学校行事
7.5Wed.PTA対抗ソフトボール大会
7月2日(日)に行われたPTA対抗ソフトボール大会に、本校PTAチームが出場しました。好天に恵まれ、市内各校のPTAチームと対戦して、交流を深めました。参加していただいた保護者のみなさま方、ありがとうございました。
7.4Tue.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業17
【タブレットを活用した授業の可能性】
一人一台端末を活用した「個別最適な学びと協働的な学びの一体的充実」というICT機器活用の大きな授業改革が小中学校教育にも求められています。千歳市では、5教科の学習を端末を活用してドリル的に学習していける「AIドリル」を全市一斉に導入してくれました。自己の強みを伸ばし、AI判定の機能により、弱点箇所を判定し、類題が繰り返し出題されます。「個別最適・・」は、学習の個別化、その子なりの学び取り方にあった学習課題の提供が、まずは個別最適の第一歩となります。しかし、個別だけではだめで、自分の間違いや苦手な部分に気づいたり、新たな学びを広げ、深めるためにも、「協働的な学び」は欠かせません。変化が激しく、簡単に答えを出せないような課題にも、多様な他者と協働し、納得解・最適解、新たな考えを自分たちで導き出していける・・・この対話を重視した、協働的な学びをたとえ一人一台端末を使ってでも「みんなで、教え合い学び合い、高め合っていこう」という考え方が、令和の日本型教育の意図するところです。
1年生理科では、ジャムボードを使って、植物や昆虫を「あらゆる視点で分類」していました。植物と昆虫、日なたと日陰、在来種と外来種・・・こうした分類の方法を共有し、班が協力してジャムボード上に仲間分けしていきます。(共同作業)その結果を班の代表者がプレゼン説明し、それだけでは終わらないのが素晴らしいところ・・
「在来種、外来種って・・・?」「分類の線上の植物は日なた?日陰?・・」等々、発表グループに対して質問を寄せていました。「根拠を基にしっかりと考えや答えをアウトプット表現できること」、「しっかりと聴き、疑問や意見、自分の考えをアウトプット表現できること」・・・思考を共有し・考えを練り合い・新たな考えや解答に至る・・・タブレット端末を使っても、使わなくても、そうした協働的な学びが真の「わかる・できる」とその喜びにつながります。
7.4Tue.小中連携「小学校出前授業 算数・数学」2
出前授業2日目、信濃小2クラス、高台小2クラスの数学出前授業。正の数、負の数の中学校での勉強への動機づけのような授業、どの学校も、意欲的に学ぼうとする姿勢、教え合ったり学び合ったりできる支持的風土が立派でした。ちょっと難しいことにも進んで挑戦する、小学校6年生の意気込みに感心します。「わかった・できた」に至るには、個人差がとても大きく、「わからないことを恥ずかしいと思ったり、そのままにしている」ことのないように・・・「学級が、けじめがあり、ルールに厳しく、仲間に温かいホームルームである」ことが、児童生徒の安心・安全と学びと成長を保障することを実感する出前授業でした。こうした機会を与えてくれた学級担任、本校の数学科にも感謝です。
7.3Mon.小中連携「小学校出前授業 算数・数学」
緑小学校の6年生2クラスに、吉田先生・國塚先生が出前授業に行ってきました。トランプを使ったカードゲームを利用して、正の数・負の数といった数概念の基礎、中学校数学での入り口となるような対話を重視した授業です。
1.単元 中学1年生 正の数負の数
2.ねらい
・トランプを用いて、数の計算をする中で、負の数になることに気づき、計算方法を工夫して考えることができる。
・0より小さい数(負の数)に触れ、日常生活と算数数学との関わりについて考える。
小学校の児童たちは、「式の最初に0ー(マイナス)をつければいいのでは?」とか「同じカードをたして、あとでマイナスをつければいい」等々、数学の見方・考え方を働かせて、計算の答えを導き出し、「グループの仲間に、教えたり、教えられたり」していました。与えられた課題の説明をよく聴く(目と耳で)、活動の切り替え・メリハリ、協働的な学び合い、授業の振り返り・・等々、小学校の学習で、「自ら学び取る、協働的に学ぶ」姿勢を伸ばしてくれることに期待しています。
7.2Sun.管内中体連陸上競技大会
7月1日(土)~2日(日)石狩管内中学校体育大会陸上競技大会が開催されています。通信陸上に続いて全道標準記録突破なるか、あるいは、管内優勝で、全道大会の切符を手にするか・・3年生にとっては、中学校での陸上競技の集大成となる大会です。自己の記録に挑戦し、次のステージへとつながる大会になることを期待しています。
1日(土)までの3年生関係の入賞者紹介
〇共通女子砲丸投 近藤 第2位
〇共通男子100M 上野 第6位
〇共通女子800M 久保 優 勝(ハイテクACA)
7.2Sun.SEGA SAMMY CUP 吹奏楽部イベントステージ参加
