学校行事
6.15Wed. 学ぶ意欲の向上とわかる授業
生徒の「わかった、できた、おもしろかった」が次なる「学ぶ意欲」につながり、「子どもたちが自律的学習者として学び取る」授業、「わかる授業」をつくろうと教科の専門性を生かしながら先生たちも、日々工夫しています。ICT活用についても効果的な活用方法について、研究・研修を深めながらの授業づくりです。
1年生音楽では、豊かな表現で歌ったり、音楽鑑賞で様々な音楽のすばらしさを味わうことはもちろん、そうしたことを支える音楽の知識・技能や楽典についても学び取ってほしいと授業が進められていました。
2年生美術の「自分のシンボルマークをつくろう」では、自分らしい思い思いのシンボルマークをデザインし表現力を発揮していました。作業中、おしゃべりせず、集中して取り組む姿に作品制作への意欲的姿勢が感じられます。
2年生の国語では、文節、単語、品詞や活用等、ことばについての基礎的な事柄について、ワーク等も活用して学習しています。
3年生の社会科では、「人権」について考える授業。ハンセン病患者として差別や偏見を受けてきた人たちの動画等も視聴しながら、「人権」という考えの生い立ちや広がり、歴史的背景等についても考えを深めています。
2年生英語では、英語のスキットから、If(もし~ならば)といった文章表現について学習していました。
“If you can dream it, you can do it.” 夢や志を持って努力しよう。「願えば叶う」
6.14Tue. 前期中間に向けて
前期中間テストが17日(金)に迫りました。MYゴール手帳を活用して学習計画を立てたり、学習委員会が家庭学習の状況を毎朝確認したりする様子が見られます。
本校の算数‐数学の学習状況を見ると、確立や図形といった中学校に入学してからの単元で、しっかり学習のポイントを押さえることができた単元は比較的理解度が高いのに、数や式、方程式、関数といった積み上げてきた知識や数学的な見方・考えたを働かせて、粘り強く答えを導き出す単元に若干の弱さを感じます。2年生数学では、連立方程式の「未知数が二つ、式が二つ」の連立方程式から、「文字を一つにしてXとYの値を導き出す方法」を丁寧に学習していました。基本的な解法のテクニックをマスターしたらあとは、反復練習で力をつけてほしいところ。数多く問題を解くうちに自分がつまずきやすい傾向も見えてくるもの(+-符号や両辺に×÷ときにミスをする等)取り組む中で、「自分の理解度や陥りやすいミスの傾向等が見えてくる」といいですね。
英語科では、4コマ漫画から会話文を創造するという「正解がひとつではない問題、自ら考え表現する力が問われる問題」にチャレンジする3年生の姿がありました。グループ学習から、4コマ漫画のストーリーにふさわしい表現について考え、共有(シェア)し、英文表現(現在完了で表現しよう)を学習していました。コミュニケーションツールとして生きた英語力を身に付けるため、「自分で考えたことを適切に表現すること」がとても重要視される時代であることを感じます。
国語科では、未熟・楽観的・誠実等のことばを一つ選び、その言葉の意味を調べたり、「例えば~」のように例文をつくる学習をしていました。タブレットでGoogleフォームを使って個々のできばえを確認することはもちろん、ノートに書いてまとめたり、ネットでしらべたコピーペーストだけでなく、自分で例文をつくって正しく使って表現する。この学習も「読み、聴く、書く、話す」という基本を大切にしながら、「思考力・判断力・表現力」といった活用する力をつけるにはいい学習なのだと感心します。1~3年生まで、NRTや様々な学習調査を見ても決して低くありません。益々、表現力を伸ばしてほしいと思います。(この力は、他の教科にも影響してきますから・・)
6.11Sat. 市内中体連2日目
