学校行事
9.7Wed. NCD ノーチャイムデー
台風一過で、真っ青な空。暴風の影響はいかがだったでしょうか。この時期の台風や暴風雪には、危機管理意識を高くもって対策を講じていく必要を感じます。温暖化の影響もあるのか、「何年に一度の・・」という天災の頻度が高くなっている気がします。
今日は、ノーチャイムデー。自律的な生活のためにもタイムマネージメントは大切な要素です。時間を見通し、早めの準備で、行動を起こす習慣を身につけてほしいと思います。2年生は、毎週水曜日、タイピング練習を取り入れています。今どきのタイピングソフトは、指のかたちやどの指でキーを押すかも視覚的に分かりやすいので、ローマ字入力、ブラインドタッチ等、習慣づけることで、社会に出てからも役立つスキルです。タイピング練習が終わると「朝読書に移ってください」の委員の指示で、朝読書に入っていました。「学びの秋」、自ら主体的に学びとる(自律的学習者)としての学び(スポーツや音楽、芸術も含め)の充実に期待しています。
9.2Fri. 前期期末テストとはまなす学級国際理解教育
1、前期期末テスト
前期の学習の成果と課題を把握し、今後の学習目標や学習計画を練り直す意味でとても大切な前期期末テスト。各学年、はまなす学級も含めてテストに向き合っていました。職業的な自立をめざす高等支援学校でも最近は、生活や社会に密着した教科の試験が採用され、競争率も激しくなっています。高等学校、大学等の入試では、「思考力・判断力・表現力」を図るための、「ちょっと複雑な問題文の問われ方」であったり、「教科特有の見方・考え方を働かせながら、問題を整理し、段階を踏みながら、解答に至る論理的な思考」が問われたり・・昔の「一問一答」や「知識の暗記」で何とかなるような時代ではなくなってきています。様々な文化や考え方の違う多様な人たちと協働し、納得解、最適解や新たな考えを創造していく時代・・。「解答に至る過程やその根拠、自分の思考を的確に表現する力」をつける、アウトプットする学習を意識して行きましょう。
2、「はまなす」国際理解教育
9月1日(木)はまなす学級は、カメルーンとオンラインでつないだ「カメルーンみっけ!」の授業を行いました。JICA青年海外協力隊としてカメルーンに派遣されている小島さんの現地紹介を通して、大きな驚きや感動があったようです。カメルーンと日本の「同じ」や「違い」に気づくところから、互いの文化や生活ぶり、考え方、等を知ることで、双方の違いを理解し、相手を尊重することで相互理解の態度を養うのが「国際理解教育」です。多様な他者と協働し、より良い未来の創り手となるみなさん、多様性を理解する「広い視野」とSDGsで問われている、Think globally Act locally 地球規模で考え行動は足もとから・・という貴重な学習の成果に期待しています。
(カメルーンの授業では、教室に120人、先生ひとり・・生徒もびっくりしていました)
8.30Tue. 学ぶ意欲の向上とわかる授業8
1.学ぶ意欲=好奇心が原動力
2年生理科の授業は、水の電気分解。「純粋な水は電気を流さないから水酸化ナトリウムを加えています・・直接手で触れると・・アルカリ性の温泉は・・」興味深い話の後、電気装置や実験方法の詳細を確認して実験開始。陽極・陰極で起きている出来事に興味津々の様子。好奇心は、「学ぶ意欲の原動力」だなーと感じます。
2.わかった・できた・面白かった
2年生道徳では、「人はなぜ働くのか」について考えていました。授業の冒頭、どんな考えを持っているのか思考を共有するために、ジャムボードで交流します。「お金を稼ぐため、生きるため、好きなことをやるため、社会に貢献するため・・・」道徳でもありキャリア教育でもありますが、働くことの意義や目的・・・、(正解がひとつではないテーマなので)考え、議論を深めながら、生き方や考え方を構築してほしいと思います。「人はなぜ働く・・・」様々な答えがあるはずです。
