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学校行事

管内中文連の移動美術展

 生徒玄関から体育館までの廊下に管内中文連の「移動美術展」が掲示されています。石狩管内24校から、みずみずしい若い感性にあふれた29作品。水彩画、デッサン、レタリング、ポスター、マークデザイン、立体作品の画像など、バラエティに富んだユニークな作品群です。
 展示は11月15日から22日までの6日間です。

移動展1移動展2移動展3

【校長室から】時代の移り変わり(ICTの有効活用)

 今や学校では、一人1台の端末が付与され、授業の中で積極的に活用する授業づくりが進められています。自分が小中学生の頃を思い出すと、当たり前ではありますが、その変化の大きさに気づかされます。

 ちょっと余談になりますが、子どもの頃の実家にあった電話はダイヤル式の黒電話でした。それからプッシュボタン式の電話に変わり、有線で1階と2階をつなぐ親子電話になりました。その後、コードレスの電話機、留守番電話機能、FAX機能などが備わり、携帯電話が普及し始めます。そこからの携帯電話の進化は記憶に新しいままに、今のスマホまで短いスパンで発展してきたように思います。

 教員になって30年以上たちましたが、文書の作成もタイプライターを打っていた先生から徐々にワープロが普及して、フロッピーディスクにデータを保管していました。そこから全員がPCを使い、LANやサーバーを使ってデータの保管と共有ができるようになり、最近ではクラウド上での管理となってきました。

 授業も社会の授業では、大きな地図を教材室から運んで利用したりしていました。OHPを使って教材を提示したり、問題を解いたりもしていました。スライドやビデオを使って視覚に訴えた授業もありました。学校にPC室ができて、タイピングの練習をしたり、インターネットを使った調べ学習もするようになりました。

 これまでICT機器の活用といえば、教材や課題を見やすくするといった活用方法が多かったのですが、今では主体的に利活用することが求められています。ソフト上に自分の意見を主体的に発信し、また他者の意見を取り入れたりすることで、思考・判断・表現を深めていく学びを進めています。また、その学びからまとめたものをプレゼンテーションに仕上げ、発表する機会などがあり、その技術たるや先生達よりも上手に仕上げる力も持っています。

 先生たちもすべての人がICTに長けているわけではないので、苦労しながらも時代のニーズに応じた学習を提供すべく、日々研鑽を深めています。そして確かな資質・能力を育んで、社会に送り出していこうとしています。

今年度5回目のNCW

 中学校では毎日20回前後のチャイムが鳴ります。朝や昼には分単位で目まぐるしく鳴ることもあります。540名の全校生徒と54名の教職員が混乱なくスムーズに動けるように時間や活動の節目の合図です。
 数年前から、各自が時間をきちんとコントロールでき、自律した学校生活を送れるようチャイムを止めた学校生活を試行してきました。普通教室や特別教室、廊下には「電波時計」を配置し、正確な時間を意識できるよう環境も整えてきました。チャイムがなくても早く終わった学級が騒いでほかに迷惑をかけたり、時間差でとまどうこともなく順調に実行できてきました。
 今週はノーチャイムウィーク(No Chime Week=NCW)。いつも通り2分前の呼びかけをしたり、お互いに声を掛け合ったり、それぞれ時間を意識した行動に心がけましょう。

普通教室正面

研究会

 本日、石狩教育局様・千歳市教育委員会様のご指導の下、千歳中学校の研究会が行われました。昼からは2-2理科の授業、その後先生方全員で協議を行いました。

 我々教員も変化を前向きに捉え、子どもたちの確かな資質・能力の育成を目指し、授業改革を前に進めていきたいと思います。2-2の生徒の皆さん、昼からの授業お疲れ様でした。

 1,2年生の生徒の皆さんは、後期中間テストが間近です。今日からは放課後活動もありませんので、じっくり時間をかけて、皆で家庭学習に励みましょうね。

お口の中は3,000万円!?~11月8日は「いい歯の日」

11月8日は「いい歯の日」だそうです。
保健室前廊下に「数字で見る歯のひみつ」として
歯にまつわる10種類の数字が掲示されていました。
その中の「100万円」というボードをめくってみると
「歯科医が考える歯の価値」が1本100万円ということでした。
永久歯は28本、親知らずを加えると32本ですので、
約3,000万円が歯の価値ということになります。
(ちなみにアメリカでは1本500万円とみているようです)
金額はともかく、いったん自分の歯を失ってしまうと
どんなにお金を積んでも元に戻すことはできません。
1本わずか40グラムの歯。
日ごろのお手入れをおこたらず、大切にしていきましょう!

11月の保健室掲示

後期認証式

 今日の外はグッと冷えて、秋から冬を感じさせるような朝でした。生徒の皆さんは風邪など引かないよう、温かい格好で余裕をもって登校してくださいね。

 さて、本日の5時間目は後期認証式となりました。校長先生もお話しされていましたが、一つの区切りとして、学校・学年・学級のために今自分ができることは何か。みんなで一歩前に進めてほしいと思います。

 また、来週の11月7日(木)は全学年学力テストとなります。進路希望決定を間近に控えている3年生は言わずもがなですが、1・2年生にとっても現時点での自分の実力をみる大切なテストです。全校生徒で学習に向かう雰囲気を作り出したいですね。家庭学習も皆で頑張りましょう。

 

11月7日は学力テスト

3年棟の階段に学力テストまでのカウントダウンが表示されています。
次回は11月7日木曜日、3年生に加えて、1・2年生も実施されますので、この日は全学年「学力テストデー」となります。
広い範囲の実力が試されるテストです。残り2週間…。5教科ありますので計画的に着実に学習を積み重ねていきましょう。

総合Cまであと16日

目を大切に使いましょう

今回の保健室廊下は、10月10日の「目の愛護デー」にちなんだ掲示です。
今は、テレビ、パソコン、タブレット、スマホなどなど、目を酷使する環境に囲まれています。目の疲れが回復しないまま使い続けると、ダメージが少しずつ蓄積してしまい、ついには回復不能になることもあるそうです。そうならないために、しっかり食事をとり、睡眠をたっぷりとって、日ごろから明るさや距離、視聴時間などを意識して目を使いすぎないことが大切です。

10月の保健室廊下掲示

【校長室から】後期への期待

 令和6年度もあっという間に折り返し地点を過ぎました。

 前期と比べて大きな行事の少ない後期は、じっくりと学力の定着、生徒会活動を中心としたよりよい学校生活づくりに取り組んでほしい旨を、始業式でお話ししましたので、その内容を掲載したいと思います。

<学習面>

 昔から、読み・書き・計算といった基礎学力や基礎知識は、しっかりと身につけなければならず、それは今も変わりはありません。しかし、今、そしてこれからの社会で求められる力はそれだけでは通用しません。今では、スマホやタブレット等で、瞬時にその答えや情報は引き出すことができるからです。今、必要なのは満ち溢れた情報を正しく把握して、自分なりの思いや考えをしっかりと持つこと。他者の考えなどを正確に受け止め、考え方を広めたり深めたりすること。自分の考えを積極的に発信すること。それらの力が重要になってきます。今、3年生は入試に向けて学力テストを受けていますが、入試問題もこれまでの一問一答で〇をもらうものではなく、思考力が問われる問題が出題される傾向が強まっています。基礎学力の定着向上+学習の質を高めた取り組み(主体性・協働性・対話)をすすめていきましょう。

<生活面>

 生徒会役員も2年生を中心にバトンタッチがされました。生徒会役員をはじめ、各学級の委員も学校生活の向上を目指して、その責任を果たしてくれると思います。ただ、大事なことは、生徒会会員である一人一人が、その生徒会役員に一票を投じて各学級委員にも「頼むね」と認めた責任、各委員会で立てた計画を承認した責任として、積極的に関わることがなにより大切なのです。文化祭の開閉祭式では、盛り上げようと準備練習を重ねた生徒会役員を、「SHOW TIME!」と大きな声で呼応し、割れんばかりの手拍子や拍手で支えたみなさんです。とても素敵なひと時でした。たとえば、「2分前着席」の呼びかけがあったとき、「やらなければ」と思ったり、状況が思わしくない結果が出た時「あ、やばい」と思ったりすることが、よりよい学校生活づくりに直結します。

 

 行事は成果や手応えを感じやすく、日常生活(学習・生活)はすぐにはその成果や手応えを感じにくいところではありますが、実直に取り組んで千歳中の底力を確実につけていきましょう。

前期終業式

 前期終業式が行われました。校長先生からは文化祭の取り組みを通してのお話がありました。各学年の代表挨拶からは振り返りと次の目標設定が見えました。

 短い秋休みではありますが、今の自分自身を一度整理して、後期を迎えましょう。少し寒くなってきましたので、体調管理をしっかり行い、来週元気に登校してくださいね。

大成功の文化祭

 昨年に引き続き北ガス文化ホールで行われた文化祭が無事に終了しました。

 各学年の合唱からは4月からの成長と地道な練習の足跡が見えました。生徒会を中心とした発表からは演じる者の表現力と陰の努力、応援する者のサポートなど「チーム千歳中」の底力が見えました。

 大切なことはこの頑張りを明日からの日常につなげていくことだと思います。皆で笑顔で楽しむべきとこ、背筋を伸ばして黙々と取り組むべきとこ・・・そんなけじめをこれからも大切にしながら後期につなげましょう。

 全校生徒の皆さん、文化祭活動大変お疲れ様でした。

合唱中間交流会

 北ガス文化ホールで来週行われる文化祭に向けての活動が終盤を迎えています。生徒会役員の皆さんは夏休み明けから苦労しながら準備を進めてくれています。また、美術部、英語部など文化部を中心に熱心な活動を行っています。

 本日は合唱中間交流会。文化委員の進行のもと、各学級の発表が行われました。当日までの練習はラスト5回。最後まで力を合わせて、自分達の学級にしかできない合唱づくりを苦労しながら楽しんでほしいと思います。

