2022年4月の記事一覧
畑の肥料まき作業
放課後、中学生と先生方で畑に肥料をまきました。中学生は毎年やっているだけあって手際が良く、予想していた時間より大幅に短時間で終えてしまいました。広々とした畑を少人数で使えるのも駒里の強みです。その分お手入れが大変になるのでそちらも頑張ってもらいたいです。
なお、肥料は地域の方のご厚意により分けていただきました。いつもご協力ありがとうございます。
今日の授業風景
今日は中学校の体育の時間は、小学生の体力テストのサポートに向けての時間でした。今年のテーマは「自分に打ち勝つ」です。今回は、事前の練習のため、中学生が口頭及びポスターにて説明し、他の中学生が実演しました。それぞれ説明に工夫があり、日常的にできるトレーニング方法まで紹介していました。説明終了後、「足りないところはないですか?」「もっと工夫したほうがいいところはないですか?」など、中学生全員で説明に対する検証も行われました。まさに「協働的な学び」の姿です。小学生を迎え入れての授業が楽しみです。
小学校では、中学校の英語の先生が乗り入れ授業を行っていました。タブレット端末を活用し、個の状況に応じた丁寧な学習を進めています。
今日の朝読書
今日も静かに朝読書からスタート。児童生徒たちは真剣に本を読み入っていました。
明日から大型連休がスタートします。次の登校日は5月2日(月)です。体調を崩している児童生徒もおり、心配しております。ゆっくり休んで元気になって、2日(月)に会いましょう。連休中も、児童生徒たちが笑顔で元気に「あいさつ」を交わし、「あんぜん」に留意しながら「あとしまつ」も着実に行い、楽しく充実した連休となるよう、心から願っています。
本日の授業風景
今日は小学校が体育館で、集団行動(運動会の行進の練習)を行っていました。先生の笛の合図で行進し始め、再び笛の合図でストップ。みんな真剣に取り組んでいることから、タイミングもバッチリでした!
中学校では理科の授業。前時の復習(実験の結果)を確認しました。実験結果を全員で共有・確認できるところが、本校の強みです。また、生徒の質問を電子黒板に表示するなど、「個別最適な学び」を提供します。
おススメ図書の紹介(図書館司書さんより)
「ドーナツの歩道橋」
「ヤングケアラー」という言葉をご存じでしょうか。厚生労働省によると、ヤングケアラーとは「家族にケアを要する人がいる場合に、大人が担うようなケア責任を引き受け、家事や家族の世話・介護・感情面のサポートなどを行っている18歳未満の子どものこと」をいうとのこと。
紹介した本はまさに、ヤングケアラーのお話です。お腹の調子が悪くなってしまう症状に日々苦しんでいた中、高校へ入学した麦菜。パン屋を営んでおりお店の仕事に追われて忙しい両親。小学生でまだかわいげが残る弟。同居している祖母。祖母に痴ほうの症状が出始め、5人一家の日常に少しずつズレが生じていく物語です。
学校から帰ると祖母のお世話は待っている。割り切って友達と遊びに行っても、家のことが気になって全く楽しめない。モヤモヤや孤独感に苛まれながら毎日を過ごす麦菜はどのように進んでいくのでしょうか。ぜひご自身で確かめてみてください。
ちなみに、作者の升井純子さんは元小学校教諭。どこで教鞭をとられていたかまではわかりませんが、札幌在住とのこと。タイトルにもなっているドーナツの歩道橋とは、札幌市菊水円形歩道橋だそうです。身近な作家さんの作品です。手に取っていただけたら嬉しいです。
「もりの100かいだてのいえ」
見開きでストーリーが展開する素敵な、そして大人気の100かいだてシリーズ5冊目です。また2021年TSUTAYA絵本大賞では第3位を受賞しています。
タイトルにあるように、100階立てのお家を主人公がかわいいキャラクターが住んでいる各階を訪ねていくという絵本です。
私の時代でいうと「バーバパパ」シリーズを思い出すような、各階のキャラクターや主人公のイラストをみて自らストーリーを考えたりと、想像力や発想力を身につけられるものです。
「もりの100かいだてのいえ」の主人公は音楽が大好きなオトちゃん。大人でも夢中になります。お子さんと一緒に、音のなる花をたどるオトちゃんの冒険をしてみませんか。なお、同シリーズ「そらの100かいだてのいえ」も購入しています。ぜひ読んでみてください。
※上記の本は、昨年度末に駒里にゆかりのある本間様より寄贈していただきました書籍です。