学校行事
【校長室から】気持ちの良いすべり出し
着任してから2週間、生徒が登校して1週間が過ぎました。
朝、生徒玄関で登校を出迎えていると、次から次へと人の波が絶えることなく生徒が登校してきます。できるだけ全員とアイコンタクトや会釈などを交えながらあいさつをしたいと考えているのですが、なかなかそれを叶えることができません。それでも、にっこりと笑顔を添えてあいさつを交わしてくれたり、丁寧に会釈をしてくれたり、少し距離があるな感じつつも元気な声であいさつをしてくれる生徒が多いことに、とてもうれしく思っています。
その後、朝読書の時間に教室を回ってみると、静寂な空気の中で読書をしている姿にすがすがしさを感じています。
一人一人、目標や課題は違えども、きちんと向かい合って取り組み、様々な場面でその輝きをみせてくれるであろう、という期待に溢れています。多くの人たちと「楽しさ」を共有して過ごしていきましょう。
参観日・PTA総会
今年度最初の参観日を実施しました。今週、授業がスタートしたばかりですが、グループ活動あり、対話あり、実験ありと生徒一人一人が主体的に学ぶ姿が随所に見られました。
その後のPTA総会では令和6年度の体制や事業について確認されました。本年度も保護者・地域・学校が一体となって教育活動を進めていければと思います。
生徒のみなさんは少し忙しい1週間だったと思います。週末にリフレッシュをして、来週、また元気に登校してくださいね。
R6のスタートにあたって
全校生徒541名がそろっての令和6年度のスタート。教室で朝の学活を迎える一人一人の表情に学年のはじまりの緊張感を感じます。1年生の各教室でも落ち着いたスタートを切り、担任の説明にうなずきながら反応する様子が見られました。オリエンテーションやガイダンス、相互紹介等の学習が多くなりますが、コミュニケーション豊かに、やる気に満ちたスタートとなることを願っています。
2・3時間目は生徒会プロデュースによる「対面式」が、4年ぶりに全校集会形式で行われました。部活動紹介や生徒会活動紹介に関わる先輩方の姿、それを聞き入る新入生の姿、どちらも大変立派でした。
その後の各学級の学活では委員会や係・班決めなど、学級活動の準備を整えていました。全校生徒一人ひとりの「新たな挑戦」が楽しみです。
4.6Sat. 入学式
183名の新入生を迎え、入学式を行いました。
真新しい制服に身をつつんだ1年生ひとりひとりが、本当に立派な態度で式に臨んでいました。
また、生徒会代表、新入生代表の挨拶も素晴らしいものでした。
さらに、BGMを演奏してくれた吹奏楽部のみなさんや、
校歌を披露してくれた生徒会役員や合唱部のみなさんの力添えもあり、
本当に素敵な入学式となりました。
ご出席いただいたご来賓のみなさま並びに保護者のみなさま、
ありがとうございました。
4.6Sat. 着任式・始業式
この春、本校に着任した教職員の着任式を行いました。
着任式では、14名の教職員が挨拶して、2,3年生とこの日初めて顔を合わせました。
引き続き行った始業式では、「何事に対しても、楽しさを感じながら取り組む1年にしてほしい。周囲の人たちへの思いやりをもった真の楽しさを。」と、学校長から生徒たちにエールを送りました。
また、代表生徒たちも、「挨拶を大切に過ごしたい」、「部活動や進学に向けた一層努力したい」、「後輩の手本となるよう行動したい」、「昨年1年間の頑張りを生かしたい」など、とても立派に挨拶していました。
3.25Mon.修了式・離任式
令和5年度が終了し、修了式、離任式が行われました。修了式では、学年代表、生徒会代表の生徒達が、1年間を振り返りながら、次の学年につながる素晴らしい挨拶。自ら考え、豊かな表現力を持ってアウトプットする力が確実についている堂々としたスピーチに感心させられます。
