学校のブログ
5/20 マラソン記録会の練習イン校庭
本日の2校時に、ようやく校庭での練習が叶いました。途中で歩いたりする子は一人も見られず、『マイペースで』をしっかり守っていました。
【汗をかいて、水分補給です。千歳青年会議所の理事長さんをはじめ、子どもたちへのスポーツドリンクの差し入れ誠にありがとうございました!!】
【今日は、本当に天気のよい日でした!! 野鳥たちが、走っている子どもたちをまるで応援しているかのように鳴いていました。】
支笏湖小の「体力づくり」
毎年、全国の小学生等が取り組んでいるものに、「新体力テスト」があります。「握力」「上体起こし」「長座体前屈」「反復横跳び」「20Mシャトルラン」「50M走」「立ち幅跳び」「ソフトボール投げ」の8種目があります。令和5年度の支笏湖小の個人個人の評価判定を見ると、伸びしろ部分が少なからずあることがわかりました。
支笏湖小の実態として、〇地域の子どもの人数が少ないことと、限られた空間における固定された遊び方に限定されること 〇学校周辺のみの限られた活動空間(学校グランド・体育館のみ) 〇固定された少人数人間関係による競争力の低下と、ドッジボール・サッカー・鬼ごっこなどの集団競技が遊びの中に取り入れられないことなどがあります。
ですが、支笏湖小学校は工夫を重ね、子どもたち全員の体力向上のために、一年間通して下記の「体力づくり」に取り組みます。
〇休み時間の外遊びや体育館遊びの推奨(先生も一緒に遊ぶ。)
〇支笏湖タイムでの「一輪車」「縄跳び」の推奨
〇「新体力テスト」の全学年全種目実施と記録分析を行い、次につなげる子に応じた対策を考える。
〇「マラソン記録会」「運動会」等の体育的行事や体育の授業の中で授業前の自分から授業後の自分が体力的、技能的に結果が伸びるような授業づくりを行っていく。今年度の手ごたえとして、子どもたちの体力や記録に対して、授業開始時の体力的な記録を確認し、目標をもって取り組むことによって、自分の体力や能力に応じた努力と工夫を考え、実践し、結果的に自身の「伸びしろ」を実感することによって、意欲の向上や達成感、技術の向上がみられた。このような実践を重ねることによって、体力の数値上にも結果が伴うものではないかと考える。
〇体育の授業改革
・全校体育等の時間を工夫し、「集団競技」「集団ゲーム」を取り入れてチームワークや競争心を育成する。
・体育の導入時に本校児童の課題である「体つくりの運動」を取り入れ、過去に実施されていたサーキット的な「5分間プロジェクト」や今年度の取り組みである「体力向上プログラム」などを取り入れ継続的に行うよう実施する。
・ICTを活用した授業を行う。
【自分に身についた技の積み重ねが、一目でわかる表示~目に見える化】
【支笏湖小伝統の一輪車】
【一輪車の技の達成記録の表示~目に見える化】
【『大谷グローブ』の活用】
【オレ、ピッチャー! じゃあ、ぼくバッター。でも交代してね。 合点!!】
5/17 『新体力テスト』に向けての練習
生憎の雨模様でしたので、マラソン記録会の練習の代わりに『新体力テスト』に向けて本日は「シャトルラン」をしました。前にも書きましたが、子どもたちには、ただ「さあ、走ってください。」では響きませんし、意欲もわきません。ですから、本時の目標は、『去年の自分の記録を上まわろう』としました。これは、がぜん張り切っていました。
【よーし!! 人は人。 自分は自分だ。 去年の記録より一回でも増やせるようにがんばるぞー!!】
【何往復したのかをチェックします。一周でもまちがえると相手の努力に失礼なので、ものすごく真剣に見ていました。】
【うあっ、あぐっ、ハーハーハー、もうだめかもしれない・・・うう・・ なにくそ!!まだまだ!!】
【全員、走り終わりました。走った後、急に止まると心臓がビックリしますので、ややしばらくゆっくり歩きます。】
「はい、みなさん集まってください。去年の自分の記録を破った人もいましたね。では、その人に質問します。何か工夫したことがありましたか? みんなにも教えてあげてください。」
「わたしは、ゴールラインを通過したとき、大きくゆっくり回ってペースを守りました。」
授業の終わりに“振り返り”をしっかり行います。本時の自分の反省点を把握させ、次の学習へとつながるようにするのが『未来に生きる力』をつけさせる授業展開なのです。
5/17 支笏湖小<学校図書館>の展示の工夫