 体調を万全に整え、来週本番を迎えましょうね。

合言葉を「KYT」に!=危険予知トレーニング~保健室9月の掲示より

 いつもの登下校や外出などで「安全」を意識することはさほどないかもしれません。ところが、屋外での何気ない行動には実は大きな危険がはらんでいることも多いのです。油断をしていると思わぬ事故にあったり、自分がケガをしたり相手にケガをさせたりと、予想外のトラブルに見舞われることもあります。
 今月の保健室掲示板には自転車に乗る際にひそむ危険とその予知のポイントや解決法が8パターン示されています。自転車登校や校外生活等で事故にあわないためにも、ぜひ確かめておきましょう。あらかじめ危険防止の訓練や対策をして高い意識で行動することが事故やケガにあわない秘訣といえます。

【校長室から】合唱練習スタート

 まだまだ厳しい日差しが照り付ける日もありますが、朝晩と日中の気温差が広がり、少しずつ秋の気配を感じるようになってきました。街の木々にも、黄色やオレンジ、赤といった色の葉が見え始めました。

 先週末、期末テストを実施し、努力の成果に満足する人もいれば、思うような結果が出ず反省をする人もいるかと思います。また、志望校を決定する際の重要な資料となる学力テストAも昨日ありました。いずれにしても、その結果を受けてこれからどうするのか、今すべきことは何なのかを、しっかりと把握し、行動に移すことが大事でしょう。

 さて、各学級での合唱の取り組みが、今日から始まり、校舎中に歌声が響いています。初日ということもあり、「ハーモニー」と呼ぶには、まだまだ先のことかな、というのが正直なところです。真剣味、はじらい、緊張感・・・日に日に高まっていき、合唱のできのみならず、学級集団としての成長が感じられるのが、この行事の醍醐味です。当日の素晴らしいホールでの発表ももちろん楽しみですが、日々の浮き沈みや変化を乗り越えながらゴールを目指す姿に嬉しさを感じながら、応援したいと思います。

やわらかな音色~はまなす学級の紙風鈴

 はまなす学級で制作した「紙風鈴」。
 その作り方は、まず、型となるとなる水風船をふくらませ、完成をイメージしながら上半分より少し長めを目安に、気に入った和紙や好みの折り紙を水ボンドで張り付けます。後日、張り付けた紙が乾燥したのを確かめ、自然にしぼんだ水風船を取り外し、短冊状にした折り紙にひもを通し、鈴をつけて完成。配色の妙味や短冊とのバランスを工夫しながらの制作です。金属製の風鈴とは異なり、短冊の揺れに合わせて鈴が鳴るので、控えめでやわらかな音を楽しめます。

はまなす学級~紙風鈴

注目! 玄関ホールにスライドショー

 9月7日、玄関から入ってすぐの1階ホールに、50インチの液晶テレビが設置されました。モニター画面には前期の生徒たちの活躍の様子が次々とスライドショー形式で表示されています。
 モニターは、柱の左右の面からL型アングルで支え、カド面を効果的に利用した頑強な取り付けとなっており本校業務技師の労作です。
 モニターの下には「落とし物展示ロッカー」もありますので心当たりがあれば確認してみましょう。

スライドショー表示の大型モニター

文字っておもしろい~はまなす学級の掲示作品

 はまなす学級の取り組みの一環で、事前に「ゴシック体・明朝体」を学習したうえで、自分の好きな漢字を選び、その文字の意味などを調べてから、それぞれの字体を使って自分なりのイメージをデザイン的に表現した美術作品です。

はまなす学級掲示ー文字っておもしろい

お弁当の日

 先日土曜日の「食育授業」を受け、本日は年に一度のお弁当の日。登校時から「家の人と一緒に作った」「全部自分で作ってみた」などの会話が弾みました。

 お弁当を食べる様子は皆笑顔。いつもとは違う素敵な時間になったと共に、毎日頂いている学校給食のありがたみも同時に感じる時間でした。

 

第2回学校運営協議会

9月4日(水)

第2回の学校運営協議会を開催しました。

委員のみなさまには、授業を参観していただき、

給食を試食していただく機会も設けました。

会議の中では、次期学校改善プラン等の共有、

また、それらに基づき意見を交流しました。

はまなす学級調理実習

 本日の2・3時間目にはまなす学級の調理実習が行われました。来週火曜日の「お弁当の日」に向けて、皆で協力して学習を進めていました。

 全校生徒の皆さんも、今週土曜日は「食育授業」、来週火曜日は「お弁当の日」となります。ちょっぴり手間がかかるかもしれませんが、その手間が自分と家族の大切な時間になると良いですね。

 

規則正しい生活は睡眠リズムから!~保健室の掲示より

 中学生の理想の睡眠時間は8~10時間。
 6時に起きるとすれば22時就寝で8時間。ただし、睡眠は90分サイクルのリズムなので21時か22時30分就寝が理想的。自分の起床時間に合わせて90分単位で就寝時刻を決めるとよいでしょう。なお、睡眠時間は個人差が大きいともいわれていますので、自分に最適な時間をつかむことも大切です。将棋の藤井聡太竜王名人も野球の大谷翔平選手もたっぷり睡眠時間を確保しているそうです。
 家庭学習や家の手伝い、テレビに加えて、最近ではパソコン、タブレット、スマホを使ったLINEなどのSNS、ゲームや動画視聴といった新たな誘惑が数多く生まれています。そんななかで、睡眠時間をいかに確保しつつ、限られた時間を有効、かつ計画的に使うか、『Myゴール手帳』なども存分に活用して規則正しい生活リズムの確立に心がけましょう。

8月の保健室掲示

熱闘中体連③

 週末の新人戦お疲れ様でした。壮行会で山口校長先生が話していました。新人戦は結果はもちろん、成果と課題を確認し、次につなげることが大切と。ぜひ各部で競い合って、どの部活も次のステージで更なる活躍となるよう、日常の練習や過ごし方を大切にしてほしいと思います。3年生の頑張りが2年生そして1年生と良い形でバトンタッチされていると思います。

 また、吹奏楽部は道の駅でのコンサートお疲れ様でした。聴いている方々、とても楽しい時間になったと思います。

 週末は期末テストです。気持ちを切り替えてテスト勉強も全校生徒みんなで頑張りましょう!

市内新人戦壮行会

 週末は市内新人戦。新チームでの最初の成果や課題を確かめる大会となります。

本日はその大会に向けた壮行会が行われました。

 生徒会の進行、吹奏楽部の演奏で入場する運動部員の姿。それを応援する3年生を中心とした生徒の姿。どちらも印象的な姿でした。

 大会当日の躍動を期待しています。

命を大切にする教室

 夏休み明け2日目。本日は全校道徳「命を大切にする教育」を千歳警察署の方のご協力を頂き行いました。犯罪について・SOSの出し方・交通安全等々、幅広くご指導頂きました。

 学校が始まったばかりではありますが今週末は市内新人戦、来週末は前期期末テストと忙しい日々が続きます。健康管理を大切に、見通しをもって一日一日を前に進めましょうね。

【校長室から】学校生活再開

 学校に通い出してから約50年。その当時から今に至るまで、終わってみるとあっという間に過ぎるのが夏休み。今年は例年より少し長くなったはずだったのに…。そして登校初日から雨模様。今週1週間は、ぐずついた天気が続くと言うことで、登校の足取りもどことなく重く見えてしまいました。気持ちの切り替えがなかなか、という人も少なくないと思いますが、それでも久しぶりに集う仲間と過ごす日々に、楽しみと期待がにじみ出ている様子も感じられます。

 夏休み中は、幸い大きな事故やけがの報告もありませんでした。部活動等で、大会やコンクールに出場して活躍する姿もたくさん見ることができました。全道中体連のテニス大会が千歳で行われ、出場した選手が健闘したことはもちろんですが、お手伝いとして職員総出で駐車場等の裏方の仕事に携わるということもありました。

 さて、前期という括りで言うと、およそ1か月です。この間、新人戦や期末テスト、そして文化祭、と目白押しです。また、学力をはじめとして、今、そしてこれからの社会で求められている資質・能力を確実に育成すべく、先生方でも研修を積み重ねて、具体的に取り組んでいこうとしています。学校生活が再開したばかりですが、波にのせてトップギアで駆け抜けていく必要もあります。個々で、集団でその雰囲気をつくっていきましょう。

前期前半を終えて

 本日は前期前半最後の登校日。5Hには休み前集会を行いました。集会では各委員長から夏休みの過ごし方についての心構えや注意点の確認、そして全道中体連大会や各種コンクール等に向けた壮行式等がありました。

 4月からスタートした日々の中で、至るところで千歳中学校生徒の活躍がありました。学習に行事に委員会活動や部活動に。どんなことにも前向きに取り組む姿勢は立派でした。

 夏休み中は今一度交通安全の意識を高め、暑さ対策を含めた健康管理に十分留意して、休み明けまた元気に登校してください。前期前半大変お疲れ様でした。

図書室をフル活用して情報リテラシーの向上をめざす

 7月23日、24日の両日、1年生6クラスを対象に、図書館司書による「図書室授業第2弾」がおこなわれました。
 5月実施の前回は、図書室ガイダンスのあと、膨大な本の中から1冊を探し出すというシンプルな内容でしたが、今回は、一段レベルアップさせ、目的の情報を探し出しそれを正しく読み解く方策を体験するという授業でした。
 例えば、「新千歳空港の年間乗降客数は国内何位?」、「砂糖消費量の最多国、最少国は?」、「日本と韓国の食糧自給率の違い」といったミッションカードが配布され、①その正解が書かれた本を探し出し、②本文や表・グラフから情報を正しく読み取り、③資料名や何ページの掲載だったかを正確に記入したうえで、④記名済みのミッションカードを提出するというものです。ミッションは全部で8種類、それぞれ協力しながら積極的に取り組んでいました。
 後半は、中学生が主人公の物語・小説を3作選定、あらすじ紹介や本文の一部朗読に対して、どの生徒も興味深そうに聞き入っていました。

図書室授業0723

図書室授業0723

【校長室から】より真剣に命を守る(熱中症・自転車事故)

