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学校行事

10.18Tue. 修学旅行 中尊寺

 芭蕉が、その門人である河合曾良(かわいそら)と共に、江戸を出発し、東北・北陸をめぐり、岐阜の大垣までの旅行をまとめた俳諧紀行文「奥の細道」。光堂を訪れる前、芭蕉は藤原氏の残した遺構を見てまわり、古(いにしえ)の人々に想いを馳せて涙を流し、ここ光堂だけは昔と変わらぬ姿をとどめていることに強く感動し、奥州平泉(現在の岩手県)で次の句を詠んでいます。

 「五月雨を振り残してや光堂」

「何もかもを朽ちさせてしまう五月雨も、この光堂だけは降らなかったのだろうか、金色の堂宇(どうう:堂殿のこと)が光り輝いていることよ。」「五月雨を降り残す」というのは、ややわかりにくい言い回しですが、光堂だけは五月雨を降らせなかったという豊かな表現。皆さんはどんな感情を抱いたでしょうか・・

10.18 Tue 修学旅行②

 10月18日(火)朝早くに出発した3年生修学旅行。新函館北斗駅に到着し、新幹線へ乗車。これから昼食をとり、岩手県盛岡駅へと向かいます。責任ある行動を継続して、楽しい修学旅行となることを期待しています。

   

10.18Tue. 修学旅行出発

 朝夕の冷え込みにより、日に日に紅葉も色づいてきました。3年生は、実行委員会を中心に準備してきた修学旅行へ出発。朝早い出発となりましたが、委員による検温でバスに乗車し、新函館北斗駅を目指して出発しました。

「為すことによって学ぶ」、義務と責任を果たしながら安全で楽しく、学びと思い出多き修学旅行に・・「行ってらっしゃい」

10.17Mon. 明日、修学旅行出発

 いよいよ明日から修学旅行。5時間目に前日集会が開かれました。実行委員長のことばにも団長である教頭先生のことばにも、二泊三日の道外修学旅行に行けることを幸せだと思い、ルールを守って思い出多い修学旅行となるよう、しっかりやり切ろうという決意が表れていました。

 集団旅行なので、リーダーとなる委員や係、班長、室長等の役割の行使やリーダーシップの発揮も人と集団を成長させるものです。「この修学旅行を楽しく、思い出多きものにするために、役割に対する義務や責任も果たしていこう」という学年の先生のお話と写真隊形の練習を行って下校となりました。

10.16Sun. 石狩管内バスケットボール新人大会

 石狩管内中学校バスケットボール新人大会・モルテン杯が開催され、予選ラウンド2日間が終了しました。

 女子は3チームリーグの予選で、1勝1敗。1敗は、1点差ゲームという悔しい結果。管内16チームによる決勝トーナメントに進むことはできませんでしたが、攻守にわたって粘り強く、練習成果の見える熱戦でした。さらなるステップアップのために「何が必要か・どんなことができるようになるべきか」、反省材料も見えてきたと思います。今後の成長に期待します。

 男子は、シード決めのトーナメントとあって、どの試合もレベルの高い熱戦となりました。粘り強いディフェンスとスピードを活かしたゲーム展開で、予選トーナメント2勝で、第5シードでの決勝トーナメント進出です。個々のスキルアップとチーム力向上に期待します。

10.13 Thu マナー講習会

 10月13日(木)2年生では、来週実施される職業体験に向けて、飛鳥未来高校から講師を招いてマナー講習会を実施しました。講師の方からは、普段の日常生活から元気で明るい表情での挨拶、礼儀正しさが今後多くの場面で求められることを学びました。本日のマナー講習会で学んだこと、身につけたことをすぐに実践して、来週の職業体験にいかしていって欲しいと思います。

 

10.13 Thu 学力テストB

 10月13日(木)3年生は学力テストBを実施しました。後期は、自分の希望進路を確定する時期です。今までの努力の成果を全て発揮し、最後まで諦めない気持ちを持って頑張って欲しいと思います。また、高校受験は学力検査だけではなく多くの学校で面接試験も実施されます。普段から元気な挨拶、態度、服装等々気をつけて学校生活を送ることを期待しています。

  

10.11 Tue 後期始業式

 10月11日(火)後期始業式を実施しました。これからは、1・2年生が中心となり千歳中学校のさまざまな活動を計画・実行していくことになります。3年生は、自分の進路目標に向けて真剣に取り組んでいく時期に入ります。前期の反省をもとに気持ち新たに良いスタートが切れることを期待しています。

 

後期始業式 「根っこを育てる」

校長 金 森 直 人

 後期がスタートします。前期の反省をもとに新たな目標を立て、日々の努力の継続で、力を伸ばしましょう。皆さんの強みは『素直さ』『努力の大切さ』をわかっていることです。

 さて、後期始業式にあたり、学校だよりにも記載したのですが、 「根っこを育てる」という話しを紹介します。ある担任が、こんな話を学級でしていて感動した覚えがあります。

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花を咲かせているのは枝であり、枝を支えているのは、幹である。そしてすべてを支えているのは、目に見えない「根っこ」なのだ。「根っこ」は普段、土の中に隠れて見えない。つまり、「すばらしい結果」が「花」ならば、「普段の生活態度や勉強」が、「根っこ」なのだ。どんなに美しい花も、いつか必ず散るときがくる。そして散った花は、元には戻らない。

けれども、根っこをちゃんと育てていけば、きっとまた美しい花が咲く。

花が咲いたことに有頂天になって、根っこに水をやるのを忘れてしまえば、いつまでたっても次の花が咲くことはない。いつまでも花を愛でているわけにはいかないのだ。

 花の命は短い。

力強い根っこや幹、枝葉を育てる過程こそ、人生そのものだ。

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千歳中では、やせた土地にもしっかりと根を伸ばし、ぐんぐん伸びていく柏の木について記された「柏葉の精神」があります。共通することだと感じる「根っこを育てる」教育。みなさんの素直さ、ひたむきな努力で、後期も、共に「学び続けて行きましょう」

  

10.7Fri. 合唱部引退式

 今日の放課後、合唱部は、3年生の引退式を行いました。お世話になった3年生に歌を送る1,2年生、それに応え、2人の3年生で、素敵なハーモニーを響かせていました。3年生が歌った「群青」という曲は、福島第一原子力発電所から半径20km圏内に位置する福島県南相馬市で生まれました。 南相馬の子どもたちが東日本大震災によって離ればなれになってしまった仲間を思って、つぶやいたり、書き留めた言葉を、中学校の先生がまとめ、曲をつけてできた作品だそうです。津波、原発事故によって離れ離れになってしまった仲間、友のことを思い、卒業期には、ちょっと切ない思いと共に歌い継がれている曲です。歌声だけでなく、その曲に込められた思いや感情も伝わってくる合唱の素晴らしを感じました。「群青」、特に素敵でしたよ。

10.7 Fri 前期終業式

 10月7日(金)前期終業式を実施しました。前期の活動を振り返って各学年の代表者が、前期の反省と後期に向けての決意を述べていました。全ての代表者が素晴らしい代表挨拶をすることができました。3連休明けからは後期が始まります。気持ち新たに全校生徒が楽しいと思える学校生活を送れることを期待しています。

 

前期を終えるにあたって

                校長 金 森 直 人

  本校の最大行事である第75回文化祭は感動的なものでした。メインとなる合唱発表会は、コンクール形式を取らずとも、仲間と創る「心に響くハーモニー」を求め、指揮・伴奏・パートリーダーたちが中心となり素晴らしい取り組み過程と美しいハーモニーを響かせてくれました。生徒会テーマ『夢絃』に象徴されるように、コロナ禍に立ち向かい、素直な心でひたむきに努力し「夢を実現させる」という強い思いが、~夢へと紡ぐ糸~として見るものに感動と勇気を与えてくれました。

 

 前期を終えるにあたり、今年度の重点目標「主体的に学び、心豊かに行動し、最後までやり切る」が達成に近づき、みなさんの「素直さ」「目標を持ち努力を厭(いとわ)ない姿勢」が何物にも代えがたい良さだと感じています。

 

 そして、自己実現に向かう後期・・

 極端ないいかたですが「暗記・記憶するような単純な知識や技能はネット検索すれば出てくる時代です。変化の激しい現代、未来を切り拓いていくために必要なのは、自ら考え、主体的に判断し、豊かに表現していく力、そして、みんなと協働するコミュニケーション力」です。

 みなさんを見ていると、好きなスポーツや音楽に打ち込み、好奇心を出発点に、自ら学び取っていく若者のエネルギーは、今も昔も変わっていないのでは・・と感じています。後期も皆さんの日常を大切にした、前向きなチャレンジをとても楽しみにしています。

