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学校行事

9.21Wed. 教育実習 研究授業➁

 9月21日(水)2時間目に教育実習生の研究授業を行いました。課題は、1年生国語「星の花が降るころに」から、「登場人物の心情が読み取れる『比喩や情景描写』の表現を見つけ、その気持ちを読み取る」というもの。小学校時代の深い絆に強いこだわりを感じている友人との関係修復が上手くいかず、関係が失われるのではと大きな喪失感を受ける登場人物の感情・心情を、丁寧なことばの読み取りから、考えを広げ、深めていました。1年1組の素直に意見や思いを表現し、考えを交流しながら、ひとつの答えを導き出そうとする雰囲気の素晴らしさも光る授業でした。

9.16 Fri 生徒会立ち会い演説会実施

 9月16日(金)5時間目に生徒会役員選挙の立ち会い演説会を実施しました。今年度は、1・3年生については各学級で配信動画を視聴し、2年生は体育館で演説を生で聞きました。立候補者全員が千歳中学校をより良くしていきたいという思いを力強く演説していました。また、投票はGoogleフォームを使用した電子投票となっています。選挙管理委員の開票確認作業も一瞬でできるようになりました。。

 文化祭が終わると、いよいよ新生徒会が千歳中学校の中心となります。新しい発想と強い意志でこれからも千歳中学校を引っ張ってくれることを期待しています。

  

 

9.16 教育実習 研究授業①

 9月16日(金)3時間目に教育実習生の研究授業を行いました。課題は『歌詞の意味を考え、気持ちを込めて歌おう』という音楽の授業でした。授業のはじまりは、実習生の緊張が伝わり生徒も緊張している様子でしたが、時間が経過するにつれて緊張がほぐれ、とても良い雰囲気で授業が展開していきました。生徒も先生も一生懸命に頑張っている姿がとても素晴らしかったです。

  

9.14 Wed タイピング練習

 9月14日(水)3年生は学力テストAを実施。変則時間割となっているため、1・2年生では隙間時間を使ってのタイピング練習を実施。練習を重ねるたびに一定時間内に打てるタイピングの量が増えていく生徒が多くなります。何事も、継続は力なり。コツコツと努力を積み重ねていくことが成功への近道であることに気がついてくれることを期待します。

  

9.14Wed. 学力A・後期役選 学ぶ意欲とわかる授業9

1、3年生学力テストA

 3年生は、進路資料となる学力テストA。50分100点満点×5教科の入試、思考力を問う問題も重視されることから、50分一杯いっぱいのなかなかハードな試験内容です。進路決定期の入試の模擬試験として、時間配分や日課の流れに慣れていく意味でも、午前3教科、午後2教科の変則日課での学力Aとなります。1,2年生も同じ時程で学習し、長い休み時間を利用し、タイピング練習や「学びポケット」に取り組む時間を設定しました。「入試選抜検査」の時程に慣れておくことも必要ですね。真剣に答案に向かう3年生の姿が見られる1日のスタートとなりました。

2、後期役選「朝の挨拶運動~ミニ街頭演説」

 後期役員選挙は、ひとつのポストに複数立候補する「競争選挙」となっています。意欲的に複数の立候補者が立ち、信任投票だけでなく競争選挙となっていることは、生徒会活動への意欲的な参加、民主主義の基本ルールを学ぶ機会等と言った意味で、とても喜ばしいことです。元気で明るい「あいさつ」が響いていました。

立候補者は、

①コミュニケーションの基本は挨拶!

➁信頼の基本は、時間厳守!

③固い決意と熱い思いをアピール! 以上のことを心がけています。

3、1年生の授業から

 "what did you do on the weekend"という質問に対して、「自分は、何をしていたか、答えは自分にしかない質問」に答える勉強をしていました。多様な人々とコミュニケーションをとるための共通言語としての英語力の習得は、グローバル社会の中でとても大切であり、時には、語学力がみなさんの助けにもなります。ちょっとしたゲーム性を持たせながら進む授業に「言い間違いや失敗」を恐れず、会話できることの楽しさを感じながら意欲的に取り組む1年生の姿を頼もしく感じました。コミュニケーション活動としての英語力を高めてほしいと願っています。

 社会では、文明のまとめをキーワードを整理してまとめ・振り返る学習をしていました。タブレットのジャムボードを活用し、付箋の色分けを使いながら、「キーワード・思考を共有」します。丁寧な、まとめ、振り返りが確かな理解につながるようタブレットをツールとして活用します。

 

9.13 Tue Myゴールサポート講座開催

 9月13日(火)の放課後にMyゴールサポート講座を開催しました。今年度、予定していた講座がコロナの影響で1回目は開催できませんでしたが、なんとか本日開催することができました。講座内容は『アンガーマネジメント』というテーマで紫明女学院の職員の方2名で来校していただきました。怒りの感情をいかに自分でコントロールすることが大切なのか、怒ってしまうことで本来伝えたいべきことが相手に伝わらなくなってしまうことを学びました。短い時間ではありましたが、とても大切なことを学ぶことができた時間となりました。

  

9.13Tue. 文化、芸術、音楽の秋

 文化、芸術、音楽の秋・・。今日から、文化祭、合唱発表会に向けた学級合唱練習も始まります。「合唱づくり」は、「学級づくり」。それぞれ、音色の違った歌声が、ひとつのパートの音となり、各パートの美しい音色は、調和し合って、その学級らしい個性あふれるハーモニーを奏でます。個々の個性や強みが、班や係といった組織の力を活性化し、調和し合いながら、親和的なひとつの学級を創る・・。合唱づくりは、そんな集団づくりに似ています。もちろん、ガイドラインに従い、感染防止にも十分気を配りながら、生徒自らがリーダーシップを発揮して、「〇組らしい合唱を創り上げる」、その過程には、笑いあり、涙あり・・。義務教育3年ぶりのクラス合唱の楽しさと感動を味わえる文化祭を創っていきましょう。

 美術の教科指導では、4月から、無心に作品制作に取り組む姿が光っています。2年生の美術では、「セロハンテープアート」に取り組み、作品の完成度の高さはもちろん。作った作品について、鑑賞し、相互評価し、良さや特徴、制作上の工夫点等を話し合っていました。制作者は、作品鑑賞者に「自分の作品と工夫点について、プレゼン(アウトプット)」鑑賞者は、制作者に「この筋肉の感じどうやってだしたの?」等、質問も飛び交っていました。一つの美術作品から、それを鑑賞したり、楽しんだり・・それぞれの個々の創作につながる学習。そんな好循環が、生まれることに期待しています。

 3年生数学では、明日の学力テストAに向け、自分の不得意(得意)領域から問題を選んで、チャレンジしていました。2年生も3年生も、関数とグラフの勉強では、「与えられた文章から式を立てられる⇒式をグラフに表現できる」ことで、「わかること」がとても多くなります。この時期の学習を大切にしましょう。

 2年生国語では、読み物教材の「表現の工夫・おもしろさ」について、まず教科書に記述されている、表現の工夫点に線を引き(マーカーを塗り)、それから、「表現の工夫点を簡潔に書く」という授業をしていました。「読み取り⇒みつけ⇒自分なりに整理して書く⇒自分の意見や考えを添える」といった「言語活動が全ての教科の基本になる」ことを感じさせられます。数学も必死に問題を解くのは、やはりノート。計算過程を含め、解答に至る軌跡を「書くことで覚える」のかもしれません。「手を動かして、(頭で考え)、しっかり書くこと」も、本当に欠くことは学習です。ICT機器に頼りすぎないで・・・

 2年生理科では、元素、原子、分子・・・等、目に見えずらい学習のまとめに「化学式」を覚える手立てにと、カードゲーム等活用していました。「五感を働かせて学ぶ」ことが、理解度を上げるコツなのかもしれません。

9.8Thu. 学びの保障と充実のために・・

1、台風一過の秋晴れ

 9月6日から7日にかけての暴風警報。胆振東部地震の前日に来たこの時期の台風は、木々を根こそぎ倒し、直後の地震によるブラックアウトとともに天災の危機を実感しました。夜中にかなり強いかぜが吹いたものの大きな被害もなくほっとしているところです。昨年度の大雪被害といい、自然災害に対する危機管理の重要性を感じます。

 先日、千歳川周辺を散歩しているとサケが遡上していました。千歳の豊かな自然を感じさせます。

2、一歩先んじた「オンライン投票」

 今だ、日本ではオンライン選挙は実施されていませんが、千歳中後期役員選挙では、R2年度よりオンライン投票を行っています。立会演説会や選挙活動もままならずオンラインでの開催が多いことから、投票もオンライン化してきたようです。今日の朝の時間を利用し、選挙管理委員が「オンライン投票」について説明し、クラスルームから実際の投票練習をしていました。全校生徒の一斉投票時にGoogleフォームがしっかり送信できるのか、学年分散しての試験的予備練習。一歩先んじた取組ですね。