 7月22日11:30、校長室の温度計は32℃を指しています。毎朝、玄関先で登校を迎える時間も、強い日差しと重い空気が肌を刺激しています。

 ふと20年前くらいの夏の様子を思い出しました。そのころの北海道の夏は、25℃を指せば「暑い」と感じるくらいの爽やかな夏でした。ただ爽やかと言えども、夏ですから間違いなく「暑い」のですが、生徒はなかなかジャージを脱ごうとしない情景が頭をよぎりました。Tシャツや短パンになるのに抵抗(恥ずかしさ)があったようです。

 しかし、今日の登校の様子を見ると、何人かは上下ジャージの生徒はいましたが、できる限りの涼しげな着こなしで登校していました。連日、熱中症で搬送される報道がされています。学校でも最大限の注意を払って、服装や水分補給、休憩などについて声掛けを行っています。

 自分の体は自分で管理・コントロールできるようにならなければなりません。体調を崩してからでは遅く、体調を崩す前こそ、自分事として真剣にとらえる必要があります。

 

 また、本日、緊急の全校集会を行いました。4月から6件もの自転車による事故が続いたため、全校一斉に危機感を共有することを目的とした集会です。車との接触事故もあり、ひとつ間違えば命にかかわる重大事態になっていても不思議ではありません。これまでも、ことあるごとに先生方から報告や指導を行ってきました。先日は、昼の放送で生徒指導担当の先生から注意喚起も行ったところです。私からも先生方に、「先生方が真剣にならなければ生徒には伝わりません。一般的な伝達にとどまらず、気持ちに響く指導を」とお願いしたところです。

 夏休みを目前にひかえ、今こそ真剣に考える時です。事が起こってからでは、取り返しがつきません。全国・全道的にも小中学生がかかわる事故が多発しています。当の本人である中学生はもちろん、千歳中に関わるすべての方々で意識を高めていければ、と思います。

1年生校外学習

 1年生の校外学習が行われました。昨日の事前集会で確認した心得をしっかりと意識し、札幌市内で班別研修を行いました。この体験が来年度以降の宿泊学習や修学旅行はもちろん、日常生活にもいきてくることと思います。

 来週はまとめ作業を行います。週末は疲れをとって、来週元気に登校してくださいね。

宿泊学習④

 宿泊学習もいよいよ終盤。協力して作った計画書をもとに班別自主研修。その後はさくらんぼ山で一息。気温が高い中での研修が続きましたが、大きな体調不良もなく、全員無事にバスに乗り込みました。

 

宿泊学習③

 昨夜はエスコンフィールドでの研修後宿舎に戻り、しっかりと疲れをとることができたようです。

 2日目の朝、大きな体調不良もなく元気よくスタート。天候も良好で、この後2日間の目玉となる小樽での自主研修となります。

宿泊学習②

 2年生の宿泊学習は順調に進んでいます。プラネタリウム等の見学・学習を終え、エスコンフィールドに到着。本日はどんなゲーム展開になるのか。いよいよプレーボールです。

 

 

宿泊学習①

 いよいよ宿泊学習がスタート。元気良くバスに乗り込みました。

北海道博物館での見学等を終え、笑顔で昼食タイム。

しおりを片手に夜までたくさんの見学地を訪問します。

熱闘中体連②

 7月12日(金)・13日(土)と石狩管内中体連大会が行われました。千歳市内の代表・千歳中学校の代表という強い気持ちをもち、各種目で精一杯力を発揮しました。特に3年生のリーダーシップが随所に見られ、今後1・2年生に良い形でバトンタッチされることと思います。

 全道大会につながった部活動については、石狩管内の代表として全道大会で活躍されることを祈っています。頑張ってください。

PTAソフトボール大会

7月7日(日)に行われた、PTAソフトボール大会に参加しました。

おやじの会を中心に、OBの方々のサポートもいただきながら、

時折小雨が降る中、合計3試合を戦い抜きました。

結果は、見事準優勝。そして、何より交流を深めることができました。

参加していただいた皆様、ありがとうございました。

 

暑さを乗り切る工夫と対策

 7月に入り暑い日が増えてきました。
 学校では、暑さを乗り切るため、Tシャツとハーフパンツでの授業参加や水分補給をこまめにできるよう水筒持参を奨励しています。
 また、廊下や教室の扇風機や、新しく導入されたスポットクーラーをフル活用してなんとか暑さをしのげる環境を整備しつつあります。今年の夏休みは7月26日から8月25日までの31日間。暑さに負けず、学校生活をしっかり送りましょう。

Tシャツ・ハーフパンツと水筒スポットクーラーと扇風機

廊下の扇風機保健室7月掲示

出前授業に行ってきました

 本校数学科教員で千歳小学校・北栄小学校・支笏湖小学校の3校に伺い、算数(数学)の出前授業を行ってきました。トランプを使った「正の数・負の数」の計算問題にグループで意欲的に取り組む様子が見られました。授業の終わりには「早く中学校で勉強したい」なんて声も教室から聞こえてきました。

 一生懸命な小学生皆さんの様子から、中学校への入学が心待ちになるひとときでした。今後も校区の小学校さんと協力しながら教育活動を進めていきたいと考えています。

 

 

【校長室から】響く歌声

 毎日、音楽室からの歌声が校舎内に響き渡っています。

 ふと気がついたのは、校歌でした。2・3年生が大きな声で歌い、1年生も徐々に覚えてきて、その歌声もすっかり馴染んできています。校歌を声高らかに歌える学校、素晴らしいと思っています。母校に愛着を感じ、堂々と歌える姿を私自身も誇らしく感じています。今後もことあるごとに、全校生徒で歌う場面を共有したいと思っています。

 また、最近は昨年度の合唱曲が、けっこうなボリュームで聞こえてきています。体育大会が終わり、市内中体連が終わったばかりですが、「もう文化祭?」と思わせるぐらいの熱量で素敵なハーモニーを奏でています。確かに、今週中に文化祭の学級審議があり、合唱曲の選定作業始まります。

 経験上、歌声が響く学校には、たくさんの思い出やつながりがクロスし、充実した学校生活が創り上げられていくものと確信しています。文化祭はもちろん、日常生活での生徒の活躍や成長が楽しみでなりません。

「歯を大切に」という世界共通の願い

 様々な工夫をこらして定期的に更新されている保健室前廊下の掲示板。
 今回は「虫歯予防デー」にちなみ「歯の生え変わり」の話題が取り上げられています。
かみ砕きすりつぶす役割をもっている「歯」は、乳歯が20本。
 それが28~32本の永久歯に生え変わるにあたって、世界各地の風習や考え方、そして国旗がアクション付きで49か国も紹介されています。
 どの国にも共通しているのは「歯を大切に」という願いです。
 一度抜けた永久歯は二度と生えてきません。歯とそれを支える歯茎のお手入れは全世界共通の考え方ということがよくわかる掲示です。

掲示板全景掲示コメント.

掲示板タイトル

熱闘中体連 ~次の頑張りにつなげて~

 週末の14日(金)・15日(土)に千歳市内中体連大会が行われました。3年生を中心に練習の成果を果たそうと必死に大会に挑む姿がありました。また、競技の成果はもちろん、当番校としてのお手伝いや競技に向かう態度・マナーなども千歳中学校の代表として素晴らしいものがあったと聞いています。そのような地道な日常の積み重ねを今後も大切にしてほしいと願っています。

 週末は今年度初の定期テストとなります。頭と心を切り替えて、MYゴール手帳に記載した計画表をもとに、将来のために、授業+家庭学習に力を注ぎましょう。

 保護者の皆様、中体連大会に関わってたくさんのご声援ありがとうございました。

 

【校長室から】ようやく夏の兆し

 昨年の猛暑を経験し、今年はどうなるのかと気をもんでいましたが、5月から6月にかけてなかなか気温が上がらず、風の強い日が続いていました。今週に入り、ようやく強い日差しが照り注ぐようになってきました。

 気がつけば、今年度も2か月半が経過し、明日からは市内中体連大会が開催されます。昨日は、壮行会が開催され、各部からこれまで支えてきてくれた家族・先生・仲間への感謝の言葉が述べられ、精一杯競技してくるとの力強い決意表明が溢れていました。

 私からも、感謝の気持ちを持てない選手には、競技中に背中を押す風は吹かないことを話し、大会に臨む前と大会が終わった後に感謝の気持ちを噛みしめてほしいことを話しました。そして、どんな結果になろうとも一切の言い訳をしないプレーに徹してほしいことを話しました。うまくいかない結果があろうとも、何のせいにも誰のせいにもすることなく、今持てるすべてを出し切ることに注力することを話しました。

 千歳中に関わる全ての人が、みなさんの活躍を信じていますし、応援をしています。

 これから暑い夏に突入します。中体連の熱気の波に乗じて、まずは夏休みまで駆け抜きましょう。週明けには、定期テストもありますし・・・

中体連壮行会

 中体連大会に向けての壮行会が行われました。生徒会の進行、吹奏楽部のリズミカルな演奏により会は始まりました。各部部長からの挨拶、生徒会からのメッセージ、選手宣誓など、短い時間の中にもピリッと引き締まる、大会直前の独特な雰囲気に体育館は包まれていました。

 応援も含め全校生徒で盛り上げましょう。当日の頑張り、活躍を期待しています。

 

平日参観授業

 昨日は今年度2回目の参観授業。平日にも関わらず、たくさんの保護者の皆様に学校に足を運んで頂きました。保護者・地域の方々にはいつも温かく学校を見守って頂き、感謝しております。

 4月のスタートから早いもので2ヶ月が過ぎます。学校では日々「ととのえる」ことの大切さを確認しています。①教室環境や机周辺を「ととのえる」 ②言葉遣いやマナーを「ととのえる」③授業規律を「ととのえる」

