも良く目にし、うっすら記憶にも残っているのでは・・ともすると「図と部位の名称の暗記・記憶」で通り過ぎてしまいそうな教科書内容も、こうして実際に花を分解し、スケッチし、においや、手触りまで感じながらまとめた経験は、「暗記・記憶の理解度と比べ物にならないだろうな・・」等と感じながら、真剣な科学者のような眼をした1年生の授業に感心しました。「五感を働かせて学ぶ」ということがいかに大切か実感します。

7.5Wed.Sunshine2学級通信 + 「為すことによって学ぶ」

 管内大会目前。3-2の学級通信には、これまでの鍛錬の成果を発揮する場が管内大会。今自分にできることを精一杯・・とエールが・・。

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 「心・技・体」という言葉があります。心技体の三つのバランスが全て整った時、最大限のパフォーマンスが発揮できるという「フロー状態」に入ることができるといいます。「フロー状態」に到達すると、集中力、創造力が高まるため、最高の結果をもたらすことができます。

心:志・精神力・心の強さ

技:技術・テクニック・コミュニケーション

体:身体能力・取り組み姿勢・挨拶・返事・掃除

今までの部活動を通じて、「技」を鍛えてきたと思いますが、同時に「心」も「体」も育ててきたことでしょう。経

験的に言えば、最後の勝負は、「技」ではなく、「体」をきちんと行ってきた選手かどうか、「心」を強く持てるかどうかで決まると思います。「心」を強く、最後の最後まで大きな声を出し、頑張りぬいてください。応援しています。(学級通信Sunshine2より抜粋)

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 中体連壮行会でお話しした、「努力は素質を上回り、気力は実力を超える」という真理と通じるものがあると読ませていただきました。千歳中学校の代表であると同時に、千歳市の代表でもあります。市内大会での成果、これまでのチャレンジに自信とプライドを持ち、仲間と支えてくれる多くの人たちへの感謝も力に、大舞台に挑んでください。7月7日(金)8日(土)の決戦に期待します。

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 早いもので、1,2年生は来週、旅行的行事をむかえます。学年の委員会を実行委員会として、2年生宿泊学習「一期一会~一度しかない出会いや経験を大切にしよう~」、1年生校外学習「全員できまりを守ってさぁ、楽習!」をスローガンに自主的、組織的に準備してきました。『体験を通して学ぶ・為すことによって学ぶ』といった意味で、とても大きな学年行事です。旅行的行事の成功に向けても、チーム2学年、チーム1学年の奮闘に期待します。

7.5Wed.PTA対抗ソフトボール大会

 7月2日(日)に行われたPTA対抗ソフトボール大会に、本校PTAチームが出場しました。好天に恵まれ、市内各校のPTAチームと対戦して、交流を深めました。参加していただいた保護者のみなさま方、ありがとうございました。

7.4Tue.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業17

【タブレットを活用した授業の可能性】

 一人一台端末を活用した「個別最適な学びと協働的な学びの一体的充実」というICT機器活用の大きな授業改革が小中学校教育にも求められています。千歳市では、5教科の学習を端末を活用してドリル的に学習していける「AIドリル」を全市一斉に導入してくれました。自己の強みを伸ばし、AI判定の機能により、弱点箇所を判定し、類題が繰り返し出題されます。「個別最適・・」は、学習の個別化、その子なりの学び取り方にあった学習課題の提供が、まずは個別最適の第一歩となります。しかし、個別だけではだめで、自分の間違いや苦手な部分に気づいたり、新たな学びを広げ、深めるためにも、「協働的な学び」は欠かせません。変化が激しく、簡単に答えを出せないような課題にも、多様な他者と協働し、納得解・最適解、新たな考えを自分たちで導き出していける・・・この対話を重視した、協働的な学びをたとえ一人一台端末を使ってでも「みんなで、教え合い学び合い、高め合っていこう」という考え方が、令和の日本型教育の意図するところです。

 1年生理科では、ジャムボードを使って、植物や昆虫を「あらゆる視点で分類」していました。植物と昆虫、日なたと日陰、在来種と外来種・・・こうした分類の方法を共有し、班が協力してジャムボード上に仲間分けしていきます。(共同作業)その結果を班の代表者がプレゼン説明し、それだけでは終わらないのが素晴らしいところ・・

「在来種、外来種って・・・?」「分類の線上の植物は日なた?日陰?・・」等々、発表グループに対して質問を寄せていました。「根拠を基にしっかりと考えや答えをアウトプット表現できること」、「しっかりと聴き、疑問や意見、自分の考えをアウトプット表現できること」・・・思考を共有し・考えを練り合い・新たな考えや解答に至る・・・タブレット端末を使っても、使わなくても、そうした協働的な学びが真の「わかる・できる」とその喜びにつながります。

7.4Tue.小中連携「小学校出前授業 算数・数学」2

 出前授業2日目、信濃小2クラス、高台小2クラスの数学出前授業。正の数、負の数の中学校での勉強への動機づけのような授業、どの学校も、意欲的に学ぼうとする姿勢、教え合ったり学び合ったりできる支持的風土が立派でした。ちょっと難しいことにも進んで挑戦する、小学校6年生の意気込みに感心します。「わかった・できた」に至るには、個人差がとても大きく、「わからないことを恥ずかしいと思ったり、そのままにしている」ことのないように・・・「学級が、けじめがあり、ルールに厳しく、仲間に温かいホームルームである」ことが、児童生徒の安心・安全と学びと成長を保障することを実感する出前授業でした。こうした機会を与えてくれた学級担任、本校の数学科にも感謝です。

7.3Mon.小中連携「小学校出前授業 算数・数学」

 緑小学校の6年生2クラスに、吉田先生・國塚先生が出前授業に行ってきました。トランプを使ったカードゲームを利用して、正の数・負の数といった数概念の基礎、中学校数学での入り口となるような対話を重視した授業です。

1.単元 中学1年生 正の数負の数

2.ねらい

・トランプを用いて、数の計算をする中で、負の数になることに気づき、計算方法を工夫して考えることができる。

・0より小さい数(負の数)に触れ、日常生活と算数数学との関わりについて考える。

 小学校の児童たちは、「式の最初に0ー(マイナス)をつければいいのでは?」とか「同じカードをたして、あとでマイナスをつければいい」等々、数学の見方・考え方を働かせて、計算の答えを導き出し、「グループの仲間に、教えたり、教えられたり」していました。与えられた課題の説明をよく聴く(目と耳で)、活動の切り替え・メリハリ、協働的な学び合い、授業の振り返り・・等々、小学校の学習で、「自ら学び取る、協働的に学ぶ」姿勢を伸ばしてくれることに期待しています。

7.2Sun.管内中体連陸上競技大会

 7月1日(土)~2日(日)石狩管内中学校体育大会陸上競技大会が開催されています。通信陸上に続いて全道標準記録突破なるか、あるいは、管内優勝で、全道大会の切符を手にするか・・3年生にとっては、中学校での陸上競技の集大成となる大会です。自己の記録に挑戦し、次のステージへとつながる大会になることを期待しています。

