生活の様子

学校のブログ

9/10 支笏湖神社例大祭

 前日は支笏湖神社宵宮祭、10日が支笏湖神社例大祭でした。1時間目だけ勉強し下校。帰宅して法被を着て神社に集合する。という流れになっています。 

【後ろに写っているのがお社です。ここから大人神輿、子ども神輿の順に出発します。】

 

【学校の前来ました。5・6年生がポーズを決めています。そういえば、6年生は、あと半年で中学校へ進学するのですね。小学校生活の思い出たくさんつくってください。】

 

【去年も良い天気でした。支笏湖神社の神様のおはからいでしょう。】

【ミニバレー大会がなぜ例大祭に行われるのかは定かではありませんが、体育館はここにしかないのでみんなで楽しく体を動かそうとなったのかもしれません。 8チーム作ります。 午後7時~午後9時まで行います。ここの仕切りは、小学校となっています。 今年も湖畔クラブ(老人クラブ)の方々の応援もいただきました。ありがとうございました。】

  けがもなく無事に終わりました。心配なのは子どもたちの疲れです。実はこの大会では、小学生チームも作って出場しているのです。

 翌日は二人欠席、翌々日は3人欠席しました。小学生の出場のあり方を考えていく必要があります。

 

9/5 科学技術大学ヨサコイチーム『光一天』

 本日1年ぶりに、科技大のヨサコイチーム『光一天』が支笏っ子の踊りにピリッとスパイスをきかせてくれるためにわざわざ遠方よりバスに乗って来てくれました。

 今回は、いつもの踊りの確認にとどまらず、新しい動きや強弱のつけ方を中心に教えてもらいました。年齢が近いためかわかりませんが、教える言葉が子どもたちにストンと入っていきます。大学生の教え方を見て、教員が学んだところです。

 

【大学生のみなさんはどの子も明るく元気でしたので、子どもたちもすぐにうちとけることができました。】

 

【初めに『光一天』が、いくつかある中の新しいオリジナルの踊りをご披露してくれました。網を引く力強さもあり、空中を舞う蝶のようでもありました。】

【いよいよ、学生さんたちが前もって考えてくれた個人レッスンの時間になりました。】

【今まで何となくあいまいだった体の動きも、全員がそろうように上手に教えてくれました。】

 

【みんなで練習し、腕を磨くことができた達成感のある濃密な時間でした。『光一天』のみなさん、支笏っ子から意欲と技術を引き出してくれて本当にありがとうございました。運動会で踊った動画を送ります。期待していてください!!】

 大学生たちの一連の言動に接した時、清々しい気持ちになりました。たくさんの仲間と共通のことに夢中になっている姿を見たからだと思います。このような体験を日本中の学校に気持ちがなかなかいかない子どもたちに体験させてあげたいと心から思いました。心が動くと思うのです。

 

9/3 二人のお客様!!

 本日、東京から人工知能研究者でラジオ番組「ふんわり」毎週金曜日8:30~のパーソナリティであり「トリセツ」シリーズの作者である黒川 伊保子さんと、某TV番組のチーフ・プロドューサーであり絵本とイラストの画家?の林 幹雄(ミッキ オハヤシ)さんが、支笏湖小を訪れました。目的は、絵本をつくるための現地取材だそうです。

 

【黒川さんは、AIの誕生に立ち会った開発者の一人だそうです。32年前のことです。小学生にもわかるように難解な話を嚙み砕いて説明してくれました。黒川さんの自信に満ち溢れたその姿は、キラッキラ輝いていました。それを聴く支笏っ子の円らな瞳もまるで呼応するかのように輝いていました。】 

 

【林さんは、N〇〇の土曜日の午前10時30分から放映されている番組を作っているそうです。「この番組見てる人いますか?」と尋ねたら、ほとんどの子が手を挙げていました。後で子どもたちに番組の話を聞くと、とても面白くて毎週視ていると口々に言っていました。嫌われ者の動物や虫が「ぼくたちは嫌われたくないのに、なぜ人間は一方的に毛嫌いをするのだろうか?」という言い分を語るという内容のようです。】

 

【学校を後にする前に、みなで記念写真を撮りました。一生の思い出に残る一葉です。ありがとうございました。】

 

【ご自分の著書にサインをしてくださる心やさしい黒川さん。学校に数冊、寄贈してくださいました。】

 

 お二人に刺激をいただきました。感謝申し上げます。これからもご活躍されることを心より願っております。

9/2 どうしたらわかりやすい授業ができるのか。

 先生の仕事の一丁目一番地は、「授業」です。ただ授業をするだけでなく、子どもたちにわかりやすい授業をすることが求められます。

 9月2日に、4年生のわり算の授業を先生方みんなで見て、どうしたら分かる授業になるのかを研究しました。

 

 子どもですから、先生に向かって「先生の授業がさっぱりわかりません。お願いですから、ぼくにもわかるように教えてくれませんか?」なんて言えません。

 ですから我々教師は、子どもの様子から「勉強がわからない・・・」にいち早く気づいてあげなければなりません。そしてどう教えたらその子が分かるのかを分析しなければなりません。

9/1 1年生、立派!!