3、感染拡大防止に向けて

 「新型コロナウイルス感染拡大防止」に関わって、注意喚起のマチコミを送付させていただき、ホームページ下部の「緊急のお知らせ」にも掲載しています。北海道の感染状況もピークアウトこそしていますが、減少の仕方は鈍くなっています。市内の学校では、学級閉鎖、学年閉鎖も増加しており、児童・生徒、教職員の感染、家族の陽性判定による自宅待機等は、増加傾向にあるようです。

 家族が陽性となった時はもちろん、本人・同居家族に、発熱やのどの痛み、かぜ症状がある時には、児童・生徒を登校させない等、慎重な対応をお願いするものですのでご確認ください。文化祭や修学旅行といった生徒たちが心躍らせ、大きな成長を見せる学校行事をひとつひとつ経験させ、日々の学びの保障、充実を図っていこうと教職員一同工夫しながら、がんばっています。各家庭におかれましても、健康安全に気を配りながら、子どもたちの学びと成長をご支援ください。

9.7Wed. NCD ノーチャイムデー

 台風一過で、真っ青な空。暴風の影響はいかがだったでしょうか。この時期の台風や暴風雪には、危機管理意識を高くもって対策を講じていく必要を感じます。温暖化の影響もあるのか、「何年に一度の・・」という天災の頻度が高くなっている気がします。

 

 今日は、ノーチャイムデー。自律的な生活のためにもタイムマネージメントは大切な要素です。時間を見通し、早めの準備で、行動を起こす習慣を身につけてほしいと思います。2年生は、毎週水曜日、タイピング練習を取り入れています。今どきのタイピングソフトは、指のかたちやどの指でキーを押すかも視覚的に分かりやすいので、ローマ字入力、ブラインドタッチ等、習慣づけることで、社会に出てからも役立つスキルです。タイピング練習が終わると「朝読書に移ってください」の委員の指示で、朝読書に入っていました。「学びの秋」、自ら主体的に学びとる(自律的学習者)としての学び(スポーツや音楽、芸術も含め)の充実に期待しています。

9.2Fri. 前期期末テストとはまなす学級国際理解教育

1、前期期末テスト

 前期の学習の成果と課題を把握し、今後の学習目標や学習計画を練り直す意味でとても大切な前期期末テスト。各学年、はまなす学級も含めてテストに向き合っていました。職業的な自立をめざす高等支援学校でも最近は、生活や社会に密着した教科の試験が採用され、競争率も激しくなっています。高等学校、大学等の入試では、「思考力・判断力・表現力」を図るための、「ちょっと複雑な問題文の問われ方」であったり、「教科特有の見方・考え方を働かせながら、問題を整理し、段階を踏みながら、解答に至る論理的な思考」が問われたり・・昔の「一問一答」や「知識の暗記」で何とかなるような時代ではなくなってきています。様々な文化や考え方の違う多様な人たちと協働し、納得解、最適解や新たな考えを創造していく時代・・。「解答に至る過程やその根拠、自分の思考を的確に表現する力」をつける、アウトプットする学習を意識して行きましょう。

2、「はまなす」国際理解教育

 9月1日(木)はまなす学級は、カメルーンとオンラインでつないだ「カメルーンみっけ!」の授業を行いました。JICA青年海外協力隊としてカメルーンに派遣されている小島さんの現地紹介を通して、大きな驚きや感動があったようです。カメルーンと日本の「同じ」や「違い」に気づくところから、互いの文化や生活ぶり、考え方、等を知ることで、双方の違いを理解し、相手を尊重することで相互理解の態度を養うのが「国際理解教育」です。多様な他者と協働し、より良い未来の創り手となるみなさん、多様性を理解する「広い視野」とSDGsで問われている、Think globally Act locally 地球規模で考え行動は足もとから・・という貴重な学習の成果に期待しています。

  

 (カメルーンの授業では、教室に120人、先生ひとり・・生徒もびっくりしていました)

 

 

8.30Tue. 学ぶ意欲の向上とわかる授業8

 1.学ぶ意欲=好奇心が原動力

 2年生理科の授業は、水の電気分解。「純粋な水は電気を流さないから水酸化ナトリウムを加えています・・直接手で触れると・・アルカリ性の温泉は・・」興味深い話の後、電気装置や実験方法の詳細を確認して実験開始。陽極・陰極で起きている出来事に興味津々の様子。好奇心は、「学ぶ意欲の原動力」だなーと感じます。

2.わかった・できた・面白かった

 2年生道徳では、「人はなぜ働くのか」について考えていました。授業の冒頭、どんな考えを持っているのか思考を共有するために、ジャムボードで交流します。「お金を稼ぐため、生きるため、好きなことをやるため、社会に貢献するため・・・」道徳でもありキャリア教育でもありますが、働くことの意義や目的・・・、(正解がひとつではないテーマなので)考え、議論を深めながら、生き方や考え方を構築してほしいと思います。「人はなぜ働く・・・」様々な答えがあるはずです。

 1年生国語では、黒板に貼られたお題をペアで、クイズ形式であてる授業で盛り上がっていました。「言葉をつかった豊かな表現で、他者にわかりやすく状況や物事を伝える」ことができることを体感してもらうねらい。比喩表現として、直喩法(~のような)、隠喩法について学習しているので、お題となるもの、その特徴等をどう例えていくか言語力・表現力が問われます。

 

8.30Tue. 前期期末テストに向けて 継続は力

1、新人戦を終えて 

 朝夕はすっかり秋めいてきました。新人戦優勝の女子バレー部、男子バスケットボール部が、新人戦を終えての結果報告に来てくれました。新チームになってから継続的に基本練習に励んできたこと、サーブ技術の向上、サーブレをひろう、セッターがいいトスを上げる・・個々の技能とチーム力の向上が結果的にセットを落とすことなく優勝に結び付いたバレー部。走り込みや粘り強いディフェンス練習に継続的に取り組んできたことが、オフェンスでは苦しい場面でも守り通すチームスタイルができつつある男子バスケット部。「日常がコートに出るので、部活も勉強もしっかりやって行き、管内・全道とつなげていきたいと思います」という話もしてくれました。「目標としてのゴールを設定し、工夫しながらひたむきに努力することが、個と集団を高める」、順位だけでなく、大会で成果ととらえるものは、計画的で継続的な努力の末にあったと実感できた新人大会だったのでは・・。また今後の「課題」も見えてきたはず。技術で高めなければならないこと、メンタルな部分の持ちよう、チームとしての強み、弱み・・・。その課題克服が、次なるステップアップにつながります。

2、前期期末テストに向けて

 「継続は力なり」、部活動で成果がでることも、勉強面での伸びも、基本的にやるべきことは同じと考えています。「しっかり目標を設定し、前期の学習の理解の高いところと弱点を把握する。強みを伸ばし弱点克服の方策を練ったら『計画』に落とし込む。継続的な努力は必ず結果につながります。世の中には「天才型」と「努力型」の人間がいる等と「成果」を上げている人を評価することがありますが、本当の「天才型」等ほとんどいなくて、多くは「努力する事の大切さを知っている天才」なのだと、考えるようになりました。マリナーズの球団殿堂入りを果たしたイチローも、「努力せずに何かできるようになる人のことを『天才』というのなら、僕はそうじゃない。努力した結果、何かができるようになる人のことを『天才』というのなら、僕はそうだと思う。人が僕のことを、努力もせずに打てるんだと思うなら、それは間違いです。」という言葉を残しています。「継続は力なり」、目標を持って、ひたむきな努力を・・。

3、家庭学習(学年×10分+10)で「自学自習の力を・・」

 「主体的学習者」として、自分の強みを知り、弱点克服に最短距離で努力できるのは、自分自身。マイゴール手帳や学習計画表を活用しながら、「自学自習の力」をつけて行きましょう。受け身の学習より「主体的学習」が将来伸びる!と言われています。どの学年も、家庭学習の提出状況を調べたり、テストの予想問題を作成したり、「みんなで学ぶ環境」をつくってくれています。

(中1は、義務教育7年生・中2が8年生・中3が9年生で、学年×10分+10分の家庭学習時間が標準的な目安です。テスト前は、それより時間がかかりますよね・・がんばれ)

 