1日(土)までの3年生関係の入賞者紹介

〇共通女子砲丸投 近藤 第2位

〇共通男子100M   上野 第6位

〇共通女子800M   久保 優  勝(ハイテクACA)

  

7.2Sun.SEGA SAMMY CUP 吹奏楽部イベントステージ参加

 ゴルフトーナメント最終日、曇り時々晴れ間も見えるさわやかな1日。吹奏楽部は、イベントステージで、3曲演奏しました。コンクールの演奏とは、また一味違って、来場した観衆に音楽を楽しんでもらおうと、野外で、生き生きと演奏。「聴いている人に楽しんでもらう」、ある意味、音楽の原点のような気がしました。「楽しんでもらうためには、楽しく演奏する」ことも大切なので、鮮やかな黄色のTシャツに、笑顔がまぶしい素晴らしい演奏でした。多くの拍手もいただき、会場の雰囲気を盛り上げることにも一役買いました。

 地元、地域の方々も働いていたり、出店していたりするので、演奏に集まってきたり、声をかけてくれたり、学校運営協議会の五十嵐委員さんからは、「演奏終わったらかき氷食べていきなさい・・」とうれしい後押しをしていただきました。「地域に出て、演奏し、音楽を楽しんでもらう」、地域貢献にもなると同時に、「こうした経験がまた自分たちにかえってくる」ということを実感する楽しい演奏会でした。

7.1Sat.SEGA SAMMY CUPゴルフトーナメントスタートアナウンス体験

 セガサミーカップゴルフトーナメントのスタートアナウンス体験に本校生徒4名がチャレンジ。素晴らしいキャリア体験となりました。1番ホールスタート、10番ホールスタート各組の選手紹介を1・10のスタートホールに分かれて体験。多くのメディアも入っているので、テレビでよく見る有名選手を前に、緊張の度合いは半端ではありません。そんな中、スタッフや選手たちにたくさん声掛けをもらいながら、堂々と選手紹介を行い。中学生のアナウンスに対しても、ギャラリーから拍手をもらっていました。日頃、校内放送や昼の企画放送を日々工夫している成果が出て、落ち着きの中にも堂々とした、スタートの「さあ行こう!」という雰囲気を盛り上げるアナウンスでした。(3年城地さん・加我さん・2年小笠原さん・1年高橋さん 千歳中学校放送委員会)

6.30Fri.一人一実践・美術

 6月30日(金)5時間目に一人一実践の研究授業が行われました。課題は『この色はどうやってつくるの?』という内容で、最初に示された色をまずは自分で考えてつくってみる。次に正解を聞いて実際につくってみる。いろいろな場面で今年度の研究テーマである『課題解決に向けて自分で考えてみる』という場面が多く組まれている授業でした。生徒たちが楽しそうに、自分の思考を働かせて課題に取り組んでいたのが印象的でした。

  

以下の写真は、他のクラスでの同じ内容の授業風景です。

6.29Thu.石狩管内中学校音楽発表会(器楽)

 第51回石狩管内中学校音楽発表会(器楽)が北ガス文化ホールで開催され、本校吹奏楽部は、23番目に出演。♪呪文と踊り ♪君の瞳に恋してる~フルートとバンドのための~を演奏しました。石狩管内七市町村から集まった中学生が、器楽演奏で交流し、各校の特色を活かした音色とハーモニーに貴重な学びと交流の場となりました。こうした経験をさらなる演奏活動に活かしていきましょう。

6.29Thu.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業16

1、体育科では、千歳市の体力向上事業の一環として、体力・運動能力テストの複数回チャレンジに取り組んでいます。年度初めのまだ気温の低い中での測定を終え、1回目の記録をクロームブックに打ち込み、記録を得点化した表やフローチャートを分析して、自己の強み・弱みを把握。目標を再設定し、記録アップのための補強等、練習の一工夫を加えながら、2回目の測定に臨んでいました。「うわー、1回目より落ちた・・。もう一回やりたい・・」等、何度もやる時間の設定は難しいのですが、自己の力を知り、体力向上のための目標を再設定して、今後練習や努力につなげる!!勉強も運動も、R(Researchリサーチ・調査)ー P(Plan計画)・D(Do実行)・C(Check評価)・A(Action改善)という、R-PDCAサイクルが向上につながります。湿度が高く蒸し暑い日ですが、水分補給に留意しがんばってください。

2、1年生理科の授業では、野外観察。被子植物や裸子植物、単子葉類・双子葉類(最初に生えてくる葉っぱの枚数が1枚の植物は単子葉・最初に生えてくる葉っぱの枚数が2枚の植物は双子葉類という分類方法)等、校地内の植物について観察していました。散策しながら、様々な種類の植物を探し、体験をともなって学んでいます。校地内にはシダ植物もありますよ。しっかり学んでください。

 「雨にも負けず」で有名な宮沢賢治は森岡高等農林学校で教師をしていました。農業の高校ですから、ある日、生徒達にこんな話をして授業が始まったそうです。「しめ縄は何故ああいう形になったのでしょう」。

 いろいろ考えている生徒に、賢治先生は「みんなで変電所に行こう」と・・・

 変電所へ行くと「しめ縄は黒雲を表し、(しめ縄から垂れている白くぎざぎざの)紙垂は雷を表し、房は雨を表しているのです」と説明。変電所の近くには雷がよく落ちるのそうで、雷の電気が空気中の窒素を分解し、雨と共に千中にしみ込み、変電所の稲はとてもよく実っていました。そうした黒雲、雷、雨の作用と農業との関係を良く知っていた古代の人は、豊作を願い、神社にしめ縄を飾った・・という授業です。「稲の生育には窒素が必要」ということを体験や古人の知恵等から学ぶ、生きた授業です。

6.28Wed.歴史と伝統の吹奏楽部

 ポストコロナの新たな千歳中学校吹奏楽部の伝統を築くために吹奏楽部ががんばっています。ボランティアとして指導をお手伝いしてくださる大学生や社会人指導者等の力も借りながら、リズミカルで、美しく力強いサウンドを追究する姿に心打たれます。多感な中学生の時期に、演奏や音楽の基礎・基本となる演奏技術や音楽への想い、協働やハーモニーを学ぶことは、生涯にわたって音楽を楽しみ、音楽と共にある生き方や社会性・人間性を育むものと実感しています。

 6月29日(木)石狩管内中文連器楽発表会(北ガス文化ホール)

 7月  2日(日)SEGA SAMMY CUPゴルフトーナメント(ザ・ノースカントリーゴルフクラブ)での演奏9:00~

 7月17日(月)海の日 千歳フレンドリーコンサート(北ガス文化ホール14:00~)

