学校行事
3.23Thu. 新学期以降の学校におけるマスク着用の考え方
3月20日付けで、4月1日(土)~5月7日(日)にかけての新型コロナウイルス感染症対策としての「マスク着用の考え方の見直し」について、国・道の対処方針を受けた千歳市の通知が出ました。これを受けて本校でも、新学期以降の対処について以下のようにしています。「感染リスクが比較的高い学習活動」では、対面時の距離の確保や効果的な換気等、配慮すべき部分が多いことも、「学校」という(密になりやすく対面しての活発なコミュニケーションを生活や学びの中核とする)特性上、まだまだ気を抜けない部分がありますが、さらに一歩進んだWithコロナの生活と教育活動の一層の充実に努めていく所存です。子どもたちの個性が輝き、笑顔があふれ、協働と豊かなコミュニケーションから未来の担い手となる人材を育てていきたいと考えています。
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新学期以降の学校におけるマスク着用の考え方の見直し等について
1.マスク着用の考え方の見直しについて
①対象範囲 4月1日(土)~5月7日(日)
➁学校教育活動において、児童生徒及び教職員に対し、マスクの着用を求めないことを基本とします。
③校外での学習においてマスク着用が推奨される場面(医療機関や高齢者施設等)においては、着用を推奨します。
2、濃厚接触者の待機日数の縮減について
①4月1日以降、濃厚接触者・感染の可能性があるとリストアップされた場合は、すべての教育活動において、2日目及び3日目の検査により陰性が確認された場合は、3日目から参加可能とします。ただし、検査を行わない場合は、これまで通り感染者との最終接触日(もしくは感染者の発症日)を0日目として、翌日から5日間自宅待機、6日目から登校可能です。
【千歳市の接触者のリストアップの基準も見直され、感染者の発症日の2日前から最終登校日の間の登校日を調査対象期間とし、距離(目安として1m)、時間(15分以上)を踏まえ、感染者と飲食や会話等の接触があった児童・生徒・教職員をリストアップする。となっています。】
3、その他
①本人に発熱等かぜ症状がある場合は、これまで同様、登校を控えるようお願いします。
➁入学式の実施について変更点は、在校生並びに現在小学校6年生のご家庭に配布しています。
③5月8日(月)以降の学校教育活動においては、後日、委員会通知がありましたお知らせします。
北海道教育委員会からの通知を掲載します
3.22Wed.2年生球技大会開催!
3月22日(水)に2年生の球技大会を実施しました。バスケットボールとミニバレー、その後ドッチビー、学年合唱と盛りだくさんの内容で球技大会を開催しました。終始、楽しそうな笑顔で球技大会を終えたこと、保体委員が企画したことに対して、みんなで協力する姿が素晴らしかったです。今度は、修学旅行が新年度4月にあります。修学旅行でも楽しい思い出がたくさんつくれることを期待しています。
3.20Mon.1年生球技大会開催!
3月20日(月)1年生の球技大会を実施しました。保体委員が中心となり企画・運営を行いました。終始、楽しそうな表情でドッチボールを行っていたのが印象的です。大きな怪我なく実施できたこと、みんなで保体委員が企画したものを楽しもうとする姿勢が素晴らしかったです。保体委員は審判や結果の記入、開閉会式など多くの仕事を積極的に頑張りました。
3.17Fri. 学ぶ意欲の向上とわかる授業22
1、英語科における「表現力」
2年生の英語では、様々なゲームを活用したり、コミュニケーション活動を大切にすることで、伝える・伝わる表現力豊かな授業が行われていました。1年生の英語では、「他己紹介」でしょうか。自分の友達のことを紹介する英作文をつくり、学級の中でプレゼンしていました。自己紹介や他己紹介など、自分のこと、自分の意見や考えについて表現し伝える力は、英語科で、もっとも身につけたい力です。
空の玄関口千歳市で育つ皆さんとって、「国、文化、言語等、多様な他者とコミュニケーションをとりながら、互いのことを理解し協働し合う」意味でも、語学力は、増々需要が高まります。自分の将来や身の回りのこと、住む街や日本のこと、意見や考えを「豊かに表現できる語学力」、生きた英語力を伸ばしていきましょう。
2、音楽科 和楽器「箏」
