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学校行事

部活動結成集会開催

 早いもので今年度も1ヶ月が過ぎ、5月のスタート。放課後は部活動結成集会が行われました。

学習も委員会も部活動も。「共に学び、共に高めあい」ながら「粘り強く挑戦する」千歳中学校の生

徒の活躍を楽しみにしています。

修学旅行 その6

宿泊先を出てすぐに道頓堀を訪れ、本場の雰囲気を楽しみながら、思い思いにたこ焼きやお好み焼き、いちごアメなどを味わいました。また、クルーズ体験もみんなとても楽しそうでした。

 

修学旅行 その5

修学旅行最終日。

大きく体調を崩す生徒もなく、3日目の朝を迎えました。本日の研修地は大阪。前日までと比べると少し暑さを感じる1日となりそうです。

修学旅行 その4

京都市内の自主研修は、清水寺や金閣寺、嵐山、北野天満宮など、事前の計画に基づいてグループ毎に見学地を訪れました。

空は雲に覆われて、時折小雨がちらつく天気が続く中ではありましたが、大きく体調を崩す生徒もなく研修を終えました。

甲子園球場の見学を経て、予定より少し遅れて宿泊先に到着。バイキングスタイルの夕食をとり、ホテル内での束の間の自由時間を楽しみました。

 

修学旅行 その3

2日目。

早めに起床した生徒も多かったようです。

予定の時刻に全員集まって朝食をとり、皆元気に自主研修に向かいます。

時折小雨がぱらついていますが、過ごしやすい気温です。

修学旅行 その2

1日目の宿泊先に到着。

制服から着替えて夕食会場へ。

ボリューム満点のメニューは、生徒たちに大変好評でした。

食後の自由時間は、売店でお土産を買ったり、お風呂に入ったり、友達と話したりと有意義に過ごしました。

体調崩している生徒もおらず皆元気に過ごしています。

この後は、学級ミーティングを済ませ、就寝準備をして明日に備えます。

 

 

修学旅行 その1

修学旅行1日目。

3年生が空路で関西方面に向かいました。

伊丹空港に到着してすぐバスで向かった伏見稲荷大社では、心配された雨にあたることもなく、グループごとに千本鳥居を見学したり、おみくじを引いたりなど、思い思いの時間を過ごしました。この後宿泊先に向かいます。

 

 

修学旅行しおり集会

 修学旅行を来週に控え、しおり集会が行われました。

充実した修学旅行にすべく、各担当の先生方からお話がありました。

 スローガン「楽学両道」のもと、関西での充実した3日間にしてほしいと思います。

 3年生の皆さんは、週末は体調を整え、荷物を準備し、当日を迎えてくださいね。

【校長室から】気持ちの良いすべり出し

 着任してから2週間、生徒が登校して1週間が過ぎました。

 朝、生徒玄関で登校を出迎えていると、次から次へと人の波が絶えることなく生徒が登校してきます。できるだけ全員とアイコンタクトや会釈などを交えながらあいさつをしたいと考えているのですが、なかなかそれを叶えることができません。それでも、にっこりと笑顔を添えてあいさつを交わしてくれたり、丁寧に会釈をしてくれたり、少し距離があるな感じつつも元気な声であいさつをしてくれる生徒が多いことに、とてもうれしく思っています。

 その後、朝読書の時間に教室を回ってみると、静寂な空気の中で読書をしている姿にすがすがしさを感じています。

 一人一人、目標や課題は違えども、きちんと向かい合って取り組み、様々な場面でその輝きをみせてくれるであろう、という期待に溢れています。多くの人たちと「楽しさ」を共有して過ごしていきましょう。

参観日・PTA総会

 今年度最初の参観日を実施しました。今週、授業がスタートしたばかりですが、グループ活動あり、対話あり、実験ありと生徒一人一人が主体的に学ぶ姿が随所に見られました。

  その後のPTA総会では令和6年度の体制や事業について確認されました。本年度も保護者・地域・学校が一体となって教育活動を進めていければと思います。

  生徒のみなさんは少し忙しい1週間だったと思います。週末にリフレッシュをして、来週、また元気に登校してくださいね。

R6のスタートにあたって

 全校生徒541名がそろっての令和6年度のスタート。教室で朝の学活を迎える一人一人の表情に学年のはじまりの緊張感を感じます。1年生の各教室でも落ち着いたスタートを切り、担任の説明にうなずきながら反応する様子が見られました。オリエンテーションやガイダンス、相互紹介等の学習が多くなりますが、コミュニケーション豊かに、やる気に満ちたスタートとなることを願っています。

 2・3時間目は生徒会プロデュースによる「対面式」が、4年ぶりに全校集会形式で行われました。部活動紹介や生徒会活動紹介に関わる先輩方の姿、それを聞き入る新入生の姿、どちらも大変立派でした。

 その後の各学級の学活では委員会や係・班決めなど、学級活動の準備を整えていました。全校生徒一人ひとりの「新たな挑戦」が楽しみです。

 

 

4.6Sat. 入学式

 183名の新入生を迎え、入学式を行いました。

 真新しい制服に身をつつんだ1年生ひとりひとりが、本当に立派な態度で式に臨んでいました。

 また、生徒会代表、新入生代表の挨拶も素晴らしいものでした。

 

 さらに、BGMを演奏してくれた吹奏楽部のみなさんや、

 校歌を披露してくれた生徒会役員や合唱部のみなさんの力添えもあり、

 本当に素敵な入学式となりました。

 ご出席いただいたご来賓のみなさま並びに保護者のみなさま、

 ありがとうございました。

 

 

 

 

 

4.6Sat. 着任式・始業式

 この春、本校に着任した教職員の着任式を行いました。

 着任式では、14名の教職員が挨拶して、2,3年生とこの日初めて顔を合わせました。

 

 引き続き行った始業式では、「何事に対しても、楽しさを感じながら取り組む1年にしてほしい。周囲の人たちへの思いやりをもった真の楽しさを。」と、学校長から生徒たちにエールを送りました。

 また、代表生徒たちも、「挨拶を大切に過ごしたい」、「部活動や進学に向けた一層努力したい」、「後輩の手本となるよう行動したい」、「昨年1年間の頑張りを生かしたい」など、とても立派に挨拶していました。 

 

3.25Mon.修了式・離任式

 令和5年度が終了し、修了式、離任式が行われました。修了式では、学年代表、生徒会代表の生徒達が、1年間を振り返りながら、次の学年につながる素晴らしい挨拶。自ら考え、豊かな表現力を持ってアウトプットする力が確実についている堂々としたスピーチに感心させられます。

 離任式では、離任される教職員の挨拶の後、代表して平間さんから、それぞれの先生に心温まるメッセージをもらい、全校生徒で歌ってくれた「旅立ちの日に」は、心に響く、ちょっと切ない、感動的なハーモニーでした。素直で、心優しく、何に対しても精一杯の努力を惜しまない千歳中学校の生徒のみなさん、次のステージでの益々の活躍を離任者一同、心から期待しています。ありがとうございました。

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修了式にあたって・・ 学校長 金森 直人

 春は別れと出会いの季節。お世話になった先輩や先生、喜びも苦労も共にした仲間、多くの出会いや別れがあって、人としてさらに一歩、成長するものです。

 卒業生が、堂々と胸を張り、礼儀正しく、卒業証書を受け取る姿に胸が熱くなりました。高らかに学年合唱「道」を歌い上げ、希望を胸にそれぞれの道へ、あゆみを進める感動的な卒業式でした。

 修了式にあたり、進級するみなさんに三つのことを話します。

 一つ目、「自ら考え、思考し、表現する力」「多様な人たちと協働し、納得解・最適解を創造する力」が、国を挙げて求められています。卒業生の公立入試問題でも、一問一答的な問題ではなく、「読解力・記述力」(書かれている、問われていることを読み解く力や、自分で考え、適切に書き、表現する力)が問われる、難しい問題に苦労していました。探究し、対話することで身につく、「思考し、判断し、表現する力」「本当に分かっていないとアウトプットできないプレゼン(表現)力」を身に付けていきましょう。

  二つ目、人間、「天才型か努力型しかいない」等といわれますが、真の天才は、目標を持っち、達成に向け、不屈の努力をします。「努力の大切さを知っている人こそ、真の天才」なのです。 

 三つ目、(勉強を疎かにしていいとは言いませんが)人として大切なことは、日々の学級活動や学校行事、生徒会活動や部活動によって培われると思っています。勉強の伸びと人間力の伸びが、1+1を3にも5にも10にもします。

 進級にあたって、①アウトプットする表現力をつけよう、➁努力の大切さを知る人になろう、③勉強に加えて、日々の諸活動にも精一杯取り組もう。この3つを大切にして、4月からの自分をイメージすると「今、どう行動すべきか」が見えてくるはずです。次なるステージでの飛躍に期待し、修了式にあたっての言葉とします。

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3.14Thu.第77回卒業証書授与式

 3月14日(木)183名の3年生が、高らかに合唱曲「道」を歌い上げ千歳中学校を巣立って行きました。ポストコロナ時代に、自分たちにしかできない、新たな千歳中学校の伝統を創造し、「志高く、未来へ・・」力強くそれぞれの道へ歩みだします。卒業生、在校生生徒会や吹奏楽部、来賓として千歳市教育委員会、千歳中学校PTA役員、千歳中学校学校運営協議会、そして、卒業生の保護者、学校職員によるほぼ制限のない卒業式。吹奏楽部の演奏で堂々と入場し、笑顔を見せながらも凛として証書を受け取る姿、想いが込められた送辞・答辞、心に響く学年合唱・・変化の激しい時代にも、素直で、前向きに、協力し合いながら・・、たくましく歩み出した卒業生。温かさの中に決意や覚悟を感じさせる胸が熱くなる卒業式となりました。

 学校長「式辞」を一部掲載します。

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三年に渡る感染症対策、猛暑に暴風雪、GIGAスクール・・激動の時代に、家庭での養育と成長、学校を支える多くの方々のご尽力があって、子ども達の今日の姿があります。これまでのご労苦に対しまして、心から敬意と感謝を申し上げます。 

 卒業生のみなさん、笑顔をたやさず、素直で、心優しい人がら・・ゴールを設定し、ひたむきに努力するたくましさに、私たち大人が、何度も勇気と感動をもらいました。近年、人間の「生き方」に関わり、ウェルビーイングという言葉が注目されています。心も身体も健康であり、社会の中で、良い関係性を保ち、自分らしく生きる、といった言葉です。目標を定め、努力を惜しまず、仲間を大切するみなさんの生き方は、個性豊かな一人一人のウェルビーイングを実現してくれるものと確信しています。 

 旅立つ三年生へ、二つのお話をします。

 一つ目、みなさんは、ことごとく四年ぶりとなる教育活動に新たな千歳中の伝統を築いてきました。それを成し遂げたものは何なのか・・自治力の高い生徒会・学級活動、努力・協力の大切さを学んだ部活動、そして、主体性を持って、「共に学び、共に高め合う」経験に他なりません。世界中で起こっている紛争や、自然災害等・・多様性を認め、協力し合うことでしか、解決が難しい課題にも、主体的・創造的に、挑戦する精神を忘れないでください。

 二つ目、皆さんは空の玄関口千歳市で育ちました。官民一体の先端半導体国産化が動き始めました。国際化、情報化、SDGsに向き合っていかなければなりません。Think  globally  Act  Locally  地球規模で考える視野の広さと、足元から物事を始める行動力を一層伸ばしてください。 

 二つのことを話しましたが、みなさんが培ってきた「主体性・創造性・協働する力」、そして、「広い視野や行動力」は、みなさんの歩む、それぞれの未来を明るく照らしてくれるはずです。結びになりますが、これからの人生も「志高く、未来へ・・・」卒業生のみなさんの、素直で、前向きな心が、変化の激しい時代を たくましく切り拓いていく原動力となることを信じ、式辞といたします。

令和6年 3月14日 千歳市立千歳中学校 校長 金森 直人

 

3.13Wed.卒業式総練習

 明日の卒業式に備え、総練習を行いました。コロナ禍明けの卒業式は、卒業生、保護者、市教委・PTA・CS委員の来賓と1,2年生の生徒会役員、吹奏楽部の参加で実施いたします。会場である体育館の収容人数の関係もあり、在校生も一堂に会しての卒業式はできません。そうしたことから、「ぜひ、1年生、2年生にも、3年生が卒業に向け一生懸命練習に取り組む姿勢や、学年合唱曲に込めた想いや歌声を体感してほしい」と、12日(火)には、1年生に、13日(水)には、2年生に参加してもらい、学年合唱「道」を聴いてもらう機会を持ちました。

 誠実に一生懸命やり切る姿が美しく、かっこいいことだったり、仲間との絆、3年間の想いを込めた合唱のすばらしさを体感できたのではないでしょうか。こうした経験から、多くの事を感じ、受けとめ、心を込めて卒業生を送り出すことが、「伝統を託す卒業生たちにとって」も、「次代を担う在校生にとって」も、とても意味あるセレモニーとなりました。背中で見せてくれた卒業生のみなさん、ありがとう。

3.12Tue.校長講話から

 感受性豊かで、一体感、チーム感を持った3年生が、講話に耳を傾け、最後には合唱曲「道」を謳ってくれました。ポストコロナ時代にひとつひとつ、新たな伝統を創り上げてきた卒業生たち、堂々と胸を張り、高らかに歌い上げ、それぞれの道へ・・。在校生にも、みななの想いを「歌に込めて贈りたい」・・卒業式までの取り組みに「時間がたりない・・」といいながら笑顔で頑張る姿に、胸が熱くなりました。

 講話では、人間には天才型と努力型しかないから、自分は努力型だと思ってがんばったこと。しかし、「努力の大切さをしっている人」こそ真の天才であること。「願えば叶う」と言うけれど、そこには、「努力する事を怠らなければ・・」ということばが隠されていること・・。夢や目標を持つことはもちろん大切なことであり、夢は可変的で、「変わるもの、再構築するもの」常に目標を持ってトライしてほしい・・という話をしました。

 卒業までひとつひとつの授業を確かにクリアしていく3年生。卒業式での勇姿に期待しています。

3.12Tue.校長講話!

