生活の様子

学校のブログ

2/20 生きた歴史の授業に感謝です。

 3年生の社会科に『まちのうつりかわり』という学習があります。担任の前向きな考えにより、講師をお呼びし、その方に直接支笏湖の歴史を語っていただく寸法となりました。

 

【せっかくの機会ですので、4年生も一緒に学習しました。タブレット端末クロームブックの準備もばっちりです!】

 

【講師の方が、白黒の1枚の写真を見せてくれました。「これは私が小学校1年生の時の写真です。その時は、全校児童数が50人以上いて、大きな教室の中でいろんな学年が背中合わせになって勉強していたんだよ。」

 

「その時の校長先生が大きな声でいつも叱るもんだから、みんなで『猛獣先生』って呼んでいたなあ(笑)」

 

【当時の子どもたちの遊びなどをたくさん教えていただきました。印象的だったのは、夏に湖で泳いでアメマスやザリガニを捕り、その場で火で焼いて食べたり、山に入ってうさぎをとるためのワナをしかけたりした話です。隔世の感がありました。】

 

【更に驚いたのは、今の支笏湖の風景と70年前の景色とは全然違っていたという事実です。学校の場所、交番の場所、神社の場所などなどです。当時は、雑貨屋さんが湖畔にあって、今のコンビニエンスストアのように何でも売っていたのだそうです。】

 

【子どもたちや先生方からのたくさんの質問にも丁寧に教えてくださいました。授業の終わりにみんなで校長室に飾ってある歴代の校長先生の写真を見に行きました。「あそこに写っているのが、『猛獣先生』だよ。」 なんと、初代校長先生その人だったのです。】

 

 子供たちの心に響く“生きた授業”をしてくださり、ありがとうございました。私たちは聞かせていただいた支笏湖の歴史を必ず後世に伝えていきます。約束します。

 

2/14 支笏湖小HPアクセスカウンターが10万!!

 お陰様で、令和6年5月から支笏湖小HPに設置した「アクセスカウンター」が、10万アクセスを超えました。支笏湖小に興味や関心を持ってくださってありがとうございます。これからもご愛読よろしくお願いします。

 

【今から70年ほど前に現在の場所に移転して、校舎を建てている工事中の写真です。】

 

【完成しました。現在の校舎に改築する以前の校舎です。】

 

【当時の写真です。子どもたち、先生方、地域の方が集まっているワンショット。皆さんは今頃どのように過ごされているでしょうか・・・写真って不思議なものです。その時の時間をとめて思い出として残してくれるのですから。】

 

【現在の支笏湖小学校です。歴代の先輩方に負けないように支笏湖小を盛り上げていきます!!応援よろしくお願いします。】

 

2/13 ビジターセンターでプレゼン。

 本日、3、4年生が「総合的な学習の時間」で学びを何時間もかけて進めてきた『野鳥等について』のプレゼンをしました。プレゼンは、日本人は諸外国に比べて苦手意識が高いと言われていた分野です。ですが、コロナ禍のさ中から児童生徒に配られた端末タブレットを通して、思わぬ副産物「プレゼン力」がめきめきと育ってきました。

 支笏っ子も、資料データを作るのもエライ大変だったと思うのですが、人前で発表する練習もそれ以上に重ねてきました。本日本番も、観光客等相手に堂々と発表できました。

 応援に駆けつけてくださったご家族の方、ありがとうございました。

 

【4年生二人娘の発表です。鳥の鳴き声の音声の扱い方が工夫されていました。】

 

【3年生の発表です。緊張してないように見えたのですが、発表後に尋ねてみると「きんちょうしたああ・・・」とちょっぴり泣きそうになっていました。】

 本日は、氷濤まつりを見に来ていた観光客がビジターセンターにも寄っていたので、そういった方々が顔をのぞかせていました。

 

 ICTを上手に操作できるようになるのが目標ではありません。ICTは、自分が伝えたいことを上手に伝えるための一手段なのです。スマホやタブレットを素早く操作できることがすごいのではないのです、スマホやタブレットのような今まで誰も考えたことのない文明の利器を発明することがすごいのです。イノベーションです。

 ※イノベーションとは、ドンコー列車を新幹線のように速く走らせることではなく、ドンコー列車を空を飛ぶ飛行機という乗り物に発展させる、それくらいの発展のことを言います。

 

2/7 4月から入学するかわいい二人が学校体験。

 本日、11:00~13:00に4月に支笏湖小学校に入学する二人の新一年生の体験学習がありました。同時に保護者の説明会もありました。何と言っても楽しみなのは、給食を先輩方や先生方と一緒に食べることでしょう。本日のメニューは、塩ラーメン、中華風野菜、デザートのココアワッフルでした。昨日に引き続き、いつもよりも大勢で一緒に食べることができて賑やかで楽しい給食時間を過ごすことができました。

 4月から全校児童が、7名から9名になります。

 

【二人並んで静かに給食を待っているの図です。】

 

【準備が終わって、「いたーだきます!」 箸の使い方もとっても上手でした。】

【給食後、千歳市の交通に携わる方がお二人来校し、新一年生の保護者に交通安全について真剣に説明してくれました。かわいい子供たちに絶対に交通事故に遭ってほしくないという強い気持ちが伝わってきました。10分間のためにわざわざ来てくださってありがとうございました。】

 

2/6 札幌大学の先生と学生さんが訪れました。

 緑小学校の教諭の伝手(つて)で、札幌大学の先生と学生たち計5名の方々が支笏湖小学校を訪れました。ゼミの研究に活かしたいという目的だそうです。みなさんは、目を見張るくらい勉強熱心でした。

 

【10:00~14:00という予定でしたが、幸い支笏っ子を気に入ってくださったようで、16:30過ぎまで延ばして交流を深めました。学生たちは進んで子どもたちに関わっていきました。支笏っ子も、珍しいお客さんたちに人見知りせず、積極的に話しかけていました。】

 

【えっ!? 5年生に腕相撲で負けた? きっと花を持たせてくれたのでしょうね(笑)】

 

【普段の体育の学習では、考えられない人の数です(笑) 本時は「走り高跳び」をしました。男性の学生さんが手本として実演してくれたのがよい刺激を与え、幾人かの子どもたちは自己記録を塗り替えていました。】

 

【4時間目に、5年生担任が、ゼミの先生に急遽お願いしたことがありました。『差別とは』というテーマで、自らの体験を語ってくれたり、5年生や学生たちに意見等を聞きながら話題を投げかけてくれたりしてくれました。普段絶対に体験できないテーマの授業です。初めて出会った人との「対話」の楽しさや心地よい緊張感を味わうことができました。】

 

【5校時は、3,4年生が、来るビジターセンターでのプレゼン発表に向けて、リハーサルを行いました。本日支笏湖小にいる方々が全員体育館に集(つど)ってくれました。あまりにも観客が多いせいか、ガッチガチに緊張していました。】

 

 札幌大学のみなさん、必ずまた来てください。子どもたちは、「今度はみなさんのこともっと知りたいな。」と、興味・関心を明らかに示していました。

 みなさんで市営住宅付近に現れたシマエナガを白い息を吐きながら探しに行ったことは、全員の記憶に一生残ることでしょう。

 

 翌日送ってくださった写真の中に、白くてまん丸いシマエナガちゃんがアップで写っていました。思わず笑顔になるそんな一枚でした。