3.23Thu. 学ぶ意欲の向上とわかる授業23
令和4年度修了式前日、今日は、大掃除も予定されています。学校の1年の修了は3月、1年間様々なことがあった想いの詰まった学級や特別教室等、「使う前より美しく」、みんなで動いていました。
それぞれ、次の学年に向けて、学年レクでみんなが楽しめる企画を成功させたり、学年合唱で仲間との絆を確認し合ったり・・・今日の授業では、切り替えも素晴らしく、授業に集中していました。「わかる楽しい授業」で求められるような資質能力を育成することは学校教育の核心ですが、「学ぶ心に火をつける」=「意欲」が何よりも大切なことを一年間の子どもたちの学びの姿から実感します。
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1、2年生理科
とりの心臓でしょうか?解剖して、心室や心房等心臓の構造について確認していました。「断面は一つの空洞に見えるけど筋肉の厚い方が心室だったよね・・心房のスペースある・・?」うっすら狭いスペースをピンセットで確認していました。臓器の機能に応じた形状の違い・・実際に解剖してみるといろんなことがわかります。
2、2年生英語
1年間の復習問題に取り組んでいました。コミュニケーションツールですから、「きく」「話す」も大切ですが、「こんな時なんて言う?どう表現する?」といった意味では、「書く」こともやっぱり大切。3年生でのさらなる学習につなげるためにも、春休み中も1,2年生の復習が大事なのだと思います。
3、技能教科
技能教科の特徴は、基本技能の繰り返しによる習得から、豊かに自分らしく表現できる・活用する力を身につけることだと考えています。しかも、楽しく、集中した取り組みから、基礎・基本の知識・技能が積みあがっていく・・そのことが、それぞれの個性あふれる、クリエイティブな表現力を育てます。
WBCで不振にあえぐ村上選手が、人一倍バッティング練習の打ち込みを繰り返していたそうです。「任せた」という仲間と指揮官の信頼に応え、大事な場面で大仕事をやり遂げた侍ジャパンの村上選手。やはり、努力の大切さを知っている人こそ、真の天才なのです。
4、はまなす学級
はまなす学級では、タブレットを活用した次年度修学旅行に向けた自主研計画や、秋に収穫したひまわりの種をプレゼントする取り組み、裁縫等、個々の課題にあった学習を進めていました。4月の修学旅行に向けても学びが充実するよう、見学地、昼食、利用交通機関等、詳細な計画を立てていました。ICT機器に強い生徒、手先が器用な生徒、作業が丁寧な生徒、コミュニケーション力のある生徒、それぞれの強みを将来の「なりたい自分」に活かせるようなキャリア学習がはまなす学級には欠かせません。
5、大掃除
「掃き掃除、拭き掃除、窓ふき・・家庭での掃除の経験はいかがでしょうか?」、一年間、お世話になった学び舎をきれいにする、しかも、この教室は、4月から、後輩たちが使用する・・・そうした思いの中で、みんなで分担し合いながら行う学年終わりの大掃除は、(非常に日本的だとは思うのですが・・)とても貴重な学習です。晴れやかな顔で一生懸命働く子どもたちの顔が見れました。