学校行事
10.10Tue.後期始業式実施
後期始業式 「自己実現に向かう後期」
校長 金 森 直 人
後期がスタートします。後期は、どの学年にとっても「自己実現に向かう学期」です。3年生は、進路選択・進路実現に向けた取り組み、2年生は、次代を担い、学校・生徒会・部活動等を動かし、キャリア学習・職業体験等充実させていかなければなりません。1年生は、後輩ができ、中堅学年として、学校の教育活動を充実させるために、背中で見せる学年にならなければなりません。
高校入試や面接等では、例えば、「あなたにとって学ぶって何ですか」とか、「あなたはどう考えますか」「将来、どんな職業に就きたいですか」等というように、「自分はどう考える、自分はどうしたい・・」等といったこと、答えがひとつで問いに、「納得解・最適解」を表現していくとこが問われます。変化の激しい時代に対応できる「思考力・判断力・表現力」が重視される世の中、自己の可能性や強みを活かし、自分はどう生きるか、ウェルビーイングな生き方・・」といったことが、特に大切にされる時代に差しかかってきます。
どの業界でも、「若い世代の人材不足」は深刻です。「選ばなければ仕事はある時代」になるのかもしれません。しかしながら、「自分の強みを活かし、生きがい、やりがいを持って生きる」ためには、「自己の可能性を信じ、強みを活かし、主体的に学び続けること・・しかも、他者とのコミュニケーションや協働を大切にして・・」というのが、社会の創り手になるための最適解だと考えています。
自己実現に向かう後期、学習、委員会活動、スポーツ、音楽、芸術活動等での皆さんの活躍に期待します。
10月10日(火)1時間目に後期始業式を実施しました。いよいよ後期がスタートします。後期は、3年生にとっては自己実現に向かって頑張る時期。1・2年生にとっては、千歳中学校の中心となって本格的にいろいろな場面で活躍する時期です。全校生徒がそれぞれの目標に向かって精一杯の努力をしてウェルビーイングな学校生活になることを期待しています。
また、各学年を代表する生徒の作文発表もありました。どの代表生徒たちも、前期の反省と後期に向けての意気込みを力強く発表していました。
最後に全国大会等で活躍した水泳の表彰も行いました。今後より一層の活躍、世界を見据えた競技生活になることを全校生徒で応援することで後期始業式を終了しました。
10.8Sun.「夢の書展」
秋休みの見事な秋晴れとなった日曜日。「書展」を見せてもらいました。コロナ禍にも、継続して活動し毎年「書展」を開催している「隆光書道会」さんの「夢の書展」です。千歳市民ギャラリー展示ホールで開催され、本校の生徒も多く書を出展しており、小中学生の書もたくさん展示されていました。代表の山口紫蘭先生ともお話しさせていただきましたが、「一枚一枚がチャレンジ、前に一歩進んだり、下がったり・・それでもチャレンジ・・夢を持って・・」という考えにとても共感します。小学校から、ベテランの書家まで、書の美しさだけでなく、書に込められた「想い」まで伝わってくる、まさに「夢の書展」に感銘しました。小学校低学年でもしっかりと意志を持って書に想いを込める・・。創作活動の素晴らしさを実感しました。
10.8Sun.石狩管内中体連軟式野球新人大会
軟式野球の管内新人戦が千歳・恵庭の4球場で開催されました。7日(土)に恵庭中に勝利した北広島広葉中学校との2回戦が、8日(日)千歳市民球場で行われました。序盤1-1の拮抗したゲームでしたが、6回、7回に得点を許し惜敗。エラーも絡んでの失点があり、切り替えを上手につけつること、コミュニケーションを絶やさず、自分たちの流れに引き込むこと・・等々、課題も見えた大会となりました。更なる努力と向上に期待します。
10.6Fri.前期終業式
10月6日(金)5時間目に前期終業式を実施しました。前期を振り返りとコロナの影響で今まで活動できなかったことが復活し、コロナ禍前の日常が数多く取り戻せました。各学年代表生徒の前期を振り返っての作文発表の中でも学校行事に対する反省が数多く述べられていました。
来週からは、いよいよ後期がスタートします。前期に身につけたことを土台にして、より一層成長していくことを期待しています。
10.5Thu.千歳市中学校音楽発表会
千歳市中学校音楽発表会が千歳市民文化センター北ガス文化ホールで開催され、本校からは、3年2組の学級合唱、青葉中・向陽台中・千歳中の合同による合唱部が出演し、表現力豊かな合唱を披露しました。市内各校のそれぞれの学級の特色を活かした美しいハーモニーは、観客を魅了し、素晴らしい発表・交流会となりました。
合唱がなぜ、人の心を揺さぶるのか・・、表情、目線、息づかい、指揮者を中心とした一体感・・そうしたものが、美しいハーモニーとともに伝わってきて、心に響くのでは・・そんなことを感じながら、各校の発表・合唱部の発表を聴かせてもらいました。
(以下、閉会式での講評を掲載します)
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第57回千歳市中学校音楽発表会 講評
千歳市中学校音楽発表会はコロナ禍の3年の空白を経て、今回で57回目になります。実に半世紀以上も続く歴史と伝統のある発表会ですが、4年ぶりの開催に、皆さんが新たな伝統を創ってくれました。佐々木教育長から、開会式の挨拶でもありましたが、「音楽を通した人づくり、まちづくり」といった面でも、この発表会は、市の大切な行事と位置づけられています。
「心と心の通い合い、豊かなコミュニケーション」から、美しいハーモニーの調和が生まれ、一人一人の良さ、美しさが響き合い、素晴らしい歌声がホールいっぱいに響きました。心に響く合唱をありがとうございました。
今回、合唱部で発表してくれた青葉中学校は、NHK学校音楽コンクールで札幌地区金賞を受賞し、北海道大会に出場しています。その青葉中学校が、「市内合同」というかたちでNコンの課題曲を披露してくれました。部活動地域移行も議論される中、とても意味のある合唱だったと思います。
また、各校を代表して、素晴らしい合唱を響かせたみなさん。これまでの努力と苦労に心から敬意を表します。数学の1+1には、=2という、ただ一つの答えがあります。しかし、合唱という、表現活動には「ただひとつの答えはありません」。しかも、指揮者、伴奏者、PRのリーダーシップ、コミュニケーションや仲間との協働がなければ、「いいものは生まれてきません」。
変化の激しい時代に生きるみなさんには、「自ら思考・判断し・表現する力、しかも協働の学びの中で、答えのない問いにも最適解を導き出したり、新たな表現や発想を創造する」ということが、求められる時代です。みなさんの豊かな感性や表現力、仲間との協働で、自分達らしく創り上げた経験を、今後の進路選択や「学び続ける姿勢」に活かしていってくれることを、大いに期待しています。
終わりになりますが、
本日の発表会を開催するにあたり、佐々木教育長様をはじめ、千歳市教育委員会の皆様、並びに実行委員の皆様に多大なるご支援をいただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。また、各校でご指導いただいた、音楽科や担任の先生、部活動指導の先生達にも、日頃の「音楽を通した心通うご指導」をいただいていることに、心より感謝とお礼を申し上げ、主催者を代表しての挨拶といたします。