学校行事
7.21Thu. 凡事徹底 自律的学習者として
本日、大掃除を行い、明日、金曜日で1,2年生は前期前半の一区切り。学習や生活の成果を振り返り、今後の新たな課題設定をして、充実した夏季休業、前期後半のスタートにつなげてほしいと考えています。2年ぶりの大掃除にみんなで仕事分担しながら取り組んでいました。
1年生の朝読書を見るとその姿勢の正しさや集中の仕方、また、教室環境を整える習慣等に、「中学生らしさ、集団としての成長」を感じます。千歳中学校は、六つの小学校から入学してくるので、生活の約束事も、学習の達成状況や授業規律も、「同じ部分、相違点が混在」しています。しかしながら、【授業規律】である「姿勢・机上整理・発表や発言」、【生活規律】である「TPOにあった明るい挨拶・時間を守りコントロール・マナーや言動のあり方」といった『ととのえる習慣』の凡事徹底により、「学びに向かう集団の基本姿勢」が身についてきたように思います。「一方的に教わる」感覚から、「自ら学びとる(自律的学習者)へ」という時代の変化は、前述のような「あたり前のことをあたり前に行なう」という凡事徹底から「学びに向かう力」を培い、「変化の激しい世の中を主体的に学び続ける人」を育成ことにつながると学校は考えています。
7.20Wed. 宿泊学習のまとめ・G-PDCA
2年生の宿泊学習のまとめは、班で分担し、写真や資料を入れ込んで、調べて分かったことやちょっとしたハプニング等についても記載されていました。専門学校でのキャリア学習や小樽職人の会のものづくり体験でも、貴重な学習をしたと思うので、作文やしおりに成果や考えたことを残しておきたいですね。
「計画P⇒実践D⇒評価C⇒改善A」仕事や勉強では、このPDCAサイクルを回すことが重要であり効果的だとよく言われます。「まず目標を」という意味でゴールGーPDCAという人もいます。1年生の学活では、夏休みの学習や生活について確認し合い、「MYゴール手帳」を活用し、夏休みの目標を立てたり、学習計画の具体のスケジュールを書き込んでいました。自分の「時間」と学習・生活の「内容」を計画立てて自己管理する(自律)、まさに今、求められる能力ですね。チャイムをちゃんと自分で鳴らして、主体的な学習者になってください。
理科では、カルメ焼きをつくっていました。理科室からいい匂いが・・。この実験のポイントは,温度と時間をきちんと守ることだそうです。重曹は炭酸水素ナトリウムという物質で,これを熱で分解すると炭酸ナトリウム,水,二酸化炭素ができます。この実験では,高温でとけた砂糖液が冷えて固まるときに,発生した気体の二酸化炭素と水蒸気のため,中に空洞が出来て膨らみカルメ焼きになるそうです。香りと甘さとともに覚えておきたいですね。
7.20Wed. 新型コロナウイルス道内の感染状況から
1、石狩管内における新型コロナウイルス 市町村別感染状況 7.19現在
6/26~7/16までの3週間の推移を北海道のHPより示すと
2、年代ごとの陽性者数 7月19日現在 北海道発表分
上記のようなデータから、千歳市においては、管内的に見ても感染者数増加が見て取れます。また、10代以下や10代の年代での陽性者が増加していることもあり、市内の小学校の学級閉鎖や幼稚園・保育園等での陽性者、家庭内感染の学校への連絡等も急増しています。やはり、感染力の強い株への置き換わり(再陽性の事例も多い)、第7波の入り口といっていい状況のようです。
社会生活や経済を回す動きは止むなしと思いつつ、若年層や義務教育段階での教育活動、子育て家庭での家庭生活や保護者の働き方等には、十分な感染防止策を講じる必要があります。まもなく学校は、夏季休業となりますが、自学自習の勉強、部活動、趣味や家庭のイベント等、健康で、楽しく、充実したものとなるよう、引き続き、ご家庭での感染対策と子どもたちへの注意喚起にご協力願います。
7.19Tue. 川の生き物調べ
はまなす学級では、理科の授業で、千歳水族館にご協力をお願いし、「川の生き物調べ」を行いました。外来種の繁殖等により、日本の河川に古くから生息する在来種の絶滅や個体数の減少が全国的に問題になっています。千歳市は支笏湖、千歳川流域の豊かな自然と恵まれた環境ながら、そういった問題と無関係ではありません。千歳水族館で、生き物観察の方法について説明を受け、千歳川から支流になるママチガワまで移動し、生き物観察。絶滅危惧種のイトヨ、サクラマス、ブラウントラウト、川エビ・・生徒たちの歓声が響いていました。五感を働かせ体験をともなって学ぶ・・ふるさと教育でもある、理科の授業。机上だけでは学べない貴重な時間となりました。動植物や環境、環境保全、ふるさと千歳・・興味を抱き、体験から学んだことが、「将来、こうしたことにかかわっていきたいな」というキャリア意識にもつながってほしいと願っています。
7.19Tue 1年生校外学習まとめ
7月19日(火)4時間目に校外学習のまとめを行いました。先週実施した校外学習で自分たちが体験した内容や昼食で食べた画像などChromebookを上手に使い説明していました。経験することで身につけられる力、自主的に考え、取り組む姿勢は、この校外学習で学び身につけたことです。来年の宿泊学習、そして再来年の修学旅行へとつながる校外学習になりました。
7.19Tue. 学ぶ意欲の向上とわかる授業6
3年生の英語の授業では、This is an essay written by Yoshida Kenko.英語の過去分詞を使った表現を理解するために様々な画像・写真を英語で解説し、クイズ形式で学習していました。出題する方も読み解いて答える方も、「アウトプットする表現活動」で確かな力がついていきます。間違いを恐れず、大きな声で表現活動・コミュニケーション活動から学んでください。
3年生理科の授業では、「遺伝子組み換えが私たちの生活にもたらすものは・・」というテーマで、調べ学習を行い、そのメリット・デメリットを含めた遺伝子組み換えの例や可能性についてプレゼンしていました。インターネットで検索したものについては、その出典を明らかにしながら、写真や図を活用し、わかりやすく表現していました。これも、アウトプットすることによって自らの知識を確かなものにしたり、考えたことを豊かに表現し伝える力の獲得に役立ちます。
【3年生英語科】
【3年生理科】
7.15Fri. 2年生宿泊学習
7月14日(木)~15日(金)2年生の宿泊学習を実施しました。札幌市内の専門学校のご協力によるキャリア学習を含む班別自主研修、小樽職人の会のご協力による歴史を感じる小樽公会堂での「製作体験」と小樽運河散策。二か月に及ぶ計画とその実行で「集団として意見をまとめる力」を・・、各種研修や体験で「計画を立てて実行する力」を・・、班や学級、学年委員会などを中心に「チームワークの向上」を・・。日々の学習や生活を大切にする「日常」が「行事を成功に導き」、「行事」での成果が、また「日常」を高めていく・・そんないい学びが、チーム感を持ってできる2年生だと感じました。「失敗や約束違反」もありました。失敗から何を学び、次にどう生かすかが問われます。ゆっくり休んだ後は、宿泊学習の成果と課題をしっかりとまとめ、明日からの生活に活かしていきましょう。旅先・研修地でお世話になった方々、送り出してくださった家庭にも感謝の気持ちと言葉を忘れず、「為すことによって学ぶ」学習がみなさんの更なる成長につながることを期待しています。お疲れ様でした。
7.14Thu 1年生校外学習
7月14日(木)1年生の校外学習を実施しました。千歳駅から各班、自分たちの自主研修先にまっすぐ向かい、施設の方々に挨拶をし、研修をスタート。昼食を食べて午後の研修。実際に経験することでしか学べないこと。集団行動の中で意識しなければならないこと。多くのことを校外学習で学び、千歳駅へ戻ってきました。
コロナ禍で感染者が再び増加傾向にある中ではありましたが、なんとか大きな事件・事故に巻き込まれることなく校外学習を終えることができました。まとめ学習をしっかりとして、来年の宿泊学習が更に質の高い学びの場となることを期待しています。
7.13Wed. 学ぶ意欲の向上とわかる授業5
1、生きて働く英会話力・・
「自分のことや自分の考えていること、気持ち等を他者に伝える」という英語をコミュニケーションツールとして、「表現し、話す」という力が求められています。確かにグローバル社会なので、英語を多様な人たちとの共通言語として協働することができれば、大きな力となります。全国の公立中学校に在籍する中学3年生のうち、英検3級相当以上の英語力を持つ生徒は40.7%いるそうです。国の目標は、中学校卒業時点で、英検3級取得50%を目標にしています。目標はともかく、コミュニケーションツールとして、英語を話せる、英会話の力は、将来の職業選択や世界的な視野を広げると言った意味でも、大きな可能性を持っています。
中3の授業では、ALTのジェームズ先生と英会話の学習をしていました。質問に対する答えを事前に英語表現で「書いたり」、友達と「練習したり」、先生に確認してもらったりしながら、「話す」練習を繰り返していました。中1の授業では、最初はメモを見ながら、だんだん顔を上げて、コミュニケーション活動となるようグループ学習で楽しそうに会話していました。こうした学習の積み重ねが、「使える英語」の習得につながります。
2、美術の表現力に驚かされます
「創作活動なので、無言で制作に集中する」という美術の授業。その作品のできばえには感心します。動植物など描いた作品と違うものを使って、描きたいものをデザインする授業。個性があふれ、豊かな表現力に圧倒されます。
