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学校行事

7.3Mon.小中連携「小学校出前授業 算数・数学」

 緑小学校の6年生2クラスに、吉田先生・國塚先生が出前授業に行ってきました。トランプを使ったカードゲームを利用して、正の数・負の数といった数概念の基礎、中学校数学での入り口となるような対話を重視した授業です。

1.単元 中学1年生 正の数負の数

2.ねらい

・トランプを用いて、数の計算をする中で、負の数になることに気づき、計算方法を工夫して考えることができる。

・0より小さい数(負の数)に触れ、日常生活と算数数学との関わりについて考える。

 小学校の児童たちは、「式の最初に0ー(マイナス)をつければいいのでは?」とか「同じカードをたして、あとでマイナスをつければいい」等々、数学の見方・考え方を働かせて、計算の答えを導き出し、「グループの仲間に、教えたり、教えられたり」していました。与えられた課題の説明をよく聴く(目と耳で)、活動の切り替え・メリハリ、協働的な学び合い、授業の振り返り・・等々、小学校の学習で、「自ら学び取る、協働的に学ぶ」姿勢を伸ばしてくれることに期待しています。

7.2Sun.管内中体連陸上競技大会

 7月1日(土)~2日(日)石狩管内中学校体育大会陸上競技大会が開催されています。通信陸上に続いて全道標準記録突破なるか、あるいは、管内優勝で、全道大会の切符を手にするか・・3年生にとっては、中学校での陸上競技の集大成となる大会です。自己の記録に挑戦し、次のステージへとつながる大会になることを期待しています。

1日(土)までの3年生関係の入賞者紹介

〇共通女子砲丸投 近藤 第2位

〇共通男子100M   上野 第6位

〇共通女子800M   久保 優  勝(ハイテクACA)

  

7.2Sun.SEGA SAMMY CUP 吹奏楽部イベントステージ参加

 ゴルフトーナメント最終日、曇り時々晴れ間も見えるさわやかな1日。吹奏楽部は、イベントステージで、3曲演奏しました。コンクールの演奏とは、また一味違って、来場した観衆に音楽を楽しんでもらおうと、野外で、生き生きと演奏。「聴いている人に楽しんでもらう」、ある意味、音楽の原点のような気がしました。「楽しんでもらうためには、楽しく演奏する」ことも大切なので、鮮やかな黄色のTシャツに、笑顔がまぶしい素晴らしい演奏でした。多くの拍手もいただき、会場の雰囲気を盛り上げることにも一役買いました。

 地元、地域の方々も働いていたり、出店していたりするので、演奏に集まってきたり、声をかけてくれたり、学校運営協議会の五十嵐委員さんからは、「演奏終わったらかき氷食べていきなさい・・」とうれしい後押しをしていただきました。「地域に出て、演奏し、音楽を楽しんでもらう」、地域貢献にもなると同時に、「こうした経験がまた自分たちにかえってくる」ということを実感する楽しい演奏会でした。

7.1Sat.SEGA SAMMY CUPゴルフトーナメントスタートアナウンス体験

 セガサミーカップゴルフトーナメントのスタートアナウンス体験に本校生徒4名がチャレンジ。素晴らしいキャリア体験となりました。1番ホールスタート、10番ホールスタート各組の選手紹介を1・10のスタートホールに分かれて体験。多くのメディアも入っているので、テレビでよく見る有名選手を前に、緊張の度合いは半端ではありません。そんな中、スタッフや選手たちにたくさん声掛けをもらいながら、堂々と選手紹介を行い。中学生のアナウンスに対しても、ギャラリーから拍手をもらっていました。日頃、校内放送や昼の企画放送を日々工夫している成果が出て、落ち着きの中にも堂々とした、スタートの「さあ行こう!」という雰囲気を盛り上げるアナウンスでした。(3年城地さん・加我さん・2年小笠原さん・1年高橋さん 千歳中学校放送委員会)

6.30Fri.一人一実践・美術

 6月30日(金)5時間目に一人一実践の研究授業が行われました。課題は『この色はどうやってつくるの?』という内容で、最初に示された色をまずは自分で考えてつくってみる。次に正解を聞いて実際につくってみる。いろいろな場面で今年度の研究テーマである『課題解決に向けて自分で考えてみる』という場面が多く組まれている授業でした。生徒たちが楽しそうに、自分の思考を働かせて課題に取り組んでいたのが印象的でした。

  

