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学校行事

6.15Wed. 学ぶ意欲の向上とわかる授業

 生徒の「わかった、できた、おもしろかった」が次なる「学ぶ意欲」につながり、「子どもたちが自律的学習者として学び取る」授業、「わかる授業」をつくろうと教科の専門性を生かしながら先生たちも、日々工夫しています。ICT活用についても効果的な活用方法について、研究・研修を深めながらの授業づくりです。

 

 1年生音楽では、豊かな表現で歌ったり、音楽鑑賞で様々な音楽のすばらしさを味わうことはもちろん、そうしたことを支える音楽の知識・技能や楽典についても学び取ってほしいと授業が進められていました。

 2年生美術の「自分のシンボルマークをつくろう」では、自分らしい思い思いのシンボルマークをデザインし表現力を発揮していました。作業中、おしゃべりせず、集中して取り組む姿に作品制作への意欲的姿勢が感じられます。

 2年生の国語では、文節、単語、品詞や活用等、ことばについての基礎的な事柄について、ワーク等も活用して学習しています。

音楽

 3年生の社会科では、「人権」について考える授業。ハンセン病患者として差別や偏見を受けてきた人たちの動画等も視聴しながら、「人権」という考えの生い立ちや広がり、歴史的背景等についても考えを深めています。

 2年生英語では、英語のスキットから、If(もし~ならば)といった文章表現について学習していました。

“If you can dream it, you can do it.”      夢や志を持って努力しよう。「願えば叶う」

6.14Tue. 前期中間に向けて

 前期中間テストが17日(金)に迫りました。MYゴール手帳を活用して学習計画を立てたり、学習委員会が家庭学習の状況を毎朝確認したりする様子が見られます。

家庭学習調べ1家庭学習調べ2

 本校の算数‐数学の学習状況を見ると、確立や図形といった中学校に入学してからの単元で、しっかり学習のポイントを押さえることができた単元は比較的理解度が高いのに、数や式、方程式、関数といった積み上げてきた知識や数学的な見方・考えたを働かせて、粘り強く答えを導き出す単元に若干の弱さを感じます。2年生数学では、連立方程式の「未知数が二つ、式が二つ」の連立方程式から、「文字を一つにしてXとYの値を導き出す方法」を丁寧に学習していました。基本的な解法のテクニックをマスターしたらあとは、反復練習で力をつけてほしいところ。数多く問題を解くうちに自分がつまずきやすい傾向も見えてくるもの(+-符号や両辺に×÷ときにミスをする等)取り組む中で、「自分の理解度や陥りやすいミスの傾向等が見えてくる」といいですね。

数学1数学2数学3

 英語科では、4コマ漫画から会話文を創造するという「正解がひとつではない問題、自ら考え表現する力が問われる問題」にチャレンジする3年生の姿がありました。グループ学習から、4コマ漫画のストーリーにふさわしい表現について考え、共有(シェア)し、英文表現(現在完了で表現しよう)を学習していました。コミュニケーションツールとして生きた英語力を身に付けるため、「自分で考えたことを適切に表現すること」がとても重要視される時代であることを感じます。

英語3年生1英語3年生2英語3年生3

 国語科では、未熟・楽観的・誠実等のことばを一つ選び、その言葉の意味を調べたり、「例えば~」のように例文をつくる学習をしていました。タブレットでGoogleフォームを使って個々のできばえを確認することはもちろん、ノートに書いてまとめたり、ネットでしらべたコピーペーストだけでなく、自分で例文をつくって正しく使って表現する。この学習も「読み、聴く、書く、話す」という基本を大切にしながら、「思考力・判断力・表現力」といった活用する力をつけるにはいい学習なのだと感心します。1~3年生まで、NRTや様々な学習調査を見ても決して低くありません。益々、表現力を伸ばしてほしいと思います。(この力は、他の教科にも影響してきますから・・)

国語2年生1国語2年生2国語2年生3

 

6.11Sat. 市内中体連2日目

 途中雨の中体連となってしまった2日目。コンディションとしては厳しい状況の中、ソフトテニス、野球、サッカー等のチームは、中断措置等を取りながらの2日目。どの種目会場でも、大熱戦となり、最後まで粘り強く闘う姿に心打たれました。積み上げてきた努力が結果となって管内大会等につながったチーム、あと一歩及ばず管内大会への道は閉ざされ悔しさをにじませるチーム・・・「努力は結果を約束するものではないけれど、成長を約束する」もの。前を向き、次のステージへ、今大会の成果と課題から新たな目標を立ててほしいと思います。2日間、お疲れ様でした。試合での出番はなかったかもしれない1,2年生にとっても、チームのために役割を果たし、先輩の姿や思いを目の当たりにして、今後の自己実現に生かしていきましょう。