 

 前期を終えるにあたり、少し残念に思っているのは、コロナ禍や世の中の急激な変化からか、様々な要因で、学校に足が向かなかったり、悩みを抱えた子どもたちも増えています。全校生徒540人、ひとり一人、速度は違っても、これからの社会を生き抜き、未来を切り拓いてく力を培っていきたいと思っています。

 3日間の短い秋休みですが、前期の成果と課題を振り返り、今年度の後半戦である後期を良いかたちでスタートさせましょう。

  

10.7Fri. キャリア学習

 はまなす学級では、職場体験に向けて事業所に電話連絡し、時間や持ち物、仕事内容等について聴きとり、メモしながら計画書をまとめるという学習に取り組んでいました。失礼のないように敬語も使いながら担当者の方を電話口にお願いし、質問事項を丁寧に聴きとっていきます。言葉遣い、表現方法、言われたことに対するリアクション、お礼のことば、重要なことの箇条書き、電話後のまとめ・・おそらく社会に出て、職業についてから必要となる要素だらけです。職場体験では、身なりや服装、コミュニケーション、礼儀正しさ、仕事内容の指示を理解し完了の報告、丁寧な作業・・働くことの難しさや大切さ、やりがい等、様々なことを体感するでしょう。

 前期の間、一生懸命畑作業した成果である作物が夏野菜、秋の実りと収穫を経験し、「販売」するために、きれいに洗ったり、袋詰めしたり、販売価格を決めたり、会計のお金の計算・・こうした学習もとっても大切な学習です。

 一足早く、社会的自立、職業選択めざして、高等支援学校へ進む生徒も多いはまなす学級です。キャリア教育は、「目指している社会・職業的自立に向けてキャリア発達を促す」学び。教科の座学はもちろん、体験や行動といった実践の場で学ぶことが一番近道だといわれます。キャリア教育で身につけたい四つの「基礎的・汎用的能力」、①人間関係形成・社会形成能力 ➁自己理解・自己管理能力 ③課題対応能力 ④キャリアプランニング能力と言われますが、言葉遣いから、時間を守ること等々、日々のあたりまえの学習が、この基本となる能力の形成に深くかかわっています。キャリア教育の深まりに期待しています。

10.7Fri. 学ぶ意欲の向上とわかる授業11

1、国語科研究授業 俳句 初句をつくろう

 3年1組で国語の研究授業が行われ、ビデオ録画させてもらいました。この授業の様子は、石狩管内の中学校国語の先生たちが集まる研究会で、ビデオ動画で実践交流されます。

 授業は5,7,5の各自つくった7.5に初句をつけるもの。四季の季語をネット検索を含めて出し合い、様々な四季の季語から、自分の俳句にあった季語を選択し、俳句を完成させていました。授業の終末では、自分の詠んだ俳句を隣に照会し、意見をもらったり、解説したり・・1週間ちょっとに迫った修学旅行でも、一句詠めるといいですね。

 冷え込んだ今朝、学校の庭に白黒のカラスを見てびっくり。調べてみると、どうやらカササギという鳥で、スズメ目カラス科の鳥で、日本ではおもに北九州地方に生息しているちょっと謎も多い鳥のようです。七夕伝説に登場する鳥であり、「天の川を渡る織姫のために羽を連ねて橋を作る」と言われているそうで、秋の季語(旧暦7.8.9月は秋)となっていることを知りました。【関連季語:鵲の橋、鵲の巣  「かささぎやけふ久かたのあまの川」 出典:守武「飛梅千句」】

2、技術3年生 鋳造 鋳造のレポートをつくろう

 3年生の技術の授業では、鋳造についてネット検索も活用して調べ学習。個人レポートにまとめるためのノート作成に取り組んでいました。「調べたことを転記」では、真の「知識・理解」にはならないので、自分なりに説明の図や写真などをノートに描きながら、そこに解説文を入れ込んでいました。調べたことを取捨選択して、自分のことばや表現で表し直し、整理・まとめる。紀元前4,000年ごろ、メソポタミアで始まったとされている鋳造の歴史。長い年月をかけて伝承・発展してきた技術について学びを深めていました。

10.6Thu. 修学旅行しおり集会

 文化祭では、合唱発表会で、クラスの絆を深め、学年の団結力を高めた3年生。前期生徒会役員、委員として、学校をけん引してきた3年生もまもなく前期を終え、進路決定、自己実現を目指す時期となってきます。コロナ禍の厳しい状況の中で、ことごとく、「3年ぶりの〇〇」を成功させてきた3年生です。「いわてに行けることをいわって」というスローガンに込められた「コロナ禍にも、行けることになったのだから、しっかりと喜んで取り組んでいこう」という思いを大切に、安全・安心で、みんなが楽しめ、多くの学びを得ることができる集団旅行をしっかりやり切ってください。

 6日(木)には、実行委員会の委員長、実行・生活・学習・保体・文化・記録係長さんから、タイムテーブルや研修内容、注意事項等がわかりやす説明され、しおりにアンダーラインを引きながら集中して聴き入っていました。修学旅行のねらいは、①班活動:仲間・協力 ➁学年委員会・係や役割:自治意識 ③東北地方での体験・見学を通し社会的視野を広げる ④集団行動の基礎を身につけ学級・学年がひとつに となっています。係長自らが、責任と覚悟を持って、しおり内容を伝える姿に、修学旅行の成功が予感されます。

10.5Wed. 学ぶ意欲の向上とわかる授業10

 3年生の数学では、何人もの先生や学習支援員が授業に入って、わからない問題の解答にチャレンジしていました。「問題文を読み解いて、情報を整理し、数学的な見方・考え方を働かせて正解にたどり着く力」、いわゆる『思考力を問う問題』が入試等で良く出題され、これからを生きる若者に「育成したい力」だと良く言われます。しかし、そうした『活用する力』のベースとなっているのは、教科で培った「基礎・基本」です。「問題文から表にして整理するようにしよう」とか、「関数の式をグラフにかければ問題を解けるようになるよ」・・等と先生が言っていますよね。難しい問題も、基本に立ち返って粘り強く考えていくことが大切・・。

 中学校の部活動では、いやというほど基本練習を繰り返します。3年間基本をしっかり身につけたチームは、いつしか、自ら考え、自分たちで対戦相手に対応した教えられた以上のプレーをできるようになります。基礎・基本に忠実なチームから、「活用する力・創造的な力を発揮するチーム」への成長です。より「基礎・基本」を丁寧に習得し、活用するための実践的な練習を繰り返し行ってきたチームほど、その『伸びしろ』が大きく、ジュニア期のスポーツの面白さは、その指導者をも驚かす、伸びしろの大きさにあるといっても過言ではありません。

 また、理科の学習について、9月26日のホームページの中で紹介しましたが、『理科では、「習得⇒活用⇒探究」という過程が重視されるが、実は、知識の「習得」とは、「活用」があって初めていえることで、知識の記憶だけ=「習得」段階だけで終わっては、知識の習得にすらなっていない。』ということが、すべての学習にあてはまる真理です。逆に言うと、『基礎基本となる「知識・技能」の真の習得は、「活用」という作業や学習があって初めて身につくもの』ということです。

 理科の授業では、物質の化学式や化学反応を「実際に元素記号の書かれた磁石を動かして」考えたり、知識として得たガスバーナーの使い方を実際に手を動かして確認したり、温度を調べながら実験データを取って、そのデータをもとに考えたりを繰り返していました。

 比較的「基礎・基本」としてとらえられる『社会で生きて働く「知識・技能」』も、『未知なる状況にも対応できる思考力・判断力・表現力』も、別物ではなく、深く関連し合った力であり、どちらも、育成が求められる力、「生きる力」なのです。

 

10.3Mon. 資源回収物の社会福祉協議会への贈呈

 10月に入りました。文化祭を終え、学校は「前期から後期への橋渡しの時期」。各委員会が開かれ、前期反省を行い、活動は、徐々にリーダーシップを2年生へと受け継いでいきます。文化委員会が中心となり収集活動をしている「リングプルやペットボトルキャップ」もかなりの量になったので、社会福祉協議会に来校いただき、贈呈式を行いました。社会福祉協議会を通じて、処理業者に送られた回収物は、粉砕してプラスチック製のファイルにリサイクルされたり、金属としてリサイクルされたりします。社会福祉協議会では、これらの回収物による売却利益等を、社会福祉基金へ寄附したり、「福祉のまちづくり」の財源や福祉機器として活用する車いすの購入資金にあてたりと有効活用しています。リサイクル、リユース等の取組ですから、SDGsの17の目標でいうと、12.13.14あたりのゴールに関わってくる取り組み。まさに「地球規模で考え、行動は足もとから」" Think Globally, Act Locally "という取り組みです。委員会活動を通じた社会貢献、地域貢献にも前期の活動ぶりと成果に敬意を表します。

