ブログ

2.14Wed.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業42

 暦の上では立春を迎えたせいか、今週は季節外れの陽気。朝夕の解けた雪の凍結、日中の融雪やどろどろの路面状況にも、注意が必要です。また、インバウンドをはじめ人出も戻ってきたせいか、インフルエンザ等の流行にも歯止めがかからない状況です。

 3年生は、今週の公立高推薦入試や私立A日程、来週のB日程や道外受検等、多様な進路選択にチャレンジします。公立高入試も2週間ほど・・、健康・体調管理に十分配慮しながら、万全の「知力・体力・気力」で臨んでほしいと思います。

 1,2年生の授業では、「対話から、課題の解法について、考え方、思考を意見交換」したり、教え合い学び合いを通して、主体的に学ぶ姿が見られます。

1、強みを伸ばす(実技・技能的な教科)

 2年生美術の授業では、「私の大切なもの」をデッサン(素描)で描いていました。表現技法の得意不得意はあるものの自分らしく、自分の思いを込めて表現された作品、集中して黙々と創作活動に没頭する様子から、創作・表現することの喜びを感じます。音楽・芸術・体育等、実技・技能的な教科は、是非、個々の得意分野、「強み」をさらに伸ばす取組に期待しています。「強み」を切り口に、「できることが広がっていく」のが、理想ですね。

 家庭科では、健康・衛生上、様々なことに配慮しながら調理実習を行っていました。協力し合いながら、肉じゃがづくりに取り組む様子にコロナ禍にはできなかった大切な実技の価値を再認識します。率先して、調理や準備や片づけに行動する人、一生懸命サポートする人、調理の技術自体に長けている人・・、いろんな力が協力によって組み合わさり、楽しい実習、おいしい料理になります。

2、アクティブに学ぶ

 数学科では、「対話」「教え合い学び合い」等から、ひとり一人の「わかった」につなげ、最終的には自立解決の自分で「できた」を伸ばしてほしいと考えています。イメージしにくい空間図形の問題にも、身振り・手振り等まじえながら、思考の価値交換を行い、課題にチャレンジしていました。

 1年生英語科では、自ら教室内にある「あるもの」を写真撮影し、There is (are)~ といった表現について練習していました。机上で、表現方法を教わることも重要ですが、自ら行動を伴って「使ってみた文法表現」は、定着しやすいのでは・・と感じます。「自ら学び取る、アクティブに・・」といった学び方に感心します。