3、未知数2つ、式2つ
中2の連立方程式、ちょっと長めの文章問題には、「わからない数字(未知数)が2つ」、問題文に書かれていることをよく読むと、「式を2つ」立てることができます。数学の先生は、問題文から式を導き出すときに、『問題文に書かれている内容を表や図に整理してみる』ことを強調していました。数学は、答えがスパッとX=〇 Y=△とでることが美しいのですが、「数学的な見方・考え方を働かせて、解答を導き出す過程」にこそ、おもしろさがあり、そうした「見方・考え方」ができるようになることが、大切な教科です。一問一答で、暗算で答えが出せるようなことは、世の中、そうそうありません。「問われていることを図や表やグラフ、数直線・・・などで情報を整理して」解答にたどり着く楽しさを理解してほしいと思います。
7.13Wed. 為すことによって学ぶ 校長室から
1、「為すことによって学ぶ」
7月14日(木)、1年生校外学習、2年生宿泊学習(~14日)が行われます。コロナ禍、様々な感染防止策に配慮しながら、事前学習を含めた研修計画、行動計画を作成し、小グループが、自ら立てた研修計画に沿って、時には臨機応変に対応したり、危機管理意識を持ちながら社会に出て研修します。1年生がJR千歳駅を起点に、公共交通機関を利用して、札幌市内各所で、テーマにあった研修を進めること、2年生は、キャリアの視点で、様々な専門学校での研修、札幌市や小樽市での体験や研修をともなった学びを深めること。これらの学習は、教室から社会に飛び出し、公共ルールを守りながら、「自律的に学び取る」、またとない機会と考えています。個人旅行とは違い、研修目的のチーム行動ですから、協働的な学びといった面でも、体験的・旅行的行事の教育効果はとても大きなものです。新型コロナウイルス関連等、様々な理由から残念ながら参加がかなわなかった生徒もいることはとても残念なことですが、この研修後に学んできた成果を伝えて(アウトプット)いけるよう、1,2年生は、チーム感を持って取り組んでいきましょう。
2、「学びに向かう力」
教師生活も長くなってくる(校長自身)と、「教える」ということに固執しがちで、新しい学習指導要領が求めるような、「知識や技能をただ習うのではなく、多様な他者と協働して、自ら考え主体的に学び続ける人を育てる」という「生きる力」の育成をゴールとした授業観への移行がなかなかの課題。予測不能な未来をたくましく生き抜く人材を育てるため、身につけなければならい力は、
①社会で生きて働く「知識・技能」
➁未知なる状況にも対応できる「思考力・判断力・表現力」
③「学びに向かう力・人間性等」と示されています。
高校入試問題等でも、「思考力を問う問題」が出題され、問題文をしっかり読み解いたり、答えを導き出す理由や根拠を自分自身の持っている教科の見方・考え方を生かして「自分の考えとして表現・伝え」なければ、正解に至らないような問題も一部含まれています。
特に③の「学びに向かう力」は、単なる「関心・意欲・態度」ではなく、『主体的に学習に取り組む態度・自己の感情や行動を統制する力・よりよい生活や人間関係を自主的に形成する態度等』と言われています。コロナ禍となってなおさらですが、子どもたちの学びは、「教わるという感覚から、意欲をもって自ら学ぶ」という「自律的学習者」としての成長、変化の激しい社会を「自ら学びつ続ける人に」という15の春をイメージして学校づくりを進めていきたいと考えています。
「体験をともなった学び、為すことによって学ぶ」という旅行的行事・自主研修等の総合的な学習は、規範意識や集団や社会のルールを学び、スケジュール管理し、役割や責任を果たし、体験や豊かなコミュニケーション活動により協働的に学ぶ取り組みです。「多様な他者と協働し、新しいものを創造する。自他を尊重し理解し合う。」チーム1学年・チーム2学年の学習成果に期待します。
3、2学年宿泊学習に寄せて(宿泊学習のしおりから)
「為すことによって学ぶ」 校長 金森 直人
2学年宿泊研修が学年委員会・学級・班での企画・立案・協議を重ね、「MY BEST MEMORY」~一人一人の思い出を大切に~をスローガンに実施の運びとなりました。コロナ禍で一番影響を受けてきたのは、スポーツや音楽・芸術、学校行事です。特に旅行的行事は、先生たちはもちろん、関係機関、企業、保護者の皆さんの理解と協力なくして成立しません。
「為すことによって学ぶ」という言葉がありますが、五感を働かせた体験が学びとなり、「視野の広がり」「仲間との協力」「計画・実践・評価・改善の力」等、体験を通した学びが大きな成長につながることを確信しています。
Withコロナの時代、「何を、どのように学び、何ができるようになるか」「どんな工夫をすれば、○○ができる」と、自らの思考・判断・表現力を働かせ、学び取る力(自律的学習者)が大切だと言われます。「為すことによって学ぶ」はずが、「やりっぱなし」では、学びに高まりません。一層予測不能な社会を生き抜いていく皆さんですから、多くの他者と協力し、活動を通して、自ら考え、適切に判断し、実りある学習にしていくことが、「生きる力」の獲得につながります。
職業体験講座や自主研修・製作体験には、キャリア教育の視点も含んでいます。「自己の適性や興味・関心を知り、将来の夢やキャリア意識・職業観を」、是非身に付けてください。
**意義ある宿泊研修にするために******
1.社会的視野を広げる 2.集団行動の基礎を身につける 3.自分たちで活動する自治力を高める
3,班単位の研修により、企画・計画立案のスキル向上
**********************
【7.12 しおり学習の様子から 話を聴く姿勢、メモを取る真剣さが伝わります。教頭先生からも激励】
7.11Mon. 石狩管内中体連大会の結果
〇バスケットボール部女子(当別町総合体育館・とうべつ学園会場)
1回戦 千歳中 36ー56 北広島緑陽中
〇バレーボール部(北広島市総合体育館)
1回戦 千歳中 2-0 恵庭柏陽中
2回戦 千歳中 0-2 江別第二中
〇テニス部男子(千歳市青葉コート)
【男子ダブルス個人戦】
1回戦敗退 3年男子・2年男子ペア
2回戦敗退 3年男子・2年男子ペア
3年男子・2年男子ペア
3回戦敗退 3年男子・2年男子ペア
〇テニス部女子(千歳市青葉コート)
【女子ダブルス個人戦】
1回戦敗退 3年女子・3年女子ペア
3年女子・2年女子ペア
2回戦敗退 3年女子・3年女子ペア
3年女子・1年女子ペア
〇剣道部(江別第三中学校)
【男子団体戦】
1回戦敗退 千歳中 2-3 大曲中
【女子団体戦】
予選リーグ 千歳中 4-0 大麻中
千歳中 1-4 江別第一中 第3位
【女子個人戦】
優 勝 中村(全道出場)
準優勝 鈴木(全道出場)
〇卓球部女子(江別中央中学校)
【予選リーグ】
千歳中 5―0 東部中
千歳中 0―5 恵明中
【決勝トーナメント】
1回戦 千歳中 0―3 西当別中
7.7Thu. 明日から石狩管内中体連大会
7月8日(金)9日(土)と石狩管内中学校体育大会が開催されます。千歳市代表校として出場する部は、
〇バスケットボール部女子(当別町総合体育館・とうべつ学園会場)
〇バレーボール部 (北広島市総合体育館)
〇テニス部男女 (千歳市青葉コート)
〇剣道部 (江別第三中学校)
〇卓球部女子 (江別中央中学校)
コロナ感染防止の観点から、観客人数、観戦方法等、種目ガイドライに従って、制限もありますが、3年生の保護者については、管内での勇姿をご覧いただける種目が多いのではないかと思います。管内を勝ち上がり、全道大会へと駒を進められるチーム・個人の数は、極限られたもの。「スポーツは敗者のためにある」等と言われる由縁かもしれません。大切なのは、ひと試合でもいいから、この仲間たちとプレーしたいと個人・チームで磨き合ってきた、「心・技・体」をしっかり発揮し、最後まで闘いきること。これまでのひたむきな努力は、決して人を裏切らないし、成果となって表れたり、次のステージへとつながるような成長を約束してくれます。
管内出場叶わなかった本校の様々な部の部員たち、市内大会で敗れていった他校の部員たち、みなさんをここまで導いてくれた指導者や協会・種目関係者の人たち、いつも応援し支えてくれた家族や仲間・・・そうした多くの人たちの思いや支えがあっての管内の大舞台です。
「努力は素質を上回り、気力は実力を越える」
千歳中の、また、千歳市の代表として、自覚と責任を胸に、勇往邁進(目標や夢に向かって、勇敢に進んでゆく)する姿に期待しています。健闘を祈る。
7.5Tue. 学ぶ意欲の向上とわかる授業4
ここ数日の暑さと湿度に負けず、生徒たちは、しっかり学習を進めています。「自律的に学ぶ」ということが重視され、「教えられる」授業から、自ら学び取る「自律的な学習者として」の学びが、変化の激しい社会を生き抜くキーワード。3年生の理科で、顕微鏡観察する生徒たちの目は、「科学者の目」。「みつけてやろう、どうなってるんだろう」と好奇心あふれる姿に感動します。
2年生では、情報モラルの学習でしょうか、スマホに関する様々なトラブルについて、グループで意見交換していました。「ネット社会の正しい歩き方」、身に付けましょう。
7.3 Sun PTAソフトボール大会
7月3日(日)晴天の中、キリンビール北海道千歳工場杯争奪PTA対抗男子ソフトボール大会が実施されました。本校PTAOBの方々のご協力もあり、昨年に続く優勝で終えることができました。本当に暑い中、お疲れさまでした。