定期的に来校されている学校司書さんは、いつも支笏湖小の子どもたちのために“読書環境”を整えてくれています。子どもは大人とちがって人生経験がないので、本から、いろいろなことを疑似体験できたり、夢膨らむ世界を楽しんだりする機会を得ています。
学校司書さんは、一人でも多くの子供にたくさんの本を知ってもらうために、その本のおもしろさを綴った表示をしたり、読みたい本をすぐ見つけられるように分かりやすく分類してくれたりしています。
【雰囲気づくりのために、手作りのかわいらしい掲示物を貼ってくれています。これは、アカゲラですね。】
【ひみつシリーズが、こんなに!! そして、横山光輝の三国志もありました!!】
置ききれない本は、廊下に工夫して展示してくれています。
今、子どもも大人も「本離れ」が深刻な問題となっています。公共交通機関に乗っても、ほぼみなさん、スマホとにらめっこで、本を読む人の姿はとんと見かけなくなりました。
動画等の「与えられた」映像ばかりを見ているうちに、「想像する力」が枯れていくそうです。文字だけから映像をイメージできないので、本が楽しくなくなるのでしょう。
でも、子どもたちは映像を伴わない先生方の「お話」をなぜか好みます。体験した本人が話す話は、心に残ります。
支笏湖小の給食時間は、いつも、先生のどなたかが、おもしろい?話をしたりして、楽しいランチタイムとなっています。
5/17 クラブオリエンテーション
本日、「支笏湖タイム」の時間帯に、4年生以上対象のクラブ活動オリエンテーションがありました。既に決まっているクラブの説明と、どんなクラブをしてみたいかという希望を子どもたちにとりました。ワイワイとても楽しく子どもたちと先生が話をしていました。
温泉巡りクラブ、ウオーキングクラブ、登山クラブ、たこあげクラブなどなど、子どもらしい発想のアイディアがたくさん出ました。楽しみですね!!
5/16 学校の外もクリーン!!
本日、支笏湖小学校の外回りもきれいにしました。3・4年生は、児童玄関前、体育館玄関前、駐車場。そして、5年生は、学校の坂道を担当しました。
【おや? こんなところにもゴミが落ちているぞ。】
【あら、ごめんあそばせ。】
【伝統あるこの支笏湖小をきれいにしょう。ほらほら、足元に落ちているじゃないか、困るよ、きみー。】
【まあ!失礼しちゃう。】
支笏湖小学校の子どもたちは、給食後のそうじをとても丁寧にしてくれます。これからも学校を自分の家だと思ってきれいにし続けてください。
【世界の名言】僕はゴミを拾っているのではなく、運を拾っているんです。(大谷翔平)
5/15 ブッくん?
本校の行事予定表に毎月、何日間か「ブッくん」と書かれているのを「?」と思っていました。今日、初めて何のことかわかったのです。
下校時に子どもたちと玄関で話していると、玄関前に大きな車が止まっていたのです。
あ、これが、「ブッくん」なんだ。早速、車内に入ってみました。
二人のスタッフさんがいらして、いりいろと質問してみました。
「そうなんです。千歳市内で支笏湖小と東小界隈と第二小あたりなどに定期的に回っています。千歳市立図書館から離れたところにいる子どもたちにも、たくさんの楽しい本を読んでもらいたいからです。」
「そうなんです・・・最近は、学校図書館にたくさんの本がそろってきたので、このブッくんで本を借りる子どもは、どんどん減ってきています。」
「そうなんですよ。大人の方も借りることができます。」
今日は、支笏湖小の5年生の男子児童が何冊かかりたようで、早速児童玄関の中で、友だちを待ちながら借りた本を読んでいました。
5/15 歌って引き出す授業
3年生の担任の先生が、ユニークな授業をしていました。体育館ステージ上にカラオケを再現したのです。ねらいは、①あいさつの声のように発表する時も、自信をもって発声できることにつなげたい ②自分の好きな歌を友だちと楽しく歌えることで、口が左右上下に広がる運動ができる ③カラオケは、日本独自の文化なので少しでも触れさせたい だそうです。
3人とも、真剣ですね(笑) 担任の先生は、ずっと盛り上げたり、励ましたりしていました。
【自分で歌いたい曲は、自分の力で選びます】
子どもの、資質・能力を高めるために、全国の先生方は「どんな授業にすれば、子どもたちにとってわかりやすくなるのだろうか?」を考えています。あるアンケートを教員の方々にとったら、プライベートの時、例えば、映画を見に行っても、旅行に行っても何をしていても、「あ、これ授業で使えるかも!」といった調子だそうです。
5/14 「避難訓練【火災想定】」