途中雨の中体連となってしまった2日目。コンディションとしては厳しい状況の中、ソフトテニス、野球、サッカー等のチームは、中断措置等を取りながらの2日目。どの種目会場でも、大熱戦となり、最後まで粘り強く闘う姿に心打たれました。積み上げてきた努力が結果となって管内大会等につながったチーム、あと一歩及ばず管内大会への道は閉ざされ悔しさをにじませるチーム・・・「努力は結果を約束するものではないけれど、成長を約束する」もの。前を向き、次のステージへ、今大会の成果と課題から新たな目標を立ててほしいと思います。2日間、お疲れ様でした。試合での出番はなかったかもしれない1,2年生にとっても、チームのために役割を果たし、先輩の姿や思いを目の当たりにして、今後の自己実現に生かしていきましょう。
6.10Fri. 市内中体連1日目
市内中体連1日目。新型コロナの感染拡大状況が心配されましたが、どのチームも一丸となって市内大会にチャレンジできたことをうれしく思います。種目によって制限はありながらも、日頃から選手を支えて下さっている保護者の方々にも、子どもたちの勇姿を見ていただくことができました。試合結果は、様々で、管内大会に出場し、現チームの仲間と心技体を磨いてほしいとの思いですが、スポーツの世界、勝負はつきものです。
自分たちのこれまでの日々の取組がどうだったのか?成果と課題は?次のステージにつながるために個人として集団として何が必要なのか・・、そうしたことが、明らかになり、次につなげられる。そんな二日間にしてください。
6.9Thu. 中体連壮行会
10日~11日、2022年度市内中体連大会が開催されます。3年生は体育館、1,2年生は、教室へのGooglemeet配信での参加となりましたが、各部の決意表明、陸上部主将の選手宣誓に大会開催の喜びと、指導者、保護者、応援してくれる仲間への感謝があふれていました。各部の健闘を祈ります。*******
校長より
『努力は素質を上回り、気力は実力を超える』
いよいよ、市内中体連がスタートします。練習や試合経験が十分でない中での大会です。上手くいかなかったり、失敗もあるかもしれません。月並みな言葉ですが、「最後まで、粘り強く、やり切る」しかありません。
ホームページ等を通して、「努力する事の大切さ」について話してきました。『努力』は必ずしも、勝利という良い結果を約束してはくれません。しかし、『目標を持ったひたむきな努力』は、みなさんの『成長』を約束してくれます。共に頑張る仲間がいて、懸命に指導してくれる人がいて、支えてくれる家族がいます。みなさんのチャレンジを心から応援しています。
『努力は素質を上回り、気力は実力を超える』といいます。自分の可能性を信じ、素直にひたむきに努力できる力こそ「素質」を上回る真の実力となります。そして、その「ひたむきさ」「気力の強さ」は、時として現在の実力をも超えていくということなのです。
今大会を通して、みなさんの気力あふれるパフォーマンスと心・技・体の成長に期待します。
6.4Sat. 開校記念日
6月4日(土)は千歳中学校の開校記念日です。
千歳中学校は、昭和22年6月4日、元海軍の「青年学校校舎」を仮校舎として、教室4、職員室1という施設でスタート。同10月22日にさらに別の海軍施設に移転し、職員・生徒によって校舎を改造した歴史を持っています。現在地の栄町4丁目35付近に新築したのは、昭和26年3月31日。四教室に廊下、トイレ等を新築し、美幌にあった旧海軍兵舎を解体移築して施設に加えました。
開校以来、受け継がれている「柏葉の精神」
みんな 足もとをごらん 火山灰 そう やせた土地です
みんな あの林をごらん かしわ そう 太くたくましい木です
やせた土地でも かしわはたくましいのです
どんなにつらくても ぐんぐんのびてゆく
千歳中の生徒のように
「やせた火山灰の土地にも深く根を下ろし、立派な太い幹へと成長する柏の木。千歳中の生徒たちも柏の木のように強靭でたくましく、たゆまぬ成長を遂げてほしい」そんな願いが75年の歴史とともに、「柏葉の精神」「校章」「校歌」に込められています。開校記念日を機に、そんな千歳中学校の歴史に思いを馳せてみてください。