 3月12日(火)2時間目に学校長による3年生に向けての校長講話を実施いたしました。校長自身の生い立ちからはじまり、教育観や生きていく上で大切に思っていることなど本当に多くのメッセージを頂きました。その中でも特に『努力することで様々な可能性が広がる。』というストレートなメッセージは卒業する3年生の心に深く刺さりました。

 4月からは、それぞれの道を歩むことになる3年生、希望を胸に大きく羽ばたくことを期待しています。

   

3.11Mon.令和5年度同窓会入会式

 3月11日(月)1時間目に令和5年度同窓会入会式を実施しました。同窓会入会式の中では、学校長挨拶、同窓会長挨拶、第77期幹事紹介、記念品贈呈、学年幹事挨拶、と短時間ではありますが内容の濃い同窓会入会式となりました。今後も横のつながりをいつまでも大切にしながら、いろいろなことにチャレンジしてほしいと思います。

  

  

  

3.8Fri.3年生学年レク実施!

 3月8日(金)3年生の学年レクを実施しました。公立高校の一般入試も終了し、卒業式まで慌ただしい日程が続きますが、ちょっとした息抜きの時間となりました。中学校生活で最後の学年レク、競技開始前に円陣を組んで士気を高めていたのが非常に印象的でした。

 来週はいよいよ令和5年度第77回卒業証書授与式が行われます。それぞれの思いを胸に、感動する卒業式となることを期待しています。

  

  

3.1Fri.参観日2年生

 今年度最後の2年生参観日が行われました。4月からは最高学年となる2年生の授業への真剣な姿勢を見ていただくことができました。授業後は、進級にあたっての生活・学習、修学旅行等について、学年懇談会が開催されました。

2.29Thu.1年生・はまなす学級授業参観実施!!

 2月29日(木)5時間目に1年生・はまなす学級の授業参観を実施しました。どの授業でも生徒たちが非常に頑張って参加していたのが印象的でした。いつも以上の頑張りを見せようとしていた生徒が多かったです。令和6年度もいろいろな場面で活躍することを期待しています。

  

  

 

2.29Thu.学校看板作成!!

 2月29日(木)はまなす学級の生徒が学校看板を完成させました。木工の作業学習の時間に作成したもので、教科担任の指導が細部まで行き届いた大変素晴らしい学校看板となりました。令和6年度に向けて環境も新たに、今までの伝統を引き継ぎつつも、新たな伝統を加えてより良い学校となっていくことを今後も期待しています。

2.28Wed.主体性を育む・・1年生の学級活動から

 1年生の学級活動では、学級の個性を活かした様々な学級活動が行われていました。「2年生に向けての抱負」をタブレットで作文するクラス、後期の学級の反省と今後について議長等を中心に話合い活動をするクラス、SDGについてグループ学習を進めるクラス、ESD持続可能な社会の実現を目指して開発された貿易ゲームに取り組むクラス・・行っている内容は様々ですが、自分の身の回りの生活や学習のこと、さらには、地球規模の課題等にも、身近なところ、足元の行動から見つめ直していました。

 生徒が主体的に考え、行動する、表現する・・・そういった学習から、予測不能で、変化の激しい社会に対応できる「思考力・判断力・表現力」が培われます。教科の学習においても、子ども達の主体性が注目される時代ですが、こうした学級会や生徒会活動を通して、責任感や行動力、社会性や人間関係力、広い視野・・・様々な力が少しずつ育成されていきます。

2.22Thu.愛キャップ市民回収運動

 千歳市社会福祉協議会では、『ペットボトルキャップでちとせの環境と地域福祉を推進!』を目標として、各家庭、事業所等にて、ペットボトルキャップを収集する『愛キャップ市民回収運動』を進めています。SDGsの一環ですから、千歳中でも文化委員会が中心となり、回収ボックスを生徒玄関付近に設置し、呼びかけ、意識啓発しながら、回収運動を進めています。Think globally act locally. という精神を大切にしたいですね。

 生徒のみなさんが協力してくれたペットボトルキャップは、社会福祉協議会を通じて、リサイクル業者に持ち込まれ、リサイクル・リユース等につながっていきます。本日の文化委員会の折に、社会福祉協議会への贈呈式が行われました。

2.21Wed.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業43

【アウトプットする力を磨く】

 『「変化の激しい時代に対応する」ためには、社会で生きて働くような「知識・技能」はもとより、自ら考え、判断し、自分なりに豊かに表現する「思考力・判断力・表現力」が大切である・・。』と、教育界では、ここ数年強調されていることです。受験などでも、一問一答的ないわゆる「基礎・基本」となるような知識を問う問題よりも、教科特有の見方・考え方を働かせながら、問われている「課題を読み解き」、与えられているヒントや資料・図表等から、深く思考し、文字として記述したり表現する、いわゆる「思考力を問う問題」の成否がテストのできばえに大きく影響してきます。(要するにそこのできた・できないが差になる)

 子ども達が、自ら主体的に学び取る学習を「子どもが主語の授業へ・・」等といいますが、そうした授業では、先生方の説明よりも、子ども達のアウトプットが多くなります。1年生の英語の授業では、Which do you like water or tea?とか、Who is your favorite sprts player? といったアンケート調査がスライド上にグラフ化されるようにタブレットで設定し、その結果について、グラフをもとにしながら、グループで調査報告をアウトプットしていました。「グループの仲間と協力し合って(協働で)、結果についてグラフ等からより深く読み解き、表現するための文章表現方法について書き出し、実際にプレゼントして、アウトプットする・・。「自ら学び取る授業・子どもが主語の授業」の目指すイメージが見える授業でした。

2.14Wed.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業42

 暦の上では立春を迎えたせいか、今週は季節外れの陽気。朝夕の解けた雪の凍結、日中の融雪やどろどろの路面状況にも、注意が必要です。また、インバウンドをはじめ人出も戻ってきたせいか、インフルエンザ等の流行にも歯止めがかからない状況です。

 3年生は、今週の公立高推薦入試や私立A日程、来週のB日程や道外受検等、多様な進路選択にチャレンジします。公立高入試も2週間ほど・・、健康・体調管理に十分配慮しながら、万全の「知力・体力・気力」で臨んでほしいと思います。

 1,2年生の授業では、「対話から、課題の解法について、考え方、思考を意見交換」したり、教え合い学び合いを通して、主体的に学ぶ姿が見られます。

1、強みを伸ばす(実技・技能的な教科)

 2年生美術の授業では、「私の大切なもの」をデッサン(素描)で描いていました。表現技法の得意不得意はあるものの自分らしく、自分の思いを込めて表現された作品、集中して黙々と創作活動に没頭する様子から、創作・表現することの喜びを感じます。音楽・芸術・体育等、実技・技能的な教科は、是非、個々の得意分野、「強み」をさらに伸ばす取組に期待しています。「強み」を切り口に、「できることが広がっていく」のが、理想ですね。

 家庭科では、健康・衛生上、様々なことに配慮しながら調理実習を行っていました。協力し合いながら、肉じゃがづくりに取り組む様子にコロナ禍にはできなかった大切な実技の価値を再認識します。率先して、調理や準備や片づけに行動する人、一生懸命サポートする人、調理の技術自体に長けている人・・、いろんな力が協力によって組み合わさり、楽しい実習、おいしい料理になります。

2、アクティブに学ぶ

 数学科では、「対話」「教え合い学び合い」等から、ひとり一人の「わかった」につなげ、最終的には自立解決の自分で「できた」を伸ばしてほしいと考えています。イメージしにくい空間図形の問題にも、身振り・手振り等まじえながら、思考の価値交換を行い、課題にチャレンジしていました。

 1年生英語科では、自ら教室内にある「あるもの」を写真撮影し、There is (are)~ といった表現について練習していました。机上で、表現方法を教わることも重要ですが、自ら行動を伴って「使ってみた文法表現」は、定着しやすいのでは・・と感じます。「自ら学び取る、アクティブに・・」といった学び方に感心します。

2.7Wed.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業41

 千歳市教育委員会の学校教育主事が来校し、千歳中の授業の様子(身に付けるべき資質・能力の育成と定着)、タブレット端末の有効活用等について、授業見学や協議を行いました。

 3年生は、来週、公立推薦や私立高校A日程入試等、多くの生徒が自己実現へチャレンジする時期を迎えています。1,2年生は、その学年の学びの集大成となる学年末テスト。どんな力が身についたか、今後、課題とすべき領域はどこなのか・・自己理解し新たな目標設定する大切な学習時期となります。

 インフルエンザ等、今シーズン2回目の流行期も来ているようです。手洗い・うがいや適度な睡眠・栄養・運動、あたりまえの「感染症予防対策」にも十分気を配り、気温変化も激しく、乾燥する時期を健康に過ごしてほしいと思います。学びの深まりに期待します。

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 1年生英語では、様々な文章表現を、ペアや3人グループで、対話しながらチャレンジしていました。ジャンケンのwinnerとlooserでは、スライド画面に出ている”単語カード”が違います。一つだけ ”?”と書かれたカードも・・winnerとlooserは協力して、両者の画面に出ている単語カードを使って、文章をつくります。二人ともそれぞれに英文をノートに記述し、”?”の単語も読み解いて行きます。クイズ的要素も持ったアクティビティは、生徒のアウトプットの回数を確実に多くし、「確かな理解につながる」と感じました。楽しく学ぶ様子に関心します。

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 3年生数学では、証明問題の発展的問題でしょうか?なかなか解決の糸口が見つからないような問題には、「教え合い、学び合い」で、相互に高め合っています。生徒間の関係性も良く、対話的に学び、「わかった」ことを、さらに自力解決してみることで「できる」につながります。こうした学びから「できるようになる」ことを多くしていくのが、「自ら学び取る学習」です。自己実現に向け、がんばれ3年生。

2.5Mon.第44回全国中学校スケート大会 男子500mResults

 全中スケート2日目。男子500mの結果をお知らせします。

男子500m 第5位 北海道千歳市立千歳中学校 廣瀬友哉 38.87(トップとの差1.73秒)

 全国第5位おめでとうございます。スプリント勝負の500m。想像もつかない緊張感を感じるであろう大舞台で、納得の滑りができた結果ではないでしょうか。自己ベスト38.37秒で第5位という結果に、またこれまでの日々の努力に敬意を表します。お疲れ様でした。

2.5Mon.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業40

1、3年生理科 

 3年生理科では、最終単元、持続可能な社会の実現(ESD)の学習をしていました。「人類がこの地球で暮らし続けていくために、2030年までに達成すべき目標がSDGs。17の開発目標で分類しています。

 3年生理科の授業では、課題「持続可能な社会のために」の学習として、ひとり一人が、「新技術」を選択し、「新技術は、10年後、20年後の未来をどう変えていくのだろう。」という問いに向かいました。イメージマップを作成し、タブレット端末を活用しながら課題解決を図ります。

2、2年生技術

 中学校のプログラミング授業にも様々な種類があります。2年生ともあって、レベルアップしているようで、『日本語プログラミング言語「なでしこ」』という、日本語でプログラミングできる言語を学習していました。

 なでしこは日本語を基にしたプログラミング言語で、直感的で分かりやすくできているようですが、真剣な表情でプログラミングにチャレンジしていました。

2.4Sun.第44回全国中学校スケート大会 男子1000mResults

 長野県エムウエーブで開催されている第44回全国中学校スケート大会に参加している廣瀬友哉さんの4日(日)男子1000mの結果をお知らせいたします。

男子1000m 第12位 北海道千歳市立千歳中学校 廣瀬友哉 1:19.77(トップとの差3.66秒)

 惜しくも入賞とはなりませんでしたが、1000mの自己ベストをマークしました。トップの選手は、1:16.11、帯広の選手。2位佐呂間、3位帯広と北海道勢が占めています。1/100秒を争う厳しい戦い。大舞台での自己ベストは、実に立派です。明日、男子500mが行われます。自分の滑りができるよう果敢なチャレンジを・・。

2.2Fri.2年生学力テスト

 2年生は、今年度最後の学力テスト。「どれくらい力がついたか」、「できているところ、できていないところはどこなのか」等を自己理解するにはとてもいい機会です。テストの見直しや修正まで、しっかり取り組みましょう。8日(木)には、1,2年生の学年末テストが行われます。

2.2Fri.3年生の卒業合唱練習

 3年生は、私立高校の推薦や単願入試等も着々と終え、合格内定の通知もちらほら・・。2月は、私立高校A・B日程入試や公立推薦入試も予定されています。自己の進路実現目指して厳しい毎日ですが、昼休みには、パートごとに分かれて卒業合唱の練習をしていました。心ひとつに想いを歌に込め、歩んできた道を振り返る。ちょっとした、試験対策の合間に、みんなで声と心を合わせられるチーム感がこの卒業生たちの強みです。

2.1Thu.学校だより2月巻頭言「主体性」

 「2月は逃げる三月は去る」等といいますが、2024年も慌ただしく過ぎていきます。3年生は、自己実現に向け、教科の勉強、面接試験でのアウトプットの力等、まさに志高く、未来を志向しています。義務教育9年間を修了するにあたり、他者と協働し、解決困難な難しい課題にも、前向きにチャレンジしていくような未来を切り拓きたくましく生きる力を培うことが、中学校の大きな目標です。