 ~夢や志をもち、未来をたくましく生きる~ 全校生徒一人一人のチャレンジが楽しみです。

喜寿を迎える千歳中学校

6月4日(火)は千歳中学校77回目の開校記念日。
喜寿とは長寿を祝う日本古来の風習。
「喜」の草書体「㐂」を分解すると「七十七」とも読めることが由来のようです。

千歳中学校は、市内9つの中学校のうち、
4つの中学校の母体となり、
3つの中学校を統合してきた歴史を持ちます。
簡単な沿革は以下の通りです。

1947(昭和22)年6月4日、教室4つと職員室で開校。
   同  年  9月 校章制定
1949(昭和24)年 校歌制定
1951(昭和26)年 新校舎完成
1054(昭和29)年 体育館完成
1957(昭和32)年 青葉中学校に分離
1962(昭和37)年 千中に北栄分校設置
1966(昭和41)年 水明中学校と統合
1968(昭和43)年 泉郷中学校と統合
1971(昭和46)年 北栄分校が北進中学校として独立
1975(昭和50)年 富丘中学校に分離
1984(昭和59)年 北斗中学校に分離
1989(平成 元)年 はまなす学級開設
2012(平成24)年 真町中学校と統合

卒業生は2024(令和6)年3月で
20、326人に達しました。

昭和37年新築校舎と旧校舎昭和52年撮影平成7年9月撮影

『柏葉の精神』
みんな 足もとをごらん 火山灰 そう やせた大地です
みんな あの林をごらん かしわ そう 太くたくましい木です
やせた土地でも かしわはたくましいのです
どんなにつらくても ぐんぐんのびてゆく
千歳中の生徒のように

【校長室から】体育大会の成果

全校が集う大行事が成功裏に終了しました。
なかなか気温が上がらず、パラパラと小雨が落ちる中でしたが、生徒の熱気で盛り上がりを見せました。

開会式の中で、2つお話ししました。
一つは、体育的行事ですので、得意な人もいれば苦手な人もいる。どうしても結果は出てしまうけれど、各々が精一杯取り組むことが大事であるということです。リレーでは、大差がつく場面でも、油断をして手を抜いたり、あきらめて全力疾走を怠ったりすることなく走り切りました。また、けが等で競技に参加できない人も、長縄跳びの声出しをしたり、学級旗を振ったりして、一生懸命参加をしていた姿が印象的でした。

もう一つは、頑張っている姿に声援を送ったり、支え合ったりして盛り上げてほしいことをお話ししました。自分のクラスはもちろん、他学年へも熱い応援の声を届ける姿がたくさん見られ、とても微笑ましく思いました。

期待していた場面があちらこちらで見ることができ、千歳中の良さを確認することができた一日となりました。生徒自身もそのことを感じてくれたことと思います。

また、早朝から「おやじの会」の呼びかけに8名ほどの保護者が集り、会場づくりに力を貸していただきました。さらに、転倒する生徒などが相次ぎ、本部の救護が慌ただしくなると、PTA役員の方などが率先して対応に加わっていただきました。本当にありがとうございました。今後ともできる時にできる範囲で、ともに学校教育に携わっていただければ幸いに思います。

体育大会無事終了

 本日、千歳中学校体育大会が行われました。生徒会役員、保体委員を中心とした開閉会式の運営。学級・学年みんなで力を合わせたリレーに縄跳び。それを支える委員会メンバーの活躍。工夫して作成した学級旗での仲間との応援。どれもすがすがしく、行事を通して「成長する」全校生徒みなさんの姿がとても頼もしく見えました。この成長をまた日々の生活につなげていきたいものです。6月は定期テスト・市内中体連等、またやりがいのある毎日ですね。

 また、本日は朝早くから、PTAおやじの会の方々にテント設営やライン引きのご協力を頂きました。大変ありがとうございます。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

 

 

地域の方からのうれしいお知らせ

地域の方から、うれしいご連絡をいただきました。

 

本校の生徒が、地域の公園で、破損した水道の蛇口から水が出続けている様子を見つけ、

直そうとしてくていたこと。

 また、そのことをすぐに周囲の大人に知らせてくれたことで、

被害が最小限で済んだこと。

 

とても感心したとともに、ありがたかった、といった内容でした。

 

連絡をいただいたことは、校内で伝えさせていただきます。

 

生徒たちにとっても今後の励みになると思います。

 ありがとうございました。

2回目の学年練習・総練習を終えて

 昨日は各学年の2回目の練習でした。3年生にとっては最後の体育大会。室内の練習となりましたがさすがは最上級生。開会式の練習・縄跳びでの団結、新たな伝統を刻もうとする姿に力強さを感じました。

 本日は総練習。競技はもちろん、開閉会式や委員会の動きをメインに行いました。本番に向けて準備が整ってきました。

 全校生徒のみなさん、週末に向けて体調を整え、当日は熱い1日にしましょうね。

体育大会学年練習

 昨日、来週の体育大会に向けた2年生の学年練習が行われました。さすがは中堅学年。練習姿はもちろん、メリハリのある集団行動で、昨年に比べると身体はもちろん、心もぐっと成長した姿が印象的でした。

 本日は1年生の学年練習。若干天候不安がありますが、決行予定です。学習も行事も委員会・部活動も、どんなことにも一生懸命に取り組む千歳中学校生徒の活躍が益々楽しみです。

 

 

教育実習生研究授業から

 GW明けから3週間、本校卒業生の教育実習生が3人来ています。今週に入り、最後の研究授業が始まりました。本日は1年生英語の授業。Detective Gameを通して子供達が自分達で表現し合い、また学級全体の実習生の授業に協力しようとする姿勢も大変立派でした。

 実習生3人のみなさん、3週間大変お疲れ様でした。

 明日・明後日は来週の体育大会に向けた学年練習。昨日の3年生練習は残念ながら雨のため室内での練習でした。全校生徒で晴天を祈り、来週の体育大会の成功につなげたいですね。

PTA総合委員会・各委員会

5月14日(火)、PTA総合委員会および各委員会を行いました。

全体会では、「無理なくできる活動から」と会長から話していただきました。

その後の各委員会では、委員長、副委員長さんが選出され、今年度の活動計画などについて、熱心に話し合いを進めていただきました。あらためて、各委員のみなさま、1年間よろしくお願いします。

  

 

指令=14,000冊の中から「ミッションカード」と同じ本を探し出せ!

5月8日と10日の二日にわたって、1年生を対象に「図書室ガイダンス」の授業がおこなわれました。担当したのは本校3年目になる図書館司書。

はじめに、図書の分類法や本校図書室の配架マップを学習したのち、ひとり一枚ずつ配られた「ミッションカード」(さまざまな分野の本の表紙のカラーコピーラミネート)と同じ本を探し当てるという活動に、たいへん意欲的に取り組みました。あっという間に探し当てた生徒もいた反面、なかなか見つけることができず書架の間を何度もうろうろしたり、書棚は正しくても目的の本をなかなか探し出せずにいる生徒もいましたが、ミッションを早く終えた生徒が、困っている生徒を積極的に助けにまわり、どのクラスも10分前後で全員がクリアしました。
後半は、図書館司書が「挑戦」というテーマで各クラス4冊の本を紹介。書物にまつわる実物の提示、読み聞かせ風の朗読、興味をそそるあらすじ紹介など、どの生徒にとっても魅力的で充実した図書室ガイダンスでした。
なお、紹介された4冊×6クラス、計24冊は廊下の書棚に展示されていますので、立ち読みしたり、借りたりすることもできますのでぜひ活用してください。

土曜授業・交通安全教室を通して

 本日は土曜授業。ちょっぴり長い1週間となりましたが、皆元気よく登校しました。3時間目は全校での「交通安全教室」。千歳警察署の方に来校いただき、映像を交えてご指導頂きました。

 生徒の皆さんは、今日学んだことを日常に生かし、安心・安全な毎日を送りましょう。週末はゆっくり休んで、来週に備えましょうね。

【校長室から】1か月が過ぎて

 気がつけば、今年も生徒玄関前の桜が鮮やかに花開き、ほっと一休みできるGWも過ぎてしまいました。学校全体も、多少の緊張感が漂う雰囲気から、少しずつ生活のリズムが軌道に乗り、表情豊かにのびのびと活動する瞬間が増えてきました。

 早いもので、1ヶ月が経過しました。生徒の様子から、気づいたことを2つ紹介します。

〇あいさつの声がとどく

 朝、登校を迎え入れようと玄関先に立って「おはようございます」と声をかけています。生徒数の多さ、あるいはマスク生活によるあいさつの後退からの反動、など要因は様々あれど、千歳中の生徒はあいさつの声がしっかりと届いている、と感じています。残念ながら、「あれ?スルー?」という場面がないわけではありませんが、「おはようございます!」の声がはっきり聞こえています。

 ・生徒の方からの元気なあいさつ

 ・目元口元がにっこりの笑顔でのあいさつ

 ・目と目があうあいさつ

 ・会釈などがはっきりと体現されているあいさつ

など、「いいな」と思われるあいさつがあふれています。この良さが、もっともっと広まり、「千歳中のあいさつはこれだ」と多くの人に認識されるようしていきましょう。

*余談ですが、毎朝結構な回数「おはようございます!」を言っているなと思い、ある朝、その数をカウントしてみました。朝の打合せが始まる前の6~7分間で91回。打合せが終わってからの5分間で32回。数え漏れがあったとしても120回以上「おはようございます!」を言っていました。

 

〇目と目が合う

 朝、玄関先や廊下ですれ違う時、集会で壇上に立った時、など多くの生徒と目が目が合う瞬間が多いな、と感じています。他者とコミュニケーションをとるファーストコンタクトであり、そこから気持ちの良いあいさつがうまれますし、相手の話しや表現を受け止め理解する入り口になるものと思っています。他者と関りを持っていくためには、とても重要な意味を成すものです。この1か月間、これまでの経験と比較しても、千歳中の生徒は、この割合が高いと感じています。授業中も教科担任の先生と、しっかり目と目が合っているんだと信じています。

 

 率直に、この2つのことを感じたところです。

部活動結成集会開催

 早いもので今年度も1ヶ月が過ぎ、5月のスタート。放課後は部活動結成集会が行われました。

学習も委員会も部活動も。「共に学び、共に高めあい」ながら「粘り強く挑戦する」千歳中学校の生

徒の活躍を楽しみにしています。

修学旅行 その6

宿泊先を出てすぐに道頓堀を訪れ、本場の雰囲気を楽しみながら、思い思いにたこ焼きやお好み焼き、いちごアメなどを味わいました。また、クルーズ体験もみんなとても楽しそうでした。

