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2023年7月の記事一覧

6.27Thu.第54回北海道中学校陸上競技大会

 7月25日~27日に釧路市民陸上競技場で開催された『第54回北海道中学校陸上競技大会』の結果をお知らせします。男子100m・200mに出場した上野・本間両選手は、惜しくも予選敗退。上野さんは、200mで自己新を出しています。男子4×100mRでは、予選でチーム新のタイムながらも予選敗退。ハイテクACアカデミーの久保さんは、女子1500mでは予選敗退となりましたが、女子800m決勝への進出。最終日27日のレースでは、

 1日目、2日目の競技場の気温は35度ときいています。そんな中、北海道大会の場で、自己新記録を出す等、持てる力を充分に発揮してチャレンジしたみなさんに敬意を表します。本当にお疲れ様でした。

写真は、左:釧路市民陸上競技場・中 右:管内中体連陸上リレー競技より

 

7.26Wed.暑い夏に「夢や目標を持って・・」

 夏のインターハイは北海道開催。様々な種目で、熱戦が繰り広げられています。高校野球の準決・決勝がエスコンフィールドで開催されたり、千歳の日本航空高校が、全国大会の大舞台で活躍したり・・・。中体連も真っ盛りで、水泳全中への出場権を得たことをお知らせしましたが、釧路では、陸上部が全道中体連に挑んでいます。30度を超える今年一番の猛暑の中、コンディショニングに十分注意し、持てる力を存分に発揮してほしいと思っています。

1、「夢や目標を持って・・」ひたむきな努力の美しさ・価値

 さて、スポーツや音楽の華々しい一面が、やはり見るものに感動を与えますが、私自身は、その華々しい活躍・躍動に至るまでの、「目標を持った、ねばり強い、継続的な努力」が、人の人生において最も価値あるものと考えています。おそらくは、そうした物事に打ち込むうえでの、目標設定・努力の継続・工夫や調整・メンタルといったものが、後々の個性や人柄、働き方や余暇の楽しみ方・・・といったものを ” かたちづくる ”とも思っています。

 美術部は、文化祭や卒業期に使用するステージバックづくりに取り組み始めました。もちろん、自分の興味のあるコンクールへの出品作品の制作にも取り組んでいるでしょう。ステージバックは、部員みんなで取り組む共同制作の意味合いがあるのではないでしょうか・・

 北海道吹奏楽コンクールを控えた吹奏楽部は、一音一音、部分部分の表現方法にまでこだわり、楽器パートごとに曲作りに余念がありません。あるパートは、部員が相互に、あるパートは大学生や社会人に講師をお願いして真剣そのもの・・その他に「合奏」の合わせで、曲想をつける訳ですから、運動部に負けづ劣らず、時間と努力も要するもの・・

2、部活動地域移行に想う・・

 上記の様な泥臭い努力があって初めて、「表現者として」、華のある作品・華のあるステージに立てること、その努力にこそ、美しさ、価値があるものと思えてなりません。令和7年には、部活動を地域へ移行・・ということで、千歳市でも徐々に協議会での協議がスタートしていますが、スポーツ・文化・音楽、未来の担い手となるジュニア期の子ども達の、個性にあった様々な「表現活動」の下支えをしている、学校教職員の「○ ○ を通して人を育てる」という思いも尊重され、スポーツ・文化活動に継続して携わりたいと考える指導者には、指導に対する最低限の対価や身分保障が得られるような地域移行であってほしいと願っています。

 

3、「個別・最適な学び」

 千歳市では、「子ども達の生活・学習習慣確立」と「学力向上」を目的に五教科のAIドリルを導入してくれました。夏季休業中持ち帰っている、クロームブックを家庭学習に有効活用し、紙ベースの勉強、デジタルドリル・・・(五感を働かせた)様々な方法で自分に合った学習習慣を確立してください。最近のデジタルドリルは、AI判定で、正誤採点やその判定結果から、苦手の類題の再提案、ペンを利用した手書き解答等々、「自分がどこがわかっていて、どこができていないか・・」自分のことを「知り」ながら、良さを伸ばし、弱点強化するには持って来いのドリルです。「得意な教科の苦手単元から・・」とか「苦手教科のよく分からない単元を重点的に・・」とか、是非、目的を持って活用してみてください。

 先生用のアカウントから入ると皆さんのドリルにチャレンジして人数も分かるので、「〇〇%の生徒が使っていますよ」と、教えてくれました。水分補給、気分転換も上手にやりながら、暑い夏を乗り切ってください。

7.24Mon.北海道中学校水泳大会(函館)