 2月の学校だより、巻頭言を掲載します。

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主体性(自ら選択・決定、自己表現) 校長 金 森 直 人

 1月1日に発生した能登半島地震において、お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げるとともに、被災された方々に心からお見舞い申し上げます。また、千歳市には自衛官として、被災者救済や復興支援に今尚、ご尽力されている方々も多いのではないでしょうか。地元を離れ高校入試に臨む中学生や子ども達、不自由な生活を強いられながら、復興に向け頑張っている方々にも、私たちにできる支援や協力をしていかなければと感じています。

令和5年度重点教育目標  「主体的に学び 心豊かに行動し ねばり強く挑戦する生徒の育成」~夢や志をもち、未来をたくましく生きる~

 千歳中学校の2024年がスタートし、一ヶ月が経ちました。R5年度の重点教育目標を上記のように設定し、「変化の激しい時代に、志高くゴールを定め、多様な他者と豊かに協働しながら、ねばり強くチャレンジする未来の創り手を育成する」と願いを込めました。その評価が、子ども達の姿として成果を実感できる後期後半です。

 義務教育段階の「学びや生活」では、子どもの主体性、自ら選択・決定したり、自己表現する「動」的な力の育成(自分で動く力)が、すべての教育活動で重視されています。教職員にとっても、ティーチングから、子ども達が「自分の力で自分なりの最適解を見つける」ように促していく、「ファシリテーター」への自己更新が教育のDX化と共に、大きな変革期となっています。

 そのような時代の要請の中、3年生は、12月と1月の学年集会で、「進路期の学習をどう取り組むか」、「面接では何を問われ、どう表現していくか」等について、委員生徒主導でプレゼン授業をしていました。1月23日のOPEN SCHOOLでは、新入予定の小学校6年生に、生徒会事務局が委員会活動や学校行事を、パソコン部が中学校生活全般についてスライドショーを駆使してプレゼン説明してくれました。インプットが多い学生時代の学びですが、アウトプットすることによって、より確かな力となり、変化に対応できる「思考力・判断力・表現力」が身につくという教育書に書かれるような「子ども達の伸び」が実感できました。

 「火山灰土のやせた土地にも、しっかりと根を張り、幹太く成長する柏の木」に象徴される『柏葉の精神』は、協働の中で、自ら行動を起こし、ねばり強く挑戦する姿勢から培われ、子ども達が、脈々と千歳中の伝統を創り上げています。

 3年生は、受験期の学習の総まとめです。面接の中で、自らの強みや考え方、生き方について、どう表現していくか、生徒同士、多くの先生と、面接練習をしています。「将来、〇〇になるために、語学力を伸ばし、多様性の世の中で国際感覚を持った大人になりたい」「例えAIが進化して多くの仕事が取って代わられても、〇〇という職業は、豊かな感性とコミュニケーション力を必要とするので、人間にしかできないと考えています」「SDGsや貧困、環境問題等、解決しなければならない大きな問題も、地球規模で考え、身近な足元の行動から取り組んでいきたいと考えています」・・(実際の面接練習での生徒達の回答より)等々、「自己の強みや将来像、選択の確かな根拠」を自己のことばで伝え、「自己実現 志高く、未来へ」飛躍の春にしましょう。受験期の健康管理にも十分気を配り、頑張ってください。保護者のみなさん、教職員、全校みんなで応援しています。

1.29Mon.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業39

 中2数学では、確率の勉強をしていました。「偶然起こるすべての現象を1としたときに、あることがらの期待される程度を数字で表したもの」を、その確率といいます。授業では、二つのコインを同時に投げた時の、「表表、表裏、裏裏」のでる3つのパターンが、実際に出現した回数を記録し、計算で導き出した確立と比較検証していました。図で表したり樹形図で整理したり、出現するパターンを整理する方法をつかんだ人は、比較的、「確立」が得意分野になります。体験をともなって、「楽しく、確かに・・」学んでほしいと思います。

 中1英語では、” You look so happy. ” ” You look sad. ”といった表現を「使える」ように、ゼスチャーゲームのアクティビティで盛り上がっていました。コミュニケーションツールとしての英語ですから、「本当に嬉しそうだったり」「元気いっぱいだったり」・・・ジェスチャーで伝えることも、その様子を見て「楽しそうだねー」と言葉(英語)で伝えることも・・どちらも大切な表現力です。

 2年生理科では、直列回路、並列回路にしたときの電圧や電流について実際に測定しながら、法則性を学んでいました。小グループで協力しながら順序立てて実験を行い、記録化し、法則性を見出しいていく、あるいは検証していく・・五感を働かせて学ぶことが、確かな理解、生きて働く知識・技能の習得につながります。

 

 1年生の廊下には、代表委員会で作成したポスターが張られています。「環境は人を育てる」・・いい環境、いい校風づくりに、生徒のみなさん、ひとり一人が関わっていきましょう。

 

1.28Sun.笑顔にひらく花コンサート

 1月28日(日)、北ガス文化ホールで、「笑顔にひらく花コンサート」が開催され、本校吹奏楽部も、北栄小スクールバンド、富丘中吹奏楽部とともに、駒澤大学附属苫小牧高等学校吹奏楽局の演奏にジョイント出演しました。障がいのあるなしに関わらず、音楽でひとつになれる笑顔の「わ」とタイトルのついた第10回目となるこのコンサートは、障がい者自立支援ワクワクプロジェクト実行委員会の主催。多くのボランティアやスタッフ、趣旨に賛同する出演者や満員の大ホールの観客・・。様々なジャンルの曲目の心躍るステージ、力強く、躍動感に満ちた演奏に、笑顔輝く演奏会でした。マーチング全国大会に出場し、台湾遠征も控えている駒大苫小牧高の吹奏楽局のステージは、圧巻のパフォーマンスでした。吹奏楽部の皆さんにも大きな刺激になったのではないでしょうか。

1.23Tue.Open school実施!!

 1月23日(火)の5・6時間目に令和6年度の入学者対象入学説明会(Open school)を実施しました。説明会の中では、本校生徒会による委員会の紹介やパソコン部による学校行事の紹介や部活動紹介など千歳中学校の概要を説明しました。新入生は、最後まで集中して話を真剣に聞いていました。

 4月から元気な姿で入学し、勉強も、部活動も、委員会活動も、全てにおいて自主的に活動することを期待しています。

  

  

1.22Mon.「受験は団体戦」

 3年生は、「受験は団体戦」を合言葉にしています。みんなで、自己実現に向かう「絆の強さ」と「自治力の高さ」について、折に触れて話してきました。6時間目の学年集会では、面接試験のポイントや注意事項、姿勢や礼法、言葉遣い、実際にどんなことをきかれるのか等、とても分かりやすいプレゼンテーションでした。今回、中心となって、集会の企画運営を行ったのが学年生活委員会、昨年末には、学習委員会から「勉強の仕方」のプレゼンも行っています。「自らの力で・・」現3年生の、主体的、創造的な生徒会・委員会活動と学びに向かう姿勢に、いつも驚かされます。がんばれ、受験生!「みんなの力で・・!」

 

■授業では「難解な課題にも、みんなで考えを練り合い、ねばり強くチャレンジします」

■面接試験の受け方、ポイントを自分たちのことばで伝え、集団も自分事として受け止めています。こうした進路学習を生徒主導で、できるなんて、(道内には類を見ない)先進的な取組です。

1.22Mon.はまなす学級に和楽器「筝」の響き

 はまなす学級では、和楽器「筝」の演奏に挑戦。講師の先生に演奏の仕方を教えていただきながら、授業の終わりには、「さくら」をみんなで演奏するまでに・・。講師の先生も、「やっぱりのみこみがはやい」と感心していました。和楽器特有の心を落ち着かせるような素敵な音色が響いていました。

1.22Mon.ねばり強く挑戦する

 3年生の応援絵馬に「自己実現~志高く、未来へ」と願い事を書きました。能登半島地震で被災した中学生百数十人は、親元を離れ、学びの場を被害の少ない地域に移してのチャレンジ。不自由も多い中での挑戦となりますが、「がんばってほしい」と心から感じます。様々な不安や悩みも少なくない進路期を迎えた本校の3年生ですが、「教え合い学び合いから共に高め合う姿」や、「今日、下見行って明日の試験頑張ってきます」「今日午後からの試験、頑張ります」・・と挨拶してくれる笑顔に心洗われます。

 3年生の学級通信から、「ねばり強く挑戦する」とは、どんなことなのか、目標、信じる、努力・・・そういったことをあらためて教えられたので掲載します。

1、信じて努力を続ければ・・

3年生の学級通信に「君たちには、夢を叶える力があります。そして、その夢を叶える力を持っています。だから、自分自身で立てた目標は達成可能だし、全員にチャンスがあるのです。実現できるかは、それを自分が信じられるかどうかです。・・・略」

 通信には、「できる!やれる!」そうやって自分を信じられたらあとは行動!「できるまでやる自分」になるよう、限られた時間にも行動あるのみ!・・・と。自己実現に向かうみなさんにエールを送る内容にとても共感します。 

2、強く願うこと、ひたむきな努力

 こんな格言があります。If you can dream it, you can do it.(願えば、叶う) Where there is a will, there is a way.(意志のあるところに、道がある) Ask, and you'll get it.(求めなさい、そうしたら手に入れることができます)

 「夢や目標を持ち、強く願えば、それは必ず叶う」といった格言です。しかしながら、この全ての言葉には、ものすごく大きな「大前提」があります。それは、「ひたむきな努力さえ怠らなければ・・」ということ・・・。結局、自分自身の夢や大きな目標設定をすると、その達成のための具体的「努力の仕方」が変わってきます。この「努力することの大切さ」を知っている人は、夢を叶えたり、大きな偉業を成し遂げたり、時に「天才」と呼ばれたりもします。「強く願うこと」はとても大切ですが、「願い事に対してしっかり努力を継続すること」は、もっと大切なのです。 

3、こんな質問に何て答えますか・・

 3年生の推進入試や面接の際に「一問一答ではなく、あえて抽象的な、あなたはどう考えます?」をたずねてくる学校があります。答えは、ひとつではないので、「その人の生き方やものの考え方が、どんなもので、未来の創り手となる可能性をもったものなのか」を知るには、実に高校にとっては、興味深い設問なのです。「あなたにとって、学ぶって何ですか?」 「みなさんが社会に出る頃には、どんな社会になっていると思いますか」「今ある多くの職業がAIに取って代わられると言われていますが・・」

 そんな、問いにも「自分の思いや姿勢を豊かに表現していける」それが、学びに向かう力であり、人間性であり、「生きる力」なのではないでしょうか。少なくとも、「努力とは?」の問いに、『目標を定め、継続して力を尽くすこと』『困難になり諦めそうになっても前向きに取り組むこと』といった答えが、コロナ禍に耐え、新たな伝統を求め続けた3年生には、出てくるもの・・と先生たちは、確信しています。がんばれ受験生!!

1.18Thu.いじめ撲滅集会実施

 1月18日(木)6時間目にいじめ撲滅集会を実施しました。自分たちの生活する学校をより良くするために自主的に取り組む素晴らしい活動となりました。具体的には、生徒会が中心となって集会までの流れを進めていき、代表委員から各学級に下ろす中で『ほんわかの木』の作成など本当に素晴らしい取り組みを行っています。今後この取り組みを更にレベルアップしていくには、各自が普段の生活を見直し改善していくことが大切です。

 今後更に良い学校になることを期待しています。

  

1.17Wed.シェイクアウト訓練

 令和6年は多くの犠牲者と甚大な被害を及ぼした能登半島地震ではじまりました。北海道胆振東部地震以来となる震度7が観測され、被害は広範囲に・・。余震、津波、火災、孤立する集落、困難を要する救助活動・・。大地震の恐ろしさを感じました。ある程度の予知は研究されていますが、いつ起こるか、その規模や回数が分からない地震。私たちも、もしもの時に、まずは自分と自分の大切な命を守る、「自助・共助」についても、訓練をしておく必要性を感じます。担任の先生から地震発生時と訓練の意義、諸注意を行い、その場で「3つの安全行動(まず低く、頭を守り、動かない)」を体験するシェイクアウト訓練を行いました。

1.17Wed.「もちつき」

 はまなす学級では、「もちつき」授業を行いました。先生、学校職員、多くの人の協力をもらい貴重な体験となりました。もち米を炊き、持ちを練り、つき、つきたてをちぎって丸めて・・・。中にあんこを入れた「あんころもち」や「きな粉もち」、自分たちでついたお餅を、楽しそうに食べていました。生徒のみなさんには、季節感や日本の古くからの風習、つきたてのおもちのおいしさや柔らかさ・・いろんなことを五感で感じ、体験的に学んでほしいと願っています。

 日本には稲作信仰があり、稲は「稲魂」や「穀霊」が宿った神聖なものだと考え、崇められてきたそうです。稲から採れる米は人々の生命力を強める神聖な食べ物であり、米をついて固める餅等は、とりわけ神聖なものとされてきました。(米から醸造されるお酒も・・)

 そのようなことから、祝い事や特別な日、年の初め等に、餅つきをするようになったそうです。餅つきは一人ではできないため、『人々の連帯感を高め、喜びを分かち合う』という社会的な意義もあったそうです。貴重な体験になりましたね・・

 

