グランドデザイン
中学校国際交流、生徒会交流会、絵本の読み聞かせ
中学校では、英語科の授業の一環として、海外からの観光客に対して、英語で自己紹介や千歳市のPR活動を行うなどの活動に取り組みました。緊張しながらも外国の方と積極的にコミュニケーションを図るなど、有意義な時間を過ごすことができました。本校生徒会では役員が市内の生徒会交流会に参加し、他の中学校の生徒会役員との日頃の活動の交流を行いました。本校は小学校との併置校であるため、生徒会の活動として小学生に「絵本の読み聞かせ」を定期的に行うなど独自の活動も行っています。
新千歳空港での国際交流12月16日
生徒会交流会12月17日
中学生による「絵本の読み聞かせ」12月19日・20日
小学生「空港でインタビュー」
今週、小学生は生活科と総合的な学習で新千歳空港へ行き、空港にいる大勢の外国人にインタビューを行ってきました。事前に何度も練習したフレーズを使い、「好きな食べもの」「好きな日本のアニメ」「日本でしてみたいこと」など様々な質問をしました。ちょうどその時間は中国便が多い時間帯でしたが、ブルネイ、シンガポール、韓国、イングランド、アルゼンチン等、色々な国の人々と触れ合うことができました。みなさんとても親切で、とてもすてきな体験となりました。
12月も半ばになりました。
生徒会では、「駒里新聞」を発行し、12月の目標を呼びかけています。中学校では、テストに向けてバク自習を進め、12月11日(木)には、3年生が中学校最後の定期テストを行いました。いよいよ、それぞれの進路に向けて、準備を進めていきます。
12月下旬には、「読み聞かせ」を予定しています。
Version up
金メダリストの池崎選手からいただいたサインの展示を本校の司書さんが、バージョンアップしてくれました。
市立図書館から、池崎選手に関わる書籍も借りてきてくれました。サインと一緒に展示しています。
保護者の皆様、地域の皆様、ご興味ある方は是非ご覧になりに来てください。
「本の紹介」(12月)
「新時代」池崎 大輔 著 読売新聞社
2024年パリ・パラリンピック 車いすラグビーで悲願の金メダルをとられた、池崎さんのご自身による著書です。
函館出身で、病気の発症が6歳。それまでは外を元気にかけまわっていた、どこにでもいる一人の少年。絶対に辛かったでしょうし、悔しかったでしょうし、大変な思いもたくさんされてきたのだろうと思います。しかし、本書は池崎さんの常に前向きな気持ちが掲載されています。そのポジティブさはどのようにしたら生成され、うまく活かしていけるように生きていけるのだろうと、池崎さんの心の大きさに感嘆します。
また、「障がい」ってなんだろう。本書を読み終え、私がもうひとつ強く感じた想いです。手足が不自由な方、生まれつき内臓系や脳に疾患をお持ちの方、視力・聴力が弱い方・・・・・様々な方がいるこの世の中で、なにもない人を健常者と表現します。健常者の腰痛は「障がい」とは表現しません。本書では池崎さんも疑問を投げかけています。
世界の強豪国の中で、今回金メダルという世界一を獲得されたチームの一員である池崎さんは、次の2028年ロサンゼルスを目指すそうです。注目し応援していきたいと思います。
自虐あり、自己ツッコミありの笑いもある、読み応えのある一冊をぜひ一度手に取っていただけたらうれしいです。