2023年4月の記事一覧
4.24Mon. マイゴール手帳を利用した自己管理
学校紹介の「特色ある取組」にマイゴール手帳について2023年度版に更新しました。
1、見通しと計画を立てる力
2、目標を設定し、ねばり強く努力する習慣
3、スケジュール管理と自主自律
上のような、大きく三つのねらいがありますが、家庭学習や生活の規則正しいリズムを「ととのえる」ため、夢や目標など設定し、計画的に努力する、キャリアパスポート的な活用等、この取組を通して、生徒・保護者・学校が協力し合って未来の担い手となる人づくりに努めます。
4.30Sun. 春の健康安全・管内中学生バスケ
1、春の健康安全
校舎周辺の満開の桜が、青空に映えています。一週間以上早い桜に生徒たちの笑顔と躍動の学校生活に期待感が膨らみます。3年生は、今週の修学旅行出発、1,2年生の保護者面談もスタートします。5月からは、個々の感染対策を講じながらも制限のないゴールデンウイーク。学校・家庭・地域の「対話」が制限されていたコロナ禍から、「対話と連携」による教育活動の充実へ、工夫ある一歩を踏み出す春です。二輪四輪、交通量が増え、行楽やイベントの多い5月の連休もまもなくですが、「自分と大切な人の命と健康を守る」ための、健康管理や交通安全、(ヘルメットが努力義務化になった)自転車の利用、レジャー型の事故防止と、健康安全に十分気を配り、学習・生活、家庭での過ごし方を充実させましょう。1,2年生の保護者面談を活用し、生徒の学習・生活、将来について等、対話と理解を深めてほしいと思います。
2、令和5年度 石狩管内中学生バスケットボール選手権大会開幕
上記大会が開幕しました。石狩管内のバスケットボールの充実発展に寄与した服部英俊先生が、北広島の中学校の現職中に急逝し、石狩管内のバスケットボール指導者たちが、「ねばり強く組織的にディフェンスを頑張り、堅守速攻」、「単に勝てるチームではなく常に全力で戦い、礼儀正しく、頑張るチームに・・」といった強い思いを後世にもつないでいこうと、「かっぷくのいい服部先生のように大きな優勝カップ」を用意し、管内選手権としたものです。時期的に管内中体連への試金石にもなっていますし、新人戦後、指導者として何としても一度は手にしたいカップでもあります。男女ともに1回戦を勝利し、修学旅行後の準々決勝・準決勝・決勝となりますが、チーム力を高め、一回り成長した姿を見せてほしいと願っています。
4.21Fri. 学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業2
肌寒い日が続き、足踏みしていた桜前線も一気に北上、千歳中の桜も開花しました。3年生は来週から修学旅行、NRTや学力・学習調査を終え(英語の話すこと調査と質問紙調査は5/9)、授業も本格化しています。学力テスト・高校入試・チャレンジテスト・・・すべてのテストで同じ傾向ですが、「問題文が(具体的ではあるが)長く、(情報を整理し)『読み解く力』が必要であること。国語だけでなく、数学・英語でもこの『読み解く力』が必要になってきます。「問われていること」自体は、さほど難しくないのに、「読み解く」つまり、「情報・わかっていることを整理し、解答の道筋がわかる」ということが大切であり、そこに時間がかかりすぎたり、難しさを感じたりしてしまっている人も多いのでは・・。比例、一次関数の問題で、まずは「y=ax+bとおく」だけで、解答への道筋が見えてくるように、「読み解く力」と「教科特有の見方・考え方」が、Key word。授業では、「わからないところや疑問、予測や自分の考え・・」等々、他者との活発な対話から、学びと理解を深める、わかる楽しい授業を創っていきましょう。
「好きこそものの上手なれ」ではないですが、まずその教科を好きになることから始めてほしいと思います。
↑理科は、「おもしろい、不思議だな・・」がいっぱい。実験者のような真剣な目と表情で、探究する姿が光ります。
↓ 技術では、自分でつくったプログラミングを学習成果として先生に・・・。出来上がったプログラムをコピーペーストし、スライドに添付して提出完了。ウインドウズのPCとも若干使い勝手も違うのに、手慣れた作業ぶりに感心します。
