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2022年12月の記事一覧

12.20Tue. 千歳市中学校 生徒会交流会

 千歳市の生徒会交流会が開催されました。「どんな日常活動?」「いじめ撲滅の取組は?」「学校行事の工夫は?」といった、日頃、見聞きすることはできない各校の特色ある生徒会活動について、わかりやすいプレゼン説明と意見交流ができる貴重な機会となりました。

 主体的に考え計画・立案する⇒確かな準備にもとづいて実践⇒事後の振り返り・評価を大切に⇒工夫改善に向け新たなアクションという一連の生徒会活動のPDCAサイクルが、社会に出て、仕事に就いたときも役立ちます。「小中学校で生徒会〇〇委員として頑張ってきたことが、仕事に役立っています」等と社会人からよく聞きますが、何か事業を行う時にPDCAサイクルを確実に回すこと、その際に必要な「コミュニケーション能力」や「責任感・実行力・創造力」等は、学生時代のこうした経験から培われるものです。

 後期後半から掲げた生徒会テーマ 『 輝想(こうそう) ~ ひとりひとりの想いを輝かせて ~ 』にあるようにひとりひとりがその個性と思いを輝かせ、個として、集団として、躍動し光輝く・・・主体的で、創造的な生徒会活動に期待しています。

 

12.15Thu. 学び続ける人に・・コミュニケーション力と共に

 「知識再生型の学習から、自立的学習者としての学びへ」、知識・理解を増やすことも大切ですが、自立的に学習に向かい自ら考え、学び取る、学び続ける力の習得がとても重要な時代だと言われています。それは、これまであたり前だと考えていた日常が大きく変わり、(いわゆる)大人が知っていた知識を子どもたちが理解するだけでは通用しない時代になってきているからです。それほどに進む、グローバル化、情報化の中で、自ら学び続ける人になって下さい。問題のチャレンジ場面で、2年生数学では、「学び合い教え合い」で、対話的に学んでいます。自ら学び続けることと同時に、「協働とか対話とか」、コミュニケーション力を活かして共生していく力もより重要性を増してきます。情報化社会やSNSの発展、オンライン・・コミュニケーション能力は、落ちてきているのでは・・と考えさせることもあります。「デジタルコミュ力(りょく)」等というコマーシャルも流れていますが、対面でも、デジタルやオンラインの世界でも、豊かなコミュニケーション能力の獲得は不可欠です。共に学び、共に切磋琢磨して、コミュ力(りょく)を高められる・・それが教室・ホームルームの強みです。

 【3年生:進路実現直前の学年末テストに真剣に取り組んでいます】

【1年生英語:Let's make a sign!  思い思いのsignを作成中。楽しみながら英語の表現力を・・】

【1年生数学:点0を中心に90度「回転移動」 頭の中で、図形が回転しながら移動すイメージ。持てますか・・】

12.14Wed. 学校図書館の活用

  国語科や言語活動場面での図書館等の有効活用がよく言われます。2年生国語では、本校の学校図書館司書、木村さんの協力を得て、「図書館を利用した“ 調べ学習” 」にチャレンジ。一人一人に渡されたミッションカードには、「絶滅のおそれのある日本の野生生物において・・・・・環境省レッドリスト2020掲載種数表において、絶滅危惧種とされる日本の野生生物の種類数は???」等といった、ちょっと難解なミッションも・・。図書の日本十進分類法の表とにらめっこしたり、司書さんの図書分類の説明等をヒントに、課題解決に取り組んでいました。

 ネット検索すれば、ビックデータから必要な情報が簡単に得られる時代となっていますが、「どこをヒントに必要な情報にたどりつこうか?こんな角度から正解にたどりつけないか・・」等々、それこそ、「五感を働かせて、必要な書籍にたどりつき、必要ページに行き、情報を取得しまとめる・・・」一見、遠回りしているようで、正解に至る過程で、予測し、探し、書き、まとめるといった思考過程が、「正解としての答え」だけでなく、「正解を導き出すための思考の仕方」を身につけるのでは・・と感じながら、授業を見せてもらいました。

 