 

 

6.10Fri. 市内中体連1日目

 市内中体連1日目。新型コロナの感染拡大状況が心配されましたが、どのチームも一丸となって市内大会にチャレンジできたことをうれしく思います。種目によって制限はありながらも、日頃から選手を支えて下さっている保護者の方々にも、子どもたちの勇姿を見ていただくことができました。試合結果は、様々で、管内大会に出場し、現チームの仲間と心技体を磨いてほしいとの思いですが、スポーツの世界、勝負はつきものです。

 自分たちのこれまでの日々の取組がどうだったのか?成果と課題は?次のステージにつながるために個人として集団として何が必要なのか・・、そうしたことが、明らかになり、次につなげられる。そんな二日間にしてください。

 

6.9Thu. 中体連壮行会

 10日~11日、2022年度市内中体連大会が開催されます。3年生は体育館、1,2年生は、教室へのGooglemeet配信での参加となりましたが、各部の決意表明、陸上部主将の選手宣誓に大会開催の喜びと、指導者、保護者、応援してくれる仲間への感謝があふれていました。各部の健闘を祈ります。*******

校長より

『努力は素質を上回り、気力は実力を超える』

 いよいよ、市内中体連がスタートします。練習や試合経験が十分でない中での大会です。上手くいかなかったり、失敗もあるかもしれません。月並みな言葉ですが、「最後まで、粘り強く、やり切る」しかありません。

 ホームページ等を通して、「努力する事の大切さ」について話してきました。『努力』は必ずしも、勝利という良い結果を約束してはくれません。しかし、『目標を持ったひたむきな努力』は、みなさんの『成長』を約束してくれます。共に頑張る仲間がいて、懸命に指導してくれる人がいて、支えてくれる家族がいます。みなさんのチャレンジを心から応援しています。

『努力は素質を上回り、気力は実力を超える』といいます。自分の可能性を信じ、素直にひたむきに努力できる力こそ「素質」を上回る真の実力となります。そして、その「ひたむきさ」「気力の強さ」は、時として現在の実力をも超えていくということなのです。

 今大会を通して、みなさんの気力あふれるパフォーマンスと心・技・体の成長に期待します。

 

6.4Sat. 開校記念日

 6月4日(土)は千歳中学校の開校記念日です。

 千歳中学校は、昭和22年6月4日、元海軍の「青年学校校舎」を仮校舎として、教室4、職員室1という施設でスタート。同10月22日にさらに別の海軍施設に移転し、職員・生徒によって校舎を改造した歴史を持っています。現在地の栄町4丁目35付近に新築したのは、昭和26年3月31日。四教室に廊下、トイレ等を新築し、美幌にあった旧海軍兵舎を解体移築して施設に加えました。

 開校以来、受け継がれている「柏葉の精神」

 みんな 足もとをごらん 火山灰 そう やせた土地です

 みんな あの林をごらん かしわ そう 太くたくましい木です

 やせた土地でも かしわはたくましいのです

 どんなにつらくても ぐんぐんのびてゆく

 千歳中の生徒のように

「やせた火山灰の土地にも深く根を下ろし、立派な太い幹へと成長する柏の木。千歳中の生徒たちも柏の木のように強靭でたくましく、たゆまぬ成長を遂げてほしい」そんな願いが75年の歴史とともに、「柏葉の精神」「校章」「校歌」に込められています。開校記念日を機に、そんな千歳中学校の歴史に思いを馳せてみてください。

【左:昭和23年 開校当時   中:昭和26~37年 旧校舎  右:昭和62年 校舎窓枠建具等全面張替】

【3日は3年生花壇ボランティア生徒が、花の苗植えをしてくれました。】

 

6.1 6月を迎えて

 木々の緑が色濃くなる時期、北海道にもさわやかな季節の到来となりましたが、このところの天候は、雨模様の寒い日が続いています。学校は、子どもたちが「体育大会で培った学級・学年の絆を次の活動に・・」というように、6月10日(金)11日(土)の市内中体連、6月17日(金)の前期中間テスト、6月30日(木)管内中文連器楽等々、しっかりと目標を持って教育活動を充実させています。

