学校行事
10.31Mon. 管内新人バスケットボール大会の結果
10月29日(土)~30日(日)に恵庭市で開催された石狩管内バスケットボール新人大会において、男子バスケットボール部が、第4位の成績を収め、12月24日(土)~26日(月)に苫小牧市で開催予定の南北海道大会への出場権を獲得しました。コロナ禍であり、様々な活動制限やコンディショニングにも苦労する中、チーム一丸となり、管内強豪校との粘り強い戦いを制しての南北海道大会への参加です。大きな大会での試合経験は、心技体を成長させます。日々の学習・生活・部活動を大切にしながら夢あるチャレンジに期待しています。
10.27Thu. 学ぶ意欲の向上とわかる授業13
朝夕の冷え込みは、いつ雪が降ってもおかしくない昨今です。日中は、15度前後まで気温が上がるので、生徒たちの屋外での活動も何とか・・
はまなす学級は年間を通して、農園活動から様々広がるキャリ教育に取り組んでいます。思ったよりも冷たくないとはいえ、畑作業で使った道具の水洗いを丁寧に行っていました。作業内容を理解して、丁寧で確実な作業を行うこと、将来仕事に就くときに最も必要なスキルです。落花生の栽培にチャレンジしたようですが、他の豆類とはまた違った育ち方をするようで、次年度、どう生かしていってくれるか楽しみです。
体育の授業は、「楽しみながら」基礎・基本となる知識や技能を身につけていき、工夫しながら協働してゲームを楽しんだり、さらなるスキルアップを図るという体験から学ぶ教科です。1年生ソフトボールでは、プレーだけでなく、審判や応援、アドバイスの声なども自分たちで工夫しながらゲームの質を上げています。女子は、バレーボールのパス(オーバー・アンダー)の基本練習で獲得した技能を利用して、「パスリレー」を楽しんでいました。グループで競いあっているので、声掛けや励ましも素晴らしく、最後にゴールとなるグループにもみんなで拍手をおくる、授業の雰囲気が素晴らしい。スポーツを通して、音楽を通して、・・「何ができるようになる」のか、実技教科も「知識・技能」、実技を行う力だけではない、大切な力を育成していることを実感します。
10.26Wed. 学ぶ意欲の向上とわかる授業12
1、ニワトリがさきかたまごが先か・・・基礎・基本か応用・発展か
「基礎・基本を学び、思考・判断・表現する活用を通して、より確実な基礎・基本と活用する力を獲得する。」
「基礎・基本と応用・発展をスパイラル(らせんを描いて上昇)に学び取る。」
数学の授業。「一方的に説明だけ聞いていると、解けたような気になって」しまいます。しかし、実際その解き方を自分でやってみるさっぱり・・ということありませんか?「一方的な説明は長期記憶に残りにくい」といわれています。そのこともあり、職員室での、数学の先生たちの会話は・・・、「何回も繰り返し、自分の力で基本的な問題を繰り返し解くしかない。そしてやればできるという実感をつかんでほしい」といった話をよくしています。授業の中で、いつもその定着のための時間をかけることも厳しいので、「学年×10分+10分」(中1ならば 7年生×10分+10分=80分)くらいは、最低限、家庭学習で一生懸命、問題を解くチャレンジに打ち込んでほしいところです。
一方的に暗記しがちな「基礎・基本」の真の定着も、たくさんの自力チャレンジで、五感を働かせて練習問題を解く「活用する力をつける」こと、そして「やればできるという自信」が、より確実な、基礎・基本の定着にもつながります。もちろん「活用する力」(未知なる状況にも対応できる思考力・判断力・表現力)そのものを伸ばすことにも・・
「基礎・基本をつけてから応用・発展へ」という順次応用力をつけていくというイメージから、「基礎・基本を学び、思考・判断・表現する活用を通して、より確実な基礎・基本と活用する力を獲得する。スパイラル(らせんを描いて上昇)に学び取る。」といったイメージの学習観・授業観の「変化」が必要です。2年生の数学では、学習支援員さんも入って、一次関数とグラフ、方程式・不等式等、確実にマスターしてほしい内容について、とにかく「グラフさえかければ・・」という信念でがんばっている様子が伝わります。
2、修学旅行 新聞づくり
3年生は、修学旅行の新聞づくりに取り組んでいます。慣れないアナログな新聞づくりに四苦八苦しながらも、「書く・記事となる」発見や体験はとても豊富な旅だったので、楽しそうに制作・編集しています。五感を働かせた豊かな体験から、「学習を個性化」する教科横断的な学びです(様々な教科で培った力を生かして自分なりのテーマをもって新聞で表現する総合学習)
3、「問題を読み解く」国語力が大切・・
「中・高」と思考力を問う問題が重要視され、国語だけでなく、どの教科もやや「課題自体が難解?何を求めなきゃならないのか問われていることがわからない・・」といったことがあるのでは・・世の中の傾向として、『たくさんの情報から取捨選択して必要な情報を整理・活用し、解答にたどり着く』という「思考力」が試されます。
「序論・本論・結論といった分の構成を学んだり、必要な個所を抜き出したり、要約したり、根拠をもって話したり、書いたり・・やはり「国語力」のあるなしは、様々な教科の伸びに影響してきます。しっかり頑張ろう。
4、技術
技術科では、電気回路をハンダ付けし、手回しラジオを作成していました。ラジオを聴く機会があまりないこともあってか、ものづくりに夢中になっていました。「はんだ付け」の技術は、先人の技術の「伝承」ですね。自家発電式の手回しラジオなので、災害時にも役立ちます。故障や断線のない、いいラジオに仕上げてください。
10.25 Tue. 後期認証式
10月25日(火)5時間目。後期認証式を実施しました。新しい生徒会役員が認証され、本格的に千歳中学校の顔となり良き伝統を引き継ぎながら新しいことにもチャレンジして欲しいと思います。各教室内では、体育館の様子を電子黒板で視聴しました。
学校長より
本日認証されたリーダーたち、千歳中の歴史と伝統を「伝承」するのではなく、新たな「伝統」を創るために「チーム千中」を引っ張り、また、フォロアーとして、全校生徒が、リーダーたちを支えてください。伝統は引き継ぐものではなく創り出すものです。
「ダーウインの進化論」によると、「強いもの、賢いもの」が生き残るのではない。唯一生き残るのは「変化」できるもの・・これだけ変化の激しい世の中で、学び方、情報通信機器とのつき合い方、スポーツや文化・・・。未来を生きるみなさんには、『変化』と『チャレンジ』が必要です。変化するために 重要なことは、
『意識が変わる』(意識が変わらないと何も変わらない)
『行動が変わる』(行動・状況を変えることで意識まで変わる)
『意識はもちろん、まず、行動をかえる』ことを頑張ってみてください。スモールステップでもいいので、定めたゴールに向かってチャレンジする具体の行動を変化させることに期待します。
10.25Tue. お弁当の日
土曜授業の食育授業の中で取り組んだ「お弁当づくり」の実践の日。みなさんは、自分でつくったお弁当を持ってくることができましたか?多くの高校はお弁当になるし、部活動や大会等で、家の人にお弁当を作ってもらっているという人も多いはず。そんな、普段、お弁当やごはん支度をしてくれている家族への感謝の気持ちを持ちながら、お弁当づくりができたら最高です。3年生にお願いして、My弁当を写真でとらせてもらいました。(本人は冷凍食品も使ってますよと言っていましたが)栄養素や色あいまで配慮した、素敵なお弁当です。
10.22 Sat. フリー参観日 授業の様子