 本日は、千歳市全小中学校の先生方の研究会がありました。それぞれの先生が専門部会(国語とか算数など)に所属していて、その中の選ばれた(推薦もしくは立候補)一人の先生が授業するのを皆で見に行って、その授業はどうであったのかを話し合う協議会です。

 支笏湖小の1年生の先生が「生活科」で授業をすることになったので、15人くらいの他校の先生方が遥々支笏湖小に足を運んだのです。2名しかいない児童の授業に対して、他の先生方はどのように感じたのでしょうか。

 

【前半は体育館で、釣りゲームや輪投げをした授業でした。後半は、教室に戻って座学です。真剣さと緊張感が入り混じった表情がイイですね~】

 担任の先生、お疲れさまでした!! 授業後にどんな話が他校の先生方から出たのかを教えてくださいね。

8/28 花壇の草とり(5・6年生)

 夏休み中にぼうぼうに伸びていた草をとりました。昨年度は、業務技師さんにお任せだったのですが、今年度は反省し、子どもたちが作業しました。

 

【つい最近までのあの暑さは、何処に行ったのでしょうか。 支笏湖小は涼しい1日でした。】

8/26 今日から「第二節」はじまり!!

 初日から支笏湖小は大雨に見舞われましたが、逞しい支笏っ子は、どこ吹く風。元気な挨拶の声や笑い声が、また学校に戻ってきました。全校集会の様子をお伝えします。

 【野鳥の絵画コンクールで6年生1名と、1年生の二人が、〖優秀賞〗をいただきました。おめでとうございますパチパチ】

 

【今回の作文発表は、4年生です。小樽のドリームビーチに行ったことが、生き生きと表現されていました。真夏の暑さが伝わってきました。聞いている子どもたちも心から拍手をしていました。】

 

【本校は昨年度の冬から、自由研究や作品への取組は自由になりました。それでも三人の子どもたちが取り組んできたので、発表してもらいました。 あれ?しばらく会わないうちに、話し方が上手になっているのはなぜ?】

  今日は、全員はそろいませんでしたが、日焼けしてちょっぴり背が高くなっていた子どもたちに会うことができてうれしくなりました。

 明日からまた、仲間と先生方と一緒に思いっきり勉強していきましょう。わからなかったことがわかるようになる。こんな楽しいことが学校で毎日体験できるのです。

8/25 断捨離終了!!

 本日、夏休みの最後の日。午前9時から3種類の会議が終わった午後14:00から、廊下に並べてあった捨てるものものを先生方みんなで別の建物へ移動しました。リヤカーや車を使って和気あいあいと楽しく作業しました。

「昔の先生方の引っ越しを思い出すね。」と盛り上がっていました。

 

【明日久しぶりに子どもたちが登校するので、メイン廊下をきれいにしました。】 

 

【オオルリ教室の教材見本等も先生方の知恵と工夫で、活用しやすくなりました。テプラーも新たに作ってくれました。】

 

【廊下から見た例の放送室です。素敵です!!】

8/22 先生方全員で断捨離しました!!

 先生方が全員揃ったので、断捨離の大詰めをしました。廊下に並んでいる数々の物品等を先生方で「使う」「もう使わない」という判断を話し合いました。

 みんなの職場をみんな全員で整理整頓、断捨離するということはなかなか実現しないものです。支笏湖小学校ではこの日実現できました。

 職員室の棚に入っていた数々の学習問題集なども「自分は、たまに使っているよ。」「私一度も使ったことありません。」「ハイ、捨てられません。アハハ」など盛り上がっていました。

 

 やはり、自分の家もそうですが、職場もきれいにすると心も体もスッキリします。「自分の家のように学校もきれいにしよう。」する意識が大切です。そのような先生の意識が児童生徒に影響を与え「え? このゴミ拾えって? このごみは私が出したものじゃないから嫌です。」という子どもたちが少しづつ減っていくことでしょう。

 

 来週の火曜日から子どもたちが31日間ぶりに登校します。子どもたちは、学校がよりきれいになったことに気が付くでしょうか?そんなワクワクを抱きながら、支笏っ子を全職員で笑顔で迎えようと思います。