8.27Sat. 新人戦2日目

 屋外の競技は、若干の雨にあたられた新人戦2日目。各会場で、熱戦が繰り広げられました。コロナ禍で、競技レベル的には、練習不足、試合経験の不足等、発展途上の感がありましたが、2日目に入り、大会を通して、個とチームの成長が見て取れました。自チームの強みに気づき、勝ち方を獲得していっているチーム、見えてきた弱点に涙をのむチーム、個々のスキルの向上、精神的なタフさ、For the Teamの一体感・・・日頃の練習成果が存分に発揮され、更なる課題も見えてきた有意義な新人戦となったのではないでしょうか。

 団体戦優勝を果たした女子バレー部・男子バスケット部、第3位に輝いた女子バスケット部、女子ソフトテニス部、サッカー部は、個々のプレーヤーの良さをチーム力に高め、結果として好成績を収めています。今後、チームとしての強みをどう伸ばすか、課題を整理し、どう克服していくか・・・そうしたことが更なる成長につながります。どの種目、どのチームも、「目標を掲げ、ひたむきな努力で結果が出始めた。新たな課題も見えてきた。」大会だったと思います。ひたむきな努力は成長を約束します。新たな目標を設定し、次のステージへ・・二日間お疲れ様でした。「思考力・判断力・表現力」がなければ、正しくいいプレーの選択ができません。「日常がプレーに出る」ので、期末テストに向けた勉強もお忘れなく・・。

8.26Fri. 新人戦1日目

 千歳市中体連新人戦大会1日目。雨は、ぽつぽつ程度、何とか天候ももち、新型コロナの影響による出場辞退等の事態もあまり大きくなく大会を開催できたことをうれしく思っています。当番校、競技団体、各種目の専門委員会の大会開催にあたっての配慮ある運営に感謝しかありません。

 新人戦最初の公式試合とあって、独特の緊張感の中で選手が躍動していました。勝敗はつきものなので二日間の精一杯のチャレンジの結果を待つところですが、「強みを生かし、成果と課題を把握し、次につなげる」という新人戦本来の目的に照らすと、挨拶やマナーをしっかりと守り、今できるすべてをぶつけて、何点取られようと最後まで粘り強く頑張る姿勢が、今後の成長に期待感を感じさせるルーキーズゲームでした。2日目にも期待します。

8.25Thu. 新人戦壮行会

  8月25日(木)5時間目に新人戦壮行会を実施しました。新チームになって初めての公式戦となる今大会。夏休み中に一生懸命に取り組んだ成果を発揮する場面となります。壮行会では、どの部活動も今まで支えてくれた保護者の方々や指導をしてくれた顧問の先生方に感謝の思いを伝えていました。

  また、校長先生からは激励の言葉が伝えられました。特に伝えられたのは

 ①ビジョン~目標を持って取り組むビジョン。先を見通すビジョン。

 ②ポジション~自分の立場を考えて今やるべきことに全力を出して取り組むこと。

 ③コミュニケーション~チームメイトと教え合い、学び合う姿勢。礼儀や挨拶を重んじ日頃からコミュニケーションをとることの大切さ。

明日から始まる市内新人戦。結果を恐れることなく、今持っている全ての力を発揮して今後につなげる大会にしてもらいたいものです。

 

 【校長から】

 いよいよ新チームの公式戦がスタート。今まで、先輩たちに引っ張ってもらった部活動からの自立です。「今、自分たちには何ができるのか、何が不足しているのか?」、大会結果を求めたくなりますが、「日々の取組を評価・改善するため」の新人戦です。

 部活動の地域移行が社会問題となっており、果たして社会に部活動の受け皿となる組織改革が進むのか?先が見通せない状況ですが、千歳中の部活指導者は管内に誇れる、熱意ある指導者たちです。監督・顧問と一体となって心・技・体を磨いてください。

 私自身、長年の選手・指導者の経験から、種目の違いはありますが、スポーツにとって、

 ①的確に状況把握し、ゴールを設定し、策を見通す        Vison

 ➁自分の状況、チームでの役割等を自覚してやるべきことを果たす Position

    ③仲間や指導者、応援者との意思疎通を図る           Communication

 が、大切で、このことは、勉強でも、仕事でも共通するものと感じています。『人生においても、スポーツにとっても、目標を設定し、ひたむきな努力で、学び続ける』ということが、成長や成功につながると、私は信じています。

 『努力は素質を上回り、気力は実力を超える』、みなさんのチャレンジを心から応援しています。

  

 

 

8.24 Wed 全校道徳

 8月24日(水)6時間目。全校道徳を実施しました。新しく導入された電子黒板に表示された画面は非常に見やすい画像でした。『自分を大切にしよう』というテーマで、何か悩み事等がある場合は一人で悩まずに近くの大人・友達等々に相談して良いんだよ、という内容でした。

 

 

8.23Tue. 学ぶ意欲の向上とわかる授業7

 テレビ型の電子黒板に変更となり、「光の反射で見ずらい」ということもなくなったようです。電子黒板は、興味関心を引くような「課題提示」やデジタル教科書・様々な学習資料(画像や動画も含め)等の提示、個々の意見や考えを共有するためのツールとして・・等々、学習の幅を広げるものです。教職員は、夏季休業中に変更となった電子黒板の操作の仕方、活用方法等について校内研修し、スムーズに移行しているようです。

 2年数学はいよいよ「関数」に入ってきました。苦手にならないようにしっかり見方・考え方を働かせて・・・比例関係から関数の考え方についての授業でしたが、教え合い、学び合いのスタイルが軌道に乗ってきた2年生。前期後半の伸びに期待します。3年社会では、電子黒板を使って様々な資料を鮮明に提示し、思考を深めるような工夫をしています。3年国語の授業では、いつでも辞書を引ける環境を作って、作文を書いていました。3年英語科では、ちょっと難しい修飾表現にも、意欲的に手が上がって発表していました。3年数学は、問題をプリントで解くことはもちろん、インターネットを使って類題を検索し、解法の仕方をまずは自分で、粘り強く調べていました。

1年国語科では、「自分の好きなものを構成を工夫してわかりやすくスピーチしよう」という授業をしていました。発表原稿は、手書きですでに作成済み。効果的に伝える構成を学んだ型に沿って、発表内容をどう伝えるか、個別の学習が進んだようです。今日は、そのアウトプット場面。「思考力・判断力・表現力」が一層、重要視されるこれからの社会で、欠くことはできない、プレゼン、意見発表です。1年生ながら、大きな声で、ほぼノー原稿で堂々と自分の考え、意見を発表する姿に頼もしさを感じました。発表後は、発表者への評価をGoogleフォームに入力して、相互評価していました。

 音楽の授業は、この3年間苦労の連続、換気や密にならない工夫をしながら、合唱コンクールに向けた「クラス合唱」づくりが始まりました。PTAの会議の中で、「合唱コンクールで、クラスで一致団結して創り上げる合唱のすばらしさ、感動を味わわせてあげたい・・3年間経験しないで卒業なんて・・」と出ていたように、感染拡大防止に万全を期しながら75th文化祭を成功させるべく、教師も生徒達も前期後半に動き出しています。

8.23Tue. ライオンズクラブより吹奏楽部への寄付

 7月28日(日)に千歳ライオンズクラブ主催の千歳市内 小・中・高校生による吹奏楽・リコーダーの合同演奏会 「第19回キラキラコンサート」が開催されました。コロナ禍で様々な事業な中止を余儀なくされる中、地域貢献として、小中・高校生のために音楽を通した交流の場を提供しようという、ライオンズクラブの社会貢献事業です。参加した児童生徒、ホールで演奏を聴いた聴衆の心に響く、温かな手づくりコンサートとなったのではないでしょうか。

 その際、参加した各校に、楽器購入や修理代等に使ってほしいと寄付を申し出ていただきました。演奏・交流の場を提供していただいたことに加え、寄付もいただき、感謝しかありません。そうした多くの応援してくれる人たちの思いも受け取って、「次なる活動に活かしていってほしいなぁ」と心から思います。 

 ライオンズクラブ(英: Lions Club)は、ボランティア活動を目的として結成された、国際的な民間団体です。その本部は「ライオンズクラブ国際協会」といい、アメリカ合衆国に所在していますが、実際の活動は、その協会に所属する地域ごとの「クラブ」によって行われているため、千歳ライオンズクラブの事業活動は、地元千歳のライオンズクラブの会員の方々が、地域貢献として様々な事業を企画・運営しています。

 「日常生活の中で、会員がクラブ活動を楽しみつつ、地域社会に奉仕すること」を目的に活動しているのがライオンズクラブで、モットーは"We Serve"(「われわれは奉仕する」)というもの(世界共通)。一人の力ではなく、集団の力で、経済力の向上を図ったり、知恵と労力をもって奉仕するという理念が受け継がれているそうです。