【左:昭和23年 開校当時 中:昭和26~37年 旧校舎 右:昭和62年 校舎窓枠建具等全面張替】
【3日は3年生花壇ボランティア生徒が、花の苗植えをしてくれました。】
6.1 6月を迎えて
木々の緑が色濃くなる時期、北海道にもさわやかな季節の到来となりましたが、このところの天候は、雨模様の寒い日が続いています。学校は、子どもたちが「体育大会で培った学級・学年の絆を次の活動に・・」というように、6月10日(金)11日(土)の市内中体連、6月17日(金)の前期中間テスト、6月30日(木)管内中文連器楽等々、しっかりと目標を持って教育活動を充実させています。
1、「目標を持って・・」
学習にもスポーツ・音楽にも、『目標を持って⇒達成のための道筋を描き(計画)⇒粘り強い努力を重ね⇒実践⇒実践を振り返り評価する⇒改善し目標の再設定』というサイクルが重要になります。個人としても、チームとしても、こうしたサイクルを回し、『仲間やチームと協働して・・』さらに、心・技・体の成長があるものです。
学習においては、マイゴール手帳も活用して自己のスケジュール管理し、学習計画を立て、ついつい多くの時間を費やしがちなゲームやテレビの時間を抑えて、学習習慣を確立してください。
【理科では、実験結果を記入したタブレットで振り返り(3年)水中で化学反応で発生する気体を収集・・(1年)】
【数学 連立方程式、問題文を読み解き、式を立てる、式で表現する。数学的な見方・考え方、大切な単元。(2年)】
【体育では、本校卒業生が体育教師になるための教育実習に奮闘中。何歳になっても勉強なんです。(1年)】
2、「努力」は成功という結果を必ずしも約束するものではない。しかし、「努力」は、成長を約束してくれる。
3年生にとっては、なかなか思うような活動がままならなかった部活動。コロナ禍で一番影響を受けるのは、ジュニア期のスポーツや音楽で、それは本当に悲しいことです。今まで積み上げてきた技術・精神・チームワークをしっかり「やり切る」中体連大会・(夏・秋のコンクールでの成果につながる)中文連発表会となるよう。日々の努力に期待しています。
目標を持って、みんなと、ひたむきに努力した成果は、「結果となって現れる」とは断言できないかもしれません。しかし、そうした努力は、「人を成長させる」ことを約束してくれます。
3、目標と達成のための道筋を描く
メジャーリーグで大活躍の大谷選手。高校時代の監督・佐々木洋氏からの教えにより、高校1年から目標達成シートをつくって「目標と達成のための道筋」を描いていたそうです。作成したこのシートは、強い目標・夢を中心に置き、周囲9×9の合計81マスに細分化した目標を書き込んだものです。おそらく、書いて確認・認識することで、具体の行動に移していくというルーティーンをストイックに継続してきたことが、彼の野球への取り組み方や生き方のベースになっているのでしょう。
同じくメジャーリーグで成功したイチロー選手も 「努力せずに何かできるようになる人のことを『天才』というのなら、僕はそうじゃない。努力した結果、何かができるようになる人のことを『天才』というのなら、僕はそうだと思う。人が僕のことを、努力もせずに打てるんだと思うなら、それは間違いです。」というように成功の陰には、「誰よりも努力の大切さを知っていること」が結果を出し、成功する秘訣であり、時として天才を生み出します。
目標を持ち、達成までの道筋を描いて、ひたむきに努力する、みんなと協力し合って・・皆さんが夢中になって打ち込んでいるそれぞれの分野での躍動と成長に期待しています。
5.31 体育大会を終えて
1、千歳中学校体育大会の開催にあたって
晴天の中、学年分散ながら「笑顔と躍動」の体育大会を終えることができました。3年生の開会式の中で、以下のようなお話をさせていただきました。
