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6.27Tue.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業15

1、2年生道徳

 いのちをいただく「みいちゃんがお肉になる日」という絵本を図書館司書の木村さんに読み聞かせしてもらい、命と命のつながり、生命の尊さ等、考えを深めていました。「いのち」あるものをいただくことで生きていける私たち・・。食材となるものを作り,あるいはそれを加工してくれる人がいて,私たちの「いのち」も支えられています。そうした,食べ物にあった「いのち」と自分の「いのち」,そしてそれを支えてくれる人とのつながりについて考えさせられる絵本でした。

2、1年生理科

 理科室での実験、「水生生物の観察」を終えて、顕微鏡で見ることができた生物について、インターネット等を活用して調べた生物をスライドで説明し合っていました。実験が、新たな知識・理解につながり、新たな知識・理解がまた、理科の見方・考え方や活用する力を高めます。

3、1年生国語

 説明的文章は、読み手に何かを「説明」して「納得」してもらうための文章なので、次のような『文の構成』になっています。
 ①序論:「何を説明するのか」を紹介する
 ②本論:具体的な例をあげる
 ③結論:その結果、言えることを伝える

見方を変えると見えるものが変わってくる有名な「ルビンのつぼ」や「若い女性とおばあさん」、離れると「どくろに見える図」等の具体的例があげられ、説明しています。

結論では、筆者が説明したかったことをつかむことができましたか?「ちょっと立ち止まって」で筆者が伝えたかったことは、「私たちは、ひと目見た時の印象に縛られがちであるが、ちょっと立ち止まって、中心に見るものを変えたり、見るときの距離を変えたりして「他の見方を試して」みれば、その物の他の面にきづいて、新しい発見の驚きや喜びを味わうことができる」ということ。

 固定観念で、一方向、思い込みながらものを見ていると、「そのようにしか見えない、勝手にそうとらえてしまう」なんて言うことありますよね。確かにちょっと立ち止まって、いろんな見方、違ったとらえ方をすることによって見えてくるものが違うというのは、絵に限ったことではないのかもしれません・・。

4、1年生社会

 第2章「古代までの日本」 「古代の日本ではどのような国家が形成されたのだろう」という大きな課題。

 単元に入るにあたり、人間の進化や文明の起こり等大きく振り返り、日本の古代の生活を「食べ物や道具に着目して」自分のことばで、プリントに書いてみることから学習をスタートさせていました。社会科は、「覚える知識やことば、理解しなければならない内容が多い」「(以前は)暗記教科っぽい」等ととらえられがちですが、食べ物や道具、時代背景や歴史、地理的環境等々に着目しながら、社会科の「(今までの学習で身につけた)見方・考え方を働かせて地理・歴史・公民的な出来事がどうして、どのように起こったのか」を考え・判断し・表現する力をつけることが大切だと言われています。「見る目、考える力」を伸ばしてほしいと思います。