〇今回、回収・寄贈したリサイクル品   キャップ 29.7 kg ・ リングプル 41.6 kg

〇社会福祉協議会からのお礼状

 謹啓

 この度は、千歳市社会福祉協議会「愛情銀行」にリングプル・ペットボトルキャップの御寄贈をいただき、誠にありがとうございました。

 お預かりしましたリングプルは本会愛情銀行を通して、また、ペットボトルキャップは、愛キャップ市民回収運動実行委員会を通して、皆様方のご期待に沿うよう社会福祉協事業を推進するための資源として活用させていただきます。

 今後とも、リングプル回収運動並びに愛キャップ市民回収運動に温かいご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げ略儀ながら寸書をもってお礼といたします。              謹白

令和4年10月3日          社会福祉法人 千歳市社会福祉協議会

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 10月は、日没が早くなり放課後活動の時間も短くなってしまいますが、委員会活動、部活動に、生徒たちは大忙しです。仕事や役割に対する責任、計画・実践・評価・改善PDCA、コミュニケーション、新・技・体の成長・・・学習はもちろん、こうした生徒会活動・部活動・特別活動には、社会に出て役立つ「生きる力」を培うエッセンスがいっぱいです。

 

【委員会活動】

 

【体育館の割り当て時間まで勉強するバレー部】

           

【限られた時間・場所でがんばる部活動】

10.1Sat. 英検

 今日から10月。秋晴れのさわやかな一日となりました。気温は10月としては異例の20度超えになりそうです。文化祭を終えて日に日に秋めいてくる頃です。学校では、実用英語検定が行われました。中には高レベルの準二級受験も・・準2、3、4、5級の会場と時間を分けて、真剣に答案用紙に向かっていました。中には、ダブル受験の生徒もいるようです。グローバル社会に語学力アップを・・。

9.30Fri. 第75回文化祭「夢絃」~夢へと紡ぐ糸~

 第75回文化祭が開催されました。学年分散形式ではありますが、保護者にも来校いただき、3年ぶりの発表会形式でのクラス合唱。どの学年も、ひとり一人の個性と学級の彩りあふれる素敵な合唱を披露してくれました。特に中間交流会からの伸び率には目を見張るものがあり、みなさんの目標を持って努力するエネルギーのすごさに驚かされました。

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 閉祭式 校長挨拶より

1、生徒会役員・各委員会のこれまでの準備、ビデオ映像、全体のコーディネート、本当にお疲れ様でした。また、美術部のステージバック、日頃の活動の紹介の場となる、はまなす学級、パソコン部、英語部、美術部の表現作品発表は、千歳中の豊かな文化活動を発信してくれました。

 2、そして、3年ぶりとなる合唱発表会。どの学年も、素晴らしい発表会となりました。「合唱がなぜ人を感動させるのか」考えることがあります。もちろん、曲の持つ、美しさ、メロディー等ももちろんそうですが、指揮者を中心にブレスや息遣いまでそろう一体感や、曲づくりに向かう思いの強さ・・と言ったものが、周囲の心を打つのだと思います。

3、芳野先生の合唱の講評の中で、「これまでの皆さんの取組が素晴らしい合唱を創ってくれたこと」「合唱もやはり、発表までの着実な努力が大切であること」を話していました。勉強でも、スポーツでも、音楽でも・・同じなんだなあと感じます。

 一人一人の持つ個性の糸を紡ぎ合わせ、互いが認め合える学校を目指す、「夢絃」、

千歳中のコロナ禍に立ち向かう、新たな伝統にエールを送ります。心に響く合唱発表会をありがとう。

 

9.29Thu. 音楽研究授業

 千歳市・石狩管内の音楽科の教科研究のために、3年1組の音楽の授業を研究授業として、ビデオ撮影させてもらいました。市内の音楽の先生たちも来校し、最後にはみんなで合唱。素晴らしい授業でした。

 歌詞や様々な音楽記号で表現された、「楽譜」から読み取れる情景・場面・心情をイメージし、「このフレーズをどんな表現にしていこうか・・」とイメージや表現法を共有する授業でした。一つの楽譜の同じ曲ですが、歌い手側の曲の解釈や表現の工夫により、合唱・曲に表情がつくというか、伝わってくるというか・・合唱のすばらしさを感じることができる授業でした。

 明日の全校生徒の合唱発表会にも大いに期待をしています。「心に響く合唱を・・」

9.28Wed. 文化祭の開催にあたって

千歳中文化祭の開催にあたって  

        校長 金森 直人

 生徒会テーマ『夢絃』~夢へと紡ぐ糸~は、コロナ禍の困難に立ち向かい、実現への様々な糸を紡いで、「夢を実現させる」という思いが込められていると感じています。全校生徒が初めて経験する合唱コンクールを中心に据え、文化部のステージバックやスライド編集、部活動展示、各委員会で役割分担した運営や学級の取組推進、装飾等々、そのすべてが、学校文化のプレゼンテーションであり「発信」です。

 やや市内の感染状況は、落ち着きを見せつつあるものの、校下の小学校の学級閉鎖や、本校生徒の陽性、あるいは家庭内での濃厚接触扱いは、むしろ微増の状況です。文化祭の開催方法も、全校一斉開催、学年分散、保護者来校の可否等、検討を重ねた結果の一家庭1名の保護者来校、学年分散での開催、動画配信といったかたちをとらせていただきました。30日(金)の開催日程やYouTube限定配信についてご案内やマチコミメールでの連絡がいっていると思います。検温やマスク、上履き持参等、感染防止対策にもご協力願います。

 28日(水)の練習を見ていても、指揮者・伴奏者・パートリーダー等がパートや合唱団をけん引し、自主的に練習を進める姿に胸が熱くなります。「合唱づくりは、学級づくり」とよくいいますが、様々な音色(個性)を持った40名が、パートごとの音をひとつにし、そのパートパートがそれぞれの良さを出しながら、互いに響き、響かせ合いながら調和し、美しいハーモニーを奏でます。指揮者・伴走者がリズムや音色、速度、表現技法をコントロールし、「〇年〇組の仲間にしか創りだせない合唱」を創ります。その過程が、まさしく学級づくり、人間関係づくりだと実感します。この行事を通して、学級・学年の連帯感を深め、千歳中学校の新たな伝統を築いてくれるものと確信しています。29日(木)の前日準備を終え、30日(金)の文化祭を楽しみにしています。

『夢絃』~夢へと紡ぐ糸~

We can make our dreams come true. Let’s get started.

 

9.26Mon. 学ぶ意欲の向上とわかる授業9

1.好奇心はサイエンスのはじめの一歩

 理科の授業の原点は、“不思議なこと”に興味をもつこと。好奇心はサイエンスのはじめの一歩とよく言われます。「なぜ?」「どうして?」といった視点で実験をしてみると、理科はぐっと身近なものになります。

  RikaTan(理科の探検)誌編集長で大学教授の佐巻氏は、理科教育について次のように話しています。

「 ①理科教育でも、重視される「習得」「活用」「探究」。極端に言うと、「習得」で終わって「活用」がないなら、実は「習得」もされていない。知識の「習得」とは、「活用」があって初めていえることである。

➁核となる基礎・基本を学び、「わかった、できた」という経験が、視野を広げ、「知的喜び」と「感動」をもたらす。理科における基礎・基本も、むやみにたくさんあるわけではない。(例:「物の重さ」では、「物は重さをもっている。重さは保存される」、「生物の特徴」なら「栄養をとる(つくる)、成長をする、呼吸をする、子孫を残す」等というように1行、2行で示せるようなもの)

 これらを教材を通して、その場かぎりの認識ではなく、「活用」もしながら、理解と納得の上に信念として獲得することが重要である。 

③本当の基礎・基本と共に、実物を持ち込んだり、予想や仮説をもって自然に問いかける観察・実験を行ってその結果から予想や仮説を吟味することもとても大切である。実験・観察・ものづくりを通して、未知なる自然を探究する、たのしくわかる理科の授業が今求められている。」