本日の3校時に火災を想定した避難訓練を行いました。消防署の方に来ていただきました。本校の避難訓練を見て、助言をいただき、今後に活かすためです。
二階の理科室兼家庭科室から出火の想定で、非常口から校庭に避難しました。その際、私語が全くなかったことを校長先生に褒められました。
その後、理科室に戻って、消防の方からのお話と、【誤飲したときの対処方法】の勉強もしました。
【誰かが、誤飲したら、背中を平手でたたきながら、「セキをしてください!」と何度も伝えること】
【それでも、吐き出さなかったら、「ハイムリック」という方法で、みぞおちをあたりを押します。】
【意識がなくなった場合、「胸骨圧迫」をします。でも最も大切なのは、直ぐに119番に電話することだと教えてくれました。】
【最後に、一人一人から授業を受けた感想等を発表しました。全員の発表後、児童会長から消防署の方々に丁寧なごあいさつをしました。】
本日は、教職員もとても勉強になりました。いつもと同じパターンの避難訓練を毎年繰り返したりせず、状況や設定を変えながら、それに見合った避難方法を考え、生きた訓練をしていきたいと思います。
5/11 公園清掃オリエンテーション
先日の土曜授業➀の3校時に、全員で徒歩でビジターセンターに行ってきました。この学習のねらいは、①自分たちの住んでいる地域をきれいにし、郷土・地域に対する愛着をもつことができる。②清掃活動を通して、美しい自然環境を維持しようとする気持ちを持ち、日常生活でいかすことができる。の二点です。
特に、学校で力を入れていることは、『日常生活でいかすことができる』というところです。公園では、ごみを拾うけど、学校や家では知らんぷり・・・これでは、よくありません。
『三つ子の魂百までも』という言葉があります。小さいころに学んだことは、ずっと忘れずに心に残るそうです。
今日この体験をした子どもたちは、大人になっても、支笏湖に限らず外国に行っても目の前にゴミが落ちていたら拾うと思います。
外国のスタジアムで試合が終わった後、“日本人はごみを拾って帰る”というのは、諸外国で有名な話です。日本人は小学生の時に『遠足』に行きます。帰り際、必ず集合して先生がこう言うのです。『持って帰っていいのは、ゴミと、思い出だけだぞ!』これが、小学生の脳裏に刻まれて、外国のスタジアムでもゴミを拾うことにつながっていくという話だそうです。
5/13 『マラソン記録会』に向けての練習
本日、生憎の雨により、体育館でマラソン記録会に向けての練習をしました。授業の始めに、課題おさえさせます。そして、闇雲に体育館を走らせず、『記録会で走る距離は、体育館〇周と同じ』という具体的なイメージを持たせます。また、支笏湖小の子どもたちのよいところの一つは、走っている子を励ますところです。
【がんばってー!!あと19周!! 】
【授業の終わりには、振り返りをします。担当の先生から、『〇〇するように心がけたから、〇〇ができるようになった』と常にそれが言えるように意識して練習に臨みましょう。という話がありました。】
【世界の名言】目標も決めずに行動するのは、目的地を決めずに旅に出るようなものだ。(松尾芭蕉)
5/11 土曜授業の日
本日は、千歳市内小中学校一斉の一回目の土曜授業日。
さて、昨日、グラウンドを整地した話をしましたが、今日は、間 髪を入れずに、グラウンドのポイント打ちをしました。学校のあるあるなのですが、必ずその当日の朝に話題になるのが「グラウンドの設計図どこにあったかなあ?」です。支笏湖小も今朝そうでした(笑)
写真では、業務技師さんがたった一人で作業しているように見えますが、他の先生が3時間目に向けて居なくなった後の場面ですので、ご心配はいりません。
ポイント打ちをした方であればおわかりでしょうが、画用紙に絵を描くのとは全然違い、大きなスペースが相手ですので、ズレたりなどいろんなことが起こります。最初から作業をやり直すことも珍しくはないのです。
お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。
5/10 グラウンドを整地してくれました。
本日、午前9時から12頃まで、年に二回行ってくれる「グレーダー」によるグラウンド整地を業者の方にやっていただきました。
雪の下でドロドロになった土が、まるで支笏湖の「鏡」のようにきれいに様変わりしました。
これで子どもたちも、気持ちよく運動や遊びができます!!
5/10 これまた、工夫上手!!
