学校行事
3.10Fri. 公立入試問題から考える 2年生通信より
〇2年生あるクラスの学級通信から・・
1年後の自己実現に向け、公立高校入試問題の傾向から、「あなたの番」に挑もうとする2年生に向け、以下のような学級通信がありました。紹介します。
(5教科のいくつかの基本問題のみ掲載し・・)
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最近の入試傾向は、
1、『問題文を読み取る』読解力 と
2、『知識を活用して考える』応用力(つなげる力) そして
3、『文章を用いて説明する』表現力 が試される問題が多い。
「ん?」ということで、正解までの道のりを説明しよう。まずは、「長い文章を読んで」問題の意味を理解すること。その時のスピードが大切になる。そして、その問題の中身は、「~を何んと言いますか?」「●△×!」と一問一答のタイプではない。
「こうなる理由を●△×を用いて、説明しなさい。」とか
「ここからどうなると考えられますか(予想されますか)。●△×を使ってまとめなさい」等といった問題が増えている。つまり、単なる知識を聞かれる問題ではなく、その知識を使って考えられることを答える、視点の違う問題になってきている・・。
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これからの時代を生き抜くには、覚える(知識の習得)ことに加えて、考えに考えて説明しなくてはいけないのだ。そして、たくさんの字を早く読んで、早く意味を理解しないとスタートラインに立てないのである。
日常を振り返ってごらん。
①まずは覚えるために、継続して努力していますか?授業を一生懸命受けていますか?
➁人に正しく伝えていますか?単語ではなく、文章で会話していますか?「ヤバい」とか「エグイ」ではなく、語彙力を高めて表現していますか?
③本を読んでいますか?速読や説明する力(語彙力)は、新聞や本を読むことがかなり活きてきますよ(継続)。・・・・・
1年後、あなた達の番です。やらなければあっという間です。でも、それまでにやること、やれること、まだまだありますね。
3.9Thu. 学ぶ意欲の向上とわかる授業21
1、なぜ、思考力・判断力・表現力なのか・・
3年生の講話の中でも話しましたが、高校入試問題も大学の共通テストも、「(ちょっと難解な)問題文を読み解き、与えられた情報を整理し、問われていることに適切に回答していく、思考力・判断力・表現力」が一層問われる世の中になります。「英語の単語をどれだけ知っているかではなく、英語表現を使ってどう自分の意見や考えを表現していけるか」という力が問わるのです。
やはり変化の激しい世の中で、「多様な他者と協働しながら(コミュニケーションを大切に)、新たな発想や考えを創造して行く時代」であることは間違いなく、そうしないと、一層の情報化や国際化、戦争やSDGs・・・といった簡単には解決策の見つからない問いにも、「納得解・最適解」を生み出していかなければ立ち行かない時代の到来でもあるのです。未来社会を担う卒業生たちには、自己の強みを活かし、コミュニケーション力を高めて、キャリア実現をしてほしいという話をしました。コロナ禍だからこその、対面やコミュニケーションの大切さを実感し、「どうやったらできるのか」に挑戦してきた卒業生たちの堂々たる旅立ち、卒業式が目前です。
(3年生の卒業式練習風景から)
2、対話を重視し、思考を共有、磨き合う中から、真理や納得解・最適解に迫る・・・
1年生の国語授業では、単元の中で、対話を重視した深い学びから、「思考・判断・表現力」の育成を目指すような授業を大切にしています。「物語の心情の読み取り」も、多様な意見を交換し合ったり、他者の考えからさらに自分の考えを見直したり、新たな発想をプレゼンしたり・・深い心理に迫ってく過程は、授業に引き込まれます。国語の先生からは、「様々な意見・考えを磨き合い、自分の考えを「書く」ことで整理し、表現・・・といった繰り返しで力がつくと考えています。」と教えてもらいました。中1で学んだ、磨き合い、書き、表現(話す)する力を、4月からの学習にも生かしてほしいと思います。
(「少年の日の思い出」では・・)
エイミールは、
〇「そうか、そうか、つまり君はそんなやつなんだな。」
〇「結構だよ。僕は、君の集めたやつはもう知っている。そのうえ、今日また、君がちょうをどんなに取りあつかっているか、ということを見ることができたさ。」 と・・・・
ぼくは、
△「僕は、すんでのところであいつの喉笛に飛びかかるところだった。」・・
△「なぜ、とびかかろうとしたのか」「なぜ、そうはしなかったのか」主人公僕の心情に迫ります。
班で、その心情について激論する様子に学びの深まりを感じました。
3.9Thu. 同窓会入会式&校長講話
3月9日(木)令和4年度同窓会入会式と校長講話を実施しました。同窓会入会式では、学校長挨拶、同窓会長挨拶、同窓会会則の説明、幹事紹介、記念品の贈呈、学年幹事から決意表明と粛々と行いました。学年幹事からの決意表明では、『コロナ禍で制限の多かった生活を余儀なくされましたが、逆にそのような環境にあったからこそ多くのことを学ぶことができました。』とありました。
また、その後の校長講話の中では、3年生の写真スライドから始まり、多くのメッセージが用意されていました。その中でも『無限の可能性を信じ、自分だけの道標を』というメッセージは、多くの3年生の胸に残りました。3年生は、いよいよ3月11日(土)に卒業式を迎えます。明るい未来・目標をしっかりと胸に持ち続け、コミュニケーションを大切に歩んでいってほしいと思います。
3.3Fri.2年生授業参観日
3月3日(金)5時間目に2年生の参観日を実施しました。昨日の1年生の参観日に引き続き、本日も多くの保護者の方々に来校していただきました。多くの授業でICTを活用した授業が展開されており、興味関心を引き出す仕掛けが数多く設定されていました。4月からはいよいよ3年生となります。最上級生としての自覚と誇りを持って生活していくことを期待しています。
3.2Thu.1年生・はまなす学級授業参観日
3月2日(木)5時間目に1年生とはまなす学級の授業参観を開催しました。お忙しい中、多くの保護者の方々に来校していただき、生徒たちはいつもとは少しだけ違った環境の中で授業を受けました。いつも以上に積極的に挙手をしたり、発表することができたところは本校1年生のとても良いところです。2年後の公立高校入試問題では、読解力を試される問題であったり、多くの情報から解答を導き出す力などが試されることでしょう。日々の努力が大切です。