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 全国学力・学習状況調査を行っても、北海道の理科の平均点が全国平均や比較的高めに出ているのも、こうした「好奇心に根差した実験や考察を出発点に授業を組み立て、表面的な理解ではなく、習得・活用できる思考・判断・表現力を大切にする日々の実践」に裏付けられている気がします。見えないものが見える、科学的現象や物質のありようを図示できる、起こっている化学変化を説明できる・・・理科・科学特有の見方・考え方を働かせる学習の積み重ねが、さらなる知識・理解や理科の見方・考え方に磨きをかけます。学習の深まりに期待します。

2、豊かな表現力

 どの教科も「活用する力」、いわゆる「思考力・判断力・表現力」の育成が求められています。極端な表現方法を恐れなければ、「暗記・記憶するような単純な知識・技能はネット検索すればすぐに出てくる。変化の激しい時代、未来を切り拓いていくために必要なのは、自ら考え、主体的に判断し、豊かに表現していく力と協働の力、コミュニケーション力だ!」と言ったことが良く言われます。

 音楽の授業を見ていて、本校の生徒たちの、「良いものを創ろうとひたむきに努力する心、教えを素直に受け入れ改善しようとする前向きさ」に大きな期待感を感じます。コロナ対応で、クラス合唱の半分のパートは、どんな表現にするのか考えながら楽譜を写譜しています。様々な音楽記号や先生からのアドバイスも楽譜にしっかりと色付けされています。パート練習では、「音が♪通り伸びていない、ここはもっとほしい、強く、優しく・・・」様々なアドバイスで、どんどん音が変わり、曲想が変わっていきます。授業の最初で歌った合唱曲と授業の最後で歌う歌には、明らかな違いが・・曲に表情がついたり、メッセージがが聴く人に伝わる様子に驚きます。音楽的な『豊かな表現力』が素敵なクラス合唱を創ります。例えば、テノールパートが、ソプラノの伸びのある美しいメロディーを聴きながら自分のパートの音を”ハモれる”ようになるとほんもの・・メロディーが調和します。音楽の秋、美しい調和(ハーモニー)、感性の豊かさを身につけるクラス合唱の素晴らしを感じられる季節です。

 

 

9.23Fri. 吹奏楽部第40回定期演奏会

 千歳中学校吹奏楽部第40回定期演奏会が開催されました。二部構成で開催された定演は、様々な趣向を凝らし、美しく深みのあるサウンド、軽快な演奏、映像での演出等々、生徒・保護者を含め、多くの観客に素敵な秋のひとときをプレゼントしてくれました。

 職人技のように、匠の技を受け継いでいくのが「伝承」、千中サウンドの「伝統」は、その代、その仲間たちにしか創ることのできない、「創り出すもの」だ、ということを感じさせられました。コロナ禍、様々活動制限がある中、新たな伝統を創り上げた吹奏楽部の皆さん、これまで部をけん引してきた3年生に拍手を送ります。家庭でしっかりと活動を支えてこられた保護者の皆さん、父母会の大きなバックアップ、先輩、音楽関係者の皆様にも感謝とお礼を申し上げます。ありがとうございました。

9.22Thur. 明日は吹奏楽部定期演奏会

 9月23日(金)は、北ガス文化ホールで、千歳中学校吹奏楽部 第40回定期演奏会が開催されます。3年に及ぶコロナ禍、様々な制限を受けながらも工夫しながら、曲づくりにひたむきに取り組んできた吹奏楽部。明日の素敵な演奏を楽しみにしています。

【22日ホール練習のため、写真は21日の練習の様子】

9.22Thur. 合唱中間交流会

 文化祭を一週間後にひかえ、学年合唱中間交流会が行われました。文化祭では、学年生徒が一同に会し、保護者も来校しての発表会。他学年の合唱は、各教室にmeet配信、来校できない保護者向けにYouTube限定配信を予定し、そのリハーサル的な意味あいもありました。各学年の文化委員の運営により、入退場、曲・指揮・伴奏者の紹介、合唱発表会進行と写真等の記録化・・文化祭を創るという意気込みを感じいます。

 合唱のできばえは、各学年様々・・。音楽科芳野先生に講評をもらっているので、さらなる音づくり、曲づくりに励み、中学校時代という心も身体も頭脳も、大きな変化と成長を遂げる中学生にしか感じ取れないクラス合唱の楽しさと感動を経験してほしいと願っています。

 「合唱がなぜ人(聴衆)の心を感動させるのか・・」考えることが良くあります。「心に響くハーモニーを・・」などといいますが何が心に届くのか考えたことありますか?もしかすると、歌声が耳から入って来るだけでなく、ブレスまで一緒の息遣い、指揮者を見つめるまなざし、歌に込めた想いを届けようとする姿勢や抑揚、表現、一体感・・・とりわけ、「うまい下手ではない、ひたむきさ」のような気がします。

 1週間の中で、〇年〇組らしい「心に響くハーモニー」を見つけてください。

【1年生交流会】

【2年生交流会】

【3年生交流会】

9.21Wed. 学びの秋

 朝夕の肌寒さと、木々の色づきが秋の気配を感じさせます。学習の秋、芸術・文化の秋、読書の秋・・、気候的にも涼しくなり学校は、学びが充実し、文化活動も真っ盛りです。吹奏楽部は、定期演奏会に向けた追い込み、合唱発表会に向けたクラス合唱も美しい響きを聴かせてくれます。マスク越しでも、豊かな表現力と子どもたちの想いが、美しいハーモニーとともに伝わるクラス合唱は、まさに学級づくりそのもの。個性の違ったそれぞれの響きが、影響し合い、調和してひとつの集団の音色・らしさが奏でられます。先生たちは、合唱の発表会を学年ごとに来校いただいて聴いていただくとともに、今回来校できな保護者の皆さんにも聴いてもらえるようYouTubeの限定配信テストも繰り返し行ってくれています。スペックの高い「カメラ・収音マイク・配信するための高性能PC・ネット環境」と、すべてはそろわないので、できる限り、合唱の様子が伝わるよう工夫してくれています。22日(木)の中間交流会も楽しみにしています。

【先週の秋晴れと選挙活動。プランターの花もお世話が上手でここまで来ましたが、そろそろ・・】

【暴風雨も東にそれ、少しは秋晴れのさわやかな季節になるのでしょうか・・合唱練習と配信テスト】

 3年生は、二次関数の分野に入り、「2乗に比例する関数って?」「比例定数の求め方は」「二次関数y=ax²のグラフをどう書くの」「様々な文章問題」・・と、苦手な人には、わからなくなりがちな分野。2年生の一次関数で、xyの式で表し、表→グラフという作業ができれば、問題を解けることが多くなります。反復と継続で、確実な力をつけてください。今習っている単元を後回しにすることは無謀です。「今習っていることを授業で理解してしまう+1,2年生、3年前期の復習」も終盤を迎える時期なのですが・・

 3年生理科は、「力と運動」の単元でしょうか?「静止している物体にかかる力」や「運動している物体にかかる力」等についてまとめていました。実際に手を動かし、力の向きや大きさに気を付けながら作図をすることによって、「確実な理解」につながるのですね。タブレットの使用頻度が高い理科の授業ですが、改めて「五感を働かせて・・」の重要性を感じさせられました。

 2年生の千葉先生の授業は、「千歳市を今以上によい街にするには、どうすればよい?」という授業でした。ふるさと千歳について考える貴重な授業です。「夜間暗いので街灯を増やしてほしい」、「商業施設の・・・」、「千歳の有名人を・・」様々な話し合いが行われていました。支笏湖や千歳川の自然の豊かさ、空の玄関口としての利便性、千歳の気候の特徴など、千歳のストロングポイントもおさえて、夢のある「街づくりの授業」にしてほしいと思います。

 

9.21Wed. 教育実習 研究授業➁

 9月21日(水)2時間目に教育実習生の研究授業を行いました。課題は、1年生国語「星の花が降るころに」から、「登場人物の心情が読み取れる『比喩や情景描写』の表現を見つけ、その気持ちを読み取る」というもの。小学校時代の深い絆に強いこだわりを感じている友人との関係修復が上手くいかず、関係が失われるのではと大きな喪失感を受ける登場人物の感情・心情を、丁寧なことばの読み取りから、考えを広げ、深めていました。1年1組の素直に意見や思いを表現し、考えを交流しながら、ひとつの答えを導き出そうとする雰囲気の素晴らしさも光る授業でした。

9.16 Fri 生徒会立ち会い演説会実施

 9月16日(金)5時間目に生徒会役員選挙の立ち会い演説会を実施しました。今年度は、1・3年生については各学級で配信動画を視聴し、2年生は体育館で演説を生で聞きました。立候補者全員が千歳中学校をより良くしていきたいという思いを力強く演説していました。また、投票はGoogleフォームを使用した電子投票となっています。選挙管理委員の開票確認作業も一瞬でできるようになりました。。