7.3Sun. 管内陸上
7月2日(土)~3日(日)石狩管内中体連陸上競技大会が開催されました。炎天下、自己新更新と全道出場をかけて熱戦が繰り広げられました。競技役員、大会補助としてもお手伝いがあったスタッフ、指導者、選手のみなさん、厚い中、熱中症への対策も取りながらの大会運営と競技参加、本当にお疲れ様でした。
男子リレーでは、決勝進出チーム7チームが、全道標準記録を突破するという高いレベルのレースの中、本校のリレーチームもよく健闘し、標準記録まであと0.1秒に迫る奮闘ぶりが光りました。よく記録を伸ばしてきての決勝進出は実は立派です。
この結果、全道中体連参加種目は、
共通男子110mH・四種競技 髙橋さん
共通女子砲丸 畠山さん
共通女子800m・1500m 久保さん となりました。全道での健闘に期待します。
7.1Fri. 第50回石狩管内中学校音楽発表会(器楽)
6月30日、7月1日と石狩管内中文連の音楽発表会(器楽)が開催されました。コロナ禍が続き、音楽やスポーツが大きく制限を受ける事態が3年目に入り、様々な対策を講じながら、観客も入れての演奏会はやはり格別なものでした。本校吹奏楽部も、7月1日(金)に出演。効果的なパーカッション、リズミカルで楽しく、迫力ある演奏がホールに響いていました。管内各校の演奏も聴いて、さらに千歳中の音づくり、曲作りに磨きをかけてください。北海道吹奏楽コンクール札幌地区大会は、8月4日(木)にkitaraで開催されます。
千歳中学校
♪ 吹奏楽のための小狂詩曲
♪ 風になりたい
6.29Wed. 学ぶ意欲の向上とわかる授業3
目も、耳も、口も、作業も・・・、「五感を働かせて」学ぶ学習は、好奇心をかきたて、定着度も高いものです。いつでも毎回とは行きませんが、理科の実験で仮説検証しながら学ぶことや国語でも「読む、書く、聴く、話す」といった活動を伴った授業は、定着度も高いようです。
2年国語では、音読、聴くこと、書いてまとめること、発表することを大切にしながら、池上彰さんの説明・論説文の学習を深めていました。
2年生数学は、連立方程式、個の単元や関数など、徐々に難しくなってきます。正念場です。数学は、ブロックのように知識を積み上げていく教科です。土台が崩れないように、数概念、数と式等々基本をマスターして、反復です。
1年生国語では、文法を学んだ後、「学びポケット」で楽しく学習し、単元テスト。理解度は高いようです。ICTを「効果的に使用」することで、興味関心や理解度を上げたいところです。
2年家庭科は刺し子でしょうか、刺繡でしょうか・・布に、針と糸で上手に装飾を施していました。「ものづくり」に集中する姿、いい雰囲気でした。「こうゆう作業、楽しいです」と感想を教えてくれました。
2年生の理科の単元のまとめでは、学習の中で出てきた疑問点やわかったことをタブレットのスライドに記入し、共有をかけた電子黒板画面には、クラスの仲間の課題やわかったことが共有されます。1年生のたんぽぽの花の観察も、3年生の根の細胞の観察も実験を大切にして、「科学者の目」を持ちながら授業が進みます。観察しやすいように植物に切り目を入れたり、試薬で染めてプレパラートを準備、顕微鏡の使い方を振り返りながら、観察・スケッチします。実験を振り返り、まとめる作業も大切にしましょう。
まさに五感を働かせた学びを大切にして、「その教科の勉強が好きになってほしい」と思います。 「好きこそものの上手なれ」What one likes, one will do well.
6.28Tue. 農園作業とキャリア教育
1、現代社会とキャリア教育
Society5.0と呼ばれるこれからの未来を生きる世代にとって、人やもの、世の中のあらゆるものがインターネットを介してつながる(IoT:Internet of Things)社会で、「どんな職業につき、社会的自立を果たしていくか」、大きな宿題があります。少子高齢化社会、産業・経済の構造変化、雇用の多様化等、変化が激しく予測不能な社会を生き抜くために精神的・社会的な自立と人間形成、キャリア教育の重要性が叫ばれ、持続可能な未来社会を築いていく担い手が小中高といった若い世代なのです。
2、キャリアとは・・
「キャリア」という言葉を調べてみました。中世ラテン語の「車道」が起源で、競技場のコースを意味するものだそうです。そこから、人がたどる足跡や経歴などを意味するようになり、今日使われている「キャリア」ということばとなりました。「ある特定の職業や組織の中での働き方にとどまらず、広く”働くこと”を通しての社会とのつながり方や生き様」を指すようになりました。「キャリア教育」は勤労観や職業観、社会性を育てる教育です。
3、本校では・・
職業科の高校や高等支援学校では、高校生活から職業・勤労観を大切にしながら社会的自立をめざすことが特徴で、普通科の高等学校よりも少し早く、職業意識や社会性を身に付けることが求められます。それぞれの学年で職業体験や職業人の講演、校外自主研修があったり、はまなす学級の農園活動や花壇ボランティアに支えられた花壇づくり等もとても重要なキャリア教育です。IT、IoTの世の中だからこそ、欠くことのできない学習と考えています。
はまなす学級の生徒は、きゅうりの苗を畑に移植し、大根の生育状況を確かめ、トマトの脇芽を摘み、誘引といわれる支柱に固定する作業に丁寧に取り組んでいました。作物の育ちやすい環境を整えたり、収穫、商品化、調理、販売・・と、真の「生きる力」を培う学習だと感じます。
6.27Mon. 凡事徹底
先週の2年生学級通信"Sunshine"の中で、2年生最初の定期テストのできばえを振り返って、以下のような記事が載っていました。「結果を得るためには努力と時間が必要です。そのれは、勉強だけでなく、スポーツも習い事も同じだと思います。どれだけの時間を費やしたか、どれだけ努力できたかを見つめましょう。そこを見直し、今後に生かしてください。また、日々の生活一つ一つを再チェックしてほしいと思います。凡事徹底です。」
千歳中学校では、「ととのえる」習慣
【学習規律】 ①姿勢 ➁机上 ③発言
【生活規律】 ①挨拶 ➁時間 ③マナー言動
といったことの徹底を『学習を支える基盤となる力』として大切にしています。ちょっと抽象化した言葉なので、要するに学習や生活上の「あたり前のことを当たり前にやる・・」ことが重要だと担任の先生は伝えています。
「凡事徹底」とは、なんでもないような当たり前のことを徹底的に行うこと、または、当たり前のことを極めて他人の追随を許さないことなどを意味する四字熟語です。将来、社会人として自律した生活が求められる中学生にとって、小さな社会である学級や学校という集団生活で、『凡事徹底』が、ひいてはみなさんの個性や可能性を伸ばすことにつながります。基礎・基本の徹底、習得に裏付けられた応用・発展能力は強い・・「凡事徹底」を揺るがない大きな力に育てましょう。
6.27Mon. 通信陸上
6月25日(土)26日(日)に第68回全日本中学校通信陸上大会道央大会が開催されました。今大会と今週末、7月2日(土)3日(日)の管内中体連陸上競技大会での順位や記録(標準記録突破)により、全道大会出場が見えてきます。
順位・記録もさることながら、陸上競技は自分との闘い。日頃の工夫ある努力により自己記録をどう更新させていくが競技の醍醐味です。どの種目にも真剣に向き合い、チームの練習や補助を務め、応援やアドバイス・・・リレー競技を除いては、個人の記録への挑戦が主となりますが、自己記録の更新には、チームワークが欠かせません。コロナ禍で練習状況が厳しい中、協力し合って努力してきた成果が、順位・記録、自己ベスト更新という結果となって達成感につながることを期待しています。
共通男子110mH・四種競技で全道を決めた髙橋さん(3年)、共通女子800mで全道を決めた久保さん(2年)、全道大会での健闘を祈ります。
6.24Fri. 自分とは違う考えや意見を持つ人と・・
1,2年生では、7月中旬にせまった「校外研修」の計画づくりが進んでいます。研修地・研修内容やそのルート、移動ルートや食事のこと・・「多くの他者・仲間と協働してひとつのグループ研修をつくりあげる」という、様々な教科で培った力を総合的に発揮する「教科横断的な学び」のひとつです。その際、必要となってくるのは、コミュニケーション力や合意形成(コンセンサス)、チームで考え行動する力です。
2年生の学級通信には、「班という集団を席かえによって変える意味」、「自分とは違う考えや意見を持つ人とふれあい、自分の考えの幅を広げてほしい」といった担任・学年の願いが書かれていました。日常の班・係活動やグループワーク、行事等を通して育まれるコミュニケーション力やチームワーク、「考えが広がり、お互いを認め合える人、班、学級、そんな集団がひとつの活動をする時に素晴らしい力を発揮する」ことを学んでほしいと思います。
【集団(複数)の合意形成によって物事を決めるコンセンサスゲーム(2年1組通信より抜粋)から】
Q1 コンセンサスによる集団決定をしてみてどのように感じましたか?(一部抜粋)
〇少人数の意見でもその人に明確な理由があったら多数派の意見よりも大事になって、それに決定することがあるとわかった。多数決やジャンケンだったらそれの魅力に気づけないから大切だと思った。
〇多数決の方が何か物事を決める時は楽だと思った。でも、少数の意見もきくことで自分の意見も変わったりするからそれも大事だと思った。
Q2 集団で物事を決める時に大切なことは何だと思いますか?