 8月  3日(木)北海道吹奏楽コンクール札幌地区大会 kitara

と、貴重な演奏機会が目白押しです。今日から、ホール練習も行われる予定です。日々の練習の積み重ねや様々な演奏活動での「経験が力」となります。”音楽”と千歳中バンドに磨きをかけてください。

 

 

6.27Tue.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業15

1、2年生道徳

 いのちをいただく「みいちゃんがお肉になる日」という絵本を図書館司書の木村さんに読み聞かせしてもらい、命と命のつながり、生命の尊さ等、考えを深めていました。「いのち」あるものをいただくことで生きていける私たち・・。食材となるものを作り,あるいはそれを加工してくれる人がいて,私たちの「いのち」も支えられています。そうした,食べ物にあった「いのち」と自分の「いのち」,そしてそれを支えてくれる人とのつながりについて考えさせられる絵本でした。

2、1年生理科

 理科室での実験、「水生生物の観察」を終えて、顕微鏡で見ることができた生物について、インターネット等を活用して調べた生物をスライドで説明し合っていました。実験が、新たな知識・理解につながり、新たな知識・理解がまた、理科の見方・考え方や活用する力を高めます。

3、1年生国語

 説明的文章は、読み手に何かを「説明」して「納得」してもらうための文章なので、次のような『文の構成』になっています。
 ①序論:「何を説明するのか」を紹介する
 ②本論:具体的な例をあげる
 ③結論:その結果、言えることを伝える

見方を変えると見えるものが変わってくる有名な「ルビンのつぼ」や「若い女性とおばあさん」、離れると「どくろに見える図」等の具体的例があげられ、説明しています。

結論では、筆者が説明したかったことをつかむことができましたか?「ちょっと立ち止まって」で筆者が伝えたかったことは、「私たちは、ひと目見た時の印象に縛られがちであるが、ちょっと立ち止まって、中心に見るものを変えたり、見るときの距離を変えたりして「他の見方を試して」みれば、その物の他の面にきづいて、新しい発見の驚きや喜びを味わうことができる」ということ。

 固定観念で、一方向、思い込みながらものを見ていると、「そのようにしか見えない、勝手にそうとらえてしまう」なんて言うことありますよね。確かにちょっと立ち止まって、いろんな見方、違ったとらえ方をすることによって見えてくるものが違うというのは、絵に限ったことではないのかもしれません・・。

4、1年生社会

 第2章「古代までの日本」 「古代の日本ではどのような国家が形成されたのだろう」という大きな課題。

 単元に入るにあたり、人間の進化や文明の起こり等大きく振り返り、日本の古代の生活を「食べ物や道具に着目して」自分のことばで、プリントに書いてみることから学習をスタートさせていました。社会科は、「覚える知識やことば、理解しなければならない内容が多い」「(以前は)暗記教科っぽい」等ととらえられがちですが、食べ物や道具、時代背景や歴史、地理的環境等々に着目しながら、社会科の「(今までの学習で身につけた)見方・考え方を働かせて地理・歴史・公民的な出来事がどうして、どのように起こったのか」を考え・判断し・表現する力をつけることが大切だと言われています。「見る目、考える力」を伸ばしてほしいと思います。

6.26Mon.スポーツ・文化に強みを活かす

 6月29日(木)は中文連(器楽)音楽発表会(千歳市文化センター)、7月1日(土)~2日(日)は管内中体連陸上競技、7日(土)~8日(日)は管内中体連大会と特に3年生にとっては、集大成となるスポーツ・文化のイベントが目白押しです。個々の持っている「可能性という原石」をひたむきな努力で磨き合うことで、その人の強みや個性が開花します。コロナ禍で様々な制限を受けながらの活動にも、仲間や家族、指導者や地域・関係者の協力を得ながら、背中を押され「ここまで頑張ってきた」という実感が、3年生にはあるのではないでしょうか。部活動に指導者として携わってきて、「選手が10教えたことを10出せたとしたら結果は出るものだし、10出せて負けてしまったら指導者の責任」と感じてきました。同時に、「中学生期の最後の最後のひと伸びはすごく、10教えたことが15にも20にもなって驚かされる」ことが良くあります(特に集団的スポーツ)。「自ら考え、判断し、行動(プレー)する」、「コミュニケーション豊かに協働・連携する」ことで、大きなエネルギーを発揮するのが、ジュニア期のスポーツ・文化のすばらしさです。それぞれに磨いてきた強みを大いに発揮し、大舞台での活躍・躍動に期待しています。

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 千歳市中体連バスケットボール大会において、千歳市バスケットボール連盟より個人表彰を受けていますので紹介します。

〇女子優秀賞 #4 須藤さん    

〇男子最優秀選手賞 #5 長森さん

 須藤さんは、閉会式の中で、長森さんは、骨折手術のアクシデントで閉会式には出席できません出来たので、手術も終え、装具をつけて練習を再開するタイミングで、改めて伝達表彰しています。今後の更なる向上・活躍に期待します。

 

6.26Mon.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業14

 2年生は宿泊学習に向けて、1年生は校外学習に向けて研修計画づくりに熱心に取り組んでいます。「為すことによって学ぶ」という言葉がありますが、実際に体験したことによりつかんだ知識や技能、経験は、「自分ごととして学びとして定着しやすい」ことを示したもので、アメリカの哲学者デューイは、Learning by doing(ラーニング・バイ・ドゥーイング)という教育概念を提唱しました。「行動学習」と訳されることが多いのですが、見る、聞く、触れるなどの五感も使いながら、単なる知識ではなく発見・実感を得ることで、効果的に学ぶ手法のことを言います。誰かから一方的に話を聞いて知識を得るという手法ではなく、学ぶ側も一緒に実践し、体験することで学びの深まりが期待できます。

 これは、校外での「体験をともなった研修」だけではなく。学習のあらゆる場面でいえること。理科の実験方法を口で何度唱えても、実際に自分で、様々なリスクにも配慮しながら、五感を働かせて行った実験は、机上の知識・技能とは、明らかに知識や記憶として別物となることは、経験的に理解できるはず・・

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【保健体育】2年生の保健体育の「救命救急」の授業では、傷病者を発見した時に、救急車が来る(8~10分程度)の間に命をつなぐ応急手当について演習しながら真剣に取り組んでいました。

 ①周囲の安全を確認 ②出血の確認 ③傷病者の意識の確認 ④応援を呼ぶ ⑤呼吸の確認(呼吸なしの場合は、心臓マッサージや人工呼吸などといった心肺蘇生法を開始する。呼吸が確認できた場合は、心肺蘇生の必要は無い。 ⑥心臓マッサージ(胸骨圧迫)

状況によっては、応援をお願いし、AEDを持ってきてもらい「正しく使う」ことが、命をつなぐ上で大切な8分間。体験をともなって、しっかり学んでください。

【理科】2年生理科では、以前に学習している「水上置換」で発生する気体を集める実験をしていました。ガスバーナーの使用の手順、過熱して化学反応によりできる物質の特性や注意事項、安全に十分配慮しながら、協力し合って実験を進めます。目の前で起こっている化学反応が、どういったものなのか、検証・考察・まとめをしながら、実験という五感を働かせた体験と知識や技能、見方・考え方となって「わかった・できた」につながります。

