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学校行事

11.6Mon.凡事徹底

 3年生にとっては、「毎週のテスト、進路決定期を迎えての志望校選択、悩んだり、苦しんだり・・」大変な時期を迎えています。季節の変わり目、感染症の流行にも注意し、「心・技・体」を充実させましょう。3年生の学級通信には、『やはり日常がすべての基本です』ということが、強調されていました。スポーツや音楽でも、大会でのパフォーマンスや結果は、それまでの日常の積み重ねの集大成であり、日常以上の力は、なかなか発揮できないもの・・。「あたり前のことを当り前に徹底的にやること」=『凡事徹底』が、大きなことを成し遂げるための必要不可欠な条件なのです。

  様々な企業のトップが会社経営者として、この「凡事徹底」を座右の銘としています。(パナソニック創業者松下幸之助さん等)「特別なことではなく、ごく平凡なことを徹底してやり抜く」という意味であり、「物事を成し遂げるには、当たり前のことを当たり前にできるか、徹底してできるかにかかっている」というが、「凡事徹底」。

 野球界では、故・野村克也さんが阪神の(優勝)監督時代に「凡事徹底。当たり前のことを当たり前にやるのがプロ」とコメントしていた話が有名です。(阪神35年ぶりに日本一になりましたね)

 3年生の通信に掲載された、『あたり前のこと10カ条』は、すべての小中学生に身につけてほしい力であり、「社会に出て、最も必要となる基本的な能力」だと感じます。ぜひ、1,2年生も参考にしてみてください。

 

11.2Thu.後期中間テスト

 昨日の落雷で、本校でも「電話の故障」が発生。市内的には、ネット環境に問題も出ている学校もあるようです。1ヶ月ほど前にも、落雷被害が、PCやネット環境に影響を与えたりもしているので、「安全安心」を確保するために、暴風雪や降雨、落雷と、気象現象による危機管理にも十分注意を払う必要性を感じます。

 今日は、後期中間テスト。翌週8日(水)は、すべての学年で学力テストが予定されています。「どんな力が身について、今後の課題は何なのか」を明らかにするという意味で、学習の達成度、レディネスを見る大切な機会です。実施、振り返り、学び直しまで含めて、学習の深まりに期待します。

10.31Tue.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業26

 朝夕はめっきり気温も低くなり、1日の寒暖差も大きくなっています。雪虫もちら舞っていますから、初雪も近いのかもしれません。石狩管内各市町村では、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症等により、学級閉鎖やかぜ罹患者の増加も見られます。季節の変わり目の温度変化、高温多湿から、乾燥した空気となる季節には、体調管理に十分気をつけなければなりません。

1、「対話を重視した授業へ」

 会話やコミュニケーションだけが「対話」ではありませんが、「ノンバーバル(言葉を使わない・非言語)なものも含めて、個々の考えや意見、思考そのものを共有し合ったり、意見交換したりすること」が、『確かな理解や新たな考えの創出』といった意味で重視されています。授業の中で、「ある課題」についてペアで学習したり、教え合い学び合いが生まれたり、様々な意見や考えを共有し合ったり、ある人の考えをプレゼンしてそれをもとにさらにセッションが深まったり、他者の作品やパフォーマンスを見て聞いて感じることから自分の表現物・製作物・パフォーマンス等をさらに良いものにする(実技・技能系の教科)等ということも、ノンバーバル「対話」だと考えることができます。「対話」をきっかけに、子ども達がより主体的に考え、表現し、その思考や判断や自分なりの表現と共に他者と練り合う(共有する・比較する・新たに生み出す)ことで、確かな理解やより良い納得解・最適解、新たな考えが協働的な学びの中から生まれる・・ICTも有効活用した「子どもを主語にした授業、子どもが主役の授業」(子どもたちが自ら、主体的に、学び取っていくという意味合い)の実現が令和時代の学習指導要領には示されています。

2、国語科

 様々な「学力テストや諸検査等から千歳市の子ども達の「読解力と記述力」には課題があります。国語科では、文章を読み解く力、読解力を高めようと要点・要旨・要約を記述したり、根拠となる記述を探したり、文の構成を考えさせたり・・。あるいは、記述力を高めるため「書く」ということ、ある一定の文字数で記述することにも力を入れています。