 

 夏休みの断捨離、お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。

 

次の学習指導要領に向けた議論が本格化

 学習指導要領は10年ごとに作られている。次期学習指導要領をどんな内容にするべきかという今後のスケジュールが既に決まっている。

 ①令和7年~8年~文科省からの諮問を審議、中間まとめ

 ②令和8年~中教審から文科省への答申

 ③令和9年~11年~移行措置の実施

 ④令和12年~小学校から順次全面実施

 

現在、新学習指導要領に向けての審議内容のポイントは、

①4つのポイントの継続強化

 「社会に開かれた教育課程の実現」「三つの柱等の資質・能力の育成」「主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改革」「カリキュラム・マネジメントの推進」

 

②教科の再編、内容の精選、重点化

 ・・・しかし、学校現場の実感はいわゆるカリキュラム・オーバーロードであり、子供たちは余裕のない学校生活を送り、学校に魅力を感じなくなっている。いじめや不登校は増加の一方であり、教員の病気休暇等も増加し教職希望も減少の一方である。その一因に現在までの学習指導要領の在り方がある。

 

③探求的な学習・体験的な学習の重視

 実社会・実生活の諸課題から問題を見出し、各教科で身に付けた知識・技能、思考力・判断力・表現力等、主体的に学習に取り組む態度、見方・考え方などを活用したり発揮したりして、探求的な学習を子供自ら推進する学びはこれからの子ども達に身に付けさせたい資質・能力の育成に欠かせない。

 

④「特別活動」の重視

 話し合いによって問題解決する力の育成が今こそ重要である。

 

⑤生き方、哲学の教育の重視

 翻って我が国の子どもを見ていると知識は持っているもののその子なりの生き方や哲学を感じることが薄い。

 

⑥教師の研修環境の向上

 望ましい学習指導要領が改訂されても、これを実現する教師に力量が伴わなければ元も子もない。

 

 中教審の答申を待って、「そうなんだ」と他人事にするのではなく、各校で自分事に「文科省からこういう諮問が出たが、本校の実践を鑑みたとき、どんな答えを出したらよいだろうか。」と、教員みんなで考える必要があります。

 

ひと学級の人数

 ひと学級の児童の上限を35人とする「35人学級」が、令和7年4月、全国の小学校の全学年にようやく行き渡りました。

 平成23年に小学校1年生のみが35人となりますが、他の学年はそのままでした。小人数学級の導入は教育界の長年の悲願でした。コロナ禍の「3密」回避が大きな要因でした。

 中学校では40数年前の基準「上限40人」のままの状態が続いています。

『生きる力』とは?

 「生きる力」とは、現行の学習指導要領で重視されている中心的な考え方で、以下の3つの資質・能力から成り立っています。

(知識・技能)
 社会の変化に応じて必要となる基礎的な知識や技能を身につけ、自分で課題を見つけ、自ら学び、考え、主体的に判断し、行動し、問題を解決できる力。

(豊かな人間性)
 他人を思いやる心や感動する心、自律性、協調性、他者とのコミュニケーション能力など、豊かな人間性と社会性。

(健康・体力)
健康でたくましく生きるための体力や生活習慣、心の健康。

   

  また、「生きる力」は次のような能力も含みます。

☆論理的に考えたり自分の意見を表現する力
☆対話的・協働的に学ぶ力
☆自己理解や自己管理、目標設定、問題解決、意思決定、計画実行などのライフスキル
☆他者の立場や多様な価値観を理解し、共生する姿勢
☆困難に対してしなやかに立ち向かうレジリエンスや、社会とよりよく関わろうとする意欲
 

 要するに、「生きる力」とは知・徳・体のバランスの取れた全人的な力であり、変化の激しい現代社会をたくましく生き抜くための総合的な資質・能力です。

 ただ、☆の2番目の対話的・協働的に学ぶ力ですが、支笏湖小学校のように各学級2人~3人という小規模校では、【いつも同じ人との対話・・・】ということになってしまいます。これが、小規模校の悩みの種なのです。

 

現行の「学習指導要領」が育てたいと考えている“子ども像”とは?