 文化祭が終わると、いよいよ新生徒会が千歳中学校の中心となります。新しい発想と強い意志でこれからも千歳中学校を引っ張ってくれることを期待しています。

  

 

9.16 教育実習 研究授業①

 9月16日(金)3時間目に教育実習生の研究授業を行いました。課題は『歌詞の意味を考え、気持ちを込めて歌おう』という音楽の授業でした。授業のはじまりは、実習生の緊張が伝わり生徒も緊張している様子でしたが、時間が経過するにつれて緊張がほぐれ、とても良い雰囲気で授業が展開していきました。生徒も先生も一生懸命に頑張っている姿がとても素晴らしかったです。

  

9.14 Wed タイピング練習

 9月14日(水)3年生は学力テストAを実施。変則時間割となっているため、1・2年生では隙間時間を使ってのタイピング練習を実施。練習を重ねるたびに一定時間内に打てるタイピングの量が増えていく生徒が多くなります。何事も、継続は力なり。コツコツと努力を積み重ねていくことが成功への近道であることに気がついてくれることを期待します。

  

9.14Wed. 学力A・後期役選 学ぶ意欲とわかる授業9

1、3年生学力テストA

 3年生は、進路資料となる学力テストA。50分100点満点×5教科の入試、思考力を問う問題も重視されることから、50分一杯いっぱいのなかなかハードな試験内容です。進路決定期の入試の模擬試験として、時間配分や日課の流れに慣れていく意味でも、午前3教科、午後2教科の変則日課での学力Aとなります。1,2年生も同じ時程で学習し、長い休み時間を利用し、タイピング練習や「学びポケット」に取り組む時間を設定しました。「入試選抜検査」の時程に慣れておくことも必要ですね。真剣に答案に向かう3年生の姿が見られる1日のスタートとなりました。

2、後期役選「朝の挨拶運動~ミニ街頭演説」

 後期役員選挙は、ひとつのポストに複数立候補する「競争選挙」となっています。意欲的に複数の立候補者が立ち、信任投票だけでなく競争選挙となっていることは、生徒会活動への意欲的な参加、民主主義の基本ルールを学ぶ機会等と言った意味で、とても喜ばしいことです。元気で明るい「あいさつ」が響いていました。

立候補者は、

①コミュニケーションの基本は挨拶!

➁信頼の基本は、時間厳守!

③固い決意と熱い思いをアピール! 以上のことを心がけています。

3、1年生の授業から

 "what did you do on the weekend"という質問に対して、「自分は、何をしていたか、答えは自分にしかない質問」に答える勉強をしていました。多様な人々とコミュニケーションをとるための共通言語としての英語力の習得は、グローバル社会の中でとても大切であり、時には、語学力がみなさんの助けにもなります。ちょっとしたゲーム性を持たせながら進む授業に「言い間違いや失敗」を恐れず、会話できることの楽しさを感じながら意欲的に取り組む1年生の姿を頼もしく感じました。コミュニケーション活動としての英語力を高めてほしいと願っています。

 社会では、文明のまとめをキーワードを整理してまとめ・振り返る学習をしていました。タブレットのジャムボードを活用し、付箋の色分けを使いながら、「キーワード・思考を共有」します。丁寧な、まとめ、振り返りが確かな理解につながるようタブレットをツールとして活用します。

 

9.13 Tue Myゴールサポート講座開催

 9月13日(火)の放課後にMyゴールサポート講座を開催しました。今年度、予定していた講座がコロナの影響で1回目は開催できませんでしたが、なんとか本日開催することができました。講座内容は『アンガーマネジメント』というテーマで紫明女学院の職員の方2名で来校していただきました。怒りの感情をいかに自分でコントロールすることが大切なのか、怒ってしまうことで本来伝えたいべきことが相手に伝わらなくなってしまうことを学びました。短い時間ではありましたが、とても大切なことを学ぶことができた時間となりました。

  

9.13Tue. 文化、芸術、音楽の秋

 文化、芸術、音楽の秋・・。今日から、文化祭、合唱発表会に向けた学級合唱練習も始まります。「合唱づくり」は、「学級づくり」。それぞれ、音色の違った歌声が、ひとつのパートの音となり、各パートの美しい音色は、調和し合って、その学級らしい個性あふれるハーモニーを奏でます。個々の個性や強みが、班や係といった組織の力を活性化し、調和し合いながら、親和的なひとつの学級を創る・・。合唱づくりは、そんな集団づくりに似ています。もちろん、ガイドラインに従い、感染防止にも十分気を配りながら、生徒自らがリーダーシップを発揮して、「〇組らしい合唱を創り上げる」、その過程には、笑いあり、涙あり・・。義務教育3年ぶりのクラス合唱の楽しさと感動を味わえる文化祭を創っていきましょう。

 美術の教科指導では、4月から、無心に作品制作に取り組む姿が光っています。2年生の美術では、「セロハンテープアート」に取り組み、作品の完成度の高さはもちろん。作った作品について、鑑賞し、相互評価し、良さや特徴、制作上の工夫点等を話し合っていました。制作者は、作品鑑賞者に「自分の作品と工夫点について、プレゼン(アウトプット)」鑑賞者は、制作者に「この筋肉の感じどうやってだしたの?」等、質問も飛び交っていました。一つの美術作品から、それを鑑賞したり、楽しんだり・・それぞれの個々の創作につながる学習。そんな好循環が、生まれることに期待しています。

 3年生数学では、明日の学力テストAに向け、自分の不得意(得意)領域から問題を選んで、チャレンジしていました。2年生も3年生も、関数とグラフの勉強では、「与えられた文章から式を立てられる⇒式をグラフに表現できる」ことで、「わかること」がとても多くなります。この時期の学習を大切にしましょう。

 2年生国語では、読み物教材の「表現の工夫・おもしろさ」について、まず教科書に記述されている、表現の工夫点に線を引き(マーカーを塗り)、それから、「表現の工夫点を簡潔に書く」という授業をしていました。「読み取り⇒みつけ⇒自分なりに整理して書く⇒自分の意見や考えを添える」といった「言語活動が全ての教科の基本になる」ことを感じさせられます。数学も必死に問題を解くのは、やはりノート。計算過程を含め、解答に至る軌跡を「書くことで覚える」のかもしれません。「手を動かして、(頭で考え)、しっかり書くこと」も、本当に欠くことは学習です。ICT機器に頼りすぎないで・・・

 2年生理科では、元素、原子、分子・・・等、目に見えずらい学習のまとめに「化学式」を覚える手立てにと、カードゲーム等活用していました。「五感を働かせて学ぶ」ことが、理解度を上げるコツなのかもしれません。

9.8Thu. 学びの保障と充実のために・・

1、台風一過の秋晴れ

 9月6日から7日にかけての暴風警報。胆振東部地震の前日に来たこの時期の台風は、木々を根こそぎ倒し、直後の地震によるブラックアウトとともに天災の危機を実感しました。夜中にかなり強いかぜが吹いたものの大きな被害もなくほっとしているところです。昨年度の大雪被害といい、自然災害に対する危機管理の重要性を感じます。

 先日、千歳川周辺を散歩しているとサケが遡上していました。千歳の豊かな自然を感じさせます。

2、一歩先んじた「オンライン投票」

 今だ、日本ではオンライン選挙は実施されていませんが、千歳中後期役員選挙では、R2年度よりオンライン投票を行っています。立会演説会や選挙活動もままならずオンラインでの開催が多いことから、投票もオンライン化してきたようです。今日の朝の時間を利用し、選挙管理委員が「オンライン投票」について説明し、クラスルームから実際の投票練習をしていました。全校生徒の一斉投票時にGoogleフォームがしっかり送信できるのか、学年分散しての試験的予備練習。一歩先んじた取組ですね。

3、感染拡大防止に向けて

 「新型コロナウイルス感染拡大防止」に関わって、注意喚起のマチコミを送付させていただき、ホームページ下部の「緊急のお知らせ」にも掲載しています。北海道の感染状況もピークアウトこそしていますが、減少の仕方は鈍くなっています。市内の学校では、学級閉鎖、学年閉鎖も増加しており、児童・生徒、教職員の感染、家族の陽性判定による自宅待機等は、増加傾向にあるようです。

 家族が陽性となった時はもちろん、本人・同居家族に、発熱やのどの痛み、かぜ症状がある時には、児童・生徒を登校させない等、慎重な対応をお願いするものですのでご確認ください。文化祭や修学旅行といった生徒たちが心躍らせ、大きな成長を見せる学校行事をひとつひとつ経験させ、日々の学びの保障、充実を図っていこうと教職員一同工夫しながら、がんばっています。各家庭におかれましても、健康安全に気を配りながら、子どもたちの学びと成長をご支援ください。