〇3年生:理科・社会・道徳・数学 等
〇2年生:職場体験のまとめプレゼン製作
〇1年生:国語・数学・社会・理科・テーマタイム学習後のマイライフプラン(掲示物)
〇はまなす:修学旅行自主研修のまとめや職場体験のまとめプレゼン作成やリハーサル
〇3時間目の全校「食育学習」
自分の食生活を振り返り、健康に良い食習慣や栄養バランス、旬の食材や地産地消について考えてほしいと家庭科の先生による食育学習が行われました。今日の授業では、お弁当の献立作成のポイントも学びながら、自分でつくるお弁当の献立を考えていました。食材の購入や調理といった日々の親や家族の苦労、感謝の気持ち、家族との関わり等々、お弁当づくりを通して、様々なことを学んでほしいと思います。25日(火)個性豊かな『お弁当の日』、期待しています。
10.22 Sat. フリー参観日実施
10月22日(土)フリー参観日を実施しました。なかなか学校の教育活動を保護者の方々に見てもらう機会は少ないので、今日のような参観日は生徒にとっても保護者にとっても貴重な1日となりました。多くの保護者の方々に来校していただいたことに感謝申しあげます。
10.20Thu. 修学旅行帰着時間の遅れについて
3年生保護者の皆様には、修学旅行帰着時間の遅れ(一部高速道路の通行規制のため)のマチコミを送信させていただきました。学校帰着は、18:00頃を見込んでいます。
10.20Thu. 修学旅行3日目➁
11:48盛岡駅を出発した北海道新幹線はやぶさ13号も13:34には、新函館北斗駅に到着し、14:00に千歳に向け、バスが出発。到着は、予定通り17:30の見込みです。日没が早くなり、あたりは真っ暗です。通勤通学・生徒の下校時間とも重なりますので、お迎えに来校される保護者の皆さんは、事故等、十分にご注意ください。
10.20Thu. キャリア教育
キャリア教育の「キャリア」とは、ラテン語の「carrus(荷馬車)」が語源。荷馬車が通った後には轍(わだち)が残ります。人生もそれと同じように、過去にとおった跡から道ができ、キャリアが形成されます。つまり、キャリアとは過去から連続して続いていく「道のり」といった意味あいを含んでいます。
義務教育段階や高等学校において、キャリ教育の重要性が叫ばれています。職業体験やインターンシップだけでなく、「自己の将来像や職業、生き方を形成していく教育」であるキャリア教育。基礎的な育成したい力を次のように分類しています。本日の様々な職業人のお話をきいた、1年生「テーマタイム」、2日間の2年生「職場体験学習」や事前の「マナー講習会」等も、中学校段階での大切なキャリア教育です。
①「人間関係形成・社会形成能力」
・多様な他者の考えや立場を理解し,相手の意見を聴いて自分の考えを正確に伝える
・自分の置かれている状況を受け止め,役割を果たしつつ他者と協力・協働して社会に参画
➁「自己理解・自己管理能力」
・自分が「できること」「意義を感じること」「したいこと」等、自分を知る
・社会との相互関係を保ち,自らの思考や感情を律し、自己管理して主体的に行動する
・自己の役割の理解,前向きに考える力,自己の動機付け,忍耐力,ストレスマネジメント,主体的行動等
③「課題対応能力」
・仕事をする上での様々な課題を発見・分析 ⇒ 適切な計画を立て課題処理 ⇒ 解決する力
・社会の情報化に伴い,情報及び情報手段を主体的に選択し活用する力
・具体的な要素
情報の理解・選択・処理等,本質の理解,原因の追究,課題発見,計画立案,実行力,評価・改善等
④「キャリアプランニング能力」
・「働くこと」の意義を理解
・自らが果たすべき様々な立場や役割との関連を踏まえて「働くこと」の意義を理解
・多様な生き方に関する様々な情報を適切に取捨選択・活用 ⇒ 自ら主体的に判断して自己のキャリア形成
今日の1年生のテーマタイムや2年生の職場体験が、みなさんのキャリア形成に大きなプラスとなり、次第に自分の夢や将来像、職業が見えてきたり(MY GOAL)、こうした学習が、日常の学習のさらなるプラス方向の動機になることを願っています。
【1年生テーマタイム】
【2年生職場体験 河川事務所・保育園・消防署】
【小学校・建設業・認定子ども園】
【小学校・中学校図書室・動物病院】
10.20 Thu. 1年生テーマタイム実施
10月20日(木)に1年生テーマタイムを実施しました。テーマタイムの目的は、さまざまな職業に就く人たちの話を聞くことで、働くことについての意義ややりがいの理解を深め、自分の今後の課題や進路設計のあり方を考えることです。本日は、千歳市消防本部消防士長、Wコーポレーション(北々亭の経営者)、千歳青葉幼稚園副園長、三人の講師の方をお招きして講演をしていただきました。
実際にいろいろな職業に就いている方々の講演を聴いて、自分の興味のある仕事について考えるきっかけになることを期待します。本日実施されたテーマタイムは、将来の自分を考えるとても貴重な時間となりました。
10.20Thu. 修学旅行3日目①
修学旅行3日目。心配されるような大きな体調不良もなく、修学旅行最終日の「盛岡手づくり村」での体験学習がスタートしています。歴史と文化のある岩手山麓の民芸品・工芸品等の手づくり体験に挑戦。陶器づくりや絵付け、わら細工や竹細工と、岩手、盛岡ならではのものづくりに取り組みました。
10.19Wed. 修学旅行2日目➁
午後からは、自主研修。やや雨にも降られたのでしょうか、傘もちらほら。昼は、わんこそばや冷麺、じゃじゃ麺などが盛岡では名物。市内を流れる北上川や岩手山の雄大な景色や森岡八幡宮の写真も送られてきました。
10.19Wed. 2年生職場体験
10月19日(水)~20日(木)は、2年生の職場体験学習。まず何よりも、コロナ禍により実施できていなかった「事業所に出向き職場体験を行う」という学習に理解を示し、生徒の受入れに同意していただいた地域の事業所・企業・園や学校・公共機関等に心から感謝申し上げます。中学校におけるキャリア教育には、やはり、職業の実際の体験や働くということ、社会に出るということ、自律とは・・・等々、体験から多くのことを学ぶ機会は欠かせません。
【目的】
①職業体験を通して、自己のあり方、よりよい生き方を考える。
➁働くことの喜びや厳しさ、その価値を学び、職業への関心を高める。
③地域社会に触れ、地域の良さを再確認する。
この学習で、多くのことを学んできてください。
【体験の様子~一部事業所】
お蕎麦屋さん・福祉施設
お菓子屋さん・商店・小学校・
小学校・中学校
河川事務所・バス会社・美容室
10.19Wed. 修学旅行2日目①
ホテルさつきでの1泊目、今朝の健康状況もおおむね良好で修学旅行2日目をスタートさせています。「猊鼻渓舟下り」紅葉の渓谷を1クラス一艘の船でゆったりと渡っていきます。東日本大震災で大きな打撃を受けた猊鼻渓ですが、ゆったりと流れる時間、風情ある渓谷の渡り、旅行者にも人気のスポットだけに生徒達も楽しめたのではないでしょうか。
午後からは、修学旅行のメインでもある盛岡市内の自主研修。自主研修とは、研修テーマに沿って、班で協力し合いながらテーマである学習や研修を「自ら深める」学習です。自律的に学び取る学習ですから、「役割や責任の遂行」「社会的マナーの遵守」「班での協力・判断力・正しい行動」・・が問われます。そこに『信頼』がないと任せられない学習ですから、ルールやマナーを確実に守り、各班の協力で、自律的に学び取ってきてほしいと考えています。
10.18Tue. 修学旅行1日目終了