 

6.24Sat.石狩管内ジュニアソフトテニス

 6月24日(土)千歳市ソフトテニス連盟主催の石狩管内ジュニアソフトテニス研修大会が開催されました。江別・北広島・石狩等、管内各校よりエントリーがあり、スキルアップを図っていました。

6.24Sat.通信陸上

 今週末開催される石狩管内中体連陸上競技大会の前哨戦となる北海道道央大会全日本中学校通信陸上競技大会(千歳市)が、24日(土)、25日(日)の2日間にわたり開催されました。この競技会で、全道・全国標準記録を突破すると、道大会・全国大会への出場権を得られることから、炎天下の中、熱戦が繰り広げられました。道央地区の大きな大会とあって、本校からも3名の教職員が大会運営にも携わっています。選手の皆さん、スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。そして、週末の管内陸上にも、自己ベスト更新、目標達成を目指し、活躍に期待します。

 本校関係分の入賞者(名字のみ)を紹介します。

◇1年男子 100m 8位 藏西

◇3年男子 100m     本間 (標準記録突破 全道大会進出)

◇3年男子 100m     上野 (標準記録突破 全道大会進出)

◇共通男子  400m 4位    本間 (標準記録突破 全道大会進出)

◇共通男子  200m        上野 (標準記録突破 全道大会進出)

◇共通男子  400mR           千葉・本間・上野・大谷(標準記録突破 全道大会進出)

◇3年女子   100m 7位 一兜

◇共通女子  200m 6位 一兜

◇共通女子  800m 3位 村上

◇共通女子  800m 4位 石川

◇共通女子1500m    4位 石川

◇共通女子1500m 5位 村上

◇共通女子砲丸投 5位 近藤

〇クラブチーム出場

共通女子     800m 1位 久保(ハイテクACアカデミー 標準記録突破 全道大会進出)

共通女子   1500m 1位 久保(ハイテクACアカデミー 標準記録突破 全道大会進出)

     

 

 

6.23Fri.創造力・表現力

 美術の授業での集中力、私語をせず、創作活動に没頭する授業に感心します。無心で創作している創作物はとても個性的、魅力的で、ついつい見せてもらいたくなります。3年生の美術では、デザインの授業なのでしょうか、かわいらしい「動物」と共に、野菜や果物で「動物をデザインした作品」が並んでいます。鉛筆での繊細なデッサン、小さめのお試しのデザイン画、本作品といった制作過程を経ているのでしょうか、作品の仕上がり具合は、やはり個人差も大きいようです。実技・技能教科における、ものづくり、制作、パフォーマンスなどの創造力・表現力の高さに大きな可能性を感じます。「その人らしさ・・」といった個性も、こうしたいろいろな分野での創造力や豊かな表現力が少しずつ、かたちづくっていくような気がします。

 

6.22Thu.テスト後の振り返りと改善・セルフマネジメント

 3年生の学級通信に前期中間テスト後、テストの振り返りをしっかり行い、「苦手を把握して、ひとつひとつ潰していき、力を伸ばしていくことの大切さ」「No  Chime  Week の意味あい」といったことが、わかりやすく書いていましたので、勉強方法としてぜひ、参考にしてください。

6.22Thu.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業13

 教育実習の先生の社会科研究授業が行われました。「自分のまちで安全に暮らすために身を守る策を考えよう!」という課題に、2年5組の生徒達は意欲的にチャレンジしていました。授業では、地形図を学んできた学習等から噴火、水害等自然災害やハザードマックについても学習。地域の避難所や一時避難場所等について確認。地図・交通事故発生状況の地図等、資料を読み取り活用しながら、自分の生活経験と合わせ、地域の交通事故危険個所や「どんなところが、何で危ないのか」について、グループで話し合っていました。

 「千歳に入ってくる車両と基地関係方向への出勤、徒歩での登校・出勤の人と交通量も多く混雑する交差点なので注意が必要・・」「信号がない交差点、見通しがきかない・・・危険な個所を把握した上で生活する必要がある」「ここは、住宅地なので車が油断している・・」「坂から下ってくる道なので・・」等々、ふるさと千歳で安全に暮らすために何ができるのか、様々な資料を活用し、地域を知り、危機の予測を立てながら授業に臨む姿が立派な授業でした。

6.21Wed.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業12

1、定期テスト後の「間違った問題を授業の中で克服!」(数学科)の取組

 3年生数学の授業では、「教え合い学び合いから」みんなで学び合うこと、「テストの振り返りから改善へ」といったことに力を入れているようです。平方根の様々な問題をどうスムーズに解くことができるのか対話的に学び合ったり、前期中間テストの「テスト直し」の授業に感心します。「自分がどこができていて、どこがわかっていないのか(間違えている)がわかる」ことを心理学用語で『メタ認知』といいます。哲学の父ともいわれるソクラテスが、「無知の知」と表現しました。文字通り「無知であることを知っていること」が重要で、「自分がいかにわかっていないかを自覚せよ」という意味の言葉です。「自分は何もわかっていないことを自覚し、わかるようになる、できるようになることを積み重ねていく、メタ認知の重要性について」述べられた言葉でもあります。勉強において、出発点はまず、「何ができていて、どこがわかっていないのかを把握して改善すること」。ぜひ皆さんの勉強法にも活用してみてください。

2、2年生数学「文章問題を図や表で整理し、問われていることを読み解く!!」 

 2年生数学では、連立方程式の活用。「未知数2つに式2つ」⇒「xやYといった未知数は求められる」ので、『問題文を読み解き、与えられているヒントを図・表(式)で整理する』という授業でした。ちょっと長い文章題も、与えられている条件を『表や図で整理⇒式』という習慣をつけることで、「わかる・できる」につながります。2年生、大切な単元です。がんばれ!!

3、国語科「思考のレッスン」具体化・抽象化

 『具体化 ⇔ 抽象化』のトレーニングが、思考力を飛躍的にアップさせると言われています。3年生国語の「思考のレッスン」の単元では、「説明的文章の文章構成」や「情報と情報の関係の読み解き方」、「論理的な思考」等の基礎を身につけるために、「具体化や抽象化」について、実際に文章を書いたり、人が書いた内容を共有したりしながら学んでいました。3年生の「読解力」と「書く力」は、着実に伸びてきています。こうしたベースとなる、基礎的なトレーニングが大切と感じる授業でした。

4、英語

 2年生の英語科授業では、教育実習の先生の研究授業が行われました。目前に迫った2年生の宿泊学習の自主研修計画を「want to ~ need to ~  try to ~」等の習った表現を使って班ごとの「自主研修プレゼン」をつくり、伝えていきます。「〇〇〇に行きたいです。それは◇◇◇だからです・・・」グループの自主研計画を工夫しながらプレゼンしていました。国際都市に向かう千歳に育ち、語学力・コミュニケーション力は、未来へのみなさんの強みになります。実習の先生からも多くのことを学びましょう!!