 3年生の国語では、「いくつかのポスターから、ひとつ選択し、そのポスターの良さや特徴について、講評を400字程度でまとめる」という授業をしていました。近くの人と、意見交換したり、友達がどう感じているか等、対話もまじえ、自分なりの講評をつくっていました。

3、社会科

  1年生社会科では、ヨーロッパ連合(EU)が、なぜ統合に向かったか・・・様々な資料や統計グラフ等(資料活用)をもとに、グループで考えを出し合い、対話の中から深め合っていました。「1ユーロって何円ぐらいだったっけ?150円くらいじゃない・・、1ドルと1ユーロを円に換算すると同じくらいかな・・、この収入のグラフは円に換算すると・・。」そんな会話がとびかいます。資料活用の力とともに、様々な資料をもとに、地理・歴史・公民的な視点で、「なぜこうした動きになったのか」社会を読む、自ら考える力がついてくるなあと感じる授業でした。

3、技術

 技術科では、ラジオを作成していました。LEDライトつきなので、LEDライトの特性や使われている用途等についても説明され、基盤のはんだごての手順や注意事項等について、熱心に学んでいました。「ものづくり」の分野では、周囲の人と協力したり、できばえを比べ合ったり、近くの人とポイントを確認し合ったり・・そこで生まれる対話も学びを深める協働です。

 

10.28Sat.石狩管内バスケットボール新人大会

 10月28日~29日と石狩管内新人戦バスケットボール大会が開催されました。予選リーグを突破した女子バスケットボール部が、ベスト4以上の南北海道大会出場を目指して決勝トーナメントに挑みました。1回戦緑陽中学校に勝利し、2回戦は、第1シードの恵み野中学校との対戦。1年生の上達も見られ、ねばり強くチャレンジしましたが、現段階での力の差も痛感する結果となり惜敗。結果、管内新人戦はベスト8という結果に・・。ミニバス経験が、チーム力を大きく左右する中学校の女子バスケチームの中で、1,2年生で目標を持ちながらねばり強く練習を続けてきた成果が、チームで守るディフェンス力、1年生のファンダメンタルの向上、2年生のスピードあるプレーやキレのあるステップワーク、シュート力向上につながっています。次のステージへ、新たな目標設定をし、ステップアップしていきましょう。

10.25Wed.合唱部引退式

 10月25日(水)放課後の時間帯に合唱部引退式を行いました。最後は、合唱部全員で心のこもった合唱を披露してくれました。3年生にとっては、合唱部のメンバーと歌う最後の合唱となるため、みんなの気持ちが一つになり本当に素晴らしい引退式となりました。

     

 

10.24Tue.石狩管内中学校文化連盟 生活体験・英語暗唱発表会

 10月24日(火)江別市民文化ホール(えぽあホール)で、石狩管内中学校文化連盟の「生活体験発表会」・「英語暗唱発表会」が開催されました。石狩管内7市町村から生活体験発表32名、英語暗唱発表に32名が参加し、管内的な交流を行いました。生活体験発表には、本校から大畑優月さんが「争いとどう向き合うか」という演題で発表、英語暗唱発表には、木村明日香さんが「Audrey Hepburn」を発表。二人とも日頃の学習の成果をステージで堂々と表現していました。管内規模でのこの中文連の発表会も、アフターコロナの貴重な表現活動の機会となりました。

10.24Tue.後期生徒会役員・生徒会委員認証式

 後期の生徒会役員・生徒会委員の認証式が行われました。後期の中尾生徒会長が認証され、後期生徒会活動への決意を述べるまでは、前期77代生徒会の仕切りで、認証式がスタートしました。緊張感に満ちた中で、生徒会役員・生徒会委員が認証され、代表の生徒会長、委員長が認証状を授与され、決意のことばを述べました。校長からは、次のような言葉を送っています。

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 まずもって、「輝想~ひとりひとりの想いを輝かせて~」を生徒会テーマにWith コロナの新たな伝統を創造した第77期生徒会・委員会のリーダーシップに敬意を表します。日常活動、体育大会、文化祭等の学校行事にひとり一人の想いを大切にして、学級、学年、学校がひとつになって、集団が輝く主体的で、創造的な、生徒会活動を見せてくれました。

 もう5年ほど経ちますが、「新しい学習指導要領のキーワードは「主体性」です。学習においても、「教えてもらう」よりも「自ら学ぶ」、主体的、自立的に学習に取り組む姿が求められ、検索ですぐ答えが出てくる単純な記憶再生型の「知識・理解」よりも、「自ら考え、思考を広げ深め、豊かに表現する力」それも他者との協力、協働の中で・・・といったことが、「変化の激しい時代に未来の創り手として生きる」ために必要な力であるといわれています。