秋の中尊寺は、「わびさび」を感じられる修学旅行初日となったようです。室長会議や夕食、自由時間やクラスミーティングとプログラムは続きますが、移動の疲れをしっかりとり、充実した2日目の研修につなげてください。
10.18Tue. 生活体験・英語暗唱発表大会
第57回石狩管内中学校文化連盟『生活体験・英語暗唱発表大会』が江別市のえぽあホールで開催され、本校2年生が堂々たる発表を披露してくれました。
【生活体験発表】
千歳中学校 佐藤菜々美 さん 「過程」の大切さについて
〇ともすると、「結果」に執着し、「今までの努力が水の泡・・」等と考えがちな私たち・・。日々の積み重ねの大切さに着目し、努力の過程にこそ価値を見出さなければならないことを理路整然と発表していました。
【英語暗唱発表】
千歳中学校 木村明日香 さん Drippy
〇「もっと英語を話せるようになりたい」「伝えることができるスピーキング」、英語を学習する中で、表現する・伝えるという力は、誰もがつけたい力です。音読で練習することが多いと思いますが、より効果的なものにするには、①わからない単語や表現は調べておき、文章の内容を理解しておく➁内容をイメージし、感情を込めながらイントネーションをつけて読む といったことが重要なことだそうです。木村さんの発表は、正しい発音とイントネーション、ジェスチャーをまじえて、実に豊かな表現力でした。3年生での参加が多い中、自分らしく堂々とした発表に大きな拍手が送られていました。
10.18Tue. 修学旅行 中尊寺
芭蕉が、その門人である河合曾良(かわいそら)と共に、江戸を出発し、東北・北陸をめぐり、岐阜の大垣までの旅行をまとめた俳諧紀行文「奥の細道」。光堂を訪れる前、芭蕉は藤原氏の残した遺構を見てまわり、古(いにしえ)の人々に想いを馳せて涙を流し、ここ光堂だけは昔と変わらぬ姿をとどめていることに強く感動し、奥州平泉(現在の岩手県)で次の句を詠んでいます。
「五月雨を振り残してや光堂」
「何もかもを朽ちさせてしまう五月雨も、この光堂だけは降らなかったのだろうか、金色の堂宇(どうう:堂殿のこと)が光り輝いていることよ。」「五月雨を降り残す」というのは、ややわかりにくい言い回しですが、光堂だけは五月雨を降らせなかったという豊かな表現。皆さんはどんな感情を抱いたでしょうか・・
10.18 Tue 修学旅行②
10月18日(火)朝早くに出発した3年生修学旅行。新函館北斗駅に到着し、新幹線へ乗車。これから昼食をとり、岩手県盛岡駅へと向かいます。責任ある行動を継続して、楽しい修学旅行となることを期待しています。
10.18Tue. 修学旅行出発
朝夕の冷え込みにより、日に日に紅葉も色づいてきました。3年生は、実行委員会を中心に準備してきた修学旅行へ出発。朝早い出発となりましたが、委員による検温でバスに乗車し、新函館北斗駅を目指して出発しました。
「為すことによって学ぶ」、義務と責任を果たしながら安全で楽しく、学びと思い出多き修学旅行に・・「行ってらっしゃい」
10.17Mon. 明日、修学旅行出発
いよいよ明日から修学旅行。5時間目に前日集会が開かれました。実行委員長のことばにも団長である教頭先生のことばにも、二泊三日の道外修学旅行に行けることを幸せだと思い、ルールを守って思い出多い修学旅行となるよう、しっかりやり切ろうという決意が表れていました。
集団旅行なので、リーダーとなる委員や係、班長、室長等の役割の行使やリーダーシップの発揮も人と集団を成長させるものです。「この修学旅行を楽しく、思い出多きものにするために、役割に対する義務や責任も果たしていこう」という学年の先生のお話と写真隊形の練習を行って下校となりました。
10.16Sun. 石狩管内バスケットボール新人大会
石狩管内中学校バスケットボール新人大会・モルテン杯が開催され、予選ラウンド2日間が終了しました。
女子は3チームリーグの予選で、1勝1敗。1敗は、1点差ゲームという悔しい結果。管内16チームによる決勝トーナメントに進むことはできませんでしたが、攻守にわたって粘り強く、練習成果の見える熱戦でした。さらなるステップアップのために「何が必要か・どんなことができるようになるべきか」、反省材料も見えてきたと思います。今後の成長に期待します。
男子は、シード決めのトーナメントとあって、どの試合もレベルの高い熱戦となりました。粘り強いディフェンスとスピードを活かしたゲーム展開で、予選トーナメント2勝で、第5シードでの決勝トーナメント進出です。個々のスキルアップとチーム力向上に期待します。
10.13 Thu マナー講習会
10月13日(木)2年生では、来週実施される職業体験に向けて、飛鳥未来高校から講師を招いてマナー講習会を実施しました。講師の方からは、普段の日常生活から元気で明るい表情での挨拶、礼儀正しさが今後多くの場面で求められることを学びました。本日のマナー講習会で学んだこと、身につけたことをすぐに実践して、来週の職業体験にいかしていって欲しいと思います。
10.13 Thu 学力テストB
10月13日(木)3年生は学力テストBを実施しました。後期は、自分の希望進路を確定する時期です。今までの努力の成果を全て発揮し、最後まで諦めない気持ちを持って頑張って欲しいと思います。また、高校受験は学力検査だけではなく多くの学校で面接試験も実施されます。普段から元気な挨拶、態度、服装等々気をつけて学校生活を送ることを期待しています。
10.11 Tue 後期始業式
10月11日(火)後期始業式を実施しました。これからは、1・2年生が中心となり千歳中学校のさまざまな活動を計画・実行していくことになります。3年生は、自分の進路目標に向けて真剣に取り組んでいく時期に入ります。前期の反省をもとに気持ち新たに良いスタートが切れることを期待しています。
後期始業式 「根っこを育てる」
校長 金 森 直 人
後期がスタートします。前期の反省をもとに新たな目標を立て、日々の努力の継続で、力を伸ばしましょう。皆さんの強みは『素直さ』『努力の大切さ』をわかっていることです。
さて、後期始業式にあたり、学校だよりにも記載したのですが、 「根っこを育てる」という話しを紹介します。ある担任が、こんな話を学級でしていて感動した覚えがあります。
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花を咲かせているのは枝であり、枝を支えているのは、幹である。そしてすべてを支えているのは、目に見えない「根っこ」なのだ。「根っこ」は普段、土の中に隠れて見えない。つまり、「すばらしい結果」が「花」ならば、「普段の生活態度や勉強」が、「根っこ」なのだ。どんなに美しい花も、いつか必ず散るときがくる。そして散った花は、元には戻らない。
けれども、根っこをちゃんと育てていけば、きっとまた美しい花が咲く。
花が咲いたことに有頂天になって、根っこに水をやるのを忘れてしまえば、いつまでたっても次の花が咲くことはない。いつまでも花を愛でているわけにはいかないのだ。
花の命は短い。
力強い根っこや幹、枝葉を育てる過程こそ、人生そのものだ。
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千歳中では、やせた土地にもしっかりと根を伸ばし、ぐんぐん伸びていく柏の木について記された「柏葉の精神」があります。共通することだと感じる「根っこを育てる」教育。みなさんの素直さ、ひたむきな努力で、後期も、共に「学び続けて行きましょう」
10.7Fri. 合唱部引退式
