学校のブログ
6月24日(金)
千歳市人権擁護委員3名を講師にお招きし、2年生の人権教室が体育館で行われました。
「誰に対しても偏見をもたず、他者を思いやる優しくすなおな心を育てる」ことを目標に、DVD「やさしいオオカミ」を視聴しました。
これからの変化が激しく、多様な価値観が混在する社会の中では、見かけや固定概念で判断せずに、「共生」を実現することはとても大切なことです。
今後も、本日の人権教室も含めて、教育活動全体で取り組んでいきます。
※DVD「やさしいオオカミ」
友だちをつくりたい痩せたオオカミ。ウサギの兄妹に友だちになってくれと頼むが、ウサギは「牙なし、意気地なし」と馬鹿にし、殴ったり蹴ったり。決して抵抗しないオオカミ。キツネや鳥たちも友だちになってくれません。みんなからのけ者にされ、孤独なオオカミ。そんなある日、ウサギがタカにさらわれてしまいます…
6月23日(木)
運動会を終えて、再び授業に集中しての取組開始です。
1年生は端末を活用し、アサガオの成長の様子を写真撮影しました。
これまでの学校では、成長の記録に取り組む場合、「絵日記」を書かせることが多かったです。
端末の活用により、授業での選択肢がどんどん増えていきます。
大変喜ばしいことがありました!
6月13日(月)の午前に、匿名の電話が入りました。
学校に「匿名の電話」が入るときは、お叱りの内容が多いものです。
しかしながら、今回は正反対。大変喜ばしい内容でした。
【電話の内容】
・他の市内小学校に子どもを通わせている保護者の方からの電話。
・12日(日)の午後3時ごろ、お子様が「勇舞すこやか公園」でケガをしてしまった。
・本校の児童4名が、水をあげたり、励ましたり、手当てを手伝ってくれた。
・保護者の方から、「本当に助かりました」とお礼があった。
「桜木小学校の誇り」と言える素晴らしい行いです。
該当児童を調べ、担任や校外生活担当教員を含め、多くの教職員に紹介し、校長からも「表彰状」を贈呈しました。
心がほっこり、うれしくなりました。
6月21日(火)
運動会を無事に終えることができました。
応援の仕方や来校時の入場制限等について、ご協力ありがとうございました。
御礼 校長 玉腰 武
6月18日(土)、本校の第45回運動会が開催されました。曇り空の日が続き、練習は短時間でしたが、「一歩前進~今の自分の全力を出し切り、一歩でも成長できたと感じられるように皆で努力する!!」のスローガンのもと、どの学年も熱心に取り組んでいました。学年の演技、競技の練習はもちろんですが、実行委員会や選抜リレーの子どもたちが、学校の代表だという自負をもって頑張っていました。また、一人一人が係など役割を意識しながら、一生懸命仕事をしていたのが印象的でした。
さて、学校は、年間を通してさまざまな学校行事が行われます。よく「学校行事で子どもたちは成長する」と言われますが、毎年、私自身も実感をしています。それにはいくつか理由があります。
たとえば、運動会では団体競技(今年はありませんでしたが)を例にすると、相手に勝つには仲間と助け合い、協力し合う気持ちが必要です。気持ちが合わないとうまくことが運ばず、あっという間に大きな差ができて負けてしまいます。前に進むためには、仲間意識が必要になり、練習の過程で自然とその思いをもつことができるようになります。気持ちを一つにして、物事を進めることは学校生活を楽しく過ごすために大切なことです。また、子どもたちの表現運動の練習を見ていると、演技を成功させるために仲間に迷惑を掛けないよう、自分なりに周囲に気を配っています。この相手への心遣いは、皆が一緒になって必死に一つのものを創りあげる過程で養われていきます。困難な演技に挑戦することで意欲が高まり、励まされたり、ほめられたりすることが自信となって、自己肯定観の育成にも繋がります。さらに、係など集団の中で役割を自覚して、責任をもって仕事を成し遂げることは、社会生活の中で将来欠かせない大切な資質能力になります。一人一人の頑張りは個人から集団の高まりとなって波及し、発展、飛躍をしていくことになります。加えて、異学年交流を通して下学年の子どもたちが上学年のお兄さん、お姉さんに憧れをもち、負けずに頑張ることで学校のよき伝統が引き継がれます。このように学校行事は本番までの多様な経験のプロセスに子どもたちの成長に欠かせない大きな教育的要素が含まれているということになります。
学芸会もプロセスの違いはあっても子どもの成長には欠かせません。学校行事が、子どもたちが成長し、飛躍のチャンスとなるわけです。
運動会当日、参観された皆様は、子どもたちの練習の積み重ねや運動会に臨む決意に思いを馳せ、心に残る素敵な思い出になる大きな拍手をくださいました。心から感謝申し上げます。子どもたちが運動会を通して大成長できたと感じてくれることが私たち教職員の何よりの喜びです。
第45回桜木小学校運動会
本日の運動会は予定通り実施いたします。
ご来校をお待ちしております。
ごあいさつ
桜木小学校長 玉腰 武
児童の皆さん、保護者の皆様、おはようございます。
今日は、たくさんのお父さんやお母さんが皆さんのがんばる姿を楽しみに応援に来てくださいます。
ありがとうございます。
さて、今日の運動会を楽しみにしていた子はどれくらいいますか。逆にあまり楽しみではなかった子はいるかな?ちょっと恥ずかしいことをお話ししますが、私は小さいころ、運動会があまり好きではありませんでした。背が小さくて、走るのが遅かったのです。だから徒競争がビリになるのがいやで運動会なんてなくなればいいなと思っていたぐらいです。
今年度の運動会のスローガンは「一歩前進 ~今の自分の全力を出し切り、一歩でも成長できたと感じられるよう皆で努力する~」ですね。
皆さんは「徒競走で一位をとりたい」「よさこいでキレのある踊りをしたい」など、目標を立てていると思います。他の人と比べてもよいですが、一つ大切にしてほしいことがあります。それは、自分と比べることです。「一位、二位、三位」の上位をとると、とてもうれしくなります。でも、もっと大切なのは昨日の自分と比べて成長しているか、そして自分の100%の力を発揮しているかです。今日、自分の最大限の力が出せるよう、最後まであきらめずにがんばりましょう。一生懸命の姿はどんな結果だろうと格好いいです。
それからもう一つ、心をひとつにあわせましょう。心を合わせ、力を合わせることで、小さな力が大きな力になります。ぜひ、学級で、そして学年で協力する姿を見せてください。これまでの皆さんのがんばりを見ていると、今日は最高の演技をしてくれると信じています。
保護者の皆様、本日はご来校ありがとうございます。子どもたちは筋肉痛で身体のどこかが痛くても、練習はかかさず取り組みました。温かい拍手での応援をよろしくお願いいたします。
最後に一つだけ、熱中症にならないように、こまめに水分補給をすることと無理をしないで体の具合がおかしいなと感じたらすぐに担任の先生に言ってくださいね。このことはご家族の皆さんも一緒です。応援にあつくなりすぎて、体まであつくなったりしないように注意してください。