4.18Tue. 「ねばり強く挑戦する」4月学校だより巻頭言より
「主体的に学び 心豊かに行動し ねばり強く挑戦する生徒の育成」~夢や志をもち、未来をたくましく生きる~
校長 金森 直人
例年にない雪解けの早さに春の到来を感じます。マスクの取扱いやいわゆる濃厚接触者の対処方法・期間の変更(4/1~)、感染症の位置付け5類への移行(5/8~)等、新しいかたちでのWithコロナの新学期がスタートします。4年ぶりに様々なイベントや経済活動が動き出し、期待に満ちた年度はじめとなっていますが、学校という特性上、「密」になりがちであり、いったん感染拡大が始まると感染リスクは決して低くはありません。衛生管理マニュアルにもあるように常時換気や一定の距離の確保等、適切な感染防止策を講じながら進めて参りますが、「個人の適切な判断」も一層大切になってきます。「自分と自分のまわりの大切な人の命や健康を守る」教育にも力を注いでいくつもりです。
令和5年度の重点目標を「主体的に学び 心豊かに行動し ねばり強く挑戦する生徒の育成」
~夢や志をもち、未来をたくましく生きる~
と、しました。
変化の激しい時代に、夢や志を持って目標(ゴール)設定し、自律的学習者として学び続ける人材。多様な他者と豊かな心とコミュニケーションで協働しながら、ねばり強くチャレンジする未来の担い手を育成していきたいと考えています。生徒会が掲げたテーマは「輝想」。「一人一人の個性とその想いを紡ぎあい、誰もが輝く学校を創ろう」という決意が感じら、~夢や志をもち、未来をたくましく生きる~という姿に大いに期待を寄せています。
ふるさと千歳市は、国産での先端半導体製造を目指すRapidus(ラピダス)の進出、空の玄関口としても、国際化、グローバル化が一層進展します。脱炭素社会の実現に向けて、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「千歳市ゼロカーボンシティ」の実現を目指すことを宣言しています。世界中にある環境問題・差別・貧困・人権問題といった課題を、世界のみんなで2030年までに解決していこうというSDGs等、「広い視野」を持って、簡単には答えの出せない、解決すべき社会問題にも" Think Globally Act Locally"(地球規模で考え、行動は足元から・・)という精神で立ち向かってほしいと思います。
限りない可能性を秘めた個性が芽生え始める義務教育後半の三年間。「可能性という種」を土に植えただけでは、花も実も育ちません。種に水や栄養を与え、光が降り注がれ、種は芽を出し、しっかり根を張り、枝葉を伸ばして花を咲かせます。「努力することの大切さや継続」、その世代に応じた「学び」や「体験」が、水であり、栄養であり、光です。可能性を開花させ、しっかりとした根を張るたくましさを持った生徒を育てようと、教職員一同「チーム千歳中」で努力してまいります。
学校と保護者、地域の皆様が、子どもを中心にすえて、信頼し、協働し合いながら「子どもの成長と学び」を支えて行きたいと考えていますので、令和5年度の本校教育の推進にあたり、一層のご支援ご協力をお願い申し上げ、新年度にあたってのご挨拶といたします。
4.17Mon. 2023年度 前期生徒会委員認証式
生徒会役員・認証される前期生徒会委員は、体育館で認証式。その模様を各クラスにビデオ配信する「分散形式」
認証式が行われました。「生徒会員として認証された自覚と責任をしっかりと受け止め、スクールリーダーとして頑張ってください」という生徒会役員からエールに緊張感をもって認証式に臨んでいました。
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認証式 校長から
生徒会役員・生徒会委員のリーダーシップとそれを支え、後押しする、教室にいる多くの皆さんのフォロワーシップに期待しています。学校生活の様々な事柄が、このリーダーシップ・フォロアーシップにかかっています。
