学校行事
【校長室から】折り返し
教室の温度計が35℃を超える日が続いた今年度。ついこの間まで半袖のシャツで過ごしていましたが、町の木々も黄色や赤に色づいて、雪虫が飛ぶ季節となりました。
学校も毎月のように行事に取り組み、前期から後期へと進みました。終業式と始業式では2つの期待を込めたお話をしました。
「高みを目指して頑張って見よう」千歳中の生徒はどの行事にも一生懸命取り組み、その成果を上げてきました。ただ職業柄、欲張りなもので、まだまだ伸びしろを感じずにはいられなくなってしまいます。目標設定をもう少し高く上げ、こだわりをもって取り組んだとき、また違った景色を見ることができるはずです。その頑張りに大きな期待を寄せています。
「声に出していこう」毎朝、生徒玄関で「おはようございます!」と挨拶をかわし、ほとんどの生徒が挨拶の意思を感じるのですが、4月当初よりは少し声が小さくなっているようです。一人前の人だからこそしっかりと挨拶をするのは世の中の基本です。一日のはじまりとして元気な声が響く空間であってほしいと思います。また、授業でも「わからない」と表現できること、「こうだからわかった」と伝え合うことで、解決の糸口が見つかったり、より理解が深まることをお話ししました。
代表生徒の反省と決意もいつもに増して説得力の伴う、とてもいい発表をしてくれました。日常生活で少しずつ意識された言動が繰り広げられることで、自らの手で充実した学校生活が創られていくと期待しています。