学校行事
4.18Tue. 「ねばり強く挑戦する」4月学校だより巻頭言より
「主体的に学び 心豊かに行動し ねばり強く挑戦する生徒の育成」~夢や志をもち、未来をたくましく生きる~
校長 金森 直人
例年にない雪解けの早さに春の到来を感じます。マスクの取扱いやいわゆる濃厚接触者の対処方法・期間の変更(4/1~)、感染症の位置付け5類への移行(5/8~)等、新しいかたちでのWithコロナの新学期がスタートします。4年ぶりに様々なイベントや経済活動が動き出し、期待に満ちた年度はじめとなっていますが、学校という特性上、「密」になりがちであり、いったん感染拡大が始まると感染リスクは決して低くはありません。衛生管理マニュアルにもあるように常時換気や一定の距離の確保等、適切な感染防止策を講じながら進めて参りますが、「個人の適切な判断」も一層大切になってきます。「自分と自分のまわりの大切な人の命や健康を守る」教育にも力を注いでいくつもりです。
令和5年度の重点目標を「主体的に学び 心豊かに行動し ねばり強く挑戦する生徒の育成」
~夢や志をもち、未来をたくましく生きる~
と、しました。
変化の激しい時代に、夢や志を持って目標(ゴール)設定し、自律的学習者として学び続ける人材。多様な他者と豊かな心とコミュニケーションで協働しながら、ねばり強くチャレンジする未来の担い手を育成していきたいと考えています。生徒会が掲げたテーマは「輝想」。「一人一人の個性とその想いを紡ぎあい、誰もが輝く学校を創ろう」という決意が感じら、~夢や志をもち、未来をたくましく生きる~という姿に大いに期待を寄せています。
ふるさと千歳市は、国産での先端半導体製造を目指すRapidus(ラピダス)の進出、空の玄関口としても、国際化、グローバル化が一層進展します。脱炭素社会の実現に向けて、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「千歳市ゼロカーボンシティ」の実現を目指すことを宣言しています。世界中にある環境問題・差別・貧困・人権問題といった課題を、世界のみんなで2030年までに解決していこうというSDGs等、「広い視野」を持って、簡単には答えの出せない、解決すべき社会問題にも" Think Globally Act Locally"(地球規模で考え、行動は足元から・・)という精神で立ち向かってほしいと思います。
限りない可能性を秘めた個性が芽生え始める義務教育後半の三年間。「可能性という種」を土に植えただけでは、花も実も育ちません。種に水や栄養を与え、光が降り注がれ、種は芽を出し、しっかり根を張り、枝葉を伸ばして花を咲かせます。「努力することの大切さや継続」、その世代に応じた「学び」や「体験」が、水であり、栄養であり、光です。可能性を開花させ、しっかりとした根を張るたくましさを持った生徒を育てようと、教職員一同「チーム千歳中」で努力してまいります。
学校と保護者、地域の皆様が、子どもを中心にすえて、信頼し、協働し合いながら「子どもの成長と学び」を支えて行きたいと考えていますので、令和5年度の本校教育の推進にあたり、一層のご支援ご協力をお願い申し上げ、新年度にあたってのご挨拶といたします。
4.17Mon. 2023年度 前期生徒会委員認証式
生徒会役員・認証される前期生徒会委員は、体育館で認証式。その模様を各クラスにビデオ配信する「分散形式」
認証式が行われました。「生徒会員として認証された自覚と責任をしっかりと受け止め、スクールリーダーとして頑張ってください」という生徒会役員からエールに緊張感をもって認証式に臨んでいました。
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認証式 校長から
生徒会役員・生徒会委員のリーダーシップとそれを支え、後押しする、教室にいる多くの皆さんのフォロワーシップに期待しています。学校生活の様々な事柄が、このリーダーシップ・フォロアーシップにかかっています。
千歳中学校のこの3月の卒業生数は20.143名。第76回目の卒業式でした。二万人以上を卒業させた77年目を迎える千歳の中心校。地域の学校として、卒業生や応援してくれている市民も数多くいます。皆さんがどんな学校を創るのかとても注目されています。
「伝承と伝統は違う」という話を良くします。
「伝承」・・古くからのものをそのまま後世に伝えていくのが伝承
「伝統」・・同じ技術や材料・行動や活動を行ないつつも、「新しいことに挑戦し革新していくことにより伝統が創り出される」という考え方があります。
あなた達にはあなたたちにしかできない、ちょっとした一工夫があり、今のリーダー・フォロワーたちにしか創れない、新たな伝統があります。