今日の放課後、合唱部は、3年生の引退式を行いました。お世話になった3年生に歌を送る1,2年生、それに応え、2人の3年生で、素敵なハーモニーを響かせていました。3年生が歌った「群青」という曲は、福島第一原子力発電所から半径20km圏内に位置する福島県南相馬市で生まれました。 南相馬の子どもたちが東日本大震災によって離ればなれになってしまった仲間を思って、つぶやいたり、書き留めた言葉を、中学校の先生がまとめ、曲をつけてできた作品だそうです。津波、原発事故によって離れ離れになってしまった仲間、友のことを思い、卒業期には、ちょっと切ない思いと共に歌い継がれている曲です。歌声だけでなく、その曲に込められた思いや感情も伝わってくる合唱の素晴らしを感じました。「群青」、特に素敵でしたよ。
10.7 Fri 前期終業式
10月7日(金)前期終業式を実施しました。前期の活動を振り返って各学年の代表者が、前期の反省と後期に向けての決意を述べていました。全ての代表者が素晴らしい代表挨拶をすることができました。3連休明けからは後期が始まります。気持ち新たに全校生徒が楽しいと思える学校生活を送れることを期待しています。
前期を終えるにあたって
校長 金 森 直 人
本校の最大行事である第75回文化祭は感動的なものでした。メインとなる合唱発表会は、コンクール形式を取らずとも、仲間と創る「心に響くハーモニー」を求め、指揮・伴奏・パートリーダーたちが中心となり素晴らしい取り組み過程と美しいハーモニーを響かせてくれました。生徒会テーマ『夢絃』に象徴されるように、コロナ禍に立ち向かい、素直な心でひたむきに努力し「夢を実現させる」という強い思いが、~夢へと紡ぐ糸~として見るものに感動と勇気を与えてくれました。
前期を終えるにあたり、今年度の重点目標「主体的に学び、心豊かに行動し、最後までやり切る」が達成に近づき、みなさんの「素直さ」「目標を持ち努力を厭(いとわ)ない姿勢」が何物にも代えがたい良さだと感じています。
そして、自己実現に向かう後期・・
極端ないいかたですが「暗記・記憶するような単純な知識や技能はネット検索すれば出てくる時代です。変化の激しい現代、未来を切り拓いていくために必要なのは、自ら考え、主体的に判断し、豊かに表現していく力、そして、みんなと協働するコミュニケーション力」です。
みなさんを見ていると、好きなスポーツや音楽に打ち込み、好奇心を出発点に、自ら学び取っていく若者のエネルギーは、今も昔も変わっていないのでは・・と感じています。後期も皆さんの日常を大切にした、前向きなチャレンジをとても楽しみにしています。
前期を終えるにあたり、少し残念に思っているのは、コロナ禍や世の中の急激な変化からか、様々な要因で、学校に足が向かなかったり、悩みを抱えた子どもたちも増えています。全校生徒540人、ひとり一人、速度は違っても、これからの社会を生き抜き、未来を切り拓いてく力を培っていきたいと思っています。
3日間の短い秋休みですが、前期の成果と課題を振り返り、今年度の後半戦である後期を良いかたちでスタートさせましょう。
10.7Fri. キャリア学習
はまなす学級では、職場体験に向けて事業所に電話連絡し、時間や持ち物、仕事内容等について聴きとり、メモしながら計画書をまとめるという学習に取り組んでいました。失礼のないように敬語も使いながら担当者の方を電話口にお願いし、質問事項を丁寧に聴きとっていきます。言葉遣い、表現方法、言われたことに対するリアクション、お礼のことば、重要なことの箇条書き、電話後のまとめ・・おそらく社会に出て、職業についてから必要となる要素だらけです。職場体験では、身なりや服装、コミュニケーション、礼儀正しさ、仕事内容の指示を理解し完了の報告、丁寧な作業・・働くことの難しさや大切さ、やりがい等、様々なことを体感するでしょう。
前期の間、一生懸命畑作業した成果である作物が夏野菜、秋の実りと収穫を経験し、「販売」するために、きれいに洗ったり、袋詰めしたり、販売価格を決めたり、会計のお金の計算・・こうした学習もとっても大切な学習です。
一足早く、社会的自立、職業選択めざして、高等支援学校へ進む生徒も多いはまなす学級です。キャリア教育は、「目指している社会・職業的自立に向けてキャリア発達を促す」学び。教科の座学はもちろん、体験や行動といった実践の場で学ぶことが一番近道だといわれます。キャリア教育で身につけたい四つの「基礎的・汎用的能力」、①人間関係形成・社会形成能力 ➁自己理解・自己管理能力 ③課題対応能力 ④キャリアプランニング能力と言われますが、言葉遣いから、時間を守ること等々、日々のあたりまえの学習が、この基本となる能力の形成に深くかかわっています。キャリア教育の深まりに期待しています。
10.7Fri. 学ぶ意欲の向上とわかる授業11
1、国語科研究授業 俳句 初句をつくろう
3年1組で国語の研究授業が行われ、ビデオ録画させてもらいました。この授業の様子は、石狩管内の中学校国語の先生たちが集まる研究会で、ビデオ動画で実践交流されます。
授業は5,7,5の各自つくった7.5に初句をつけるもの。四季の季語をネット検索を含めて出し合い、様々な四季の季語から、自分の俳句にあった季語を選択し、俳句を完成させていました。授業の終末では、自分の詠んだ俳句を隣に照会し、意見をもらったり、解説したり・・1週間ちょっとに迫った修学旅行でも、一句詠めるといいですね。
冷え込んだ今朝、学校の庭に白黒のカラスを見てびっくり。調べてみると、どうやらカササギという鳥で、スズメ目カラス科の鳥で、日本ではおもに北九州地方に生息しているちょっと謎も多い鳥のようです。七夕伝説に登場する鳥であり、「天の川を渡る織姫のために羽を連ねて橋を作る」と言われているそうで、秋の季語(旧暦7.8.9月は秋)となっていることを知りました。【関連季語:鵲の橋、鵲の巣 「かささぎやけふ久かたのあまの川」 出典:守武「飛梅千句」】
2、技術3年生 鋳造 鋳造のレポートをつくろう
3年生の技術の授業では、鋳造についてネット検索も活用して調べ学習。個人レポートにまとめるためのノート作成に取り組んでいました。「調べたことを転記」では、真の「知識・理解」にはならないので、自分なりに説明の図や写真などをノートに描きながら、そこに解説文を入れ込んでいました。調べたことを取捨選択して、自分のことばや表現で表し直し、整理・まとめる。紀元前4,000年ごろ、メソポタミアで始まったとされている鋳造の歴史。長い年月をかけて伝承・発展してきた技術について学びを深めていました。
10.6Thu. 修学旅行しおり集会
文化祭では、合唱発表会で、クラスの絆を深め、学年の団結力を高めた3年生。前期生徒会役員、委員として、学校をけん引してきた3年生もまもなく前期を終え、進路決定、自己実現を目指す時期となってきます。コロナ禍の厳しい状況の中で、ことごとく、「3年ぶりの〇〇」を成功させてきた3年生です。「いわてに行けることをいわって」というスローガンに込められた「コロナ禍にも、行けることになったのだから、しっかりと喜んで取り組んでいこう」という思いを大切に、安全・安心で、みんなが楽しめ、多くの学びを得ることができる集団旅行をしっかりやり切ってください。
6日(木)には、実行委員会の委員長、実行・生活・学習・保体・文化・記録係長さんから、タイムテーブルや研修内容、注意事項等がわかりやす説明され、しおりにアンダーラインを引きながら集中して聴き入っていました。修学旅行のねらいは、①班活動:仲間・協力 ➁学年委員会・係や役割:自治意識 ③東北地方での体験・見学を通し社会的視野を広げる ④集団行動の基礎を身につけ学級・学年がひとつに となっています。係長自らが、責任と覚悟を持って、しおり内容を伝える姿に、修学旅行の成功が予感されます。