1.13Sat.全道中スキー大会アルペン競技の結果

 朝里川温泉スキー場で開催された第56回北海道中学校スキー大会の結果をお知らせします。

12日(金)GSL  

 千歳中 佐竹隼正 第37位 ① 39.31   ②40.84 合計タイム 1:20.15 

13日(土)   SL

 千歳中 佐竹隼正     ①1:03.65 ② ー   合計タイム      ー

2日間に渡るチャレンジ、お疲れ様でした。

   

1.11Thu.北海道中学校スキー大会参加

 令和5年度(令和6年開催)第56回北海道中学校スキー大会アルペン競技 が、1月11日(木)〜13日(土)小樽市【朝里川温泉スキー場】で開催され、管内大会で出場権を得た、本校の佐竹隼正さんが参加します。11日(木)には公開練習、12日(金)GSL(ジャイアント・スラローム)、13日(土)SL(スラローム)と、北海道内から集まった約120名が競い合う2本のタイムレースです。GSLは15名、SLは11名の選手に令和6年2月6日(火)~ 2月9日(金)長野県野沢温泉スキー場で開催される、全国大会の出場権が与えられます。中学校での競技生活の集大成、健闘を祈ります。

【写真は、10日朝里川温泉スキー場での練習の様子】

1.6Sat.第55回アンサンブルコンテスト札幌地区大会「金賞」

 第55回アンサンブルコンテスト札幌地区大会が1月6日(土)Kitaraで開催され、本校は金管三重奏(2年和田さん、日登さん、徳永さん)で参加し、「金賞」を受賞しました。55校の出場校の中で金賞を受賞した学校が26校。さらにその中から7校のみ、北海道大会への出場権を得ることから、期待がかかりましたが、僅かの差で全道大会進出とはなりませんでした。

 しかしながら、「3人ともにレベルの高い演奏でした」「金管3人でここまでよく演奏できたと感心しています」など、審査員からの講評では、お褒めの言葉をいただくことができました。

 顧問の斎藤先生によると、この2ヶ月半での3人の成長には目を見張るものがあるようです。セガサミーゴルフ大会での地域に出向いての演奏やエスコンでの演奏、日々の努力・・すべての吹奏楽部員の目標を明確にした着実な努力と取り組みが、個人として部として、着実な成長につながっています。半年後の吹奏楽コンクール、念願の全道大会進出をめざして、個もバンドも「音、音の調和、曲づくり、表現・・」にさらに磨きをかけて欲しいと願っています。「金賞」おめでとうございます。

曲名:金管三重奏曲

作曲者:ネリベル

区民センターを借用しての練習やKitaraでのリハーサル風景とロビーにて

1.7Sun.第54回北海道中学校体育大会スピードスケート競技

 スピードスケートの第54回北海道中学校大会が6日、 釧路市柳町スピードスケート場で開幕しました。 7日までの2日日程で、延べ202人が全道一を目指します。 本校の廣瀬友哉さんは、6日男子500m、7日1000mにエン トリー。2月3日(土)~2月6日(火)長野県のエムウェーブ( 長野市オリンピック記念アリーナ) で開催される令和5年度全国中学校体育大会 第 44 回全国中学校スケート大会への出場権をかけた、氷上の熱戦です。 男子500m決勝は第7位、男子1000m決勝は第12位で全中出場を果たしました。おめでとうございます。決勝ではバランスを崩したり、本来の滑りとはいかなかった部分もあると聞いています。2月の全国大会までに再調整し、中学生としての競技生活最後の全中に、思いっきりチャレンジを・・。

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第54回北海道中学校スケート大会 スピードスケート競技(2024.1.6-7 釧路市 柳町スピードスケート場)

男子  500m     第 7位 廣瀬 友哉  千歳中学校   41.27 (全中出場)

男子1000m  第12位 廣瀬 友哉 千歳中学校 1:26.57 (全中出場)

1.6Sat.石狩管内中体連スキー大会の結果

 石狩・空知の中体連スキーアルペン競技大会が、歌志内のかもい岳国際スキー場で合同開催され、本校3年生の佐竹さんが参加しました。SLスラローム・GSLジャイアントスラロームともに3位の佐竹さんは、令和5年度(令和6年開催)第56回北海道中学校スキー大会アルペン競技 1月11日(木)〜13日(土)小樽市【朝里川温泉スキー場】に参加します。中学校最後の大会です。健闘を祈ります。

SL    佐竹 Best Time 38.55 第3位

GSL 佐竹 Best Time    58.94 第3位

 

1.5Fri.2024年のスタートにあたって

令和6年能登半島地震へのお見舞い

 このたび石川県能登地方を震源とする大規模な地震により、お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災されました皆様に心からお見舞い申し上げます。

 また、千歳市には自衛官として、被災者救済や被災地の復興支援にご尽力されている方々も多いのではないでしょうか。災害復興支援にあたるあたる皆さんも健康安全に留意され、がんばってください。被災地では余震が続き、多くの方が不自由な生活を強いられ、寒さや衣食住、ライフライン復旧等、不安な日々を過ごされていることに胸を締めつけられる思いです。皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

 

2024年のスタートにあたって

 令和6年、2024年がスタートしました。辰(たつ)は、動物にあてはめると竜(龍)ですが、竜は十二支で唯一の想像上の動物です。辰年は陽の気が動いて万物が振動するので、活力旺盛になって大きく成長し、形がととのう年だといわれているそうです。

 子どもたちの限りない可能性が開花し、個性が輝き、チームが躍動する2024年となり、新しい年が、皆様にとって、笑顔あふれる一年となることを願っています。

       千歳中学校教職員一同

12.27Wed.卓球教室 石川佳純さん千歳へ!

 卓球女子のオリンピック3大会連続メダリストの石川佳純さんが、12月27日(水)、千歳市北ガスアリーナで、卓球教室やトークショーなどを行いました。卓球やスポーツの魅力を伝える「47都道府県サンクスツアー」として昨年4月から全国各地を訪問しているもので、北海道が15か所目。

 千歳市と近郊から小・中学生51人が参加しました。一般のギャラリーも400人程集まった中で、エキシビションマッチや実技指導など、参加した本校卓球部の生徒にとっても貴重な経験となりました。トークショーでは、2021年東京五輪等、世界での戦いを振り返りながら、「勝負は最後まで絶対に諦めないこと」、「強くなるには心・技・体の三つをバランス良く高めることが大事」等々、参加した子ども達にとっても、心に響くお話しでした。

12.24Sun.みんなのXmas音楽祭

 クリスマスイブの日にエスコンフィールド北海道で開かれた音楽祭。北海道ゆかりのプロのアーティスト、様々なジャンルの小・中・高校生を集めた音楽を楽しむクリスマスイベント。セカンドベースに設けられたFIELDステージでは北海道にゆかりのあるアーティスト5組によるクリスマスコンサートが開催され、オープニングとフィナーレでは、道内高校吹奏楽部がクリスマスソングを演奏しました。Fビレッジの夜空に花火も打ち上がる音楽祭となりました。本校吹奏楽部も、10名限定での演奏となりましたが、エスコンフィールドHOKKAIDO FIELD LEVEL として、ライト側のコンコースで参加。多くの人に演奏を楽しんでもらうことができました。素晴らしい球場でのストリート演奏、とてもいい経験になったようです。

 

12.23Sat.北海道新聞掲載記事「さあ冬休み楽しもう」

 12月22日(金)の冬休み前集会の中尾生徒会長の呼びかけや3年1組の学活の様子等、千歳恵庭版の「千歳、恵庭の小中 年内最後の登校」という記事で掲載されました。著作物利用許可を申請し、紹介します。

  「北海道新聞12月23日掲載」北海道新聞社許諾D2312-2412-00027556

12.22Fri.冬休み前集会

 冬休み前集会が行われ、冬休みの生活や学習の注意事項やポイントについて、生徒会役員・各委員長から、プレゼン形式での説明がありました。今日、教育に求められているものは、児童生徒自らの「主体性」、自分事として自ら考え、主体的に行動し、多くの他者と協働して、新たなアイディア、新たな未来を・・。

【12月の学校だより 巻頭言より】

Well-being「なりたい自分・就きたい職業」キャリアデザイン力   校長 金森 直人

 2023年の世相を表す「今年の漢字:税」。一年を通じて増税議論が活発だった一方、定額減税、インボイス制度導入等、「税」にまつわるテーマに関心が高かったことが理由のようです。イスラエルのガザ攻撃や先が見えないウクライナ情勢、2022年「戦」の漢字が未だに影を落とす世相ですが、来る2024年は、「未来に希望が広がる一年に」と願うばかりです。

 「税」の発端は、教育界でいうと、(少子)超高齢化社会の到来。「異次元の少子化対策」も具体が見えてきませんが、本年4月には「子ども基本法」が施行されました。「すべての子どもが将来に渡って幸福な生活を送ることができる社会を目指す」ため、①差別の禁止➁生命及び発達の権利③意見の尊重④子どもの最善の利益等といった基本理念を示し、「全てのこどもの健やかな成長、Well-beingの向上」が言及され、教育にも大きく関わってくる部分です。義務教育段階においても、年々低下傾向にある子どもの幸福度や自己肯定感をどう向上させるか、子どもたちを取り巻く様々な問題が深刻化している今だからこそ、学びの場でのウェルビーイング向上、環境づくりにも取り組んでいかなければなりません。

 「主体的に学び 心豊かに行動し ねばり強く挑戦する」を重点に、「夢や志を持ち、未来をたくましく生きる」生徒の育成に「チーム千歳中」で取り組んできました。4年ぶりの全校実施・保護者公開となった「個が輝き、集団が躍動する体育大会や文化祭」、「仲間と共に心と技を磨き努力の大切さを学んだ部活動等での活躍」、「日常活動の充実と新たな伝統づくりを見事にやり切った生徒会・委員会活動」と、2023年の躍進に子どもたちの主体的な、ウェルビーイング向上、ねばり強いチャレンジ精神の獲得に成果を実感しています。

 

 新しい年を迎えると、いよいよ3年生の自己実現への「挑戦」です。「10年後の職業はAIに取って代わられる・・」という話題と共に、少子高齢化による様々な業界の「成り手不足」も深刻です。教育や福祉の分野、航空業界、交通・運輸、IT関連やエンジニア、一次産業、グローバル人材・・等々、「働き手が引く手あまたの時代」、(選ばなければ)何らかの職はあるかもしれませんが、色々な業界が、国外からの人材を採用している現状もあります。それこそ、Well-beingに生きるには、将来、「なりたい自分や就きたい職業」へのキャリアデザインを面接でプレゼンできるような人材が、変化の激しい社会をたくましく切り拓き、自己実現していくはず。公立高校も、私立高校も第一志望です。「それぞれのルートへ進んだその先をどう考えているか」を語れるだけの確かな学力の獲得と自己表現力が大切。3年生の自己実現に向けた努力を全校生徒も先生も、家族も、心から応援しています。3年生のみならず、進級し後輩を迎え入れる1,2年生にとっても、有意義な冬季休業としてください。

 

 この一年の保護者・地域の皆様の学校へのご理解・ご協力に対し、心より感謝申し上げます。来たるべき新しい年が、明るく希望に満ちた年となることを願い、師走を迎えてのご挨拶といたします。この一年、ありがとうございました。

12.23Fri.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業39

 3年生の社会科は、経済の領域、家計・企業・政府等について学び、「経済の三つの主体はどのような役割と責任があるのか」について、学習を深めていました。食品や商品にはどんなルールがあるのかを調べ共有する学習からスタートし、企業・家計・政府の立場で、商品表示違反など、私たちの安心安全を脅かす問題やトラブルの解決のために何ができるのか・・グループの中で、対話的に、考えを出し合っていました。他のグループの考えを共有したり、班内で自分の考えをアウトプットし、考えを練り合うことで、難しい課題にも自分事として向き合っていました。学習のまとめでは、社会科特有の「ことば・用語」を使って、1時間の学習を振り返っていました。

12.21Thu.合唱部クリスマスコンサート実施!!