「伝統とは創り出すもの」なのです。みなさんも是非、クリエイティブな発想から、77代目の生徒会・委員会活動の「新たな伝統を創り出して」ください。
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放課後の委員会活動(学年委員会を含む)の様子から
4.17Mon. 学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業1
多様な考え方、学習の定着度のでこぼこ、個性・・・、みんな違った多様な仲間たちです。学校の授業は、一人一人違った生徒が、協力・協働(共同)し合いながら、問いに対する答えを導き出したり、新しい考えや発想を生み出すという、対話的な学び。コミュニケーション豊かに話し合ったり、教え合い学び合いが互いに効果的に作用したり・・少なくとも「わからないところをそのままにしない」、「困ったよ、助けて」・・の一言が言える授業を目指しています。教科担任だけでなく、学習支援員さん等も授業に入り、「わかった・できた・おもしろかった・不思議だな・・・」そんな教科の勉強を好きになり、次の学びにつながる(意欲化)授業を教科のプロとして先生方は進めています。
主体的な学習への参加、他者との対話を深めながら、教科特有の見方・考え方を働かせて、正解や新たな考えを創り出していく・・・「わかった・できた・おもしろかった・不思議だな・・・」そんな手ごたえを感じられる授業づくりを進めています。
【社会科】デジタル教科書で資料提示も可能。視覚的にも出来事や内容をとらえます。一定期間の欠席生徒に、クラスの授業をGoogle meet 配信していました。
【英語科】英語は、コミュニケーションツールなので、「聴いて、話す、会話・・」が楽しいのですが、3年生にもなると、なおさら、「書くこと、自分なりに表現すること」も大切になってきます。
【理科】理科は何と言っても、実験の楽しさありますよね。予測したり、手順を理解して実際に実験を進めたり、結果を分析・考察したり・・・「不思議だな、おもしろい」が、感じやすい教科です。
【数学】1年生の数学では、「素数って何?」「1は素数に入るの?」「36~50の数字の中で、素数をすべて上げなさい」、なかなか難しい数概念です。算数・数学は、「ブロック(レンガ)型の教科」といわれ、積みあがっていくとこで、数学がどんどん得意になります。小学校時代から、苦手なブロック・レンガが抜けている(積みあがっていない)場合もあるので、中学校の勉強と平行して、「自分の分かっていないところを知り、さかのぼって学び直す」ことも時には必要になります。算数から数学へ、勉強法を確立していいスタートを・・(少なくとも分からないところをそのままにしない、みんなで教え合う学び合う・・それが学校での授業の良さです。3年生の授業では活発に対話が生まれています。)
4.17Mon. 朝の生活習慣づくり
1年生は、中学校生活の1日のリズムにも慣れてきました。朝の生活習慣づくりでは、検温結果をマイゴール手帳に記入したり、一週間の目標や行事、学級連絡、家庭学習の記入等、「自己管理・スケジュール管理」を習慣化させてください。班や係の仕事内容を確認し合ったり、1分間スピーチで、「〇〇製麺愛をクラスにプレゼンする生徒」もいました。自分の主義・主張や考え・意見を他者に分かりやすく伝えるプレゼン力は、これからの学習のポイントとなる「思考力・判断力・表現力(活用する力)」の第一歩です。仲間と共同・協働するためにコミュニケーション豊かな学級をつくりましょう。
4.15Sat. 参観日・PTA総会
今年度最初の参観日を実施しました。小グループでの対話的な話し合い場面も多く、マスク着用の生徒も多い状況ですが、中学校での教科担任制の授業を保護者の皆さんに広く公開することができました。理科の実験があったり、問題へのチャレンジがあったり、周囲との対話や話合いから正解を導き出したり・・教科の面白さ、不思議さ・・そうしたものを感じながら自ら学び取る習慣をつけてほしいと願っています。
その後、PTA総会も実施し、令和5年度の体制や事業について確認されました。Withコロナ、「できる事業」も徐々に増えてくることが予想されます。感染対策も講じながら、「子どもたちの未来保障」に、保護者・地域・学校が協働し、地域総がかりで、取り組んでいきましょう。
4.14Fri. うれしい話
1、危機管理