修学旅行 その5

修学旅行最終日。

大きく体調を崩す生徒もなく、3日目の朝を迎えました。本日の研修地は大阪。前日までと比べると少し暑さを感じる1日となりそうです。

修学旅行 その4

京都市内の自主研修は、清水寺や金閣寺、嵐山、北野天満宮など、事前の計画に基づいてグループ毎に見学地を訪れました。

空は雲に覆われて、時折小雨がちらつく天気が続く中ではありましたが、大きく体調を崩す生徒もなく研修を終えました。

甲子園球場の見学を経て、予定より少し遅れて宿泊先に到着。バイキングスタイルの夕食をとり、ホテル内での束の間の自由時間を楽しみました。

 

修学旅行 その3

2日目。

早めに起床した生徒も多かったようです。

予定の時刻に全員集まって朝食をとり、皆元気に自主研修に向かいます。

時折小雨がぱらついていますが、過ごしやすい気温です。

修学旅行 その2

1日目の宿泊先に到着。

制服から着替えて夕食会場へ。

ボリューム満点のメニューは、生徒たちに大変好評でした。

食後の自由時間は、売店でお土産を買ったり、お風呂に入ったり、友達と話したりと有意義に過ごしました。

体調崩している生徒もおらず皆元気に過ごしています。

この後は、学級ミーティングを済ませ、就寝準備をして明日に備えます。

 

 

修学旅行 その1

修学旅行1日目。

3年生が空路で関西方面に向かいました。

伊丹空港に到着してすぐバスで向かった伏見稲荷大社では、心配された雨にあたることもなく、グループごとに千本鳥居を見学したり、おみくじを引いたりなど、思い思いの時間を過ごしました。この後宿泊先に向かいます。

 

 

修学旅行しおり集会

 修学旅行を来週に控え、しおり集会が行われました。

充実した修学旅行にすべく、各担当の先生方からお話がありました。

 スローガン「楽学両道」のもと、関西での充実した3日間にしてほしいと思います。

 3年生の皆さんは、週末は体調を整え、荷物を準備し、当日を迎えてくださいね。

【校長室から】気持ちの良いすべり出し

 着任してから2週間、生徒が登校して1週間が過ぎました。

 朝、生徒玄関で登校を出迎えていると、次から次へと人の波が絶えることなく生徒が登校してきます。できるだけ全員とアイコンタクトや会釈などを交えながらあいさつをしたいと考えているのですが、なかなかそれを叶えることができません。それでも、にっこりと笑顔を添えてあいさつを交わしてくれたり、丁寧に会釈をしてくれたり、少し距離があるな感じつつも元気な声であいさつをしてくれる生徒が多いことに、とてもうれしく思っています。

 その後、朝読書の時間に教室を回ってみると、静寂な空気の中で読書をしている姿にすがすがしさを感じています。

 一人一人、目標や課題は違えども、きちんと向かい合って取り組み、様々な場面でその輝きをみせてくれるであろう、という期待に溢れています。多くの人たちと「楽しさ」を共有して過ごしていきましょう。

参観日・PTA総会

 今年度最初の参観日を実施しました。今週、授業がスタートしたばかりですが、グループ活動あり、対話あり、実験ありと生徒一人一人が主体的に学ぶ姿が随所に見られました。

  その後のPTA総会では令和6年度の体制や事業について確認されました。本年度も保護者・地域・学校が一体となって教育活動を進めていければと思います。

  生徒のみなさんは少し忙しい1週間だったと思います。週末にリフレッシュをして、来週、また元気に登校してくださいね。

R6のスタートにあたって

 全校生徒541名がそろっての令和6年度のスタート。教室で朝の学活を迎える一人一人の表情に学年のはじまりの緊張感を感じます。1年生の各教室でも落ち着いたスタートを切り、担任の説明にうなずきながら反応する様子が見られました。オリエンテーションやガイダンス、相互紹介等の学習が多くなりますが、コミュニケーション豊かに、やる気に満ちたスタートとなることを願っています。

 2・3時間目は生徒会プロデュースによる「対面式」が、4年ぶりに全校集会形式で行われました。部活動紹介や生徒会活動紹介に関わる先輩方の姿、それを聞き入る新入生の姿、どちらも大変立派でした。

 その後の各学級の学活では委員会や係・班決めなど、学級活動の準備を整えていました。全校生徒一人ひとりの「新たな挑戦」が楽しみです。

 

 

4.6Sat. 入学式

 183名の新入生を迎え、入学式を行いました。

 真新しい制服に身をつつんだ1年生ひとりひとりが、本当に立派な態度で式に臨んでいました。

 また、生徒会代表、新入生代表の挨拶も素晴らしいものでした。

 

 さらに、BGMを演奏してくれた吹奏楽部のみなさんや、

 校歌を披露してくれた生徒会役員や合唱部のみなさんの力添えもあり、

 本当に素敵な入学式となりました。

 ご出席いただいたご来賓のみなさま並びに保護者のみなさま、

 ありがとうございました。

 

 

 

 

 

4.6Sat. 着任式・始業式

 この春、本校に着任した教職員の着任式を行いました。

 着任式では、14名の教職員が挨拶して、2,3年生とこの日初めて顔を合わせました。

 

 引き続き行った始業式では、「何事に対しても、楽しさを感じながら取り組む1年にしてほしい。周囲の人たちへの思いやりをもった真の楽しさを。」と、学校長から生徒たちにエールを送りました。

 また、代表生徒たちも、「挨拶を大切に過ごしたい」、「部活動や進学に向けた一層努力したい」、「後輩の手本となるよう行動したい」、「昨年1年間の頑張りを生かしたい」など、とても立派に挨拶していました。 

 

3.25Mon.修了式・離任式

 令和5年度が終了し、修了式、離任式が行われました。修了式では、学年代表、生徒会代表の生徒達が、1年間を振り返りながら、次の学年につながる素晴らしい挨拶。自ら考え、豊かな表現力を持ってアウトプットする力が確実についている堂々としたスピーチに感心させられます。

 離任式では、離任される教職員の挨拶の後、代表して平間さんから、それぞれの先生に心温まるメッセージをもらい、全校生徒で歌ってくれた「旅立ちの日に」は、心に響く、ちょっと切ない、感動的なハーモニーでした。素直で、心優しく、何に対しても精一杯の努力を惜しまない千歳中学校の生徒のみなさん、次のステージでの益々の活躍を離任者一同、心から期待しています。ありがとうございました。

*****

修了式にあたって・・ 学校長 金森 直人

 春は別れと出会いの季節。お世話になった先輩や先生、喜びも苦労も共にした仲間、多くの出会いや別れがあって、人としてさらに一歩、成長するものです。

 卒業生が、堂々と胸を張り、礼儀正しく、卒業証書を受け取る姿に胸が熱くなりました。高らかに学年合唱「道」を歌い上げ、希望を胸にそれぞれの道へ、あゆみを進める感動的な卒業式でした。

 修了式にあたり、進級するみなさんに三つのことを話します。

 一つ目、「自ら考え、思考し、表現する力」「多様な人たちと協働し、納得解・最適解を創造する力」が、国を挙げて求められています。卒業生の公立入試問題でも、一問一答的な問題ではなく、「読解力・記述力」(書かれている、問われていることを読み解く力や、自分で考え、適切に書き、表現する力)が問われる、難しい問題に苦労していました。探究し、対話することで身につく、「思考し、判断し、表現する力」「本当に分かっていないとアウトプットできないプレゼン(表現)力」を身に付けていきましょう。

  二つ目、人間、「天才型か努力型しかいない」等といわれますが、真の天才は、目標を持っち、達成に向け、不屈の努力をします。「努力の大切さを知っている人こそ、真の天才」なのです。 

 三つ目、(勉強を疎かにしていいとは言いませんが)人として大切なことは、日々の学級活動や学校行事、生徒会活動や部活動によって培われると思っています。勉強の伸びと人間力の伸びが、1+1を3にも5にも10にもします。

 進級にあたって、①アウトプットする表現力をつけよう、➁努力の大切さを知る人になろう、③勉強に加えて、日々の諸活動にも精一杯取り組もう。この3つを大切にして、4月からの自分をイメージすると「今、どう行動すべきか」が見えてくるはずです。次なるステージでの飛躍に期待し、修了式にあたっての言葉とします。

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3.14Thu.第77回卒業証書授与式

 3月14日(木)183名の3年生が、高らかに合唱曲「道」を歌い上げ千歳中学校を巣立って行きました。ポストコロナ時代に、自分たちにしかできない、新たな千歳中学校の伝統を創造し、「志高く、未来へ・・」力強くそれぞれの道へ歩みだします。卒業生、在校生生徒会や吹奏楽部、来賓として千歳市教育委員会、千歳中学校PTA役員、千歳中学校学校運営協議会、そして、卒業生の保護者、学校職員によるほぼ制限のない卒業式。吹奏楽部の演奏で堂々と入場し、笑顔を見せながらも凛として証書を受け取る姿、想いが込められた送辞・答辞、心に響く学年合唱・・変化の激しい時代にも、素直で、前向きに、協力し合いながら・・、たくましく歩み出した卒業生。温かさの中に決意や覚悟を感じさせる胸が熱くなる卒業式となりました。

 学校長「式辞」を一部掲載します。

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三年に渡る感染症対策、猛暑に暴風雪、GIGAスクール・・激動の時代に、家庭での養育と成長、学校を支える多くの方々のご尽力があって、子ども達の今日の姿があります。これまでのご労苦に対しまして、心から敬意と感謝を申し上げます。 

 卒業生のみなさん、笑顔をたやさず、素直で、心優しい人がら・・ゴールを設定し、ひたむきに努力するたくましさに、私たち大人が、何度も勇気と感動をもらいました。近年、人間の「生き方」に関わり、ウェルビーイングという言葉が注目されています。心も身体も健康であり、社会の中で、良い関係性を保ち、自分らしく生きる、といった言葉です。目標を定め、努力を惜しまず、仲間を大切するみなさんの生き方は、個性豊かな一人一人のウェルビーイングを実現してくれるものと確信しています。 