9.7Wed. NCD ノーチャイムデー

 台風一過で、真っ青な空。暴風の影響はいかがだったでしょうか。この時期の台風や暴風雪には、危機管理意識を高くもって対策を講じていく必要を感じます。温暖化の影響もあるのか、「何年に一度の・・」という天災の頻度が高くなっている気がします。

 

 今日は、ノーチャイムデー。自律的な生活のためにもタイムマネージメントは大切な要素です。時間を見通し、早めの準備で、行動を起こす習慣を身につけてほしいと思います。2年生は、毎週水曜日、タイピング練習を取り入れています。今どきのタイピングソフトは、指のかたちやどの指でキーを押すかも視覚的に分かりやすいので、ローマ字入力、ブラインドタッチ等、習慣づけることで、社会に出てからも役立つスキルです。タイピング練習が終わると「朝読書に移ってください」の委員の指示で、朝読書に入っていました。「学びの秋」、自ら主体的に学びとる(自律的学習者)としての学び(スポーツや音楽、芸術も含め)の充実に期待しています。

9.2Fri. 前期期末テストとはまなす学級国際理解教育

1、前期期末テスト

 前期の学習の成果と課題を把握し、今後の学習目標や学習計画を練り直す意味でとても大切な前期期末テスト。各学年、はまなす学級も含めてテストに向き合っていました。職業的な自立をめざす高等支援学校でも最近は、生活や社会に密着した教科の試験が採用され、競争率も激しくなっています。高等学校、大学等の入試では、「思考力・判断力・表現力」を図るための、「ちょっと複雑な問題文の問われ方」であったり、「教科特有の見方・考え方を働かせながら、問題を整理し、段階を踏みながら、解答に至る論理的な思考」が問われたり・・昔の「一問一答」や「知識の暗記」で何とかなるような時代ではなくなってきています。様々な文化や考え方の違う多様な人たちと協働し、納得解、最適解や新たな考えを創造していく時代・・。「解答に至る過程やその根拠、自分の思考を的確に表現する力」をつける、アウトプットする学習を意識して行きましょう。

2、「はまなす」国際理解教育

 9月1日(木)はまなす学級は、カメルーンとオンラインでつないだ「カメルーンみっけ!」の授業を行いました。JICA青年海外協力隊としてカメルーンに派遣されている小島さんの現地紹介を通して、大きな驚きや感動があったようです。カメルーンと日本の「同じ」や「違い」に気づくところから、互いの文化や生活ぶり、考え方、等を知ることで、双方の違いを理解し、相手を尊重することで相互理解の態度を養うのが「国際理解教育」です。多様な他者と協働し、より良い未来の創り手となるみなさん、多様性を理解する「広い視野」とSDGsで問われている、Think globally Act locally 地球規模で考え行動は足もとから・・という貴重な学習の成果に期待しています。

  

 (カメルーンの授業では、教室に120人、先生ひとり・・生徒もびっくりしていました)

 

 

8.30Tue. 学ぶ意欲の向上とわかる授業8

 1.学ぶ意欲=好奇心が原動力

 2年生理科の授業は、水の電気分解。「純粋な水は電気を流さないから水酸化ナトリウムを加えています・・直接手で触れると・・アルカリ性の温泉は・・」興味深い話の後、電気装置や実験方法の詳細を確認して実験開始。陽極・陰極で起きている出来事に興味津々の様子。好奇心は、「学ぶ意欲の原動力」だなーと感じます。

2.わかった・できた・面白かった

 2年生道徳では、「人はなぜ働くのか」について考えていました。授業の冒頭、どんな考えを持っているのか思考を共有するために、ジャムボードで交流します。「お金を稼ぐため、生きるため、好きなことをやるため、社会に貢献するため・・・」道徳でもありキャリア教育でもありますが、働くことの意義や目的・・・、(正解がひとつではないテーマなので)考え、議論を深めながら、生き方や考え方を構築してほしいと思います。「人はなぜ働く・・・」様々な答えがあるはずです。

 1年生国語では、黒板に貼られたお題をペアで、クイズ形式であてる授業で盛り上がっていました。「言葉をつかった豊かな表現で、他者にわかりやすく状況や物事を伝える」ことができることを体感してもらうねらい。比喩表現として、直喩法(~のような)、隠喩法について学習しているので、お題となるもの、その特徴等をどう例えていくか言語力・表現力が問われます。

 

8.30Tue. 前期期末テストに向けて 継続は力

1、新人戦を終えて 

 朝夕はすっかり秋めいてきました。新人戦優勝の女子バレー部、男子バスケットボール部が、新人戦を終えての結果報告に来てくれました。新チームになってから継続的に基本練習に励んできたこと、サーブ技術の向上、サーブレをひろう、セッターがいいトスを上げる・・個々の技能とチーム力の向上が結果的にセットを落とすことなく優勝に結び付いたバレー部。走り込みや粘り強いディフェンス練習に継続的に取り組んできたことが、オフェンスでは苦しい場面でも守り通すチームスタイルができつつある男子バスケット部。「日常がコートに出るので、部活も勉強もしっかりやって行き、管内・全道とつなげていきたいと思います」という話もしてくれました。「目標としてのゴールを設定し、工夫しながらひたむきに努力することが、個と集団を高める」、順位だけでなく、大会で成果ととらえるものは、計画的で継続的な努力の末にあったと実感できた新人大会だったのでは・・。また今後の「課題」も見えてきたはず。技術で高めなければならないこと、メンタルな部分の持ちよう、チームとしての強み、弱み・・・。その課題克服が、次なるステップアップにつながります。

2、前期期末テストに向けて

 「継続は力なり」、部活動で成果がでることも、勉強面での伸びも、基本的にやるべきことは同じと考えています。「しっかり目標を設定し、前期の学習の理解の高いところと弱点を把握する。強みを伸ばし弱点克服の方策を練ったら『計画』に落とし込む。継続的な努力は必ず結果につながります。世の中には「天才型」と「努力型」の人間がいる等と「成果」を上げている人を評価することがありますが、本当の「天才型」等ほとんどいなくて、多くは「努力する事の大切さを知っている天才」なのだと、考えるようになりました。マリナーズの球団殿堂入りを果たしたイチローも、「努力せずに何かできるようになる人のことを『天才』というのなら、僕はそうじゃない。努力した結果、何かができるようになる人のことを『天才』というのなら、僕はそうだと思う。人が僕のことを、努力もせずに打てるんだと思うなら、それは間違いです。」という言葉を残しています。「継続は力なり」、目標を持って、ひたむきな努力を・・。

3、家庭学習(学年×10分+10)で「自学自習の力を・・」

 「主体的学習者」として、自分の強みを知り、弱点克服に最短距離で努力できるのは、自分自身。マイゴール手帳や学習計画表を活用しながら、「自学自習の力」をつけて行きましょう。受け身の学習より「主体的学習」が将来伸びる!と言われています。どの学年も、家庭学習の提出状況を調べたり、テストの予想問題を作成したり、「みんなで学ぶ環境」をつくってくれています。

(中1は、義務教育7年生・中2が8年生・中3が9年生で、学年×10分+10分の家庭学習時間が標準的な目安です。テスト前は、それより時間がかかりますよね・・がんばれ)

 

8.27Sat. 新人戦2日目

 屋外の競技は、若干の雨にあたられた新人戦2日目。各会場で、熱戦が繰り広げられました。コロナ禍で、競技レベル的には、練習不足、試合経験の不足等、発展途上の感がありましたが、2日目に入り、大会を通して、個とチームの成長が見て取れました。自チームの強みに気づき、勝ち方を獲得していっているチーム、見えてきた弱点に涙をのむチーム、個々のスキルの向上、精神的なタフさ、For the Teamの一体感・・・日頃の練習成果が存分に発揮され、更なる課題も見えてきた有意義な新人戦となったのではないでしょうか。

 団体戦優勝を果たした女子バレー部・男子バスケット部、第3位に輝いた女子バスケット部、女子ソフトテニス部、サッカー部は、個々のプレーヤーの良さをチーム力に高め、結果として好成績を収めています。今後、チームとしての強みをどう伸ばすか、課題を整理し、どう克服していくか・・・そうしたことが更なる成長につながります。どの種目、どのチームも、「目標を掲げ、ひたむきな努力で結果が出始めた。新たな課題も見えてきた。」大会だったと思います。ひたむきな努力は成長を約束します。新たな目標を設定し、次のステージへ・・二日間お疲れ様でした。「思考力・判断力・表現力」がなければ、正しくいいプレーの選択ができません。「日常がプレーに出る」ので、期末テストに向けた勉強もお忘れなく・・。