 

6.19Mon.定期テスト「終わった後は・・」

 3年1組の学級通信を掲載します。進路先決定期をむかえる3年生の定期テストや学力テストの「挑み方」「日常の取り組み方」「振り返りと次に生かすために」・・、いろんなことが参考になる通信だと思います。各学級でも、色々な形で話されている「テスト後にどうするか・・」、自分の学習改善サイクルを確立してください。

 

6.19Mon.花壇ボランティア

 放課後、花壇ボランティアの協力を申し出てくれた生徒達で、中庭の円形花壇に花苗植えを行いました。はまなす学級も作業学習の中で取り組み、放課後は、有志によるボランティア作業・・。花壇に花を植え、きれいで、心和む、生活・学習環境を創ろうという主体的な行動がうれしいですね。部活のある生徒も、部のリーダーも、部活動には参加していない生徒も、土にまみれながら一生懸命作業している姿が、美しく感じました。

 また、はまなす学級では、キャリア教育の意味合いもあり、農園作業も積極的に行っています。はまなすの先生達や農業に詳しい業務主事さんにもいろいろ教えていただきながら、作物の生育状況をみると感心させられます。土づくりから始まり、苗植え、雑草取りや水やり等々、手をかければかけるほど、農作物の成長具合も良くなります。農園学習で多くのことを学んでほしいと思います。

 

6.16Fri.「何ができるようになったか」改善につなげる評価

 今日は、前期中間テスト。R5年度の前期前半の約3か月の「授業・家庭学習等の学び」を通して、「何ができるようになったか」を「はかる」、評価の一部です。もちろんテストだけで、学習のすべてを評価(評定とは違う)することは難しく、単元テストや日常的な小テスト、学びに向かう姿勢や学習意欲、工夫改善の姿等も評価され、総合的に「評定」として数値化されます。

 学生時代はもちろん、社会人になっても、様々な場面で、試験や検査が行われます。受験者が、「何ができる人物なのか」、「強みは何で、弱点は何なのか」、時には、「現在の状況は〇〇〇と考えられるので、今後どういった改善策が必要であるのか」等々の目的で、試験や検査、評価が行われます。社会では、「評価が給与や手当に影響する

ことも・・」。

 学校の定期テストは、受験者本人が、「何ができるようになったか」を知り、「同じ間違いをしないように克服」したり、「これからの学習面で、補強・改善していくべきことは何なのか」を認識することが、大きな目的(先生たちも皆さんのできばえを把握し教科指導の中で補強・改善を繰り返しています)。

 各クラスで、学級指導されていますが、

①やりっぱなしにしない(理解していること・できていないから学び直すべき箇所を把握) 

➁〇〇点だけでなく、取り組み方がどうだったかこそ評価する 

③間違えを解き直したりテストノートつくったり・・自分にあった勉強法を見つける

④家に帰ってから家庭学習、授業への取り組み方等、日常の取組の「具体的改善」を・・

 

6.13Tue.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業11

 「前期の学習内容がどれくらい身につき、今後の学習の指針とする」といった意味合いのある前期中間テストが16日(金)に迫りました。目標設定⇒実践⇒評価ふりかえり⇒改善といった学びのサイクル、計画的な家庭学習習慣を身につけることも自己の将来、学びに向かう力につながるので、大切にしてください。

1. 美術:創造性をかきたてる作品制作

 美術では、色とりどりの市販のお菓子のパッケージを鑑賞しながら、「自分のオリジナルのお菓子とそのパッケージ」について構想していました。豊かな発想力、創造力、そして表現力・・。興味深い授業で、どんなお菓子が登場するか楽しみな授業です。

2. 英語:アクティビティを確かな学びに

 英語は「習うより慣れろ」等といいますが、実際に英語を「話したり・聴いたり・・」といったアクティビティを充実させ、楽しく学ぶ工夫がされています。ジョー先生の手づくり英語カードを使って、対話的にグループ学習していました。

3.宿泊学習2年生の自主研修計画づくり

 7月12日(水)~の2年生宿泊学習。自主研修として、グループが役割を担いながら協力し合い、テーマ設定した学びや研修をセルフプロデュース、セルフコントロールする学習です。生徒達は、書物・chrome等を活用しながら、交通手段、食事、研修地の選定等、協力し合って自主研計画づくりにチャレンジしていました。

4.国語科1年生 「~の違いをまとめなさい(説明しなさい)」

 ニンジンとダイコンについて書かれた文章から、「ニンジンとダイコンの違いについてまとめなさい」という30字程度?で説明する問題にチャレンジ。「ダイコンは・・・・ニンジンは・・・・」という答えとなる二つの文章を一文につなぐ時に大切な言葉について自分たちで見つけ出していました。「ダイコンは・・・なのに対して、ニンジンは・・・・」読み解いたり、自分なりに表現するときにこうした学習の積み重ねがとても大切だと感じました。

 

6.11Sun.千歳市中学校体育大会の結果

 雨天順延の関係で、3日日程となった市内中体連大会。各会場で熱戦が繰り広げられました。新型コロナ5類移行と中体連大会のガイドライン変更にともない、保護者の試合観戦や競技会場での応援が可能になったことで、すばらしいプレーへの歓声と励まし、気力あふれるプレーを実感することができる大会となりました。天候判断や5類移行後初の大会運営ということもあり、開催にあたりご苦労いただいた大会関係者、協会や連盟、各校指導者の皆様にも心から感謝申し上げます。

1、11日(日)ソフトテニス(女子)の結果

 ソフトテニス 女子団体 第3位

        女子個人戦 丹波・川島ペア 第3位(管内出場)

        個人戦管内大会出場権獲得  藤谷・中嶋 小松・村上

2、10日(土)ソフトテニス(男子)の結果

 ソフトテニス 男子団体戦 第2位

        男子個人戦 奥田・関川ペア 優 勝(管内出場)

        個人戦管内大会出場権獲得  上岡・前田 今野悟・今野航 筆吉・城地

3、10日(土)卓球

 卓 球    男子団体 第4位

        個人戦管内大会出場権獲得  木浪(ベスト8)

        女子団体 合同チームによるオープン参加

        個人戦管内大会出場権獲得  小野(ベスト16)

 

4、団体戦の結果(再掲)

男子バスケットボール 優 勝(管内出場権獲得)

女子バスケットボール 準優勝(管内出場権獲得)

サッカー       第 3 位

軟式野球       第 3 位(管内出場権獲得)

女子バレーボール   第 4 位(管内出場権獲得)

        

              

 

 

6.10Sat.中体連大会2日目

 屋外種目も、何とか開催された中体連2日目。女子テニスの個人戦が11日(日)に開催となりましたが、その他種目については市内大会を終えています。団体戦・個人戦のある種目結果については、結果集約後にお知らせいたします。

