児童の様子・学校の教育活動

2023年2月の記事一覧

学校 道徳の授業を大切に③

校長が各学級の道徳の授業を見て回っています。

今回は5年生です。

「誠実に生きる」ということについて考える「千羽づる」という資料です。

入院した仲間のために、チームのみんなで折ることになった千羽鶴。

個人的な用事で自分の分を折ることができず、「体調が悪かった」と言い訳をしても責めることなく手伝ってくれ、届けた相手も喜んでくれた。そんな様子から、ウソをついてしまったことを後悔し、どうしたらよいのか悩んでいる主人公に共感し、自分事として考えました。

正直に話したら信頼されなくなるから黙っているべきという子もいれば、信頼されなくなるから正直に言うべきという子もいました。同じ理由でも行動が変わることがあるのです。

自分が責められる、嫌われるのではないかなど自分の立場で悩む子が多かったです。

チームのみんなはどう思うか、もらった仲間はどう思うかということを考えた子もいました。

「誠実さ」、言葉では簡単ですが、じっくり考えると深いことです。

子供たちはこうして実社会でも自分の考えをしっかりもって行動していけるようになるのでしょうね。