10.5Wed. 学ぶ意欲の向上とわかる授業10
3年生の数学では、何人もの先生や学習支援員が授業に入って、わからない問題の解答にチャレンジしていました。「問題文を読み解いて、情報を整理し、数学的な見方・考え方を働かせて正解にたどり着く力」、いわゆる『思考力を問う問題』が入試等で良く出題され、これからを生きる若者に「育成したい力」だと良く言われます。しかし、そうした『活用する力』のベースとなっているのは、教科で培った「基礎・基本」です。「問題文から表にして整理するようにしよう」とか、「関数の式をグラフにかければ問題を解けるようになるよ」・・等と先生が言っていますよね。難しい問題も、基本に立ち返って粘り強く考えていくことが大切・・。
中学校の部活動では、いやというほど基本練習を繰り返します。3年間基本をしっかり身につけたチームは、いつしか、自ら考え、自分たちで対戦相手に対応した教えられた以上のプレーをできるようになります。基礎・基本に忠実なチームから、「活用する力・創造的な力を発揮するチーム」への成長です。より「基礎・基本」を丁寧に習得し、活用するための実践的な練習を繰り返し行ってきたチームほど、その『伸びしろ』が大きく、ジュニア期のスポーツの面白さは、その指導者をも驚かす、伸びしろの大きさにあるといっても過言ではありません。
また、理科の学習について、9月26日のホームページの中で紹介しましたが、『理科では、「習得⇒活用⇒探究」という過程が重視されるが、実は、知識の「習得」とは、「活用」があって初めていえることで、知識の記憶だけ=「習得」段階だけで終わっては、知識の習得にすらなっていない。』ということが、すべての学習にあてはまる真理です。逆に言うと、『基礎基本となる「知識・技能」の真の習得は、「活用」という作業や学習があって初めて身につくもの』ということです。
理科の授業では、物質の化学式や化学反応を「実際に元素記号の書かれた磁石を動かして」考えたり、知識として得たガスバーナーの使い方を実際に手を動かして確認したり、温度を調べながら実験データを取って、そのデータをもとに考えたりを繰り返していました。
比較的「基礎・基本」としてとらえられる『社会で生きて働く「知識・技能」』も、『未知なる状況にも対応できる思考力・判断力・表現力』も、別物ではなく、深く関連し合った力であり、どちらも、育成が求められる力、「生きる力」なのです。
10.3Mon. 資源回収物の社会福祉協議会への贈呈
10月に入りました。文化祭を終え、学校は「前期から後期への橋渡しの時期」。各委員会が開かれ、前期反省を行い、活動は、徐々にリーダーシップを2年生へと受け継いでいきます。文化委員会が中心となり収集活動をしている「リングプルやペットボトルキャップ」もかなりの量になったので、社会福祉協議会に来校いただき、贈呈式を行いました。社会福祉協議会を通じて、処理業者に送られた回収物は、粉砕してプラスチック製のファイルにリサイクルされたり、金属としてリサイクルされたりします。社会福祉協議会では、これらの回収物による売却利益等を、社会福祉基金へ寄附したり、「福祉のまちづくり」の財源や福祉機器として活用する車いすの購入資金にあてたりと有効活用しています。リサイクル、リユース等の取組ですから、SDGsの17の目標でいうと、12.13.14あたりのゴールに関わってくる取り組み。まさに「地球規模で考え、行動は足もとから」" Think Globally, Act Locally "という取り組みです。委員会活動を通じた社会貢献、地域貢献にも前期の活動ぶりと成果に敬意を表します。
〇今回、回収・寄贈したリサイクル品 キャップ 29.7 kg ・ リングプル 41.6 kg
〇社会福祉協議会からのお礼状
謹啓
この度は、千歳市社会福祉協議会「愛情銀行」にリングプル・ペットボトルキャップの御寄贈をいただき、誠にありがとうございました。
お預かりしましたリングプルは本会愛情銀行を通して、また、ペットボトルキャップは、愛キャップ市民回収運動実行委員会を通して、皆様方のご期待に沿うよう社会福祉協事業を推進するための資源として活用させていただきます。
今後とも、リングプル回収運動並びに愛キャップ市民回収運動に温かいご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げ略儀ながら寸書をもってお礼といたします。 謹白
令和4年10月3日 社会福祉法人 千歳市社会福祉協議会
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10月は、日没が早くなり放課後活動の時間も短くなってしまいますが、委員会活動、部活動に、生徒たちは大忙しです。仕事や役割に対する責任、計画・実践・評価・改善PDCA、コミュニケーション、新・技・体の成長・・・学習はもちろん、こうした生徒会活動・部活動・特別活動には、社会に出て役立つ「生きる力」を培うエッセンスがいっぱいです。
【委員会活動】
【体育館の割り当て時間まで勉強するバレー部】
【限られた時間・場所でがんばる部活動】
10.1Sat. 英検
今日から10月。秋晴れのさわやかな一日となりました。気温は10月としては異例の20度超えになりそうです。文化祭を終えて日に日に秋めいてくる頃です。学校では、実用英語検定が行われました。中には高レベルの準二級受験も・・準2、3、4、5級の会場と時間を分けて、真剣に答案用紙に向かっていました。中には、ダブル受験の生徒もいるようです。グローバル社会に語学力アップを・・。
9.30Fri. 第75回文化祭「夢絃」~夢へと紡ぐ糸~
第75回文化祭が開催されました。学年分散形式ではありますが、保護者にも来校いただき、3年ぶりの発表会形式でのクラス合唱。どの学年も、ひとり一人の個性と学級の彩りあふれる素敵な合唱を披露してくれました。特に中間交流会からの伸び率には目を見張るものがあり、みなさんの目標を持って努力するエネルギーのすごさに驚かされました。
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閉祭式 校長挨拶より
1、生徒会役員・各委員会のこれまでの準備、ビデオ映像、全体のコーディネート、本当にお疲れ様でした。また、美術部のステージバック、日頃の活動の紹介の場となる、はまなす学級、パソコン部、英語部、美術部の表現作品発表は、千歳中の豊かな文化活動を発信してくれました。
2、そして、3年ぶりとなる合唱発表会。どの学年も、素晴らしい発表会となりました。「合唱がなぜ人を感動させるのか」考えることがあります。もちろん、曲の持つ、美しさ、メロディー等ももちろんそうですが、指揮者を中心にブレスや息遣いまでそろう一体感や、曲づくりに向かう思いの強さ・・と言ったものが、周囲の心を打つのだと思います。
3、芳野先生の合唱の講評の中で、「これまでの皆さんの取組が素晴らしい合唱を創ってくれたこと」「合唱もやはり、発表までの着実な努力が大切であること」を話していました。勉強でも、スポーツでも、音楽でも・・同じなんだなあと感じます。
一人一人の持つ個性の糸を紡ぎ合わせ、互いが認め合える学校を目指す、「夢絃」、
千歳中のコロナ禍に立ち向かう、新たな伝統にエールを送ります。心に響く合唱発表会をありがとう。
9.29Thu. 音楽研究授業
千歳市・石狩管内の音楽科の教科研究のために、3年1組の音楽の授業を研究授業として、ビデオ撮影させてもらいました。市内の音楽の先生たちも来校し、最後にはみんなで合唱。素晴らしい授業でした。