8.23Tue. 前期後半のスタート

1、前期後半のスタートにあたって   校長 金森 直人

 8月22日(月)から前期後半がスタートしました。新型コロナウイルス BA5の第7派は、感染力も強力。社会・経済を回す動きや夏季の行楽、お盆休み等の影響からか、終息が見えないことに教育現場やお子さんのいる家庭では、不安がぬぐえないところです。暑い時期に熱中症のリスク回避の意味で、「屋外でのマスク着用、マスクをはず」を「自ら正しい判断で命と健康を守る行動をとる」ことに象徴されるように、「自分と自分の大切な人を守る適切な行動」を有効な感染防止対策やリスク回避等、「自ら考え、適切に判断・行動できる」力が、増々大切になってきます。

 学びを止めず、様々な教育活動に万全の感染防止策を講じながら、工夫して行っていく・・「どう工夫したらできるのか」「当初の目標達成のために実施方法を工夫する」前期後半が、今後も続いていきます。『個々の課題や興味関心に対応した学び、協働の中で培われるコミュニケーション力や思考の練り合い』が学校教育の強みです。ご家庭においても、子どもたちが健康で、学校生活を楽しみながら、頭も心も身体も豊かに成長していけるよう、バックアップをお願いいたします。

2、「学びの環境」の充実

 千歳市の市内各小中学校への環境整備支援に感心します。

①最新のテレビ型電子黒板で文字や画像もくっきり見えるようになりました。

➁校舎内の照明がLED化され、かなり暗めの教室や体育館がとても明るくなりました。

③傷んでいた学校の顔である正門が補修され、美しくなりました。

④理科室のテーブルや水道設備等、リニューアルしました。

 夏季休業中に、毎日のように地元業者の方々(中には卒業生も)が、猛暑の中、工事にあたってくれました。「環境が人を育てる」という言葉もあります。歴史と伝統を感じる校舎に、「もう少し新しく・・」という思いもありながら、「学ぶ環境を少しでも良いものに」という市の整備事業や市職員、施設業務主事の職員の方々の思いがあっての環境整備です。感謝の気持ちを抱きながら、学校生活を充実させていきましょう。

 

 

3、8月22日発表 道内の市町村別感染状況と年代別感染状況

 

8.19Fri. セガサミーカップゴルフトーナメント

 8月18日(木)~21日(日)、ザ・ノースカントリーゴルフクラブで、セガサミーカップゴルフトーナメント2022が開催されています。この大会では、市内の小中学生を対象にスナッグゴルフ大会や様々な体験イベントが企画され、本校生徒の放送委員2名もジュニア「スタートアナウンス」企画に参加。ゴルフトーナメントの独特の緊張感の中で、「午後の部第〇組目の選手をティーオフ順に紹介してまいります。まず初めに・・・」とスタートホールの選手紹介をアナウンスする大役を経験してきました。プロのスタートアナウンサーが隣についてのアナウンスですが、なかなか経験できない貴重な体験。今後のキャリア形成、進路選択等にも生かしていけることを願っています。晴天、気温も高い中の体験、お疲れ様でした。

8.19Fri. R4全国中学校体育大会 水泳競技 in宮城

 8月15日(月)~20日(土)に開催されている第62回全国中学校水泳競技宮城大会に本校2年生森本さんが出場。会場の宮城県利府町セントラルスポーツ宮城G21プールは、宮城県中央に位置し、杜の都仙台市に隣接する利府町にあります。利府町は、古くは縄文時代から人々の生活の場となっており、奈良・平安時代には陸奥国府多賀城に、江戸時代には仙台城下と隣接していたこともあり、古来より交通の要衝として栄えていたそうです。山、海に囲まれた自然豊かな利府町、町の東部には日本三景松島の一角をなす海もあり、そうした、歴史や文化、自然を目にし、五感で感じられるのも、全国大会ならではのことです。

(下段左:利府町の松島海岸「馬の背」と呼ばれる観光写真から転載)

◆男子200m背泳ぎ 予選の結果

  27位 2分08秒36 森本(北海道千歳)

 決勝進出は叶いませんでした。まだ2年生の森本さん、本当に貴重な経験になったと思います。次のステージでのさらなる活躍、自己記録更新に期待します。お疲れ様でした。  

 

 

 

8.5Fri. 全日本吹奏楽コンクール(札幌地区大会)終了

 全日本吹奏楽コンクール 第67回北海道予選 札幌地区大会「中学校C編成の部」が、札幌コンサートホールKitaraで開催され、本校吹奏楽部は、8/4Thu.中学校C編制の部に出場しました。新型コロナウイルスの感染拡大状況が悪化し、10代以下・10代の陽性者も急増したコンクール前、学校での練習、ホール練習等も、様々な制限の中での活動となりましたが、千歳中らしい、演奏、ハーモニーを創り出そうと本番当日の朝まで、音出し、曲づくりに打ち込む生徒たちの姿は、真剣そのものでした。演奏を終え、コンサートホールをバックに写真を撮る際には、すがすがしい表情を見ることができました。楽器の生の音を最大限に引き出せるよう音響設計された世界水準のコンサートホールKitara。その会場で、自分たちらしい音楽を協働の中で創り上げ、演奏した経験は、ひとり一人に、そしてバンドにとって貴重な財産です。次のステージに向け、さらに磨きをかけてくれることを願っています。結果は、銀賞。目標としているゴールド金賞には及びませんでしたが、さらなる挑戦に期待します。

8.1Mon. 第43回 北海道中学校剣道大会(岩見沢大会)終了

 7月30日~31日、岩見沢市総合体育館で、北海道中学校剣道大会が開催されました。本校からは、石狩管内代表として女子個人戦に2名の参加。釧路全中出場を目指しました。昨年全道3位の中村は、惜しくも一回戦惜敗。1年生ながら第二代表での参加となった鈴木は、ベスト8という結果になりました。梅雨を思わせるような夏場に日々仲間と共に鍛錬を怠らず、主将である中村は部員を引っ張り、堂々たる全道大会でのチャレンジだったと感じます。「礼節を尊び、周囲への感謝の気持ちを力にかえる」、剣道部の日々の努力と成長に賛辞をおくります。次なるステージへ、それぞれの新たな目標設定、日々を大切にした更なる精進と活躍に期待します。お疲れ様でした。

7.29Fri. 第53回北海道中学校陸上競技大会(オホーツク大会)終了

 7月27日~29日、真夏日が三日間続く北見市で、北海道中学校体育大会第53回陸上競技大会が開催され本校から3選手が参加しました。自己記録を伸ばす成績を発揮したようですが、惜しくも入賞ならず、全日程を終了しています。選手、スタッフ、開催地の運営者の皆様、炎天下、コロナ禍での厳しい環境での大会参加、大会運営、本当にお疲れ様でした。選手たちにとって、次のステージ(次の大会・高校での選手生活等)につながる素晴らしい経験となりました。関係の皆様にも心よりお礼申し上げます。

共通男子四種競技 

 髙橋さん 四種110mH 16秒41  四種走高跳 DNS

      四種砲丸     8m11     四種400m  

共通女子砲丸

 畠山さん  7m32

共通女子1500m

 久保さん  5分01秒98

共通女子800m 

 久保さん  2分27秒03 

 

 

7.27Wed. 3年生登校日3日目

1、自律的な生活と「自ら考え、正しい判断をし、適切な行動」をとること

 暑い中での3年生の登校日3日目。ねばり強く学習に取り組む姿勢が立派です。明日からは、時間や学習内容、スポーツや音楽、趣味の時間等、自己の生活と学習をコントロールして、有意義な夏季休業としてください。感染拡大状況が、急激に悪化しています。全道・全国中体連、音楽関係のコンクール、各種大会等、新型コロナウイルスの感染拡大状況に影響されることなく、万全なコンディションでの実施と成果に期待するところです。勉強にしても、安心・安全の確保にしても、「自ら考え、正しい判断をして、適切な行動をする」ことが、大切であることを心に止めてがんばってください。

2、授業の様子から

 3年生の社会科では、公民分野で「選挙」についての学習をしていました。「国民の代表を選ぶ選挙」について、模擬選挙で学んだり、政党のマニフェストを調べて学習したり、自分事として、学習を深めていました。「選挙権がある18歳」まで実はあっという間です。未来社会の担い手となる皆さんにとって「政治や選挙」って、避けては通れないものです。

 英語科では、

a small clock you wear on your wrist or keep in your pocket     名詞を修飾する表現の確認をしていました。3年生の英語ともなると、なかなか「難しい」と感じてしまう人もいるかもしれませんが、グローバル社会で、コミュニケーションツールとしての英語の役割は、今後ますます重要となります。(まして千歳では・・)「習うより慣れろ」等といいます。語学力は、将来みなさんのキャリアを助けてくれますよ・・。ファイト!