8.26Fri. 新人戦1日目

 千歳市中体連新人戦大会1日目。雨は、ぽつぽつ程度、何とか天候ももち、新型コロナの影響による出場辞退等の事態もあまり大きくなく大会を開催できたことをうれしく思っています。当番校、競技団体、各種目の専門委員会の大会開催にあたっての配慮ある運営に感謝しかありません。

 新人戦最初の公式試合とあって、独特の緊張感の中で選手が躍動していました。勝敗はつきものなので二日間の精一杯のチャレンジの結果を待つところですが、「強みを生かし、成果と課題を把握し、次につなげる」という新人戦本来の目的に照らすと、挨拶やマナーをしっかりと守り、今できるすべてをぶつけて、何点取られようと最後まで粘り強く頑張る姿勢が、今後の成長に期待感を感じさせるルーキーズゲームでした。2日目にも期待します。

8.25Thu. 新人戦壮行会

  8月25日(木)5時間目に新人戦壮行会を実施しました。新チームになって初めての公式戦となる今大会。夏休み中に一生懸命に取り組んだ成果を発揮する場面となります。壮行会では、どの部活動も今まで支えてくれた保護者の方々や指導をしてくれた顧問の先生方に感謝の思いを伝えていました。

  また、校長先生からは激励の言葉が伝えられました。特に伝えられたのは

 ①ビジョン~目標を持って取り組むビジョン。先を見通すビジョン。

 ②ポジション~自分の立場を考えて今やるべきことに全力を出して取り組むこと。

 ③コミュニケーション~チームメイトと教え合い、学び合う姿勢。礼儀や挨拶を重んじ日頃からコミュニケーションをとることの大切さ。

明日から始まる市内新人戦。結果を恐れることなく、今持っている全ての力を発揮して今後につなげる大会にしてもらいたいものです。

 

 【校長から】

 いよいよ新チームの公式戦がスタート。今まで、先輩たちに引っ張ってもらった部活動からの自立です。「今、自分たちには何ができるのか、何が不足しているのか?」、大会結果を求めたくなりますが、「日々の取組を評価・改善するため」の新人戦です。

 部活動の地域移行が社会問題となっており、果たして社会に部活動の受け皿となる組織改革が進むのか?先が見通せない状況ですが、千歳中の部活指導者は管内に誇れる、熱意ある指導者たちです。監督・顧問と一体となって心・技・体を磨いてください。

 私自身、長年の選手・指導者の経験から、種目の違いはありますが、スポーツにとって、

 ①的確に状況把握し、ゴールを設定し、策を見通す        Vison

 ➁自分の状況、チームでの役割等を自覚してやるべきことを果たす Position

    ③仲間や指導者、応援者との意思疎通を図る           Communication

 が、大切で、このことは、勉強でも、仕事でも共通するものと感じています。『人生においても、スポーツにとっても、目標を設定し、ひたむきな努力で、学び続ける』ということが、成長や成功につながると、私は信じています。

 『努力は素質を上回り、気力は実力を超える』、みなさんのチャレンジを心から応援しています。

  

 

 

8.24 Wed 全校道徳

 8月24日(水)6時間目。全校道徳を実施しました。新しく導入された電子黒板に表示された画面は非常に見やすい画像でした。『自分を大切にしよう』というテーマで、何か悩み事等がある場合は一人で悩まずに近くの大人・友達等々に相談して良いんだよ、という内容でした。

 

 

8.23Tue. 学ぶ意欲の向上とわかる授業7

 テレビ型の電子黒板に変更となり、「光の反射で見ずらい」ということもなくなったようです。電子黒板は、興味関心を引くような「課題提示」やデジタル教科書・様々な学習資料(画像や動画も含め)等の提示、個々の意見や考えを共有するためのツールとして・・等々、学習の幅を広げるものです。教職員は、夏季休業中に変更となった電子黒板の操作の仕方、活用方法等について校内研修し、スムーズに移行しているようです。

 2年数学はいよいよ「関数」に入ってきました。苦手にならないようにしっかり見方・考え方を働かせて・・・比例関係から関数の考え方についての授業でしたが、教え合い、学び合いのスタイルが軌道に乗ってきた2年生。前期後半の伸びに期待します。3年社会では、電子黒板を使って様々な資料を鮮明に提示し、思考を深めるような工夫をしています。3年国語の授業では、いつでも辞書を引ける環境を作って、作文を書いていました。3年英語科では、ちょっと難しい修飾表現にも、意欲的に手が上がって発表していました。3年数学は、問題をプリントで解くことはもちろん、インターネットを使って類題を検索し、解法の仕方をまずは自分で、粘り強く調べていました。

1年国語科では、「自分の好きなものを構成を工夫してわかりやすくスピーチしよう」という授業をしていました。発表原稿は、手書きですでに作成済み。効果的に伝える構成を学んだ型に沿って、発表内容をどう伝えるか、個別の学習が進んだようです。今日は、そのアウトプット場面。「思考力・判断力・表現力」が一層、重要視されるこれからの社会で、欠くことはできない、プレゼン、意見発表です。1年生ながら、大きな声で、ほぼノー原稿で堂々と自分の考え、意見を発表する姿に頼もしさを感じました。発表後は、発表者への評価をGoogleフォームに入力して、相互評価していました。

 音楽の授業は、この3年間苦労の連続、換気や密にならない工夫をしながら、合唱コンクールに向けた「クラス合唱」づくりが始まりました。PTAの会議の中で、「合唱コンクールで、クラスで一致団結して創り上げる合唱のすばらしさ、感動を味わわせてあげたい・・3年間経験しないで卒業なんて・・」と出ていたように、感染拡大防止に万全を期しながら75th文化祭を成功させるべく、教師も生徒達も前期後半に動き出しています。

8.23Tue. ライオンズクラブより吹奏楽部への寄付

 7月28日(日)に千歳ライオンズクラブ主催の千歳市内 小・中・高校生による吹奏楽・リコーダーの合同演奏会 「第19回キラキラコンサート」が開催されました。コロナ禍で様々な事業な中止を余儀なくされる中、地域貢献として、小中・高校生のために音楽を通した交流の場を提供しようという、ライオンズクラブの社会貢献事業です。参加した児童生徒、ホールで演奏を聴いた聴衆の心に響く、温かな手づくりコンサートとなったのではないでしょうか。

 その際、参加した各校に、楽器購入や修理代等に使ってほしいと寄付を申し出ていただきました。演奏・交流の場を提供していただいたことに加え、寄付もいただき、感謝しかありません。そうした多くの応援してくれる人たちの思いも受け取って、「次なる活動に活かしていってほしいなぁ」と心から思います。 

 ライオンズクラブ(英: Lions Club)は、ボランティア活動を目的として結成された、国際的な民間団体です。その本部は「ライオンズクラブ国際協会」といい、アメリカ合衆国に所在していますが、実際の活動は、その協会に所属する地域ごとの「クラブ」によって行われているため、千歳ライオンズクラブの事業活動は、地元千歳のライオンズクラブの会員の方々が、地域貢献として様々な事業を企画・運営しています。

 「日常生活の中で、会員がクラブ活動を楽しみつつ、地域社会に奉仕すること」を目的に活動しているのがライオンズクラブで、モットーは"We Serve"(「われわれは奉仕する」)というもの(世界共通)。一人の力ではなく、集団の力で、経済力の向上を図ったり、知恵と労力をもって奉仕するという理念が受け継がれているそうです。

8.23Tue. 前期後半のスタート

1、前期後半のスタートにあたって   校長 金森 直人

 8月22日(月)から前期後半がスタートしました。新型コロナウイルス BA5の第7派は、感染力も強力。社会・経済を回す動きや夏季の行楽、お盆休み等の影響からか、終息が見えないことに教育現場やお子さんのいる家庭では、不安がぬぐえないところです。暑い時期に熱中症のリスク回避の意味で、「屋外でのマスク着用、マスクをはず」を「自ら正しい判断で命と健康を守る行動をとる」ことに象徴されるように、「自分と自分の大切な人を守る適切な行動」を有効な感染防止対策やリスク回避等、「自ら考え、適切に判断・行動できる」力が、増々大切になってきます。