1、「目標を持って・・」

 学習にもスポーツ・音楽にも、『目標を持って⇒達成のための道筋を描き(計画)⇒粘り強い努力を重ね⇒実践⇒実践を振り返り評価する⇒改善し目標の再設定』というサイクルが重要になります。個人としても、チームとしても、こうしたサイクルを回し、『仲間やチームと協働して・・』さらに、心・技・体の成長があるものです。

 学習においては、マイゴール手帳も活用して自己のスケジュール管理し、学習計画を立て、ついつい多くの時間を費やしがちなゲームやテレビの時間を抑えて、学習習慣を確立してください。

【理科では、実験結果を記入したタブレットで振り返り(3年)水中で化学反応で発生する気体を収集・・(1年)】

【数学 連立方程式、問題文を読み解き、式を立てる、式で表現する。数学的な見方・考え方、大切な単元。(2年)】

【体育では、本校卒業生が体育教師になるための教育実習に奮闘中。何歳になっても勉強なんです。(1年)】

 

2、「努力」は成功という結果を必ずしも約束するものではない。しかし、「努力」は、成長を約束してくれる。

 3年生にとっては、なかなか思うような活動がままならなかった部活動。コロナ禍で一番影響を受けるのは、ジュニア期のスポーツや音楽で、それは本当に悲しいことです。今まで積み上げてきた技術・精神・チームワークをしっかり「やり切る」中体連大会・(夏・秋のコンクールでの成果につながる)中文連発表会となるよう。日々の努力に期待しています。

 目標を持って、みんなと、ひたむきに努力した成果は、「結果となって現れる」とは断言できないかもしれません。しかし、そうした努力は、「人を成長させる」ことを約束してくれます。

3、目標と達成のための道筋を描く

 メジャーリーグで大活躍の大谷選手。高校時代の監督・佐々木洋氏からの教えにより、高校1年から目標達成シートをつくって「目標と達成のための道筋」を描いていたそうです。作成したこのシートは、強い目標・夢を中心に置き、周囲9×9の合計81マスに細分化した目標を書き込んだものです。おそらく、書いて確認・認識することで、具体の行動に移していくというルーティーンをストイックに継続してきたことが、彼の野球への取り組み方や生き方のベースになっているのでしょう。

 同じくメジャーリーグで成功したイチロー選手も 「努力せずに何かできるようになる人のことを『天才』というのなら、僕はそうじゃない。努力した結果、何かができるようになる人のことを『天才』というのなら、僕はそうだと思う。人が僕のことを、努力もせずに打てるんだと思うなら、それは間違いです。」というように成功の陰には、「誰よりも努力の大切さを知っていること」が結果を出し、成功する秘訣であり、時として天才を生み出します。

目標を持ち、達成までの道筋を描いて、ひたむきに努力する、みんなと協力し合って・・皆さんが夢中になって打ち込んでいるそれぞれの分野での躍動と成長に期待しています。

 

 

 

5.31 体育大会を終えて

1、千歳中学校体育大会の開催にあたって

 晴天の中、学年分散ながら「笑顔と躍動」の体育大会を終えることができました。3年生の開会式の中で、以下のようなお話をさせていただきました。

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 コロナ禍、困難な状況だからとあきらめるのではなく、スポーツを通して、「協力すること」、「チャレンジ精神」を学んでほしい。そんな思いから分散開催とはなりましたが、3年ぶりとなる全校一斉での体育大会開催を決定しました。感染防止策を徹底し、学級・学年の連帯感を深め、千歳中学校の新たな伝統を築きましょう。

  3年生の学級対抗mixリレーは、全校生徒で皆さんの熱意とパフォーマンスを見てもらおうと企画しています。全校生徒一丸となって「最後までやり切り」、みなさんの躍動と笑顔あふれる体育大会となることを期待しています。

 保護者の皆様、子ども達の生き生きとした姿を見ていただけることを本当にうれしく思います。子どもの頑張りから、大人たちも「元気」をもらえる・・・そんなスポーツや音楽のすばらしさを楽しんでいって下さい。

 生徒の皆さん、これまで、「努力と協力」で培ってきた学級の力を遺憾なく発揮し、エネルギーあふれる体育大会にしましょう。

 

