2023年4月の記事一覧
4.7Fri. 入学式
在校生が、しっかり準備してくれた会場で、新入生保護者も臨席しての入学式を行いました。来賓はPTA役員。市内六つの小学校や道内・道外からの新入生もいて、コミュニケーション豊かに新しい仲間と、新しい中学校生活が始まります。義務教育9年間の集大成としての3年間、頭も、心も、身体も、大きく成長し、人生の中で最も変化が大きい思春期をむかえます。168名の新入生の個性が輝き、集団が躍動する、学校生活に期待しています。新入生を代表しての挨拶では、中学生としての力強い決意ときびきびとした姿勢がとても立派なものでした。
入学式 式辞
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例年にない早い雪解けに、春の息吹を感じる季節となりました。168名の新入生のみなさん入学、おめでとうございます。五月八日からの新型コロナウイルス5類への移行を受け、感染防止策を講じながらも、マスク着用は、個人の判断に任されます。Withコロナの新時代、みなさんの笑顔が輝き、個と集団が躍動する「対話に満ちた学校生活」を共に創っていきましょう。
小学校を振り返ると、日々の授業、仲間との交流は、コロナ禍、様々な困難を伴いました。おそらく「どう工夫したらできるのか」を追究した三年間だったのではないでしょうか。「前向きに工夫していくこと」や「正しく判断し、適切に行動する」ことは、「集えることがあたり前の日常」より、かえって皆さんの成長を促したはずです。中学校の門をくぐり、凜とした姿で未来を見据える皆さんに、二つのことをお話しします。
一つ目は、「夢や目標を持ち、常に前向きにトライしよう」ということです。希望に満ちあふれる春、「勉強をがんばろう」「委員会活動を」「部活に燃えよう」・・全てにおいて、夢や目標を大切にしてください。大きな夢は、強い「志・決意」となり、主体的に学び取る姿勢を創ります。
二つ目は、「心豊かに行動する」ということです。空の玄関口である千歳に、世界的な先端半導体工場が進出し、国際化、情報化は益々加速します。一方で、市は2050年までに「ゼロカーボンシティ」の実現を宣言し、SDGsからは目を背けられない時代です。AIや情報通信技術がどんなに進歩しても、生涯にわたる学びや人生の基本となるのは、笑顔やコミュニケーション力です。変化が激しく、予測不能な未来を生きる皆さんにとって、多様な個性を持った多くの人と協力し、新しいものを創り出していくことが不可欠なのです。心の豊かさ、コミュニケーション能力は、成長の原動力であることを忘れないで下さい。
さて、新入生の保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。来賓もPTA役員のみとさせていただきましたが、晴の入学式を共に祝福できましたことを本当にうれしく思います。制服に身を包んだ「凛々しい姿」、中学校三年間は、義務教育九年間の集大成でもあり、人生の中で最も変化し、成長を遂げる時です。
令和5年度の重点目標を先ほど話した二つのことに加え次のように設定しました。「主体的に学び、心豊かに行動し、ねばり強く挑戦する生徒の育成~夢や志をもち、未来をたくましく生きる~」 新入生の皆さんもこの重点目標をゴールとして、中学校生活をスタートさせましょう。
結びになりますが
私たち教職員も、また、志高く、笑顔と対話を大切にし、「チーム千歳中」で、未来をたくましく生きる子ども達を育てて参ります。保護者・地域の皆様方のご支援とご協力をお願い申し上げ、入学式の式辞といたします。
令和5年 4月 7日
千歳市立千歳中学校 校長 金森 直人
4.7Fri. 着任式・始業式
1、着任式
この春、本校に着任した教職員の着任式を行いました。生徒会の矢部編集長からは、歓迎のことばと共に、「新たに来られた先生たち、新入生や新しい仲間と共に、夢や目標を持って、がんばっていきましょう」というあたたかさの中にも力強い決意が込められていました。
2、始業式にあたって
新学期以降(4/1~5/7)のマスク着用の考え方について、マスクの着脱について「個人の判断」となることに関して話をしました。自分と自分の大切な人を守る、災害時の「自助・共助・(公助)」と同じように、例えば、混雑した交通機関や医療・高齢者施設訪問時等では、マスク着用が推奨されるように、自分や自分の周囲の人たちの健康や命を守る正しい判断が大切になってきます。ウイルスが死滅したわけではないので、健康観察や基本的な感染防止策(手指消毒や常時換気、密にならない工夫等)はリスク管理をして、マスクの場面とはずす場面を自己判断することが求められてきます。5月8日以降、5類への移行に伴い、また変更等、考えられますが、対話を重視し、より積極的な学校生活が送れるよう、がんばっていきます。
令和5年度の学校経営方針を学校紹介の学校長挨拶のページにも掲載しました。地域・保護者の皆様には、令和5年度の本校教育へのご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
3、始業式での校長挨拶
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希望に燃える春、令和5年度始業式を迎えました。「一年の計は元旦にあり」といいます。私たちの元旦は、まさに今日始業式です。一年の目標を立て、見通しと計画を持ち、努力の継続を怠らない・・そんな新年度スタートとなる、一日にしましょう。
さて、2,3年生のみなさん、改めて進級おめでとうございます。最高学年となる3年生は「学校の顔」です。教育活動におけるリーダーシップと進路選択という二足のわらじを履き、自己実現の一年となる大切な一年です。まずは学習習慣と修学旅行、しっかり成功させましょう。
先輩となった2年生は、「学校を動かす原動力、ブレイン(頭脳)でありエンジン(心臓)」です。2年生の学習や行事、委員会活動、部活動等での頑張りが、千歳中の学びと成長を左右します。一回り成長した姿に期待します。
今年度の重点を
「主体的に学び 心豊かに行動し ねばり強く挑戦する」生徒の育成~夢や志をもち、未来をたくましく生きる~としました。
① 自律的学習者として自ら学ぶこと
② やさしさ思いやりの心を持ち、笑顔で協力すること
③ 努力の大切さを知り、ねばり強くチャレンジすること・・・
夢や志を持つことが、未来をたくましく生きる原動力です。みなさんの個性が輝き、集団・チームが、躍動する一年となるとを期待して、始業式にあたっての挨拶とします。
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4、始業式生徒代表のことば
生徒代表の皆さんが、今年度スタートにあたり、力強い決意表明をしてくれました。「生徒代表のことば」から辻川生徒会長の「新学期を迎えて」から一部抜粋して紹介します。
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・・・中略・・・。一年というものはあっという間に過ぎていきます。その大事な一日一日、地道な努力で意味のあるものにしていくか、何も考えずに過ごすのかでは、きっと大きく差が開くでしょう。学級での士気を高めていくことが、これから大切です。
まずは、4/26からの修学旅行を良い想い出と経験にできるよう、気持ちを切り替えていきましょう。そして来週からは、学級組織づくりなどが始まります。委員会や係など、年に何回もできるものではありません。自分の経験の面でも学級の向上という面でも、積極的に参加し、意見を出し合うことは、必ず今後の糧となると思います。ぜひこの機会に挑戦してみてください。
今年度は、新型コロナウイルスへの対応が少しずつ変わっていき、段々と活動の幅が広がる一年となると思います。今までとの違いに少し戸惑う場面もあると思いますが、何事もアグレッシブに、チャレンジ精神をもって、学校全体で臨んでいければいいなと思っています。
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