学校行事
1.23Mon. 『落語寄席』
文化庁補正予算事業「子どものための文化芸術鑑賞・体験再興事業」『落語寄席』開催。
コロナ禍により、子ども達への文化芸術の鑑賞・体験の機会が失われてきたことから、その再興のために学校において、文化芸術団体のプログラムを公演し、鑑賞・体験教室を開催するという文化庁の事業です。生徒の皆さんに芸術教室の一環として体験させたいという申請が通り実現しました。
雅楽・能・狂言・歌舞伎・文楽・日本舞踊・邦楽・落語・講談などの『古典芸能』と言われる日本の伝統的な文化芸術の世界があります。今回開催された『落語寄席』では、あまり経験したことのない伝統芸能の魅力を大いに感じることができる内容となり、寄席の見方や裏方さんの仕事等も学べる「寄席ワークショップ」、色物と言われるマジックや曲芸、そして「落語」の世界に魅了されていました。
工藤先生と高校の同級生であり北海道出身、真打の八代目、春風亭柏枝師匠が、「これからの人生の中で、面接やプレゼンなど、相手に何かを伝えたいときに表現者として、まず自分が(楽しいとか伝えたいことについて)そのこと、良さ等について実感していることが大切」とお話しされていました。表現力の育成が良く言われる世の中ですが、「自分が感じたり、実感したりできていないと何も伝わらない」「だからこそ、体験や実感をともなった学びを大切にしなければ・・」といった言葉に、一芸に秀でた人、芸を磨き、努力してきた人のことばの深さを感じました。終始笑いの絶えないステージでした。「古典芸能」というある意味、歴史と文化を伝承する世界ではありますが、時代の変化も取り入れながら、伝統を守り、育ててる「覚悟」が感じられるすばらしい公演でした。出演者のみなさん、スタッフの方々、遠路、今年一番の冷え込みの中、来道いただき素敵な公演をありがとうございました。
1.22Sun. 吹奏楽部2023ウインターコンサート
1,2年生の新体制になってから初のコンサート。「第54回北海道アンサンブルコンテスト札幌地区大会」「中学生管打楽器コンテスト北海道大会」「第59回北海道管楽器個人コンテスト札幌地区大会」等で、演奏した楽曲を含め、本校体育館での新春コンサートです。日々の練習の成果を保護者の皆さんにも見ていただき、楽しいひとときとなりました。尚、「第59回北海道管楽器個人コンテスト札幌地区大会」において、金賞を受賞したフルートの川口心愛さんに17日(火)校長室にて伝達表彰をしています。2月18日(土)同北海道大会への出場おめでとうございます。
1.20Fri. 漢字検定
20日(金)の放課後、実用漢字検定が行われました。
「漢検合格だけでなく基礎学力の育成として・・」「漢検の勉強を通して集中力が身につく・・」「将来役に立つはず・・」「パズルを解くような感じで無心に・・」、動機や取り組み方は様々ですが、集中力や語彙力の獲得といった点では、自分に合った級からスタートして、目標を立てながら徐々にステップアップしていく漢検は、まさに実用的な検定です。真剣な表情でチャレンジしていました。
1.20Fri. ミアーズ中学校交流事業
千歳市の姉妹都市交流事業で、アメリカ合衆国アラスカ州のMEARS MIDDLE SCHOOL(ミアーズ中学校)に短期留学していた本校の4名が、帰着の報告に来てくれました。1/7~14日の旅行の話・感じたこと等、短時間ではありましたが、4人とも目を輝かせて生き生きと話してくれる姿に、この交流事業の大きな成果と4人にとっての貴重な経験と成長が感じられました。印象的な内容を一部掲載します。
〇「ミアーズのランチタイム等、とてもみんなが明るく元気で、楽しそうだった。自由な雰囲気は、日本より強く感じ、自由だからこそ、積極的に自己表現し、コミュニケーションをとっている感じがした。」
〇「上手に表現しなければと思っていたが、自分の知っている言葉で、簡単な表現で説明することで、相手に伝わった。中学校英語で習うような、自分の知っている言葉で話す、シンプルな表現、がとても大切だと感じた。」
〇「思ったより日本語が上手でびっくりした。向こうでは、4歳から all Japanese の日本語授業があるそうで、日本に対する興味関心も高く、それであんなにしゃべれるのだと思った。日本の英語の授業も all English にすべきなのかもしれない。」
〇「町や生活のルール、習慣、文化の違いが様々あった。(例えば家の中で靴を履いていること等)」
〇「ホストファミリーも日本語が上手で、通訳してくれたり、一生懸命日本語で話そうとしてくれたり、自然や文化の違いに触れることができる一週間だった。」(オーロラは、見に行けない?行かなかった?らしいです)
〇「緯度の関係から、日の出が10時くらい、ほぼ曇り空の天候だったため、時間の感覚が・・」
2月には、北ガスホールで、報告会が予定されているそうです。写真や旅行での出来事等、プレゼン資料としてまとめ、成果を発表してほしいと思っています。また、5月には、アラスカ州ミアーズから千歳市に20名前後の使節団が来ます。コロナ明け、千歳からアラスカに行った人数よりも、アラスカから千歳にくる人数の方が多いようなので、ホストファミリーの募集も予定されています。今回参加した4名の生徒には、千歳中学校にミアーズ生徒の来校時等、積極的なコミュニケーションとリーダーシップをとってもらいたいと伝え、校長室での報告を終えました。「広い視野の育成」が千歳中の教育目標の一つとなっていますが、グローバルな視点、広い視野、コミュニケーションの大切さ等、なかなか経験できない貴重な体験となりました。