 12月21日(木)放課後に合唱部のクリスマスコンサートを実施しました。本当であれば、先週に予定されていたクリスマスコンサートですが、約1週間延期となりました。クリスマス時期にふさわしい曲の選曲など、こころが和むひと時となりました。冬休みまで残すところあと1日。良い年末年始になるように体調管理をしっかりと心掛けましょう。

  

12.20Wed.いじめのない学校づくりを自らの手で・・

 「ほんわかの木」を作成し、各学級掲示した道徳に続く第二弾、いじめ撲滅学活。

いじめのない学級(学年・学校)を目指すために、いじめゼロに向けた学級決意文を考えます。はじめに、いじめがない学級をつくるために「大切にすべきキーワード」を考えます。班で共有し合ったキーワード(心情面・行動面)を黒板に書き出し、全体で交流します。「いじめをなくすために集団がする約束=学級決意文」を班から、そして学級全体の決意文として一本化していきます。

 前回の道徳、今回の学活と、委員自らが、司会進行を務め、意見を焦点化し、学級決意文の完成にリーダーシップを発揮します。しっかりとリーダーの指示を聞き、班での話し合いでは、役割分担して、意見発表⇒共有⇒班として焦点化⇒発表と実にスムーズ。

 学習(授業のあり方を含め)のみならず、『主体的に考え、他者と思考を共有し練り合い、新たな考えや発想を生み出していく』、こうした過程を通して、学びが深まっていきます。

 生徒自身の「自己選択・自己決定・自己表現」が、学びにも社会性の獲得にも重要だと言われています。いじめのない親和的な仲間づくり、自ら安心安全で心地よい空間づくり等、生徒「自ら」が進める、自治力の高い授業に感心します。

12.20Wed.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業38

1、授業は「受ける」のではなく、「取り組む」~自分から学びに向かおう

 3年生の電子黒板の学年連絡にこう書かれていました。受け身で「教わる授業」から、「自ら学び取る学習」への転換が、求められています。あまりにも時代の変化が激しく、解決困難な課題も山積する中で、多くの他者と協働して、自己決定、自己表現を大切にしながら、その「変化や困難」に対応していく力、未来を創造する力が求められ、「思考力・判断力・表現力」や「学びに向かう力」の育成がカギとなっています。学習の主体となるみなさんの目線で言うと①学んでいる頭の中が、五感を働かせ、アクティブに働いているか。➁見通しを持ち、自分の学びを振り返りながら、次の学習や生活に活かそうとしているか。③周囲と共に考え、新しい発見や豊かな発想が生まれる。といったことが、「学びの質の向上」につながります。「先ずは、自分から学びに向かう」、その主体性が大切です。

2.コミュニケーション活動からアクティブに学び取る

 Don't speak Japanese now. 英語のすごろくが始まりました。出た目の数で、様々な「質問」が出され、All English で答えていきます。日本語を使ってしまい、Startに戻ってしまう生徒も、実に活動的な学習で、英語を使ったコミュニケーション活動が楽しみながら行われていました。

3.テーマに沿った作文を書くには・・・

 1年生は、千歳市の「市民憲章作文」に取り組んでいました。ふるさと千歳の良さをどの視点からアピールするのか、「自然・文化・・?テーマは絞って書いた方が・・・」等々、アドバイスも受け、卒業生の市民憲章作文の表現法なども学びながら、チャレンジしていました。

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世界をつなぐ  北の大空。千歳川の  清い流れ。開拓  ここに一世紀。私たちは、誇りある千歳市民です。郷土の発展と、お互いのしあわせを願い、この憲章をかかげて、力強く前進をつづけます。

1 心身をきたえ、仕事にはげみ、

   明るく 若々しい まちにしましょう。 

1 自然を愛し、季節に親しみ、

   快く 楽しい まちにしましょう。 

1 きまりを守り、力を合わせて、

   美しく 住みよい まちにしましょう。 

1 年寄りを敬い、子どもの夢をはぐくみ、

   温かく 平和な まちにしましょう。 

1 文化を育て、希望にみちた、 

   豊かな おちついた まちにしましょう。

12.19Tue.第44回千歳市生徒会交流会

 第44回千歳市生徒会交流会が北ガスホールで行われ、中尾会長・坪田事務局長・稲垣事務局次長・佐々木副会長が参加しました。会議の口火を切るアイスブレイクを担当した千歳中、ちょっとした座席替えや自己紹介、クイズ等で、すっかり打ち解けた雰囲気に・・。各校の特色ある行事や生徒会企画の授業やイベント、委員会活動等々、他校の取り組みも共有でき、活発な意見交換から有意義な交流会となりました。いじめ防止の取り組みに主体的に取り組む学校、レクを通して人間関係を好ましく保つことで、いじめをなくそうとする取組、動画・プレゼン・生徒会企画などを駆使した学校祭等々・・、学校を代表する生徒会役員が集まった会議は、実にビジョンや責任感、実行力、企画運営力、コミュニケーション能力の豊かさが感じられ、「学校をつくる」という熱意が感じられる交流会でした。今後の各校での頑張りとさらなる交流の広がりにも期待します。

 

12.17Sun.千歳市民フットサル大会

 千歳サッカー協会主催、R5年度千歳市民フットサル大会【中学校の部】が、千歳市スポーツセンター【ダイナックスアリーナ】で開催され、プレミアリーグで千歳中学校Aが準優勝、チャレンジリーグで千歳中学校Bが優勝を収めました。

12.15Fri.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業37

 5時間目に日本大学の山崎先生が、2年3組をモデルとして、「提案授業」というかたちで2年生数学「証明」の授業を行ってもらいました。千歳市内、石狩管内からも20名弱の数学科の先生方が来校し、研究授業と研究協議を行いました。山崎先生の授業は、図形の性質を生徒の口から引き出してまとめたり、ピンと来ていないところを周囲で話し合ってみたり・・、学び合い教え合いや対話、協働的な学びを通して理解を深める授業で、次々に生徒から考えを引き出しながら、「なぜ、証明するのか・・」等、真理に迫っていく授業に感心します。生徒のみなさんの真剣なまなざし、にこやかに対話する表情がとても印象的な授業となりました。「生徒一人一人が、考え、表現し、練り合い、みんなで学び取っていく・・」という、学校だからこそできる、今、「大切にしなければならない授業観」を感じ取ることができました。

 

12.15Fri.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業36

 2年生数学の「証明」の校内研究授業が行われました。数学の中でも、この証明が苦手な人もいるのでは・・。「いいたい結論は示されているのに、結論にいたる道筋がひらめかない∠ABCなのか∠CBAなのか、対応するアルファベットがいつもごちゃごちゃになる」等々、学生の時に苦労した記憶があります。証明問題は、演繹法という手法で、「ある一般的な原理や性質等から、一定の(あるいは特殊な)結論を導き出す手法」で「三段論法」といった手法は聞いたことがありませんか?

例  大前提:AはBである ⇒ 小前提:BはCである ⇒ 結論 :従って、AはCである といった手法。

 平行四辺形の性質を証明するために、「どこの三角形の合同を証明すれば結論に至る。平行線の性質が使えるとひらめく・・」等々、図形や照明分野での「数学的な見方・考え方、ひらめき、気づき」がこうした授業の中から伸びてほしいと感じながら授業参観しました。もっと自分でチャレンジして、もっと失敗して、もっと仲間と対話して、「図形や証明問題」を得意分野にしてほしいと思います。

12.11Mon.家庭学習強調習慣

 2年生の学習委員会の取り組みなのでしょうか、毎朝、家庭学習の提出状況を学習委員が調べています。おそらく学級でも家庭学習を呼びかけながら、こうした取り組みを通して、『家庭での学習習慣を身につける』というのが大きなねらいだと考えられます。『委員や係の仕事』で大切なことは、「ただ回数をグラフ化するだけでなく、その活動のねらい(家庭学習習慣を身につけるため)を説明し、呼びかけることでねらいを達成する」ことです。自覚と責任を持ち、点検活動に取り組んでいる姿に期待します。(「自律的学習者」が一番伸びる)家庭での勉強や家庭学習の習慣化によるメリットにはどんなものがあるでしょう?

  1. 学校の授業の中で「わかった」ことを、「自分でできる」段階まで高める(復習)「わかるからできるへ」
  2. 得意を伸ばしたり、より高レベルな問題に挑戦する「自学自習の力で、強みを伸ばす」
  3. 家庭学習の習慣を身につける 「継続は力なり、家庭学習の習慣化(ルーティン)でレベルアップ」
  4. 自分の得意・苦手を理解する 「何ができて、何ができないか」をまずはっきりさせる(メタ認知)
  5. 計画を立てやり遂げるまで努力する習慣 「努力の大切さを理解する人は伸びる」

 他にもいろんなメリットがあると思いますが、習慣にすること、ねばり強さ、継続、そういったくせをつけることが、伸びにつながります。委員会活動の呼びかけに呼応して、学び方、学ぶ習慣を見直してみましょう。

12.11Mon.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業35

 1年4組の社会科研究授業が行われました。課題は、「アマゾン地域の森林減少を通して、今後の社会を考えよう。プリント資料を読み取りながら、アマゾンの木の伐採や森林減少がなぜ進むのかについて意見を交流していました。「アマゾン横断道路や農地・畑等の開発、材木需要・・」と、書き出し、ペアで交流しながら考えを出し合います。ブラジルの開発に関わって、先住民の声、生活や起きている問題等の映像視聴も踏まえ、さらにグループで①森林減少の原因、②開発と森林減少の影響を班で出し合い、メリット・デメリットをjamボードに書き出して議論を深めます。開発による大きなメリットもあれば、単に森林減少にとどまらない地球温暖化や不法伐採、先住民の生活が脅かされる等々、多面的な視点で意見・考えが交流されていました。

 「開発優先なのか、自然保護なのか・・? 立場によっても変わるし・・ (国・地球レベルで)バランスを保って・・、開発と先住民の生活を半分こする・・」・・いろいろな見方・考え方で意見が出されます。開発と森林減少・自然保護、どちらも、メリット、デメリットがあり、「持続可能な開発にするには・・」という答えは、ひとつではないし、そう簡単に答えの出せるものではありません。しかし、変化の激しい現代には、このような二者択一とはいかない、答えがひとつとは限らない問題にも、(多様な他者と協働し)納得解・最適解を生み出していくことが求められる時代です。様々な統計資料や映像資料を活用する力、多角的な視点で物事を考察し考える力、他者との協働から深める力、新たな発想やアイディアを生み出す力・・等々、一層身につけたい力です。

 

12.7Thu.いじめを考える 道徳

 「いじめを考える」道徳が、代表委員が、学級会をリードする形で行われました。「ことば」が引き起こす感情に気づいてほしいと「ほんわか言葉」と「チクチク言葉」について、班で協力して出し合っていきます。ことばの持つプラス面での力、心に傷をつける可能性もある言葉の怖さ・・・肯定的な人間関係が育つために必要な「ことばつかい」について話し合いを深めていきます。

 『仲間がいて、心地よい居場所がある、支持的・親和的な風土(学級)』ができていると、「いじめを生み出しづらい、失敗や過ちが許される(心理的安全性が高い)ので学びが深まる」等といわれています。生徒会、代表委員会等が主体的に授業を進めるかたちの道徳・学級会・集会・いじめ撲滅宣言等、子ども達が自分事として考えるとても意味ある授業となりました。「ほんわか宣言」をカードに書きこの授業を振り返っていました。このメッセージは、後日、文化委員の協力のもと、「みんなのほんわかの木」として掲示されるそうです。生徒会、各委員会のリーダーシップにもエールを送ります。

 

 

12.6Wed.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業34

1年生の社会では、「アマゾンの森林減少の問題をどう解決したらよいのだろう」という課題に協働的に学んでいました。「森林伐採が進むとどうなるのかな?」「アマゾンの森林って二酸化炭素を酸素に変える・・・」「地盤も緩むのでは・・川の氾濫や洪水が起きやすい・・」多様な考え方、色々な意見・考えが共有され、真実に近づいていきます。 

 SDGs(「持続可能な開発目標」。 簡単に言うと「世界中にある環境問題・差別・貧困・人権問題といった課題を、世界のみんなで2030年までに解決していこう」という計画・目標)やESD(Education for Sustainable Development持続可能な社会の創り手を育む教育)が、世界規模で重要視され、未来の創り手となる若者に、多様な人々と協働して、簡単には答えの出ない課題にも向き合い、納得解・最適解を生み出して行かなければ、持続可能な社会が実現しないという危機感があります。「地球規模で考え、行動は足もとから・・」対話を大切にして、「自ら考え、判断し、表現できる力」を培う授業に感心します。

 6日(水)のテレビ番組で、アフリカガーナに送られた「古着」が、どうなっているか・・、電子部品を焼却して金属を取り出して生計を立てている人々の生活や「電子ごみの墓場」をなくすための芸術や雇用の創出・・といった内容を放映していました。若者が、ガーナの人々の生活や自然環境を守り、再生させるために、様々なことに取り組んでいる姿に感銘を受けました。広い視野を持ち、地球規模で考えられる力、自分事として捉えられる力、小さな一歩から(行動力)・・身につけてほしい力です。

12.6Wed.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業33

 「(未来社会で)生きて働く知識・技能の習得」はもちろん、あまりにも変化の激しい時代の到来を背景に、「未知の状況にも対応できる思考力・判断力・表現力」等の育成が、未来の創り手となる小・中学生に求められています。教科特有の見方・考え方を働かせて課題解決や自己決定、自己表現したり、他者との学び合い、思考の練り合いの中からよりよい最適解や新たな発想を生み出していく(学びに向かう力や人間性をも豊かに・・)といった「学びの質の向上」が、子ども達にも、学校にも求められています。「すぐに検索をかければ、数秒で解決する一問一答的な記憶再生型の知識ではなく、課題を読み解き、わかっていることと導き出すことを整理し、自己をコントロールしたり、他者と協働し合いながら、根拠を持って解を導き出すような、いわゆる活用する力」を身につけることが、『生涯にわたって学び続ける人を育てる』ことになり『生きる力の獲得』だと考えられています。

 「何ができるようになったか」が、重視される学習指導要領なので、「(思考力・判断力・)表現力」の育成をあらゆる教育活動の中でねらっています。それは、学校行事や生徒会活動、部活動でも・・。教科特有の表現力といえば、実技教科の表現活動やパフォーマンスも得意・不得意が生まれがちな「表現力」です。自分の得意な分野を出発点に、豊かな表現力を身につけてほしいと願っています。

 

12.6Wed.インフルエンザ警報発令中

 11月末頃より、北海道全域、千歳保健所管内、共に「定点観測の数値がうなぎ上り」です。インフルエンザ警報が発令中です。師走を迎え、ウイルスが活動しやすい気候であること、人混みや混雑する場所への外出が増える時期であること等から、予防のための措置をワンランク上げる必要があると考えています。北海道教育委員会からも注意喚起のリーフが来てますので掲載します。各ご家庭での、予防、健康管理にもご留意ください。

【予防方法】
・できるだけ人混みをさける
・咳、くしゃみ、鼻水等症状がある場合は、マスクの着用や咳エチケットを行う
・石けんを使った手洗い、消毒の実施
・十分な休養とバランスのとれた栄養の摂取
・適切な湿度の保持(50%~60%)
・インフルエンザワクチンの接種