「生きる力」を持った子ども
 これは、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「学びに向かう力・人間性」という三つの柱をバランスよく備え、社会や人生で主体的に学び、課題を解決したり自己実現できる力を指します。
 

〇自立し、他者と協働できる人間
 「自立する人間」「他者とかかわる人間」「自己を成長させる人間」といったキーワードで、主体的に考え、対話や協働を重視し、変化や未知の状況にも柔軟に対応できる子どもが目指されています。

 

〇変化の激しい社会を生き抜き、価値を創造する人材
 決まった正解を出すだけでなく、問いを立て、他者と考え、自分なりの答えを見いだせる力や、多様性を尊重し互いを認め合う姿勢が重要視されています。
 

 まとめると、現行指導要領は「自ら課題を見つけ、学び続け、他者と協働しながら、たくましく未来社会を切り拓く子ども」を育てることをめざしています。

 

⇒知識の暗記を重視してきた時代とは、隔世の感があります。「昔は云々だった・・・」のではなく、その時代時代に求められていた“子ども像”が異なっていたのです。

 

「学習指導要領」って何ですか?

 学習指導要領とは、文部科学省が定める、小・中・高校で教える内容や教科の目標となる教育課程(カリキュラム)の基準のこと。

 全国どこでも一定の教育水準が保てるように設けられており、およそ10年ごとに時代の変化や子どもたちの状況に合わせて改訂されています。

 各学校はこの基準に沿って自分たちの教育課程を作ります。ただし、学習指導要領は最低限の基準であって、各学校や先生は子どもたちの興味や実態に合わせて工夫しながら教育活動を行うことが期待されています。

 教科書もこの学習指導要領を基に作られています。

 

【10年ごとの学習指導要領を振り返ってみましょう】

〇昭和43年~「調和と統一のある教育課程」

〇昭和52年~「ゆとりのあるしかも充実した学校生活、個性や能力に応じた学校生活、個性や能力に応じた教育、個性を生かす教育」

〇平成元年~「自ら学ぶ意欲と社会の変化に主体的に対応できる能力の育成、個性を生かす教育、国際理解・文化と伝統の尊重」

〇平成10年~「生きる力の育成」「自ら学び、自ら考える力の育成、ゆとりのある教育活動、個性を生かす教育、特色ある教育・特色ある学校づくり」

〇平成20年~「生きる力の育成、知識技能の習得と思考力・判断力・表現力等の育成のバランス」

〇平成29年~「社会に開かれた教育課程、育成を目指す資質・能力の明確化、『主体的・対話的で深い学び』の実現、カリキュラム・マネジメントの推進」

 

 特徴的なのは、昭和52年から「個性」という言葉がずっと使われ始めたこと。また、平成10年から現在に至るまでずっと「生きる力」が使われています。裏を返せば「個性」を重んじられてこなかった時代背景の反省から必要視されたということであり、グローバル社会になった今、まだまだ「生きる力」は定着していないということが見えてきます。

 因みに、いまだに言われているいわゆる「ゆとり世代」とは、平成10年から約10年間の間に義務教育を受けていた世代を言います。

「複式学級」とは?

 支笏湖小学校は、開校以来「小規模校」として「複式学級」のかたちをとってきた歴史があります。学校関係者ではない方は、この複式の意味をご存知ないのかもしれません。

《複式学級》

 〈複式学級とは、2つ以上の異なる学年の児童や生徒を1つの学級(クラス)に編成した学級を指します。これは、児童や生徒の数が著しく少ない場合など、単一学年だけでは学級を編成できない特別な事情がある場合に設けられるものです。

 日本の公立義務教育では原則として同学年で学級を編成しますが、例えば過疎地や小規模校などで人数が基準以下の場合、2学年以上を1クラスにまとめることができます。
 小学校の場合、複式学級とされるのは「1年生を含む場合8人以下」「その他の学年では16人以下」が目安とされています。

 特徴:少人数で構成されることが多く、異学年・異年齢集団で学び生活するため、学年を越えた協働や交流が生まれやすいという面もあります。一方で、1人の教師が複数の学年を同時に指導しなければならないため、教材や指導の準備負担が大きいなどの課題も指摘されています。〉

 

 今年度の支笏湖小学校は、5・6年生が複式学級となっております。5年生と6年生が同じ教室で一人の先生から授業を受けます。35人の学級を持つのと、4人の複式学級を持つのはどちらが大変かという答えは、両方持ったことのある先生しかわかりません。

 

 因みに、複式学級のある石狩管内の学校は、江別市は北光小学校。石狩市は厚田学園、浜益小学校、浜益中学校。千歳市は支笏湖小学校、東小学校、東千歳中学校、駒里小中学校です。

 

 

8/7~8/8にかけての大雨

  8月7日の夜の大雨と雷、翌日8日の断続的な大粒の豪雨・・・

 調べてみますと、支笏湖周辺では観測史上1位となる1時間最大70mmの記録的な降雨や、総降水量が約380mmに達するなど極めて異例の豪雨だったそうです。加えて、この地域特有の地形や周辺の山岳(たとえばオロフレ山)から発生した積乱雲が南風によって流入し、「線状降水帯」に近い形で雨雲が長時間同一地域にとどまったことも主因とされているとのことです。