 7月21日~23日函館市民プールで開催された『令和5年度北海道中学校体育大会 第44回 北海道中学校水泳大会』に出場した3年生森本将太さんが、下記のように二種目制覇、全国標準記録突破で、8月17日~19日香川県で行われる全国中体連への出場を決めました。おめでとうございます。また、女子50m・100m自由形に出場した3年生藍原さん、女子50m自由形に出場した吉成さんは、惜しくも予選敗退という結果でした。今大会の成果と課題を次のステージにつなげてください。お疲れ様でした。

男子200m背泳ぎ 優勝 2分12秒26(全国標準突破 香川全中へ)

男子100m背泳ぎ 優勝 1分01秒29(全国標準突破 香川全中へ)

  

7.23Sun.第21回キラキラコンサート

千歳ライオンズクラブ主催の第21回キラキラコンサートが北ガス文化ホールで開催されました。

「Liberty Intelligence Our Nation’s Safety」(自由を守り、知性を重んじ、われわれの国の安全をはかる)の頭文字を並べたライオンズクラブのスローガン。約100年の歴史がライオンズクラブ国際協会に登録され、45,000を越えるクラブで活躍する会員は130万人以上。世界最大の「奉仕」クラブ組織です。ウクライナ戦争の周辺支援やトルコ地震の被災地支援、その地域地域の社会貢献や子どもたちの健全育成に様々な活動を行なっているのがライオンズクラブです。千歳ライオンズクラブでは、小中高生の音楽を通じた健全育成、文化振興の目的にこのキラキラコンサートを開催していただきました。コロナ禍を乗り越え、観客を入れての第21回の開催となっています。

 北栄小の伝統あるスクールバンドや北陽、千歳のダイナミックな演奏、北斗中のリコーダーや富丘、勇舞の同じ中学生の特色ある演奏も見せていただきながら、千歳中学校の演奏にも磨きがかかってきました。

曲目 1、呪文と踊り 2、式典のための行進曲「栄光をたたえて」

 中文連、セガサミーゴルフ大会での演奏、夏の演奏会・・・様々なステージでの多くの経験が、「表情ある演奏」に仕上がってきた印象があります。フルートの澄んだ音色、重なっていく楽器の特徴を活かした切れがあり、迫力ある演奏・・演奏に「自信」とメリハリが感じられ、楽しい演奏会でした。北海道吹奏楽コンクールにも、何よりも自分たちの音楽を表現し、楽しみ、伝統ある千歳中サウンドを聴かせて下さい。「伝わる」のは、表現者の技術や曲づくり、演奏者の想いです。夏季休業、勉強にも音楽、仲間づくりにも全力で・・

7.21Fri.夏休み前集会

 7月21日(金)5時間目、夏休み前集会を体育館で実施しました。集会の前半では、生徒会を中心として各種の表彰を行いました。代表生徒が抱負を述べ、全校生徒の前で立派な発表を行うことが出来ました。その後は、委員長が夏休み中に気をつけてほしいこと等をスライドを使用して発表していました。

  

校長先生から(一部抜粋)

1、「自分なりの良さ・強み・個性を伸ばす」

=「目標であるゴールを設定し、計画的に努力する事が大切」

=「可能性という原石を努力という石」で磨くから光を放つ

 

2、安全安心、命を守る行動

 =みなさんの自己管理、危機管理、自主自律の力です。 

生徒の皆さん、休業中、「チャイムを鳴らすのは自分です」。

目標を持ち、ON/OFFをコントロールしながら、自律的な生活を送ってください。

「夢・目標を持ち、ねばり強く挑戦する」実り多い、長期休業となるとこを期待しています。

 

*1年生~3年生まで体育館に集まっての夏休み前集会。最後まで正しい姿勢で話を聞く姿が素晴らしかったです。

7.19Wed.「少年の主張」石狩地区大会

 7月19日(水)令和5年度「少年の主張」石狩地区大会に本校3年生の矢部優実さんが出場し、最優秀賞を受賞しました。矢部さんは、9月8日(金)に開催される「少年の主張」北海道大会に出場します。石狩管内7市町村の中学生が、将来の生き方やキャリアデザイン、多様性が認め合える社会、挑戦することの大切さ等々のテーマで、表現力豊かに主張。どの中学生も、身の回りの出来事や、日常の気づきを出発点に、「もっとも訴えたいこと」について、理由や根拠(エビデンス)を明確にしながら論を展開。論旨の内容はもちろん、自分の主張について、しっかり、わかりやすくアウトプットする力、表現力の豊かさに驚きと感動を覚えました。