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コロナ禍、困難な状況だからとあきらめるのではなく、スポーツを通して、「協力すること」、「チャレンジ精神」を学んでほしい。そんな思いから分散開催とはなりましたが、3年ぶりとなる全校一斉での体育大会開催を決定しました。感染防止策を徹底し、学級・学年の連帯感を深め、千歳中学校の新たな伝統を築きましょう。
3年生の学級対抗mixリレーは、全校生徒で皆さんの熱意とパフォーマンスを見てもらおうと企画しています。全校生徒一丸となって「最後までやり切り」、みなさんの躍動と笑顔あふれる体育大会となることを期待しています。
保護者の皆様、子ども達の生き生きとした姿を見ていただけることを本当にうれしく思います。子どもの頑張りから、大人たちも「元気」をもらえる・・・そんなスポーツや音楽のすばらしさを楽しんでいって下さい。
生徒の皆さん、これまで、「努力と協力」で培ってきた学級の力を遺憾なく発揮し、エネルギーあふれる体育大会にしましょう。
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2、体育大会を終えて
学級目標からシンボル化した学級旗のもとに集い、学級期紹介では、口々に、努力や協力、チャレンジ、コミュニケーション、笑顔、助け合い、感謝・・・この行事を通して学級が狙っているものが、勝利だけでなく、仲間との絆であるということが伝わってきました。①代表としてプライドをもって臨み、力強い走りと美しいバトンパスが光った800M選手リレー、➁何度も作戦会議を開き、工夫を繰り返しながら、気持ちを一つにした長縄。③強みを生かし、弱点を補いあいながら全員でバトンをつないだMixリレー。その速さ、美しさ、連続回数もさることながら、その競技に向かう、真っ直ぐな気持ちと心ひとつに協力する姿に、見ているものが勇気や感動をもらいます。惜しくも力及ばなかった他の学級に対して、最後まで拍手で称賛を送る学年の絆の強さを・・・、3年生を心から応援する1,2年生の姿に学校としての絆の強さを感じる学校行事でした。
どの学年の閉会式でも、「この行事で培ったみんなで協力してチャレンジする力」を『次に生かしましょう』と力強く呼びかける生徒会役員やリーダーたちのことばに『たくましさ』を感じた体育大会でした。保護者の皆様、コロナ禍、「どうやったらできるのか・・」学校としても、日々、工夫改善しながら、「最後までやり切る生徒」の生き生きした活動の姿を見ていただく機会を用意していきたいと思っています。体育大会への来校、ありがとうございました。
3、『表現力』育成について考える
「変化の激しい時代をたくましく生き抜く”生きる力”」の育成が求められています。知識や技能をただ覚えるだけでなく、「社会で生きて働く力」を身に付けること。そして、身に付けた知識や技能を総動員して、「思考し、判断し、表現する力 ~ 活用する力」。しかもこれらの力は、多くの仲間、多様な他者との協力・協働の中で、自分らしい考えや行動、新しい創造的な学びに磨き上げることが一層大切な時代と言われています。時には、「答えのないような課題にも納得解・最適解」を導きださなければならないようなグローバルで、多様性の時代となっています。
キーとなる、変化の激しい時代に対応する「思考力・判断力・表現力」。最近の高校の入試問題等にも、「しっかり問題を読み解き、様々な見方・考え方を駆使して、自分の考えを書き・発表し・表現する」といった問題(思考力を問う問題と言われています)が出題されて、『これからの若者に身につけてほしい力』のメッセージを感じます。
