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学校行事

6.8Thu.千歳市内中体連壮行会実施

 6月8日(木)の5時間目に千歳市内中体連壮行会を体育館で実施しました。久しぶりに全校生徒が体育館に入っての中体連壮行会。3年生にとっては、最後の全道・全国へとつながる大会となる選手も多い大会となります。どの部活動の主将も今まで練習を見てくれた顧問の先生方や共に頑張ってきた仲間、そしてサポートしてくれた保護者に対して感謝の思いを伝えていました。どんな結果になろうとも最後までねばり強く、そして千歳中生徒らしく闘ってほしいと思います。燃やせ千中魂!!

  

  

  

6.8Thu.学ぶ意欲とわかる楽しい授業10

1、「読み解く力・書く力」を磨く・・「読解力・記述力」

 いろんな教科で、「思考力を問う問題」が重視され、図表や絵などを含め、比較的長文の問題を「読み解けない」、「何を問われているか?示されている情報を整理できない・・」といった現象が起きています。国語科のみならず、与えられた情報を整理して、文章を「読み解く力」、「書かれていること、求められていることを理解し、考え、見通しを持ち、解決する力」の育成が求められています。

 3年生の国語科では、説明的文章の文章構成や、「要点」を見つける→各段落の内容を論理的にまとめる「要約」→筆者が言いたいことをまとめる「要旨」、といった内容を学んでいました。「本論を150字程度で要約しなさい」・・高校入試問題など、よくこんな問われ方をします。問われていることにしっかりと応えられるテクニックを身につけていきましょう。

 1年生国語

2、プログラミング的思考を磨く

 技術のプログラミングの授業では、応用問題にチャレンジしていました。スクラッチで、条件に沿った車の運転になるようプログラミングしていきます。ゲーム感覚で楽しみながらプログラミングについて学んでいました。

3、教育実習生の授業

 本校卒業生が、先生を目指して、母校で教育実習をしています。世代の近い若い先生からも、多くのことを学んでください。実習を通して、教師という職業が、「生徒と共に学び続ける」ことができる夢のある職業だと感じてほしいと思っています。

 

4、体験をともなって学ぶ・五感を働かせて学ぶ

 2年生英語、理科の授業の様子です。教科の「知識・技能」や「考え・アウトプットする力」等、体験を通して学ぶと定着が違うと感じています。英語科では、聴いて、見て、自分で話し、書いてみて・・それが、コミュニケーションツールなので、「対話」の中で、楽しみながら身につけることが大切なのではないでしょうか。

 理科の実験では、いつも生徒達の目が輝き、「顕微鏡から見える世界をスケッチする姿は科学者のようだ」といつも感じます。五感を使って身につけた学びは本物です。「おもしろい、不思議だな」の好奇心と体験をともなった学びを大切にしていこう。

5、自分は「何ができて、どこでつまづいているか」を認識する(メタ認知)

 数学の授業を見ていると、課題解決の場面で「自分でやってみる」⇒ 生徒同士で「教え合い学び合い」⇒ みんなで再確認 という場面をよく見ます。「自分はどこができていて、どこでつまづいているのかを知る」ことが、勉強には欠かせません。つまづいているところを強化するような問題に繰り返しチャレンジ(家庭学習)し、次はクリアできるように・・という積み重ね、「(レンガのような)積み上げ」が大切な教科が数学です。

 「+-の符号を計算途中でミスしたり、計算過程を書いていなかったり、分数の処理でつまづいたり、暗算したけどケアレスミス・・」自分のミスするパターンは意外と「基礎・基本」となる部分です。「基礎・基本」のマスターには、やはりドリル的な繰り返し学習が有効なので、「自分のできていること、つまずきやすいところ」を理解し、対策を講じましょう。「教え合い学び合いの中で、つまずき箇所を指摘してあげること」は、教えてもらう人にとっても、教える側にとっても、すごくプラスになります。「対話的・協働的に」学びましょう。

 

 

6.7Wed.前期中間テストに向けて

 1年生にとっては、初めての定期テストとなる前期中間テストが目前です。入学からこれまでの、学習内容の理解度はもちろん、授業の受け方、家庭学習の仕方、生活習慣のあり方等、自分自身の学習・生活のあり方について、しっかりと振り返り、「できるようになったこと」、「今後の課題」、「改善点」等を明らかにしていきましょう。