 

7.26Tue. 第7波に注意を

 BA4.5への置き換わり、社会経済活動の活発化にともなうかのように、第7波の感染拡大状況が止まりません。特に「空の玄関口 千歳市」での感染増は顕著なものです。各ご家庭において、「自分と自分の大切な人の命と健康を守る適切な行動」の徹底についてご家族、お子さんとお話してみてください。中学生には、休み前集会で話をし、学級指導でも伝わっていると思いますが、「ON・OFFのチャイムを自分で鳴らす自己管理」、「感染リスクを考え、適切に判断して、自らが正しい感染対策」等、セルフコントロールすることの大切さを学ぶもの長期休業です。感染拡大期の生活について、ご注意ください。

【楽しそうに体育授業に取り組む3年生】

7.25Mon. 3年生登校日

 5月の閉鎖措置の関係で、進路選択・受験期の3年生には、25日~27日の三日間学校登校日としています。暑い中ですが、意欲的に学習に取り組んでいます。数学では、二次方程式の様々なパターンの問題に取り組み、「平方根?因数分解?解の公式?・・」、様々な問題にチャレンジしながら頑張っています。「これは、こんな方法で・・」とピント来るように反復練習から力をつけたいですね。「教え合い」がOKの場面では、自分の分からなかったところを教えてもらうことも有効です。教える友達も「教えることでより確実な理解」につながるものです。やっぱり、アウトプットすることが大切で、「ちゃんと理解していないと人に説明できないですから・・」。「教え合い、学び合いのある協働的な学びを・・」

【数学は多くの先生で「できばえ、つまづきチェック」、体育サッカー、理科は進化についての動画】

7.25Mon. 第43回 北海道中学校水泳大会の結果

 第43回 北海道中学校水泳大会が7月22日(金)~24日(日)道立野幌総合運動公園総合体育館プールで開催されました。感染防止対策から無観客での開催となって残念ですが、YouTube配信で競技の模様が配信されています。本校からの出場選手は4名。入賞結果のみの掲載とさせていただきます。

〇男子200m背泳ぎ 第1位 森本さん 記録 2分12秒42 

  (全国標準記録突破 全中水泳8/17~20宮城県大会出場)全中出場おめでとう!

〇男子100m背泳ぎ 第1位 森本さん 記録 1分02秒56

〇男子400m個人メドレー 第6位 中村さん 記録 5分11秒44

7.24Sun. 第20回キラキラコンサート

 7月24日(日)千歳ライオンズクラブ主催による、「千歳市市内小・中・高生による 吹奏楽・リコーダー合同演奏会 第20回キラキラコンサート」が開催されました。市内の小・中・高生が大きな舞台での演奏経験から、意欲や自己啓発、相互のコミュニケーションや協調性を養う場として、このような演奏会を開催してくれています。北栄小のスクールバンド、同世代の中学生の演奏、高校生の迫力ある演奏と、世代を超えてそれぞれの工夫と音楽づくりにとても勉強になる楽しい演奏会でした。運営面でもセッティングをお互いに手伝い会い、他校の演奏を楽しみながら、来場した地域の方々にも音楽のすばらしさを感じてもらえる貴重なイベントとなりました。8月の北海道吹奏楽コンクールに向け、曲づくり、バンドづくりに活かしていってほしいと思います。

 

7.22Fri. 前期前半を終えて・夏休み前集会

1、前期前半を終えて(休み前集会から) 校長 金森直人

 ①この4か月、意欲的に学び、自律的学習者として、「自分の考えや思いをアウトプットするような学習」にしっかり取り組んでいました。

 ➁学習にスポーツ(体育大会や部活)・文化・音楽活動にすばらしい表現力と躍動が見られ、「みなさんの素直さ、ひたむきさ」に私自身、感動を覚えました。行事や委員会活動・部活動で見せる責任感やリーダーシップ、市内・管内中体連や中文連等で見せる3年生を核とした圧巻のパフォーマンスには、みなさんの「大いなる可能性」も感じさせます。可能性という原石を「努力という石」で磨くと更なる光を放ちます。

 ③コロナ禍であっても「目標であるゴールを設定し、計画的に努力する事の大切さ」について身に付けている人が多いので、今後の伸びを楽しみにしています。

 夏休みを前に・・3つの観点で

 1、「自律的学習者」として、自ら学び取れたか。(教わるから学び取る)

 2、「自分で考え、判断し、発想したことを表現」できたか。(思考・判断・表現力重視)

 3、「自他を尊重し、笑顔とコミュニケーションでつながれたか」(対話とコミュニケーション力)

以上のような、今後、求められる力、未来志向の自分になれたか、振り返ってみてください。

 休業中、「チャイムを鳴らすのは自分です」。目標を持ち、ON/OFFをコントロールしながら、自律的な生活を送ってください。

 夏季休業中も、「自分と自分の大切な人の命と健康を守る行動」を基本とし、「夢や志を持ち、ひたむきな努力」で実り多い、長期休業となるとこを期待しています。

 

2、「教わる」から「学びとる」へ・・

 インターネットで検索すれば、基本的な知識や技能は、覚えていなくてもすぐに調べて出てきます。その答えが必ず正しいとも限らないし、中には、フェイク情報も・・。変化の多いこれからの時代は、培った知識や技能を活用して、自ら考え、適切に判断し、豊かに表現する、そうした「思考力・判断力・表現力」の育成が特に求められている力です。(そうした力は、様々な変化に対応するために欠かせない・・)。しかも、ウクライナで戦争が起こったり、様々な制裁や報復で、世界中の人たちの生活に大きな影響が出てくるように、様々な考えや立場の多様な人々とも協働して、「答えにならない解」、「納得解」、「最適解」を導き出していかなければならない時代です。豊かな表現力で自らの考えや意見をアウトプットし、他者の多様な考えを知り、議論し、新たな発想や考えを生み出していく・・そこには、協調性やコミュニケーション力がとても大切になってくるのです。

 比較的自由な時間と空間が与えられる夏季休業。自らの時間や活動内容、スケジュールなどを自己管理し、長期の休みにしかできない実りある学びを深めてほしいと思います。

 3年生英語では、1時間の授業の中での「ここ」というポイントを押さえて、「名詞を説明(修飾)する英文」を学んでいました。2年生数学では、問題文が長くなり、書かれている内容を整理していかないと「何を問われているかわからない?」という現象にならないように、情報を「表」を使って整理する方法を学んでいました。パターン化して、表やグラフで整理する(問われていることを可視化する)、とっても大事な力です。1年生理科では、「ミドリムシ、ゾウリムシ、アオミドロ・・」が見えた!と焦点を合わせて私にも顕微鏡をのぞかせてくれます。「自分から学ぶ」時の真剣さ、すごいです。音楽の授業は、合唱曲の練習が入ってきます。第7波ともいわれる感染拡大期、様々対策を講じるのですが、気苦労が絶えません・・。

 夏休みも、「自律的学習者として」、自ら学びとる学習で、真の力をつけてほしいと思います。

 

 *夏休み前集会実施*

 夏休み前集会を7月22日(金)5時間目に行いました。3年生は体育館、1・2年生は各教室という分散開催で実施しました。集会では、人権の花束感謝状の贈呈式、全道中体連、コンクール参加生徒の紹介、夏休みに向けて(生徒会より)と内容盛りだくさんで実施されました。長いようで非常に短い夏休み、何か目標を掲げて精一杯努力してほしいと思います。

   

7.21Thu. 凡事徹底 自律的学習者として

 本日、大掃除を行い、明日、金曜日で1,2年生は前期前半の一区切り。学習や生活の成果を振り返り、今後の新たな課題設定をして、充実した夏季休業、前期後半のスタートにつなげてほしいと考えています。2年ぶりの大掃除にみんなで仕事分担しながら取り組んでいました。

 1年生の朝読書を見るとその姿勢の正しさや集中の仕方、また、教室環境を整える習慣等に、「中学生らしさ、集団としての成長」を感じます。千歳中学校は、六つの小学校から入学してくるので、生活の約束事も、学習の達成状況や授業規律も、「同じ部分、相違点が混在」しています。しかしながら、【授業規律】である「姿勢・机上整理・発表や発言」、【生活規律】である「TPOにあった明るい挨拶・時間を守りコントロール・マナーや言動のあり方」といった『ととのえる習慣』の凡事徹底により、「学びに向かう集団の基本姿勢」が身についてきたように思います。「一方的に教わる」感覚から、「自ら学びとる(自律的学習者)へ」という時代の変化は、前述のような「あたり前のことをあたり前に行なう」という凡事徹底から「学びに向かう力」を培い、「変化の激しい世の中を主体的に学び続ける人」を育成ことにつながると学校は考えています。