男子バスケットボール 優 勝(管内出場権獲得)

女子バスケットボール 準優勝(管内出場権獲得)

サッカー       第 3 位

軟式野球       第 3 位(管内出場権獲得)

女子バレーボール   第 4 位(管内出場権獲得)

 

 

6.9Fri.市内中体連大会 1日目

 あいにくの悪天候により、男女ソフトテニス、野球が、10日(土)に順延しています。開催のためにコート整備、新たに2球場の確保、大会運営準備にあたられている種目関係者にも感謝いたします。女子テニスは、午後からの開催に向け、男子テニスは、10時からの開催に向け準備が進められています。野球については、9時より、2球場を使って大会開催の準備にあたってくれています。

 室内競技は、熱戦が繰り広げられ、保護者の試合観戦、チーム一体となった応援が、大会を盛り上げています。新型コロナ等感染症対策にもリスク管理をしっかり行い、次なる目標、次なるステージへとつながる大会、「心・技・体」のさらなる成長に期待しています。

6.8Thu.千歳市内中体連壮行会実施

 6月8日(木)の5時間目に千歳市内中体連壮行会を体育館で実施しました。久しぶりに全校生徒が体育館に入っての中体連壮行会。3年生にとっては、最後の全道・全国へとつながる大会となる選手も多い大会となります。どの部活動の主将も今まで練習を見てくれた顧問の先生方や共に頑張ってきた仲間、そしてサポートしてくれた保護者に対して感謝の思いを伝えていました。どんな結果になろうとも最後までねばり強く、そして千歳中生徒らしく闘ってほしいと思います。燃やせ千中魂!!

  

  

  

6.8Thu.学ぶ意欲とわかる楽しい授業10

1、「読み解く力・書く力」を磨く・・「読解力・記述力」

 いろんな教科で、「思考力を問う問題」が重視され、図表や絵などを含め、比較的長文の問題を「読み解けない」、「何を問われているか?示されている情報を整理できない・・」といった現象が起きています。国語科のみならず、与えられた情報を整理して、文章を「読み解く力」、「書かれていること、求められていることを理解し、考え、見通しを持ち、解決する力」の育成が求められています。

 3年生の国語科では、説明的文章の文章構成や、「要点」を見つける→各段落の内容を論理的にまとめる「要約」→筆者が言いたいことをまとめる「要旨」、といった内容を学んでいました。「本論を150字程度で要約しなさい」・・高校入試問題など、よくこんな問われ方をします。問われていることにしっかりと応えられるテクニックを身につけていきましょう。

 1年生国語

2、プログラミング的思考を磨く

 技術のプログラミングの授業では、応用問題にチャレンジしていました。スクラッチで、条件に沿った車の運転になるようプログラミングしていきます。ゲーム感覚で楽しみながらプログラミングについて学んでいました。

3、教育実習生の授業

 本校卒業生が、先生を目指して、母校で教育実習をしています。世代の近い若い先生からも、多くのことを学んでください。実習を通して、教師という職業が、「生徒と共に学び続ける」ことができる夢のある職業だと感じてほしいと思っています。

 

4、体験をともなって学ぶ・五感を働かせて学ぶ

 2年生英語、理科の授業の様子です。教科の「知識・技能」や「考え・アウトプットする力」等、体験を通して学ぶと定着が違うと感じています。英語科では、聴いて、見て、自分で話し、書いてみて・・それが、コミュニケーションツールなので、「対話」の中で、楽しみながら身につけることが大切なのではないでしょうか。

 理科の実験では、いつも生徒達の目が輝き、「顕微鏡から見える世界をスケッチする姿は科学者のようだ」といつも感じます。五感を使って身につけた学びは本物です。「おもしろい、不思議だな」の好奇心と体験をともなった学びを大切にしていこう。

5、自分は「何ができて、どこでつまづいているか」を認識する(メタ認知)

 数学の授業を見ていると、課題解決の場面で「自分でやってみる」⇒ 生徒同士で「教え合い学び合い」⇒ みんなで再確認 という場面をよく見ます。「自分はどこができていて、どこでつまづいているのかを知る」ことが、勉強には欠かせません。つまづいているところを強化するような問題に繰り返しチャレンジ(家庭学習)し、次はクリアできるように・・という積み重ね、「(レンガのような)積み上げ」が大切な教科が数学です。

 「+-の符号を計算途中でミスしたり、計算過程を書いていなかったり、分数の処理でつまづいたり、暗算したけどケアレスミス・・」自分のミスするパターンは意外と「基礎・基本」となる部分です。「基礎・基本」のマスターには、やはりドリル的な繰り返し学習が有効なので、「自分のできていること、つまずきやすいところ」を理解し、対策を講じましょう。「教え合い学び合いの中で、つまずき箇所を指摘してあげること」は、教えてもらう人にとっても、教える側にとっても、すごくプラスになります。「対話的・協働的に」学びましょう。

 

 

6.7Wed.前期中間テストに向けて

 1年生にとっては、初めての定期テストとなる前期中間テストが目前です。入学からこれまでの、学習内容の理解度はもちろん、授業の受け方、家庭学習の仕方、生活習慣のあり方等、自分自身の学習・生活のあり方について、しっかりと振り返り、「できるようになったこと」、「今後の課題」、「改善点」等を明らかにしていきましょう。

 2年生、3年生にとっても学年最初の定期テストです。「強みを伸ばし、弱点を克服する」学習と生活の振り返り・・「できている・できていない」の確認とともに、できていないところを先延ばしにせず、克服の努力と進路を見通した学習計画の見直しを進めていきましょう。

 マイゴール手帳にも記載されていますが(最低限)家庭学習時間 = 学年(7・8・9年生)× 10分 + 10分 と言われています。テスト前は、もっと増えるのが普通ですが、4~6月の家庭学習の取り組み過程と進路選択について考える機会としてください。 

 定期テストの大切さを理解し、委員会活動として、家庭学習の呼びかけを強めグラフ化したり、パソコン部では、啓発ポスターをつくって掲示してくれました。「個の学びを充実させる強い意志と計画的に物事を進める実行力」が大切ですが、「学びに向かう力」を高める雰囲気づくり、環境、集団づくりがとても大切。みんなでがんばっていきましょう。

 6月になり、また保健室前の掲示がはなやかになりました。足を止めてチェックしてみてください。また、理科室前には実験で使用するのか、「菜の花」が飾っていました。最近、近郊の畑を車で走っていると、菜の花畑の鮮やかな黄色が目にとまります。①「切り花用」として、➁春の食材の「菜花(なばな)」として、③「蜜」の採取目的・種を製油し菜種油に・花が終わって田畑にすき込んで肥料に(緑肥)と、色々な目的で栽培されているようです。もちろん、「景観作物」として、一面の菜の花は、春から初夏に私たちを楽しませてくれます。勉強に、スポーツに、いい季節がやってきました。

