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2024年6月の記事一覧

【校長室から】響く歌声

 毎日、音楽室からの歌声が校舎内に響き渡っています。

 ふと気がついたのは、校歌でした。2・3年生が大きな声で歌い、1年生も徐々に覚えてきて、その歌声もすっかり馴染んできています。校歌を声高らかに歌える学校、素晴らしいと思っています。母校に愛着を感じ、堂々と歌える姿を私自身も誇らしく感じています。今後もことあるごとに、全校生徒で歌う場面を共有したいと思っています。

 また、最近は昨年度の合唱曲が、けっこうなボリュームで聞こえてきています。体育大会が終わり、市内中体連が終わったばかりですが、「もう文化祭?」と思わせるぐらいの熱量で素敵なハーモニーを奏でています。確かに、今週中に文化祭の学級審議があり、合唱曲の選定作業始まります。

 経験上、歌声が響く学校には、たくさんの思い出やつながりがクロスし、充実した学校生活が創り上げられていくものと確信しています。文化祭はもちろん、日常生活での生徒の活躍や成長が楽しみでなりません。

「歯を大切に」という世界共通の願い

 様々な工夫をこらして定期的に更新されている保健室前廊下の掲示板。
 今回は「虫歯予防デー」にちなみ「歯の生え変わり」の話題が取り上げられています。
かみ砕きすりつぶす役割をもっている「歯」は、乳歯が20本。
 それが28~32本の永久歯に生え変わるにあたって、世界各地の風習や考え方、そして国旗がアクション付きで49か国も紹介されています。
 どの国にも共通しているのは「歯を大切に」という願いです。
 一度抜けた永久歯は二度と生えてきません。歯とそれを支える歯茎のお手入れは全世界共通の考え方ということがよくわかる掲示です。.

 

熱闘中体連 ~次の頑張りにつなげて~

 週末の14日(金)・15日(土)に千歳市内中体連大会が行われました。3年生を中心に練習の成果を果たそうと必死に大会に挑む姿がありました。また、競技の成果はもちろん、当番校としてのお手伝いや競技に向かう態度・マナーなども千歳中学校の代表として素晴らしいものがあったと聞いています。そのような地道な日常の積み重ねを今後も大切にしてほしいと願っています。

 週末は今年度初の定期テストとなります。頭と心を切り替えて、MYゴール手帳に記載した計画表をもとに、将来のために、授業+家庭学習に力を注ぎましょう。

 保護者の皆様、中体連大会に関わってたくさんのご声援ありがとうございました。

 

【校長室から】ようやく夏の兆し

 昨年の猛暑を経験し、今年はどうなるのかと気をもんでいましたが、5月から6月にかけてなかなか気温が上がらず、風の強い日が続いていました。今週に入り、ようやく強い日差しが照り注ぐようになってきました。

 気がつけば、今年度も2か月半が経過し、明日からは市内中体連大会が開催されます。昨日は、壮行会が開催され、各部からこれまで支えてきてくれた家族・先生・仲間への感謝の言葉が述べられ、精一杯競技してくるとの力強い決意表明が溢れていました。

 私からも、感謝の気持ちを持てない選手には、競技中に背中を押す風は吹かないことを話し、大会に臨む前と大会が終わった後に感謝の気持ちを噛みしめてほしいことを話しました。そして、どんな結果になろうとも一切の言い訳をしないプレーに徹してほしいことを話しました。うまくいかない結果があろうとも、何のせいにも誰のせいにもすることなく、今持てるすべてを出し切ることに注力することを話しました。

 千歳中に関わる全ての人が、みなさんの活躍を信じていますし、応援をしています。

 これから暑い夏に突入します。中体連の熱気の波に乗じて、まずは夏休みまで駆け抜きましょう。週明けには、定期テストもありますし・・・

中体連壮行会

 中体連大会に向けての壮行会が行われました。生徒会の進行、吹奏楽部のリズミカルな演奏により会は始まりました。各部部長からの挨拶、生徒会からのメッセージ、選手宣誓など、短い時間の中にもピリッと引き締まる、大会直前の独特な雰囲気に体育館は包まれていました。