千歳中学校のこの3月の卒業生数は20.143名。第76回目の卒業式でした。二万人以上を卒業させた77年目を迎える千歳の中心校。地域の学校として、卒業生や応援してくれている市民も数多くいます。皆さんがどんな学校を創るのかとても注目されています。
「伝承と伝統は違う」という話を良くします。
「伝承」・・古くからのものをそのまま後世に伝えていくのが伝承
「伝統」・・同じ技術や材料・行動や活動を行ないつつも、「新しいことに挑戦し革新していくことにより伝統が創り出される」という考え方があります。
あなた達にはあなたたちにしかできない、ちょっとした一工夫があり、今のリーダー・フォロワーたちにしか創れない、新たな伝統があります。
「伝統とは創り出すもの」なのです。みなさんも是非、クリエイティブな発想から、77代目の生徒会・委員会活動の「新たな伝統を創り出して」ください。
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放課後の委員会活動(学年委員会を含む)の様子から
4.17Mon. 学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業1
多様な考え方、学習の定着度のでこぼこ、個性・・・、みんな違った多様な仲間たちです。学校の授業は、一人一人違った生徒が、協力・協働(共同)し合いながら、問いに対する答えを導き出したり、新しい考えや発想を生み出すという、対話的な学び。コミュニケーション豊かに話し合ったり、教え合い学び合いが互いに効果的に作用したり・・少なくとも「わからないところをそのままにしない」、「困ったよ、助けて」・・の一言が言える授業を目指しています。教科担任だけでなく、学習支援員さん等も授業に入り、「わかった・できた・おもしろかった・不思議だな・・・」そんな教科の勉強を好きになり、次の学びにつながる(意欲化)授業を教科のプロとして先生方は進めています。
主体的な学習への参加、他者との対話を深めながら、教科特有の見方・考え方を働かせて、正解や新たな考えを創り出していく・・・「わかった・できた・おもしろかった・不思議だな・・・」そんな手ごたえを感じられる授業づくりを進めています。
【社会科】デジタル教科書で資料提示も可能。視覚的にも出来事や内容をとらえます。一定期間の欠席生徒に、クラスの授業をGoogle meet 配信していました。
【英語科】英語は、コミュニケーションツールなので、「聴いて、話す、会話・・」が楽しいのですが、3年生にもなると、なおさら、「書くこと、自分なりに表現すること」も大切になってきます。
【理科】理科は何と言っても、実験の楽しさありますよね。予測したり、手順を理解して実際に実験を進めたり、結果を分析・考察したり・・・「不思議だな、おもしろい」が、感じやすい教科です。
【数学】1年生の数学では、「素数って何?」「1は素数に入るの?」「36~50の数字の中で、素数をすべて上げなさい」、なかなか難しい数概念です。算数・数学は、「ブロック(レンガ)型の教科」といわれ、積みあがっていくとこで、数学がどんどん得意になります。小学校時代から、苦手なブロック・レンガが抜けている(積みあがっていない)場合もあるので、中学校の勉強と平行して、「自分の分かっていないところを知り、さかのぼって学び直す」ことも時には必要になります。算数から数学へ、勉強法を確立していいスタートを・・(少なくとも分からないところをそのままにしない、みんなで教え合う学び合う・・それが学校での授業の良さです。3年生の授業では活発に対話が生まれています。)
4.17Mon. 朝の生活習慣づくり
1年生は、中学校生活の1日のリズムにも慣れてきました。朝の生活習慣づくりでは、検温結果をマイゴール手帳に記入したり、一週間の目標や行事、学級連絡、家庭学習の記入等、「自己管理・スケジュール管理」を習慣化させてください。班や係の仕事内容を確認し合ったり、1分間スピーチで、「〇〇製麺愛をクラスにプレゼンする生徒」もいました。自分の主義・主張や考え・意見を他者に分かりやすく伝えるプレゼン力は、これからの学習のポイントとなる「思考力・判断力・表現力(活用する力)」の第一歩です。仲間と共同・協働するためにコミュニケーション豊かな学級をつくりましょう。