 旅立つ三年生へ、二つのお話をします。

 一つ目、みなさんは、ことごとく四年ぶりとなる教育活動に新たな千歳中の伝統を築いてきました。それを成し遂げたものは何なのか・・自治力の高い生徒会・学級活動、努力・協力の大切さを学んだ部活動、そして、主体性を持って、「共に学び、共に高め合う」経験に他なりません。世界中で起こっている紛争や、自然災害等・・多様性を認め、協力し合うことでしか、解決が難しい課題にも、主体的・創造的に、挑戦する精神を忘れないでください。

 二つ目、皆さんは空の玄関口千歳市で育ちました。官民一体の先端半導体国産化が動き始めました。国際化、情報化、SDGsに向き合っていかなければなりません。Think  globally  Act  Locally  地球規模で考える視野の広さと、足元から物事を始める行動力を一層伸ばしてください。 

 二つのことを話しましたが、みなさんが培ってきた「主体性・創造性・協働する力」、そして、「広い視野や行動力」は、みなさんの歩む、それぞれの未来を明るく照らしてくれるはずです。結びになりますが、これからの人生も「志高く、未来へ・・・」卒業生のみなさんの、素直で、前向きな心が、変化の激しい時代を たくましく切り拓いていく原動力となることを信じ、式辞といたします。

令和6年 3月14日 千歳市立千歳中学校 校長 金森 直人

 

3.13Wed.卒業式総練習

 明日の卒業式に備え、総練習を行いました。コロナ禍明けの卒業式は、卒業生、保護者、市教委・PTA・CS委員の来賓と1,2年生の生徒会役員、吹奏楽部の参加で実施いたします。会場である体育館の収容人数の関係もあり、在校生も一堂に会しての卒業式はできません。そうしたことから、「ぜひ、1年生、2年生にも、3年生が卒業に向け一生懸命練習に取り組む姿勢や、学年合唱曲に込めた想いや歌声を体感してほしい」と、12日(火)には、1年生に、13日(水)には、2年生に参加してもらい、学年合唱「道」を聴いてもらう機会を持ちました。

 誠実に一生懸命やり切る姿が美しく、かっこいいことだったり、仲間との絆、3年間の想いを込めた合唱のすばらしさを体感できたのではないでしょうか。こうした経験から、多くの事を感じ、受けとめ、心を込めて卒業生を送り出すことが、「伝統を託す卒業生たちにとって」も、「次代を担う在校生にとって」も、とても意味あるセレモニーとなりました。背中で見せてくれた卒業生のみなさん、ありがとう。

3.12Tue.校長講話から

 感受性豊かで、一体感、チーム感を持った3年生が、講話に耳を傾け、最後には合唱曲「道」を謳ってくれました。ポストコロナ時代にひとつひとつ、新たな伝統を創り上げてきた卒業生たち、堂々と胸を張り、高らかに歌い上げ、それぞれの道へ・・。在校生にも、みななの想いを「歌に込めて贈りたい」・・卒業式までの取り組みに「時間がたりない・・」といいながら笑顔で頑張る姿に、胸が熱くなりました。

 講話では、人間には天才型と努力型しかないから、自分は努力型だと思ってがんばったこと。しかし、「努力の大切さをしっている人」こそ真の天才であること。「願えば叶う」と言うけれど、そこには、「努力する事を怠らなければ・・」ということばが隠されていること・・。夢や目標を持つことはもちろん大切なことであり、夢は可変的で、「変わるもの、再構築するもの」常に目標を持ってトライしてほしい・・という話をしました。

 卒業までひとつひとつの授業を確かにクリアしていく3年生。卒業式での勇姿に期待しています。

3.12Tue.校長講話!

 3月12日(火)2時間目に学校長による3年生に向けての校長講話を実施いたしました。校長自身の生い立ちからはじまり、教育観や生きていく上で大切に思っていることなど本当に多くのメッセージを頂きました。その中でも特に『努力することで様々な可能性が広がる。』というストレートなメッセージは卒業する3年生の心に深く刺さりました。

 4月からは、それぞれの道を歩むことになる3年生、希望を胸に大きく羽ばたくことを期待しています。

   

3.11Mon.令和5年度同窓会入会式

 3月11日(月)1時間目に令和5年度同窓会入会式を実施しました。同窓会入会式の中では、学校長挨拶、同窓会長挨拶、第77期幹事紹介、記念品贈呈、学年幹事挨拶、と短時間ではありますが内容の濃い同窓会入会式となりました。今後も横のつながりをいつまでも大切にしながら、いろいろなことにチャレンジしてほしいと思います。

  

  

  

3.8Fri.3年生学年レク実施!

 3月8日(金)3年生の学年レクを実施しました。公立高校の一般入試も終了し、卒業式まで慌ただしい日程が続きますが、ちょっとした息抜きの時間となりました。中学校生活で最後の学年レク、競技開始前に円陣を組んで士気を高めていたのが非常に印象的でした。

 来週はいよいよ令和5年度第77回卒業証書授与式が行われます。それぞれの思いを胸に、感動する卒業式となることを期待しています。

  

  

3.1Fri.参観日2年生

 今年度最後の2年生参観日が行われました。4月からは最高学年となる2年生の授業への真剣な姿勢を見ていただくことができました。授業後は、進級にあたっての生活・学習、修学旅行等について、学年懇談会が開催されました。

2.29Thu.1年生・はまなす学級授業参観実施!!

 2月29日(木)5時間目に1年生・はまなす学級の授業参観を実施しました。どの授業でも生徒たちが非常に頑張って参加していたのが印象的でした。いつも以上の頑張りを見せようとしていた生徒が多かったです。令和6年度もいろいろな場面で活躍することを期待しています。

  

  

 

2.29Thu.学校看板作成!!

 2月29日(木)はまなす学級の生徒が学校看板を完成させました。木工の作業学習の時間に作成したもので、教科担任の指導が細部まで行き届いた大変素晴らしい学校看板となりました。令和6年度に向けて環境も新たに、今までの伝統を引き継ぎつつも、新たな伝統を加えてより良い学校となっていくことを今後も期待しています。

2.28Wed.主体性を育む・・1年生の学級活動から

 1年生の学級活動では、学級の個性を活かした様々な学級活動が行われていました。「2年生に向けての抱負」をタブレットで作文するクラス、後期の学級の反省と今後について議長等を中心に話合い活動をするクラス、SDGについてグループ学習を進めるクラス、ESD持続可能な社会の実現を目指して開発された貿易ゲームに取り組むクラス・・行っている内容は様々ですが、自分の身の回りの生活や学習のこと、さらには、地球規模の課題等にも、身近なところ、足元の行動から見つめ直していました。

 生徒が主体的に考え、行動する、表現する・・・そういった学習から、予測不能で、変化の激しい社会に対応できる「思考力・判断力・表現力」が培われます。教科の学習においても、子ども達の主体性が注目される時代ですが、こうした学級会や生徒会活動を通して、責任感や行動力、社会性や人間関係力、広い視野・・・様々な力が少しずつ育成されていきます。

2.22Thu.愛キャップ市民回収運動

 千歳市社会福祉協議会では、『ペットボトルキャップでちとせの環境と地域福祉を推進!』を目標として、各家庭、事業所等にて、ペットボトルキャップを収集する『愛キャップ市民回収運動』を進めています。SDGsの一環ですから、千歳中でも文化委員会が中心となり、回収ボックスを生徒玄関付近に設置し、呼びかけ、意識啓発しながら、回収運動を進めています。Think globally act locally. という精神を大切にしたいですね。

 生徒のみなさんが協力してくれたペットボトルキャップは、社会福祉協議会を通じて、リサイクル業者に持ち込まれ、リサイクル・リユース等につながっていきます。本日の文化委員会の折に、社会福祉協議会への贈呈式が行われました。

2.21Wed.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業43

【アウトプットする力を磨く】

 『「変化の激しい時代に対応する」ためには、社会で生きて働くような「知識・技能」はもとより、自ら考え、判断し、自分なりに豊かに表現する「思考力・判断力・表現力」が大切である・・。』と、教育界では、ここ数年強調されていることです。受験などでも、一問一答的ないわゆる「基礎・基本」となるような知識を問う問題よりも、教科特有の見方・考え方を働かせながら、問われている「課題を読み解き」、与えられているヒントや資料・図表等から、深く思考し、文字として記述したり表現する、いわゆる「思考力を問う問題」の成否がテストのできばえに大きく影響してきます。(要するにそこのできた・できないが差になる)

 子ども達が、自ら主体的に学び取る学習を「子どもが主語の授業へ・・」等といいますが、そうした授業では、先生方の説明よりも、子ども達のアウトプットが多くなります。1年生の英語の授業では、Which do you like water or tea?とか、Who is your favorite sprts player? といったアンケート調査がスライド上にグラフ化されるようにタブレットで設定し、その結果について、グラフをもとにしながら、グループで調査報告をアウトプットしていました。「グループの仲間と協力し合って(協働で)、結果についてグラフ等からより深く読み解き、表現するための文章表現方法について書き出し、実際にプレゼントして、アウトプットする・・。「自ら学び取る授業・子どもが主語の授業」の目指すイメージが見える授業でした。

2.14Wed.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業42

 暦の上では立春を迎えたせいか、今週は季節外れの陽気。朝夕の解けた雪の凍結、日中の融雪やどろどろの路面状況にも、注意が必要です。また、インバウンドをはじめ人出も戻ってきたせいか、インフルエンザ等の流行にも歯止めがかからない状況です。

 3年生は、今週の公立高推薦入試や私立A日程、来週のB日程や道外受検等、多様な進路選択にチャレンジします。公立高入試も2週間ほど・・、健康・体調管理に十分配慮しながら、万全の「知力・体力・気力」で臨んでほしいと思います。

 1,2年生の授業では、「対話から、課題の解法について、考え方、思考を意見交換」したり、教え合い学び合いを通して、主体的に学ぶ姿が見られます。

1、強みを伸ばす(実技・技能的な教科)