離任式では、離任される教職員の挨拶の後、代表して平間さんから、それぞれの先生に心温まるメッセージをもらい、全校生徒で歌ってくれた「旅立ちの日に」は、心に響く、ちょっと切ない、感動的なハーモニーでした。素直で、心優しく、何に対しても精一杯の努力を惜しまない千歳中学校の生徒のみなさん、次のステージでの益々の活躍を離任者一同、心から期待しています。ありがとうございました。
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修了式にあたって・・ 学校長 金森 直人
春は別れと出会いの季節。お世話になった先輩や先生、喜びも苦労も共にした仲間、多くの出会いや別れがあって、人としてさらに一歩、成長するものです。
卒業生が、堂々と胸を張り、礼儀正しく、卒業証書を受け取る姿に胸が熱くなりました。高らかに学年合唱「道」を歌い上げ、希望を胸にそれぞれの道へ、あゆみを進める感動的な卒業式でした。
修了式にあたり、進級するみなさんに三つのことを話します。
一つ目、「自ら考え、思考し、表現する力」「多様な人たちと協働し、納得解・最適解を創造する力」が、国を挙げて求められています。卒業生の公立入試問題でも、一問一答的な問題ではなく、「読解力・記述力」(書かれている、問われていることを読み解く力や、自分で考え、適切に書き、表現する力)が問われる、難しい問題に苦労していました。探究し、対話することで身につく、「思考し、判断し、表現する力」「本当に分かっていないとアウトプットできないプレゼン(表現)力」を身に付けていきましょう。
二つ目、人間、「天才型か努力型しかいない」等といわれますが、真の天才は、目標を持っち、達成に向け、不屈の努力をします。「努力の大切さを知っている人こそ、真の天才」なのです。
三つ目、(勉強を疎かにしていいとは言いませんが)人として大切なことは、日々の学級活動や学校行事、生徒会活動や部活動によって培われると思っています。勉強の伸びと人間力の伸びが、1+1を3にも5にも10にもします。
進級にあたって、①アウトプットする表現力をつけよう、➁努力の大切さを知る人になろう、③勉強に加えて、日々の諸活動にも精一杯取り組もう。この3つを大切にして、4月からの自分をイメージすると「今、どう行動すべきか」が見えてくるはずです。次なるステージでの飛躍に期待し、修了式にあたっての言葉とします。
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3.15Fri.卒業式 北海道新聞掲載記事紹介
3月15日の北海道新聞、千歳・恵庭版に掲載された記事を紹介します。
北海道新聞社許諾D2403-2503-00027903
3.14Thu.第77回卒業証書授与式
3月14日(木)183名の3年生が、高らかに合唱曲「道」を歌い上げ千歳中学校を巣立って行きました。ポストコロナ時代に、自分たちにしかできない、新たな千歳中学校の伝統を創造し、「志高く、未来へ・・」力強くそれぞれの道へ歩みだします。卒業生、在校生生徒会や吹奏楽部、来賓として千歳市教育委員会、千歳中学校PTA役員、千歳中学校学校運営協議会、そして、卒業生の保護者、学校職員によるほぼ制限のない卒業式。吹奏楽部の演奏で堂々と入場し、笑顔を見せながらも凛として証書を受け取る姿、想いが込められた送辞・答辞、心に響く学年合唱・・変化の激しい時代にも、素直で、前向きに、協力し合いながら・・、たくましく歩み出した卒業生。温かさの中に決意や覚悟を感じさせる胸が熱くなる卒業式となりました。
学校長「式辞」を一部掲載します。
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三年に渡る感染症対策、猛暑に暴風雪、GIGAスクール・・激動の時代に、家庭での養育と成長、学校を支える多くの方々のご尽力があって、子ども達の今日の姿があります。これまでのご労苦に対しまして、心から敬意と感謝を申し上げます。