歌詞や様々な音楽記号で表現された、「楽譜」から読み取れる情景・場面・心情をイメージし、「このフレーズをどんな表現にしていこうか・・」とイメージや表現法を共有する授業でした。一つの楽譜の同じ曲ですが、歌い手側の曲の解釈や表現の工夫により、合唱・曲に表情がつくというか、伝わってくるというか・・合唱のすばらしさを感じることができる授業でした。
明日の全校生徒の合唱発表会にも大いに期待をしています。「心に響く合唱を・・」
9.28Wed. 文化祭の開催にあたって
千歳中文化祭の開催にあたって
校長 金森 直人
生徒会テーマ『夢絃』~夢へと紡ぐ糸~は、コロナ禍の困難に立ち向かい、実現への様々な糸を紡いで、「夢を実現させる」という思いが込められていると感じています。全校生徒が初めて経験する合唱コンクールを中心に据え、文化部のステージバックやスライド編集、部活動展示、各委員会で役割分担した運営や学級の取組推進、装飾等々、そのすべてが、学校文化のプレゼンテーションであり「発信」です。
やや市内の感染状況は、落ち着きを見せつつあるものの、校下の小学校の学級閉鎖や、本校生徒の陽性、あるいは家庭内での濃厚接触扱いは、むしろ微増の状況です。文化祭の開催方法も、全校一斉開催、学年分散、保護者来校の可否等、検討を重ねた結果の一家庭1名の保護者来校、学年分散での開催、動画配信といったかたちをとらせていただきました。30日(金)の開催日程やYouTube限定配信についてご案内やマチコミメールでの連絡がいっていると思います。検温やマスク、上履き持参等、感染防止対策にもご協力願います。
28日(水)の練習を見ていても、指揮者・伴奏者・パートリーダー等がパートや合唱団をけん引し、自主的に練習を進める姿に胸が熱くなります。「合唱づくりは、学級づくり」とよくいいますが、様々な音色(個性)を持った40名が、パートごとの音をひとつにし、そのパートパートがそれぞれの良さを出しながら、互いに響き、響かせ合いながら調和し、美しいハーモニーを奏でます。指揮者・伴走者がリズムや音色、速度、表現技法をコントロールし、「〇年〇組の仲間にしか創りだせない合唱」を創ります。その過程が、まさしく学級づくり、人間関係づくりだと実感します。この行事を通して、学級・学年の連帯感を深め、千歳中学校の新たな伝統を築いてくれるものと確信しています。29日(木)の前日準備を終え、30日(金)の文化祭を楽しみにしています。
『夢絃』~夢へと紡ぐ糸~
We can make our dreams come true. Let’s get started.
9.26Mon. 学ぶ意欲の向上とわかる授業9
1.好奇心はサイエンスのはじめの一歩
理科の授業の原点は、“不思議なこと”に興味をもつこと。好奇心はサイエンスのはじめの一歩とよく言われます。「なぜ?」「どうして?」といった視点で実験をしてみると、理科はぐっと身近なものになります。
RikaTan(理科の探検)誌編集長で大学教授の佐巻氏は、理科教育について次のように話しています。
「 ①理科教育でも、重視される「習得」「活用」「探究」。極端に言うと、「習得」で終わって「活用」がないなら、実は「習得」もされていない。知識の「習得」とは、「活用」があって初めていえることである。
➁核となる基礎・基本を学び、「わかった、できた」という経験が、視野を広げ、「知的喜び」と「感動」をもたらす。理科における基礎・基本も、むやみにたくさんあるわけではない。(例:「物の重さ」では、「物は重さをもっている。重さは保存される」、「生物の特徴」なら「栄養をとる(つくる)、成長をする、呼吸をする、子孫を残す」等というように1行、2行で示せるようなもの)
これらを教材を通して、その場かぎりの認識ではなく、「活用」もしながら、理解と納得の上に信念として獲得することが重要である。
③本当の基礎・基本と共に、実物を持ち込んだり、予想や仮説をもって自然に問いかける観察・実験を行ってその結果から予想や仮説を吟味することもとても大切である。実験・観察・ものづくりを通して、未知なる自然を探究する、たのしくわかる理科の授業が今求められている。」
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全国学力・学習状況調査を行っても、北海道の理科の平均点が全国平均や比較的高めに出ているのも、こうした「好奇心に根差した実験や考察を出発点に授業を組み立て、表面的な理解ではなく、習得・活用できる思考・判断・表現力を大切にする日々の実践」に裏付けられている気がします。見えないものが見える、科学的現象や物質のありようを図示できる、起こっている化学変化を説明できる・・・理科・科学特有の見方・考え方を働かせる学習の積み重ねが、さらなる知識・理解や理科の見方・考え方に磨きをかけます。学習の深まりに期待します。
2、豊かな表現力
どの教科も「活用する力」、いわゆる「思考力・判断力・表現力」の育成が求められています。極端な表現方法を恐れなければ、「暗記・記憶するような単純な知識・技能はネット検索すればすぐに出てくる。変化の激しい時代、未来を切り拓いていくために必要なのは、自ら考え、主体的に判断し、豊かに表現していく力と協働の力、コミュニケーション力だ!」と言ったことが良く言われます。
音楽の授業を見ていて、本校の生徒たちの、「良いものを創ろうとひたむきに努力する心、教えを素直に受け入れ改善しようとする前向きさ」に大きな期待感を感じます。コロナ対応で、クラス合唱の半分のパートは、どんな表現にするのか考えながら楽譜を写譜しています。様々な音楽記号や先生からのアドバイスも楽譜にしっかりと色付けされています。パート練習では、「音が♪通り伸びていない、ここはもっとほしい、強く、優しく・・・」様々なアドバイスで、どんどん音が変わり、曲想が変わっていきます。授業の最初で歌った合唱曲と授業の最後で歌う歌には、明らかな違いが・・曲に表情がついたり、メッセージがが聴く人に伝わる様子に驚きます。音楽的な『豊かな表現力』が素敵なクラス合唱を創ります。例えば、テノールパートが、ソプラノの伸びのある美しいメロディーを聴きながら自分のパートの音を”ハモれる”ようになるとほんもの・・メロディーが調和します。音楽の秋、美しい調和(ハーモニー)、感性の豊かさを身につけるクラス合唱の素晴らしを感じられる季節です。
9.23Fri. 吹奏楽部第40回定期演奏会
千歳中学校吹奏楽部第40回定期演奏会が開催されました。二部構成で開催された定演は、様々な趣向を凝らし、美しく深みのあるサウンド、軽快な演奏、映像での演出等々、生徒・保護者を含め、多くの観客に素敵な秋のひとときをプレゼントしてくれました。
職人技のように、匠の技を受け継いでいくのが「伝承」、千中サウンドの「伝統」は、その代、その仲間たちにしか創ることのできない、「創り出すもの」だ、ということを感じさせられました。コロナ禍、様々活動制限がある中、新たな伝統を創り上げた吹奏楽部の皆さん、これまで部をけん引してきた3年生に拍手を送ります。家庭でしっかりと活動を支えてこられた保護者の皆さん、父母会の大きなバックアップ、先輩、音楽関係者の皆様にも感謝とお礼を申し上げます。ありがとうございました。
9.22Thur. 明日は吹奏楽部定期演奏会
9月23日(金)は、北ガス文化ホールで、千歳中学校吹奏楽部 第40回定期演奏会が開催されます。3年に及ぶコロナ禍、様々な制限を受けながらも工夫しながら、曲づくりにひたむきに取り組んできた吹奏楽部。明日の素敵な演奏を楽しみにしています。