GW第二期のものすごい風速があった日、教材園のビニルハウスの新品のビニルがビリッビリに破け、どこかに飛んでいき、おまけに骨組みもところどころ折れてしまいました・・・
本校の業務技師さんは、その後ずっとどうすればいいか悩んでいました。
でも、本日、教材園のビニルハウスが復活したのです!!
破けて四方八方に飛んだビニルの一部を拾い集め、それらに取り換える前にとっておいたビニルをつないだり重ねたりするという工夫を施したようです。
業務技師さん曰く「実は、風で飛ばされた原因があったんです、はい。風の出口を作っていなかったので、帆船のように飛ばされたのです。で、今回は、風の出口を作ることにしてみました。ファスナーを付けてみたので、調整可能になりました。」
2枚目の写真をよく見ますと、三角型の窓が確かにあります。
ありがとうございました。
【世界のことわざ】堅い木は折れる、柳に雪折れなし
5/10 危険を未然に防ぐ
「児童玄関の扉が開いたときの隙間に、子どもたちの指が入ると指が飛んでしまいます。」という教員の心配を受けて、市教委施設課に連絡をとり、写真も送りました。数日後すぐに二人で来てくれました。でも、ゴムみたいなものをはるとしまらなくなるな・・・4人で「対話」して課題の解決策を見つけました!!
~厚めの透明シートをふわっと外から取り付ける~
本日、業務技師さんが、どんなものを、どのように、どこに取り付けるかを考えてくださって、取り付けてみました。なかなかいい具合です。
これは、特許をとれるかもしれません。全国の学校のみなさん、ぜひ参考にしてみてください。
今回、お金は一切かかっていません。かかったのは、知恵を生みだす頭脳という名のエンジンだけです。
5/7 リコーダー練習【5年生】
リコーダー練習でした。教科書の音符にドレミをふって、いざ吹かんという流れになるのですが、ICTタブレット端末をここで活用します。
学年と曲名を自分で打ち込むと、その曲のメロディーや階名が出てきて、それはまあ、分かりやすいのです。
【メロディーやリズムも概ねつかんだので、次は個人練習に入ります。】
5/7 昼休みの風景
大谷選手のグローブを使って遊ぶ子がいました。
・・・大谷選手からのたっての希望があったのです。
「私がグローブを寄付した理由は、飾ってもらって皆さんに眺めてもらうためではありません。どんどん使って一人でも多くの子どもたちに野球の楽しさを味わってほしかったからです!!」
支笏湖小では、時折、今回のように使わさせていただいております。
ビーチバレーボールに空気を入れてる子がいました。これから遊ぶのかな?
あれれ?ビーチバレーはどうしたのかな? なぜ匍匐前進??(笑)
5/7 そう言えば、あの卵は・・・
本日、給食時間に話題になったのです。「そういえば、あのエゾサンショウウオの卵は、どうなったのかな?」
いろいろな予想が出ました。【もう卵からかえったのでは?】【アライグマなどに食べられたかも・・・】【カラスがいたずらして・・・】
掃除がを終わると、何人かの子どもがもう水の辺りに集まっていました。学校司書さんんも馳せ参じていました。
すると「あったー!!!!」
枝に絡みついていた卵の塊は、水底に落ちてはいましたが、無事でした。みんなでホッとしました。
心なしか中の白い卵が、大きくなってきたような気がします。
5/8 さすがは、5年生。
5年生は、自分たちの「対話」を通して、子どもだけでも学習を進めることができます。先生は、ほとんど指示をしません。時には「〇〇、これどう思う?」と自分の考えを隣の子に聞いてもらい、相手の考えも聞いて、「考えを深める」ということを自然と行っていました。
先生の説明をただただだまって聞いて、ひたすらノートに書いて、知識だけを詰め込む・・・そんな時代は過去の話です。「未来に生きる力」は、いろんな人と対話して、いろんな情報を集め、新しい考えを創って、目の前の課題を解決する力です。
【世界の名言】三流は人の話を聞かない。二流は人の話を聞く。一流は人の話を聞いて実行する。超一流は人の話を聞いて工夫する。(羽生善治)
保健室のエアコン
昨年の暑かった夏をきっかけに、北海道の小中学校などにクーラーの取り付け始まりました。市町村によって、時期や規模が異なります。でも、北海道の学校にクーラーを付ける日がくるなんて、昭和生まれの筆者にとっては考えられないことです。北海道は、涼しい避暑地だとばかり思っていました。
昨年度のうちから、支笏湖小にもまずは1台、保健室に取り付けてもらいました。今年度から少しづつ工事が入り、クーラーが増えていく予定です。