1年生国語では、黒板に貼られたお題をペアで、クイズ形式であてる授業で盛り上がっていました。「言葉をつかった豊かな表現で、他者にわかりやすく状況や物事を伝える」ことができることを体感してもらうねらい。比喩表現として、直喩法(~のような)、隠喩法について学習しているので、お題となるもの、その特徴等をどう例えていくか言語力・表現力が問われます。
8.30Tue. 前期期末テストに向けて 継続は力
1、新人戦を終えて
朝夕はすっかり秋めいてきました。新人戦優勝の女子バレー部、男子バスケットボール部が、新人戦を終えての結果報告に来てくれました。新チームになってから継続的に基本練習に励んできたこと、サーブ技術の向上、サーブレをひろう、セッターがいいトスを上げる・・個々の技能とチーム力の向上が結果的にセットを落とすことなく優勝に結び付いたバレー部。走り込みや粘り強いディフェンス練習に継続的に取り組んできたことが、オフェンスでは苦しい場面でも守り通すチームスタイルができつつある男子バスケット部。「日常がコートに出るので、部活も勉強もしっかりやって行き、管内・全道とつなげていきたいと思います」という話もしてくれました。「目標としてのゴールを設定し、工夫しながらひたむきに努力することが、個と集団を高める」、順位だけでなく、大会で成果ととらえるものは、計画的で継続的な努力の末にあったと実感できた新人大会だったのでは・・。また今後の「課題」も見えてきたはず。技術で高めなければならないこと、メンタルな部分の持ちよう、チームとしての強み、弱み・・・。その課題克服が、次なるステップアップにつながります。
2、前期期末テストに向けて
「継続は力なり」、部活動で成果がでることも、勉強面での伸びも、基本的にやるべきことは同じと考えています。「しっかり目標を設定し、前期の学習の理解の高いところと弱点を把握する。強みを伸ばし弱点克服の方策を練ったら『計画』に落とし込む。継続的な努力は必ず結果につながります。世の中には「天才型」と「努力型」の人間がいる等と「成果」を上げている人を評価することがありますが、本当の「天才型」等ほとんどいなくて、多くは「努力する事の大切さを知っている天才」なのだと、考えるようになりました。マリナーズの球団殿堂入りを果たしたイチローも、「努力せずに何かできるようになる人のことを『天才』というのなら、僕はそうじゃない。努力した結果、何かができるようになる人のことを『天才』というのなら、僕はそうだと思う。人が僕のことを、努力もせずに打てるんだと思うなら、それは間違いです。」という言葉を残しています。「継続は力なり」、目標を持って、ひたむきな努力を・・。
3、家庭学習(学年×10分+10)で「自学自習の力を・・」
「主体的学習者」として、自分の強みを知り、弱点克服に最短距離で努力できるのは、自分自身。マイゴール手帳や学習計画表を活用しながら、「自学自習の力」をつけて行きましょう。受け身の学習より「主体的学習」が将来伸びる!と言われています。どの学年も、家庭学習の提出状況を調べたり、テストの予想問題を作成したり、「みんなで学ぶ環境」をつくってくれています。
(中1は、義務教育7年生・中2が8年生・中3が9年生で、学年×10分+10分の家庭学習時間が標準的な目安です。テスト前は、それより時間がかかりますよね・・がんばれ)
8.27Sat. 新人戦2日目
屋外の競技は、若干の雨にあたられた新人戦2日目。各会場で、熱戦が繰り広げられました。コロナ禍で、競技レベル的には、練習不足、試合経験の不足等、発展途上の感がありましたが、2日目に入り、大会を通して、個とチームの成長が見て取れました。自チームの強みに気づき、勝ち方を獲得していっているチーム、見えてきた弱点に涙をのむチーム、個々のスキルの向上、精神的なタフさ、For the Teamの一体感・・・日頃の練習成果が存分に発揮され、更なる課題も見えてきた有意義な新人戦となったのではないでしょうか。