【22日ホール練習のため、写真は21日の練習の様子】
9.22Thur. 合唱中間交流会
文化祭を一週間後にひかえ、学年合唱中間交流会が行われました。文化祭では、学年生徒が一同に会し、保護者も来校しての発表会。他学年の合唱は、各教室にmeet配信、来校できない保護者向けにYouTube限定配信を予定し、そのリハーサル的な意味あいもありました。各学年の文化委員の運営により、入退場、曲・指揮・伴奏者の紹介、合唱発表会進行と写真等の記録化・・文化祭を創るという意気込みを感じいます。
合唱のできばえは、各学年様々・・。音楽科芳野先生に講評をもらっているので、さらなる音づくり、曲づくりに励み、中学校時代という心も身体も頭脳も、大きな変化と成長を遂げる中学生にしか感じ取れないクラス合唱の楽しさと感動を経験してほしいと願っています。
「合唱がなぜ人(聴衆)の心を感動させるのか・・」考えることが良くあります。「心に響くハーモニーを・・」などといいますが何が心に届くのか考えたことありますか?もしかすると、歌声が耳から入って来るだけでなく、ブレスまで一緒の息遣い、指揮者を見つめるまなざし、歌に込めた想いを届けようとする姿勢や抑揚、表現、一体感・・・とりわけ、「うまい下手ではない、ひたむきさ」のような気がします。
1週間の中で、〇年〇組らしい「心に響くハーモニー」を見つけてください。
【1年生交流会】
【2年生交流会】
【3年生交流会】
9.21Wed. 学びの秋
朝夕の肌寒さと、木々の色づきが秋の気配を感じさせます。学習の秋、芸術・文化の秋、読書の秋・・、気候的にも涼しくなり学校は、学びが充実し、文化活動も真っ盛りです。吹奏楽部は、定期演奏会に向けた追い込み、合唱発表会に向けたクラス合唱も美しい響きを聴かせてくれます。マスク越しでも、豊かな表現力と子どもたちの想いが、美しいハーモニーとともに伝わるクラス合唱は、まさに学級づくりそのもの。個性の違ったそれぞれの響きが、影響し合い、調和してひとつの集団の音色・らしさが奏でられます。先生たちは、合唱の発表会を学年ごとに来校いただいて聴いていただくとともに、今回来校できな保護者の皆さんにも聴いてもらえるようYouTubeの限定配信テストも繰り返し行ってくれています。スペックの高い「カメラ・収音マイク・配信するための高性能PC・ネット環境」と、すべてはそろわないので、できる限り、合唱の様子が伝わるよう工夫してくれています。22日(木)の中間交流会も楽しみにしています。
【先週の秋晴れと選挙活動。プランターの花もお世話が上手でここまで来ましたが、そろそろ・・】
【暴風雨も東にそれ、少しは秋晴れのさわやかな季節になるのでしょうか・・合唱練習と配信テスト】
3年生は、二次関数の分野に入り、「2乗に比例する関数って?」「比例定数の求め方は」「二次関数y=ax²のグラフをどう書くの」「様々な文章問題」・・と、苦手な人には、わからなくなりがちな分野。2年生の一次関数で、xyの式で表し、表→グラフという作業ができれば、問題を解けることが多くなります。反復と継続で、確実な力をつけてください。今習っている単元を後回しにすることは無謀です。「今習っていることを授業で理解してしまう+1,2年生、3年前期の復習」も終盤を迎える時期なのですが・・
3年生理科は、「力と運動」の単元でしょうか?「静止している物体にかかる力」や「運動している物体にかかる力」等についてまとめていました。実際に手を動かし、力の向きや大きさに気を付けながら作図をすることによって、「確実な理解」につながるのですね。タブレットの使用頻度が高い理科の授業ですが、改めて「五感を働かせて・・」の重要性を感じさせられました。
2年生の千葉先生の授業は、「千歳市を今以上によい街にするには、どうすればよい?」という授業でした。ふるさと千歳について考える貴重な授業です。「夜間暗いので街灯を増やしてほしい」、「商業施設の・・・」、「千歳の有名人を・・」様々な話し合いが行われていました。支笏湖や千歳川の自然の豊かさ、空の玄関口としての利便性、千歳の気候の特徴など、千歳のストロングポイントもおさえて、夢のある「街づくりの授業」にしてほしいと思います。
9.21Wed. 教育実習 研究授業➁
9月21日(水)2時間目に教育実習生の研究授業を行いました。課題は、1年生国語「星の花が降るころに」から、「登場人物の心情が読み取れる『比喩や情景描写』の表現を見つけ、その気持ちを読み取る」というもの。小学校時代の深い絆に強いこだわりを感じている友人との関係修復が上手くいかず、関係が失われるのではと大きな喪失感を受ける登場人物の感情・心情を、丁寧なことばの読み取りから、考えを広げ、深めていました。1年1組の素直に意見や思いを表現し、考えを交流しながら、ひとつの答えを導き出そうとする雰囲気の素晴らしさも光る授業でした。
9.16 Fri 生徒会立ち会い演説会実施
9月16日(金)5時間目に生徒会役員選挙の立ち会い演説会を実施しました。今年度は、1・3年生については各学級で配信動画を視聴し、2年生は体育館で演説を生で聞きました。立候補者全員が千歳中学校をより良くしていきたいという思いを力強く演説していました。また、投票はGoogleフォームを使用した電子投票となっています。選挙管理委員の開票確認作業も一瞬でできるようになりました。。
文化祭が終わると、いよいよ新生徒会が千歳中学校の中心となります。新しい発想と強い意志でこれからも千歳中学校を引っ張ってくれることを期待しています。
9.16 教育実習 研究授業①
9月16日(金)3時間目に教育実習生の研究授業を行いました。課題は『歌詞の意味を考え、気持ちを込めて歌おう』という音楽の授業でした。授業のはじまりは、実習生の緊張が伝わり生徒も緊張している様子でしたが、時間が経過するにつれて緊張がほぐれ、とても良い雰囲気で授業が展開していきました。生徒も先生も一生懸命に頑張っている姿がとても素晴らしかったです。
9.14 Wed タイピング練習
9月14日(水)3年生は学力テストAを実施。変則時間割となっているため、1・2年生では隙間時間を使ってのタイピング練習を実施。練習を重ねるたびに一定時間内に打てるタイピングの量が増えていく生徒が多くなります。何事も、継続は力なり。コツコツと努力を積み重ねていくことが成功への近道であることに気がついてくれることを期待します。
9.14Wed. 学力A・後期役選 学ぶ意欲とわかる授業9
1、3年生学力テストA
3年生は、進路資料となる学力テストA。50分100点満点×5教科の入試、思考力を問う問題も重視されることから、50分一杯いっぱいのなかなかハードな試験内容です。進路決定期の入試の模擬試験として、時間配分や日課の流れに慣れていく意味でも、午前3教科、午後2教科の変則日課での学力Aとなります。1,2年生も同じ時程で学習し、長い休み時間を利用し、タイピング練習や「学びポケット」に取り組む時間を設定しました。「入試選抜検査」の時程に慣れておくことも必要ですね。真剣に答案に向かう3年生の姿が見られる1日のスタートとなりました。
2、後期役選「朝の挨拶運動~ミニ街頭演説」
後期役員選挙は、ひとつのポストに複数立候補する「競争選挙」となっています。意欲的に複数の立候補者が立ち、信任投票だけでなく競争選挙となっていることは、生徒会活動への意欲的な参加、民主主義の基本ルールを学ぶ機会等と言った意味で、とても喜ばしいことです。元気で明るい「あいさつ」が響いていました。
立候補者は、
①コミュニケーションの基本は挨拶!
