学校のブログ
おススメ図書の紹介(図書館司書さんより)
「ドーナツの歩道橋」
「ヤングケアラー」という言葉をご存じでしょうか。厚生労働省によると、ヤングケアラーとは「家族にケアを要する人がいる場合に、大人が担うようなケア責任を引き受け、家事や家族の世話・介護・感情面のサポートなどを行っている18歳未満の子どものこと」をいうとのこと。
紹介した本はまさに、ヤングケアラーのお話です。お腹の調子が悪くなってしまう症状に日々苦しんでいた中、高校へ入学した麦菜。パン屋を営んでおりお店の仕事に追われて忙しい両親。小学生でまだかわいげが残る弟。同居している祖母。祖母に痴ほうの症状が出始め、5人一家の日常に少しずつズレが生じていく物語です。
学校から帰ると祖母のお世話は待っている。割り切って友達と遊びに行っても、家のことが気になって全く楽しめない。モヤモヤや孤独感に苛まれながら毎日を過ごす麦菜はどのように進んでいくのでしょうか。ぜひご自身で確かめてみてください。
ちなみに、作者の升井純子さんは元小学校教諭。どこで教鞭をとられていたかまではわかりませんが、札幌在住とのこと。タイトルにもなっているドーナツの歩道橋とは、札幌市菊水円形歩道橋だそうです。身近な作家さんの作品です。手に取っていただけたら嬉しいです。
「もりの100かいだてのいえ」
見開きでストーリーが展開する素敵な、そして大人気の100かいだてシリーズ5冊目です。また2021年TSUTAYA絵本大賞では第3位を受賞しています。
タイトルにあるように、100階立てのお家を主人公がかわいいキャラクターが住んでいる各階を訪ねていくという絵本です。
私の時代でいうと「バーバパパ」シリーズを思い出すような、各階のキャラクターや主人公のイラストをみて自らストーリーを考えたりと、想像力や発想力を身につけられるものです。
「もりの100かいだてのいえ」の主人公は音楽が大好きなオトちゃん。大人でも夢中になります。お子さんと一緒に、音のなる花をたどるオトちゃんの冒険をしてみませんか。なお、同シリーズ「そらの100かいだてのいえ」も購入しています。ぜひ読んでみてください。
※上記の本は、昨年度末に駒里にゆかりのある本間様より寄贈していただきました書籍です。
集団下校訓練・110番の家挨拶回り
本日は、集団下校訓練を行いました。急な天候の変化、突発的な事故が発生したときに備えて、集団で安全に下校するための訓練です。同時に、先生方と一緒に通学路の危険箇所を確認したり、地域で子どもたちを見守ってくれている110番の家を確認しました。これからどんどん暖かくなっていきますが、何よりも「安全」を意識して登下校してほしいと思います。
防犯教室(小・中)
本日は「防犯教室」でした。千歳警察署生活安全課から2名の警察官にお越しいただきました。小学校1年生から4年生、小学校5~6年生と中学生に分かれてとなりました。小学1~4年生には不審者等に出会ったときの対処「いかのおすし」について、小学5~6年生と中学生には「インターネットトラブル」「薬物乱用の危険性(喫煙・酒等)」について、わかりやすくていねいに教えていただきました。今回学んだ内容をこれからの生活に生かしていきたいと思います。お越しいただきました2名の警察官の方には、大変お世話になりました。ありがとうございました。
今日の授業風景(音楽・体育)
今日の中学校は、音楽と体育の時間講師の先生による授業でした。音楽は「校歌」の練習を、体育は「ボール」を使った運動を行っていました。いずれの授業も、生徒たちは意欲的に取り組みました。
はじめての給食(小)
昨日から始まった、小学1年生の給食。準備から後片付けまで、上級生がお手本になります。その後、1年生に声をかけたり、そばにいってお手伝いしたり、とても頼もしい姿を見せてくれました。「いただきます!」を言った後は「黙食」。おいしく給食を食べていました。