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2023年5月の記事一覧

5.13Sat.土曜授業

1、3年生 体育大会に向けたクラスごとの「価値づけ」・作戦会議

 クラスによって、取り組み方は様々ですが、どうやったら「長縄が連続で続くのか?」「リレーを速くする方法は?」「最後の体育大会の〇組の意義・価値は・・」、ただ行事を迎えるのではなく、それまで取り組み過程の中で、何ができるようになり、どう価値づけしていくか・・、それぞれのクラスが、班で、学級で、対話し、価値づけをしていく姿に「取り組み過程の中で育っていく」頼もしさ、笑顔や温かさを感じました。

2、修学旅行自主研修発表会・まとめ集会

 1~5組とはまなす学級の代表者が、修学旅行自主研修のプレゼンを披露していました。行程の紹介、研修地のこと、研修の様子やトラブル、面白エピソードや食や古都京都の魅力、自主研修を終えての感想など、充実した研修となったことがうかがえる、拍手と笑いある温かな発表会でした。

 引き続き、代表委員会の運営で行われた2コマ目のまとめ集会では、各委員会の総括や放送委員会からは、制作日数4日間とは思えない素敵な想いでスライドショーが上映され、みんなで創り上げた修学旅行を改めて振り返っていました。竹谷先生からは、準備、修学旅行の3日間、最後のまとめ集会まで、その取り組み過程のすべてについて、まとめと総括を話していました。この取組の間、「みんなが楽しめるものを・・」と快く送り出してくれた家族や旅行団に関わるすべての人たち、生徒自らが自治力を高めて、協力し合い創り上げた素晴らしい修学旅行でした。

3、教科の学習の様子

  生徒達が、今までの学習で培った教科特有の見方・考え方を働かせて、「課題の解答や自分なりの意見・考えにたどりつく」、「意見・考えを他者との対話や協働の中で・・」・・といった授業づくりのイメージを千歳中学校の日々の授業研究で取り組んでいます。1年生の英語科で「日本語での自己紹介後に既習事項で自己紹介をしてみよう」とか、数学科で、「解答方法についてわかる人も分からない人も協働で、教え合い学び合い、作戦会議を持つことで、自ら学び取ったり、わかるように伝えることでより確かな理解につながったり・・」といった授業も、子どもたちが自ら学び取る授業にする工夫が感じられます。

4、交通安全教室

 千歳警察署交通第一課長さんに来校いただき、交通安全教室を実施しました。「被害者にも加害者にもならないために・・」交通ルールをしっかり守り、自身の健康安全を・・。長﨑生活委員長より交通安全宣言で、交通安全教室を終えました。

 5月11日から20日まで、「春の交通安全週間」です。自転車を使う機会が多くなってきたり、車もついついスピードを出しがちな季節、事故発生のリスクも高まります。自分と身の回りの大切な人の交通安全、健康安全を心がけた生活を送りましょう。自転車使用時のヘルメットについては、着用の努力義務化となっています。もしもの時のためにも、自転車使用時のヘルメット着用率向上に努めましょう。

 

5.12Fri.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業4・部活動本格化

1、わかる楽しい授業

 ①国語では、グループ発表による、登場人物の心情や作品から得られる考え方、生き方、自分なりの想いや感想を共有し合った後、学習の振返りとして、Googleフォームを使って、学習後の感想をそれぞれが整理していました。個の読み取りを、集団で交流し合い、広げ深める。そしてまた、個にかえっていく・・。「みんなで学び合うことの楽しさ」、協働的な学びです。

 

➁美術

 黙々とクリエイティブな作品作りに取り組む様子に、美術・芸術面での「表現力の豊かさ」を感じます。国語・数学・・・といった教科も大切ですが、感性を磨く、強みを伸ばす・・といった面で、実技・技能教科における表現力も欠かせません。様々な図案や動植物等、作品作りの助けとなるためにネット検索も活用します。

③理科

 「理科の先生の実験準備って大変だなー。だけど面白そうだなあー。」とずっと同僚の先生方の理科の授業を見てきました。実験準備し、授業で、課題や予想、検証・実験方法を確認し、グループで協力して、実際にやってみる。結果やデータを整理し、考察・まとめ・・。理科の授業には、「不思議だな、おもしろい・・」わくわく感がいっぱいです。体験的に学んで、確かに活用できる力を・・。

