学校のブログ
【ブログ】学習効果(情報の収集・整理)②
ICT環境整備による学習活動の広がりは,多岐にわたります。
「情報の収集」
インターネット上には,様々な学習コンテンツがあります。
今回の環境整備で,普通教室でもネットの利用が可能となりました。
6年生の社会では,NHKのオンデマンド教材で戦後の歴史を動画で学びました。
担任の端末の動画を無線で電子黒板に投影します。
教科書の情報と合わせることで,より内容が深化します。
これまで以上に関心高く見入っていました。
3年生の国語では,「ありの行列」の実際を動画を通して確かめました。
一人一人の生活体験の違いを,動画の視聴によって全ての児童が共通認識できます。
文章からでは伝わり切れない,実際の姿に驚きの声が上がっていました。
動画視聴後には,すぐに課題をノートに書き写します。
この学習態度の切り替えも,大変すばらしいです。
「情報の整理」
総合的な学習の時間では,情報の整理をする活動も求められています。
6年生の「自分史づくり」では,キャリア教育として自分の将来の職業について考えました。
夢や目標として漠然と持っている職業を,実際に調べていく過程を通して,自分の生き方に目を向けます。
集めた情報は,ワークシートやメモ帳にまとめ,達成する道筋を整理していきます。
真剣な表情からは,それぞれが自分自身に向き合っていることが伝わります。
全学年での本格実施は,冬休み明けから進めてまいります。
その際はあらためて保護者の皆様に文書でお知らせいたします。
【ブログ】学習効果(ICT)①
先日お伝えした千歳市のICT環境整備。
職員の研修を終え,試験的な運用を始めました。
「つながる」
6年生が社会の学習で,戦後の歴史について学びます。
今回は,「ビデオチャット機能」「ネット検索機能」を試験活用しました。
初めに子どもたちはそれぞれの端末から「クラスルーム」にログインし,ビデオチャットを開始します。
まだ操作を始めて2回目なのに,子供たちは慣れた手つきでログインします。
その後,担任が今日の学習課題を「チャット機能」で子供たちに配付します。
「戦後の日本を写真から考えよう」
子供たちは,ノートに書き写していきます。
また,課題を書き終えた児童は,その報告もチャットで行います。
オンライン学習を想定し,様々な機能を扱えるスキルを高めます。
学習後には,授業の感想もチャットで交流しました。
コメントに様々な反応があることに喜びを感じ,「またやりたい!」と意欲を高めていました。
「調べる」
第6学年の社会では,情報を適切に調べまとめる技能を身に付けることが求められています。
「ネット検索機能」は,この技能の向上に有効な手立てとなります。
今日の課題は,「歴史の学習でもっと知りたいことを調べる」ことです。
子ども一人ひとりが興味がある歴上の人物や出来事について調べ,ノートにまとめます。
検索機能は,これまでの学習で子供たちは十分活用できるようになっています。
それが,すぐに簡単に利用できるようになったことで,学習内容の深化が容易になりました。
熱心に調べ活動を行う子供たち。
学んだことは,すぐにノートにまとめることができました。
ICTの環境整備は,学習効果の向上に直結します。
試験運用の様子については,明日もお伝えします。
【ブログ】見とり・評価
子供たちの学習状況を把握して適切な指導に生かすことは,何よりも重要です。
「習熟」
5年生が算数で「円と多角形」の学習を行いました。
単元の指導を終え,内容の習熟をします。
まずはプリントで,子供たちの課題となりそうな問題に取り組みます。
個人で取り組みながら,苦手なところは担任や学習支援員から学びなおします。
また,プリントが終わった児童は教科書の問題にも取り組みます。
自分の力をさらに高めようとする態度,大変すばらしいです。
今回の習熟の状況は放課後に担任間で共有し,さらなる手立てを検討します。
確かな見とりは,子供たちの学力向上につながります。
「主体性」
同じく5年生では,図工の振り返りを行いました。
先日印刷を終えた版画の学習です。
子供たちは「振り返りシート」をもとに,自分の学びを確かめます。
意欲だけではなく,周りの友達とのかかわりや活用の観点で見つめなおします。
学校に求められている「PDCAサイクル」には,「見とり」「評価」が不可欠です。
今後も様々な手立てで,子供たちの成長を把握し,授業改善につとめてまいります。
5年生の学習では,多くの子供たちが「友達を支える」様子が見られました。
学習課題を終えた子は,給食のために友達の机を拭きます。
版画では,友達の為に汚れを気にせず,印刷のお手伝いをします。
「仲間」を意識した行動,高学年として大切な力も確実に育っています。
【ブログ】読むこと
3年生が,国語で説明文の学習を行いました。
最初は,漢字練習をします。
次に,これまで学習してきた読み物教材を声に出して読みます。
基礎的・基本的な知識・技能の確実な定着を図ります。
丁寧な字,しっかりとした音読,素晴らしいです。
そして,いよいよ今日の課題に取り組みます。
この単元では「ありの行列」という「説明文」を使って学習します。
教師の範読を聞いて,文章の全体を捉えます。
「知らなかった~!」「アリってすごいなあ!」
アリの不思議な力に,素直な言葉が口に出ます。
その後,文章を段落ごとのまとまりに分けていきます。
この単元では,段落相互の関係に着目しながら,考えや理由,事例との関係を学びます。
しっかりと文章の構成を理解するために,全員で段落を確認します。
どの子も正しく解答しています。確実な力が身についています。
北海道では,毎年「ほっかいどうチャレンジテスト」を実施しています。
知識・技能の確実な定着や思考力・判断力・表現力等の育成を図るために毎年行われています。
3年生のテストには,説明文の文章構成を問う問題が出題されていました。
子供たちの解答は,学校で採点し全道調査の結果に基づいて分析します。
今後も,学力向上に向けてきめ細かな取組をすすめてまいります。
いよいよ来週が冬休み前最後の一週間となります。
最後まで元気に登校できるように,体調をしっかりと整えてくださいね。
【ブログ】合意形成
学校教育では,教科の学習のほか「学級活動」という時間があります。
その中の「話合い活動(学級会)」では,話し合いを通して合意形成を図ることが目標です。
1年生では学級活動の「お楽しみ会」の実施を目標に,学びました。
2組では,お楽しみ会の遊びを決めていました。
低学年では担任が司会の役割を引き受け,子供たちの考えを引き出します。
合意形成の図り方の一つとして,挙手による多数決のやり方を知ります。
しっかりと納得して,遊びを決めることができました。
また,同じく学級活動には「集会活動」があります。
簡単な役割や準備をみんなで分担して,仲良く活動を楽しむことが目標です。
1組では「お楽しみ会」を行うための役割分担を決めていました。
必要な役割を担任から学び,自分の担当を決めていきます。
様々な分担を見比べながら,やりたい仕事を選びます。
自分の担当が決まるたびに,うれしそうな表情を見せる子供たち。
3組では,早速決めた遊びの準備を進めていました。
「お店屋さんごっこ」で使う「売るもの」を作っていました。
しっかりと合意形成を図ることで,誰もが意欲的に活動に取り組むことができます。
これからも学級活動を通して,集団生活をよりよくする態度を養っていきます。