 学びを止めず、様々な教育活動に万全の感染防止策を講じながら、工夫して行っていく・・「どう工夫したらできるのか」「当初の目標達成のために実施方法を工夫する」前期後半が、今後も続いていきます。『個々の課題や興味関心に対応した学び、協働の中で培われるコミュニケーション力や思考の練り合い』が学校教育の強みです。ご家庭においても、子どもたちが健康で、学校生活を楽しみながら、頭も心も身体も豊かに成長していけるよう、バックアップをお願いいたします。

2、「学びの環境」の充実

 千歳市の市内各小中学校への環境整備支援に感心します。

①最新のテレビ型電子黒板で文字や画像もくっきり見えるようになりました。

➁校舎内の照明がLED化され、かなり暗めの教室や体育館がとても明るくなりました。

③傷んでいた学校の顔である正門が補修され、美しくなりました。

④理科室のテーブルや水道設備等、リニューアルしました。

 夏季休業中に、毎日のように地元業者の方々(中には卒業生も)が、猛暑の中、工事にあたってくれました。「環境が人を育てる」という言葉もあります。歴史と伝統を感じる校舎に、「もう少し新しく・・」という思いもありながら、「学ぶ環境を少しでも良いものに」という市の整備事業や市職員、施設業務主事の職員の方々の思いがあっての環境整備です。感謝の気持ちを抱きながら、学校生活を充実させていきましょう。

 

 

3、8月22日発表 道内の市町村別感染状況と年代別感染状況

 

8.19Fri. セガサミーカップゴルフトーナメント

 8月18日(木)~21日(日)、ザ・ノースカントリーゴルフクラブで、セガサミーカップゴルフトーナメント2022が開催されています。この大会では、市内の小中学生を対象にスナッグゴルフ大会や様々な体験イベントが企画され、本校生徒の放送委員2名もジュニア「スタートアナウンス」企画に参加。ゴルフトーナメントの独特の緊張感の中で、「午後の部第〇組目の選手をティーオフ順に紹介してまいります。まず初めに・・・」とスタートホールの選手紹介をアナウンスする大役を経験してきました。プロのスタートアナウンサーが隣についてのアナウンスですが、なかなか経験できない貴重な体験。今後のキャリア形成、進路選択等にも生かしていけることを願っています。晴天、気温も高い中の体験、お疲れ様でした。

8.19Fri. R4全国中学校体育大会 水泳競技 in宮城

 8月15日(月)~20日(土)に開催されている第62回全国中学校水泳競技宮城大会に本校2年生森本さんが出場。会場の宮城県利府町セントラルスポーツ宮城G21プールは、宮城県中央に位置し、杜の都仙台市に隣接する利府町にあります。利府町は、古くは縄文時代から人々の生活の場となっており、奈良・平安時代には陸奥国府多賀城に、江戸時代には仙台城下と隣接していたこともあり、古来より交通の要衝として栄えていたそうです。山、海に囲まれた自然豊かな利府町、町の東部には日本三景松島の一角をなす海もあり、そうした、歴史や文化、自然を目にし、五感で感じられるのも、全国大会ならではのことです。

(下段左:利府町の松島海岸「馬の背」と呼ばれる観光写真から転載)

◆男子200m背泳ぎ 予選の結果

  27位 2分08秒36 森本(北海道千歳)

 決勝進出は叶いませんでした。まだ2年生の森本さん、本当に貴重な経験になったと思います。次のステージでのさらなる活躍、自己記録更新に期待します。お疲れ様でした。  

 

 

 

8.5Fri. 全日本吹奏楽コンクール(札幌地区大会)終了

 全日本吹奏楽コンクール 第67回北海道予選 札幌地区大会「中学校C編成の部」が、札幌コンサートホールKitaraで開催され、本校吹奏楽部は、8/4Thu.中学校C編制の部に出場しました。新型コロナウイルスの感染拡大状況が悪化し、10代以下・10代の陽性者も急増したコンクール前、学校での練習、ホール練習等も、様々な制限の中での活動となりましたが、千歳中らしい、演奏、ハーモニーを創り出そうと本番当日の朝まで、音出し、曲づくりに打ち込む生徒たちの姿は、真剣そのものでした。演奏を終え、コンサートホールをバックに写真を撮る際には、すがすがしい表情を見ることができました。楽器の生の音を最大限に引き出せるよう音響設計された世界水準のコンサートホールKitara。その会場で、自分たちらしい音楽を協働の中で創り上げ、演奏した経験は、ひとり一人に、そしてバンドにとって貴重な財産です。次のステージに向け、さらに磨きをかけてくれることを願っています。結果は、銀賞。目標としているゴールド金賞には及びませんでしたが、さらなる挑戦に期待します。

8.1Mon. 第43回 北海道中学校剣道大会(岩見沢大会)終了

 7月30日~31日、岩見沢市総合体育館で、北海道中学校剣道大会が開催されました。本校からは、石狩管内代表として女子個人戦に2名の参加。釧路全中出場を目指しました。昨年全道3位の中村は、惜しくも一回戦惜敗。1年生ながら第二代表での参加となった鈴木は、ベスト8という結果になりました。梅雨を思わせるような夏場に日々仲間と共に鍛錬を怠らず、主将である中村は部員を引っ張り、堂々たる全道大会でのチャレンジだったと感じます。「礼節を尊び、周囲への感謝の気持ちを力にかえる」、剣道部の日々の努力と成長に賛辞をおくります。次なるステージへ、それぞれの新たな目標設定、日々を大切にした更なる精進と活躍に期待します。お疲れ様でした。

7.29Fri. 第53回北海道中学校陸上競技大会(オホーツク大会)終了

 7月27日~29日、真夏日が三日間続く北見市で、北海道中学校体育大会第53回陸上競技大会が開催され本校から3選手が参加しました。自己記録を伸ばす成績を発揮したようですが、惜しくも入賞ならず、全日程を終了しています。選手、スタッフ、開催地の運営者の皆様、炎天下、コロナ禍での厳しい環境での大会参加、大会運営、本当にお疲れ様でした。選手たちにとって、次のステージ(次の大会・高校での選手生活等)につながる素晴らしい経験となりました。関係の皆様にも心よりお礼申し上げます。

共通男子四種競技 

 髙橋さん 四種110mH 16秒41  四種走高跳 DNS

      四種砲丸     8m11     四種400m  

共通女子砲丸

 畠山さん  7m32

共通女子1500m

 久保さん  5分01秒98

共通女子800m 

 久保さん  2分27秒03 

 

 

7.27Wed. 3年生登校日3日目

1、自律的な生活と「自ら考え、正しい判断をし、適切な行動」をとること

 暑い中での3年生の登校日3日目。ねばり強く学習に取り組む姿勢が立派です。明日からは、時間や学習内容、スポーツや音楽、趣味の時間等、自己の生活と学習をコントロールして、有意義な夏季休業としてください。感染拡大状況が、急激に悪化しています。全道・全国中体連、音楽関係のコンクール、各種大会等、新型コロナウイルスの感染拡大状況に影響されることなく、万全なコンディションでの実施と成果に期待するところです。勉強にしても、安心・安全の確保にしても、「自ら考え、正しい判断をして、適切な行動をする」ことが、大切であることを心に止めてがんばってください。

2、授業の様子から

 3年生の社会科では、公民分野で「選挙」についての学習をしていました。「国民の代表を選ぶ選挙」について、模擬選挙で学んだり、政党のマニフェストを調べて学習したり、自分事として、学習を深めていました。「選挙権がある18歳」まで実はあっという間です。未来社会の担い手となる皆さんにとって「政治や選挙」って、避けては通れないものです。

 英語科では、

a small clock you wear on your wrist or keep in your pocket     名詞を修飾する表現の確認をしていました。3年生の英語ともなると、なかなか「難しい」と感じてしまう人もいるかもしれませんが、グローバル社会で、コミュニケーションツールとしての英語の役割は、今後ますます重要となります。(まして千歳では・・)「習うより慣れろ」等といいます。語学力は、将来みなさんのキャリアを助けてくれますよ・・。ファイト!

 

7.26Tue. 第7波に注意を

 BA4.5への置き換わり、社会経済活動の活発化にともなうかのように、第7波の感染拡大状況が止まりません。特に「空の玄関口 千歳市」での感染増は顕著なものです。各ご家庭において、「自分と自分の大切な人の命と健康を守る適切な行動」の徹底についてご家族、お子さんとお話してみてください。中学生には、休み前集会で話をし、学級指導でも伝わっていると思いますが、「ON・OFFのチャイムを自分で鳴らす自己管理」、「感染リスクを考え、適切に判断して、自らが正しい感染対策」等、セルフコントロールすることの大切さを学ぶもの長期休業です。感染拡大期の生活について、ご注意ください。

【楽しそうに体育授業に取り組む3年生】