〇自分の意見をみんなに分かりやすく伝えることが大切だと思った。自分の意見を突き通すのではなく、人の意見に耳を傾けることが大切。
〇自分の意見やすごく仲の良い友達の意見だけを尊重するのではなく、集団の意見から納得いけることが大切なんじゃないかと分かった。
6.23Thu. 要約 読解力・文章化する力
3年生の国語授業で、論説文の要約をする学習に取り組んでいました。決められた時間内、決められた文字数で「要約」する姿は真剣そのもの。しっかりとポイントを押さえて書き出し、加除修正しながら文を推敲していました。
「読解力の重要性」「問題を解くとき、文章理解は不可欠」だと言われています。「課題文をしっかり読みとけるかどうか」は、どの教科においても必要な力です。「要約」は、文章全体を理解していないと書けないため、文章読解力のトレーニングになります。また、当然、文章を書く力も育成することができます。
要約文は、「自らの頭の中にあるものを文章化する力」をつけます。要約という作業は単なる文章の書き写しではなく、言い換えて新たな文章にすることです。3年生は「ももたろう」の物語を指定された字数で要約するトレーニングから入ったそうです。その文章に込められた「主張を探し」「根拠を探し」「反対意見を見つけ」・・・頭の中で文章を組み立て、書くというアウトプット・・・。こうした手法は、長文の英訳や英語の文書構成理解にも生かされます。もちろん、他教科のテストで「求められている課題を読み解く」ことにも・・。3年生の頭と手を動かして、「書く」姿が頼もしい授業でした。
【3年生数学】 【2年生自主研修計画づくり】
【2年生自主研修・1年生校外学習計画づくり】
6.22Wed. 恥べきは、そこから立ち上がらないこと
今日は、緑小学校の校長先生をしていた経験を持つ、市教委の指導主事が来校し、学力・学習状況調査や入試問題等、①問題文を読み解く力が必要 ➁思考力・活用する力を必要とする問題のできが差になる。③失敗したこと・誤答をしっかり解き直すような学習が真の力をつける。といったお話をしていました。緑小学校の卒業生が中学校で頑張っていることに目を細めていましたよ。(昨日の指導監は高台小学校校長経験があり、同様に卒業生の頑張りを喜んでいました)
中間テストが終わって、「できた・・失敗した・・」と一喜一憂しがちですが、テストを経験し、「自分はどこを理解していて、どこがわかっていないのか」を知り、「次の学習につなげる・活かす」ことが大切と、担任や教科の先生は話していませんか?
作家の三浦綾子さんの小説に出てくる言葉で、「人間、つまづくのは恥ずかしい事じゃない。立ち上がらない事が恥ずかしい」というのがあります。人間は、間違いやつまずきから、多くのことを学び、その失敗を二度としないように克服していくことで、成長していきます。「つまずくのは恥ずかしいことではなく、成功へのステップ」なのです。ただ、「なぜ失敗したか」「どこをどう間違えたか」は、しっかり解き直し、学び直しをしておきましょう。
日本人は失敗しないことを良いと捉えがちですが、アメリカでは失敗したことない人を評価しません。「失敗したことない人=チャレンジしない人」という見方をするからだそうでうす。Fightersの田中賢介さんの講演を聞いたことがありますが、メジャーリーグに渡り、なかなか結果が出ない時にも、チームメイトやチーム関係者は、「ドンマイ(Don’t mind)ではなく、「ナイストライ」「ナイスチャレンジ」(Nice try. Nice challenge)と声をかけてくれたそうです。「挑戦すること」をしっかりと評価する習慣が素晴らしいことだとおもいませんか。
「失敗は恥ずかしいことではない。恥ずべきは、そこから立ち上がらないこと」中間テストの誤答であっても、次なる成長のためのステップにするような学習習慣をつけて行きましょう。
6.21Tue. 教育活動の充実
1、北海道教育庁石狩教育局の学校訪問
石狩教育局の局長さんや指導監さんが千歳中学校の教育活動を視察し、「学びの充実」や授業更新・ICT活用等について、協議を深めました。その中で、
〇授業の様子から「意欲的に学びに向かう姿勢が見える。素直そうで意欲的・・」「教える・教わる授業から、自ら考え、考えさせるような授業になっていくことがわかる授業をつくる」というお話をしていました。
〇北海道の将来を担う子どもたちが、夢と希望にあふれ健やかに成長できるよう、道教委では、これからの北海道が目指す教育の基本理念を「自立」と「共生」としています。(自立・・自然豊かな北の大地で、世界を見つめ、自立の精神にあふれ、自らの夢に挑戦し、実現していく人を育む。 共生・・ふるさとへの誇りと愛着を持ち、これかの社会に貢献し、共に支え合う人を育む。)
〇「意欲的に授業にむかい、協働・共同する中から、主体的に考え、豊かに表現する力を培う」そんな、「わかる授業」をつくっていきましょう。
2、環境が人を育てる
花壇ボランティアやはまなす学級の花壇整備や農園活動。学校業務主事からも、様々なお手伝いをいただいて、土づくり、苗を育て、苗植え、草取り、水やり・・・花や野菜が生き生きと咲いています。ほうれん草やイチゴの収穫時期を迎え、ズッキーニは、大きな花を咲かせました。花の栽培やお世話、農園活動での貴重な体験的活動、豊かな自然の恵みや季節の移り変わり等、作業や体験によって「為すことによって学び」、机上ではできない学習を深めています。花や植物、美しい景観といった「環境」、ボランティアの精神、体験的学習が、人を育てます。学校環境をととのえる気持ちを全校生徒が持ちたいですね。
また、はまなす学級は、支笏湖、支笏湖ビジターセンターを訪れ、自然体験や動植物の観察等、ふるさと千歳の豊かな自然環境から多くのことを学んできました。
3、宿泊学習での自主研修計画づくり
2年生は、7月14日、15日の宿泊学習での自主研修計画づくりをしています。研修地の決定、交通手段は?時間の管理、昼食は?等々、個人旅行ではないので、協議して、様々なことに配慮しながら、チームとして行動・学習計画を立てていきます。学級・学年のチーム力向上にも期待します。
6.20Mon. PTA活動
延期されていたPTA役員会・総合委員会・各委員会が開催されました。全体会であるPTA総合委員会は、各委員さんが一同に体育館に集まり、今年度のPTA活動や各委員会の活動計画作成について確認しました。感染拡大状況に注意を払いながらも、「できることを工夫して・・」子どもたちのための活動とPTA会員の横のつながりを高め合う活動に動き出しましょう。今年度のPTA活動、よろしくお願いいたします。
6.17Fri. 前期中間テスト
今日は、前期中間テスト。この数か月間の五教科の理解度と達成状況を確認する大切なテストです。3年生にとっては、高校入試に向けて「成果と課題」を把握する、数多くの学力テスト・定期テストのはじめの一歩であり、新1年生にとっては、中学校に来ていつもの緊張感とはまた違った受験形式のテストです。
どの学年も教室環境・自分の身の回りを「ととのえ」、約束事を確認して、答案用紙に向かっていました。「空欄をつくらないで、粘り強く・・」と担任の声が聞こえてきました。
「入試選抜テスト」との大きな違いは、「差をつけてふるい落とす、選抜するための試検」ではなく、現段階での、「理解度、達成度を把握し、身に付けた力と今後の課題を見つける」テストであること・・。そういった意味で、テストが終わると解放感もあるのですが、「できているところ、理解が足りないところ」の把握と今後の学習方法の『更新』には、しっかり時間と労力をかけてください。
6.16Thu. 学ぶ意欲の向上とわかる授業2
3年生理科の授業では、「化学変化とイオン」の分野でしょうか、ダニエル電池の実験を振り返りながら、電池の仕組みやイオンについて学習を深めていました。「見えないけれども目の前で起こっている化学変化を理科・科学の見方・考え方で説明できる」、そうした力がついてくることで、ますます、「科学の不思議、おもしろさに引かれていくんだなぁ」と感じました。
2年生数学では、中間テスト対策での個別の学習でしたが、問題の解き方について、「教え合ったり、議論し合ったり」する雰囲気が、とっても素晴らしいと感じました。「人に分かりやすく教えられるようになった知識や考え方は、より確実に自分のものに」なります。アウトプットすることで、より理解が深まる学習方法は、勉強はもちろん、スポーツや音楽でもよく活用されます。「教え合い、学び合い」で共に力を伸ばしましょう。
1年生数学は、碁石を並べて作った三角形の碁石の数を出す方法(方陣算)を「一つの方法ではない、幾通りもの考え方」を導き出していました。「数学は、答えがひとつだから美しい」という人もいますが、「答えを導き出すための、数学的な見方や考え方、解答方法」は一通りではないので、こうした数学の授業は、とても大切だと感じました。
6.16Thu. 自律と自治力