団体戦優勝を果たした女子バレー部・男子バスケット部、第3位に輝いた女子バスケット部、女子ソフトテニス部、サッカー部は、個々のプレーヤーの良さをチーム力に高め、結果として好成績を収めています。今後、チームとしての強みをどう伸ばすか、課題を整理し、どう克服していくか・・・そうしたことが更なる成長につながります。どの種目、どのチームも、「目標を掲げ、ひたむきな努力で結果が出始めた。新たな課題も見えてきた。」大会だったと思います。ひたむきな努力は成長を約束します。新たな目標を設定し、次のステージへ・・二日間お疲れ様でした。「思考力・判断力・表現力」がなければ、正しくいいプレーの選択ができません。「日常がプレーに出る」ので、期末テストに向けた勉強もお忘れなく・・。
8.26Fri. 新人戦1日目
千歳市中体連新人戦大会1日目。雨は、ぽつぽつ程度、何とか天候ももち、新型コロナの影響による出場辞退等の事態もあまり大きくなく大会を開催できたことをうれしく思っています。当番校、競技団体、各種目の専門委員会の大会開催にあたっての配慮ある運営に感謝しかありません。
新人戦最初の公式試合とあって、独特の緊張感の中で選手が躍動していました。勝敗はつきものなので二日間の精一杯のチャレンジの結果を待つところですが、「強みを生かし、成果と課題を把握し、次につなげる」という新人戦本来の目的に照らすと、挨拶やマナーをしっかりと守り、今できるすべてをぶつけて、何点取られようと最後まで粘り強く頑張る姿勢が、今後の成長に期待感を感じさせるルーキーズゲームでした。2日目にも期待します。
8.25Thu. 新人戦壮行会
8月25日(木)5時間目に新人戦壮行会を実施しました。新チームになって初めての公式戦となる今大会。夏休み中に一生懸命に取り組んだ成果を発揮する場面となります。壮行会では、どの部活動も今まで支えてくれた保護者の方々や指導をしてくれた顧問の先生方に感謝の思いを伝えていました。
また、校長先生からは激励の言葉が伝えられました。特に伝えられたのは
①ビジョン~目標を持って取り組むビジョン。先を見通すビジョン。
②ポジション~自分の立場を考えて今やるべきことに全力を出して取り組むこと。
③コミュニケーション~チームメイトと教え合い、学び合う姿勢。礼儀や挨拶を重んじ日頃からコミュニケーションをとることの大切さ。
明日から始まる市内新人戦。結果を恐れることなく、今持っている全ての力を発揮して今後につなげる大会にしてもらいたいものです。
【校長から】
いよいよ新チームの公式戦がスタート。今まで、先輩たちに引っ張ってもらった部活動からの自立です。「今、自分たちには何ができるのか、何が不足しているのか?」、大会結果を求めたくなりますが、「日々の取組を評価・改善するため」の新人戦です。
部活動の地域移行が社会問題となっており、果たして社会に部活動の受け皿となる組織改革が進むのか?先が見通せない状況ですが、千歳中の部活指導者は管内に誇れる、熱意ある指導者たちです。監督・顧問と一体となって心・技・体を磨いてください。
私自身、長年の選手・指導者の経験から、種目の違いはありますが、スポーツにとって、
①的確に状況把握し、ゴールを設定し、策を見通す Vison
➁自分の状況、チームでの役割等を自覚してやるべきことを果たす Position
③仲間や指導者、応援者との意思疎通を図る Communication
が、大切で、このことは、勉強でも、仕事でも共通するものと感じています。『人生においても、スポーツにとっても、目標を設定し、ひたむきな努力で、学び続ける』ということが、成長や成功につながると、私は信じています。
『努力は素質を上回り、気力は実力を超える』、みなさんのチャレンジを心から応援しています。
8.24 Wed 全校道徳
8月24日(水)6時間目。全校道徳を実施しました。新しく導入された電子黒板に表示された画面は非常に見やすい画像でした。『自分を大切にしよう』というテーマで、何か悩み事等がある場合は一人で悩まずに近くの大人・友達等々に相談して良いんだよ、という内容でした。
8.23Tue. 学ぶ意欲の向上とわかる授業7