2、部活動本格化

 5月2日の部活動結成集会で、部活動の意義や約束事を確認し、1年生も含めた活動が本化化しました。部活動を見て回ると、活動中でも身体をこちらに向けて「こんにちわ!」という元気な挨拶が、うれしくなります。少子化で、チームのメンバーが集まらなかったり、R5~R7年度にかけての地域移行で、様々な変化がでてきたりする学校部活動ですが、「志を同じくする仲間が、日々の活動や試合経験を通して、心・技・体を磨き、協力し合い、関わる多くの人達への感謝と礼を尽くし、目標達成を図る・・」、その過程を通して、人として成長を遂げることを願っています。

 

5.9Tue.修学旅行 自主研修レポート(HR)発表会

 「教科書や本でしか見たことなかった場所や風景を自分たちの足で実際に歩き、見聞きして、体験して・・。素晴らしい経験や学びとなったし、コミュニケーション力もついた・・いい想い出になった・・」自主研修レポート発表会を見せてもらいましたが、時間をかけずに、文字は少なく、「伝わる」スライド製作のうまさ、(書いてあることを読まずに自分のことばと感想で伝える)プレゼン力の高さに感心しました。スライドのバックを「きつねや竹」等、京都にあった手書きのスライド背景にしている人もいました。様々な教科での学習や1,2年生での研修まとめと振り返りの習慣が生きていると感じます。おそらく、自分が社会に出ても、様々な製品や仕事上のプロジェクトの説明等、自らの考えや発想、企画等をプレゼンする機会が出てきます。小中学生期のこうしたプレゼン力の育成が、キャリアの視点でも大切だと、改めて感じました。

 いい経験が、いい発表につながっています。中学校生活最後の「〇〇」に、しっかり、ねばり強く、チャレンジし、ひとつひとつ、クリアしていきましょう。

 

5.9Tue. 学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業3

 「習うより慣れろ」という言葉があります。これは、『人に教えられるよりも、自分で経験を重ねたほうが身につく』といった意味のことわざです。英語でも、Practice makes perfect.(実践により完全の域に達する)という言葉があります。「習う」ことで身につけていた知識再生型の学力ではなく、自ら五感を働かせて経験的に学ぶ、学び取る習慣が大切だと言われている現代。そうした、経験的な学びの強さは、今も昔も変わらないのかもしれません。

 2年生の国語「アイスプラネット」の授業では、登場人物の関係性や出来事、その時の感情等を読み解き、自らの考えをみんなにプレゼンしながら、また、質問や反対意見等ももらい議論していく中で、学習が深まっていました。

 「登場人物の言動に着目して、人物の関係や心情の変化をとらえること」、「 登場人物の考え方や生き方などについて、自分の経験などと関連づけて考えをもつこと」等がねらいの単元ですので、登場人物の関係性や心情理解だけでなく、自分事として考え方や生き方など深め・広げる学習に感心しました。

5.9Tue.学力・学習状況調査 英語「話すこと」調査

 2月に一度、予備調査を行った英語「話すこと調査」。先生方が進め方を丁寧にスライドにしてくれたので、「話すこと調査」「質問紙調査」を終えることができました。調査問題なので、本来、できばえや学力を競い合うものではありませんが、「何ができるようになっているか・・」「何が身についていないのか・・」を把握し、明日からの学習の仕方に活かすことが最も大切なことです。

 今回のオンライン調査で使用した、MEXCBT(メクビット)は、文部科学省が開発したオンラインの学習システムです。 「オンライン上にあり、インターネット環境があればどこからでもアクセスが可能で、国や自治体が作成した試験問題に、オンライン上で挑戦することができる」という利点があるので、英語だけでなく、様々な教科で活用が研究されています。

 変化の激しい社会に対応していく、「思考力・判断力・表現力」を身につけてほしいという世の中の要請です。学力・学習状況調査や入試問題の出題傾向のように、いわゆる「思考力を問う問題」が、今後ますます、様々なテストや試験で問われるでしょう。ちょっと難解な問題文を、「情報を整理して、問われていることを読み解き」⇒(必要によっては図表で表し・・)⇒様々な教科で身につけた「見方・考え方を働かせて」⇒「解答を導き出す」。タブレット端末のようなICT機器も利活用しながら、多様な他者と協働し、納得解・最適解を導き出していかなければならい時代です。日々の積み重ね、粘り強い努力、自律的に学び取る姿勢を磨いていきましょう。