13日(木)のJアラートには「どきっと」しましたが、登校生徒は、早めに校舎へ、まだ家庭を出ていない生徒は、自宅待機、登校途中の近隣小学校にいったん待機させていただいた例もありました。生徒本人・家庭が、危機管理意識高く、適切な対応を取っていただいたおかげで、大きな混乱もなく、標準学力テストを実施しています。(一部、放課後実施の生徒も数名)。学校としても、マチコミ発信し、対応について家庭連絡させていただきましたが、年度はじめということもあり、マチコミ登録の再確認を行っています。登録確認にご協力ください。
2、地域からの「うれしい電話」
新富町に住む住民の方から、「千歳中学校の生徒が、地域のごみを拾っていました。感銘を受けました・・」という、うれしい内容でした。『誰がみているからでもなく、そういう仕事や行事でもなく、日々の日常の中で、地域や社会に貢献するボランティアの心』、最も大切な豊かな心だと感じます。見ていた地域の方が、知らせてくれたことで私たちも本校生徒の良さに改めて気づかされました。小さな行動かもしれませんが、“Think Globally. Act Locally.”(地球規模で考え、足元か ら行動せよ)、SDGsもこうした小さな積み重ねがとても大切だと感じています。
3、「可能性の種を開花させる」
対面式等で、「可能性という種をまき、水や栄養、光を与え、芽を出し、根を張り、枝葉を伸ばして、花を咲かせ、実をつける・・皆さんにとって、光や水や栄養は・・・」という話を良くしています。業務主事さんが、折れて落ちた桜の枝を温かい温度と光、水で、一足早く桜を開花させたことも・・はじまりの春、目標を持ち意欲的な学校生活をスタートさせています。
4、1年生のジャージもさわやかに・・
1年生のジャージも爽やかに、1日のリズムもついてきたようです。朝読書、朝の会、1日の目標の設定、係や当番活動の確認、様々な連絡事項の徹底・・・。電子黒板に表示される、確認事項も視覚と聴くことの両面で、「やるべきことを見える化」しています。
4.10Mon. R5スタートと対面式
1、全学年そろってのスタート
全校生徒537名がそろっての令和5年度のスタート。下駄箱の靴の置き方にも、クロームブックを準備する姿にも学年のはじまりの緊張感を感じます。1年生の各教室でも、朝読書で落ち着いたスタートを切り、担任の説明にうなずきながらリアクションする様子が見られました。オリエンテーションやガイダンス、相互紹介等の学習が多くなりますが、コミュニケーション豊かに、やる気に満ちたスタートとなることを願っています。
2、対面式
生徒会プロデュースによる、一部、2,3年生教室への動画配信も活用した「対面式」が行われました。前半、部活動紹介、後半、生徒会活動についての説明でしたが、新入生は、中学校生活で、「部活や委員会活動にもどうがんばろうか」という目標設定には、よく活動内容やねらいの明確な、プレゼンテーションでした。迎える側の2,3年生の姿勢にも感心します。新入生の皆さん、是非、みなさんの内に秘めた「可能性の芽」を伸ばすため、勉強、スポーツ文化芸術、委員会活動等々、「頭、心、身体」の成長を促す、刺激や栄養をしっかり与えてほしいと思います。意欲的な学校生活に期待します。
4.7Fri. 入学式
在校生が、しっかり準備してくれた会場で、新入生保護者も臨席しての入学式を行いました。来賓はPTA役員。市内六つの小学校や道内・道外からの新入生もいて、コミュニケーション豊かに新しい仲間と、新しい中学校生活が始まります。義務教育9年間の集大成としての3年間、頭も、心も、身体も、大きく成長し、人生の中で最も変化が大きい思春期をむかえます。168名の新入生の個性が輝き、集団が躍動する、学校生活に期待しています。新入生を代表しての挨拶では、中学生としての力強い決意ときびきびとした姿勢がとても立派なものでした。
入学式 式辞
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例年にない早い雪解けに、春の息吹を感じる季節となりました。168名の新入生のみなさん入学、おめでとうございます。五月八日からの新型コロナウイルス5類への移行を受け、感染防止策を講じながらも、マスク着用は、個人の判断に任されます。Withコロナの新時代、みなさんの笑顔が輝き、個と集団が躍動する「対話に満ちた学校生活」を共に創っていきましょう。
小学校を振り返ると、日々の授業、仲間との交流は、コロナ禍、様々な困難を伴いました。おそらく「どう工夫したらできるのか」を追究した三年間だったのではないでしょうか。「前向きに工夫していくこと」や「正しく判断し、適切に行動する」ことは、「集えることがあたり前の日常」より、かえって皆さんの成長を促したはずです。中学校の門をくぐり、凜とした姿で未来を見据える皆さんに、二つのことをお話しします。
