生活の様子

【ブログ】活動と習得

小学校の算数科では,「数学的活動通して」資質・能力を育成することが求められています。

「ブロック」
1年生が「のこりは いくつ ちがいは いくつ」の学習を行いました。


引かれる数が10以内の減法計算の仕方を身に付けます。

 

まずは引かれる数を見て,その分のブロックを用意します。
「使わないブロックは白にしておくんだよ」担任が操作を指示します。

 

 

その後,引く数を担任が示して,子供たちがブロックを操作します。


「答えがわかった人は?」

 

周りの友達のことを考えて,指で示します。


最後に全員で答えを確かめます。

「2です!」自信をもって答えます。

 


ブロックを操作して問題を解決する「数学的活動」で,数学的に考える資質・能力が育まれています。

 

 

「見当と実際」
3年生が「長い長さをはかって表そう」の学習を行いました。

「およその見当をつける」「長さを実際に測定する」活動を行いました。

まずは,担任から3か所の長さを測ることを聞いて,およその長さの見当をつけます。

 


子どもたちは,これまで身に付けた「数量感覚」で,長さを予想します。

 


「1mの長さを思い出しながら,考えてね」
担任からは,既習を生かした見当をつけるように伝えます。

 


全員で検討を交流した後,実際に長さを測って,数値を読み取ります。

 


「大体同じだった!」「思ったより短かった…」
あちこちから子供たちの楽しそうな声が上がります。

 


これらの数学的な見方・考え方を働かせた「数学的活動」も,資質・能力の育成には重要です。
今後も様々な場面で取り組んでまいります。

 


その後の学習では,1年生では,カードを使って問題を解いたり,

 

 

3年生では,プリントを使って知識の確かめをしたりしました。

 
知識や技能の習得も,重要な学習活動です。
時間を確実に保障して,指導してまいります。