 応援も含め全校生徒で盛り上げましょう。当日の頑張り、活躍を期待しています。

 

平日参観授業

 昨日は今年度2回目の参観授業。平日にも関わらず、たくさんの保護者の皆様に学校に足を運んで頂きました。保護者・地域の方々にはいつも温かく学校を見守って頂き、感謝しております。

 4月のスタートから早いもので2ヶ月が過ぎます。学校では日々「ととのえる」ことの大切さを確認しています。①教室環境や机周辺を「ととのえる」 ②言葉遣いやマナーを「ととのえる」③授業規律を「ととのえる」

 ~夢や志をもち、未来をたくましく生きる~ 全校生徒一人一人のチャレンジが楽しみです。

喜寿を迎える千歳中学校

6月4日(火)は千歳中学校77回目の開校記念日。
喜寿とは長寿を祝う日本古来の風習。
「喜」の草書体「㐂」を分解すると「七十七」とも読めることが由来のようです。

千歳中学校は、市内9つの中学校のうち、
4つの中学校の母体となり、
3つの中学校を統合してきた歴史を持ちます。
簡単な沿革は以下の通りです。

1947(昭和22)年6月4日、教室4つと職員室で開校。
   同  年  9月 校章制定
1949(昭和24)年 校歌制定
1951(昭和26)年 新校舎完成
1054(昭和29)年 体育館完成
1957(昭和32)年 青葉中学校に分離
1962(昭和37)年 千中に北栄分校設置
1966(昭和41)年 水明中学校と統合
1968(昭和43)年 泉郷中学校と統合
1971(昭和46)年 北栄分校が北進中学校として独立
1975(昭和50)年 富丘中学校に分離
1984(昭和59)年 北斗中学校に分離
1989(平成 元)年 はまなす学級開設
2012(平成24)年 真町中学校と統合

卒業生は2024(令和6)年3月で
20、326人に達しました。

昭和37年新築校舎と旧校舎昭和52年撮影平成7年9月撮影

『柏葉の精神』
みんな 足もとをごらん 火山灰 そう やせた大地です
みんな あの林をごらん かしわ そう 太くたくましい木です
やせた土地でも かしわはたくましいのです
どんなにつらくても ぐんぐんのびてゆく
千歳中の生徒のように

【校長室から】体育大会の成果

全校が集う大行事が成功裏に終了しました。
なかなか気温が上がらず、パラパラと小雨が落ちる中でしたが、生徒の熱気で盛り上がりを見せました。

開会式の中で、2つお話ししました。
一つは、体育的行事ですので、得意な人もいれば苦手な人もいる。どうしても結果は出てしまうけれど、各々が精一杯取り組むことが大事であるということです。リレーでは、大差がつく場面でも、油断をして手を抜いたり、あきらめて全力疾走を怠ったりすることなく走り切りました。また、けが等で競技に参加できない人も、長縄跳びの声出しをしたり、学級旗を振ったりして、一生懸命参加をしていた姿が印象的でした。

もう一つは、頑張っている姿に声援を送ったり、支え合ったりして盛り上げてほしいことをお話ししました。自分のクラスはもちろん、他学年へも熱い応援の声を届ける姿がたくさん見られ、とても微笑ましく思いました。

期待していた場面があちらこちらで見ることができ、千歳中の良さを確認することができた一日となりました。生徒自身もそのことを感じてくれたことと思います。

また、早朝から「おやじの会」の呼びかけに8名ほどの保護者が集り、会場づくりに力を貸していただきました。さらに、転倒する生徒などが相次ぎ、本部の救護が慌ただしくなると、PTA役員の方などが率先して対応に加わっていただきました。本当にありがとうございました。今後ともできる時にできる範囲で、ともに学校教育に携わっていただければ幸いに思います。