学校行事
廊下の書架に追悼特集
2024年11月13日、現代日本を代表する詩人、翻訳家、絵本作家である谷川俊太郎が92歳でこの世を旅立ちました。
1年国語の教科書の表紙をめくると「朝のリレー」、合唱曲「春に」の作詞、小学校教材の「スイミー」の翻訳など身近に触れていた詩人でした、
図書室前廊下の書架には本校の司書による追悼特集が展示されています。ぜひ手に取って一読してみましょう。
管内中文連の移動美術展
生徒玄関から体育館までの廊下に管内中文連の「移動美術展」が掲示されています。石狩管内24校から、みずみずしい若い感性にあふれた29作品。水彩画、デッサン、レタリング、ポスター、マークデザイン、立体作品の画像など、バラエティに富んだユニークな作品群です。
展示は11月15日から22日までの6日間です。
【校長室から】時代の移り変わり(ICTの有効活用)
今や学校では、一人1台の端末が付与され、授業の中で積極的に活用する授業づくりが進められています。自分が小中学生の頃を思い出すと、当たり前ではありますが、その変化の大きさに気づかされます。
ちょっと余談になりますが、子どもの頃の実家にあった電話はダイヤル式の黒電話でした。それからプッシュボタン式の電話に変わり、有線で1階と2階をつなぐ親子電話になりました。その後、コードレスの電話機、留守番電話機能、FAX機能などが備わり、携帯電話が普及し始めます。そこからの携帯電話の進化は記憶に新しいままに、今のスマホまで短いスパンで発展してきたように思います。
教員になって30年以上たちましたが、文書の作成もタイプライターを打っていた先生から徐々にワープロが普及して、フロッピーディスクにデータを保管していました。そこから全員がPCを使い、LANやサーバーを使ってデータの保管と共有ができるようになり、最近ではクラウド上での管理となってきました。
授業も社会の授業では、大きな地図を教材室から運んで利用したりしていました。OHPを使って教材を提示したり、問題を解いたりもしていました。スライドやビデオを使って視覚に訴えた授業もありました。学校にPC室ができて、タイピングの練習をしたり、インターネットを使った調べ学習もするようになりました。
これまでICT機器の活用といえば、教材や課題を見やすくするといった活用方法が多かったのですが、今では主体的に利活用することが求められています。ソフト上に自分の意見を主体的に発信し、また他者の意見を取り入れたりすることで、思考・判断・表現を深めていく学びを進めています。また、その学びからまとめたものをプレゼンテーションに仕上げ、発表する機会などがあり、その技術たるや先生達よりも上手に仕上げる力も持っています。
先生たちもすべての人がICTに長けているわけではないので、苦労しながらも時代のニーズに応じた学習を提供すべく、日々研鑽を深めています。そして確かな資質・能力を育んで、社会に送り出していこうとしています。
今年度5回目のNCW
中学校では毎日20回前後のチャイムが鳴ります。朝や昼には分単位で目まぐるしく鳴ることもあります。540名の全校生徒と54名の教職員が混乱なくスムーズに動けるように時間や活動の節目の合図です。
数年前から、各自が時間をきちんとコントロールでき、自律した学校生活を送れるようチャイムを止めた学校生活を試行してきました。普通教室や特別教室、廊下には「電波時計」を配置し、正確な時間を意識できるよう環境も整えてきました。チャイムがなくても早く終わった学級が騒いでほかに迷惑をかけたり、時間差でとまどうこともなく順調に実行できてきました。
今週はノーチャイムウィーク(No Chime Week=NCW)。いつも通り2分前の呼びかけをしたり、お互いに声を掛け合ったり、それぞれ時間を意識した行動に心がけましょう。
研究会
本日、石狩教育局様・千歳市教育委員会様のご指導の下、千歳中学校の研究会が行われました。昼からは2-2理科の授業、その後先生方全員で協議を行いました。
我々教員も変化を前向きに捉え、子どもたちの確かな資質・能力の育成を目指し、授業改革を前に進めていきたいと思います。2-2の生徒の皆さん、昼からの授業お疲れ様でした。
1,2年生の生徒の皆さんは、後期中間テストが間近です。今日からは放課後活動もありませんので、じっくり時間をかけて、皆で家庭学習に励みましょうね。