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2、体育大会を終えて

 学級目標からシンボル化した学級旗のもとに集い、学級期紹介では、口々に、努力や協力、チャレンジ、コミュニケーション、笑顔、助け合い、感謝・・・この行事を通して学級が狙っているものが、勝利だけでなく、仲間との絆であるということが伝わってきました。①代表としてプライドをもって臨み、力強い走りと美しいバトンパスが光った800M選手リレー、➁何度も作戦会議を開き、工夫を繰り返しながら、気持ちを一つにした長縄。③強みを生かし、弱点を補いあいながら全員でバトンをつないだMixリレー。その速さ、美しさ、連続回数もさることながら、その競技に向かう、真っ直ぐな気持ちと心ひとつに協力する姿に、見ているものが勇気や感動をもらいます。惜しくも力及ばなかった他の学級に対して、最後まで拍手で称賛を送る学年の絆の強さを・・・、3年生を心から応援する1,2年生の姿に学校としての絆の強さを感じる学校行事でした。

 どの学年の閉会式でも、「この行事で培ったみんなで協力してチャレンジする力」を『次に生かしましょう』と力強く呼びかける生徒会役員やリーダーたちのことばに『たくましさ』を感じた体育大会でした。保護者の皆様、コロナ禍、「どうやったらできるのか・・」学校としても、日々、工夫改善しながら、「最後までやり切る生徒」の生き生きした活動の姿を見ていただく機会を用意していきたいと思っています。体育大会への来校、ありがとうございました。

3、『表現力』育成について考える 

 「変化の激しい時代をたくましく生き抜く”生きる力”」の育成が求められています。知識や技能をただ覚えるだけでなく、「社会で生きて働く力」を身に付けること。そして、身に付けた知識や技能を総動員して、「思考し、判断し、表現する力 ~ 活用する力」。しかもこれらの力は、多くの仲間、多様な他者との協力・協働の中で、自分らしい考えや行動、新しい創造的な学びに磨き上げることが一層大切な時代と言われています。時には、「答えのないような課題にも納得解・最適解」を導きださなければならないようなグローバルで、多様性の時代となっています。

 キーとなる、変化の激しい時代に対応する「思考力・判断力・表現力」。最近の高校の入試問題等にも、「しっかり問題を読み解き、様々な見方・考え方を駆使して、自分の考えを書き・発表し・表現する」といった問題(思考力を問う問題と言われています)が出題されて、『これからの若者に身につけてほしい力』のメッセージを感じます。

 表現力は、児童生徒が主体的に「思考・判断・表現」すること、他者と磨き合うことで伸びてきます。しかも、国・社・数・理・英といった教科特有の表現力だけでなく、スポーツや運動、音楽、美術、芸術、ものづくり・・・様々な領域で、個性豊かな「表現力の育成」が、児童生徒には大切だと考えています。「表現」ですから、みんなの前で、話をする、スポーツや音楽と言ったパフォーマンス表現、プレゼン力・・・教科の勉強においても、生徒会活動や部活動等においても「アウトプット」することで、「表現力」はさらに磨かれます。人間には得意不得意、強み弱みがあります。また、多くの可能性の芽も持っていて、それがいつ開花するか、どんな環境で開花するかはわかりません。だからこそ、ジュニア期は、様々な分野で、「自ら・・意欲的に・・ひたむきな努力・・」で、アウトプットする機会は、貴重な経験です。子どもたちの豊かな可能性が開花するよう、教育活動を充実させていきたいと考えています。

5.30 体育大会実施

 晴天の中、学年分散開催と形式で体育大会が実施されました。最後の3年生のMIXリレーは、1・2年生もグラウンドに出て応援し、3年生の気持ちの入った力走を全校生徒で見守ることができました。コロナ禍の中でも、何ができるのか、どんな事ならできるのかという発想で、生徒会を中心として生徒が全力で取り組む体育大会。その良き伝統が今後も千歳中学校の良き伝統として引き継がれていくことを期待しています。

5.25 体育大会 学年練習②

 晴天の中、1学年の体育大会学年練習を実施しました。初めての学年練習ということで、練習の冒頭には『人の話を聞く態度』『反応を素早くすこと』『集団行動なので、自分の行いが周りに大きな影響を与える』ということを確認して練習に入りました。練習内容は、800mリレー・長縄・MIXリレーと続きました。中学生になって初めての学校行事。クラスメイトと協力することの大切さ、同じ目標に向かって全力を尽くすことの大切さを身に付けてほしいです。学年練習は、あと1回。けがなく本番を迎えられるように頑張ってほしいと思います。