 2年生美術の授業では、「私の大切なもの」をデッサン(素描)で描いていました。表現技法の得意不得意はあるものの自分らしく、自分の思いを込めて表現された作品、集中して黙々と創作活動に没頭する様子から、創作・表現することの喜びを感じます。音楽・芸術・体育等、実技・技能的な教科は、是非、個々の得意分野、「強み」をさらに伸ばす取組に期待しています。「強み」を切り口に、「できることが広がっていく」のが、理想ですね。

 家庭科では、健康・衛生上、様々なことに配慮しながら調理実習を行っていました。協力し合いながら、肉じゃがづくりに取り組む様子にコロナ禍にはできなかった大切な実技の価値を再認識します。率先して、調理や準備や片づけに行動する人、一生懸命サポートする人、調理の技術自体に長けている人・・、いろんな力が協力によって組み合わさり、楽しい実習、おいしい料理になります。

2、アクティブに学ぶ

 数学科では、「対話」「教え合い学び合い」等から、ひとり一人の「わかった」につなげ、最終的には自立解決の自分で「できた」を伸ばしてほしいと考えています。イメージしにくい空間図形の問題にも、身振り・手振り等まじえながら、思考の価値交換を行い、課題にチャレンジしていました。

 1年生英語科では、自ら教室内にある「あるもの」を写真撮影し、There is (are)~ といった表現について練習していました。机上で、表現方法を教わることも重要ですが、自ら行動を伴って「使ってみた文法表現」は、定着しやすいのでは・・と感じます。「自ら学び取る、アクティブに・・」といった学び方に感心します。

2.7Wed.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業41

 千歳市教育委員会の学校教育主事が来校し、千歳中の授業の様子(身に付けるべき資質・能力の育成と定着)、タブレット端末の有効活用等について、授業見学や協議を行いました。

 3年生は、来週、公立推薦や私立高校A日程入試等、多くの生徒が自己実現へチャレンジする時期を迎えています。1,2年生は、その学年の学びの集大成となる学年末テスト。どんな力が身についたか、今後、課題とすべき領域はどこなのか・・自己理解し新たな目標設定する大切な学習時期となります。

 インフルエンザ等、今シーズン2回目の流行期も来ているようです。手洗い・うがいや適度な睡眠・栄養・運動、あたりまえの「感染症予防対策」にも十分気を配り、気温変化も激しく、乾燥する時期を健康に過ごしてほしいと思います。学びの深まりに期待します。

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 1年生英語では、様々な文章表現を、ペアや3人グループで、対話しながらチャレンジしていました。ジャンケンのwinnerとlooserでは、スライド画面に出ている”単語カード”が違います。一つだけ ”?”と書かれたカードも・・winnerとlooserは協力して、両者の画面に出ている単語カードを使って、文章をつくります。二人ともそれぞれに英文をノートに記述し、”?”の単語も読み解いて行きます。クイズ的要素も持ったアクティビティは、生徒のアウトプットの回数を確実に多くし、「確かな理解につながる」と感じました。楽しく学ぶ様子に関心します。

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 3年生数学では、証明問題の発展的問題でしょうか?なかなか解決の糸口が見つからないような問題には、「教え合い、学び合い」で、相互に高め合っています。生徒間の関係性も良く、対話的に学び、「わかった」ことを、さらに自力解決してみることで「できる」につながります。こうした学びから「できるようになる」ことを多くしていくのが、「自ら学び取る学習」です。自己実現に向け、がんばれ3年生。

2.5Mon.第44回全国中学校スケート大会 男子500mResults

 全中スケート2日目。男子500mの結果をお知らせします。

男子500m 第5位 北海道千歳市立千歳中学校 廣瀬友哉 38.87(トップとの差1.73秒)

 全国第5位おめでとうございます。スプリント勝負の500m。想像もつかない緊張感を感じるであろう大舞台で、納得の滑りができた結果ではないでしょうか。自己ベスト38.37秒で第5位という結果に、またこれまでの日々の努力に敬意を表します。お疲れ様でした。

2.5Mon.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業40

1、3年生理科 

 3年生理科では、最終単元、持続可能な社会の実現(ESD)の学習をしていました。「人類がこの地球で暮らし続けていくために、2030年までに達成すべき目標がSDGs。17の開発目標で分類しています。

 3年生理科の授業では、課題「持続可能な社会のために」の学習として、ひとり一人が、「新技術」を選択し、「新技術は、10年後、20年後の未来をどう変えていくのだろう。」という問いに向かいました。イメージマップを作成し、タブレット端末を活用しながら課題解決を図ります。

2、2年生技術

 中学校のプログラミング授業にも様々な種類があります。2年生ともあって、レベルアップしているようで、『日本語プログラミング言語「なでしこ」』という、日本語でプログラミングできる言語を学習していました。

 なでしこは日本語を基にしたプログラミング言語で、直感的で分かりやすくできているようですが、真剣な表情でプログラミングにチャレンジしていました。

2.4Sun.第44回全国中学校スケート大会 男子1000mResults

 長野県エムウエーブで開催されている第44回全国中学校スケート大会に参加している廣瀬友哉さんの4日(日)男子1000mの結果をお知らせいたします。

男子1000m 第12位 北海道千歳市立千歳中学校 廣瀬友哉 1:19.77(トップとの差3.66秒)

 惜しくも入賞とはなりませんでしたが、1000mの自己ベストをマークしました。トップの選手は、1:16.11、帯広の選手。2位佐呂間、3位帯広と北海道勢が占めています。1/100秒を争う厳しい戦い。大舞台での自己ベストは、実に立派です。明日、男子500mが行われます。自分の滑りができるよう果敢なチャレンジを・・。

2.2Fri.2年生学力テスト

 2年生は、今年度最後の学力テスト。「どれくらい力がついたか」、「できているところ、できていないところはどこなのか」等を自己理解するにはとてもいい機会です。テストの見直しや修正まで、しっかり取り組みましょう。8日(木)には、1,2年生の学年末テストが行われます。

2.2Fri.3年生の卒業合唱練習

 3年生は、私立高校の推薦や単願入試等も着々と終え、合格内定の通知もちらほら・・。2月は、私立高校A・B日程入試や公立推薦入試も予定されています。自己の進路実現目指して厳しい毎日ですが、昼休みには、パートごとに分かれて卒業合唱の練習をしていました。心ひとつに想いを歌に込め、歩んできた道を振り返る。ちょっとした、試験対策の合間に、みんなで声と心を合わせられるチーム感がこの卒業生たちの強みです。

2.1Thu.学校だより2月巻頭言「主体性」

 「2月は逃げる三月は去る」等といいますが、2024年も慌ただしく過ぎていきます。3年生は、自己実現に向け、教科の勉強、面接試験でのアウトプットの力等、まさに志高く、未来を志向しています。義務教育9年間を修了するにあたり、他者と協働し、解決困難な難しい課題にも、前向きにチャレンジしていくような未来を切り拓きたくましく生きる力を培うことが、中学校の大きな目標です。

 2月の学校だより、巻頭言を掲載します。

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主体性(自ら選択・決定、自己表現) 校長 金 森 直 人

 1月1日に発生した能登半島地震において、お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げるとともに、被災された方々に心からお見舞い申し上げます。また、千歳市には自衛官として、被災者救済や復興支援に今尚、ご尽力されている方々も多いのではないでしょうか。地元を離れ高校入試に臨む中学生や子ども達、不自由な生活を強いられながら、復興に向け頑張っている方々にも、私たちにできる支援や協力をしていかなければと感じています。

令和5年度重点教育目標  「主体的に学び 心豊かに行動し ねばり強く挑戦する生徒の育成」~夢や志をもち、未来をたくましく生きる~

 千歳中学校の2024年がスタートし、一ヶ月が経ちました。R5年度の重点教育目標を上記のように設定し、「変化の激しい時代に、志高くゴールを定め、多様な他者と豊かに協働しながら、ねばり強くチャレンジする未来の創り手を育成する」と願いを込めました。その評価が、子ども達の姿として成果を実感できる後期後半です。

 義務教育段階の「学びや生活」では、子どもの主体性、自ら選択・決定したり、自己表現する「動」的な力の育成(自分で動く力)が、すべての教育活動で重視されています。教職員にとっても、ティーチングから、子ども達が「自分の力で自分なりの最適解を見つける」ように促していく、「ファシリテーター」への自己更新が教育のDX化と共に、大きな変革期となっています。

 そのような時代の要請の中、3年生は、12月と1月の学年集会で、「進路期の学習をどう取り組むか」、「面接では何を問われ、どう表現していくか」等について、委員生徒主導でプレゼン授業をしていました。1月23日のOPEN SCHOOLでは、新入予定の小学校6年生に、生徒会事務局が委員会活動や学校行事を、パソコン部が中学校生活全般についてスライドショーを駆使してプレゼン説明してくれました。インプットが多い学生時代の学びですが、アウトプットすることによって、より確かな力となり、変化に対応できる「思考力・判断力・表現力」が身につくという教育書に書かれるような「子ども達の伸び」が実感できました。

 「火山灰土のやせた土地にも、しっかりと根を張り、幹太く成長する柏の木」に象徴される『柏葉の精神』は、協働の中で、自ら行動を起こし、ねばり強く挑戦する姿勢から培われ、子ども達が、脈々と千歳中の伝統を創り上げています。

 3年生は、受験期の学習の総まとめです。面接の中で、自らの強みや考え方、生き方について、どう表現していくか、生徒同士、多くの先生と、面接練習をしています。「将来、〇〇になるために、語学力を伸ばし、多様性の世の中で国際感覚を持った大人になりたい」「例えAIが進化して多くの仕事が取って代わられても、〇〇という職業は、豊かな感性とコミュニケーション力を必要とするので、人間にしかできないと考えています」「SDGsや貧困、環境問題等、解決しなければならない大きな問題も、地球規模で考え、身近な足元の行動から取り組んでいきたいと考えています」・・(実際の面接練習での生徒達の回答より)等々、「自己の強みや将来像、選択の確かな根拠」を自己のことばで伝え、「自己実現 志高く、未来へ」飛躍の春にしましょう。受験期の健康管理にも十分気を配り、頑張ってください。保護者のみなさん、教職員、全校みんなで応援しています。

