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2.21Wed.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業43

【アウトプットする力を磨く】

 『「変化の激しい時代に対応する」ためには、社会で生きて働くような「知識・技能」はもとより、自ら考え、判断し、自分なりに豊かに表現する「思考力・判断力・表現力」が大切である・・。』と、教育界では、ここ数年強調されていることです。受験などでも、一問一答的ないわゆる「基礎・基本」となるような知識を問う問題よりも、教科特有の見方・考え方を働かせながら、問われている「課題を読み解き」、与えられているヒントや資料・図表等から、深く思考し、文字として記述したり表現する、いわゆる「思考力を問う問題」の成否がテストのできばえに大きく影響してきます。(要するにそこのできた・できないが差になる)

 子ども達が、自ら主体的に学び取る学習を「子どもが主語の授業へ・・」等といいますが、そうした授業では、先生方の説明よりも、子ども達のアウトプットが多くなります。1年生の英語の授業では、Which do you like water or tea?とか、Who is your favorite sprts player? といったアンケート調査がスライド上にグラフ化されるようにタブレットで設定し、その結果について、グラフをもとにしながら、グループで調査報告をアウトプットしていました。「グループの仲間と協力し合って(協働で)、結果についてグラフ等からより深く読み解き、表現するための文章表現方法について書き出し、実際にプレゼントして、アウトプットする・・。「自ら学び取る授業・子どもが主語の授業」の目指すイメージが見える授業でした。