 2年生、3年生にとっても学年最初の定期テストです。「強みを伸ばし、弱点を克服する」学習と生活の振り返り・・「できている・できていない」の確認とともに、できていないところを先延ばしにせず、克服の努力と進路を見通した学習計画の見直しを進めていきましょう。

 マイゴール手帳にも記載されていますが(最低限)家庭学習時間 = 学年(7・8・9年生)× 10分 + 10分 と言われています。テスト前は、もっと増えるのが普通ですが、4~6月の家庭学習の取り組み過程と進路選択について考える機会としてください。 

 定期テストの大切さを理解し、委員会活動として、家庭学習の呼びかけを強めグラフ化したり、パソコン部では、啓発ポスターをつくって掲示してくれました。「個の学びを充実させる強い意志と計画的に物事を進める実行力」が大切ですが、「学びに向かう力」を高める雰囲気づくり、環境、集団づくりがとても大切。みんなでがんばっていきましょう。

 6月になり、また保健室前の掲示がはなやかになりました。足を止めてチェックしてみてください。また、理科室前には実験で使用するのか、「菜の花」が飾っていました。最近、近郊の畑を車で走っていると、菜の花畑の鮮やかな黄色が目にとまります。①「切り花用」として、➁春の食材の「菜花(なばな)」として、③「蜜」の採取目的・種を製油し菜種油に・花が終わって田畑にすき込んで肥料に(緑肥)と、色々な目的で栽培されているようです。もちろん、「景観作物」として、一面の菜の花は、春から初夏に私たちを楽しませてくれます。勉強に、スポーツに、いい季節がやってきました。

6.7Wed.1学年校外学習オリエンテーション

 6月7日(水)5時間目に1学年校外学習オリエンテーションを実施しました。校外学習の実施日は7月14日(金)となります。それまでに各班で主要研修先、昼食の場所、各班での研修先、移動手段など多くのことを決めていかねばなりません。他者との協働、意見交換、そして決断を通じて大きく成長していくことを期待しています。

  

6.6Tue.学ぶ意欲とわかる楽しい授業9

 1年生の数学の授業は、「四則の混じった式の計算」判断し、表現し、説明できるようになろう!という授業。四則計算、正の数負の数+-、(  )や{   }、累乗の計算・・・、「計算ミスの落とし穴がいっぱいの問題」を(どこから先に計算していくのか・・)順序立てて、計算過程を説明し、他者に伝える(表現力)、活用する力を身につける対話を重視した授業でした。

 計算の順序が①(   )の中 ➁(中学校で出てきた)累乗 ③乗法・除法 ④加法・減法 であることを確認し、各班からA~E問題を担当する人を選出。『各班のA担当者・B担当者・・・がグループをつくって集まり、解答と説明の仕方を練り合い』ます。A~Eの担当者は、各班にもどり、『自分の班にそれぞれの解法の考え方を説明します』。四則計算や累乗等、入り交じった問題を計算の約束や計算順序等、数学的な見方・考え方に着目して、根拠をもとに筋道を立てて考え、豊かに表現するタブレットも上手に活用した授業でした。活発な教え合い、学び合いから、自ら学び取ろうとする姿に1年生の成長を感じます。

6.6Tue.「努力の大切さを知ってほしい・・」

 北海道にもさわやかな季節がやってきました。6月は、中体連・中文連・1年生にとっては初めての「前期中間テスト(定期テスト)」。勉強、部活、委員会活動・・中学生は、二足も三足も草鞋(わらじ)を履いて、前向きに一日一日を過ごすことが、「あたま、こころ、からだ」の成長につながります。

1、ポストコロナに、スポーツ・音楽・芸術の躍動を・・・部活動地域移行の課題の中で

 市内中体連を目前に、日々練習に打ち込む皆さん・保護者の皆さんへ。日々の努力の継続を大会で発揮する時がきました。「R5~7年度にかけて、部活動地域移行を・・」という大きな改革が全国的に動き出しています。

 部活動を通して、可能性や強みの追求、「心・技・体」の全人格的成長を目指し、その指導にあたる教職員も、大いに悩んでいます。夢や目標を持って、スポーツに打ち込み、目標を同じくして、ジュニア期の学びや人としての成長を支えてきた学校部活動の新しい在り方はどうあるべきか・・・。部活動の教育効果を実感し、日々、指導にあたている教職員の活躍と功績を今後も保障するものであってほしいと願っています。(指導に時間を奪われ、勤務時間を大きくオーバーして働くような状況は改革していかなければなりません。)受け入れ側の地域やクラブも、その体制づくりに市町村・学校現場との協議が始まったところです。