一つ目は、「夢や目標を持ち、常に前向きにトライしよう」ということです。希望に満ちあふれる春、「勉強をがんばろう」「委員会活動を」「部活に燃えよう」・・全てにおいて、夢や目標を大切にしてください。大きな夢は、強い「志・決意」となり、主体的に学び取る姿勢を創ります。
二つ目は、「心豊かに行動する」ということです。空の玄関口である千歳に、世界的な先端半導体工場が進出し、国際化、情報化は益々加速します。一方で、市は2050年までに「ゼロカーボンシティ」の実現を宣言し、SDGsからは目を背けられない時代です。AIや情報通信技術がどんなに進歩しても、生涯にわたる学びや人生の基本となるのは、笑顔やコミュニケーション力です。変化が激しく、予測不能な未来を生きる皆さんにとって、多様な個性を持った多くの人と協力し、新しいものを創り出していくことが不可欠なのです。心の豊かさ、コミュニケーション能力は、成長の原動力であることを忘れないで下さい。
さて、新入生の保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。来賓もPTA役員のみとさせていただきましたが、晴の入学式を共に祝福できましたことを本当にうれしく思います。制服に身を包んだ「凛々しい姿」、中学校三年間は、義務教育九年間の集大成でもあり、人生の中で最も変化し、成長を遂げる時です。
令和5年度の重点目標を先ほど話した二つのことに加え次のように設定しました。「主体的に学び、心豊かに行動し、ねばり強く挑戦する生徒の育成~夢や志をもち、未来をたくましく生きる~」 新入生の皆さんもこの重点目標をゴールとして、中学校生活をスタートさせましょう。
結びになりますが
私たち教職員も、また、志高く、笑顔と対話を大切にし、「チーム千歳中」で、未来をたくましく生きる子ども達を育てて参ります。保護者・地域の皆様方のご支援とご協力をお願い申し上げ、入学式の式辞といたします。
令和5年 4月 7日
千歳市立千歳中学校 校長 金森 直人
4.7Fri. 着任式・始業式
1、着任式
この春、本校に着任した教職員の着任式を行いました。生徒会の矢部編集長からは、歓迎のことばと共に、「新たに来られた先生たち、新入生や新しい仲間と共に、夢や目標を持って、がんばっていきましょう」というあたたかさの中にも力強い決意が込められていました。
2、始業式にあたって
新学期以降(4/1~5/7)のマスク着用の考え方について、マスクの着脱について「個人の判断」となることに関して話をしました。自分と自分の大切な人を守る、災害時の「自助・共助・(公助)」と同じように、例えば、混雑した交通機関や医療・高齢者施設訪問時等では、マスク着用が推奨されるように、自分や自分の周囲の人たちの健康や命を守る正しい判断が大切になってきます。ウイルスが死滅したわけではないので、健康観察や基本的な感染防止策(手指消毒や常時換気、密にならない工夫等)はリスク管理をして、マスクの場面とはずす場面を自己判断することが求められてきます。5月8日以降、5類への移行に伴い、また変更等、考えられますが、対話を重視し、より積極的な学校生活が送れるよう、がんばっていきます。
令和5年度の学校経営方針を学校紹介の学校長挨拶のページにも掲載しました。地域・保護者の皆様には、令和5年度の本校教育へのご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
3、始業式での校長挨拶
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希望に燃える春、令和5年度始業式を迎えました。「一年の計は元旦にあり」といいます。私たちの元旦は、まさに今日始業式です。一年の目標を立て、見通しと計画を持ち、努力の継続を怠らない・・そんな新年度スタートとなる、一日にしましょう。
さて、2,3年生のみなさん、改めて進級おめでとうございます。最高学年となる3年生は「学校の顔」です。教育活動におけるリーダーシップと進路選択という二足のわらじを履き、自己実現の一年となる大切な一年です。まずは学習習慣と修学旅行、しっかり成功させましょう。
先輩となった2年生は、「学校を動かす原動力、ブレイン(頭脳)でありエンジン(心臓)」です。2年生の学習や行事、委員会活動、部活動等での頑張りが、千歳中の学びと成長を左右します。一回り成長した姿に期待します。
今年度の重点を
「主体的に学び 心豊かに行動し ねばり強く挑戦する」生徒の育成~夢や志をもち、未来をたくましく生きる~としました。
① 自律的学習者として自ら学ぶこと
② やさしさ思いやりの心を持ち、笑顔で協力すること
③ 努力の大切さを知り、ねばり強くチャレンジすること・・・