6.7Wed.1学年校外学習オリエンテーション

 6月7日(水)5時間目に1学年校外学習オリエンテーションを実施しました。校外学習の実施日は7月14日(金)となります。それまでに各班で主要研修先、昼食の場所、各班での研修先、移動手段など多くのことを決めていかねばなりません。他者との協働、意見交換、そして決断を通じて大きく成長していくことを期待しています。

  

6.6Tue.学ぶ意欲とわかる楽しい授業9

 1年生の数学の授業は、「四則の混じった式の計算」判断し、表現し、説明できるようになろう!という授業。四則計算、正の数負の数+-、(  )や{   }、累乗の計算・・・、「計算ミスの落とし穴がいっぱいの問題」を(どこから先に計算していくのか・・)順序立てて、計算過程を説明し、他者に伝える(表現力)、活用する力を身につける対話を重視した授業でした。

 計算の順序が①(   )の中 ➁(中学校で出てきた)累乗 ③乗法・除法 ④加法・減法 であることを確認し、各班からA~E問題を担当する人を選出。『各班のA担当者・B担当者・・・がグループをつくって集まり、解答と説明の仕方を練り合い』ます。A~Eの担当者は、各班にもどり、『自分の班にそれぞれの解法の考え方を説明します』。四則計算や累乗等、入り交じった問題を計算の約束や計算順序等、数学的な見方・考え方に着目して、根拠をもとに筋道を立てて考え、豊かに表現するタブレットも上手に活用した授業でした。活発な教え合い、学び合いから、自ら学び取ろうとする姿に1年生の成長を感じます。

6.6Tue.「努力の大切さを知ってほしい・・」

 北海道にもさわやかな季節がやってきました。6月は、中体連・中文連・1年生にとっては初めての「前期中間テスト(定期テスト)」。勉強、部活、委員会活動・・中学生は、二足も三足も草鞋(わらじ)を履いて、前向きに一日一日を過ごすことが、「あたま、こころ、からだ」の成長につながります。

1、ポストコロナに、スポーツ・音楽・芸術の躍動を・・・部活動地域移行の課題の中で

 市内中体連を目前に、日々練習に打ち込む皆さん・保護者の皆さんへ。日々の努力の継続を大会で発揮する時がきました。「R5~7年度にかけて、部活動地域移行を・・」という大きな改革が全国的に動き出しています。

 部活動を通して、可能性や強みの追求、「心・技・体」の全人格的成長を目指し、その指導にあたる教職員も、大いに悩んでいます。夢や目標を持って、スポーツに打ち込み、目標を同じくして、ジュニア期の学びや人としての成長を支えてきた学校部活動の新しい在り方はどうあるべきか・・・。部活動の教育効果を実感し、日々、指導にあたている教職員の活躍と功績を今後も保障するものであってほしいと願っています。(指導に時間を奪われ、勤務時間を大きくオーバーして働くような状況は改革していかなければなりません。)受け入れ側の地域やクラブも、その体制づくりに市町村・学校現場との協議が始まったところです。

 2、プロセスを振り返り評価・改善

 スポーツには勝敗がつきもの。とかく「結果」が問われます。野球では、「日常がグラウンドに出る」等といいますが、「どう取り組んできたか」というプロセスこそ重要視しています。「良い取り組み過程には、良い結果がついてくる」ということ・・しかし、「勝負は時の運」ともいいます。大会結果に一喜一憂するだけでなく、取組のプロセスについても振り、評価・改善することも忘れないでください。皆さんのゴールは、もっと先です・・。

3、「努力は素質を上回り、気力は実力を超える」 

 「素直さ」が強みの千歳中の生徒には、「努力の大切さ」がわかる人に育ってほしいといつも考えています。勉強でも、部活でも、「持って生まれた素質やセンス」だけで結果が決まる訳ではありません。「天才とは、ある意味「努力の大切さを知っている人」・・みなさんの中にある「可能性という芽」は、ひたむきな努力なくして開花しません。しかも、協働の中でその可能性を磨き合わなければ・・

 「努力は素質を上回り、気力は実力を超える」といいます。可能性を信じ、素直にひたむきに努力できる力こそ「素質」を上回る真の実力となります。また、その「ひたむきさ」こそ、精神、想いの強さが、時として現在の実力をも超えていくということなのです。(スポーツでも勉強でも同じですよね・・) 

 みなさんが、好きなスポーツ、音楽、趣味に熱中して打ち込める陰には、保護者や家族の支え、仲間や顧問の先生方、地域やその種目関係者の方々の決して小さくないバックアップが存在します。今、打ち込めている自分の周囲に感謝し、「ひたむきな努力をもって応えること」が、勝った負けたの結果を出すこと以上に大切なのです。スポーツ大会や文化的なコンクールにはそうした深い意味や価値も含んでいます。みなさんの「努力と気力」で、価値ある中体連大会となり躍動と輝きが見られることを信じ、みんなで応援しています。

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「イチロー」のコメントから

 努力せずに何かできるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうじゃない。努力した結果、何かができるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうだと思う。人が僕のことを、努力もせずに打てるんだと思うなら、それは間違いです。

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バスケットボール「マイケルジョーダン」のことばから

  Everybody has talent, but ability takes hard work. 

 (誰もが才能を持っている。でも能力を得るには努力が必要だ)

6.5Mon.非行防止教室

 6月5日(月)5時間目に非行防止教室を実施しました。千歳警察署から2名来校して頂き、SNSの危険性などわかりやすく説明をしていただきました。情報化が急速に進み、学校現場では1人1台端末が導入されました。個人では携帯電話の所持率が大幅に増加し、情報端末の利便性を実感する生徒が多くいる反面、その奥には危険性も潜んでいることを学びました。クロムブック・携帯電話ともに正しく使うことで多くのメリットを導き出すことを忘れないで今後も社会の変化に対応していくことを期待します。

  

6.5Mon.6月を迎えて・・

1、6.4Sun.は、開校記念日

学校だより6月巻頭言より・・

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開校記念日に思いを馳せて・・

 千歳中学校は、昭和22年6月4日、元海軍の「青年学校校舎」を仮校舎として、教室4、職員室1という施設でスタート。同10月22日にさらに別の海軍施設に移転し、職員・生徒によって校舎を改造した歴史を持っています。現在地に新築したのは、昭和26年3月31日。四教室に廊下、トイレ等を新築し、美幌にあった旧海軍兵舎を解体移築して施設 に加えました。現在に至るまでの約76年間で卒業生は二万人を超え、各界で活躍される著名人や生徒の保護者にも千歳中学校同窓の方々も多く、様々なご支援をいただき、地域に支えられた、地域と共にある学校です。