 

7.20Wed. 宿泊学習のまとめ・G-PDCA

 2年生の宿泊学習のまとめは、班で分担し、写真や資料を入れ込んで、調べて分かったことやちょっとしたハプニング等についても記載されていました。専門学校でのキャリア学習や小樽職人の会のものづくり体験でも、貴重な学習をしたと思うので、作文やしおりに成果や考えたことを残しておきたいですね。

 「計画P⇒実践D⇒評価C⇒改善A」仕事や勉強では、このPDCAサイクルを回すことが重要であり効果的だとよく言われます。「まず目標を」という意味でゴールGーPDCAという人もいます。1年生の学活では、夏休みの学習や生活について確認し合い、「MYゴール手帳」を活用し、夏休みの目標を立てたり、学習計画の具体のスケジュールを書き込んでいました。自分の「時間」と学習・生活の「内容」を計画立てて自己管理する(自律)、まさに今、求められる能力ですね。チャイムをちゃんと自分で鳴らして、主体的な学習者になってください。

 理科では、カルメ焼きをつくっていました。理科室からいい匂いが・・。この実験のポイントは,温度と時間をきちんと守ることだそうです。重曹は炭酸水素ナトリウムという物質で,これを熱で分解すると炭酸ナトリウム,水,二酸化炭素ができます。この実験では,高温でとけた砂糖液が冷えて固まるときに,発生した気体の二酸化炭素と水蒸気のため,中に空洞が出来て膨らみカルメ焼きになるそうです。香りと甘さとともに覚えておきたいですね。

7.20Wed. 新型コロナウイルス道内の感染状況から

1、石狩管内における新型コロナウイルス 市町村別感染状況  7.19現在

6/26~7/16までの3週間の推移を北海道のHPより示すと

2、年代ごとの陽性者数 7月19日現在 北海道発表分

 

 上記のようなデータから、千歳市においては、管内的に見ても感染者数増加が見て取れます。また、10代以下や10代の年代での陽性者が増加していることもあり、市内の小学校の学級閉鎖や幼稚園・保育園等での陽性者、家庭内感染の学校への連絡等も急増しています。やはり、感染力の強い株への置き換わり(再陽性の事例も多い)、第7波の入り口といっていい状況のようです。

 社会生活や経済を回す動きは止むなしと思いつつ、若年層や義務教育段階での教育活動、子育て家庭での家庭生活や保護者の働き方等には、十分な感染防止策を講じる必要があります。まもなく学校は、夏季休業となりますが、自学自習の勉強、部活動、趣味や家庭のイベント等、健康で、楽しく、充実したものとなるよう、引き続き、ご家庭での感染対策と子どもたちへの注意喚起にご協力願います。

 

7.19Tue. 川の生き物調べ

 はまなす学級では、理科の授業で、千歳水族館にご協力をお願いし、「川の生き物調べ」を行いました。外来種の繁殖等により、日本の河川に古くから生息する在来種の絶滅や個体数の減少が全国的に問題になっています。千歳市は支笏湖、千歳川流域の豊かな自然と恵まれた環境ながら、そういった問題と無関係ではありません。千歳水族館で、生き物観察の方法について説明を受け、千歳川から支流になるママチガワまで移動し、生き物観察。絶滅危惧種のイトヨ、サクラマス、ブラウントラウト、川エビ・・生徒たちの歓声が響いていました。五感を働かせ体験をともなって学ぶ・・ふるさと教育でもある、理科の授業。机上だけでは学べない貴重な時間となりました。動植物や環境、環境保全、ふるさと千歳・・興味を抱き、体験から学んだことが、「将来、こうしたことにかかわっていきたいな」というキャリア意識にもつながってほしいと願っています。

7.19Tue 1年生校外学習まとめ

 7月19日(火)4時間目に校外学習のまとめを行いました。先週実施した校外学習で自分たちが体験した内容や昼食で食べた画像などChromebookを上手に使い説明していました。経験することで身につけられる力、自主的に考え、取り組む姿勢は、この校外学習で学び身につけたことです。来年の宿泊学習、そして再来年の修学旅行へとつながる校外学習になりました。

 

7.19Tue. 学ぶ意欲の向上とわかる授業6

 3年生の英語の授業では、This is an essay written by Yoshida Kenko.英語の過去分詞を使った表現を理解するために様々な画像・写真を英語で解説し、クイズ形式で学習していました。出題する方も読み解いて答える方も、「アウトプットする表現活動」で確かな力がついていきます。間違いを恐れず、大きな声で表現活動・コミュニケーション活動から学んでください。

 3年生理科の授業では、「遺伝子組み換えが私たちの生活にもたらすものは・・」というテーマで、調べ学習を行い、そのメリット・デメリットを含めた遺伝子組み換えの例や可能性についてプレゼンしていました。インターネットで検索したものについては、その出典を明らかにしながら、写真や図を活用し、わかりやすく表現していました。これも、アウトプットすることによって自らの知識を確かなものにしたり、考えたことを豊かに表現し伝える力の獲得に役立ちます。

【3年生英語科】

【3年生理科】

 

7.15Fri. 2年生宿泊学習

 7月14日(木)~15日(金)2年生の宿泊学習を実施しました。札幌市内の専門学校のご協力によるキャリア学習を含む班別自主研修、小樽職人の会のご協力による歴史を感じる小樽公会堂での「製作体験」と小樽運河散策。二か月に及ぶ計画とその実行で「集団として意見をまとめる力」を・・、各種研修や体験で「計画を立てて実行する力」を・・、班や学級、学年委員会などを中心に「チームワークの向上」を・・。日々の学習や生活を大切にする「日常」が「行事を成功に導き」、「行事」での成果が、また「日常」を高めていく・・そんないい学びが、チーム感を持ってできる2年生だと感じました。「失敗や約束違反」もありました。失敗から何を学び、次にどう生かすかが問われます。ゆっくり休んだ後は、宿泊学習の成果と課題をしっかりとまとめ、明日からの生活に活かしていきましょう。旅先・研修地でお世話になった方々、送り出してくださった家庭にも感謝の気持ちと言葉を忘れず、「為すことによって学ぶ」学習がみなさんの更なる成長につながることを期待しています。お疲れ様でした。

7.14Thu 1年生校外学習

 7月14日(木)1年生の校外学習を実施しました。千歳駅から各班、自分たちの自主研修先にまっすぐ向かい、施設の方々に挨拶をし、研修をスタート。昼食を食べて午後の研修。実際に経験することでしか学べないこと。集団行動の中で意識しなければならないこと。多くのことを校外学習で学び、千歳駅へ戻ってきました。

 コロナ禍で感染者が再び増加傾向にある中ではありましたが、なんとか大きな事件・事故に巻き込まれることなく校外学習を終えることができました。まとめ学習をしっかりとして、来年の宿泊学習が更に質の高い学びの場となることを期待しています。

  

  

  

  

7.13Wed. 学ぶ意欲の向上とわかる授業5

1、生きて働く英会話力・・

 「自分のことや自分の考えていること、気持ち等を他者に伝える」という英語をコミュニケーションツールとして、「表現し、話す」という力が求められています。確かにグローバル社会なので、英語を多様な人たちとの共通言語として協働することができれば、大きな力となります。全国の公立中学校に在籍する中学3年生のうち、英検3級相当以上の英語力を持つ生徒は40.7%いるそうです。国の目標は、中学校卒業時点で、英検3級取得50%を目標にしています。目標はともかく、コミュニケーションツールとして、英語を話せる、英会話の力は、将来の職業選択や世界的な視野を広げると言った意味でも、大きな可能性を持っています。

 中3の授業では、ALTのジェームズ先生と英会話の学習をしていました。質問に対する答えを事前に英語表現で「書いたり」、友達と「練習したり」、先生に確認してもらったりしながら、「話す」練習を繰り返していました。中1の授業では、最初はメモを見ながら、だんだん顔を上げて、コミュニケーション活動となるようグループ学習で楽しそうに会話していました。こうした学習の積み重ねが、「使える英語」の習得につながります。

2、美術の表現力に驚かされます

 「創作活動なので、無言で制作に集中する」という美術の授業。その作品のできばえには感心します。動植物など描いた作品と違うものを使って、描きたいものをデザインする授業。個性があふれ、豊かな表現力に圧倒されます。