夢や志を持つことが、未来をたくましく生きる原動力です。みなさんの個性が輝き、集団・チームが、躍動する一年となるとを期待して、始業式にあたっての挨拶とします。
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4、始業式生徒代表のことば
生徒代表の皆さんが、今年度スタートにあたり、力強い決意表明をしてくれました。「生徒代表のことば」から辻川生徒会長の「新学期を迎えて」から一部抜粋して紹介します。
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・・・中略・・・。一年というものはあっという間に過ぎていきます。その大事な一日一日、地道な努力で意味のあるものにしていくか、何も考えずに過ごすのかでは、きっと大きく差が開くでしょう。学級での士気を高めていくことが、これから大切です。
まずは、4/26からの修学旅行を良い想い出と経験にできるよう、気持ちを切り替えていきましょう。そして来週からは、学級組織づくりなどが始まります。委員会や係など、年に何回もできるものではありません。自分の経験の面でも学級の向上という面でも、積極的に参加し、意見を出し合うことは、必ず今後の糧となると思います。ぜひこの機会に挑戦してみてください。
今年度は、新型コロナウイルスへの対応が少しずつ変わっていき、段々と活動の幅が広がる一年となると思います。今までとの違いに少し戸惑う場面もあると思いますが、何事もアグレッシブに、チャレンジ精神をもって、学校全体で臨んでいければいいなと思っています。
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3.24Fri. 令和4年度修了式・離任式
令和4年度千歳中学校修了式・離任式を行いました。1,2年生の登校日は205日。野球のワールドベースボールクラシックWBCでは、世界一を目指し、チーム一丸となって挑み続け、不振の中にあっても、スタッフ、仲間が信じ合いながら頂点を極める戦いは私たちに勇気と感動を与え、世界を震撼させました。本校のこの一年もコロナ禍、「挑み続け、信じる」ことで大きな成果がありました。WBCで、なかなか思うような結果が出なかった村上選手は、練習の中で人一倍、バットを振り続けたといいます。そんな姿にチームメイトは、彼の活躍を信じ、託し、不振を払拭しました。「基本練習を大切にすること、努力することの大切さ」を人一倍知っているからこそ、自己の持っている可能性を開花させることができたのだと感じています。
修了式にあたって、次のステージでも、「挑み」「信じ合う」ことを期待し、次のような話をしています。
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今年度を終えるにあたって 千歳中学校長 金森直人
春は別れと出会いの季節。家族、地域、仲間、先生、多くの出会いや別れがあって、人は、自分の可能性を磨き、成功や失敗から、人としての成長、自分らしさを磨きます。2年生は最高学年となり、学校をけん引するスクールリーダー、目前の修学旅行や進路実現への忙しい一年となります。1年生は、後輩を育て、先輩を支えるブレーンです。後期生徒会が掲げたテーマは「輝想」。「一人一人の個性とその想いを紡ぎあい、誰もが輝く学校を創ろう」という決意だと感じています。
学校だよりにも掲載した二つのことをお話しします。
1、千歳市のゼロカーボン宣言、SDGs・・地球規模の課題から目を背けることができない変化の激しい時代です。Think globally Act Locally 地球規模で考える視野と足元からの行動を大切にする姿勢を育んでください。(「広い視野の育成」)
2、無限の可能性を開花させるための「目標設定と努力の大切さ」について学年の終了を機に考えてください。振り返りのスライドショーに次のようなメッセージを字幕で流しました。
限りない可能性を持ったみなさんですが、可能性という種を土に植えただけでは、花も実もなりません。種に水や栄養を与え、光が降り注がれて、種は芽を出し、しっかり根を張り、枝葉を伸ばして花を咲かせ、実をつけます。
「ねっこ」をしっかり育てていれば、一度散った花も、またきれいな花を咲かせます。ひたむきな努力の継続やその年代に応じた「学び」や「体験」が、水であり、栄養であり、光です。どんな花を咲かせるかゴール設定し、努力の大切さについて、決意を新たにしてください。
「挑む」「信じ合う」次のステージでの、チャレンジ、仲間との協働に期待し修了式にあたっての言葉とします。
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