明日は、前期中間テストです。これまで積み上げてきた学習がどれくらい身についているのか?その成果と課題について明らかにし、今の力を計るというねらいがあります。テスト自体も大切ですが、テストが帰ってきたとき、「どこを理解していて、どこがわかっていないのか」が明らかになり、次につながる活用をしてください。
朝自習期間、どの学年も、家庭学習ノートを提出して学習状況を点検したり、諸活動がない期間の集中的な学習時間の確保等、確認し呼びかける委員会活動を行なっています。Myゴール手帳を利用した学習計画や反省を修正しながらテスト週間の家庭学習にも工夫をしているようです。また、「学校生活を自らの力で・・」という観点で、どの学級も日直が朝の会を進行し、目標の設定や委員・係からの生活・学習の連絡事項を生徒主体の活動として行っています。
①「自分の生活や学習、身だしなみや時間の使い方等、セルフコントロールする力である自律的な生活」
➁「学級・学年・学校を小さな社会として、その社会生活を規律ある、豊かなものにしていこうという自治力」
は、日常のこうした委員会活動や学級・学年の役割の遂行とその責任の中で培われるものと考えています。スポーツ部活動でも「日常がグラウンドに出る」とか、日常の努力の仕方、その継続性と質が、結果となって現れることが指摘されます。また、1,2年生の間に、基礎的な技能・基本となる考え方や行動の仕方等をしっかり積み上げてきた選手は、3年生・さらには高校生になり、心・技・体が充実してきたときに、自らの「思考・判断・表現力」が開花し、指導者も驚くほどの「伸び」を見せることがよくあります。
基礎・基本を大切にした、目標を持った「たゆまぬ」努力の積み重ねが、様々な状況にも対応できる真の「生きる力」を培うことにつながる。勉強も、委員会活動も、部活動も共通している気がしてなりません。
自律した学習と生活、集団の自治力を磨いて行きましょう。
6.15Wed. 学ぶ意欲の向上とわかる授業
生徒の「わかった、できた、おもしろかった」が次なる「学ぶ意欲」につながり、「子どもたちが自律的学習者として学び取る」授業、「わかる授業」をつくろうと教科の専門性を生かしながら先生たちも、日々工夫しています。ICT活用についても効果的な活用方法について、研究・研修を深めながらの授業づくりです。
1年生音楽では、豊かな表現で歌ったり、音楽鑑賞で様々な音楽のすばらしさを味わうことはもちろん、そうしたことを支える音楽の知識・技能や楽典についても学び取ってほしいと授業が進められていました。
2年生美術の「自分のシンボルマークをつくろう」では、自分らしい思い思いのシンボルマークをデザインし表現力を発揮していました。作業中、おしゃべりせず、集中して取り組む姿に作品制作への意欲的姿勢が感じられます。
2年生の国語では、文節、単語、品詞や活用等、ことばについての基礎的な事柄について、ワーク等も活用して学習しています。
3年生の社会科では、「人権」について考える授業。ハンセン病患者として差別や偏見を受けてきた人たちの動画等も視聴しながら、「人権」という考えの生い立ちや広がり、歴史的背景等についても考えを深めています。
2年生英語では、英語のスキットから、If(もし~ならば)といった文章表現について学習していました。
“If you can dream it, you can do it.” 夢や志を持って努力しよう。「願えば叶う」
6.14Tue. 前期中間に向けて
前期中間テストが17日(金)に迫りました。MYゴール手帳を活用して学習計画を立てたり、学習委員会が家庭学習の状況を毎朝確認したりする様子が見られます。
本校の算数‐数学の学習状況を見ると、確立や図形といった中学校に入学してからの単元で、しっかり学習のポイントを押さえることができた単元は比較的理解度が高いのに、数や式、方程式、関数といった積み上げてきた知識や数学的な見方・考えたを働かせて、粘り強く答えを導き出す単元に若干の弱さを感じます。2年生数学では、連立方程式の「未知数が二つ、式が二つ」の連立方程式から、「文字を一つにしてXとYの値を導き出す方法」を丁寧に学習していました。基本的な解法のテクニックをマスターしたらあとは、反復練習で力をつけてほしいところ。数多く問題を解くうちに自分がつまずきやすい傾向も見えてくるもの(+-符号や両辺に×÷ときにミスをする等)取り組む中で、「自分の理解度や陥りやすいミスの傾向等が見えてくる」といいですね。
英語科では、4コマ漫画から会話文を創造するという「正解がひとつではない問題、自ら考え表現する力が問われる問題」にチャレンジする3年生の姿がありました。グループ学習から、4コマ漫画のストーリーにふさわしい表現について考え、共有(シェア)し、英文表現(現在完了で表現しよう)を学習していました。コミュニケーションツールとして生きた英語力を身に付けるため、「自分で考えたことを適切に表現すること」がとても重要視される時代であることを感じます。
国語科では、未熟・楽観的・誠実等のことばを一つ選び、その言葉の意味を調べたり、「例えば~」のように例文をつくる学習をしていました。タブレットでGoogleフォームを使って個々のできばえを確認することはもちろん、ノートに書いてまとめたり、ネットでしらべたコピーペーストだけでなく、自分で例文をつくって正しく使って表現する。この学習も「読み、聴く、書く、話す」という基本を大切にしながら、「思考力・判断力・表現力」といった活用する力をつけるにはいい学習なのだと感心します。1~3年生まで、NRTや様々な学習調査を見ても決して低くありません。益々、表現力を伸ばしてほしいと思います。(この力は、他の教科にも影響してきますから・・)
6.11Sat. 市内中体連2日目
途中雨の中体連となってしまった2日目。コンディションとしては厳しい状況の中、ソフトテニス、野球、サッカー等のチームは、中断措置等を取りながらの2日目。どの種目会場でも、大熱戦となり、最後まで粘り強く闘う姿に心打たれました。積み上げてきた努力が結果となって管内大会等につながったチーム、あと一歩及ばず管内大会への道は閉ざされ悔しさをにじませるチーム・・・「努力は結果を約束するものではないけれど、成長を約束する」もの。前を向き、次のステージへ、今大会の成果と課題から新たな目標を立ててほしいと思います。2日間、お疲れ様でした。試合での出番はなかったかもしれない1,2年生にとっても、チームのために役割を果たし、先輩の姿や思いを目の当たりにして、今後の自己実現に生かしていきましょう。
6.10Fri. 市内中体連1日目
市内中体連1日目。新型コロナの感染拡大状況が心配されましたが、どのチームも一丸となって市内大会にチャレンジできたことをうれしく思います。種目によって制限はありながらも、日頃から選手を支えて下さっている保護者の方々にも、子どもたちの勇姿を見ていただくことができました。試合結果は、様々で、管内大会に出場し、現チームの仲間と心技体を磨いてほしいとの思いですが、スポーツの世界、勝負はつきものです。
自分たちのこれまでの日々の取組がどうだったのか?成果と課題は?次のステージにつながるために個人として集団として何が必要なのか・・、そうしたことが、明らかになり、次につなげられる。そんな二日間にしてください。
6.9Thu. 中体連壮行会
10日~11日、2022年度市内中体連大会が開催されます。3年生は体育館、1,2年生は、教室へのGooglemeet配信での参加となりましたが、各部の決意表明、陸上部主将の選手宣誓に大会開催の喜びと、指導者、保護者、応援してくれる仲間への感謝があふれていました。各部の健闘を祈ります。*******
校長より
『努力は素質を上回り、気力は実力を超える』
いよいよ、市内中体連がスタートします。練習や試合経験が十分でない中での大会です。上手くいかなかったり、失敗もあるかもしれません。月並みな言葉ですが、「最後まで、粘り強く、やり切る」しかありません。
ホームページ等を通して、「努力する事の大切さ」について話してきました。『努力』は必ずしも、勝利という良い結果を約束してはくれません。しかし、『目標を持ったひたむきな努力』は、みなさんの『成長』を約束してくれます。共に頑張る仲間がいて、懸命に指導してくれる人がいて、支えてくれる家族がいます。みなさんのチャレンジを心から応援しています。
『努力は素質を上回り、気力は実力を超える』といいます。自分の可能性を信じ、素直にひたむきに努力できる力こそ「素質」を上回る真の実力となります。そして、その「ひたむきさ」「気力の強さ」は、時として現在の実力をも超えていくということなのです。
今大会を通して、みなさんの気力あふれるパフォーマンスと心・技・体の成長に期待します。
6.4Sat. 開校記念日
6月4日(土)は千歳中学校の開校記念日です。
千歳中学校は、昭和22年6月4日、元海軍の「青年学校校舎」を仮校舎として、教室4、職員室1という施設でスタート。同10月22日にさらに別の海軍施設に移転し、職員・生徒によって校舎を改造した歴史を持っています。現在地の栄町4丁目35付近に新築したのは、昭和26年3月31日。四教室に廊下、トイレ等を新築し、美幌にあった旧海軍兵舎を解体移築して施設に加えました。