 2、プロセスを振り返り評価・改善

 スポーツには勝敗がつきもの。とかく「結果」が問われます。野球では、「日常がグラウンドに出る」等といいますが、「どう取り組んできたか」というプロセスこそ重要視しています。「良い取り組み過程には、良い結果がついてくる」ということ・・しかし、「勝負は時の運」ともいいます。大会結果に一喜一憂するだけでなく、取組のプロセスについても振り、評価・改善することも忘れないでください。皆さんのゴールは、もっと先です・・。

3、「努力は素質を上回り、気力は実力を超える」 

 「素直さ」が強みの千歳中の生徒には、「努力の大切さ」がわかる人に育ってほしいといつも考えています。勉強でも、部活でも、「持って生まれた素質やセンス」だけで結果が決まる訳ではありません。「天才とは、ある意味「努力の大切さを知っている人」・・みなさんの中にある「可能性という芽」は、ひたむきな努力なくして開花しません。しかも、協働の中でその可能性を磨き合わなければ・・

 「努力は素質を上回り、気力は実力を超える」といいます。可能性を信じ、素直にひたむきに努力できる力こそ「素質」を上回る真の実力となります。また、その「ひたむきさ」こそ、精神、想いの強さが、時として現在の実力をも超えていくということなのです。(スポーツでも勉強でも同じですよね・・) 

 みなさんが、好きなスポーツ、音楽、趣味に熱中して打ち込める陰には、保護者や家族の支え、仲間や顧問の先生方、地域やその種目関係者の方々の決して小さくないバックアップが存在します。今、打ち込めている自分の周囲に感謝し、「ひたむきな努力をもって応えること」が、勝った負けたの結果を出すこと以上に大切なのです。スポーツ大会や文化的なコンクールにはそうした深い意味や価値も含んでいます。みなさんの「努力と気力」で、価値ある中体連大会となり躍動と輝きが見られることを信じ、みんなで応援しています。

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「イチロー」のコメントから

 努力せずに何かできるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうじゃない。努力した結果、何かができるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうだと思う。人が僕のことを、努力もせずに打てるんだと思うなら、それは間違いです。

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バスケットボール「マイケルジョーダン」のことばから

  Everybody has talent, but ability takes hard work. 

 (誰もが才能を持っている。でも能力を得るには努力が必要だ)

6.5Mon.非行防止教室

 6月5日(月)5時間目に非行防止教室を実施しました。千歳警察署から2名来校して頂き、SNSの危険性などわかりやすく説明をしていただきました。情報化が急速に進み、学校現場では1人1台端末が導入されました。個人では携帯電話の所持率が大幅に増加し、情報端末の利便性を実感する生徒が多くいる反面、その奥には危険性も潜んでいることを学びました。クロムブック・携帯電話ともに正しく使うことで多くのメリットを導き出すことを忘れないで今後も社会の変化に対応していくことを期待します。

  

6.5Mon.6月を迎えて・・

1、6.4Sun.は、開校記念日

学校だより6月巻頭言より・・

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開校記念日に思いを馳せて・・

 千歳中学校は、昭和22年6月4日、元海軍の「青年学校校舎」を仮校舎として、教室4、職員室1という施設でスタート。同10月22日にさらに別の海軍施設に移転し、職員・生徒によって校舎を改造した歴史を持っています。現在地に新築したのは、昭和26年3月31日。四教室に廊下、トイレ等を新築し、美幌にあった旧海軍兵舎を解体移築して施設 に加えました。現在に至るまでの約76年間で卒業生は二万人を超え、各界で活躍される著名人や生徒の保護者にも千歳中学校同窓の方々も多く、様々なご支援をいただき、地域に支えられた、地域と共にある学校です。

開校以来、受け継がれている『柏葉の精神』

 みんな 足もとをごらん 火山灰 そう やせた土地です

 みんな あの林をごらん かしわ そう 太くたくましい木です

 やせた土地でも かしわはたくましいのです

 どんなにつらくても ぐんぐんのびてゆく

 千歳中の生徒のように

「やせた火山地にも深く根を下ろし、立派な太い幹へと成長する柏の木。千歳中の生徒たちも柏の木のように強靭でたくましく、たゆまぬ成長を遂げてほしい」そんな願いが76年の歴史とともに、「柏葉の精神」「校章」「校歌」に込められています。開校記念日を機に、そんな千歳中学校の歴史に思いを馳せてみてください。