以下の写真は、他のクラスでの同じ内容の授業風景です。

6.29Thu.石狩管内中学校音楽発表会(器楽)

 第51回石狩管内中学校音楽発表会(器楽)が北ガス文化ホールで開催され、本校吹奏楽部は、23番目に出演。♪呪文と踊り ♪君の瞳に恋してる~フルートとバンドのための~を演奏しました。石狩管内七市町村から集まった中学生が、器楽演奏で交流し、各校の特色を活かした音色とハーモニーに貴重な学びと交流の場となりました。こうした経験をさらなる演奏活動に活かしていきましょう。

6.29Thu.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業16

1、体育科では、千歳市の体力向上事業の一環として、体力・運動能力テストの複数回チャレンジに取り組んでいます。年度初めのまだ気温の低い中での測定を終え、1回目の記録をクロームブックに打ち込み、記録を得点化した表やフローチャートを分析して、自己の強み・弱みを把握。目標を再設定し、記録アップのための補強等、練習の一工夫を加えながら、2回目の測定に臨んでいました。「うわー、1回目より落ちた・・。もう一回やりたい・・」等、何度もやる時間の設定は難しいのですが、自己の力を知り、体力向上のための目標を再設定して、今後練習や努力につなげる!!勉強も運動も、R(Researchリサーチ・調査)ー P(Plan計画)・D(Do実行)・C(Check評価)・A(Action改善)という、R-PDCAサイクルが向上につながります。湿度が高く蒸し暑い日ですが、水分補給に留意しがんばってください。

2、1年生理科の授業では、野外観察。被子植物や裸子植物、単子葉類・双子葉類(最初に生えてくる葉っぱの枚数が1枚の植物は単子葉・最初に生えてくる葉っぱの枚数が2枚の植物は双子葉類という分類方法)等、校地内の植物について観察していました。散策しながら、様々な種類の植物を探し、体験をともなって学んでいます。校地内にはシダ植物もありますよ。しっかり学んでください。

 「雨にも負けず」で有名な宮沢賢治は森岡高等農林学校で教師をしていました。農業の高校ですから、ある日、生徒達にこんな話をして授業が始まったそうです。「しめ縄は何故ああいう形になったのでしょう」。

 いろいろ考えている生徒に、賢治先生は「みんなで変電所に行こう」と・・・

 変電所へ行くと「しめ縄は黒雲を表し、(しめ縄から垂れている白くぎざぎざの)紙垂は雷を表し、房は雨を表しているのです」と説明。変電所の近くには雷がよく落ちるのそうで、雷の電気が空気中の窒素を分解し、雨と共に千中にしみ込み、変電所の稲はとてもよく実っていました。そうした黒雲、雷、雨の作用と農業との関係を良く知っていた古代の人は、豊作を願い、神社にしめ縄を飾った・・という授業です。「稲の生育には窒素が必要」ということを体験や古人の知恵等から学ぶ、生きた授業です。

6.28Wed.歴史と伝統の吹奏楽部

 ポストコロナの新たな千歳中学校吹奏楽部の伝統を築くために吹奏楽部ががんばっています。ボランティアとして指導をお手伝いしてくださる大学生や社会人指導者等の力も借りながら、リズミカルで、美しく力強いサウンドを追究する姿に心打たれます。多感な中学生の時期に、演奏や音楽の基礎・基本となる演奏技術や音楽への想い、協働やハーモニーを学ぶことは、生涯にわたって音楽を楽しみ、音楽と共にある生き方や社会性・人間性を育むものと実感しています。

 6月29日(木)石狩管内中文連器楽発表会(北ガス文化ホール)

 7月  2日(日)SEGA SAMMY CUPゴルフトーナメント(ザ・ノースカントリーゴルフクラブ)での演奏9:00~

 7月17日(月)海の日 千歳フレンドリーコンサート(北ガス文化ホール14:00~)

 8月  3日(木)北海道吹奏楽コンクール札幌地区大会 kitara

と、貴重な演奏機会が目白押しです。今日から、ホール練習も行われる予定です。日々の練習の積み重ねや様々な演奏活動での「経験が力」となります。”音楽”と千歳中バンドに磨きをかけてください。

 

 