■北海道

■千歳保健所管内の推移

■北海道教育委員会 注意喚起

12.5Tue.人権作文表彰式

 12月5日(火)サッポロファクトリーで、第42回全国中学生人権作文コンテスト札幌地方大会表彰式が行われました。表彰式は、コンサドーレ札幌の高木駿選手が出演したり、質問コーナーもあったようです。サッポロファクトリーのアトリウムにあるクリスマスツリーもとっても素敵だったのでは・・。受賞おめでとうございます。

 優秀賞(北海道新聞社賞) 平間 安晃さん 「未来へつながる希望のために」

 優秀賞(レバンガ北海道賞)佐々木麻晴さん 「僕の卒業式」

 

12.2Sat.土曜授業と人権教室

 12月2日(土)、土曜授業が行われ、3時間目には人権擁護委員さんが来校し、人権教室を開催しました。人権擁護委員として来校した中島さん、温井さんのお二人は、第21代・第25代の千歳中学校の校長先生です。懐かしそうに校舎を回りながら、真剣にビデオ視聴し、人権教室の感想やネット使用で気をつけようと思うことをワークシートにまとめるみなさんの姿に感心していました。

 放送では、「第42回全国中学生人権作文コンテスト札幌地方大会」で優秀な成績を収めた千歳中の2名の生徒も紹介されました。表彰式は、12月5日(火)にサッポロファクトリーアトリウムで開催され、コンサドーレ札幌の高木駿選手が出演したり、サッポロファクトリー内のクリスマスツリー点灯式にも参加する予定となっています。

 優秀賞(北海道新聞社賞) 平間 安晃さん 「未来へつながる希望のために」

 優秀賞(レバンガ北海道賞)佐々木麻晴さん 「僕の卒業式」

 

 「SNSに潜む危機」というDVDを視聴し、ネットコミュニケーション、画像や動画の投稿、犯罪につながる危険性等々、みなさんの生活に切っても切り離せないSNSを使う上で注意しなければいけないこと、そこに潜む危険性など、考えることができました。最後に中尾生徒会長から人権教室のお礼の言葉がありました。

12.1Fri.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業32

 「一斉教授型」の授業から「生徒が、主体的に学びとる授業」への転換が求められています。2年生英語の授業では、「アダムスファミリーの7人の子どもの情報を集め、年齢や職業を推理・特定する」という、謎解きのような、わくわくする授業に目を輝かせていました。班内のコミュニケーション活動を駆使して、探偵のように集めた情報・ヒントから、リーダーが情報を集約し、班で推理していきます。Ues English!で班活動も悪戦苦闘。「五感を働かせながら、為すことによって学ぶ」というイメージの強い授業に感心しました。

 

11.30Thu.横田千歳市長来校

 千歳市の横田市長、佐々木教育長、教育委員会の方々が、学校視察に来校されました。「おはようございます」「こんにちは」とのみなさんの笑顔の挨拶、とても気持ちよく、校内や授業の様子を見て回ることができました。授業参観後は、校長室で、中体連や吹奏楽コンクール、アラスカ州ミアーズ中学校との国際交流の写真等も興味深く見ていただきながら、千歳中学校の教育実践や教育の動向等についてもお話ができました。変化の激しい時代に求められる教育について、タブレットやICT活用といった教育のDX化、「ラピダスも参入し、空の玄関口として国際化の進む、千歳の子ども達の英語力を高めたい・・」等々交流でき、貴重な機会となりました。

 

 音楽の授業では、2年生が童謡「浜辺の歌」を合唱していました。数学の授業では、タブレットを使ったり、問題の解き方について対話的に「教え合い学び合い」があったり・・、「いつも通り相談しながら解いていっていいんだよ・・」という数学の先生。3年生理科では、タブレットを使って、千歳市の何月何日、何時何分の星空をプラネタリュームのように観察していました。「おどろきやわくわく」を感じます。好奇心や探究心を出発点に「自ら学び取る・・」主体的な学習に期待します。

11.22Wed.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業31

1、1年生英語科

 空の玄関口千歳、ラピダス誘致による一層の国際化、千歳市に住む私たちにとって、語学力・英語力やコミュニケーション能力の向上は、未来の自分やキャリアに直接役立ってきます。You must study English hard for your future!

 1年生の英語では、アラスカ州ミアーズ中学校から留学生が来た経験をイメージし、留学生が来た時に、安全で、充実した日本の学校生活を送るために、学校生活の約束事やきまりをアドバイスする場面設定で、英作文、話すことを学習していました。「廊下は走ってはいけません」「学校では名札をつけなければなりません」「学校に遅刻してはいけません」「授業の2分前には着席していなけばなりません」等々、英文をつくりながら、ペアでチェックしたりアドバイスし合ったりしながら、意欲的に表現していました。「多少単語が抜けていたり、スペルや発音違い・・失敗も貴重な勉強」なので、確認し合ったり、修正し合ったりする対話で、共に高め合って・学び取っていく授業にしていきましょう。友達の力もかりて、自分で考え出した英文を自分のものにするためにも、練習問題や復習を大切にし、「できる!」力にしてほしいと思います。

2、2年生理科

課題「なぜ山の上ではお菓子の袋が膨らむのだろう?」

 なぜお菓子の袋が膨らんだのか気体の粒子を用いて説明してみよう・・という実験・考察・まとめに取り組んでいました。「目の前で、起きている科学現象を(理科特有の見方・考え方を働かせて考え)理科・科学的なことばを用いて説明できることが大切。「空気を抜くことで、粒子が減り・・」「容器内の気圧が低くなるので・・」「風船内の気圧の方が高くなるので・・」グループごとに、起こっている現象を、図や言葉の表現で、発表していました。主体的に学び合う姿勢が立派です。「起きている現象の説明」には、最適解もあると思うので、「対話的に学び合うことで、みんなが最適解に達して、自分の言葉で表現・説明できるようになってほしいなぁ」と感じる授業でした。

 

11.20Mon.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業30

 1年生の国語の授業、つながりの中で「星の花が降るころに」では、登場人物の行動や発言から、その心情の変化や心の動きを読み取る授業をしていました。単元の目標である「文章を、場面の展開や登場人物の描写などに着目して読み取る。(文章のつながりを読む)」「登場人物のものの見方や考え方について、自分の考えをもつ。(自分の考えとつなげる)」という目標にあるように、『戸部君の視点で物語を書いてみよう』という課題に、生徒達は、登場人物の描写から、その心の動き、こころの言葉を読み取って、物語に加筆していきます。

 フォームを利用して、教科書の記述に、戸部君の心の言葉を加えた文章は、クラスの人数通りの解釈が・・。班の仲間との対話から、ヒントをもらったり、他者の考えも取捨選択しながら、自分なりの「戸部君視点の物語」にねばり強く取組んでいました。登場人物の行動、情景描写から登場人物の心情とその変化を読み取り、それを根拠にして作品を深く「読み解く」・・。「読み解いて、ひたすら自分なりに書いてみる・・」結構な文字数で、ねばり強く書き表し、生き生きとした表情で、意見交換する生徒達が印象的です。

 

11.19Sun.ちとせ青少年育成市民会議顕彰セレモニー

 令和5年度のちとせ青少年育成市民会議顕彰セレモニーが北ガス文化ホールで開催されました。昭和55年(1980年)から、次代を担う青少年の健全育成を図ることを目的として千歳市青少年市民会議が設立され、変化の激しい社会の中で、明日を担う子ども達が安全・安心に暮らし、心身共に健やかに育つ環境の大切さを市民ひとりひとりが再認識し、みんなでより良い地域づくりをすすめようという趣旨で開催されています。(「北海道教育の日」協賛事業)

 本校からは、令和5年度「少年の主張」全道大会奨励賞受賞の矢部優実さんが「読書を『楽しむ』ことの大切さ」を発表、R5年度全国中学校体育大会第63回全国中学校水泳競技大会において、200m背泳ぎ第8位・100m背泳ぎ18位の森本将太さん、R4年度全国中学校体育大会第43回全国中学校スケート大会において1000m26位・500m11位の廣瀬友哉さんが、その功績を認められ、表彰されました。(顕彰)

 「心技体」に益々磨きをかけ、それぞれの秀でた力をさらに伸ばしながら、一層の活躍に期待しています。

11.16Thu.生徒大会

 生徒大会が行われ、2023年度後期~2024年度前期の生徒会テーマ「日華~太陽のように思いを照らせ〜」と事務局・代表、各委員会の活動計画が承認されました。「目指す学校像」を、一人ひとりが自分の能力を太陽のように輝かせることができる学校とした生徒会は、『自分の意見や想いを太陽のように眩しく、堂々と照らし、輝かせる』という意味合いでこの「日華~太陽のように思いを照らせ〜」としたそうです。

 IT化の影響で、今ある職業の49%が機械に代替される可能性、若手の人材不足、グローバル化による外国人留学生の採用増等、変化の激しい社会は加速度を増します。

  こうした時代背景から、社会や企業、教育においても、(変化の激しい社会の中で子どもたちが生きぬくために)『主体性』を育むことが、重要視されています。社会で求められている主体性は、「自分で考え、判断し、責任をもって行動する」力。身につけている知識・理解にとどまらず、『得た知識を生かして何ができるのか、世界や社会とどのように関わっていくのか』のほうが重視されます。

 教育の面でも、主体性(自己表現、積極的な行動、自己決定力)を育む教育がキーワードであり、「教わる学習」から「児童生徒自らが学び取る学習」への転換が叫ばれています。

 点検活動の先にある委員会活動の真の目標・ねらいを明らかにし、クリエイティブな委員会活動を展開することで、「責任感、企画力、目的遂行能力、コミュニケーション能力、リーダーシップ・・・」等々、将来、人生を主体的に切り拓(ひら)くために必要な力が育ちます。後期も、生徒会・委員会活動への主体的、積極的、チャレンジに期待しています。

11.16Thu.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業29

 1年生の英語では、「靴を履いたままあなたの家に入ろうとする留学生に何というか? 」と課題を対話的に課題解決し、「have to (has to)を使って ~しなければならない」という表現について学んでいました。「~しなければならない」いわゆるマストな表現(have to = must)なので、「ちょっと強い口調じゃなきゃ通じないよね・・」と先生からも・・" You have to take off your shoes "、国際都市千歳、(極端な言い方かもしれませんが・・)現代の英語は、単語量や文法の勉強もさることながら、やはりコミュニケーションツールとして使えるか、話して、聴いて、伝えられるか・・が大切なのではないでしょうか・・「テレビの出川イングリッシュ」ではないですが、英語でコミュニケーションできることの喜びや英会話による世界の人々とつながりが持てる可能性等、「〇〇できる」英語力をつけてほしいと思います。1年生のコミュニケーション活動では、「実際にこんな場面で何というか?どう表現、伝えていくか・・」を大切にして、対話場面・自己解決の時間を持つように工夫しているそうです。

 

11.16Thu.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業28

1、研究授業・公開授業

 15日(火)北海道教育庁石狩教育局の方が来校し、本校の研究課題「進んで考え、ねばり強く学びに向かう生徒の育成」について研修を深めました。変化の激しい時代に対応できる「思考力・判断力・表現力」の育成が不可欠な昨今。授業においても「自己選択、自己決定、自己表現」のある主体的な学習、他者と協働して「思考を共有、練り合ったり、教え合い学び合いから共に高まったり」・・そうした授業観への転換が重要となっています。その過程で、ツールとしてタブレット端末をどう有効活用していくか、教職員も日々研修を深めています。

 各学級の授業を見てもらった主査からは、生徒達の学びに向かう意欲、「生徒主体の活動や話合い活動」の中で見えてくる「良好な人間関係に裏付けられた学級集団の意欲的な雰囲気」にも、「いいですねー」という言葉をもらい先生たちもうれしくなりました。「自ら学び取る・自律的学習者として・・」「子どもが主語になる授業」ということが教育現場では叫ばれています。「教えてもらう」から「学び取る」へ、「わかったところでとどまらず、できるようになるまで」主体的にチャレンジしていきましょう。

2、対話場面のある授業

 「話合い活動」だけが対話ではありませんが、「思考を共有したり、練り合ったり、協働で正解・新たな発想を導き出したり・・」言語活動、言語以外の主体的課題解決場面も含め、対話のある授業を各教科で工夫しています。

 理科3クラスでは、協力し合って実験を進めたり、自己選択自己決定した太陽系の惑星について協働でプレゼンを作成したり・・といった主体的活動場面が印象的です。

 3年生国語では、短歌を分担しながら、表現技法や解釈についてスライドを作成してプレゼンしていました。個々で調べた内容を共有し合い深めます。アウトプットすることで、より確実な定着も・・。

 特設の1年生美術では、「クラスみんなで町づくり」に意欲的に取り組んでいました。個として「理想の家づくり」に取り組みながら、住所を割り当てられているので、町内や通り、町が町らしく見えるポイントアイテム等について、対話しながらイメージ化を図っていきます。「素敵な街灯をどの家にもおきたい・・」、「看板や標識・・」、町内や通り、創りたい町の雰囲気をより表現できるような工夫が話し合われます。また、個の「理想の家づくり」の作業の中でも、町全体をイメージを意識しながら制作に集中していました。

3、読解力・記述力

 国語科の先生が、「読解力や記述力をつけるには、説明的文章を読み解く学習が効果的」・・という内容のことを教えてもらいました。2年生の国語「モアイは語る」の単元では、文の構造が、序本論(序論・本論・結論)となっていること、「序論のでテーマ設定→本論で(いくつかの)課題提示とそれぞれのまとめ→結論で総まとめ」といった文の構造になっていることを学習。「〇〇字で要約・要旨は?・根拠となる記述は?」と、学習を深めていました。「モアイは明日の未来がどうなると語っているのか?」、「森の破壊」「地球」「イースター島のように」「飢餓地獄」「崩壊」などといったキーワードを用いながら、「自分はどう考えるか!!」についても学びを深めていました。