左から、昭和22年仮校舎「青年学校校舎」・昭和26年 現在地に開校「旧海軍兵舎」・昭和62年現校舎・2023年

2、「努力することの大切さや継続」

 変化の激しい時代に、夢や志を持って目標(ゴール)設定し、自律的学習者として学び続ける人材。多様な他者と豊かな心とコミュニケーションで協働しながら、ねばり強くチャレンジする未来の担い手を育成していきたいと考え令和5年度をスタートさせました。ふるさと千歳市は、国産での先端半導体製造を目指すRapidus(ラピダス)の進出、空の玄関口としても、国際化、グローバル化が一層進展します。世界中にある環境問題・差別・貧困・人権問題といった課題を、世界のみんなで2030年までに解決していこうというSDGs等、「広い視野」を持って、簡単には答えの出せない、解決すべき社会問題にも" Think Globally Act Locally"(地球規模で考え、行動は足元から・・)という精神で立ち向かってほしいと思います。

 限りない可能性を秘めた個性が芽生え始める義務教育後半の3年間。「可能性という種」を土に植えただけでは、花も実も育ちません。種に水や栄養を与え、光が降り注がれ、種は芽を出し、しっかり根を張り、枝葉を伸ばして花を咲かせます。「努力することの大切さや継続」、その世代に応じた「学び」や「体験」が、水であり、栄養であり、光です。

 ポストコロナ時代に、単なる伝統の継承(伝承)ではなく、新たな伝統を創造する『体育大会』での、子どもたちの主体性、躍動、協力、笑顔に、新たな時代を担う若者らしい、大きな可能性を感じます。「しっかりと根を張るたくましさを持った生徒を育てる」、日常生活の学びの充実と創造性あふれる学校行事、生徒会活動、部活動等創造して行きたいと考えています。

(下の写真:左から体育大会放送委員アナウンス・参観日1年生体育・技術プログラミング授業)

 

6.2Fri.学ぶ意欲とわかる楽しい授業8~参観授業から

1年生理科  化学反応で、発生する気体を「水上置換」で集めていました。不思議と「科学者っぽく」「中学生らしく」見えてきます。中学校生活約2か月・・中1の頃の成長度合いは大きいですね。

3年生理科  水溶液に入れる金属板を数種類の金属に変えながら、電気が発生するか電圧計で測定。測定結果を金属板ごとにスプレットシートに記入していき、実験結果を他の班と比較・共有しながら「電池のしくみ」を学んでいました。

1年生体育 はじめて取り組むバレーボール。ペアで協力し合って楽しみながら基本技能をマスターしていきます。パスが続くようになると、より、球技の面白さが高まっていくので、楽しみながら反復・繰り返し・・基礎・基本を大切にしていきましょう。3年生ともなる実験の手際よさ、仮説や考察の目、ICT機器の活用具合も

3年生家庭科  「幼児の生活と遊び」の単元でしょうか?「滑り台を逆に登っている幼児に何といいますか?」といった内容の問いについて、グループで協議した内容を説明していました。「いろいろな人の多様な思考」が交流・磨かれ、一定の意見としてまとめる。そして、自分たちらしく考察・まとを表現し、伝える・・・。どの教科でも、「思考力・判断力・表現力」の育成が、求められています。

6.1Thu.ミアーズ中生徒との授業

 ミアーズ中の生徒は、「日本語や日本の文化や生活、食等について学びたい」という気持ちがとても強く。「書」や「和楽器」といった、いわゆる「日本らしい」ものにとても意欲的に取り組んでいました。裏を返せば、「千歳中のみなさんも英語や日本以外のいろんな国の文化や生活等を意欲的に学んでほしい・・」と感じさせられた、姉妹都市交流事業でした。生徒のみなさんの心からのおもてなしと、自ら意欲的に学びに向かう気持ち・・ミアーズ中の先生たちも大感激していました。「素直さと協働的に学ぶ姿勢」が皆さんの強みです。

