生活の様子

2021年6月の記事一覧

【ブログ】科学的な解決

小学校の理科では,問題を科学的に解決するために必要な資質・能力を育成することが求められています。

「観察・実験」
6年生が「植物の体」の学習を行いました。
植物の体内における水の行方や養分のつくり方などを理解することがねらいです。

 


今回は,日光を当てたものと当てないものの比較実験を通して,葉のでんぷんのつくりに関する予想を確かめました。

 


まずは,事前に準備した実験用の葉を採取します。

 

 

次に、教室に戻ってでんぷんが作られている様子を確かめます。
お湯につけて葉を柔らかくしてから,エタノールで色素を抜きます。

 


「きれいな色!」「お茶みたいだ!」


普段は目にすることができない変化に,子供たちは興味津々で取り組みます。

  

色素をある程度落とすと,最後はヨウ素液に浸して,でんぷんの有無を確かめます。

 

 

今回はここ数日の天候のせいか,十分な反応が見られませんでした。


ただし,そのことも含め,予想を確かめるために必要な学習活動となりました。

 

 

「理解」
5年生が「植物の発芽や成長」の学習を行いました。

これまでに様々な観察・実験を通して,問題解決の力を養ってきました。

 


今回は,その力を生かしてまとめの問題に取り組みました。

一つ一つの問題に,真剣に向き合う子供たち。

 

 

その後,青葉中学校の理科専科の教員が,子どもたちの解答を確かめていきます。

 「この問題の答えはウです。なぜアやイはだめですか?」

 


「日光が当たっていないからです」


成長に必要なものをしっかりと理解して,発問に答えます。

 

 

観察,実験などの結果から導きだした結論を,より妥当性の高いものに更新できたからこそ深い理解となります。

 


理科の見方・考え方を働かせながら,科学的に解決するために必要な資質・能力をこれからも育んでまいります。

【ブログ】活動と習得

小学校の算数科では,「数学的活動通して」資質・能力を育成することが求められています。

「ブロック」
1年生が「のこりは いくつ ちがいは いくつ」の学習を行いました。


引かれる数が10以内の減法計算の仕方を身に付けます。

 

まずは引かれる数を見て,その分のブロックを用意します。
「使わないブロックは白にしておくんだよ」担任が操作を指示します。

 

 

その後,引く数を担任が示して,子供たちがブロックを操作します。


「答えがわかった人は?」

 

周りの友達のことを考えて,指で示します。


最後に全員で答えを確かめます。

「2です!」自信をもって答えます。

 


ブロックを操作して問題を解決する「数学的活動」で,数学的に考える資質・能力が育まれています。

 

 

「見当と実際」
3年生が「長い長さをはかって表そう」の学習を行いました。

「およその見当をつける」「長さを実際に測定する」活動を行いました。

まずは,担任から3か所の長さを測ることを聞いて,およその長さの見当をつけます。

 


子どもたちは,これまで身に付けた「数量感覚」で,長さを予想します。

 


「1mの長さを思い出しながら,考えてね」
担任からは,既習を生かした見当をつけるように伝えます。

 


全員で検討を交流した後,実際に長さを測って,数値を読み取ります。

 


「大体同じだった!」「思ったより短かった…」
あちこちから子供たちの楽しそうな声が上がります。

 


これらの数学的な見方・考え方を働かせた「数学的活動」も,資質・能力の育成には重要です。
今後も様々な場面で取り組んでまいります。

 


その後の学習では,1年生では,カードを使って問題を解いたり,

 

 

3年生では,プリントを使って知識の確かめをしたりしました。

 
知識や技能の習得も,重要な学習活動です。
時間を確実に保障して,指導してまいります。

【ブログ】地域への理解

2年生が生活科で,「まちが大すき たんけんたい」を学習を行いました。
今回は,これまでに校外学習で学んだことを,新聞にまとめる活動を行いました。

まず,写真でこれまで探検してきた場所や建物を確かめます。

 


写真を見せるたびに,「見たことある!」と歓声が起きます。

 

次に,探検ごとに見つけたことをまとめたカードを取り出します。

 


それぞれに,自分たちが気づいたことを,絵や短い言葉で表しています。

 


そして,最後に「しんぶん」という形で,分かったことをまとめる活動に取り組みました。

 