開校以来、受け継がれている「柏葉の精神」
みんな 足もとをごらん 火山灰 そう やせた土地です
みんな あの林をごらん かしわ そう 太くたくましい木です
やせた土地でも かしわはたくましいのです
どんなにつらくても ぐんぐんのびてゆく
千歳中の生徒のように
「やせた火山灰の土地にも深く根を下ろし、立派な太い幹へと成長する柏の木。千歳中の生徒たちも柏の木のように強靭でたくましく、たゆまぬ成長を遂げてほしい」そんな願いが75年の歴史とともに、「柏葉の精神」「校章」「校歌」に込められています。開校記念日を機に、そんな千歳中学校の歴史に思いを馳せてみてください。
【左:昭和23年 開校当時 中:昭和26~37年 旧校舎 右:昭和62年 校舎窓枠建具等全面張替】
【3日は3年生花壇ボランティア生徒が、花の苗植えをしてくれました。】
6.1 6月を迎えて
木々の緑が色濃くなる時期、北海道にもさわやかな季節の到来となりましたが、このところの天候は、雨模様の寒い日が続いています。学校は、子どもたちが「体育大会で培った学級・学年の絆を次の活動に・・」というように、6月10日(金)11日(土)の市内中体連、6月17日(金)の前期中間テスト、6月30日(木)管内中文連器楽等々、しっかりと目標を持って教育活動を充実させています。
1、「目標を持って・・」
学習にもスポーツ・音楽にも、『目標を持って⇒達成のための道筋を描き(計画)⇒粘り強い努力を重ね⇒実践⇒実践を振り返り評価する⇒改善し目標の再設定』というサイクルが重要になります。個人としても、チームとしても、こうしたサイクルを回し、『仲間やチームと協働して・・』さらに、心・技・体の成長があるものです。
学習においては、マイゴール手帳も活用して自己のスケジュール管理し、学習計画を立て、ついつい多くの時間を費やしがちなゲームやテレビの時間を抑えて、学習習慣を確立してください。
【理科では、実験結果を記入したタブレットで振り返り(3年)水中で化学反応で発生する気体を収集・・(1年)】
【数学 連立方程式、問題文を読み解き、式を立てる、式で表現する。数学的な見方・考え方、大切な単元。(2年)】
【体育では、本校卒業生が体育教師になるための教育実習に奮闘中。何歳になっても勉強なんです。(1年)】
2、「努力」は成功という結果を必ずしも約束するものではない。しかし、「努力」は、成長を約束してくれる。
3年生にとっては、なかなか思うような活動がままならなかった部活動。コロナ禍で一番影響を受けるのは、ジュニア期のスポーツや音楽で、それは本当に悲しいことです。今まで積み上げてきた技術・精神・チームワークをしっかり「やり切る」中体連大会・(夏・秋のコンクールでの成果につながる)中文連発表会となるよう。日々の努力に期待しています。
目標を持って、みんなと、ひたむきに努力した成果は、「結果となって現れる」とは断言できないかもしれません。しかし、そうした努力は、「人を成長させる」ことを約束してくれます。
3、目標と達成のための道筋を描く
メジャーリーグで大活躍の大谷選手。高校時代の監督・佐々木洋氏からの教えにより、高校1年から目標達成シートをつくって「目標と達成のための道筋」を描いていたそうです。作成したこのシートは、強い目標・夢を中心に置き、周囲9×9の合計81マスに細分化した目標を書き込んだものです。おそらく、書いて確認・認識することで、具体の行動に移していくというルーティーンをストイックに継続してきたことが、彼の野球への取り組み方や生き方のベースになっているのでしょう。
同じくメジャーリーグで成功したイチロー選手も 「努力せずに何かできるようになる人のことを『天才』というのなら、僕はそうじゃない。努力した結果、何かができるようになる人のことを『天才』というのなら、僕はそうだと思う。人が僕のことを、努力もせずに打てるんだと思うなら、それは間違いです。」というように成功の陰には、「誰よりも努力の大切さを知っていること」が結果を出し、成功する秘訣であり、時として天才を生み出します。
目標を持ち、達成までの道筋を描いて、ひたむきに努力する、みんなと協力し合って・・皆さんが夢中になって打ち込んでいるそれぞれの分野での躍動と成長に期待しています。
5.31 体育大会を終えて
1、千歳中学校体育大会の開催にあたって
晴天の中、学年分散ながら「笑顔と躍動」の体育大会を終えることができました。3年生の開会式の中で、以下のようなお話をさせていただきました。
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コロナ禍、困難な状況だからとあきらめるのではなく、スポーツを通して、「協力すること」、「チャレンジ精神」を学んでほしい。そんな思いから分散開催とはなりましたが、3年ぶりとなる全校一斉での体育大会開催を決定しました。感染防止策を徹底し、学級・学年の連帯感を深め、千歳中学校の新たな伝統を築きましょう。
3年生の学級対抗mixリレーは、全校生徒で皆さんの熱意とパフォーマンスを見てもらおうと企画しています。全校生徒一丸となって「最後までやり切り」、みなさんの躍動と笑顔あふれる体育大会となることを期待しています。
保護者の皆様、子ども達の生き生きとした姿を見ていただけることを本当にうれしく思います。子どもの頑張りから、大人たちも「元気」をもらえる・・・そんなスポーツや音楽のすばらしさを楽しんでいって下さい。
生徒の皆さん、これまで、「努力と協力」で培ってきた学級の力を遺憾なく発揮し、エネルギーあふれる体育大会にしましょう。
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2、体育大会を終えて
学級目標からシンボル化した学級旗のもとに集い、学級期紹介では、口々に、努力や協力、チャレンジ、コミュニケーション、笑顔、助け合い、感謝・・・この行事を通して学級が狙っているものが、勝利だけでなく、仲間との絆であるということが伝わってきました。①代表としてプライドをもって臨み、力強い走りと美しいバトンパスが光った800M選手リレー、➁何度も作戦会議を開き、工夫を繰り返しながら、気持ちを一つにした長縄。③強みを生かし、弱点を補いあいながら全員でバトンをつないだMixリレー。その速さ、美しさ、連続回数もさることながら、その競技に向かう、真っ直ぐな気持ちと心ひとつに協力する姿に、見ているものが勇気や感動をもらいます。惜しくも力及ばなかった他の学級に対して、最後まで拍手で称賛を送る学年の絆の強さを・・・、3年生を心から応援する1,2年生の姿に学校としての絆の強さを感じる学校行事でした。
どの学年の閉会式でも、「この行事で培ったみんなで協力してチャレンジする力」を『次に生かしましょう』と力強く呼びかける生徒会役員やリーダーたちのことばに『たくましさ』を感じた体育大会でした。保護者の皆様、コロナ禍、「どうやったらできるのか・・」学校としても、日々、工夫改善しながら、「最後までやり切る生徒」の生き生きした活動の姿を見ていただく機会を用意していきたいと思っています。体育大会への来校、ありがとうございました。
3、『表現力』育成について考える
「変化の激しい時代をたくましく生き抜く”生きる力”」の育成が求められています。知識や技能をただ覚えるだけでなく、「社会で生きて働く力」を身に付けること。そして、身に付けた知識や技能を総動員して、「思考し、判断し、表現する力 ~ 活用する力」。しかもこれらの力は、多くの仲間、多様な他者との協力・協働の中で、自分らしい考えや行動、新しい創造的な学びに磨き上げることが一層大切な時代と言われています。時には、「答えのないような課題にも納得解・最適解」を導きださなければならないようなグローバルで、多様性の時代となっています。
キーとなる、変化の激しい時代に対応する「思考力・判断力・表現力」。最近の高校の入試問題等にも、「しっかり問題を読み解き、様々な見方・考え方を駆使して、自分の考えを書き・発表し・表現する」といった問題(思考力を問う問題と言われています)が出題されて、『これからの若者に身につけてほしい力』のメッセージを感じます。
表現力は、児童生徒が主体的に「思考・判断・表現」すること、他者と磨き合うことで伸びてきます。しかも、国・社・数・理・英といった教科特有の表現力だけでなく、スポーツや運動、音楽、美術、芸術、ものづくり・・・様々な領域で、個性豊かな「表現力の育成」が、児童生徒には大切だと考えています。「表現」ですから、みんなの前で、話をする、スポーツや音楽と言ったパフォーマンス表現、プレゼン力・・・教科の勉強においても、生徒会活動や部活動等においても「アウトプット」することで、「表現力」はさらに磨かれます。人間には得意不得意、強み弱みがあります。また、多くの可能性の芽も持っていて、それがいつ開花するか、どんな環境で開花するかはわかりません。だからこそ、ジュニア期は、様々な分野で、「自ら・・意欲的に・・ひたむきな努力・・」で、アウトプットする機会は、貴重な経験です。子どもたちの豊かな可能性が開花するよう、教育活動を充実させていきたいと考えています。