表現力は、児童生徒が主体的に「思考・判断・表現」すること、他者と磨き合うことで伸びてきます。しかも、国・社・数・理・英といった教科特有の表現力だけでなく、スポーツや運動、音楽、美術、芸術、ものづくり・・・様々な領域で、個性豊かな「表現力の育成」が、児童生徒には大切だと考えています。「表現」ですから、みんなの前で、話をする、スポーツや音楽と言ったパフォーマンス表現、プレゼン力・・・教科の勉強においても、生徒会活動や部活動等においても「アウトプット」することで、「表現力」はさらに磨かれます。人間には得意不得意、強み弱みがあります。また、多くの可能性の芽も持っていて、それがいつ開花するか、どんな環境で開花するかはわかりません。だからこそ、ジュニア期は、様々な分野で、「自ら・・意欲的に・・ひたむきな努力・・」で、アウトプットする機会は、貴重な経験です。子どもたちの豊かな可能性が開花するよう、教育活動を充実させていきたいと考えています。
5.30 体育大会実施
晴天の中、学年分散開催と形式で体育大会が実施されました。最後の3年生のMIXリレーは、1・2年生もグラウンドに出て応援し、3年生の気持ちの入った力走を全校生徒で見守ることができました。コロナ禍の中でも、何ができるのか、どんな事ならできるのかという発想で、生徒会を中心として生徒が全力で取り組む体育大会。その良き伝統が今後も千歳中学校の良き伝統として引き継がれていくことを期待しています。
5.25 体育大会 学年練習②
晴天の中、1学年の体育大会学年練習を実施しました。初めての学年練習ということで、練習の冒頭には『人の話を聞く態度』『反応を素早くすこと』『集団行動なので、自分の行いが周りに大きな影響を与える』ということを確認して練習に入りました。練習内容は、800mリレー・長縄・MIXリレーと続きました。中学生になって初めての学校行事。クラスメイトと協力することの大切さ、同じ目標に向かって全力を尽くすことの大切さを身に付けてほしいです。学年練習は、あと1回。けがなく本番を迎えられるように頑張ってほしいと思います。
5.24 体育大会 学年練習から
コロナ禍、困難な状況だからとあきらめるのではなく、「協力や協働」、スポーツを通して「チャレンジすることの大切さ」を学んでほしい。学年分散方式での体育大会とはなりましたが、生徒の皆さんの学級一丸となった練習に熱が入ります。走ることが得意な生徒も、ちょっと苦手な生徒も、強みを発揮し、弱い部分を補いながら、協力・工夫して、「学級がひとつに」なる。スポーツには、個の躍動とともに、一体感、チーム感がその集団の絆を深め、見ている人たちを感動させる力も持っています。3年生の学級対抗ミックスリレーは、全校生徒で応援することとしました。クラスの仲間が思いを込めて、美しくつなぐバトン、手に汗握るリレー競技の楽しさと一体感を1,2年生にもしっかり「つないで・・」ほしいと思います。
「長縄を美しく跳ぶには・・」「テークオーバーゾーン20Mで二人の速度を同じくする美しいバトンパス・・」、短いい期間での練習となりますが、チームゲームの楽しさを学んでほしいと思います。
生徒会テーマ『夢絃』~夢へと紡ぐ糸~。学級旗の作成や大会開催に関わる生徒会・委員会の主体的な行動、ひとつの行事を成功させるために、実現への様々な糸を紡いで行く、リーダーたちの強い意志を感じます。学級・学年が、ひいては学校が・・、行事成功をめざして一つになる、皆さんの躍動と一体感に期待しています。
5.23 市町村別感染状況と学校再開
5月23日(月)15:00公表の市町村別感染状況です。
マチコミでも、お伝えしたようにゴールデンウイーク後、千歳市においても感染拡大期となり、いつ、誰が感染してもおかしくない状況。特に幼児から学生等、比較的若い世代の罹患が目立つ状況となっていました。先週、生徒・教職員に複数の陽性者が出て、更なる感染を防ぐため「学校閉鎖」の措置をとりました。
閉鎖期間と本日23日(月)にも新たな陽性報告が数件来ていますので、まだまだ、気の抜けない状況に変わりはありません。学級指導や家庭への配付文書では・・次のような内容をお願いしています。
①「手洗い」「うがい」の励行、「咳エチケット」を徹底、十分な睡眠時間の確保