5.31Wed.ミアーズ中6名が学級に・・

 急激に変化する時代の中で、学校教育では、「一人一人の生徒が、自分のよさや可能性を認識し、あらゆる他者を価値のある存在として尊重する。そして、多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え、豊かな人生を切り拓き、
持続可能な社会の創り手を育てる」ことが重要であり、その資質・能力を育成することが求められています。

 先端半導体の工場進出、私たちを取り巻くSDGs、空の玄関口である千歳市も、国際化、情報化はますます加速し、ここ数年でさらに激しい変化も予想されます。そうした、ここ千歳市のアラスカ州アンカレジとの姉妹都市提携事業は、国際理解、異文化交流、コミュニケーション能力の伸長・・様々な意味あいで大変価値のある出会いとなっています。小学校前から日本語を学んでいるミアーズ中の生徒達の、日本語を学び、活かそうとする意欲や両校についての生活環境や文化、言語の理解は、まさに「多様な人々との協働」から多くの学びを得ています。

 

1、国語科では、漢和辞典や「和名作成ソフト」を利用して、留学生徒の「和名」づくりにみんなで取り組んでいました。日本語、英語が入り交じり、対話的な学びから、学習を深めていました。

2、音楽科では、和楽器「筝」の授業。トレモロ、押し手等、独特の奏法や平調子と呼ばれる日本的な旋律の「さくらさくら」の演奏を楽しんでいました。

 

5.31Wed.学ぶ意欲とわかる楽しい授業7

 3年生は数学「式の計算の活用」で、とても面白い授業をしていました。「カレンダーの数字の関係に着目しながら、カレンダー上に自由に数字を囲み、その規則性を見つける」という授業でした。

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4つの数字の(例えば)左上を n とおくと、他の数は、n+1, n+7, n+8  と表すことができます。この4つの数字の関係を四則関係で表し、文字を用いて証明する問題を全体で確認。(右上の数)×(左下の数)-(左上の数)×(右下の数)=7 となることを (n+1)×(n+7)-n×(n+8)の文字式を解くことで証明できることを学び、独自に囲んで、規則性があることを発見する授業でした。「もし、~だったら」(仮説・試行)、「この場合は~だから~」(類推的な考え)、「見方をかえてみると」(多面的・多角的な見方)等、数学特有の見方・考え方を働かせて、『ちょっと難しい課題にも、粘り強く取組む姿勢』がすばらしい授業でした。ジャムボードで個々の考えていることを囲み方や解法経過等、共有することで、ヒントや解法の道筋も見えてきます。

 「思考力を問う問題」へのチャレンジ、今後ますます重要になってくるので、みんなで教え合い、学び合いながら、学びを深めてください。

 

5.30Tue.ようこそ千歳市へ ミアーズ中学校来校

 1992年から続く、千歳市の姉妹都市交流事業、アラスカ州アンカレッジよりミアーズ中生徒が来校しました。今日30日は、千歳中学校で、生徒24名、教職員4名を受け入れます。生徒会企画の歓迎集会では、ミアーズ生徒は流ちょうな日本語で自己紹介し、みんなを驚かせました。本校生徒会の運営は、英語と日本語の二本立てのプレゼン。辻川生徒会長の歓迎の挨拶や生徒会のみなさんの素敵なスライドショーにより千歳市を紹介してくれました。ミアーズ中学校からも、日本語でのミアーズ中紹介で、両校の交流がスタートしました。

 集会の中での、剣道部による演武や書写の授業、大縄跳びやリレーなどの体育にもチャレンジしてもらいました。異文化理解、国際理解といった面で、とても意義のある姉妹都市交流、明日は、千歳中に6名の生徒が、学級に入り、日本での授業を一緒に体験します。

 

 歓迎集会では時間の関係上、記念品交換はできなかったので、集会後に、学校に対して記念品をいただき、校長からはお礼の言葉を伝えています。また、生徒会の委員長さんより、24名の生徒に日本的な絵柄の「箸とスプーンのセット」を贈っています。

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Welcome to Chitose City. 

I am Naoto Kanamori, principal of Chitose Junior High School. Thanks for the nice gift.

Chitose Junior High School has 536 students. The school has a long history and tradition, having been in operation for 76 years. Bright and honest students are learning with dreams and goals. 

Chitose has a large lake called “ Lake Shikotsu “. It is a caldera lake belonging to Shikotsu-Toya National Park. I want you to feel the richness of nature. 