テレビ型の電子黒板に変更となり、「光の反射で見ずらい」ということもなくなったようです。電子黒板は、興味関心を引くような「課題提示」やデジタル教科書・様々な学習資料(画像や動画も含め)等の提示、個々の意見や考えを共有するためのツールとして・・等々、学習の幅を広げるものです。教職員は、夏季休業中に変更となった電子黒板の操作の仕方、活用方法等について校内研修し、スムーズに移行しているようです。
2年数学はいよいよ「関数」に入ってきました。苦手にならないようにしっかり見方・考え方を働かせて・・・比例関係から関数の考え方についての授業でしたが、教え合い、学び合いのスタイルが軌道に乗ってきた2年生。前期後半の伸びに期待します。3年社会では、電子黒板を使って様々な資料を鮮明に提示し、思考を深めるような工夫をしています。3年国語の授業では、いつでも辞書を引ける環境を作って、作文を書いていました。3年英語科では、ちょっと難しい修飾表現にも、意欲的に手が上がって発表していました。3年数学は、問題をプリントで解くことはもちろん、インターネットを使って類題を検索し、解法の仕方をまずは自分で、粘り強く調べていました。
1年国語科では、「自分の好きなものを構成を工夫してわかりやすくスピーチしよう」という授業をしていました。発表原稿は、手書きですでに作成済み。効果的に伝える構成を学んだ型に沿って、発表内容をどう伝えるか、個別の学習が進んだようです。今日は、そのアウトプット場面。「思考力・判断力・表現力」が一層、重要視されるこれからの社会で、欠くことはできない、プレゼン、意見発表です。1年生ながら、大きな声で、ほぼノー原稿で堂々と自分の考え、意見を発表する姿に頼もしさを感じました。発表後は、発表者への評価をGoogleフォームに入力して、相互評価していました。
音楽の授業は、この3年間苦労の連続、換気や密にならない工夫をしながら、合唱コンクールに向けた「クラス合唱」づくりが始まりました。PTAの会議の中で、「合唱コンクールで、クラスで一致団結して創り上げる合唱のすばらしさ、感動を味わわせてあげたい・・3年間経験しないで卒業なんて・・」と出ていたように、感染拡大防止に万全を期しながら75th文化祭を成功させるべく、教師も生徒達も前期後半に動き出しています。
8.23Tue. ライオンズクラブより吹奏楽部への寄付
7月28日(日)に千歳ライオンズクラブ主催の千歳市内 小・中・高校生による吹奏楽・リコーダーの合同演奏会 「第19回キラキラコンサート」が開催されました。コロナ禍で様々な事業な中止を余儀なくされる中、地域貢献として、小中・高校生のために音楽を通した交流の場を提供しようという、ライオンズクラブの社会貢献事業です。参加した児童生徒、ホールで演奏を聴いた聴衆の心に響く、温かな手づくりコンサートとなったのではないでしょうか。
その際、参加した各校に、楽器購入や修理代等に使ってほしいと寄付を申し出ていただきました。演奏・交流の場を提供していただいたことに加え、寄付もいただき、感謝しかありません。そうした多くの応援してくれる人たちの思いも受け取って、「次なる活動に活かしていってほしいなぁ」と心から思います。
ライオンズクラブ(英: Lions Club)は、ボランティア活動を目的として結成された、国際的な民間団体です。その本部は「ライオンズクラブ国際協会」といい、アメリカ合衆国に所在していますが、実際の活動は、その協会に所属する地域ごとの「クラブ」によって行われているため、千歳ライオンズクラブの事業活動は、地元千歳のライオンズクラブの会員の方々が、地域貢献として様々な事業を企画・運営しています。
「日常生活の中で、会員がクラブ活動を楽しみつつ、地域社会に奉仕すること」を目的に活動しているのがライオンズクラブで、モットーは"We Serve"(「われわれは奉仕する」)というもの(世界共通)。一人の力ではなく、集団の力で、経済力の向上を図ったり、知恵と労力をもって奉仕するという理念が受け継がれているそうです。