Myゴールサポート講座②

 12月13日(火)放課後に今年度2回目のMyゴールサポート講座を行いました。1回目に続いて今回も紫明女子学院の先生2名に来校していただき、『気持ちの上手な伝え方』アサーショントレーニング講座を実践していただきました。自分の気持ちも大切にしながら、相手の気持ちも大切にしていくことの重要性をいろいろな事例を出しながら説明してくれました。参加した生徒たちも積極的に最後まで講座を受けて、多くのことを学ぶことができました。

   

12.13Tue. 面接

 3年生の「修学旅行新聞」の掲示物の上に、合格祈願の絵馬が飾られ、面接練習や入学試験願書の作成を目にする時期となりました。自分自身が希望している高等学校の「スクールポリシー」に合致した人物であることをアピールする「自己推薦」初年度。「◇◇を意識して学んできて、□□□な力がつきました。将来〇〇と考えていて、高校では△△について頑張りたいと考えています」と述べている自己推薦文や面接の答弁が、『その高校の打ち出しているスクールポリシーに合致している』ものであり、高校が「この生徒なら高校で個性を伸ばしてくれるだろう」と納得させる『文書と表現』は、そう簡単なものではありません。何度も推敲や練習が必要となるでしょう・・。

 3年生の模擬面接練習に参加させてもらって、受験期の生徒の真剣さに心打たれました。生徒同士で練習している姿も立派です。

1、公立高校を例に面接内容を考えると

①生徒自身について ②中学校生活についてのこと ③家庭・家族のことについて ④受験について       ⑤高校について ⑥社会問題、校則についてどう思うか 等。

2、具体的対策は、

 ①一番問われる『志望動機』・自己の強みをアピールする『自己PR』をどうつくるか・・

 ②面接は、「第1印象で75%が決まる」といわれるように 最初が肝心!第一印象をよくしよう

 ③定番!よくある質問と回答例!丸暗記すると「目が泳ぎ」「棒読みになる」・・・項目でまとめ臨機応変

 ④正しい対策・準備で高校受験の面接を攻略しよう

3、良く質問されること

❶「なぜその高校でなければならないのか」を述べる『志望動機』 ❷具体的なエピソードを盛り込み、「努力の仕方や苦労したこと、その経験を通して自分が学んだことなど」を伝える『中学校で頑張ったこと』 ❸「高校で新たにチャレンジしたいこと」や「将来の夢のために努力したいこと」等を強く主張する『高校でやりたいこと』 ❹裏付けるエピソードを交えた『長所』と改善策の具体を加えた『短所』 ❺夢の実現の具体的努力ポイントを明らかにした『将来の夢』 ➏「そのこと」に対して、自分の考えを明確にした『世の中のニュース・出来事について』

  等です。「暗記」ではなく自分らしい言葉で、箇条書きに書き出し、順序良く回答できるように準備しましょう。生涯の節目節目の中で、『面接』は何度も経験する(勤務や業績等に関する面談は、1年に何度も行われる)ものです。入試、就職試験、〇〇試験・・・。しかし、練習する機会は、中学生時代くらいです。是非、高校入試を機に、面接の基本をマスターしてください。『特別なことでなく、あなたらしさをどう伝えるか、相手を笑顔にさせられたら最高です』最近、ある公立高校では、「みなさんが社会に出るであろう10年後までには、人類の仕事の約5割がAIないしは機械によって代替され、消滅すると予測されています。そんな中であなたは、どんな職業につきますか?」といった、AIやロボット、Society 5.0といった遠くない未来の中で、どう生きるかの問、「あなたにとって、学ぶって何ですか?」といった抽象的な質問から、その人の学び方や生き方を問うような問題も出題されています。

 面接練習を通して「自己の強みを知り」「将来像を描き」「そのために高校ではどう頑張りたい」を自信をもって応えられるよう、今の生活や学習から見直すことが大切です。「試験の時だけ、いい自分を取り繕おうとしてもすぐぼろがでます」そんなに、世の中、社会は甘くないので、(義務教育を終えて)「自立した学びへ、高等教育を受ける」ということは、それ相応の「自覚と責任」が問われると言うことです。15の春に向け、やることはたくさんありますよ。がんばれ受験生!!