5.30 体育大会実施
晴天の中、学年分散開催と形式で体育大会が実施されました。最後の3年生のMIXリレーは、1・2年生もグラウンドに出て応援し、3年生の気持ちの入った力走を全校生徒で見守ることができました。コロナ禍の中でも、何ができるのか、どんな事ならできるのかという発想で、生徒会を中心として生徒が全力で取り組む体育大会。その良き伝統が今後も千歳中学校の良き伝統として引き継がれていくことを期待しています。
5.25 体育大会 学年練習②
晴天の中、1学年の体育大会学年練習を実施しました。初めての学年練習ということで、練習の冒頭には『人の話を聞く態度』『反応を素早くすこと』『集団行動なので、自分の行いが周りに大きな影響を与える』ということを確認して練習に入りました。練習内容は、800mリレー・長縄・MIXリレーと続きました。中学生になって初めての学校行事。クラスメイトと協力することの大切さ、同じ目標に向かって全力を尽くすことの大切さを身に付けてほしいです。学年練習は、あと1回。けがなく本番を迎えられるように頑張ってほしいと思います。
5.24 体育大会 学年練習から
コロナ禍、困難な状況だからとあきらめるのではなく、「協力や協働」、スポーツを通して「チャレンジすることの大切さ」を学んでほしい。学年分散方式での体育大会とはなりましたが、生徒の皆さんの学級一丸となった練習に熱が入ります。走ることが得意な生徒も、ちょっと苦手な生徒も、強みを発揮し、弱い部分を補いながら、協力・工夫して、「学級がひとつに」なる。スポーツには、個の躍動とともに、一体感、チーム感がその集団の絆を深め、見ている人たちを感動させる力も持っています。3年生の学級対抗ミックスリレーは、全校生徒で応援することとしました。クラスの仲間が思いを込めて、美しくつなぐバトン、手に汗握るリレー競技の楽しさと一体感を1,2年生にもしっかり「つないで・・」ほしいと思います。
「長縄を美しく跳ぶには・・」「テークオーバーゾーン20Mで二人の速度を同じくする美しいバトンパス・・」、短いい期間での練習となりますが、チームゲームの楽しさを学んでほしいと思います。
生徒会テーマ『夢絃』~夢へと紡ぐ糸~。学級旗の作成や大会開催に関わる生徒会・委員会の主体的な行動、ひとつの行事を成功させるために、実現への様々な糸を紡いで行く、リーダーたちの強い意志を感じます。学級・学年が、ひいては学校が・・、行事成功をめざして一つになる、皆さんの躍動と一体感に期待しています。
5.23 市町村別感染状況と学校再開
5月23日(月)15:00公表の市町村別感染状況です。
マチコミでも、お伝えしたようにゴールデンウイーク後、千歳市においても感染拡大期となり、いつ、誰が感染してもおかしくない状況。特に幼児から学生等、比較的若い世代の罹患が目立つ状況となっていました。先週、生徒・教職員に複数の陽性者が出て、更なる感染を防ぐため「学校閉鎖」の措置をとりました。
閉鎖期間と本日23日(月)にも新たな陽性報告が数件来ていますので、まだまだ、気の抜けない状況に変わりはありません。学級指導や家庭への配付文書では・・次のような内容をお願いしています。
①「手洗い」「うがい」の励行、「咳エチケット」を徹底、十分な睡眠時間の確保
➁日常の健康観察の重要性と「登校する・しない」の判断
(検温等、健康状態に留意し、生徒あるいはご家族に発熱やかぜ症状がある場合には、登校させない。)
③体育大会の実施方法の変更(学年分散開催)と応援時間帯の確認
④『広くまん延する事態』の回避・・・保護者の皆様のご協力と学校への連絡・相談を
(『登校しないで家庭で健康観察』『部活動へ参加をさせるべきか否か』といった判断がとても重要に・・)
体育的な行事・部活動の大会やコンクール・宿泊的な行事と教室を離れて、体験的に学ぶ、貴重な学習経験が続く6,7月がやってきます。学級閉鎖の基準も少しずつ見直されていますが、大規模なクラスター、集団へのまん延は、教育活動を止めざるをえなくなります。コロナ禍での『学びを止めない』は、教室での学習も行事も部活動も、委員会活動も一緒です。「今でなければできない」「この行事でなければ感じられない」ものを子どもたちに着実に体験してもらうためにも、生徒たちの自覚ある感染防止対策の徹底と保護者の皆さんのいつも以上のご理解ご協力をよろしくお願いいたします。
5.20 学校閉鎖に関わって 学校長より
1、学校閉鎖に関わって
5月18日(水)の午後から22日(日)まで、市教委と協議し、学校閉鎖の措置をとらせていただきました。生徒・教職員に陽性が判明し、授業・諸活動を動かしていくことで、広い感染拡大を懸念しての措置です。
千歳市内全体の感染の特徴として、以下のことが指摘されています。
〇幼児から学生等比較的若い世代の罹患が目立つ 〇家庭内での感染も多い
22日(日)までの生徒・家族の検温や健康観察に十分ご留意いただき、23日(月)からは、学校再開となりますが、「健康な生徒は登校」、(検温やかぜ症状から)健康上の不安や様子を見るべきと判断される場合は、「登校せず健康観察」という対応により、「広くまん延する事態は回避したい」と考えております。ご家庭での健康指導、ご協力をよろしくお願いいたします。
2、「学びを止めない」
生徒にとっては、不要不急の外出を避けながら、長い期間にわたっての自宅待機となりました。オンライン授業の参加率は上々、〇挙手しての発言、〇チャットでの記入 〇課題の受け取りや課題の提出 〇動画視聴 〇ダンス 〇練習問題やワークへの取組と解答・説明・・・・1年数学では、「課題の提出方法」について、先生にお願いされたAさんがわからないBさんにアドバイスする姿も・・生徒の活用能力は私たち以上に高いものが・・。
本校教職員のオンライン授業の工夫にも感心しました。学校教育では、一人一台のタブレットやICT機器を活用した「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実」が求められています。コロナ禍での学びを保障していくためにも①ひとりひとりにあった指導の個別化、➁個々の興味関心・特性に応じた学習の個性化、③多様な他者の考えを交流・磨き・深め合う協働的な学び ということが「ICT機器を使う、使わないにかかわらず」、とても大切な時代です。ICT機器・ネット環境等、様々なツールを活用して、子どもたちの学びを深められるよう教科のプロとして先生たちも日々、工夫改善してくれています。
*********
社会の動きは、社会・経済をさらに回す方向。学校も「コロナ禍だから何もできない・・」ではなく、「どうしたら、どう工夫したらできるのか」を大切にしながら、教育活動の実施について、修正・変更を加えながらの前期となりますが、保護者・地域の皆様のご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
5.19 Meetによる授業配信
学校閉鎖の中,Meetによる授業配信を全校で実施しました。どの学年においても、授業配信の方法が工夫されており、参加した生徒たちは閉鎖の中でも学びが保障されていました。今後も継続して感染拡大防止策を徹底していきながらも様々な活動を止めないようにしていくことになります。
5.17 3学年体育大会学年練習実施
本日、晴天の中、3学年体育大会練習を実施しました。当日は800mリレー・大縄跳び・MIXリレーと実施する予定です。全員、真剣な眼差しで一生懸命に取り組んでいました。中学校生活最後の体育大会。全力を尽くして思い出に残る体育大会になることを期待しています。
5.13 シリーズ「わかる楽しい授業」と学習基盤4
今年度の本校の研究主題は、「ICTを活用した授業展開による、将来に生きる学びができる生徒の育成」となっています。GIGAスクール構想にともない、子どもたちが、安全に、効果的に、ICT等を活用し、多様な考えを共有したり、対話的に学習したり、学びを深める授業づくりに取り組んでいます。
閉鎖学級には、今年度最初の双方向オンライン授業を実施。Googleミートで、「読む、書く、聴く、話す」といった学習を支える基盤となる活動を交えながら授業に取り組んでいました。
【社会・英語】
【道徳・理科:友達の考えを共有、グループの実験結果を写真に撮りフォームで提出・共有】
【数学・理科 双方向オンライン授業配信】
【国語:学習を終えての感想をフォームで記入し提出・共有】
一方、体験や活動を通して学び取る学習は、やはりオンラインというわけにはいかないので、感染対策に配慮しながら、学習を進めています。特に栽培・農園等の活動では、土づくりや植物の生育等、専門的な知識を持った職員にも協力を得ながら作業学習・キャリア教育を推進しています。
【体育:体育大会に向けて・陸上競技】
【はまなす:栽培・農園学習】
5.11 1学年集会・2学年集会実施
1学年集会では、学年各委員会の仕事内容の確認を行いました。自治的な活動を実行することで、決断力がつきます。今月末には、体育大会もあります。さらに成長できる行事とするためにも、積極的に動いてほしいです。