ゴルフトーナメント最終日、曇り時々晴れ間も見えるさわやかな1日。吹奏楽部は、イベントステージで、3曲演奏しました。コンクールの演奏とは、また一味違って、来場した観衆に音楽を楽しんでもらおうと、野外で、生き生きと演奏。「聴いている人に楽しんでもらう」、ある意味、音楽の原点のような気がしました。「楽しんでもらうためには、楽しく演奏する」ことも大切なので、鮮やかな黄色のTシャツに、笑顔がまぶしい素晴らしい演奏でした。多くの拍手もいただき、会場の雰囲気を盛り上げることにも一役買いました。
地元、地域の方々も働いていたり、出店していたりするので、演奏に集まってきたり、声をかけてくれたり、学校運営協議会の五十嵐委員さんからは、「演奏終わったらかき氷食べていきなさい・・」とうれしい後押しをしていただきました。「地域に出て、演奏し、音楽を楽しんでもらう」、地域貢献にもなると同時に、「こうした経験がまた自分たちにかえってくる」ということを実感する楽しい演奏会でした。
7.1Sat.SEGA SAMMY CUPゴルフトーナメントスタートアナウンス体験
セガサミーカップゴルフトーナメントのスタートアナウンス体験に本校生徒4名がチャレンジ。素晴らしいキャリア体験となりました。1番ホールスタート、10番ホールスタート各組の選手紹介を1・10のスタートホールに分かれて体験。多くのメディアも入っているので、テレビでよく見る有名選手を前に、緊張の度合いは半端ではありません。そんな中、スタッフや選手たちにたくさん声掛けをもらいながら、堂々と選手紹介を行い。中学生のアナウンスに対しても、ギャラリーから拍手をもらっていました。日頃、校内放送や昼の企画放送を日々工夫している成果が出て、落ち着きの中にも堂々とした、スタートの「さあ行こう!」という雰囲気を盛り上げるアナウンスでした。(3年城地さん・加我さん・2年小笠原さん・1年高橋さん 千歳中学校放送委員会)
6.30Fri.一人一実践・美術
6月30日(金)5時間目に一人一実践の研究授業が行われました。課題は『この色はどうやってつくるの?』という内容で、最初に示された色をまずは自分で考えてつくってみる。次に正解を聞いて実際につくってみる。いろいろな場面で今年度の研究テーマである『課題解決に向けて自分で考えてみる』という場面が多く組まれている授業でした。生徒たちが楽しそうに、自分の思考を働かせて課題に取り組んでいたのが印象的でした。
以下の写真は、他のクラスでの同じ内容の授業風景です。
6.29Thu.石狩管内中学校音楽発表会(器楽)
第51回石狩管内中学校音楽発表会(器楽)が北ガス文化ホールで開催され、本校吹奏楽部は、23番目に出演。♪呪文と踊り ♪君の瞳に恋してる~フルートとバンドのための~を演奏しました。石狩管内七市町村から集まった中学生が、器楽演奏で交流し、各校の特色を活かした音色とハーモニーに貴重な学びと交流の場となりました。こうした経験をさらなる演奏活動に活かしていきましょう。
6.29Thu.学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業16
1、体育科では、千歳市の体力向上事業の一環として、体力・運動能力テストの複数回チャレンジに取り組んでいます。年度初めのまだ気温の低い中での測定を終え、1回目の記録をクロームブックに打ち込み、記録を得点化した表やフローチャートを分析して、自己の強み・弱みを把握。目標を再設定し、記録アップのための補強等、練習の一工夫を加えながら、2回目の測定に臨んでいました。「うわー、1回目より落ちた・・。もう一回やりたい・・」等、何度もやる時間の設定は難しいのですが、自己の力を知り、体力向上のための目標を再設定して、今後練習や努力につなげる!!勉強も運動も、R(Researchリサーチ・調査)ー P(Plan計画)・D(Do実行)・C(Check評価)・A(Action改善)という、R-PDCAサイクルが向上につながります。湿度が高く蒸し暑い日ですが、水分補給に留意しがんばってください。
2、1年生理科の授業では、野外観察。被子植物や裸子植物、単子葉類・双子葉類(最初に生えてくる葉っぱの枚数が1枚の植物は単子葉・最初に生えてくる葉っぱの枚数が2枚の植物は双子葉類という分類方法)等、校地内の植物について観察していました。散策しながら、様々な種類の植物を探し、体験をともなって学んでいます。校地内にはシダ植物もありますよ。しっかり学んでください。
「雨にも負けず」で有名な宮沢賢治は森岡高等農林学校で教師をしていました。農業の高校ですから、ある日、生徒達にこんな話をして授業が始まったそうです。「しめ縄は何故ああいう形になったのでしょう」。
いろいろ考えている生徒に、賢治先生は「みんなで変電所に行こう」と・・・
変電所へ行くと「しめ縄は黒雲を表し、(しめ縄から垂れている白くぎざぎざの)紙垂は雷を表し、房は雨を表しているのです」と説明。変電所の近くには雷がよく落ちるのそうで、雷の電気が空気中の窒素を分解し、雨と共に千中にしみ込み、変電所の稲はとてもよく実っていました。そうした黒雲、雷、雨の作用と農業との関係を良く知っていた古代の人は、豊作を願い、神社にしめ縄を飾った・・という授業です。「稲の生育には窒素が必要」ということを体験や古人の知恵等から学ぶ、生きた授業です。