卒業生のみなさん、笑顔をたやさず、素直で、心優しい人がら・・ゴールを設定し、ひたむきに努力するたくましさに、私たち大人が、何度も勇気と感動をもらいました。近年、人間の「生き方」に関わり、ウェルビーイングという言葉が注目されています。心も身体も健康であり、社会の中で、良い関係性を保ち、自分らしく生きる、といった言葉です。目標を定め、努力を惜しまず、仲間を大切するみなさんの生き方は、個性豊かな一人一人のウェルビーイングを実現してくれるものと確信しています。
旅立つ三年生へ、二つのお話をします。
一つ目、みなさんは、ことごとく四年ぶりとなる教育活動に新たな千歳中の伝統を築いてきました。それを成し遂げたものは何なのか・・自治力の高い生徒会・学級活動、努力・協力の大切さを学んだ部活動、そして、主体性を持って、「共に学び、共に高め合う」経験に他なりません。世界中で起こっている紛争や、自然災害等・・多様性を認め、協力し合うことでしか、解決が難しい課題にも、主体的・創造的に、挑戦する精神を忘れないでください。
二つ目、皆さんは空の玄関口千歳市で育ちました。官民一体の先端半導体国産化が動き始めました。国際化、情報化、SDGsに向き合っていかなければなりません。Think globally Act Locally 地球規模で考える視野の広さと、足元から物事を始める行動力を一層伸ばしてください。
二つのことを話しましたが、みなさんが培ってきた「主体性・創造性・協働する力」、そして、「広い視野や行動力」は、みなさんの歩む、それぞれの未来を明るく照らしてくれるはずです。結びになりますが、これからの人生も「志高く、未来へ・・・」卒業生のみなさんの、素直で、前向きな心が、変化の激しい時代を たくましく切り拓いていく原動力となることを信じ、式辞といたします。
令和6年 3月14日 千歳市立千歳中学校 校長 金森 直人
3.13Wed.卒業式総練習
明日の卒業式に備え、総練習を行いました。コロナ禍明けの卒業式は、卒業生、保護者、市教委・PTA・CS委員の来賓と1,2年生の生徒会役員、吹奏楽部の参加で実施いたします。会場である体育館の収容人数の関係もあり、在校生も一堂に会しての卒業式はできません。そうしたことから、「ぜひ、1年生、2年生にも、3年生が卒業に向け一生懸命練習に取り組む姿勢や、学年合唱曲に込めた想いや歌声を体感してほしい」と、12日(火)には、1年生に、13日(水)には、2年生に参加してもらい、学年合唱「道」を聴いてもらう機会を持ちました。
誠実に一生懸命やり切る姿が美しく、かっこいいことだったり、仲間との絆、3年間の想いを込めた合唱のすばらしさを体感できたのではないでしょうか。こうした経験から、多くの事を感じ、受けとめ、心を込めて卒業生を送り出すことが、「伝統を託す卒業生たちにとって」も、「次代を担う在校生にとって」も、とても意味あるセレモニーとなりました。背中で見せてくれた卒業生のみなさん、ありがとう。
3.12Tue.校長講話から
感受性豊かで、一体感、チーム感を持った3年生が、講話に耳を傾け、最後には合唱曲「道」を謳ってくれました。ポストコロナ時代にひとつひとつ、新たな伝統を創り上げてきた卒業生たち、堂々と胸を張り、高らかに歌い上げ、それぞれの道へ・・。在校生にも、みななの想いを「歌に込めて贈りたい」・・卒業式までの取り組みに「時間がたりない・・」といいながら笑顔で頑張る姿に、胸が熱くなりました。
講話では、人間には天才型と努力型しかないから、自分は努力型だと思ってがんばったこと。しかし、「努力の大切さをしっている人」こそ真の天才であること。「願えば叶う」と言うけれど、そこには、「努力する事を怠らなければ・・」ということばが隠されていること・・。夢や目標を持つことはもちろん大切なことであり、夢は可変的で、「変わるもの、再構築するもの」常に目標を持ってトライしてほしい・・という話をしました。
卒業までひとつひとつの授業を確かにクリアしていく3年生。卒業式での勇姿に期待しています。