2学年集会では、宿泊学習についてのオリエンテーションが実施されました。コロナ禍ではありますが、実施できることを願いながらも多くの経験を積むことで今後の職業選択や将来の自分の進むべき道を選ぶことに少しでもプラスになると良いです。
5.11 シリーズ「わかる楽しい授業」と学習基盤3
風薫る五月。さわやかな日が続いています。大型連休までは、グラフのように少しずつは減少傾向にあった新型コロナ陽性者数も、この連休明けで、再び増加傾向です。特に、新年度に入ってからの幼・保・小・中の若年層の増加傾向には、注意を要する状況で、本校でも2年生1学級の学級閉鎖となっています。「学びを止めない」との観点から、旅行的行事、運動会や体育大会、スポーツや音楽等々、子どもたちの活動と学びをしっかり保障し、未来の担い手となる人材を育てていくには、子どもたちの安心・安全の確保、健康状況の把握と適切な対応は欠かせない状況です。
今後の学校行事や部活動、大会、コンクールの参加等、子どもたちの努力が、成果と成就感に満ちたものとなるよう、学校との連携を密にし、ご家庭でのご配慮をお願いいたします。
【5月10日現在 北海道市町村別感染状況から】
【シリーズ「わかる楽しい授業」と学習基盤3】
英語 「英作文表現」、まず自分で考え、小グループで、表現方法を意見交換、ひとつの表現を導き出す。(3年生)
技術 「プログラミング的思考」を育むためにプログラミングソフトを活用して、実際に自分でプログラミングを 組んでみます。行き詰ったら、先生にアドバイスも・・
理科 「光合成」光のエネルギーにより、植物はどう光合成を行っているのでしょう。「見えないもの」を科学の見方・考え方を働かせて思考します。(2年生) 「この白い粉は何?」3種類の白い粉、実際にこの3種の粉を水に溶かすことで、この白い粉が何なのか、どんな特性があるのかを「科学の目」で読み解いていきます。(1年生)
英語 ゲーム感覚のアクティビティも入れながら、五感を働かせ楽しく英語をマスター。グローバル化の現代、空の玄関口千歳の子どもたちには、語学力・コミュニケーション力を伸ばしてほしいと願っています。
はまなす学級 はまなすの生徒たちは、より社会に早く出て、自立した生活を送ることが求められます。体力づくりをとても重視している高等支援学校もあり、職業人としての自立を目指した作業やキャリア教育は欠かすことはできない学習です。
体育 「リレー」の面白さは、バトンの移動により誰も走っていない時間と距離が生まれる(利得距離)ことにより、二人の速度が同じになれば、二人の合計タイムより、タイムがどんどん縮まっていくことです。走順やコーナートップ制について確認していました。
5.6 シリーズ「わかる楽しい授業」と学習基盤2
学習を支える基盤には、授業に臨むための、姿勢や机上整理、反応や発言等の基本条件や環境整備の他に、「読む、書く、聴く、話す」といったまさに基本的な力の習得が必要となります。2年生の国語では、大切なことをメモを取りながら「聞く」、情報を整理するといった学習を進めていました。国語に限らす、知識の暗記ではなく、五感を働かせて「学び取る」授業を、先生たちは工夫しています。
英語の授業では、単語カードを並べ替えることで、forやtoといった前置詞を使った表現を「課題を聞き、動作し、発声する」ことで学んでいました。体育でも「100mを速く走るには・・」といった自分なりの目標や課題を設定し、課題解決にせまるための方策をワークシート記入していました。「長縄を美しく回し、何回も跳ぶには・・」、試行錯誤しながら解決策を協働で練っていました。
数学は、それぞれの学年でどんどん難易度が増しています。算数・数学は「ブロック型」の学習なので、基本を積み上げていくことが大切。公式等を使いながら基本的な問題から、たくさん練習を積み上げ、持っている知識・技能を駆使して求められていることを読み解き、「わかった、できた、すっきり解けた」の爽快感を感じてほしいと思います。
国語では、枕草子「春はあけぼの やうやう白くなりゆく山ぎわ すこしあかりて・・・」、古典の独特のリズムを音読しながら学習を進めていました。中学生の頃に音読で覚えた古文、随筆等は、大人になってもリズムで覚えているものです。不思議とその情景が目に浮かぶようになってくる。春の早朝のだんだん白んでいく山際、紫がかった雲が細くたなびいている(のがいい)という美しいもに感動する感性も培ってほしいと思います。
5.2 目標を高く持ち達成の道筋を描く
目標を高く持ち達成の道筋を描く
ゴールデンウイークには、それぞれの部活動に熱心に打ち込む生徒たちの姿が光りました。今夏の中体連の成果も、「日常の積み重ねとひたむきな努力」の末に結果となって現れます。
メジャーリーグでは、大谷選手の活躍が日々報道されています。みなさんもご存じのことと思いますが、大谷選手は、高校時代の監督・佐々木洋氏からの教えにより、高校1年から目標達成シートをつくって「目標と達成のための道筋」を描いていたそうです。作成したこのシートは、強い目標・夢を中心に置き、周囲9×9の合計81マスに細分化した目標を書き込んだものです。おそらく、書いて確認・認識することで、具体の行動に移していくというルーティーンをストイックに継続してきたことが、彼の野球への取り組み方や生き方のベースになっているのでしょう。
同じくメジャーリーグで成功したイチロー選手も 「努力せずに何かできるようになる人のことを『天才』というのなら、僕はそうじゃない。努力した結果、何かができるようになる人のことを『天才』というのなら、僕はそうだと思う。人が僕のことを、努力もせずに打てるんだと思うなら、それは間違いです。」というように成功の陰には、「誰よりも努力の大切さを知っていること」が結果を出し、成功する秘訣であり、時として天才を生み出します。
美しい桜が満開を迎えたさわやかな季節。皆さんの可能性への挑戦を応援しています。
4.27 シリーズ「わかる楽しい授業」と学習基盤1
見事な桜が、青空に映えるすがすがしい季節となりました。石狩管内の児童・生徒の新型コロナの感染状況を見ると決して、気の抜けない状況であり、基本的な感染防止策や換気、感染リスクが高い教育活動への対策(部活動の実施上のガイドラインや話し合い活動、食事時等)は学校としても継続的に工夫改善しています。保護者面談では、子どもたちに生活や学習、進路等について、コロナ禍にも担任と貴重な話し合いが出てきたことを本当にうれしく思っています。欠席連絡等にも、家族の発熱や子どもたちの健康状態等について、丁寧で、慎重な対応をしていただいていることに感謝します。
ゴールデンウイークを目前に、部活動の大会や練習・練習試合、家庭での旅行等、ご家庭でも楽しみにされていると思いますが、5、6月からの運動部の大会や文化部の各種コンクールの本格化を前に、感染防止策を含め、安全・安心を確保しながら、自己研鑽に打ち込む有意義な連休になってほしいと考えています。知床では、実に心の痛む悲しい水の事故も起きています。ご家庭でも連休中の有意義な過ごし方についてご配慮下さい。
2年3組の学級通信には、Myゴール手帳を有効に活用し、生活リズムの確立や家庭学習時間や内容、目標・ゴール設定の大切さ等、上手に使っている人のページを示しながら、どんな活用が有効なのか示されていました。
技術科では、タイピング練習から基礎・基本となるPCの基本技能を楽しく学んでいます。家庭科では、被服についての学習で、グループごとに協議した内容についてクラスのみんなにプレゼンしていました。自分たちの感じたこと、考えたこと、協議の結果等アウトプットすることで、自分たちにも、その考えを共有している級友にも「思考力や表現力」が磨かれます。理科では、地球上と月での重力の違いから、「重さと質量の違い」について、意欲的に学んでいました。
【myゴール手帳有効活用】 【技術 PCリテラシー】 【家庭科 プレゼン】
【理科 重さと質量】 【美術 手のデッサン】 【体育 体力テスト】
学習を支える基盤と「わかる楽しい授業」をつくる
千歳中学校では、「ととのえる」習慣を大切にしています。
【授業規律】として、①姿勢 ➁机上 ③発言
【生活規律】として、①挨拶 ➁時間 ③マナー言動
といった、学習や生活を支える基盤となる力をしっかり「ととのえ」なければ、社会で生きて働く知識・技能や変化の激しい時代に対応する「活用する力」(思考力・判断力・表現力)が身についてこないからです。すべての学年で、コート類のかけ方や棚の整理整頓、上靴の並べ方などを丁寧に確認していることや、「机上を整理しておかないと理科などは、実験もあるので・・」等と授業の中で確認している様子に感心します。
「ととのえる」ことで、学びに向かう気持ちも整え、「わかった!できた!へー面白い・・・」といった「わかる楽しい授業」を創ろうと先生たちは工夫しています。「多くの仲間や多様な人々と、考えや意見、思考を交流し、磨き合い、新しい考えや自分なりの答えをしっかり表現していける」、そうした「活用する力」の獲得が、これからを生きる若い世代に一層求められる「育成したい力」です。