4.15Sat. 参観日・PTA総会
今年度最初の参観日を実施しました。小グループでの対話的な話し合い場面も多く、マスク着用の生徒も多い状況ですが、中学校での教科担任制の授業を保護者の皆さんに広く公開することができました。理科の実験があったり、問題へのチャレンジがあったり、周囲との対話や話合いから正解を導き出したり・・教科の面白さ、不思議さ・・そうしたものを感じながら自ら学び取る習慣をつけてほしいと願っています。
その後、PTA総会も実施し、令和5年度の体制や事業について確認されました。Withコロナ、「できる事業」も徐々に増えてくることが予想されます。感染対策も講じながら、「子どもたちの未来保障」に、保護者・地域・学校が協働し、地域総がかりで、取り組んでいきましょう。
4.14Fri. うれしい話
1、危機管理
13日(木)のJアラートには「どきっと」しましたが、登校生徒は、早めに校舎へ、まだ家庭を出ていない生徒は、自宅待機、登校途中の近隣小学校にいったん待機させていただいた例もありました。生徒本人・家庭が、危機管理意識高く、適切な対応を取っていただいたおかげで、大きな混乱もなく、標準学力テストを実施しています。(一部、放課後実施の生徒も数名)。学校としても、マチコミ発信し、対応について家庭連絡させていただきましたが、年度はじめということもあり、マチコミ登録の再確認を行っています。登録確認にご協力ください。
2、地域からの「うれしい電話」
新富町に住む住民の方から、「千歳中学校の生徒が、地域のごみを拾っていました。感銘を受けました・・」という、うれしい内容でした。『誰がみているからでもなく、そういう仕事や行事でもなく、日々の日常の中で、地域や社会に貢献するボランティアの心』、最も大切な豊かな心だと感じます。見ていた地域の方が、知らせてくれたことで私たちも本校生徒の良さに改めて気づかされました。小さな行動かもしれませんが、“Think Globally. Act Locally.”(地球規模で考え、足元か ら行動せよ)、SDGsもこうした小さな積み重ねがとても大切だと感じています。
3、「可能性の種を開花させる」
対面式等で、「可能性という種をまき、水や栄養、光を与え、芽を出し、根を張り、枝葉を伸ばして、花を咲かせ、実をつける・・皆さんにとって、光や水や栄養は・・・」という話を良くしています。業務主事さんが、折れて落ちた桜の枝を温かい温度と光、水で、一足早く桜を開花させたことも・・はじまりの春、目標を持ち意欲的な学校生活をスタートさせています。
4、1年生のジャージもさわやかに・・
1年生のジャージも爽やかに、1日のリズムもついてきたようです。朝読書、朝の会、1日の目標の設定、係や当番活動の確認、様々な連絡事項の徹底・・・。電子黒板に表示される、確認事項も視覚と聴くことの両面で、「やるべきことを見える化」しています。
4.10Mon. R5スタートと対面式
1、全学年そろってのスタート
全校生徒537名がそろっての令和5年度のスタート。下駄箱の靴の置き方にも、クロームブックを準備する姿にも学年のはじまりの緊張感を感じます。1年生の各教室でも、朝読書で落ち着いたスタートを切り、担任の説明にうなずきながらリアクションする様子が見られました。オリエンテーションやガイダンス、相互紹介等の学習が多くなりますが、コミュニケーション豊かに、やる気に満ちたスタートとなることを願っています。
2、対面式
生徒会プロデュースによる、一部、2,3年生教室への動画配信も活用した「対面式」が行われました。前半、部活動紹介、後半、生徒会活動についての説明でしたが、新入生は、中学校生活で、「部活や委員会活動にもどうがんばろうか」という目標設定には、よく活動内容やねらいの明確な、プレゼンテーションでした。迎える側の2,3年生の姿勢にも感心します。新入生の皆さん、是非、みなさんの内に秘めた「可能性の芽」を伸ばすため、勉強、スポーツ文化芸術、委員会活動等々、「頭、心、身体」の成長を促す、刺激や栄養をしっかり与えてほしいと思います。意欲的な学校生活に期待します。