➁信頼の基本は、時間厳守!
③固い決意と熱い思いをアピール! 以上のことを心がけています。
3、1年生の授業から
"what did you do on the weekend"という質問に対して、「自分は、何をしていたか、答えは自分にしかない質問」に答える勉強をしていました。多様な人々とコミュニケーションをとるための共通言語としての英語力の習得は、グローバル社会の中でとても大切であり、時には、語学力がみなさんの助けにもなります。ちょっとしたゲーム性を持たせながら進む授業に「言い間違いや失敗」を恐れず、会話できることの楽しさを感じながら意欲的に取り組む1年生の姿を頼もしく感じました。コミュニケーション活動としての英語力を高めてほしいと願っています。
社会では、文明のまとめをキーワードを整理してまとめ・振り返る学習をしていました。タブレットのジャムボードを活用し、付箋の色分けを使いながら、「キーワード・思考を共有」します。丁寧な、まとめ、振り返りが確かな理解につながるようタブレットをツールとして活用します。
9.13 Tue Myゴールサポート講座開催
9月13日(火)の放課後にMyゴールサポート講座を開催しました。今年度、予定していた講座がコロナの影響で1回目は開催できませんでしたが、なんとか本日開催することができました。講座内容は『アンガーマネジメント』というテーマで紫明女学院の職員の方2名で来校していただきました。怒りの感情をいかに自分でコントロールすることが大切なのか、怒ってしまうことで本来伝えたいべきことが相手に伝わらなくなってしまうことを学びました。短い時間ではありましたが、とても大切なことを学ぶことができた時間となりました。
9.13Tue. 文化、芸術、音楽の秋
文化、芸術、音楽の秋・・。今日から、文化祭、合唱発表会に向けた学級合唱練習も始まります。「合唱づくり」は、「学級づくり」。それぞれ、音色の違った歌声が、ひとつのパートの音となり、各パートの美しい音色は、調和し合って、その学級らしい個性あふれるハーモニーを奏でます。個々の個性や強みが、班や係といった組織の力を活性化し、調和し合いながら、親和的なひとつの学級を創る・・。合唱づくりは、そんな集団づくりに似ています。もちろん、ガイドラインに従い、感染防止にも十分気を配りながら、生徒自らがリーダーシップを発揮して、「〇組らしい合唱を創り上げる」、その過程には、笑いあり、涙あり・・。義務教育3年ぶりのクラス合唱の楽しさと感動を味わえる文化祭を創っていきましょう。
美術の教科指導では、4月から、無心に作品制作に取り組む姿が光っています。2年生の美術では、「セロハンテープアート」に取り組み、作品の完成度の高さはもちろん。作った作品について、鑑賞し、相互評価し、良さや特徴、制作上の工夫点等を話し合っていました。制作者は、作品鑑賞者に「自分の作品と工夫点について、プレゼン(アウトプット)」鑑賞者は、制作者に「この筋肉の感じどうやってだしたの?」等、質問も飛び交っていました。一つの美術作品から、それを鑑賞したり、楽しんだり・・それぞれの個々の創作につながる学習。そんな好循環が、生まれることに期待しています。
3年生数学では、明日の学力テストAに向け、自分の不得意(得意)領域から問題を選んで、チャレンジしていました。2年生も3年生も、関数とグラフの勉強では、「与えられた文章から式を立てられる⇒式をグラフに表現できる」ことで、「わかること」がとても多くなります。この時期の学習を大切にしましょう。
2年生国語では、読み物教材の「表現の工夫・おもしろさ」について、まず教科書に記述されている、表現の工夫点に線を引き(マーカーを塗り)、それから、「表現の工夫点を簡潔に書く」という授業をしていました。「読み取り⇒みつけ⇒自分なりに整理して書く⇒自分の意見や考えを添える」といった「言語活動が全ての教科の基本になる」ことを感じさせられます。数学も必死に問題を解くのは、やはりノート。計算過程を含め、解答に至る軌跡を「書くことで覚える」のかもしれません。「手を動かして、(頭で考え)、しっかり書くこと」も、本当に欠くことは学習です。ICT機器に頼りすぎないで・・・
2年生理科では、元素、原子、分子・・・等、目に見えずらい学習のまとめに「化学式」を覚える手立てにと、カードゲーム等活用していました。「五感を働かせて学ぶ」ことが、理解度を上げるコツなのかもしれません。
9.8Thu. 学びの保障と充実のために・・
1、台風一過の秋晴れ
9月6日から7日にかけての暴風警報。胆振東部地震の前日に来たこの時期の台風は、木々を根こそぎ倒し、直後の地震によるブラックアウトとともに天災の危機を実感しました。夜中にかなり強いかぜが吹いたものの大きな被害もなくほっとしているところです。昨年度の大雪被害といい、自然災害に対する危機管理の重要性を感じます。
先日、千歳川周辺を散歩しているとサケが遡上していました。千歳の豊かな自然を感じさせます。
2、一歩先んじた「オンライン投票」
今だ、日本ではオンライン選挙は実施されていませんが、千歳中後期役員選挙では、R2年度よりオンライン投票を行っています。立会演説会や選挙活動もままならずオンラインでの開催が多いことから、投票もオンライン化してきたようです。今日の朝の時間を利用し、選挙管理委員が「オンライン投票」について説明し、クラスルームから実際の投票練習をしていました。全校生徒の一斉投票時にGoogleフォームがしっかり送信できるのか、学年分散しての試験的予備練習。一歩先んじた取組ですね。
3、感染拡大防止に向けて
「新型コロナウイルス感染拡大防止」に関わって、注意喚起のマチコミを送付させていただき、ホームページ下部の「緊急のお知らせ」にも掲載しています。北海道の感染状況もピークアウトこそしていますが、減少の仕方は鈍くなっています。市内の学校では、学級閉鎖、学年閉鎖も増加しており、児童・生徒、教職員の感染、家族の陽性判定による自宅待機等は、増加傾向にあるようです。
家族が陽性となった時はもちろん、本人・同居家族に、発熱やのどの痛み、かぜ症状がある時には、児童・生徒を登校させない等、慎重な対応をお願いするものですのでご確認ください。文化祭や修学旅行といった生徒たちが心躍らせ、大きな成長を見せる学校行事をひとつひとつ経験させ、日々の学びの保障、充実を図っていこうと教職員一同工夫しながら、がんばっています。各家庭におかれましても、健康安全に気を配りながら、子どもたちの学びと成長をご支援ください。
9.7Wed. NCD ノーチャイムデー
台風一過で、真っ青な空。暴風の影響はいかがだったでしょうか。この時期の台風や暴風雪には、危機管理意識を高くもって対策を講じていく必要を感じます。温暖化の影響もあるのか、「何年に一度の・・」という天災の頻度が高くなっている気がします。
今日は、ノーチャイムデー。自律的な生活のためにもタイムマネージメントは大切な要素です。時間を見通し、早めの準備で、行動を起こす習慣を身につけてほしいと思います。2年生は、毎週水曜日、タイピング練習を取り入れています。今どきのタイピングソフトは、指のかたちやどの指でキーを押すかも視覚的に分かりやすいので、ローマ字入力、ブラインドタッチ等、習慣づけることで、社会に出てからも役立つスキルです。タイピング練習が終わると「朝読書に移ってください」の委員の指示で、朝読書に入っていました。「学びの秋」、自ら主体的に学びとる(自律的学習者)としての学び(スポーツや音楽、芸術も含め)の充実に期待しています。