6.27Tue.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業15

1、2年生道徳

 いのちをいただく「みいちゃんがお肉になる日」という絵本を図書館司書の木村さんに読み聞かせしてもらい、命と命のつながり、生命の尊さ等、考えを深めていました。「いのち」あるものをいただくことで生きていける私たち・・。食材となるものを作り,あるいはそれを加工してくれる人がいて,私たちの「いのち」も支えられています。そうした,食べ物にあった「いのち」と自分の「いのち」,そしてそれを支えてくれる人とのつながりについて考えさせられる絵本でした。

2、1年生理科

 理科室での実験、「水生生物の観察」を終えて、顕微鏡で見ることができた生物について、インターネット等を活用して調べた生物をスライドで説明し合っていました。実験が、新たな知識・理解につながり、新たな知識・理解がまた、理科の見方・考え方や活用する力を高めます。

3、1年生国語

 説明的文章は、読み手に何かを「説明」して「納得」してもらうための文章なので、次のような『文の構成』になっています。
 ①序論:「何を説明するのか」を紹介する
 ②本論:具体的な例をあげる
 ③結論:その結果、言えることを伝える

見方を変えると見えるものが変わってくる有名な「ルビンのつぼ」や「若い女性とおばあさん」、離れると「どくろに見える図」等の具体的例があげられ、説明しています。

結論では、筆者が説明したかったことをつかむことができましたか?「ちょっと立ち止まって」で筆者が伝えたかったことは、「私たちは、ひと目見た時の印象に縛られがちであるが、ちょっと立ち止まって、中心に見るものを変えたり、見るときの距離を変えたりして「他の見方を試して」みれば、その物の他の面にきづいて、新しい発見の驚きや喜びを味わうことができる」ということ。

 固定観念で、一方向、思い込みながらものを見ていると、「そのようにしか見えない、勝手にそうとらえてしまう」なんて言うことありますよね。確かにちょっと立ち止まって、いろんな見方、違ったとらえ方をすることによって見えてくるものが違うというのは、絵に限ったことではないのかもしれません・・。

4、1年生社会

 第2章「古代までの日本」 「古代の日本ではどのような国家が形成されたのだろう」という大きな課題。

 単元に入るにあたり、人間の進化や文明の起こり等大きく振り返り、日本の古代の生活を「食べ物や道具に着目して」自分のことばで、プリントに書いてみることから学習をスタートさせていました。社会科は、「覚える知識やことば、理解しなければならない内容が多い」「(以前は)暗記教科っぽい」等ととらえられがちですが、食べ物や道具、時代背景や歴史、地理的環境等々に着目しながら、社会科の「(今までの学習で身につけた)見方・考え方を働かせて地理・歴史・公民的な出来事がどうして、どのように起こったのか」を考え・判断し・表現する力をつけることが大切だと言われています。「見る目、考える力」を伸ばしてほしいと思います。

6.26Mon.スポーツ・文化に強みを活かす

 6月29日(木)は中文連(器楽)音楽発表会(千歳市文化センター)、7月1日(土)~2日(日)は管内中体連陸上競技、7日(土)~8日(日)は管内中体連大会と特に3年生にとっては、集大成となるスポーツ・文化のイベントが目白押しです。個々の持っている「可能性という原石」をひたむきな努力で磨き合うことで、その人の強みや個性が開花します。コロナ禍で様々な制限を受けながらの活動にも、仲間や家族、指導者や地域・関係者の協力を得ながら、背中を押され「ここまで頑張ってきた」という実感が、3年生にはあるのではないでしょうか。部活動に指導者として携わってきて、「選手が10教えたことを10出せたとしたら結果は出るものだし、10出せて負けてしまったら指導者の責任」と感じてきました。同時に、「中学生期の最後の最後のひと伸びはすごく、10教えたことが15にも20にもなって驚かされる」ことが良くあります(特に集団的スポーツ)。「自ら考え、判断し、行動(プレー)する」、「コミュニケーション豊かに協働・連携する」ことで、大きなエネルギーを発揮するのが、ジュニア期のスポーツ・文化のすばらしさです。それぞれに磨いてきた強みを大いに発揮し、大舞台での活躍・躍動に期待しています。

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 千歳市中体連バスケットボール大会において、千歳市バスケットボール連盟より個人表彰を受けていますので紹介します。

〇女子優秀賞 #4 須藤さん    

〇男子最優秀選手賞 #5 長森さん

 須藤さんは、閉会式の中で、長森さんは、骨折手術のアクシデントで閉会式には出席できません出来たので、手術も終え、装具をつけて練習を再開するタイミングで、改めて伝達表彰しています。今後の更なる向上・活躍に期待します。