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学校行事

命を大切にする教室

 夏休み明け2日目。本日は全校道徳「命を大切にする教育」を千歳警察署の方のご協力を頂き行いました。犯罪について・SOSの出し方・交通安全等々、幅広くご指導頂きました。

 学校が始まったばかりではありますが今週末は市内新人戦、来週末は前期期末テストと忙しい日々が続きます。健康管理を大切に、見通しをもって一日一日を前に進めましょうね。

【校長室から】学校生活再開

 学校に通い出してから約50年。その当時から今に至るまで、終わってみるとあっという間に過ぎるのが夏休み。今年は例年より少し長くなったはずだったのに…。そして登校初日から雨模様。今週1週間は、ぐずついた天気が続くと言うことで、登校の足取りもどことなく重く見えてしまいました。気持ちの切り替えがなかなか、という人も少なくないと思いますが、それでも久しぶりに集う仲間と過ごす日々に、楽しみと期待がにじみ出ている様子も感じられます。

 夏休み中は、幸い大きな事故やけがの報告もありませんでした。部活動等で、大会やコンクールに出場して活躍する姿もたくさん見ることができました。全道中体連のテニス大会が千歳で行われ、出場した選手が健闘したことはもちろんですが、お手伝いとして職員総出で駐車場等の裏方の仕事に携わるということもありました。

 さて、前期という括りで言うと、およそ1か月です。この間、新人戦や期末テスト、そして文化祭、と目白押しです。また、学力をはじめとして、今、そしてこれからの社会で求められている資質・能力を確実に育成すべく、先生方でも研修を積み重ねて、具体的に取り組んでいこうとしています。学校生活が再開したばかりですが、波にのせてトップギアで駆け抜けていく必要もあります。個々で、集団でその雰囲気をつくっていきましょう。

前期前半を終えて

 本日は前期前半最後の登校日。5Hには休み前集会を行いました。集会では各委員長から夏休みの過ごし方についての心構えや注意点の確認、そして全道中体連大会や各種コンクール等に向けた壮行式等がありました。

 4月からスタートした日々の中で、至るところで千歳中学校生徒の活躍がありました。学習に行事に委員会活動や部活動に。どんなことにも前向きに取り組む姿勢は立派でした。

 夏休み中は今一度交通安全の意識を高め、暑さ対策を含めた健康管理に十分留意して、休み明けまた元気に登校してください。前期前半大変お疲れ様でした。

図書室をフル活用して情報リテラシーの向上をめざす

 7月23日、24日の両日、1年生6クラスを対象に、図書館司書による「図書室授業第2弾」がおこなわれました。
 5月実施の前回は、図書室ガイダンスのあと、膨大な本の中から1冊を探し出すというシンプルな内容でしたが、今回は、一段レベルアップさせ、目的の情報を探し出しそれを正しく読み解く方策を体験するという授業でした。
 例えば、「新千歳空港の年間乗降客数は国内何位?」、「砂糖消費量の最多国、最少国は?」、「日本と韓国の食糧自給率の違い」といったミッションカードが配布され、①その正解が書かれた本を探し出し、②本文や表・グラフから情報を正しく読み取り、③資料名や何ページの掲載だったかを正確に記入したうえで、④記名済みのミッションカードを提出するというものです。ミッションは全部で8種類、それぞれ協力しながら積極的に取り組んでいました。
 後半は、中学生が主人公の物語・小説を3作選定、あらすじ紹介や本文の一部朗読に対して、どの生徒も興味深そうに聞き入っていました。

図書室授業0723

図書室授業0723

【校長室から】より真剣に命を守る(熱中症・自転車事故)

 7月22日11:30、校長室の温度計は32℃を指しています。毎朝、玄関先で登校を迎える時間も、強い日差しと重い空気が肌を刺激しています。

 ふと20年前くらいの夏の様子を思い出しました。そのころの北海道の夏は、25℃を指せば「暑い」と感じるくらいの爽やかな夏でした。ただ爽やかと言えども、夏ですから間違いなく「暑い」のですが、生徒はなかなかジャージを脱ごうとしない情景が頭をよぎりました。Tシャツや短パンになるのに抵抗(恥ずかしさ)があったようです。

 しかし、今日の登校の様子を見ると、何人かは上下ジャージの生徒はいましたが、できる限りの涼しげな着こなしで登校していました。連日、熱中症で搬送される報道がされています。学校でも最大限の注意を払って、服装や水分補給、休憩などについて声掛けを行っています。

 自分の体は自分で管理・コントロールできるようにならなければなりません。体調を崩してからでは遅く、体調を崩す前こそ、自分事として真剣にとらえる必要があります。

 

 また、本日、緊急の全校集会を行いました。4月から6件もの自転車による事故が続いたため、全校一斉に危機感を共有することを目的とした集会です。車との接触事故もあり、ひとつ間違えば命にかかわる重大事態になっていても不思議ではありません。これまでも、ことあるごとに先生方から報告や指導を行ってきました。先日は、昼の放送で生徒指導担当の先生から注意喚起も行ったところです。私からも先生方に、「先生方が真剣にならなければ生徒には伝わりません。一般的な伝達にとどまらず、気持ちに響く指導を」とお願いしたところです。

 夏休みを目前にひかえ、今こそ真剣に考える時です。事が起こってからでは、取り返しがつきません。全国・全道的にも小中学生がかかわる事故が多発しています。当の本人である中学生はもちろん、千歳中に関わるすべての方々で意識を高めていければ、と思います。