2021年9月の記事一覧
【ブログ】前向きに
緊急事態宣言が発出されて,1週間が過ぎました。
感染者数は減少傾向となりつつも,油断はできません。
学校の教育活動も様々な対策を講じながら,子供たちの前向きな態度を大切に育てています。
「修学旅行」
本校では,9/13・14に6年生の修学旅行を予定しています。
様々な感染対策を徹底しながら,子供たちの安心・安全を一番に計画しました。
夏休み明け,まずは,修学旅行のねらいや内容をしっかりと子供たちに伝えました。
「修学旅行のねらいは,よりよい人間関係を築くことです。皆さんに期待しています。」
「いつもとは違うけれど,安心して見学できますよ」
一つ一つ丁寧に説明しながら,子供たちの理解を深めていきます。
子供たちも,活動の内容を知るたびにうれしそうな表情を見せます。
翌日から,具体的な活動が始まりました。実行委員を決めたり,自主研修場所を選んだりしました。
楽しそうに,それぞれが体験してみたいことを伝えあう意欲的な姿が見られました。
担任によると,子供の多くは延期も想定しているとのこと。
でも,そのような状況を前向きに乗り越え,活動に取り組む態度は,さすが日の出小の最高学年です。
昨日は,実行委員の事務局が「スローガン」「旅行の約束」を発表しました。
「全員が共感」「感謝」「仲間のことを」「レベルアップ」
子供たちの目指したい思いが,よく伝わってきます。
積極的に取り組もうとする態度を養うことは,修学旅行の大切な目標の一つです。
残りの準備期間,そして当日の活動を通して,しっかりと達成できるように指導してまいります。
「全学年で」
2年生が日の出タイムでタブレットの操作方法を学びました。
ICT活用能力を高め,今後の学習活動に生かすためです。
2年生も初めての学習です。取り出し方から学びます。
両手でしっかりと持って,落ち着いて持ち運びます。
2年生全員が,体育館で一斉に学習しました。
担当教諭は,スライドを見せながら,一つ一つ操作を指示していきます。
「カードをカメラにうつします」子供たちがわかりやすい言葉を使います。
担任以外にも,担任外やICTサポータが子供たちの活動を支援するため,安心して取り組めます。
クラスルームにログインして,「meet」でビデオ通話にも挑戦しました。
一斉に現れる友達の顔に,子供たちは大喜びです。
最後は「ログアウト」を学んで,活動を終えました。
「難しかったけど,またやってみたいです!」活用のスタートを楽しんで取り組めた子供たち。
夏休み明け,すべての学年でタブレットを活用した学習活動が展開されています。
様々な厳しい状況の中でも,子供たちの学びの保障のために,課題を乗り越えることが求められています。
学校としても,前向きにこの状況をとらえ,日々改善を図って参ります。
【ブログ】両輪で
ICT機器の活用には,児童の能力の育成はもちろん,教職員の指導技術の向上も欠かせません。
「研修を通して」
昨日,千歳市の教職員研修に続いて,ICT活用に関する校内研修を行いました。
本校の教務主任と,ICTサポータが講師となり,職員のスキルに合わせた内容としました。
児童がログインしたり,meetでビデオ通話したりする方法を,あらためて確認します。
次に,教員の画面を児童と共有し,デジタル教科書を使って指導する方法を確かめます。
教科書に直接教員の指示やポイントなどが見やすく,効果的な指導が行えます。
さらには,「jamボード」というアプリを使って,子供たちに課題を配付したり,回収したりする方法も学びました。
子供たちが,オンライン学習で内容が定着しているかを評価するために,欠かせない機能です。
最後に,教務主任が担任役となり,他の教員がいろいろな教室に分かれて,模擬的なオンライン学習を行いました。
今回の研修で見えた成果や課題を整理しながら,今後も指導技術の向上を目指してまいります。
「実践を通して」
児童の活用能力の育成もすすんでいます。
3年2組では,「jamボード」での「課題提出,修正,再提出」のやり方を学びました。
「ここをトン」「×でバイバ~イ」「クラスルームにようこそ!」など
子供たちがわかりやすい言葉で,操作方法を伝えていきます。
あたたかな雰囲気で,子供たちも安心して操作できます。
「課題で間違ったと思ったら,やり直しもできるんだよ」
ICTの操作には,失敗はつきものです。戻し方や直し方を知ることは,とても重要です。
「自分一人でログインできるか確かめてみましょう」
授業の最後には,今日習ったことを実際にできるかどうか振り返りました。
どの子も,QRコードを使って正しくクラスルームにたどり着くことができました。
他の学年でも,実践が続いています。
1年2組日の出タイム「初めてのタブレット学習」
5年2組算数「Googleフォームを使った習熟問題」
ICT活用能力の着実な育成に向けて,「教員」「児童」の両輪で,学びをすすめてまいります。