➁日常の健康観察の重要性と「登校する・しない」の判断
(検温等、健康状態に留意し、生徒あるいはご家族に発熱やかぜ症状がある場合には、登校させない。)
③体育大会の実施方法の変更(学年分散開催)と応援時間帯の確認
④『広くまん延する事態』の回避・・・保護者の皆様のご協力と学校への連絡・相談を
(『登校しないで家庭で健康観察』『部活動へ参加をさせるべきか否か』といった判断がとても重要に・・)
体育的な行事・部活動の大会やコンクール・宿泊的な行事と教室を離れて、体験的に学ぶ、貴重な学習経験が続く6,7月がやってきます。学級閉鎖の基準も少しずつ見直されていますが、大規模なクラスター、集団へのまん延は、教育活動を止めざるをえなくなります。コロナ禍での『学びを止めない』は、教室での学習も行事も部活動も、委員会活動も一緒です。「今でなければできない」「この行事でなければ感じられない」ものを子どもたちに着実に体験してもらうためにも、生徒たちの自覚ある感染防止対策の徹底と保護者の皆さんのいつも以上のご理解ご協力をよろしくお願いいたします。
5.20 学校閉鎖に関わって 学校長より
1、学校閉鎖に関わって
5月18日(水)の午後から22日(日)まで、市教委と協議し、学校閉鎖の措置をとらせていただきました。生徒・教職員に陽性が判明し、授業・諸活動を動かしていくことで、広い感染拡大を懸念しての措置です。
千歳市内全体の感染の特徴として、以下のことが指摘されています。
〇幼児から学生等比較的若い世代の罹患が目立つ 〇家庭内での感染も多い
22日(日)までの生徒・家族の検温や健康観察に十分ご留意いただき、23日(月)からは、学校再開となりますが、「健康な生徒は登校」、(検温やかぜ症状から)健康上の不安や様子を見るべきと判断される場合は、「登校せず健康観察」という対応により、「広くまん延する事態は回避したい」と考えております。ご家庭での健康指導、ご協力をよろしくお願いいたします。
2、「学びを止めない」
生徒にとっては、不要不急の外出を避けながら、長い期間にわたっての自宅待機となりました。オンライン授業の参加率は上々、〇挙手しての発言、〇チャットでの記入 〇課題の受け取りや課題の提出 〇動画視聴 〇ダンス 〇練習問題やワークへの取組と解答・説明・・・・1年数学では、「課題の提出方法」について、先生にお願いされたAさんがわからないBさんにアドバイスする姿も・・生徒の活用能力は私たち以上に高いものが・・。
本校教職員のオンライン授業の工夫にも感心しました。学校教育では、一人一台のタブレットやICT機器を活用した「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実」が求められています。コロナ禍での学びを保障していくためにも①ひとりひとりにあった指導の個別化、➁個々の興味関心・特性に応じた学習の個性化、③多様な他者の考えを交流・磨き・深め合う協働的な学び ということが「ICT機器を使う、使わないにかかわらず」、とても大切な時代です。ICT機器・ネット環境等、様々なツールを活用して、子どもたちの学びを深められるよう教科のプロとして先生たちも日々、工夫改善してくれています。
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社会の動きは、社会・経済をさらに回す方向。学校も「コロナ禍だから何もできない・・」ではなく、「どうしたら、どう工夫したらできるのか」を大切にしながら、教育活動の実施について、修正・変更を加えながらの前期となりますが、保護者・地域の皆様のご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
5.19 Meetによる授業配信
学校閉鎖の中,Meetによる授業配信を全校で実施しました。どの学年においても、授業配信の方法が工夫されており、参加した生徒たちは閉鎖の中でも学びが保障されていました。今後も継続して感染拡大防止策を徹底していきながらも様々な活動を止めないようにしていくことになります。