 この「自らの力で・・」「主体性を持って・・」「自治力の高い集団」をつくっているの教科の勉強だけでなく、この生徒会活動(自治的活動)やスポーツ・音楽・芸術活動等です。3年生が後ろ姿で見せてくれた主体的、創造的な生徒会活動を後期1.2年生を中心とした第78期の生徒会役員・生徒会委員がけん引してくれることに期待を寄せています。新たな伝統づくりを目指して・・。

 

10.24Tue.お弁当の日

 今日は、21日(土)の食育授業を受けてお弁当をつくってくる日。給食前の会話も弾んで、楽しそうです。「自分でつくりました」「おかずが一部自分です」・・・等々、栄養素など考えたお弁当計画にそって、「自分で・・」という生徒が多かったようです。今日は、給食もありませんから、日頃の学校給食のありがたみや、お弁当が必要な時に家族がつくってくれることへの感謝を実感しながら、お弁当づくりに励んでくれたら、とても貴重な学習だと思います・・。

 

10.21Sat.フリー参観日

 今日は、土曜授業で、来校人数も時間も制限のないフリー参観日でした。生徒の授業の様子を多くの保護者に見ていただくことができ、「学校での授業や取組、日常の様子」等について、理解していただき、一層の協力や家庭での教育や養育に活かしてもらえると、とてもうれしいと思っています。

1、求められる「授業観」の改革

 「ICTをツールとして使いこなし、子どもが主体的に学び取るような授業」への変革が、学校現場では求められています。PCやnetで検索すれば、「知りたい知識・技能は得られやすい時代」。「多様性を認め合いながら協働し、子ども達が、自ら主体的に考え、思考判断し、自分らしく表現していく、その学びの中から、新たな考えや発想、納得解・最適解を創造して行く・・」そういった、「思考力・判断力・表現力」といった活用する力と「協働的な学び」が、変化の激しい時代に未来の創り手となる人材を育てるKey wordと千歳中学校では考えています。

2、学び意欲の向上とわかる楽しい授業

 右上の2コマ:2年生英語 英語の質問に英単語カルタで答えます

上の3コマと下の2コマ:1年生理科では、「ドライアイスの状態変化」について、予想を立てたり、結果をまとめたり、そのことについてさらに考察したり、「自ら追及すること」を大切に授業が進みます。

下の3コマ:英語では、1年生が original questionづくり "  Which  〇〇 do  you   like  ?  "に熱心に取り組んでいました。Tabletを活用し、検索した画像等も使いながら、工夫して、質問内容や表現を繰り返すことで、活用する力を身につけ、英会話でのコミュニケーション力アップに期待しています。

下の3コマ:2時間目の食育授業は全校一斉のテレビ放送を活用。生活習慣を振り返ったり、食事や栄養、食育に関わる学習を深めながら、10月24日(火)の自分で弁当をつくる日(給食なし)の計画づくり。小中学校では、学校給食が多いですが、高校や休日の部活動等、自分の親に「弁当をつくってもらう」ということも多々あります。そうした苦労を理解したり、自分でも栄養バランス等も考え、自分でお弁当をつくれるように・・・食育について多くの事を考える機会としてください。(フードロスが問題となっている先進国に対し、世界では、貧困や食糧不足で、食べるものがない、栄養失調や飢餓等といった世界規模の課題もあります・・)

10.20Fri.漢字検定

 20日(金)の放課後、28名が実用漢字検定に挑戦しました。漢検のホームページには、『漢検へのチャレンジが「勉強が苦手&キライ」というイメージを取り除いて、やる気を引き出してくれるはずです。おまけに毎日学ぶ習慣が身について、基礎学力のトレーニングもでき、目前にひかえた高校入試、そして将来に向けてもしっかり役立ちます。』等と書かれていました。漢検や英検等、「資格を得る」だけでなく、語彙力を身につけることは、「読む、書く、理解する、表現する」といった力を高める効果もあります。ぜひ、自分の今のレベルから、少しずつレベルアップし、合格していく楽しみ(努力が成果につながる実感)を味わえる漢検や英検(実は数検もある)にチャレンジしましょう!