Please enjoy your school life and experience Japanese culture. Have a good stay.

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 3,4時間目は「書写」の授業に取り組んでもらいました。姿勢から筆の持ち方、心の持ち様等も基本を伝え、墨汁に悪戦苦闘しながらも、見る見る上達していました。

 5、6時間目は2学年の生徒たちと学年体育大会を実施しました。フリースロー大会、リレー、長縄と大いに盛り上がりました。最後は、予定になかったバレーボールの試合まで行い、5、6時間目も怪我なく楽しむことが出来ました。放課後は、剣道体験をしました。実際に面をつけての実践はとても楽しかったようです。

    

      

         

 

5.26Fri.体育大会 学級旗のもとに

千歳中学校体育大会の開催にあたって【開会式挨拶から】

      校長 金森 直人

 スポーツ、音楽、芸術が様々な制限を受けたコロナ禍から、私たちは、新たな伝統づくりにチャレンジしています。いつも話していますが、『伝承と伝統』は違うので、千歳中76年の歴史を感じつつ、今の仲間でしかできない、ポストコロナの体育大会を創造しましょう。全校一斉での体育大会は4年ぶり・・。目標を持って協力しあい、難しいことにも挑戦する姿勢こそ、私たちの目指す新たな伝統です。保護者・地域の皆様、生徒たちのがんばりと仲間との絆に声援を送り、笑顔と感動を共にできることを本当にうれしく思っています。今日1日、多くの笑顔と躍動に期待しています。

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 全校生徒が一堂に会し、学級旗に込めた想いを胸に、全員全力で取り組んだ爽やかで、感動的な体育大会となりました。生徒会や各委員会の企画力・実行力・責任感が光るプロデュース。上野保体委員長の力強い宣誓や、辻川生徒会長の気迫あふれる開会あいさつ・・

 3年生の気力のパフォーマンス、学級の一体感、競い合いながらも学年が「チーム3学年」として、しっかりとした絆を感じさせる競技・応援・他学年への声かけは、正に全校生徒をリードし、学校をけん引する『新たな伝統』を感じさせるものでした。閉会式でも話しましたが、「コミュニケーション豊かに協力し合って、みんなでひとつのことに挑む力」は、社会に出た時に最も必要な資質であり、心ひとつにチャレンジする学校行事が、そうした人間性を磨いていると感じられる、素晴らしい体育大会でした。次なるチャレンジに・・。

5.25Thu.みんなで創り上げる体育大会

 明日は体育大会。保健室前には、「けがに注意しましょう」等、健康・安全を守る掲示物が・・。76年の歴史ある千歳中学校の体育大会の優勝旗が、朝の段階で、準備されていました。放課後は、生徒会・委員会活動を中心にみんなで会場準備や明日の補助役員等を確認。昨年度来、学校行事や各種集会、委員会活動の中で、本校生徒の持っている「明るさや素直さ」と共に、役割を担い、ミッションを実行するときの、「自治力の高さ」「責任感と実行力」「創造性」を実に感じます。今シーズン初の24度越えにも、愚痴ひとつ言わず、協力しながら各種作業や競技運営・進行確認等、責任を持って取り組む姿は、座学の学習だけでは分からない、社会性、コミュニケーション力、生きる力、といった生徒たちの『強み』を感じます。

笑顔があふれ、個と集団が躍動する、明日の体育大会に大いに期待しています。

5.23Tue.スポーツや音楽、芸術活動で強みを伸ばす For the Team

 今日は、体育大会の総練習が行われました。一通り開閉会式や種目の流れの確認が中心でしたが、本番も待ち遠しく、競技種目に躍動し、協力する姿が光ります。開閉会式運営・放送アナウンス・競技補助役員等々、運営面の仕事にも責任感厚く仕事し、競技は協力・躍動・・。中学生のはつらつとした頑張りには、本当に元気をもらいます。26日(金)体育大会、保護者の皆様にも楽しんでいただきたいと思います。

 体育大会を終えると早いもので、6月、市内中体連や石狩管内中文連の発表会等、部活動の大会・コンクールが本格化します。6月中旬には、前期中間テストも予定されているので、生徒のみなさんは、着実に勉強を継続することと、部活動との「二足の草鞋」状態に・・。「継続は力なり」、日々の努力、大会・コンクールまでのプロセスを大切にして頑張りましょう。