1.19Thu. コロナ・インフル同時流行の備え
13日(金)より冬季休業明け、後期後半がスタートしています。3年生の公立高校への出願、私立高校の推薦・単願受験等、自己実現の正念場を迎えています。2023年「癸(みずのと)卯(う)」は、「去年までで様々なことに区切りがつき次へと向かっていく、そこに成長や飛躍があり新しい世界が広がっていく」と言われています。どの学年も、新たな目標設定、実現に向けた確かな努力で、「飛躍」の一年にしてほしいと願っています。
登校状況を見ると、新型コロナウイルス感染症関連の陽性や濃厚接触・リストアップによる欠席者は、そう多くありませんが、インフルエンザの罹患により、高熱の発症、あるいは家庭内で罹患者がいるため、出席停止やコロナ禍「家庭内で発熱・かぜ症状者がいる場合・・」の対処により、一定期間、学校に出席できない状況も出てきています。『出席停止をともなう学校感染症』また、「家庭内にコロナやインフルの発症者」がいる等、一定期間欠席しなければならないような場合、タブレットを使った授業の配信や学びの保障への活用を進めていますので、活用してください。
特に受験期は、感染症予防、体調管理、さらには暴風雪や雪害、交通事故等のリスク管理にも十分な配慮が必要です。道教委から、「コロナ・インフル同時流行への備え」についてパンフレットが来ていますので、家庭配布するとともにホームページにも掲載します。
1.11Wed. 北海道管楽器個人コンテスト・北海道アンサンブルコンテスト札幌地区大会の結果
1月8日(日)札幌コンサートホールKitaraで開催された第59回北海道管楽器個人コンテスト札幌地区大会にフルートで参加した川口さんが金賞を受賞し、2月18日(土)に開催される第59回北海道管楽器個人コンテストへの参加が決まりました。おめでとうございます。
また、
1月9日(月)第54回北海道アンサンブル コンテスト札幌地区大会「中学校の部」に
川口さん、滝澤さん、和田さん、佐藤さん、徳永さん、旗谷さん、北山さん、長﨑さんが参加し、結果は銀賞でした。春の各種コンサートへの参加や夏季の札幌地区・全道等の団体コンクールも予定されています。さらなる「飛躍の年」となることを期待しています。
1.11Wed. 第53回北海道中学校スケート大会の結果
2023年1月6日~8日に帯広市で開催された第53回北海道中学校スケート大会に本校の瀨川奏さんと廣瀬友哉さんが出場しました。
瀨川奏(3年生) 1500m 2:34.28 49位
3000m 5:25.31 35位
廣瀬友哉(2年生) 500m 40.35 10位(全国大会出場)
1000m 1:51.43 52位
全中出場権を得た廣瀬さんは長野県で開催される第43回全国中学校スケート大会【令和5年2月4日(土)~令和5年2月7日(火)】に参加します。更なる飛躍に期待します。
1.7Sat. アンカレッジへ出発
R4年度ミアーズ中学校交流事業・ダイヤモンド高校短期派遣事業の出発式が新千歳空港で行われ、千歳市の中高生がアラスカ州アンカレッジに向け出発しました。やや緊張した表情ながら、姉妹都市交流という大きなミッションへの責任と期待感を胸に出発式に臨んでいました。3年ぶりの姉妹都市交流事業です。有意義な体験と研修になることを願っています。
1.5Thu. 石狩管内中学校スキー大会
石狩・空知の中体連スキー大会が、歌志内のかもい岳国際スキー場で合同開催され、本校2年生の佐竹さんが参加しました。
男子ジャイアントスラローム(GSL) 62秒54 石狩管内2位
男子スラローム(SL) 39秒79 石狩管内1位
上記の結果により、朝里川温泉スキー場で行われる、令和4年度北海道中学校スキー大会 アルペン競技大会(1月20日~22日)への出場を決めています。
12.27Tue. 学ぶ意欲の向上とわかる授業18
2,3年生の5クラスが、学級閉鎖に伴う授業回復措置で登校日となり26日、27日と授業に取り組んでいます。2年生の廊下には、1年生で学習した事項の「学び直し」を含めた学習プリントが・・。基礎・基本の力をドリルや練習問題の繰り返しで身につけて行きましょう。「つまずいている箇所を発見」し、そこの「学び直し」も、レンガやブロックが積みあがっていくように数学的な見方・考え方、数学の力を確かなものにしてくれます。授業では、多角形の角度を求める応用問題に取り組んでいました。「多角形の中に、三角形や四角形の穴が開いている図形の角度」を求めるという、ちょっと一工夫必要な問題に、「学び合い教え合い」も活用しながら、取り組み方にねばり強さが出てきたように感じます。勉強でもなんでも「意欲的なチャレンジ」が一番力をつけます。「わかった・できた」を追い求めていく心を大切にしてください。
2年生理科の実験では、静電気をあつかっていました。「なぜ、静電気で二つのものがくっついたり離れたりするんだろう・・?」疑問を出発点に、静電気、+の電気-の電気、帯電・・・実験を通して、科学を解明する姿には探究心・学ぶ意欲が見て取れます。A theory is one thing, and practice is another.(理論と実践は別物である)といわれます。だからこそ、意欲的な「実践」をともなって確かな「知識・理解、理論」を身につけることができるのです。
冬季休業中の学習も、自分の強みを伸ばし、苦手部分の「つまづき把握」や「学び直し」にもチャレンジして、継続的な学習の積み重ねに頑張りましょう!!