5.17 3学年体育大会学年練習実施
本日、晴天の中、3学年体育大会練習を実施しました。当日は800mリレー・大縄跳び・MIXリレーと実施する予定です。全員、真剣な眼差しで一生懸命に取り組んでいました。中学校生活最後の体育大会。全力を尽くして思い出に残る体育大会になることを期待しています。
5.13 シリーズ「わかる楽しい授業」と学習基盤4
今年度の本校の研究主題は、「ICTを活用した授業展開による、将来に生きる学びができる生徒の育成」となっています。GIGAスクール構想にともない、子どもたちが、安全に、効果的に、ICT等を活用し、多様な考えを共有したり、対話的に学習したり、学びを深める授業づくりに取り組んでいます。
閉鎖学級には、今年度最初の双方向オンライン授業を実施。Googleミートで、「読む、書く、聴く、話す」といった学習を支える基盤となる活動を交えながら授業に取り組んでいました。
【社会・英語】
【道徳・理科:友達の考えを共有、グループの実験結果を写真に撮りフォームで提出・共有】
【数学・理科 双方向オンライン授業配信】
【国語:学習を終えての感想をフォームで記入し提出・共有】
一方、体験や活動を通して学び取る学習は、やはりオンラインというわけにはいかないので、感染対策に配慮しながら、学習を進めています。特に栽培・農園等の活動では、土づくりや植物の生育等、専門的な知識を持った職員にも協力を得ながら作業学習・キャリア教育を推進しています。
【体育:体育大会に向けて・陸上競技】
【はまなす:栽培・農園学習】
5.11 1学年集会・2学年集会実施
1学年集会では、学年各委員会の仕事内容の確認を行いました。自治的な活動を実行することで、決断力がつきます。今月末には、体育大会もあります。さらに成長できる行事とするためにも、積極的に動いてほしいです。
2学年集会では、宿泊学習についてのオリエンテーションが実施されました。コロナ禍ではありますが、実施できることを願いながらも多くの経験を積むことで今後の職業選択や将来の自分の進むべき道を選ぶことに少しでもプラスになると良いです。
5.11 シリーズ「わかる楽しい授業」と学習基盤3
風薫る五月。さわやかな日が続いています。大型連休までは、グラフのように少しずつは減少傾向にあった新型コロナ陽性者数も、この連休明けで、再び増加傾向です。特に、新年度に入ってからの幼・保・小・中の若年層の増加傾向には、注意を要する状況で、本校でも2年生1学級の学級閉鎖となっています。「学びを止めない」との観点から、旅行的行事、運動会や体育大会、スポーツや音楽等々、子どもたちの活動と学びをしっかり保障し、未来の担い手となる人材を育てていくには、子どもたちの安心・安全の確保、健康状況の把握と適切な対応は欠かせない状況です。
今後の学校行事や部活動、大会、コンクールの参加等、子どもたちの努力が、成果と成就感に満ちたものとなるよう、学校との連携を密にし、ご家庭でのご配慮をお願いいたします。
【5月10日現在 北海道市町村別感染状況から】
【シリーズ「わかる楽しい授業」と学習基盤3】
英語 「英作文表現」、まず自分で考え、小グループで、表現方法を意見交換、ひとつの表現を導き出す。(3年生)
技術 「プログラミング的思考」を育むためにプログラミングソフトを活用して、実際に自分でプログラミングを 組んでみます。行き詰ったら、先生にアドバイスも・・
理科 「光合成」光のエネルギーにより、植物はどう光合成を行っているのでしょう。「見えないもの」を科学の見方・考え方を働かせて思考します。(2年生) 「この白い粉は何?」3種類の白い粉、実際にこの3種の粉を水に溶かすことで、この白い粉が何なのか、どんな特性があるのかを「科学の目」で読み解いていきます。(1年生)