4、合格祈願

 3年生の廊下には、「落語」の芸術鑑賞教室の時、寄席文字で色紙をお願いした「合格祈願」の文字。また、修学旅行で、訪れた学問の神様「菅原道真公」を祀る、全国天満宮の総本社である北野天満宮の学業成就の御守りが飾られています。3年生数学の「理解できていない問題の再チャレンジ」の場面では、わかっている人にレクチャーを受けながら「自律解決」を図る姿に、受験生として学びに対して、いいチャレンジ、いい協力ができていることに感心させられます。「わかっている段階から、自分でできる段階まで」、ねばり強いチャレンジに期待します。

11.14Tue.「わかる」≠「できる」

1、「わかる ≠ できる」からの脱却

 『授業中、「わかった!」と生き生きと解答しているのに、いざテスト等で出してみると「できていない」・・』多くいの教科担当の先生方が、実は、真剣に悩んでいます。こうした事態に陥らないように、「わかるとできるは違う」ということを研究したり、*メタ認知能力やメタ認知を高めるための方法について調べたり、わかったという知識や理解を確実にするための授業の振り返りや*マインドマップづくりに力を入れる先生、等々・・、*は、ちょっと専門的で難しい話ですが、それぞれ工夫しています。

 「わかる≠できる」、つまり、「わかる(認知)」から「できる(活動)」ようになるには、みなさんの工夫、ステップアップが必要なようです。「わかったような気になっていて何もしなければ、忘却曲線で忘れ去るので、できる段階まで『(ドリル的に)反復・繰り返し』したり、授業や家庭学習の中で、「この学習で理解できたことは〇〇〇で、理解できなかった今後の課題は△△△」等といった『振り返り・自己評価』を継続する等、『わかる から確実に できる』へ、自分に合った調整、学び方のコントロールが必要なです。

 3年生の学級通信を紹介します。

2、「学び続ける人」になるために・・・ 「メタ認知」の大切さ

 哲学の父といわれるソクラテスは、「彼らは何も知らないのに知っていると思い込んでいるが、私は何も知らないということを知っている。」(無知の知)と言っています。「自分が認知している内容(自分は何もわかっていないということ)を認知している」、つまり、「自分は無知であるが、最低限、無知であると言うことは自覚している・・」といった意味合いで「無知の知」の大切さを説いています。

 常に学ぶためには「知らないことを自覚する」ことから始まる・・・「何も知らない自分だからこそ学ぼう」という姿勢を大切にし、「自分がいかにわかっていないかを自覚せよ、そこから学ぶ姿勢が生じる」ということを「無知の知」という言葉に込めているのです。

 小学校高学年くらいから、自分を徐々に客観視できる、「もう一人の自分」が現れます。イメージとしては自分が何かをしている時、「もう一人の自分が上から冷静に見ているような感覚」です。メタ認知能力が高まってくると、様々な面で自分を客観視して、対策を講じ続けることができるようになっていきます。メタ認知能力を高めるための学習方法や反省振り返りの仕方等、様々な書籍等も出されていますが、一般的に①課題解決能力が高まる(課題の本質を見抜き、どうすればよいか適切に考える)➁感情に振り回されない(自分自身を客観視して、冷静に感情を認知しコントロールできる)③円滑な人間関係を築ける(相手と自分の違いや、置かれている状況を俯瞰(ふかん)的にとらえ適切な配慮をしながらコミュニケーションをとる)④成績向上にも効果を発揮する(学習意欲が高く、主体的に学習する力があり、解き方・考え方の工夫をよく行うことができる)等、と言われています。

 学習を振り返って、自分は「何ができるようになったか」「何ができていないのか」客観的に認識し、新たな学習計画を立てたり、調整したり・・他者と協働したり、次の学びにつなげたり・・(学びに向かう力)」といった過程のすべてを「メタ認知能力」と捉えることができます。「生涯にわたって学び続ける人に・・」なるためにメタ認知の力を高めましょう。 

3、振り返り、反省、自己(他己)評価、まとめ・・・何のため??

 メタ認知の大切さを考えると、何のために授業を振り返ったり、まとめたり、テストで理解度を確認したり、自己評価したりするのかがわかってくると思います。「”わかった気になって”いないか、”できる”ところまで到達しているか、その認知度を図り次のステップにつなげるための評価やテスト」が学び続けるためにとても重要です。理科の授業では、その単元で習った事柄をアウトプットすることで、「自分が何を理解していて、どこの部分の理解が不十分なのか」を知る「マインドマップ」づくりをしているそうです。「わかる から できる」へ、「より生きて働く知識・理解」にするために、そして、メタ認知能力を高める上で、とても効果的な学習なのではないでしょうか・・・ぜひ、自分に合った振り返り方を見つける上でも参考にしてみてください。

11.11Sat.千歳市中学校バスケットボール1年生大会

 1年生にとっては、中学校で初の市内公式戦。女子は、フルエントリーでも5人に満たないため、部員以外の生徒にも手伝ってもらっての大会出場となりました。いわゆる「助っ人」として出場した選手もしっかりボール、ゴールに向かい、ひたむきにデフェンス、リバウンドに頑張っていました。「素直に・・一生懸命・・」な姿が、見る側の心に響き、声援が送られていました。男子は、まだまだ発展途上ですが、色々な強みや可能性(ボールコントロールができる、ドライブのキレ、一生懸命脚で守る、リバウンドにとびつく・・)を持った選手も多く、試合経験から得られるものは、今後の伸びにつながっていきます。「継続は力なり」、日々の練習の積み重ねと試合経験で得られる成果と課題を個とチームの強みにかえて、ステップアップしていってほしいと思います。

 「知(学びやクレバーさ)、徳(こころの豊かさ思いやり)、体(心身のたくましさ)」ともにバランス良く成長していくことが大切で、文武両道等といった言葉で表現されます。勉強やスポーツ、音楽・・ジュニア期の様々な活動に自ら主体的に取り組み、心豊かに協働し、ねばり強く挑戦する・・そうしたみなさんの日々の「一生懸命」を応援しています。

11.10Fri. My ゴールサポート講座実施

  11月10日(金)の放課後にMy ゴールサポート講座を実施しました。今回は、PTAおやじの会委員長の粟野さんに『ドローンの仕事』というテーマで講座を開いてもらいました。講座の中では、ドローンの飛ばせる領域の説明であったり、実際にドローンがどんな場面において活用されているのか等々普段はなかなか聞くことのできないお話を聞くことができました。

 変化の激しい社会の中で生き抜くためには、キャリア教育で身につけることができる職業観が必ず必要になってきます。今日の経験が職業選択につながることを期待しています。

 

11.8Wed.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業27

1、五感を働かせ、協働の中で学ぶ

 はまなす学級では、英語の授業で、目標1「動作をあらわす英語をおぼえよう」という授業を行っていました。目標課題2として、「英語すごろくをつくろう」という学習内容で、「動作を表す英語」のカードや問題をつくったり、スゴロク上に、カードを配置したりしながら、学習を進めていました。書いたり、読んだり、確認し合ったり・・動作を伴った作業を伴って英単語や動作を表す英語表現を理解できるよう、「主体的に学び取る学習」の工夫がされています。

2、11月8日は、1,2年生、3年生共に学力テスト。これまでの学習の積み重ね、理解度を知り、成果と今後の課題設定に活かして行きましょう。真剣な姿勢で取り組んでいました。

 

11.8Wed.インフルエンザ注意報・警報

 2023年第43週(10月23日~10月29日)までのやや古いデータですが、札幌圏、千歳保健所管内のインフルエンザの報告数が急増しています。石狩管内においても、主に小学校で、学級閉鎖、あるいは学年閉鎖等の報告や児童生徒・教職員の感染が11月の連休明けに急増。十分な警戒といつも以上の予防の対応が必要です。千歳中学校区の小学校にも、学級閉鎖が出ていますので、各ご家庭でもご留意ください。新型コロナ感染も一定数の報告があり、予防措置としては大きな違いがないので、乾燥する季節、季節の変わり目、特に注意が必要です。北海道の注意喚起のリーフを掲載します。

 

11.6Mon.凡事徹底

 3年生にとっては、「毎週のテスト、進路決定期を迎えての志望校選択、悩んだり、苦しんだり・・」大変な時期を迎えています。季節の変わり目、感染症の流行にも注意し、「心・技・体」を充実させましょう。3年生の学級通信には、『やはり日常がすべての基本です』ということが、強調されていました。スポーツや音楽でも、大会でのパフォーマンスや結果は、それまでの日常の積み重ねの集大成であり、日常以上の力は、なかなか発揮できないもの・・。「あたり前のことを当り前に徹底的にやること」=『凡事徹底』が、大きなことを成し遂げるための必要不可欠な条件なのです。

  様々な企業のトップが会社経営者として、この「凡事徹底」を座右の銘としています。(パナソニック創業者松下幸之助さん等)「特別なことではなく、ごく平凡なことを徹底してやり抜く」という意味であり、「物事を成し遂げるには、当たり前のことを当たり前にできるか、徹底してできるかにかかっている」というが、「凡事徹底」。

 野球界では、故・野村克也さんが阪神の(優勝)監督時代に「凡事徹底。当たり前のことを当たり前にやるのがプロ」とコメントしていた話が有名です。(阪神35年ぶりに日本一になりましたね)

 3年生の通信に掲載された、『あたり前のこと10カ条』は、すべての小中学生に身につけてほしい力であり、「社会に出て、最も必要となる基本的な能力」だと感じます。ぜひ、1,2年生も参考にしてみてください。

 

11.2Thu.後期中間テスト

 昨日の落雷で、本校でも「電話の故障」が発生。市内的には、ネット環境に問題も出ている学校もあるようです。1ヶ月ほど前にも、落雷被害が、PCやネット環境に影響を与えたりもしているので、「安全安心」を確保するために、暴風雪や降雨、落雷と、気象現象による危機管理にも十分注意を払う必要性を感じます。

 今日は、後期中間テスト。翌週8日(水)は、すべての学年で学力テストが予定されています。「どんな力が身について、今後の課題は何なのか」を明らかにするという意味で、学習の達成度、レディネスを見る大切な機会です。実施、振り返り、学び直しまで含めて、学習の深まりに期待します。

10.31Tue.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業26

 朝夕はめっきり気温も低くなり、1日の寒暖差も大きくなっています。雪虫もちら舞っていますから、初雪も近いのかもしれません。石狩管内各市町村では、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症等により、学級閉鎖やかぜ罹患者の増加も見られます。季節の変わり目の温度変化、高温多湿から、乾燥した空気となる季節には、体調管理に十分気をつけなければなりません。

1、「対話を重視した授業へ」

 会話やコミュニケーションだけが「対話」ではありませんが、「ノンバーバル(言葉を使わない・非言語)なものも含めて、個々の考えや意見、思考そのものを共有し合ったり、意見交換したりすること」が、『確かな理解や新たな考えの創出』といった意味で重視されています。授業の中で、「ある課題」についてペアで学習したり、教え合い学び合いが生まれたり、様々な意見や考えを共有し合ったり、ある人の考えをプレゼンしてそれをもとにさらにセッションが深まったり、他者の作品やパフォーマンスを見て聞いて感じることから自分の表現物・製作物・パフォーマンス等をさらに良いものにする(実技・技能系の教科)等ということも、ノンバーバル「対話」だと考えることができます。「対話」をきっかけに、子ども達がより主体的に考え、表現し、その思考や判断や自分なりの表現と共に他者と練り合う(共有する・比較する・新たに生み出す)ことで、確かな理解やより良い納得解・最適解、新たな考えが協働的な学びの中から生まれる・・ICTも有効活用した「子どもを主語にした授業、子どもが主役の授業」(子どもたちが自ら、主体的に、学び取っていくという意味合い)の実現が令和時代の学習指導要領には示されています。

2、国語科

 様々な「学力テストや諸検査等から千歳市の子ども達の「読解力と記述力」には課題があります。国語科では、文章を読み解く力、読解力を高めようと要点・要旨・要約を記述したり、根拠となる記述を探したり、文の構成を考えさせたり・・。あるいは、記述力を高めるため「書く」ということ、ある一定の文字数で記述することにも力を入れています。

 3年生の国語では、「いくつかのポスターから、ひとつ選択し、そのポスターの良さや特徴について、講評を400字程度でまとめる」という授業をしていました。近くの人と、意見交換したり、友達がどう感じているか等、対話もまじえ、自分なりの講評をつくっていました。

3、社会科

  1年生社会科では、ヨーロッパ連合(EU)が、なぜ統合に向かったか・・・様々な資料や統計グラフ等(資料活用)をもとに、グループで考えを出し合い、対話の中から深め合っていました。「1ユーロって何円ぐらいだったっけ?150円くらいじゃない・・、1ドルと1ユーロを円に換算すると同じくらいかな・・、この収入のグラフは円に換算すると・・。」そんな会話がとびかいます。資料活用の力とともに、様々な資料をもとに、地理・歴史・公民的な視点で、「なぜこうした動きになったのか」社会を読む、自ら考える力がついてくるなあと感じる授業でした。

3、技術

 技術科では、ラジオを作成していました。LEDライトつきなので、LEDライトの特性や使われている用途等についても説明され、基盤のはんだごての手順や注意事項等について、熱心に学んでいました。「ものづくり」の分野では、周囲の人と協力したり、できばえを比べ合ったり、近くの人とポイントを確認し合ったり・・そこで生まれる対話も学びを深める協働です。