開校以来、受け継がれている『柏葉の精神』

 みんな 足もとをごらん 火山灰 そう やせた土地です

 みんな あの林をごらん かしわ そう 太くたくましい木です

 やせた土地でも かしわはたくましいのです

 どんなにつらくても ぐんぐんのびてゆく

 千歳中の生徒のように

「やせた火山地にも深く根を下ろし、立派な太い幹へと成長する柏の木。千歳中の生徒たちも柏の木のように強靭でたくましく、たゆまぬ成長を遂げてほしい」そんな願いが76年の歴史とともに、「柏葉の精神」「校章」「校歌」に込められています。開校記念日を機に、そんな千歳中学校の歴史に思いを馳せてみてください。

左から、昭和22年仮校舎「青年学校校舎」・昭和26年 現在地に開校「旧海軍兵舎」・昭和62年現校舎・2023年

2、「努力することの大切さや継続」

 変化の激しい時代に、夢や志を持って目標(ゴール)設定し、自律的学習者として学び続ける人材。多様な他者と豊かな心とコミュニケーションで協働しながら、ねばり強くチャレンジする未来の担い手を育成していきたいと考え令和5年度をスタートさせました。ふるさと千歳市は、国産での先端半導体製造を目指すRapidus(ラピダス)の進出、空の玄関口としても、国際化、グローバル化が一層進展します。世界中にある環境問題・差別・貧困・人権問題といった課題を、世界のみんなで2030年までに解決していこうというSDGs等、「広い視野」を持って、簡単には答えの出せない、解決すべき社会問題にも" Think Globally Act Locally"(地球規模で考え、行動は足元から・・)という精神で立ち向かってほしいと思います。

 限りない可能性を秘めた個性が芽生え始める義務教育後半の3年間。「可能性という種」を土に植えただけでは、花も実も育ちません。種に水や栄養を与え、光が降り注がれ、種は芽を出し、しっかり根を張り、枝葉を伸ばして花を咲かせます。「努力することの大切さや継続」、その世代に応じた「学び」や「体験」が、水であり、栄養であり、光です。

 ポストコロナ時代に、単なる伝統の継承(伝承)ではなく、新たな伝統を創造する『体育大会』での、子どもたちの主体性、躍動、協力、笑顔に、新たな時代を担う若者らしい、大きな可能性を感じます。「しっかりと根を張るたくましさを持った生徒を育てる」、日常生活の学びの充実と創造性あふれる学校行事、生徒会活動、部活動等創造して行きたいと考えています。

(下の写真:左から体育大会放送委員アナウンス・参観日1年生体育・技術プログラミング授業)

 

6.2Fri.学ぶ意欲とわかる楽しい授業8~参観授業から

1年生理科  化学反応で、発生する気体を「水上置換」で集めていました。不思議と「科学者っぽく」「中学生らしく」見えてきます。中学校生活約2か月・・中1の頃の成長度合いは大きいですね。

3年生理科  水溶液に入れる金属板を数種類の金属に変えながら、電気が発生するか電圧計で測定。測定結果を金属板ごとにスプレットシートに記入していき、実験結果を他の班と比較・共有しながら「電池のしくみ」を学んでいました。

1年生体育 はじめて取り組むバレーボール。ペアで協力し合って楽しみながら基本技能をマスターしていきます。パスが続くようになると、より、球技の面白さが高まっていくので、楽しみながら反復・繰り返し・・基礎・基本を大切にしていきましょう。3年生ともなる実験の手際よさ、仮説や考察の目、ICT機器の活用具合も

3年生家庭科  「幼児の生活と遊び」の単元でしょうか?「滑り台を逆に登っている幼児に何といいますか?」といった内容の問いについて、グループで協議した内容を説明していました。「いろいろな人の多様な思考」が交流・磨かれ、一定の意見としてまとめる。そして、自分たちらしく考察・まとを表現し、伝える・・・。どの教科でも、「思考力・判断力・表現力」の育成が、求められています。

6.1Thu.ミアーズ中生徒との授業

 ミアーズ中の生徒は、「日本語や日本の文化や生活、食等について学びたい」という気持ちがとても強く。「書」や「和楽器」といった、いわゆる「日本らしい」ものにとても意欲的に取り組んでいました。裏を返せば、「千歳中のみなさんも英語や日本以外のいろんな国の文化や生活等を意欲的に学んでほしい・・」と感じさせられた、姉妹都市交流事業でした。生徒のみなさんの心からのおもてなしと、自ら意欲的に学びに向かう気持ち・・ミアーズ中の先生たちも大感激していました。「素直さと協働的に学ぶ姿勢」が皆さんの強みです。

5.31Wed.ミアーズ中6名が学級に・・

 急激に変化する時代の中で、学校教育では、「一人一人の生徒が、自分のよさや可能性を認識し、あらゆる他者を価値のある存在として尊重する。そして、多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え、豊かな人生を切り拓き、
持続可能な社会の創り手を育てる」ことが重要であり、その資質・能力を育成することが求められています。

 先端半導体の工場進出、私たちを取り巻くSDGs、空の玄関口である千歳市も、国際化、情報化はますます加速し、ここ数年でさらに激しい変化も予想されます。そうした、ここ千歳市のアラスカ州アンカレジとの姉妹都市提携事業は、国際理解、異文化交流、コミュニケーション能力の伸長・・様々な意味あいで大変価値のある出会いとなっています。小学校前から日本語を学んでいるミアーズ中の生徒達の、日本語を学び、活かそうとする意欲や両校についての生活環境や文化、言語の理解は、まさに「多様な人々との協働」から多くの学びを得ています。

 

1、国語科では、漢和辞典や「和名作成ソフト」を利用して、留学生徒の「和名」づくりにみんなで取り組んでいました。日本語、英語が入り交じり、対話的な学びから、学習を深めていました。

2、音楽科では、和楽器「筝」の授業。トレモロ、押し手等、独特の奏法や平調子と呼ばれる日本的な旋律の「さくらさくら」の演奏を楽しんでいました。

 

5.31Wed.学ぶ意欲とわかる楽しい授業7

 3年生は数学「式の計算の活用」で、とても面白い授業をしていました。「カレンダーの数字の関係に着目しながら、カレンダー上に自由に数字を囲み、その規則性を見つける」という授業でした。

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4つの数字の(例えば)左上を n とおくと、他の数は、n+1, n+7, n+8  と表すことができます。この4つの数字の関係を四則関係で表し、文字を用いて証明する問題を全体で確認。(右上の数)×(左下の数)-(左上の数)×(右下の数)=7 となることを (n+1)×(n+7)-n×(n+8)の文字式を解くことで証明できることを学び、独自に囲んで、規則性があることを発見する授業でした。「もし、~だったら」(仮説・試行)、「この場合は~だから~」(類推的な考え)、「見方をかえてみると」(多面的・多角的な見方)等、数学特有の見方・考え方を働かせて、『ちょっと難しい課題にも、粘り強く取組む姿勢』がすばらしい授業でした。ジャムボードで個々の考えていることを囲み方や解法経過等、共有することで、ヒントや解法の道筋も見えてきます。

 「思考力を問う問題」へのチャレンジ、今後ますます重要になってくるので、みんなで教え合い、学び合いながら、学びを深めてください。