3、未知数2つ、式2つ

 中2の連立方程式、ちょっと長めの文章問題には、「わからない数字(未知数)が2つ」、問題文に書かれていることをよく読むと、「式を2つ」立てることができます。数学の先生は、問題文から式を導き出すときに、『問題文に書かれている内容を表や図に整理してみる』ことを強調していました。数学は、答えがスパッとX=〇 Y=△とでることが美しいのですが、「数学的な見方・考え方を働かせて、解答を導き出す過程」にこそ、おもしろさがあり、そうした「見方・考え方」ができるようになることが、大切な教科です。一問一答で、暗算で答えが出せるようなことは、世の中、そうそうありません。「問われていることを図や表やグラフ、数直線・・・などで情報を整理して」解答にたどり着く楽しさを理解してほしいと思います。

 

 

7.13Wed. 為すことによって学ぶ 校長室から

1、「為すことによって学ぶ」

 7月14日(木)、1年生校外学習、2年生宿泊学習(~14日)が行われます。コロナ禍、様々な感染防止策に配慮しながら、事前学習を含めた研修計画、行動計画を作成し、小グループが、自ら立てた研修計画に沿って、時には臨機応変に対応したり、危機管理意識を持ちながら社会に出て研修します。1年生がJR千歳駅を起点に、公共交通機関を利用して、札幌市内各所で、テーマにあった研修を進めること、2年生は、キャリアの視点で、様々な専門学校での研修、札幌市や小樽市での体験や研修をともなった学びを深めること。これらの学習は、教室から社会に飛び出し、公共ルールを守りながら、「自律的に学び取る」、またとない機会と考えています。個人旅行とは違い、研修目的のチーム行動ですから、協働的な学びといった面でも、体験的・旅行的行事の教育効果はとても大きなものです。新型コロナウイルス関連等、様々な理由から残念ながら参加がかなわなかった生徒もいることはとても残念なことですが、この研修後に学んできた成果を伝えて(アウトプット)いけるよう、1,2年生は、チーム感を持って取り組んでいきましょう。

2、「学びに向かう力」

 教師生活も長くなってくる(校長自身)と、「教える」ということに固執しがちで、新しい学習指導要領が求めるような、「知識や技能をただ習うのではなく、多様な他者と協働して、自ら考え主体的に学び続ける人を育てる」という「生きる力」の育成をゴールとした授業観への移行がなかなかの課題。予測不能な未来をたくましく生き抜く人材を育てるため、身につけなければならい力は、

①社会で生きて働く「知識・技能」

➁未知なる状況にも対応できる「思考力・判断力・表現力」

③「学びに向かう力・人間性等」と示されています。

 高校入試問題等でも、「思考力を問う問題」が出題され、問題文をしっかり読み解いたり、答えを導き出す理由や根拠を自分自身の持っている教科の見方・考え方を生かして「自分の考えとして表現・伝え」なければ、正解に至らないような問題も一部含まれています。

 特に③の「学びに向かう力」は、単なる「関心・意欲・態度」ではなく、『主体的に学習に取り組む態度・自己の感情や行動を統制する力・よりよい生活や人間関係を自主的に形成する態度等』と言われています。コロナ禍となってなおさらですが、子どもたちの学びは、「教わるという感覚から、意欲をもって自ら学ぶ」という「自律的学習者」としての成長、変化の激しい社会を「自ら学びつ続ける人に」という15の春をイメージして学校づくりを進めていきたいと考えています。

 「体験をともなった学び、為すことによって学ぶ」という旅行的行事・自主研修等の総合的な学習は、規範意識や集団や社会のルールを学び、スケジュール管理し、役割や責任を果たし、体験や豊かなコミュニケーション活動により協働的に学ぶ取り組みです。「多様な他者と協働し、新しいものを創造する。自他を尊重し理解し合う。」チーム1学年・チーム2学年の学習成果に期待します。

3、2学年宿泊学習に寄せて(宿泊学習のしおりから)

「為すことによって学ぶ」  校長 金森 直人

 2学年宿泊研修が学年委員会・学級・班での企画・立案・協議を重ね、「MY BEST MEMORY」~一人一人の思い出を大切に~をスローガンに実施の運びとなりました。コロナ禍で一番影響を受けてきたのは、スポーツや音楽・芸術、学校行事です。特に旅行的行事は、先生たちはもちろん、関係機関、企業、保護者の皆さんの理解と協力なくして成立しません。

 「為すことによって学ぶ」という言葉がありますが、五感を働かせた体験が学びとなり、「視野の広がり」「仲間との協力」「計画・実践・評価・改善の力」等、体験を通した学びが大きな成長につながることを確信しています。

 Withコロナの時代、「何を、どのように学び、何ができるようになるか」「どんな工夫をすれば、○○ができる」と、自らの思考・判断・表現力を働かせ、学び取る力(自律的学習者)が大切だと言われます。「為すことによって学ぶ」はずが、「やりっぱなし」では、学びに高まりません。一層予測不能な社会を生き抜いていく皆さんですから、多くの他者と協力し、活動を通して、自ら考え、適切に判断し、実りある学習にしていくことが、「生きる力」の獲得につながります。

 職業体験講座や自主研修・製作体験には、キャリア教育の視点も含んでいます。「自己の適性や興味・関心を知り、将来の夢やキャリア意識・職業観を」、是非身に付けてください。  

**意義ある宿泊研修にするために******

1.社会的視野を広げる  2.集団行動の基礎を身につける  3.自分たちで活動する自治力を高める

3,班単位の研修により、企画・計画立案のスキル向上

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【7.12 しおり学習の様子から 話を聴く姿勢、メモを取る真剣さが伝わります。教頭先生からも激励】

7.11Mon. 石狩管内中体連大会の結果

〇バスケットボール部女子(当別町総合体育館・とうべつ学園会場)

 1回戦 千歳中 36ー56 北広島緑陽中

〇バレーボール部(北広島市総合体育館)

1回戦 千歳中 2-0 恵庭柏陽中

2回戦 千歳中 0-2 江別第二中

〇テニス部男子(千歳市青葉コート)

【男子ダブルス個人戦】

1回戦敗退 3年男子・2年男子ペア

2回戦敗退 3年男子・2年男子ペア

      3年男子・2年男子ペア

3回戦敗退 3年男子・2年男子ペア

〇テニス部女子(千歳市青葉コート) 

【女子ダブルス個人戦】

1回戦敗退 3年女子・3年女子ペア

      3年女子・2年女子ペア

2回戦敗退 3年女子・3年女子ペア

      3年女子・1年女子ペア

 

〇剣道部(江別第三中学校)

【男子団体戦】

1回戦敗退 千歳中 2-3 大曲中

 

【女子団体戦】

予選リーグ 千歳中 4-0 大麻中

      千歳中 1-4 江別第一中   第3位

【女子個人戦】

優 勝  中村(全道出場)

準優勝  鈴木(全道出場)

〇卓球部女子(江別中央中学校)

【予選リーグ】

千歳中 5―0 東部中

千歳中 0―5  恵明中

【決勝トーナメント】

1回戦 千歳中 0―3 西当別中

 

7.7Thu. 明日から石狩管内中体連大会

 7月8日(金)9日(土)と石狩管内中学校体育大会が開催されます。千歳市代表校として出場する部は、

〇バスケットボール部女子(当別町総合体育館・とうべつ学園会場)

〇バレーボール部    (北広島市総合体育館)

〇テニス部男女     (千歳市青葉コート)

〇剣道部        (江別第三中学校)

〇卓球部女子      (江別中央中学校) 

 コロナ感染防止の観点から、観客人数、観戦方法等、種目ガイドライに従って、制限もありますが、3年生の保護者については、管内での勇姿をご覧いただける種目が多いのではないかと思います。管内を勝ち上がり、全道大会へと駒を進められるチーム・個人の数は、極限られたもの。「スポーツは敗者のためにある」等と言われる由縁かもしれません。大切なのは、ひと試合でもいいから、この仲間たちとプレーしたいと個人・チームで磨き合ってきた、「心・技・体」をしっかり発揮し、最後まで闘いきること。これまでのひたむきな努力は、決して人を裏切らないし、成果となって表れたり、次のステージへとつながるような成長を約束してくれます。

 管内出場叶わなかった本校の様々な部の部員たち、市内大会で敗れていった他校の部員たち、みなさんをここまで導いてくれた指導者や協会・種目関係者の人たち、いつも応援し支えてくれた家族や仲間・・・そうした多くの人たちの思いや支えがあっての管内の大舞台です。

 「努力は素質を上回り、気力は実力を越える」

 千歳中の、また、千歳市の代表として、自覚と責任を胸に、勇往邁進(目標や夢に向かって、勇敢に進んでゆく)する姿に期待しています。健闘を祈る。

7.5Tue. 学ぶ意欲の向上とわかる授業4

 ここ数日の暑さと湿度に負けず、生徒たちは、しっかり学習を進めています。「自律的に学ぶ」ということが重視され、「教えられる」授業から、自ら学び取る「自律的な学習者として」の学びが、変化の激しい社会を生き抜くキーワード。3年生の理科で、顕微鏡観察する生徒たちの目は、「科学者の目」。「みつけてやろう、どうなってるんだろう」と好奇心あふれる姿に感動します。

