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2021年7月の記事一覧

7/8 今日の読み聞かせ『七本の焼けイチョウ』

今日の絵本の読み聞かせは『七本の焼けイチョウ』…。

東京墨田区の飛木稲荷神社のイチョウの木にまつわる実話です。戦争で亡くなったのは、人間や動物たちだけではありませんでした。たくさんの樹木も、その命をうばわれたのです。

戦争の恐ろしさや悲しみ、そして、平和の大切さを、イチョウの木の「死」と「再生」をとおして描いた絵本です。

飛木稲荷神社に立つ七本の大イチョウは、自らが真っ黒に炭と化しながら延焼を防ぎ、人々を守ったそうです。もはや命を奪われたかと思われた七本が、やがて芽吹き、息を吹き返し、再生していくようすに、木の『生命力のすごさ』を感じずにはいられません。

このように震災や戦災で焼けた樹木を被災樹木と呼ぶそうです。戦争の爪痕を残しながら、青々と葉をそよがせるイチョウは、人々に平和の尊さを気付かせます。樹木の命の不思議…。

改めて『平和の大切さについて』気付かせてくれる絵本でした…。

代表者が、お礼の言葉を述べて今日の読み聞かせが終了しました。

木の生命力…とてつもないエネルギーを秘めている…何か勇気をもらえたような気がします…。

白川さん、いつも読み聞かせをしていただき、本当にありがとうございます。