5.22Mon.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業6

 本校では、「進んで考え、粘り強く学びに向かう生徒の育成」を研究主題に、教科研究を進めています。学習指導要領が求める「主体的、対話的で、深い学び」を可能にする授業改革、ICTも利活用した「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実」を図る授業改革を進めています。

 ちょっと難しい言い方でしたが、要は、日々の授業の中(単元の中のどこかで)で、子どもたちが主体的に「教科特有の見方・考え方」を働かせ、対話を深め合いながら、課題解決や新たな考えに至るような「深い学び」に向かう授業づくりを研究していると言い換えることができます。

 3年生理科の授業では、前時に実験した実験結果や考察、既習事項の電離式等から、「酸性、アルカリ性の正体は何だろう?」という課題に、9グループの実験グループが、チャレンジしていました。「陽極・陰極付近にリトマス紙の変化をもたらしたものは?」「ーイオンは、〇〇極に引き寄せられるので・・」「電離式に示されたように・・・」「陽極、陰極の色の変化から・・」、グループの考察場面では、目には、見えない科学現象をどう図や理科的な用語で説明するか、みんなが、起きている現象について理解できるよう、実験結果の図や電離式に着目して、対話を深めていました。科学者のような理科特有の「見方・考え方」、グループの教え合い・学び合い・議論の深まりに感心する授業でした。

 ホワイトボードにまとめられた考察をグループごとに写真に撮り、課題の解答とともに、スプレットシート上で共有されます。班員個々の本時の課題に対する「考察とまとめ」もワークシートに記述するよう指示されていました。「個の考えから集団へ、課題解決、集団から個へ・・・」学びが深まる授業でした。

 

 

5.22Mon.体育大会に向けて

 今日から、夏服への移行期間となり、26日(金)には、体育大会が開催されます。やや曇り空で、気温もあまり上がらない(黄砂も心配される)天候ながら、学年練習も大詰めに入っています。明日には、総練習が行われ、各学級の学級旗が出そろい、各委員会の準備も着実に進んでいます。

 3年生の学年練習は、なぜか雨・・。まだ、学級対抗のMIXリレーを走れていません。それでも、保体委員が中心に作戦会議をしたり、リレーや大繩の「こつ」について説明し、常に工夫改善・・。掛け声をそろえたり、走力差をカバーする方法等、「みんなで協力、みんなで工夫」する姿は、さすが3年生生、スクールリーダーです。

 「強みを伸ばし、弱点はみんなでカバー」、常に工夫改善して、ひたむきに努力する事で、仲間との一体感、達成感が学級の絆を深めます。そして、学級が競い合いながらも、互いを認め合い学年が高まっていく・・他学年の姿からも学ぶ・・学年の高まりが学校全体の一体感、集団の成長につながる・・そんな充実感を得られる体育大会をみんなで創っていきましょう。

5.19Fri.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業5

1、プログラミング

 2年生技術「プログラミング」の授業では、車の発進、ストップ、右左折等、動きを制御するプログラミングのフローチャートを作成して、「プログラミン」を学ぶ、学習を行っていました。情報通信リテラシシーといわれる、情報教育の基礎・基本や情報モラル(扱う上での注意事項やモラル、危険性等)についても並行して学んでいかなければ時代です。プログラミングゲームソフトを活用して、楽しく学びます。

2、リレーの面白さ

 

● 200mトラックを一人で駆け抜ける「くろまる」君は、200mを20秒で走ります。

〇+〇   100mを10秒で走る「しろまるくん①」は、同じく100mを10秒で走る「しろまるくん➁」にバトンパスして200m走ります。

 ●   200mのタイム = 20秒

   〇+〇 200m のタイム < 10+10秒      バトンパスをした方がタイムは縮みます。これには大前提があって、「前走者と次走者のスピードを同じくする」必要があります。「ゴー・・・・はい・・」等、コミュニケーションを図って速度ロスをなくします。そうすると、授業で習ったA(利得距離)の部分は、誰も走っていません。バトンが手渡しで移動した利得距離が得られます。(利得距離を大きくするには・・もうお分かりですね・・)

 リレー競技の面白いところは、大人数で走れば走るほど、多くの利得距離が得られ、合計タイムが縮むこと・・3年生には、特に、「流れるような美しいバトンパス」に期待しています。体育大会では、チーム競技の面白さを見せてください。