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2.22Wed. 学びの土台をつくる

 「学びの土台」となるもの。「基礎・基本」とか、「学習を支える力」とか、生活する・学ぶ上で、すべての基礎となるものを「学びの土台」と考えています。突き詰めていくと人間性とか個性ともかかわってくるのかもしれません。いずれにしても「限りない可能性」を持った義務教育期、可能性を開花させるためにも「生涯にわたって学び続ける」学びの土台づくりは欠かせません。

1、「ととのえる」習慣の定着

 (1)授業規律  

    ①姿勢・・  正しい姿勢は、疲れやダレを防ぎ、集中力を生みます。(小学校では立腰として指導・・)

    ➁机上(整理)・・身の回り、学校でいえば下駄箱のくつ、ロッカー類、机上等、環境を整える習慣づくり

    ③発言・・ 「目で聞いて耳で知る」という言葉もあります。

           しっかり聴いて考えたらルールを守って発表(アウトプット)表現力が重要視される時代

 (2)生活規律 

    ①挨拶・・  コミュニケーションスキルの基本。心のこもった挨拶が人間関係づくりの基本です。

    ➁時間・・  「社会に出て信用を無くす」のは簡単。時間を管理する、時間を守ることは社会性の第一歩

    ③マナー言動・・集団が生活するところルールやマナーがつきものです。「ルール、マナーの遵守」は「秩  

            序」につながり、ルールマナーを守らない言動が社会問題や犯罪に発展することも・・ネ

            ットやSNSにおいても「情報モラル」は学ばなければならない基本です。

2、読書力・想像力・言語能力・思考力

 朝のひととき、先生も生徒も、思い思いの本をめくりながら、「読書を楽しむ」。それが、基本ですが、一日7分間×約登校日数200日=1400分≒24時間の集中した読書は、読書力・想像力・言語能力・思考力といった力や、最近特に重要とされている、「文章を読み解く力」が身につくと考えています。どの学年も、落ち着いた雰囲気で、読書を楽しんでいます。

 

 3、メディアリテラシー

 情報メディアリテラシーにも、様々なつけるべき力が必要な時代です。ネットやSNS、情報メディアや情報端末と私たちの生活を切り離すことが難しい世の中。インターネット、情報化社会を情報リテラシー・情報モラルを身につけて、正しく歩んでいく必要があります。どの学年でも、週に1回程度、数分間のタイピング練習ですが、タイピングの習得ソフトで楽しみながらタイピング練習をしています。ブラインドタッチもスピードも、若者の習得スピードには驚かされます。