初めて取り組む学習活動だけに,子供たちもじっくり考えながら取り組みます。

 


探検を通し,身の回りにはさまざまな場所や多様な人々が生活していることに気付いた子供たち。

 


新聞づくりを行うことで,さらに地域への理解を深めることができます。

はじまったばかりの活動。どんな新聞が完成するか,楽しみです。


本日は,「hyperQ-U検査」の実施日でした。


千歳市では,小学校・中学校の全ての学年に対して,年間2回実施しています。

 

毎日の学校生活の様子や友達との関係を尋ね,子どもたちの学校における意欲や満足度を調べます。

 


結果は,学年・学級でのよりよい学級集団づくりに活用します。
約1か月後に,子どもたち一人ひとりにも結果を返却する予定です。

【ブログ】適切な指導

本校には「初任段階教員」と呼ばれる,若手の教員がおります。

教職に対する強い情熱があり,深い教育的愛情をもって子供たちの指導に当たっています。
ただし,教育の専門家として,実践的指導力を発揮するための研修は欠かせません。


「見て学ぶ」
本校ではメンターチームによるOJT研修を実施しています。
ベテラン教員(メンター)の指導を,若手教員(メンティ)が参観する研修を行っています。

 


実際の指導場面で,どのような指示や活動をさせるのが効果的なのかを学びます。

 


学んだことは,自分の実践に生かします。

 


指導力の向上は,子供たちの姿となってあらわれています。

 

 

 

「実践して学ぶ」
若手教員の指導を,ベテラン教員が参観する研修も行います。

 


他の研修で身に付けた指導技術を生かしながら,実践する若手教員。


その一挙手一投足を,真剣なまなざしで見つめるベテラン教員。
学習のねらいを明確にした授業が展開できるようにすることを目指します。

 


「交流して学ぶ」
授業後には,若手教員とベテラン教員が,指導の内容を振り返ります。

 


短時間で,効率的な研修となるように,資料の工夫を図ります。

 


ベテラン教員のアドバイスは,若手教員にとってとても貴重です。

 


本校では,日頃から若手教員がベテラン教員から学ぶ姿も見られます。

 

 若手教員として求められる資質能力の育成を図りながら,適切な指導ができるように研修を続けてまいります。

  

本日は「お弁当の日」でした。

どの学級でも,いつも以上に嬉しそうに喫食する姿が見られました。

 

 

 

2週にわたってのお弁当作り,御協力ありがとうございました。

2週間後は「遠足」です。
今一度,お子さんの「笑顔」のためにお力をお貸しください。

【ブログ】2つの安心で

一気に夏らしい天気となりました。


本校では,今年度も「コロナウイルス感染症対策を踏まえた熱中症予防策」を講じながら教育活動を進めます。

 
「体育館では」
本校では「危険性がある場合は,場所に限らずマスクを外す」としています。
気温が高い時のマスク着用は,熱中症のリスクが高まるためです。

 


4年生が体育館で「よさこいソーラン」の練習に取り組みました。

 

 

踊りの中で,運動量が少ない場合はマスクを着用します。

 

 

そのあと,全身を使う踊りの場合は,マスクを外して取り組みます。

 

 

活動内容や気温に合わせてマスクを外すことで,安心して学習に取り組めます。

 


「グラウンドでは」
5年生が,体育で「50m走」の学習に取り組みました。

はじめに,軽めの運動で体を慣らします。


その後,担任から走り方のコツを学びます。


ここまでは,マスクをつけて活動します。

 


そして,実際に50m走に取り組むときには,全員マスクを外します。

 


スタート前に,全員が外していることを確認して,合図を出します。

 


感染症対策と熱中症対策。
2つの安心の中だからこそ,子供たちは全力で学習に取り組めます。

 


これらの学びの成果を,7/6のスポーツフェスティバルで披露します。


ぜひ,お子さんの成長を楽しみにご覧いただければと思います。

 


昨日は山口千歳市長からのメッセージビデオを,全校で視聴しました。

 


様々な対策に子供たちが一生懸命協力していることへの,感謝の言葉がありました。

 
市長の言葉を真剣に受け止める,日出っ子たち。

 

コロナの一刻も早い終息を,全校児童・教職員一同心から願っています。