英語 ゲーム感覚のアクティビティも入れながら、五感を働かせ楽しく英語をマスター。グローバル化の現代、空の玄関口千歳の子どもたちには、語学力・コミュニケーション力を伸ばしてほしいと願っています。
はまなす学級 はまなすの生徒たちは、より社会に早く出て、自立した生活を送ることが求められます。体力づくりをとても重視している高等支援学校もあり、職業人としての自立を目指した作業やキャリア教育は欠かすことはできない学習です。
体育 「リレー」の面白さは、バトンの移動により誰も走っていない時間と距離が生まれる(利得距離)ことにより、二人の速度が同じになれば、二人の合計タイムより、タイムがどんどん縮まっていくことです。走順やコーナートップ制について確認していました。
5.6 シリーズ「わかる楽しい授業」と学習基盤2
学習を支える基盤には、授業に臨むための、姿勢や机上整理、反応や発言等の基本条件や環境整備の他に、「読む、書く、聴く、話す」といったまさに基本的な力の習得が必要となります。2年生の国語では、大切なことをメモを取りながら「聞く」、情報を整理するといった学習を進めていました。国語に限らす、知識の暗記ではなく、五感を働かせて「学び取る」授業を、先生たちは工夫しています。
英語の授業では、単語カードを並べ替えることで、forやtoといった前置詞を使った表現を「課題を聞き、動作し、発声する」ことで学んでいました。体育でも「100mを速く走るには・・」といった自分なりの目標や課題を設定し、課題解決にせまるための方策をワークシート記入していました。「長縄を美しく回し、何回も跳ぶには・・」、試行錯誤しながら解決策を協働で練っていました。
数学は、それぞれの学年でどんどん難易度が増しています。算数・数学は「ブロック型」の学習なので、基本を積み上げていくことが大切。公式等を使いながら基本的な問題から、たくさん練習を積み上げ、持っている知識・技能を駆使して求められていることを読み解き、「わかった、できた、すっきり解けた」の爽快感を感じてほしいと思います。
国語では、枕草子「春はあけぼの やうやう白くなりゆく山ぎわ すこしあかりて・・・」、古典の独特のリズムを音読しながら学習を進めていました。中学生の頃に音読で覚えた古文、随筆等は、大人になってもリズムで覚えているものです。不思議とその情景が目に浮かぶようになってくる。春の早朝のだんだん白んでいく山際、紫がかった雲が細くたなびいている(のがいい)という美しいもに感動する感性も培ってほしいと思います。
5.2 目標を高く持ち達成の道筋を描く
目標を高く持ち達成の道筋を描く
ゴールデンウイークには、それぞれの部活動に熱心に打ち込む生徒たちの姿が光りました。今夏の中体連の成果も、「日常の積み重ねとひたむきな努力」の末に結果となって現れます。
メジャーリーグでは、大谷選手の活躍が日々報道されています。みなさんもご存じのことと思いますが、大谷選手は、高校時代の監督・佐々木洋氏からの教えにより、高校1年から目標達成シートをつくって「目標と達成のための道筋」を描いていたそうです。作成したこのシートは、強い目標・夢を中心に置き、周囲9×9の合計81マスに細分化した目標を書き込んだものです。おそらく、書いて確認・認識することで、具体の行動に移していくというルーティーンをストイックに継続してきたことが、彼の野球への取り組み方や生き方のベースになっているのでしょう。
同じくメジャーリーグで成功したイチロー選手も 「努力せずに何かできるようになる人のことを『天才』というのなら、僕はそうじゃない。努力した結果、何かができるようになる人のことを『天才』というのなら、僕はそうだと思う。人が僕のことを、努力もせずに打てるんだと思うなら、それは間違いです。」というように成功の陰には、「誰よりも努力の大切さを知っていること」が結果を出し、成功する秘訣であり、時として天才を生み出します。
美しい桜が満開を迎えたさわやかな季節。皆さんの可能性への挑戦を応援しています。