 2年生では、情報モラルの学習でしょうか、スマホに関する様々なトラブルについて、グループで意見交換していました。「ネット社会の正しい歩き方」、身に付けましょう。

7.3 Sun PTAソフトボール大会

 7月3日(日)晴天の中、キリンビール北海道千歳工場杯争奪PTA対抗男子ソフトボール大会が実施されました。本校PTAOBの方々のご協力もあり、昨年に続く優勝で終えることができました。本当に暑い中、お疲れさまでした。

 

7.3Sun. 管内陸上

 7月2日(土)~3日(日)石狩管内中体連陸上競技大会が開催されました。炎天下、自己新更新と全道出場をかけて熱戦が繰り広げられました。競技役員、大会補助としてもお手伝いがあったスタッフ、指導者、選手のみなさん、厚い中、熱中症への対策も取りながらの大会運営と競技参加、本当にお疲れ様でした。

 男子リレーでは、決勝進出チーム7チームが、全道標準記録を突破するという高いレベルのレースの中、本校のリレーチームもよく健闘し、標準記録まであと0.1秒に迫る奮闘ぶりが光りました。よく記録を伸ばしてきての決勝進出は実は立派です。

 この結果、全道中体連参加種目は、

共通男子110mH・四種競技 髙橋さん

共通女子砲丸 畠山さん

共通女子800m・1500m 久保さん  となりました。全道での健闘に期待します。

 

7.1Fri. 第50回石狩管内中学校音楽発表会(器楽)

 6月30日、7月1日と石狩管内中文連の音楽発表会(器楽)が開催されました。コロナ禍が続き、音楽やスポーツが大きく制限を受ける事態が3年目に入り、様々な対策を講じながら、観客も入れての演奏会はやはり格別なものでした。本校吹奏楽部も、7月1日(金)に出演。効果的なパーカッション、リズミカルで楽しく、迫力ある演奏がホールに響いていました。管内各校の演奏も聴いて、さらに千歳中の音づくり、曲作りに磨きをかけてください。北海道吹奏楽コンクール札幌地区大会は、8月4日(木)にkitaraで開催されます。

千歳中学校 

♪ 吹奏楽のための小狂詩曲

♪ 風になりたい

6.29Wed. 学ぶ意欲の向上とわかる授業3

 目も、耳も、口も、作業も・・・、「五感を働かせて」学ぶ学習は、好奇心をかきたて、定着度も高いものです。いつでも毎回とは行きませんが、理科の実験で仮説検証しながら学ぶことや国語でも「読む、書く、聴く、話す」といった活動を伴った授業は、定着度も高いようです。

 2年国語では、音読、聴くこと、書いてまとめること、発表することを大切にしながら、池上彰さんの説明・論説文の学習を深めていました。

 2年生数学は、連立方程式、個の単元や関数など、徐々に難しくなってきます。正念場です。数学は、ブロックのように知識を積み上げていく教科です。土台が崩れないように、数概念、数と式等々基本をマスターして、反復です。

 1年生国語では、文法を学んだ後、「学びポケット」で楽しく学習し、単元テスト。理解度は高いようです。ICTを「効果的に使用」することで、興味関心や理解度を上げたいところです。

 2年家庭科は刺し子でしょうか、刺繡でしょうか・・布に、針と糸で上手に装飾を施していました。「ものづくり」に集中する姿、いい雰囲気でした。「こうゆう作業、楽しいです」と感想を教えてくれました。

 2年生の理科の単元のまとめでは、学習の中で出てきた疑問点やわかったことをタブレットのスライドに記入し、共有をかけた電子黒板画面には、クラスの仲間の課題やわかったことが共有されます。1年生のたんぽぽの花の観察も、3年生の根の細胞の観察も実験を大切にして、「科学者の目」を持ちながら授業が進みます。観察しやすいように植物に切り目を入れたり、試薬で染めてプレパラートを準備、顕微鏡の使い方を振り返りながら、観察・スケッチします。実験を振り返り、まとめる作業も大切にしましょう。

 まさに五感を働かせた学びを大切にして、「その教科の勉強が好きになってほしい」と思います。       「好きこそものの上手なれ」What one likes, one will do well.

6.28Tue. 農園作業とキャリア教育

1、現代社会とキャリア教育

 Society5.0と呼ばれるこれからの未来を生きる世代にとって、人やもの、世の中のあらゆるものがインターネットを介してつながる(IoT:Internet of Things)社会で、「どんな職業につき、社会的自立を果たしていくか」、大きな宿題があります。少子高齢化社会、産業・経済の構造変化、雇用の多様化等、変化が激しく予測不能な社会を生き抜くために精神的・社会的な自立と人間形成、キャリア教育の重要性が叫ばれ、持続可能な未来社会を築いていく担い手が小中高といった若い世代なのです。

 2、キャリアとは・・

 「キャリア」という言葉を調べてみました。中世ラテン語の「車道」が起源で、競技場のコースを意味するものだそうです。そこから、人がたどる足跡や経歴などを意味するようになり、今日使われている「キャリア」ということばとなりました。「ある特定の職業や組織の中での働き方にとどまらず、広く”働くこと”を通しての社会とのつながり方や生き様」を指すようになりました。「キャリア教育」は勤労観や職業観、社会性を育てる教育です。

3、本校では・・

 職業科の高校や高等支援学校では、高校生活から職業・勤労観を大切にしながら社会的自立をめざすことが特徴で、普通科の高等学校よりも少し早く、職業意識や社会性を身に付けることが求められます。それぞれの学年で職業体験や職業人の講演、校外自主研修があったり、はまなす学級の農園活動や花壇ボランティアに支えられた花壇づくり等もとても重要なキャリア教育です。IT、IoTの世の中だからこそ、欠くことのできない学習と考えています。

 はまなす学級の生徒は、きゅうりの苗を畑に移植し、大根の生育状況を確かめ、トマトの脇芽を摘み、誘引といわれる支柱に固定する作業に丁寧に取り組んでいました。作物の育ちやすい環境を整えたり、収穫、商品化、調理、販売・・と、真の「生きる力」を培う学習だと感じます。

 

6.27Mon. 凡事徹底


 先週の2年生学級通信"Sunshine"の中で、2年生最初の定期テストのできばえを振り返って、以下のような記事が載っていました。「結果を得るためには努力時間が必要です。そのれは、勉強だけでなく、スポーツも習い事も同じだと思います。どれだけの時間を費やしたか、どれだけ努力できたかを見つめましょう。そこを見直し、今後に生かしてください。また、日々の生活一つ一つを再チェックしてほしいと思います。凡事徹底です。」

 

 千歳中学校では、「ととのえる」習慣

【学習規律】 ①姿勢 ➁机上 ③発言

【生活規律】 ①挨拶 ➁時間 ③マナー言動 

 といったことの徹底を『学習を支える基盤となる力』として大切にしています。ちょっと抽象化した言葉なので、要するに学習や生活上の「あたり前のことを当たり前にやる・・」ことが重要だと担任の先生は伝えています。

 「凡事徹底」とは、なんでもないような当たり前のことを徹底的に行うこと、または、当たり前のことを極めて他人の追随を許さないことなどを意味する四字熟語です。将来、社会人として自律した生活が求められる中学生にとって、小さな社会である学級や学校という集団生活で、『凡事徹底』が、ひいてはみなさんの個性や可能性を伸ばすことにつながります。基礎・基本の徹底、習得に裏付けられた応用・発展能力は強い・・「凡事徹底」を揺るがない大きな力に育てましょう。

 

6.27Mon. 通信陸上

 6月25日(土)26日(日)に第68回全日本中学校通信陸上大会道央大会が開催されました。今大会と今週末、7月2日(土)3日(日)の管内中体連陸上競技大会での順位や記録(標準記録突破)により、全道大会出場が見えてきます。

 順位・記録もさることながら、陸上競技は自分との闘い。日頃の工夫ある努力により自己記録をどう更新させていくが競技の醍醐味です。どの種目にも真剣に向き合い、チームの練習や補助を務め、応援やアドバイス・・・リレー競技を除いては、個人の記録への挑戦が主となりますが、自己記録の更新には、チームワークが欠かせません。コロナ禍で練習状況が厳しい中、協力し合って努力してきた成果が、順位・記録、自己ベスト更新という結果となって達成感につながることを期待しています。

 共通男子110mH・四種競技で全道を決めた髙橋さん(3年)、共通女子800mで全道を決めた久保さん(2年)、全道大会での健闘を祈ります。