 矢部さんの主張は、「読書を楽しむことの大切さ」。【講評から】小さい頃から母に連れられ図書館に行き、読書好きになった経験から、読書習慣と読解力について様々な視点から論を展開しています。PISA調査の結果や江戸時代の娯楽である読書が近代化に与えた影響等、根拠となる考察が発表に説得力を持たせています。さらにAIの進展にも、言葉の豊かな世界や言葉に現れる複雑な感情の読み取り等、人間にしかできないことがあると、とても印象的な表現となっています。「論語」を引用して「それを好むものはそれを楽しむものにはかなわない」と、「読書の喜び」を感じてくれる人を増やしたいという熱意が伝わる発表でした。

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 矢部さんの主張にもありましたが、チャットGPT等の生成AIの活用が世界で議論されています。「自ら考え、主体的に判断し、豊かに表現する」といった力の育成が叫ばれている昨今、自分事としての気づきや考えを出発点に、感性豊かに様々な根拠となる考えから、五感に訴えかける表現力。「それはやはりAIをも凌駕するのでは・・」と感じさせられた「少年の主張」でした。矢部さんの発表の日、クラスでも、発表練習を企画してくれたと聞いています。そうしたバックアップが、当日の素晴らしい発表になったことを紹介しておきます。矢部さんの北海道大会での活躍に期待しています。

 

7.17Mon.フレンドリーコンサート

 本校合唱部が、第36回千歳市合唱祭「フレンドリーコンサート」に出演しました。恵庭・千歳の中学校合唱部や一般の合唱団も参加してのコンサート。コロナ禍で、最も活動制限を受けた「歌う」という音楽芸術分野の活動も、5類移行に伴って、感染対策を講じながら、発表・交流の場が広がることは、本当に喜ばしいことです。

 本校の合唱部は、人数も少なくなってしまい、発表・交流の場が、なかなか持てないでいる中、学校での練習にコツコツ取り組んでいました。色んな団体の発表・表現を直に体感し、自分たちの曲づくりや歌づくりに貴重な経験となりました。

 現中学生が、まだ生まれたばかりの小さい頃、東日本を襲った未曽有の大災害。これまで想定されていた地震の規模を、大きく上回る巨大地震。 地震に伴い発生した大津波は、北海道から関東の太平洋沿岸へ押し寄せ、漁船、港湾施設、さらに住宅地や農地を呑み込み、大きな被害をもたらしました。 死者と行方不明者の合計は2万5,949人と言われています。12年の歳月が流れた今なお、復興は道半ば・・、原発の汚染処理水の問題も記憶に新しいところです。

 合唱部が歌った「群青」という歌を知っているでしょうか?

 この歌は、震災を体験した小高中学校の卒業生と当時の音楽の先生が、震災によって友人を失ってしまった悲しみや、原発事故によって(避難のため全国に・・)離ればなれになった仲間を想い、作った曲です。東日本大震災によって離ればなれになってしまった仲間を思って、つぶやいたり、書き留めた言葉を、音楽の先生が歌詞にまとめ、曲をつけた作品だそうです。

・・・・・・

「またね」と手を振るけど 明日も会えるのかな 遠ざかる 君の笑顔今でも忘れない

あの日見た夕日 あの日見た花火 いつでも君がいたね 当たり前が幸せと知った

 自転車をこいで 君と行った海 鮮やかな記憶が 目を閉じれば 群青に染まる

・・・・・・

 この歌が誕生した南相馬の小高中学校の校歌に「群青」という言葉があり、小高中の文化祭も「群青祭」名づけられていたそうで、小高中を象徴する言葉が題名となったようです。

きっとまた会おう あの街で会おう 僕らの約束は

消えはしない 群青の絆

心に響く合唱は、五感から心に伝わってきます。「音楽の力」ってすごいですね。

 

7.14Fri.1年生校外学習

 7月14日(金)天候にも恵まれ、1年生の校外学習がスタートしました。今まで多くの時間をかけて準備してきた校外学習、班員たちと普段では経験できない貴重な経験から多くのことを学び、成長してくれることを期待しています。とにかく、みんなとっても良い笑顔で楽しそうに校外学習を進めています。

  

  

  

  

7.13Thu.1学年校外学習・前日集会

 7月13日(木)6時間目に1学年校外学習の前日集会を行いました。集会の中では、各委員長が委員会の仕事内容を丁寧に説明していました。校外学習スローガン『全員で 決まりを守って さぁ、楽習』を掲げて全員が自分たちで計画した内容を自主・自律的に学ぶことを期待しています。さぁ、みんなで決まりを守って楽しい校外学習になるようにしていきましょう。