 

10.28Sat.石狩管内バスケットボール新人大会

 10月28日~29日と石狩管内新人戦バスケットボール大会が開催されました。予選リーグを突破した女子バスケットボール部が、ベスト4以上の南北海道大会出場を目指して決勝トーナメントに挑みました。1回戦緑陽中学校に勝利し、2回戦は、第1シードの恵み野中学校との対戦。1年生の上達も見られ、ねばり強くチャレンジしましたが、現段階での力の差も痛感する結果となり惜敗。結果、管内新人戦はベスト8という結果に・・。ミニバス経験が、チーム力を大きく左右する中学校の女子バスケチームの中で、1,2年生で目標を持ちながらねばり強く練習を続けてきた成果が、チームで守るディフェンス力、1年生のファンダメンタルの向上、2年生のスピードあるプレーやキレのあるステップワーク、シュート力向上につながっています。次のステージへ、新たな目標設定をし、ステップアップしていきましょう。

10.25Wed.合唱部引退式

 10月25日(水)放課後の時間帯に合唱部引退式を行いました。最後は、合唱部全員で心のこもった合唱を披露してくれました。3年生にとっては、合唱部のメンバーと歌う最後の合唱となるため、みんなの気持ちが一つになり本当に素晴らしい引退式となりました。

     

 

10.24Tue.石狩管内中学校文化連盟 生活体験・英語暗唱発表会

 10月24日(火)江別市民文化ホール(えぽあホール)で、石狩管内中学校文化連盟の「生活体験発表会」・「英語暗唱発表会」が開催されました。石狩管内7市町村から生活体験発表32名、英語暗唱発表に32名が参加し、管内的な交流を行いました。生活体験発表には、本校から大畑優月さんが「争いとどう向き合うか」という演題で発表、英語暗唱発表には、木村明日香さんが「Audrey Hepburn」を発表。二人とも日頃の学習の成果をステージで堂々と表現していました。管内規模でのこの中文連の発表会も、アフターコロナの貴重な表現活動の機会となりました。

10.24Tue.後期生徒会役員・生徒会委員認証式

 後期の生徒会役員・生徒会委員の認証式が行われました。後期の中尾生徒会長が認証され、後期生徒会活動への決意を述べるまでは、前期77代生徒会の仕切りで、認証式がスタートしました。緊張感に満ちた中で、生徒会役員・生徒会委員が認証され、代表の生徒会長、委員長が認証状を授与され、決意のことばを述べました。校長からは、次のような言葉を送っています。

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 まずもって、「輝想~ひとりひとりの想いを輝かせて~」を生徒会テーマにWith コロナの新たな伝統を創造した第77期生徒会・委員会のリーダーシップに敬意を表します。日常活動、体育大会、文化祭等の学校行事にひとり一人の想いを大切にして、学級、学年、学校がひとつになって、集団が輝く主体的で、創造的な、生徒会活動を見せてくれました。

 もう5年ほど経ちますが、「新しい学習指導要領のキーワードは「主体性」です。学習においても、「教えてもらう」よりも「自ら学ぶ」、主体的、自立的に学習に取り組む姿が求められ、検索ですぐ答えが出てくる単純な記憶再生型の「知識・理解」よりも、「自ら考え、思考を広げ深め、豊かに表現する力」それも他者との協力、協働の中で・・・といったことが、「変化の激しい時代に未来の創り手として生きる」ために必要な力であるといわれています。

 この「自らの力で・・」「主体性を持って・・」「自治力の高い集団」をつくっているの教科の勉強だけでなく、この生徒会活動(自治的活動)やスポーツ・音楽・芸術活動等です。3年生が後ろ姿で見せてくれた主体的、創造的な生徒会活動を後期1.2年生を中心とした第78期の生徒会役員・生徒会委員がけん引してくれることに期待を寄せています。新たな伝統づくりを目指して・・。

 

10.24Tue.お弁当の日

 今日は、21日(土)の食育授業を受けてお弁当をつくってくる日。給食前の会話も弾んで、楽しそうです。「自分でつくりました」「おかずが一部自分です」・・・等々、栄養素など考えたお弁当計画にそって、「自分で・・」という生徒が多かったようです。今日は、給食もありませんから、日頃の学校給食のありがたみや、お弁当が必要な時に家族がつくってくれることへの感謝を実感しながら、お弁当づくりに励んでくれたら、とても貴重な学習だと思います・・。

 

10.21Sat.フリー参観日

 今日は、土曜授業で、来校人数も時間も制限のないフリー参観日でした。生徒の授業の様子を多くの保護者に見ていただくことができ、「学校での授業や取組、日常の様子」等について、理解していただき、一層の協力や家庭での教育や養育に活かしてもらえると、とてもうれしいと思っています。

1、求められる「授業観」の改革

 「ICTをツールとして使いこなし、子どもが主体的に学び取るような授業」への変革が、学校現場では求められています。PCやnetで検索すれば、「知りたい知識・技能は得られやすい時代」。「多様性を認め合いながら協働し、子ども達が、自ら主体的に考え、思考判断し、自分らしく表現していく、その学びの中から、新たな考えや発想、納得解・最適解を創造して行く・・」そういった、「思考力・判断力・表現力」といった活用する力と「協働的な学び」が、変化の激しい時代に未来の創り手となる人材を育てるKey wordと千歳中学校では考えています。

2、学び意欲の向上とわかる楽しい授業

 右上の2コマ:2年生英語 英語の質問に英単語カルタで答えます

上の3コマと下の2コマ:1年生理科では、「ドライアイスの状態変化」について、予想を立てたり、結果をまとめたり、そのことについてさらに考察したり、「自ら追及すること」を大切に授業が進みます。

下の3コマ:英語では、1年生が original questionづくり "  Which  〇〇 do  you   like  ?  "に熱心に取り組んでいました。Tabletを活用し、検索した画像等も使いながら、工夫して、質問内容や表現を繰り返すことで、活用する力を身につけ、英会話でのコミュニケーション力アップに期待しています。

下の3コマ:2時間目の食育授業は全校一斉のテレビ放送を活用。生活習慣を振り返ったり、食事や栄養、食育に関わる学習を深めながら、10月24日(火)の自分で弁当をつくる日(給食なし)の計画づくり。小中学校では、学校給食が多いですが、高校や休日の部活動等、自分の親に「弁当をつくってもらう」ということも多々あります。そうした苦労を理解したり、自分でも栄養バランス等も考え、自分でお弁当をつくれるように・・・食育について多くの事を考える機会としてください。(フードロスが問題となっている先進国に対し、世界では、貧困や食糧不足で、食べるものがない、栄養失調や飢餓等といった世界規模の課題もあります・・)

10.20Fri.漢字検定

 20日(金)の放課後、28名が実用漢字検定に挑戦しました。漢検のホームページには、『漢検へのチャレンジが「勉強が苦手&キライ」というイメージを取り除いて、やる気を引き出してくれるはずです。おまけに毎日学ぶ習慣が身について、基礎学力のトレーニングもでき、目前にひかえた高校入試、そして将来に向けてもしっかり役立ちます。』等と書かれていました。漢検や英検等、「資格を得る」だけでなく、語彙力を身につけることは、「読む、書く、理解する、表現する」といった力を高める効果もあります。ぜひ、自分の今のレベルから、少しずつレベルアップし、合格していく楽しみ(努力が成果につながる実感)を味わえる漢検や英検(実は数検もある)にチャレンジしましょう!

 

10.20Fri.第50回石狩管内中学校音楽発表会歌唱部門

 第50回石狩管内中学校音楽発表会【歌唱部門】が、北広島市芸術文化ホール(花ホール)で、開催され、本校合唱部が参加しました。虹、証の2曲を発表し、青葉中学校合唱部15名に本校の8名、向陽台中学校の7名が千歳市中学校合唱部合同で、Nコンの課題曲Chessboardを合唱。会場からもあたたかな拍手をもらっていました。美しいホールで、緊張感の中披露した2曲、みんなで歌った声と心を合わせた合同合唱・・、美しく響くハーモニーと豊かな表現に、「みんなで響き合うって気持ちよさそうだなぁー」とこころが熱くなりました。管内のいろいろな学校が集まった中で、貴重な経験となりました。

10.19Thu.テーマタイム

 1年生は、「テーマタイム」。警察・自衛隊・郵便局・歯科クリニック・美容室・飲食店・お菓子・情報ゲーム関係・保育園等、10の事業所の方々に絶大なご協力をいただき、働くこと、職種のことについて、将来のキャリア選択について、社会に出て必要になってくること等々、業種、仕事内容の特徴をわかりやすく説明していただきながら、質問や体験もまじえ、キャリア学習を進めていただきました。生徒達の真剣な表情や、「自分の強み、興味の持てることを追究する、あるいは探すことがすごく大切」、「人間性、コミュニケーションといったことが最も問われる」・・・等々、講師の方々の社会で活躍し、第一線でやりがいを持って働く方々の「生のことば」が心に響く講義に、感銘を受けました。

 コロナ禍、なかなか学校に地域の方や職業人の方々が、授業協力や講演で来ていただくことができませんでした。今回は、PTAおやじの会の協力もあり、地域で働く地元の職業人の方も多く講義を引き受けていただきました。千歳中学校もコミュ二ティー・スクール「地域と共にある学校」に指定されています。地域・保護者の力も借りながら、みなさんの成長・発達や学びを地域で支えていく・・そんなCS(コミュニティー・スクール)の良さを実感するキャリア教育となりました。「自分の良さや強み」「職業観」「将来のキャリアデザイン」「社会で求められる基礎的・汎用的(どんなときにも生かすことがきる)能力」、つまり身につけなければならない社会性や働く上での磨くべき能力について、考えるきっかけになったのではないでしょうか。

 この場を借りて、ご協力いただいた地域の方々、事業所の皆様に心より感謝とお礼を申し上げます。ありがとうございました。

10.18Wed.テーマタイム オリエンテーション

 1年生は、19日(木)に行われる「テーマタイム」のオリエンテーションを行いました。テーマタイムは、1年生のキャリ教育の目玉で、実際に社会で働いている人たちに来ていただき、「その職業の内容や仕事のやりがい、その職業に就くには・・」等々、説明や質問の対話的なやり取りの中から、職業観や将来のキャリア選択について学びを深めてほしいというねらいがあります。今日の集会では、日程や内容、テーマタイムの実施方法の確認などを行い、学年の先生からは、「職業、働くことについての学びを深め、自分の将来について視野を広げるきっかけにしてほしい」という話がありました。

 

10.17Tue.2年生職場体験前日集会

 10月17日(火)6時間目に2年生の職場体験前日集会を実施しました。コロナの影響で職場体験が実施できていませんでしたが、今年度は明日からの2日間、各事業所において職場体験を行います。なかなか経験の出来ない貴重なキャリア教育となるため事故や怪我のない有意義な職場体験になることを期待しています。そして、自分の職業選択において今回の職場体験での経験や感じたことが活かされるとさらに良いですね。

   

  

10.17Tue.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業25

 3年生国語の研究授業「聞き手の工夫」。インタビューの場面で、話し手・聴き手の動画を視聴し、「聴き手の工夫」に着目しながら授業が進んでいきました。〇「話し手の内容に共感・肯定している」 〇「話し手の話しに自分の意見や考え、エピソードを交えてまた聴いている」 〇詳しい説明を促す(だんだん具体的に) 〇聴衆も巻き込んでいる ・・さすが3年生、様々なことを指摘します。いい言語活動に感心します。このあと、自己アピール文の作成にあたって、班員の良さ・強みを他己評価してジャムボードに「いいとこみつけ」をしていました。みんなが捉えてくれている「自分の良さ」も参考にしながら、自己アピール文づくりに励んでいました。「自分のことをしっかりと他者に伝える表現力、話し手の良さ、表現を引き出す聞き手の工夫」、素晴らしい言語活動です。

10.16Mon.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業24

1、社会

 1年生社会科では、西アジア・中央アジアの輸出品の帯グラフから、特徴的な点、考えられることを書き出し、ジャムボードで、資料の読み取りについて、「思考・考え」を共有していました。こうした思考の練り合いから、「社会科特有の見方・考え方を働かせ、思考を練り合うことで、より理解や考えを広げ、深めることができるんだなぁ・・」と感じました。 

  

 3年生社会では、「マスメディアと政治」の単元でしょうか・・数社の新聞を読み、記事内容の取り上げ方や特徴等について、グループで協力しながら整理していました。対話から「気づき」が生まれ、思考を共有しあうことで、「より深い理解や学び」が生まれます。

2、数学

 3年生数学は、「二次方程式の文章題」、数学的な見方・考え方を働かせて、『式を立てる』ことさえできれば、解が得られるのですが、そこが苦労する、難しさもある分野です。おそらく、『図や表やグラフに表してみて、求められていることを整理することが重要なのでは・・』。2次方程式の文章題を解く(読み解く)ポイントは・・、

①「求められているものを X とおく」 ②「=で結べる式を見つける」 等と、よく言われます。最近の入試問題など(裁量問題等もなくなり)、いわゆる「思考力を問う問題」、「しっかり問題を読み解いて、わかっていることと、求めるべきことを整理しなければ解けない問題」が、必ず出題されます。皆さんが培った「数学的な見方・考え方」で、「整理し、気づき、ひらめくように・・・」粘り強く日常に取り組んでください。

 実際、点が移動することによってできる二つの図形の重なりが、「三角形から台形に変わった・・」ときらりと光る気づきが、授業の中で聞こえてきます。3年生の益々の頑張りに期待します。