1.29Mon.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業39

 中2数学では、確率の勉強をしていました。「偶然起こるすべての現象を1としたときに、あることがらの期待される程度を数字で表したもの」を、その確率といいます。授業では、二つのコインを同時に投げた時の、「表表、表裏、裏裏」のでる3つのパターンが、実際に出現した回数を記録し、計算で導き出した確立と比較検証していました。図で表したり樹形図で整理したり、出現するパターンを整理する方法をつかんだ人は、比較的、「確立」が得意分野になります。体験をともなって、「楽しく、確かに・・」学んでほしいと思います。

 中1英語では、” You look so happy. ” ” You look sad. ”といった表現を「使える」ように、ゼスチャーゲームのアクティビティで盛り上がっていました。コミュニケーションツールとしての英語ですから、「本当に嬉しそうだったり」「元気いっぱいだったり」・・・ジェスチャーで伝えることも、その様子を見て「楽しそうだねー」と言葉(英語)で伝えることも・・どちらも大切な表現力です。

 2年生理科では、直列回路、並列回路にしたときの電圧や電流について実際に測定しながら、法則性を学んでいました。小グループで協力しながら順序立てて実験を行い、記録化し、法則性を見出しいていく、あるいは検証していく・・五感を働かせて学ぶことが、確かな理解、生きて働く知識・技能の習得につながります。

 

 1年生の廊下には、代表委員会で作成したポスターが張られています。「環境は人を育てる」・・いい環境、いい校風づくりに、生徒のみなさん、ひとり一人が関わっていきましょう。

 

1.28Sun.笑顔にひらく花コンサート

 1月28日(日)、北ガス文化ホールで、「笑顔にひらく花コンサート」が開催され、本校吹奏楽部も、北栄小スクールバンド、富丘中吹奏楽部とともに、駒澤大学附属苫小牧高等学校吹奏楽局の演奏にジョイント出演しました。障がいのあるなしに関わらず、音楽でひとつになれる笑顔の「わ」とタイトルのついた第10回目となるこのコンサートは、障がい者自立支援ワクワクプロジェクト実行委員会の主催。多くのボランティアやスタッフ、趣旨に賛同する出演者や満員の大ホールの観客・・。様々なジャンルの曲目の心躍るステージ、力強く、躍動感に満ちた演奏に、笑顔輝く演奏会でした。マーチング全国大会に出場し、台湾遠征も控えている駒大苫小牧高の吹奏楽局のステージは、圧巻のパフォーマンスでした。吹奏楽部の皆さんにも大きな刺激になったのではないでしょうか。

1.23Tue.Open school実施!!

 1月23日(火)の5・6時間目に令和6年度の入学者対象入学説明会(Open school)を実施しました。説明会の中では、本校生徒会による委員会の紹介やパソコン部による学校行事の紹介や部活動紹介など千歳中学校の概要を説明しました。新入生は、最後まで集中して話を真剣に聞いていました。

 4月から元気な姿で入学し、勉強も、部活動も、委員会活動も、全てにおいて自主的に活動することを期待しています。

  

  

1.22Mon.「受験は団体戦」

 3年生は、「受験は団体戦」を合言葉にしています。みんなで、自己実現に向かう「絆の強さ」と「自治力の高さ」について、折に触れて話してきました。6時間目の学年集会では、面接試験のポイントや注意事項、姿勢や礼法、言葉遣い、実際にどんなことをきかれるのか等、とても分かりやすいプレゼンテーションでした。今回、中心となって、集会の企画運営を行ったのが学年生活委員会、昨年末には、学習委員会から「勉強の仕方」のプレゼンも行っています。「自らの力で・・」現3年生の、主体的、創造的な生徒会・委員会活動と学びに向かう姿勢に、いつも驚かされます。がんばれ、受験生!「みんなの力で・・!」

 

■授業では「難解な課題にも、みんなで考えを練り合い、ねばり強くチャレンジします」

■面接試験の受け方、ポイントを自分たちのことばで伝え、集団も自分事として受け止めています。こうした進路学習を生徒主導で、できるなんて、(道内には類を見ない)先進的な取組です。

1.22Mon.はまなす学級に和楽器「筝」の響き

 はまなす学級では、和楽器「筝」の演奏に挑戦。講師の先生に演奏の仕方を教えていただきながら、授業の終わりには、「さくら」をみんなで演奏するまでに・・。講師の先生も、「やっぱりのみこみがはやい」と感心していました。和楽器特有の心を落ち着かせるような素敵な音色が響いていました。

1.22Mon.ねばり強く挑戦する

 3年生の応援絵馬に「自己実現~志高く、未来へ」と願い事を書きました。能登半島地震で被災した中学生百数十人は、親元を離れ、学びの場を被害の少ない地域に移してのチャレンジ。不自由も多い中での挑戦となりますが、「がんばってほしい」と心から感じます。様々な不安や悩みも少なくない進路期を迎えた本校の3年生ですが、「教え合い学び合いから共に高め合う姿」や、「今日、下見行って明日の試験頑張ってきます」「今日午後からの試験、頑張ります」・・と挨拶してくれる笑顔に心洗われます。

 3年生の学級通信から、「ねばり強く挑戦する」とは、どんなことなのか、目標、信じる、努力・・・そういったことをあらためて教えられたので掲載します。

1、信じて努力を続ければ・・

3年生の学級通信に「君たちには、夢を叶える力があります。そして、その夢を叶える力を持っています。だから、自分自身で立てた目標は達成可能だし、全員にチャンスがあるのです。実現できるかは、それを自分が信じられるかどうかです。・・・略」

 通信には、「できる!やれる!」そうやって自分を信じられたらあとは行動!「できるまでやる自分」になるよう、限られた時間にも行動あるのみ!・・・と。自己実現に向かうみなさんにエールを送る内容にとても共感します。 

2、強く願うこと、ひたむきな努力

 こんな格言があります。If you can dream it, you can do it.(願えば、叶う) Where there is a will, there is a way.(意志のあるところに、道がある) Ask, and you'll get it.(求めなさい、そうしたら手に入れることができます)

 「夢や目標を持ち、強く願えば、それは必ず叶う」といった格言です。しかしながら、この全ての言葉には、ものすごく大きな「大前提」があります。それは、「ひたむきな努力さえ怠らなければ・・」ということ・・・。結局、自分自身の夢や大きな目標設定をすると、その達成のための具体的「努力の仕方」が変わってきます。この「努力することの大切さ」を知っている人は、夢を叶えたり、大きな偉業を成し遂げたり、時に「天才」と呼ばれたりもします。「強く願うこと」はとても大切ですが、「願い事に対してしっかり努力を継続すること」は、もっと大切なのです。 

3、こんな質問に何て答えますか・・

 3年生の推進入試や面接の際に「一問一答ではなく、あえて抽象的な、あなたはどう考えます?」をたずねてくる学校があります。答えは、ひとつではないので、「その人の生き方やものの考え方が、どんなもので、未来の創り手となる可能性をもったものなのか」を知るには、実に高校にとっては、興味深い設問なのです。「あなたにとって、学ぶって何ですか?」 「みなさんが社会に出る頃には、どんな社会になっていると思いますか」「今ある多くの職業がAIに取って代わられると言われていますが・・」

 そんな、問いにも「自分の思いや姿勢を豊かに表現していける」それが、学びに向かう力であり、人間性であり、「生きる力」なのではないでしょうか。少なくとも、「努力とは?」の問いに、『目標を定め、継続して力を尽くすこと』『困難になり諦めそうになっても前向きに取り組むこと』といった答えが、コロナ禍に耐え、新たな伝統を求め続けた3年生には、出てくるもの・・と先生たちは、確信しています。がんばれ受験生!!

1.18Thu.いじめ撲滅集会実施

 1月18日(木)6時間目にいじめ撲滅集会を実施しました。自分たちの生活する学校をより良くするために自主的に取り組む素晴らしい活動となりました。具体的には、生徒会が中心となって集会までの流れを進めていき、代表委員から各学級に下ろす中で『ほんわかの木』の作成など本当に素晴らしい取り組みを行っています。今後この取り組みを更にレベルアップしていくには、各自が普段の生活を見直し改善していくことが大切です。

 今後更に良い学校になることを期待しています。

  

1.17Wed.シェイクアウト訓練

 令和6年は多くの犠牲者と甚大な被害を及ぼした能登半島地震ではじまりました。北海道胆振東部地震以来となる震度7が観測され、被害は広範囲に・・。余震、津波、火災、孤立する集落、困難を要する救助活動・・。大地震の恐ろしさを感じました。ある程度の予知は研究されていますが、いつ起こるか、その規模や回数が分からない地震。私たちも、もしもの時に、まずは自分と自分の大切な命を守る、「自助・共助」についても、訓練をしておく必要性を感じます。担任の先生から地震発生時と訓練の意義、諸注意を行い、その場で「3つの安全行動(まず低く、頭を守り、動かない)」を体験するシェイクアウト訓練を行いました。

1.17Wed.「もちつき」

 はまなす学級では、「もちつき」授業を行いました。先生、学校職員、多くの人の協力をもらい貴重な体験となりました。もち米を炊き、持ちを練り、つき、つきたてをちぎって丸めて・・・。中にあんこを入れた「あんころもち」や「きな粉もち」、自分たちでついたお餅を、楽しそうに食べていました。生徒のみなさんには、季節感や日本の古くからの風習、つきたてのおもちのおいしさや柔らかさ・・いろんなことを五感で感じ、体験的に学んでほしいと願っています。

 日本には稲作信仰があり、稲は「稲魂」や「穀霊」が宿った神聖なものだと考え、崇められてきたそうです。稲から採れる米は人々の生命力を強める神聖な食べ物であり、米をついて固める餅等は、とりわけ神聖なものとされてきました。(米から醸造されるお酒も・・)

 そのようなことから、祝い事や特別な日、年の初め等に、餅つきをするようになったそうです。餅つきは一人ではできないため、『人々の連帯感を高め、喜びを分かち合う』という社会的な意義もあったそうです。貴重な体験になりましたね・・