中学校の音楽科では、3年間を通じて1種類以上の和楽器の器楽演奏(表現活動)を行い、我が国や郷土の伝統音楽のよさを味わうことができるよう工夫することとなっています。
コロナ禍、箏の講師の先生に来ていただく関係もあり、実施について難しさがありましたが、今年に入ってから、「箏」の授業を行うことができました。十分な時間はかけられなかったものの、基本奏法や楽譜の読み方、「平調子」といわれる音階の特徴等についても学びました。授業の後半には、「さくら」の合奏が校舎に響き、「伝統音楽の美しさ」や「平調子のちょっと寂しく、もの悲しい風情」を感じる音階と演奏を楽しむことができました。指導に入っていただいた多くの箏の先生方、ありがとうございました。
3.11Sat. 第76回卒業証書授与式 終了
12年前、3月11日、巨大地震と津波、原発事故、東日本大震災が世界を震撼させました。限りない可能性に夢を膨らませ、まさに卒業式を目前に控えた多くの小中学生や子ども達、地域に生きる尊い多くの命が奪われ、自分や自分の大切な人が一瞬のうちに津波にのまれる光景は、多くの人の心にも深い傷跡を残した悲しい出来事でした。そこからの復興を目指し、地元の人々、日本中、世界中の人々が、たゆまぬ努力を重ね、今なお、復興への道半ばなのかもしれません。
以来、地域コミュニティーの大切さや、真の安心・安全、「自助・共助・公助と備えることの大切さ」・・・生きることや私たちの生活に多くの教訓と変化をもたらしています。
東日本大震災により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、そのご家族や被災された方々に、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。
雪解けも進む本日3月11日(土)、新型コロナのパンデミックにより、実に三年ぶりとなる、保護者も招いての卒業式を挙行いたしました。変化の激しい社会を、コミュニケーション力と協働を大切に、それぞれの道を歩んでほしいと願っています。
式 辞
義務教育九年間を修了し、今、凛とした姿で、未来を見すえる178名の卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。保護者の皆様、ご臨席はかないませんでしたが地域の皆様、コロナ禍にも大きな愛で、子どもたちの成長と自己実現を支えていただきました。これまでの深い愛情と、尊いご労苦に心から敬意を表します。
卒業生の皆さん、笑顔で微笑みかける、素直で、心優しいひとがら・・、ゴールを設定し、実現に向け努力を惜しまないひたむきさが、皆さんの強みです。「身につけるべき力」は、まだまだ備わっていませんが、「目標を持つ人」「努力の大切さを知っている人」は、「学び続ける強さ」を持っています。進む道はそれぞれですが、そんなみなさんの笑顔で学び続ける強さが、個性豊かな一人一人の道を明るく照らしてくれるはずです。
旅立つ三年生へ、期待を込めて二つの話をします。
一つ目、生徒会テーマ「夢絃~夢へと紡ぐ糸~」には、一人一人の個性の糸を紡ぎ合わせ、互いが認めあえる学校をという願いが込められていました。世界に目を向けると悲惨な戦争が止まりません。多様性を認め、協働しあうことでしか、解決が難しいことが多い時代です。「コミュニケーション力、協働する力」を磨いてください。
二つ目、皆さんは空の玄関口千歳市で育ちました。国際化、情報化、SDGsに向き合っていかなければなりません。Think globally Act Locally 地球規模で考える視野と足元からの行動を大切にする姿勢を身につけてください。千歳市は、今年2月に2050年、ゼロカーボンシティ実現を宣言しました。
二つのことを話しましたが、「コミュニケーション力と協働する力」「地球規模で考え行動は足元から」この姿勢を大切に、自分らしい道を歩んでいってほしいと願っています。
結びになりますが、人間は「天才型と努力型」の二種類に分類される等と言われます。しかし、「努力の大切さを知っている人こそ真の天才」です。また、「努力は成功を約束する」ものではありませんが、「確かな成長を約束してくれます」卒業生のみなさんが、素直な心で、「努力の大切さ」を追究してきた、この先の未来が、輝きに満ちたものになることを願い、式辞といたします。