 

8/7 支笏湖地域伝統行事の「提灯行列」に参加して。

 いわゆる『ろうそく出~せ』です。それはどういう謂れなのでしょう。  

 子どもたちが「ロウソク出せ」と歌う理由、そのルーツは函館にあります。このお祭りが始まったのは、函館に残っている記録によると江戸時代の後期から。当時の函館では、ねぶたのような山車と灯篭が町中を埋め尽くすお祭りがあり、その山車を照らすのにつかっていたのがロウソクだったといわれています。

 子どもたちはその明かりのためのローソクを各家から集めていたので、「ローソク出せ」と歌っていた、という訳です。しかしその後、当時の明治政府の方針などの影響で、徐々に函館でのねぶたのようなお祭りは無くなり、ロウソクを集める必要が無くなってしまいました。函館で続く「ローソクもらい」は、後に子供たちがもらうものがローソクからお菓子へ自然と変わり、今も継承されています

 

【「雨が降るらしいので、少し速足で歩きます。あと、歌を大きな声でうたってください。でないと、当たるものもあたらないかもしれませんよ。」  「はああい!!」】 

 

【提灯の中に灯をともすのですが、4年生以上は本物のろうそく。それより下の子は、LEDライトを使います。これらグッズの保管場所は支笏湖小学校です。校長などが持ち運び及びメンテナンスをしています。他校にはないおしごとです。】

【早速練り歩きます。歌の声の大きさ大丈夫ですか? 寄らさせていただいているお店からお菓子を頂だいします。お心遣いに感謝します。】

 

 一緒に歩いていた若者と何とはなしに話をしました。彼は東京から出てきて、支笏湖湖畔のアクティビティー関係のお店に勤めているとのこと。そのお店で働くことが憧れだったそうです。その若者がこんなことを言っていました。「ぼくは、東京の国分寺というところから来ました。東京では、こんな風にみんなで集まって催しものをするということがないので実に興味深いです。夜は、虫の鳴き声が耳に心地よいし、ぼくは、ここに来て本当に良かったです。」

 明日は、恒例の『支笏湖畔 納涼盆踊り大会』があります。奮ってご参加ください。お待ちしておりまーす。

  

8/6 断捨離日記④

 昨日は満足していたのに、本日改めて「階段下の物品庫」や「オオルリ教室」に入ってみると、まだできるかもということに気が付いてしまい、ついつい作業を始めてしまいます・・・

 

①【階段下の物品庫ですが、空間を広げるために更に物を精選しました。】

【使いやすいようにと、場所の移動をちょこちょこしました。】

 

【段ボールに入れていると何が入っているかがわからないので、黒マジックで表示しました。すると業務技師さんがテプラーで作ってくれると言ってくれました!!】

 

【業務技師さんがポツリと言いました。「あそこの天井が支えきれなくて、しなっています。危険ですね。私、強化します。」下の写真を見てください。一番上がかなりしなっています・・・】

  

【何時間も手間暇かけてくださって、結局は補強しての強化ではなく、板ごと取り換えプラス補強を施してくれたのです。これで、矢鱈と重たいB4用紙がおけるようになりましたが、少ししなり気味でしたので、半分は移動することにしました。】

 

 

【他所の学校の部屋に入ったかと錯覚するくらいの変わり様です。】

 

②【気がついたら筆者は、次の取組を始めていました。オオルリ教室の後ろのロッカーに入っていたマジックを一本づつ紙に書けるかどうかを試して断捨離し、色ごとに分けて輪ゴムで巻いてカゴに収納しました。】

 

③【そして疲れを知らない子どものように次に取り掛かりました。テプラーです。本校のテプラーが故障したためもう一台購入しました。すると修理に出していたテプラーが直って戻ってきたので2台になってしまいました。使用するテープを2台どちらも使えるものと1台しか使えないテプラーがあったがために、一つの箱に全部入れていたようです。その時、引き出しを二段使うという発想が生まれたのです。頭の中の電球がピカンと光った瞬間でした。】

 

 

8/6 断捨離日記③

 断捨離シリーズは続くのです。

 本日は、放送室を更に深掘りしてみました。拭き掃除もしてみました。

 

【放送室窓側の部屋の職員室側の面です。】

 

【放送室窓側の部屋の窓近くの職員室側です。】

 

【放送室窓側の部屋の窓近くのオオルリ教室側です。】

 

【放送室窓側の部屋の床です。】

 

【放送室廊下側の部屋です。】